JP2019086897A - 分類支援装置、分類支援方法及びプログラム - Google Patents

分類支援装置、分類支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の条件が適用されるグループ分けを支援すること。【解決手段】分類支援装置は、複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合の複数通りの分類結果を示す第2の情報と、1以上の前記項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件と、前記各条件について満たされる程度に関する優先順位とを示す第3の情報と、を参照して、前記分類結果ごとに、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出部と、前記分類結果ごとに、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、分類支援装置、分類支援方法及びプログラムに関する。
例えば、ワークショップを実施する際に、その後のグループワークのために参加者の属性を参考にして、参加者についてグループ分けが実施される場合がある。このような場合、グループ分けの条件として、例えば「性別はできるだけ全てのグループで同数にしたい。」、「同じ所属の参加者をできるだけ同じグループに集めたい。」、「同じグループに幅広い年齢の参加者を含むようにしたい。」といった条件が考えられる。このように、複数の条件に基づくグループ分けは、考慮事項が多く、複雑になるため、適切なグループ分けに長時間を要してしまう。
従来、ユーザの属性に基づきユーザを2以上のグループに分類する方法については、ユーザ属性情報の内容を数値化し、多次元ベクトル化することでクラスタリングの手法を取る方法が提案されている。この手法では、クラスタリングを行うことで、複数の属性についての属性情報を加味した上で、類似したユーザ同士を同じグループに分けることを可能にする。
特開2011−128677号公報
しかしながら、上記の方法では、複数の属性情報を加味し、類似したユーザ同士を同じグループに集めることはできるが、例えば、「同じような属性の人間ばかりを同じグループに入れない」といった条件に基づいてグループ化を行うことはできない。また、「グループに最低一人女性を含める」等の条件に基づくグループ化を行うこともできない。更に、指定の人数のグループを作る等の調整を行うこともできない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、複数の条件が適用されるグループ分けを支援することを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、分類支援装置は、
複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合の複数通りの分類結果を示す第2の情報と、
1以上の前記項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件と、前記各条件について満たされる程度に関する優先順位とを示す第3の情報と、
を参照して、前記分類結果ごとに、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出部と、
前記分類結果ごとに、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出部とを有し、
前記2以上の条件は、
条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
のうちのいずれか2以上の条件である。
また、分類支援装置は、
複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合に、所定のグループを含む複数通りの分類結果を示す第4の情報と、
1以上の前記項目に対して設定された、グループの分類に関する2以上の条件の組み合わせを複数通り含む第5の情報と、
を参照して、
前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出部と、
前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出部と、
前記組み合わせの中で、前記2以上の条件に合致する程度が最も高いことを示す前記第2の指標が算出された組み合わせに基づく情報を出力する出力部とを有し、
前記2以上の条件は、
条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
のうちのいずれか2以上の条件である。
複数の条件が適用されるグループ分けを支援することができる。
第1の実施の形態における分類支援装置10のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における分類支援装置10の機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態における分類支援装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 属性項目情報の構成例を示す図である。 グループ要件の入力用の表示部品の一例を示す図である。 参加者情報の構成例を示す図である。 条件情報の構成例を示す図である。 参加者の分類結果の一例を示す図である。 適グループポイントの算出方法の一例を説明するための図である。 各分類結果に対する適グループポイントの算出結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態における分類支援装置10の機能構成例を示す図である。 第2の実施の形態における分類支援装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
[第1の実施の形態]
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態では、ワークショップへの複数の参加者を、複数のグループに分類する例について説明する。すなわち、本実施の形態において、グループへの分類対象は、複数の参加者である。
図1は、第1の実施の形態における分類支援装置10のハードウェア構成例を示す図である。図1の分類支援装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
分類支援装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って分類支援装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
図2は、第1の実施の形態における分類支援装置10の機能構成例を示す図である。図2において、分類支援装置10は、属性項目入力部11、グループ要件入力部12、参加者情報入力部13、条件情報入力部14、開始指示入力部15、分類部16、適グループポイント算出部17及び結果出力部18等を有する。これら各部は、分類支援装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。
図3は、第1の実施の形態における分類支援装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS110において、属性項目入力部11は、ワークショップへの参加者の属性情報を構成する各項目に関する情報(以下「属性項目情報」という。)を入力し、入力した属性項目情報を、参加者情報入力部13及び条件情報入力部14へ出力する。
図4は、属性項目情報の構成例を示す図である。図4に示されるように、属性項目情報は、参加者の属性情報を構成する項目ごとに、「項目名」及び「種別」を含む。「項目名」は、参加者の属性の項目として管理される項目の名前である。「種別」は、項目の値の種別である。本実施の形態では、「カテゴリ」又は「連続」が、「種別」の値として設定される。「連続」は、年齢等、連続的な数値(連続値)である。「カテゴリ」は、連続値以外の値、又は性別(「男」又は「女」)のようにカテゴリによって区分される概念に対する名称である。但し、「連続」、「カテゴリ」以外の種別が「種別」として指定可能とされてもよい。また、属性項目情報に対して、AというカテゴリとBというカテゴリは相反するものである等のように、同一の参加者について、カテゴリの排他的関係を示す情報が付与されてもよい。なお、グループ分けに利用されない項目は、属性項目情報に含まれなくてもよい。
本実施の形態において「属性情報」とは、図4に示される項目の値の集合によって表現される、参加者の属性全体を示す情報をいう。各項目の値は、当該項目に関して参加者個別の性質等を示す。
なお、属性項目情報は、ユーザによる手入力によって入力されてもよいし、属性項目入力部11が、所定のデータベースから取得することで入力されてもよい。当該所定のデータベースは、予め属性項目情報が登録されたデータベースでもよいし、属性項目入力部11が、1回目に入力された属性項目情報を登録することで生成されるデータベース等でもよい。すなわち、1度入力された属性項目情報が、例えば、次回のワークショップ等においても流用可能な場合には、次回のワークショップ等に関するグループ分けの際には、ステップS101が省略されて、当該データベースに登録されている属性項目情報が利用されてもよい。
続いて、グループ要件入力部12は、グループ分けの要件(以下、「グループ要件」という。)を入力し、入力したグループ要件を分類部16へ出力する(S120)。グループ要件とは、例えば、作成するグループの数又は1グループあたりのメンバの数を示す情報である。例えば、グループ要件入力部12が、図5に示されるような表示部品を含む画面を表示装置106に表示することで、グループ要件の入力をユーザから受け付けてもよい。
図5は、グループ要件の入力用の表示部品の一例を示す図である。図5では、グループ要件をグループ数の指定で受け付ける欄と、1グループあたりのメンバの人数の指定を受け付ける欄との2つの欄を含み、チェックボタンが選択された欄(図5中であればレ点が打たれた「グループ内の人数で指定する」の欄)が有効となる表示部品の例が示されている。
但し、いずれか一方の欄のみを含む表示部品が表示されてもよい。また、予めグループ要件が設定され、補助記憶装置102等に記憶されていてもよい。この場合、グループ要件入力部12は、補助記憶装置102等からグループ要件を読み込めばよい。
続いて、参加者情報入力部13は、ワークショップへの各参加者の属性情報の一覧(以下、「参加者情報」という。)を入力し、入力した参加者情報を分類部16及び適グループポイント算出部17へ出力する(S130)。すなわち、参加者情報入力部13は、参加者ごとに、属性項目入力部11から入力された属性項目情報に含まれる各項目の値を入力する。
図6は、参加者情報の構成例を示す図である。図6に示されるように、参加者情報は、参加者ごとに、属性項目情報に含まれる各項目の値と、「ID」とを含む。「ID」は、各参加者の識別情報である。
なお、参加者情報についても、ステップS130の時点においてユーザによって手入力されてもよいし、予め登録されているデータベース等から参加者情報入力部13が取得してもよい。ステップS130は、ステップS110に伴って実行されてもよい。すなわち、ステップS130は、ステップS120より先に実行されてもよい。この場合、属性項目入力部11が属性項目情報をデータベースから自動的に抽出し、参加者情報入力部13が、当該属性項目情報に基づいて参加者情報の登録を行ってもよい。
また、参加者情報入力部13は、或る参加者の或る項目の値が無効な値(例えば、空欄や範囲外の値等)であった場合には、例えば、当該項目に関する各参加者の値の平均値によって当該或る参加者の当該項目の値を補完してもよいし、当該或る参加者をグループ分けの対象から除外してもよい。
続いて、条件情報入力部14は、属性項目入力部11から入力された属性項目情報に含まれる各項目について、複数の参加者を複数のグループに分類(グループ化)する際に設定可能な複数の条件のうちのいずれかの条件と、当該条件に対する優先順位とを含む情報(以下、「条件情報」という。)を入力し、入力した条件情報を適グループポイント算出部17へ出力する(S140)。
図7は、条件情報の構成例を示す図である。図7に示されるように、条件情報は、属性項目情報に含まれる項目ごとに、属性情報に含まれる「項目名」及び「種別」に加え、「条件」及び「優先順位」を含む。図7において、「条件」には、以下の条件(1)〜条件(10)のいずれかの条件の括弧番号が指定される。すなわち、本実施の形態において、各項目に設定可能な条件の候補は以下の条件(1)〜条件(10)の10個の条件である。
条件(1):グループ分けの条件として考慮しない。
条件(2):対象の項目についてグループ間での値の偏りがない(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(3):対象の項目についてグループ間での値の偏りをなるべく小さくする(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(4):対象の項目について各グループにより多くの種類の値を含む(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(5):対象の項目について各グループが含む値の種類数が指定の数以上である(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(6):対象の項目について各グループが全ての種類の値を含む(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。ここで、全ての種類の値とは、全参加者が当該項目について有する値の種類の全てをいう。
条件(7):対象の項目について指定された値を有する参加者を各グループが1名以上含む(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(8):対象の項目について値が共通する参加者は出来る限り同じグループに集める。端数となった参加者は、端数同士を集めてグループを形成する(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。
条件(9):対象の項目についてグループ間での値の偏りをなるべく小さくする(但し、「種別」が「連続」である項目にのみ設定可能)。
条件(10):対象の項目について類似した値を有する参加者をなるべく同じグループに集める(但し、「種別」が「連続」である項目にのみ設定可能)。
上記において、条件(2)及び条件(3)、条件(9)、条件(10)は、「条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件」の一例である。条件(4)は、条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件の一例である。条件(5)は、条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件の一例である。条件(6)は、条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件の一例である。条件(7)は、条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件の一例である。条件(8)は、条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件の一例である。
「優先順位」は、各項目に対して設定された条件が満たされる程度に関する優先順位である。すなわち、「優先順位」は、優先順位が上位である条件の方が、満たされる程度が高くなることを示し、必ずしも、優先順位が上位である条件が完全に満たされることを意図するものではない。また、図7では、「優先順位」が一意である例が示されているが、複数の条件に対して同一の優先順位が付与されてもよい。また、「優先順位」は設定されなくてもよい。
また、図7では、1つの項目に対して設定される条件が1つである例が示されているが、複数の条件の組み合わせが1つの項目に対して設定されてもよい。例えば、「条件(2)と条件(7)とを同時に満たす」といった条件が設定されてもよい。この場合、組み合わせに含まれる各条件(条件(2)及び条件(7))に対して優先順位が設定可能とされてもよい。当該優先順位は、例えば、条件(7)は絶対に満たしたうえで条件(2)を考慮するといった意味を有する。又は、条件(7)を70パーセント、条件(2)を30パーセントといったように重み付けの設定が可能とされてもよい。この場合、後述の合致評価値は、例えば、重み付けを考慮した加重和等によって算出されてもよい。なお、1つの項目に対して複数の条件の組み合わせを設定する場合、以下の制約が考慮されてもよい。
・条件(1)は条件(2)〜条件(10)と組み合わせられない。
・条件(2)は条件(3)条件(8)と組みわせられない。
・条件(4)は条件(8)と組み合わせられない。
・条件(5)は条件(6)と組み合わせられない。
・条件(6)は条件(7)と組み合わせられない。
・条件(9)は条件(10)と組み合わせられない。
なお、上記の条件(1)〜(10)は、一例である。したがって、条件(1)〜条件(10)のうちのいずれかの条件が設定不可とされてもよいし、条件(1)〜条件(10)以外の条件が設定可能とされてもよい。いずれの条件が設定される場合であっても2以上の条件が設定可能であることが望ましいが、1以上の条件が設定されてもよい。
また、属性項目情報に対してカテゴリの排他的関係を示す情報が付与される場合には、ステップS140の際に、条件情報入力部14は、不可能な条件が設定されないように警告したり、不可能な条件を非表示にしたりするために当該情報を用いてもよい。
なお、ステップS140において、条件情報のうち、属性項目情報から取得できない情報(すなわち、「条件」及び「優先順位」)については、ユーザによる手入力によって入力されてもよいし、各項目について「条件」及び「優先順位」が設定されているデータベース等から条件情報入力部14が読み込んでもよい。
また、ステップS110及びステップS140が先に実行され、ステップS120とステップS130とは順不同で実行されてもよい。
続いて、開始指示入力部15は、入力装置107を介してユーザからグループ化の開始指示の入力を受け付けると、グループ化の開始指示を分類部16へ出力する(S150)。この際、開始指示入力部15は、必要な情報がすべて入力されているか、欠損値のチェック等を行ってもよい。欠損値があった場合、開始指示入力部15は、例えば、表示装置106にエラーメッセージ等を出力し、完全なデータ入力が行われるまでステップS160以降が実行されないようにしてもよい。
続いて、分類部16は、開始指示入力部15からのグループ化の開始指示の入力に応じて処理を開始する。具体的には、分類部16は、参加者情報入力部13から入力された参加者情報(図6)に係る各参加者を、グループ要件入力部12から入力されたグループ要件を満たすように複数のグループに分類し、分類結果を適グループポイント算出部17へ出力する(S160)。この際、分類部16は、複数通りの分類結果を生成する。例えば、分類部16は、グループ要件を満たす全通りの分類結果を生成してもよいし、条件情報(図7)を参照し、あり得ない分類結果は生成しないようにしてもよい。この場合、条件情報入力部14は、条件情報(図7)を分類部16へ出力すればよい。又は、分類部16は、遺伝的アルゴリズム等を用いて後述の適グループポイントの算出と参加者情報の分類とを繰り替えし行ってもよい。又は、分類部16は、ランダムな分類結果を算出してもよい。この場合は、ステップS150において開始指示が受け付けられるたびに、異なった分類結果が得られることになる。又は、分類部16は、ステップS160が実行される前に複数通りの分類結果を算出し、分類結果を補助記憶装置102等に記憶しておいてもよい。この場合、分類部16は、ステップS160において、補助記憶装置102等から分類結果を取得すればよい。
図8は、参加者の分類結果の一例を示す図である。図8には、複数通り(K通り)の分類結果のそれぞれごとに、各参加者について、分類先のグループ名が示されている。K通りの分類結果のそれぞれは、少なくともグループ要件を満たすようにグループ分けされた結果を示す。分類部16は、図8に示されるような分類結果を、適グループポイント算出部17へ出力する。
続くステップS170〜S220において、適グループポイント算出部17は、参加者情報入力部13から入力された参加者情報、条件情報入力部14から入力された条件情報、及び分類部16から入力された参加者の分類結果に基づいて、分類結果ごとに後述される適グループポイントを算出し、分類結果ごとの適グループポイントを結果出力部18へ出力する。
まず、適グループポイント算出部17は、変数iに1を代入する(S170)。変数iは、条件情報(図7)に含まれる各項目のうち、処理対象とされる項目(以下、「項目i」と表記する。)を識別するための変数である。なお、図3等のフローチャートにおいて「←」は、右側の値を左側に代入することを表す。
続いて、適グループポイント算出部17は、条件情報入力部14から入力された条件情報(図7)を参照して、項目iに条件が設定されているか否かを判定する(S180)。項目iに条件が設定されていない場合(S180でNo)、適グループポイント算出部17は、ステップS190を実行せずにステップS200に進む。項目iに条件が設定されている場合(S180でYes)、適グループポイント算出部17は、ステップS190を実行してステップS200に進む。
ステップS190において、適グループポイント算出部17は、分類部16から入力された複数通りの分類結果(図8)のそれぞれについて、項目iの条件(以下、「対象条件」という。)に対する合致評価値pを、参加者情報入力部13から入力された参加者情報に基づいて算出する。項目iの条件に対する合致評価値pとは、分類結果が当該条件に合致している程度を示す第1の指標の一例であり、0〜100の値をとりうる。合致評価値pは、値が小さいほど条件に合致していることを示す。以下、k番目の分類結果に関する項目iの条件に対する合致評価値pを、合致評価値pkiと表記する。
本実施の形態では、項目に対する条件として、上記した条件(1)〜条件(10)が設定可能であるところ、合致評価値pの算出方法は、条件ごとに異なる。したがって、以下では、条件ごとに合致評価値pkiの算出方法を説明する。
[対象条件が条件(1)の場合]
条件(1)は、「グループ分けの条件として考慮しない。」である。そこで、この場合、適グループポイント算出部17は、全ての分類結果kについて、合致評価値pki=0とする。但し、全ての分類結果kに対して共通の値であれば、0以外の値が合致評価値pkiとされてもよい。
[対象条件が条件(2)の場合]
条件(2)は、「対象の項目についてグループ間での値の偏りがない(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、項目iについて各グループに含まれる値(カテゴリ)の種類数が同数、又は誤差が一人以内であれば条件(2)を満たすとする考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する。
まず、適グループポイント算出部17は、分類結果kにおいて、項目iに関する値(カテゴリ)ごとに、当該値を有する参加者の人数をグループごとにカウントし、その最大値及び最小値を求める。
適グループポイント算出部17は、項目iに関する全ての値(カテゴリ)について、最大値−最小値≦=1を満たす場合、pki=0とし、それ以外の場合、pki=100とする。
例えば、3名×5グループで、項目iが「性別(カテゴリ)」(カテゴリ=「男」、「女」)の場合に、分類結果1=(男男女),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であり、分類結果2=(男男男),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であるとする。
分類結果1において、「男」についての最大値及び最小値は以下の通りである。
各グループに含まれる男性の人数の最大値=2
各グループに含まれる男性の人数の最小値=1
したがって、カテゴリ「男」の最大値−最小値=1である。
また、分類結果1において、「女」についての最大値及び最小値は以下の通りである。
各グループに含まれる女性の人数の最大値=2
各グループに含まれる男性の人数の最大値=1
したがって、カテゴリ「女」の最大値−最小値=1である。
上記より、分類結果1は、項目iに関する全ての値(カテゴリ)について、最大値−最小値≦=1を満たす。したがって、合致評価値p1i=0となる。
一方、分類結果2において、「男」についての最大値及び最小値は以下の通りである。
各グループに含まれる男性の人数の最大値=3
各グループに含まれる男性の人数の最小値=1
したがって、カテゴリ「男」の最大値−最小値=2である。
また、分類結果2において、「女」についての最大値及び最小値は以下の通りである。
各グループに含まれる女性の人数の最大値=2
各グループに含まれる男性の人数の最大値=0
したがって、カテゴリ「女」の最大値−最小値=2
上記より、分類結果2は、項目iに関する全ての値(カテゴリ)について、最大値−最小値≦=1を満たさない。したがって、合致評価値p2i=100となる。
なお、条件(2)に関して、pkiは、0又は100でなくてもよい。pkiは、最大値−最小値≦=1を満たす場合に相対的に小さな一定値とされ、最大値−最小値≦=1を満たさない場合に相対的に大きな一定値とされてもよい。
要するに、対象条件が条件(2)の場合の合致評価値pの算出は、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについてグループ間での値の偏りに関する第1の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(3)の場合]
条件(3)は、「対象の項目についてグループ間での値の偏りをなるべく小さくする(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、項目iについて各グループに含まれる値(カテゴリ)の種類別(男女等の種類別)の人数の差が小さいほど条件(3)に合致する程度が高くなるとの考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する。
Figure 2019086897
但し、
c=項目iの値(カテゴリ)の種類数
MAX=項目iに関して値(カテゴリ)cの参加者のグループ別の人数の最大値
MIN=項目iに関して値(カテゴリ)cの参加者のグループ別の人数の最小値
n=参加者人数
例えば、3名×5グループで、項目iが「性別(カテゴリ)」(カテゴリ=「男」、「女」)の場合、参加者人数n=15である。ここで、分類結果1=(男男女)(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であり、分類結果2=(男男男),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であるとする。
この場合、項目iについて、分類結果1に関する合致評価値p1i及び分類結果2に関する合致評価値p2iは、以下の通りである。
1i=(1+1)/15×100=13.3
2i=(2+2)/15×100=26.7
なお、上記式は、一例であり、他の式によって条件(3)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
要するに、対象条件が条件(3)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについてグループ間での値の偏りに関する第1の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(4)の場合]
条件(4)は、「対象の項目について各グループにより多くの種類の値を含む(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、一つ一つのグループに含まれる値(カテゴリ)の種類数が多いほど条件(4)に合致する程度が高くなるとの考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する。
Figure 2019086897
但し、
g=グループ数
c=項目iの値(カテゴリ)の種類数
=グループxにおける項目iに関する値(カテゴリ)の種類数
例えば、3名×5グループで、項目iが「性別(カテゴリ)」(カテゴリ=「男」、「女」)の場合、グループ数g=5である。更に、項目iの値(カテゴリ)の種類数c=2(「男」、「女」)である場合に、分類結果1=(男男女),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)、分類結果2=(男男男),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であるとする。
この場合、項目iについて、分類結果1に関する合致評価値p1i及び分類結果2に関する合致評価値p2iは、以下の通りである。
1i=(1−(2+2+2+2+2)/5×2)×100=0
2i=(1−(1+2+2+2+2)/5×2)×100=10
なお、上記式は、一例であり、他の式によって条件(4)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
要するに、対象条件が条件(4)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについて各グループに含まれる値の数に関する第2の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(5)の場合]
条件(5)は、「対象の項目について各グループが含む値の種類数が指定の数以上である(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、この場合、適グループポイント算出部17は、項目iに関してグループ別の値(カテゴリ)の種類数をカウントし、全てのカウント結果が指定された数以上であれば、
ki=0
とし、それ以外の場合、
ki=100
とする。
なお、条件(5)に関して、pkiは、0又は100でなくてもよい。pkiは、全てのカウント結果が指定された数以上であれば相対的に小さな一定値とされ、そうでなければ相対的に大きな一定値とされてもよい。
なお、「指定された数」は、予め設定されて補助記憶装置102等に記憶されてもよいし、ステップS190のタイミング、又はそれ以前のタイミングでユーザによって入力されてもよい。また、上記は、一例であり、他の方法によって条件(5)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
要するに、対象条件が条件(5)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについて各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(6)の場合]
条件(6)は、「対象の項目について各グループが全ての種類の値を含む(但し、「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、この場合、適グループポイント算出部17は、項目iに関して各グループに全ての種類の値(カテゴリ)が含まれる場合、
ki=0
とし、それ以外の場合、
ki=100
とする。
なお、条件(5)に関して、pkiは、0又は100でなくてもよい。pkiは、項目iに関して各グループに全ての種類の値(カテゴリ)が含まれる場合に相対的に小さな一定値とされ、そうでない場合に相対的に大きな一定値とされてもよい。また、上記は、一例であり、他の方法によって条件(5)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
要するに、対象条件が条件(6)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについて各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(7)の場合]
条件(7)は、「対象の項目について指定された値を有する参加者を各グループが1名以上含む(「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、この場合、適グループポイント算出部17は、項目iに関して、指定された値(カテゴリ)を有する参加者が各グループに1名以上含まれる場合、
ki=0
とし、それ以外の場合、
ki=100
とする。
なお、「指定された値(カテゴリ)」は、予め設定されて補助記憶装置102等に記憶されてもよいし、ステップS190のタイミング、又はそれ以前のタイミングでユーザによって入力されてもよい。
なお、条件(7)に関して、pkiは、0又は100でなくてもよい。pkiは、指定された値(カテゴリ)を有する参加者が各グループに1名以上含まれる場合に相対的に小さな一定値とされ、そうでない場合に相対的に大きな一定値とされてもよい。また、上記は、一例であり、他の方法によって条件(7)に関する合致評価値pが算出されてもよい。また、対象の項目について指定された値を有する参加者を各グループが含む人数は、1名に限られない。すなわち、当該人数は、r(r≧1)以上であってもよい。
要するに、対象条件が条件(7)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについて指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(8)の場合]
条件(8)は、「対象の項目について値が共通する参加者は出来る限り同じグループに集める。端数となった参加者は、端数同士を集めてグループを形成する(「種別」が「カテゴリ」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、項目iに関する各値(各カテゴリ)について、当該値(当該カテゴリ)を含むグループの数が少ないほど条件(8)に合致する程度が高くなるとの考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する。
Figure 2019086897
但し、
g=グループ数
c=項目iの値(カテゴリ)の種類数
例えば、3名×5グループで、項目iが「性別(カテゴリ)」(カテゴリ=「男」、「女」)の場合、グループ数g=5、値(カテゴリ)の種類数=2(「男」、「女」)である。ここで、分類結果1=(男男女),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であり、分類結果2=(男男男),(男男女),(男男女),(男女女),(男女女)であるとする。
この場合、項目iについて、分類結果1に関する合致評価値p1i及び分類結果2に関する合致評価値p2iは、以下の通りである。
p1i=((5+5)/5×2)×100=100
p2i=((5+4)/5×2)×100=90
なお、上記式は、一例であり、他の式によって条件(8)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
要するに、対象条件が条件(8)の場合の合致評価値pの算出とは、1以上の項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件のうち、条件の対象である項目iについて各値を含むグループ数に関する第6の条件に合致する程度を示す第1の指標を算出することである。
[対象条件が条件(9)の場合]
条件(9)は、「対象の項目についてグループ間での値の偏りをなるべく小さくする(「種別」が「連続」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、各グループの項目iに関する値の平均値及び標準偏差が同程度であれば条件(9)に合致する程度が高くなるという考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する。
Figure 2019086897
但し、
max=項目iの値の中での最大値
min=項目iの値の中での最小値
GMmax=グループ別での項目iの値の平均の最大値
GMmin=グループ別での項目iの値の平均の最小値
GSDmax=グループ別での項目iの値の標準偏差の最大値
GSDmin=グループ別での項目iの値の標準偏差の最小値
M=参加者全体での項目iの値の平均値
Gnmax=グループ別の参加者人数の最大値
例えば、3名×5グループで、項目iが「年齢」であるとする。また、分類結果1=,(20,30,40),(25,35,45),(30,40,50),(20,35,50)、分類結果2=(20,20,25),(30,35,35),(35,40,40),(45,50,50)であるとする。
この場合、分類結果1について、項目iに関する各グループの平均値は、30,35,40,35、各グループの標準偏差は、10,10,10,15、全体平均は、35、グループ別の参加者人数の最大値は3である。したがって、分類結果1に関する合致評価値p1iは、以下の通りである。
1i=((40−30)/(50−20))×50+((15−10)/35×√2)×50=16.7+5.05=21.7
一方、分類結果2について、項目iに関する各グループの平均値は、21.7,33.3,38.3,46.7、各グループの標準偏差は、2.89,2.89,2.89,5.77、全体平均は35、グループ別の参加者人数の最大値は、3である。したがって、分類結果2に関する合致評価値p2iは、以下の通りである。
2i=((46.7−21.7)/(50−20))×50+((5.77−2.89)/35×√2)×50=41.7+2.91=44.6
なお、上記式は、一例であり、他の式によって条件(9)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
[対象条件が条件(10)の場合]
条件(10)は、「対象の項目について類似した値を有する参加者をなるべく同じグループに集める(「種別」が「連続」である項目にのみ設定可能)。」である。そこで、項目iの値について各グループ内の標準偏差が小さい値を取るほど条件(10)に合致する程度が高くなるとの考えに基づき、適グループポイント算出部17は、分類結果kの合致評価値pkiを以下のように算出する(各グループ内の項目iの値の標準偏差を全て足し合わせた値を利用する)。
Figure 2019086897
但し、
g=グループ数
GxSD=グループx内での項目iの値の標準偏差
M=参加者全体での項目iの値の平均値
Gnmax=グループ別の参加者人数の最大値
例えば、3名×5グループで、項目iが「年齢」であるとする。また、分類結果1=(20,30,40),(25,35,45),(30,40,50),(20,35,50)、分類結果2=(20,20,25),(30,35,35),(35,40,40),(45,50,50)であるとする。
この場合、分類結果1について、グループ数は4、各グループ内での項目iの値の標準偏差は、10,10,10,15、全体平均は、35、グループ別の参加者人数の最大値は、3である。したがって、分類結果1に関する合致評価値p1iは、以下の通りである。
1i=(10+10+10+15)/(35×√2×4)×100=22.7
一方、分類結果2について、グループ数は4、各グループ内での項目iの値の標準偏差は、2.89,2.89,2.89,5.77、全体平均は、35、グループ別の参加者人数の最大値は、3である。したがって、分類結果2に関する合致評価値p2iは、以下の通りである。
2i=(2.89+2.89+2.89+5.77)/(35×√2×4)×100=7.29
なお、上記式は、一例であり、他の式によって条件(10)に関する合致評価値pが算出されてもよい。
なお、上記において、合致評価値pは、0から100までの間の数値をとり、値が小さいほど条件に合致するとしたが、これに限られない。
ステップS200において、適グループポイント算出部17は、条件情報(図7)に含まれる全ての項目について処理が完了したか否かを判定する。すなわち、適グループポイント算出部17は、変数iの値が、当該全ての項目の数に達したか否かを判定する。
未処理の項目が残っている場合(S200でNo)、適グループポイント算出部17は、変数iに1を加算して(S210)、ステップS180以降を繰り返す。全ての項目について処理が完了した場合(S200でYes)、適グループポイント算出部17は、各分類結果について、項目ごとに算出された合致評価値pに基づいて、適グループポイントを算出し、算出した適グループポイントを結果出力部18へ出力する(S220)。
図9は、適グループポイントの算出方法の一例を説明するための図である。図9には、分類結果kに関する適グループポイントの算出例が示されている。図9に示されるように、分類結果kの適グループポイントは、分類結果kに関して適グループポイント算出部17がステップS190において算出した各項目の条件に対する合致評価値pkiについての、優先順位に対応する重み付けを重みとする加重和である。なお、図9において、Oは、項目iに関する条件に対する重み付けを示す。例えば、優先順位がそのままOの値とされてもよい。この場合、優先順位=1のときO=1、優先順位=2のときO=2となる。また、優先順位が設定されていない項目に対するOは、例えば、0とされてもよい。
図10に、各分類結果に対する適グループポイントの算出結果の一例を示す。なお、適グループポイント算出部17は、合致評価値pをそのまま用いるのではなく、項目ごとに合致評価値pに基づく順位を特定し、当該順位を用いて適グループポイントを算出してもよい。更に、適グループポイント算出部17は、上記以外の算出方法によって適グループポイントを算出してもよい。また、優先順位に対応する変数は上記に限られない。
続いて、結果出力部18は、適グループポイントに基づいて、例えば、表示装置106に分類結果を出力(表示)する(S230)。例えば、結果出力部18は、適グループポイントが最小である分類結果を出してもよい。又は、結果出力部18は、各分類結果が適グループポイントの昇順にソートした結果を出力してもよい。この場合、結果出力部18は、出力対象とする分類結果をソート順において上位の一部に限定してもよい。また、結果出力部18は、各分類結果において、各項目に対する条件の合致の程度を示す情報も併せて出力してもよい。各項目に対する条件の合致の程度を示す情報は、合致評価値pそのものであってもよい。又は、合致評価値pに対する閾値(例えば、50)が設定されてもよい。この場合、結果出力部18は、合致評価値pが閾値以下である項目については、条件を満たすことを示す情報を出力し、合致評価値pが閾値を超える項目については、条件を満たされないことを示す情報を出力してもよい。また、出力先は表示装置106に限られない。例えば、結果出力部18は、出力対象の分類結果を補助記憶装置102に記憶してもよいし、ネットワークを介して他のコンピュータへ送信してもよい。
なお、上記では、グループへの分類対象がワークショップの参加者(人)であり、各参加者の属性に基づいて、グループ分けを行う例について説明したが、グループへの分類対象は、人に限られない。例えば、複数の項目から構成される属性を備える事物であれば、いかなる事物でも分類対象とすることが可能である。
また、上記では、分類支援装置10が1台のコンピュータによって実現される例を示したが、分類支援装置10は、ネットワークを介して接続される複数のコンピュータに分散されて実現されてもよい。例えば、分類部16、適グループポイント算出部17及び結果出力部18をサーバとしてのコンピュータが有し、属性項目入力部11、グループ要件入力部12、参加者情報入力部13、条件情報入力部14及び開始指示入力部15をクライアントとしてのコンピュータが有してもよい。それ以外の形態によって、図2に示した各部が分散されてもよい。
上述したように、第1の実施の形態によれば、複数の条件が適用されるグループ分けを支援することができる。また、グループ分けに際しては、複数の分類結果(グループ分けの結果)ごとに、各条件について合致評価値が算出され、当該合致評価値を総合した適グループポイントによって、各分類結果について、複数の条件に合致する程度が評価される。したがって、複数の条件に対して総合的に合致する程度が高いグループ分けの案を提示することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。第2の実施の形態において特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
第2の実施の形態では、或る1つのグループの構成情報(すなわち、当該グループを構成する参加者を示す情報)が分類支援装置10に入力され、当該グループ(以下、「対象グループ」という。)が、どのような条件に合致するグループ分けに対応するグループであるかについての評価結果を、分類支援装置10が出力する例について説明する。
図11は、第2の実施の形態における分類支援装置10の機能構成例を示す図である。図11中、図2と同一部分には同一符号を付している。
図11において、分類支援装置10は、更に、対象グループ入力部19を有する。対象グループ入力部19は、対象グループの構成情報(以下、「対象グループ情報」という。)を入力する。なお、第2の実施の形態の分類支援装置10は、条件情報入力部14を有さなくてもよい。但し、分類支援装置10が、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の双方の機能を実現する場合には、分類支援装置10は、条件情報入力部14も有する。
図12は、第2の実施の形態における分類支援装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図12中、図3と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
ステップS130に続いて、対象グループ入力部19は、対象グループ情報を入力し、入力した対象グループ情報を分類部16、適グループポイント算出部17及び結果出力部18へ出力する(S135)。例えば、対象グループ情報は、対象グループを構成する各参加者のIDの集合であってもよい。一例として、全参加者のIDが1〜30である場合(すなわち、全参加者が30人である場合)、「ID=1,5,7,10」が、対象グループ情報として入力されてもよい。なお、対象グループ情報は、予めデータベース等に登録されていてもよいし、ステップS135のタイミングでユーザによって入力されてもよい。
なお、第2の実施の形態では、ステップS140は実行されなくてよい。
ステップS160に続いて、分類部16は、ステップS150において生成した分類結果から、対象グループ入力部19から入力された対象グループ情報に係る対象グループを含まない分類結果を除去する(S161)。したがって、以下における分類結果は、対象グループを含む分類結果を意味する。なお、分類部16は、ステップS150において、対象グループを含む分類結果のみを生成するようにしてもよい。この場合、ステップS161は実行されなくてよい。又は、対象グループが除去された分類結果が予めデータベース等に登録されており、分類部16は、当該分類結果を当該データベースから取得してもよい。
続いて、適グループポイント算出部17は、参加者の属性を構成する各項目に対する条件の組み合わせを複数通り生成する(S162)。すなわち、適グループポイント算出部17は、図7に示した条件情報を複数通り生成する。例えば、適グループポイント算出部17は、全ての組み合わせのそれぞれに対応する条件情報を生成してもよいし、ランダムな数の条件情報を生成してもよい。ここでは、N(N≧2)通りの条件情報が生成されたとする。但し、N通りの条件情報は、予め生成されてデータベース等に登録されており、適グループポイント算出部17が、当該条件情報を当該データベースから取得してもよい。なお、ステップS162において生成又は取得される各条件情報は、優先順位を含まなくてよい。
続いて、適グループポイント算出部17は、変数jに1を代入し、変数min_pに100を代入し、変数min_cを空(から)にする(例えば、変数min_cにNULLを代入する)(S163)。すなわち、図12のステップS163において、[]は、NULLを示す。なお、変数jは、以下において処理対象とする条件情報を識別するための変数である。以下、j番目の条件情報を「条件情報j」という。変数min_pは、以下において条件情報ごとに各分類結果について算出される適グループポイントの最小値を記憶するためのリスト形式の変数である。変数min_cは、最小値の適グループポイントが算出された際の条件情報の順番(その時点の変数jの値)を記憶するためのリスト形式の変数である。
ステップS170に続いて、適グループポイント算出部17は、条件情報jにおいて項目iに条件が設定されているか否かを判定する(S180a)。項目iに条件が設定されていない場合(S180でNo)、適グループポイント算出部17は、ステップS190aを実行せずにステップS200に進む。項目iに条件が設定されている場合(S180でYes)、適グループポイント算出部17は、ステップS190aを実行してステップS200に進む。
ステップS190aにおいて、適グループポイント算出部17は、複数通りの分類結果のそれぞれについて、項目iの条件に対する合致評価値pを算出する。この際、適グループポイント算出部17は、算出した合致評価値pを、j及びiに関連付けて、例えば、メモリ装置103に記憶する。すなわち、条件情報ごと、かつ、項目ごとに、合致評価値pがメモリ装置103に記憶される。
条件情報jに関して全ての項目についてステップS180a〜S210が繰り替えされることで、対象グループ入力部19から入力された対象グループ情報に係る対象グループを含む各分類結果について、条件情報jが適用された場合の各項目の合致評価値pが算出される。
全ての項目について処理が完了すると(S200でYes)、適グループポイント算出部17は、対象グループを含む各分類結果について、項目ごとに算出された合致評価値pに基づいて、適グループポイントを算出する(S220)。この際、条件情報jは、優先順位を含まないため、優先順位に対応する重み付けは行われない。例えば、分類結果kの適グループポイントは、各合致評価値pkiの総和であってもよい。又は、各pkiにする同じ重みでのくpkiの加重和が適グループポイントとされてもよい。
続いて、適グループポイント算出部17は、算出した適グループポイントが、min_p以下であるか否かを判定する(S240)。当該適グループポイントがmin_pを超える場合(S240でNo)、適グループポイント算出部17は、ステップS250を実行せずに、ステップS260へ進む。一方、当該適グループポイントがmin_p以下である場合(S240でYes)、適グループポイント算出部17は、当該適グループポイントをmin_pに代入すると共に、変数jの値をmin_cのリストの要素として追加して(S250)、ステップS260へ進む。但し、min_pの値が、以前よりも小さくなった場合、ステップS250において、適グループポイント算出部17は、min_cを空にした後で、変数jの値をmin_cのリストの要素として追加する。
ステップS260において、適グループポイント算出部17は、変数jの値がN以上であるか否かを判定する。すなわち、適グループポイント算出部17は、N通りの全ての条件情報についてステップS170以降が実行されたか否かを判定する。未実行の条件情報が有る場合(S260でNo)、適グループポイント算出部17は、変数jに1を加算してステップS170以降を繰り返す。N通りの全ての条件情報についてステップS170以降が実行された場合(S260でYes)、適グループポイント算出部17は、この時点でのmin_cの各要素の値に対応する条件情報を結果出力部18へ出力する。したがって、適グループポイント算出部17は、最小の適グループポイントが得られた順序情報が複数有る場合、複数の条件情報を結果出力部18へ出力する。
続いて、結果出力部18は、適グループポイント算出部17から入力された条件情報に基づいて、対象グループ入力部19から入力された対象グループ情報に係る対象グループがどのようなグループであるのかを示す情報を、例えば、表示装置106へ出力(表示)する(S280)。例えば、結果出力部18は、以下のように、当該条件情報において、各項目に設定されている条件のうち、メモリ装置103に記憶されている合致評価値pが閾値未満である条件(すなわち、合致の程度が高い条件)を羅列することで、対象グループがどのようなグループであるのかを示す情報を出力してもよい。
『対象グループは、
(2)項目aについてグループ間で値の偏りがなく、
(9)項目bについてグループ間での値(連続値)の偏りをなるべく小さくし
た結果作られるグループであるか、
(3)項目cについてグループ間での値(カテゴリ)の偏りをなるべく小さくし、
(9)項目bについてグループ間での値(連続値)の偏りをなるべくし
た結果作られるグループである。』
上述したように、第2の実施の形態によれば、或るグループの構成情報を入力することで、当該グループがどのような条件を満たすグループであるのか(どのような条件に合致する程度が高いグループであるのか)を示す情報をユーザに提供することができる。
なお、上記各実施の形態において、適グループポイント算出部17は、第1の算出部及び第2の算出部の一例である。結果出力部18は、出力部の一例である。参加者情報は、第1の情報の一例である。複数通りの分類結果は、第2の情報の一例である。条件情報は、第3の情報の一例である。適グループポイントは、第2の指標の一例である。対象グループを含む分類結果は、第4の情報の一例である。複数通りの条件情報は、第5の情報の一例である。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 分類支援装置
11 属性項目入力部
12 グループ要件入力部
13 参加者情報入力部
14 条件情報入力部
15 開始指示入力部
16 分類部
17 適グループポイント算出部
18 結果出力部
19 対象グループ入力部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
B バス

Claims (11)

  1. 複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
    前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合の複数通りの分類結果を示す第2の情報と、
    1以上の前記項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件と、前記各条件について満たされる程度に関する優先順位とを示す第3の情報と、
    を参照して、前記分類結果ごとに、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出部と、
    前記分類結果ごとに、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出部とを有し、
    前記2以上の条件は、
    条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
    条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
    条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
    条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
    条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
    条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
    のうちのいずれか2以上の条件である、
    ことを特徴とする分類支援装置。
  2. 複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
    前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合に、所定のグループを含む複数通りの分類結果を示す第4の情報と、
    1以上の前記項目に対して設定された、グループの分類に関する2以上の条件の組み合わせを複数通り含む第5の情報と、
    を参照して、
    前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出部と、
    前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出部と、
    前記組み合わせの中で、前記2以上の条件に合致する程度が最も高いことを示す前記第2の指標が算出された組み合わせに基づく情報を出力する出力部とを有し、
    前記2以上の条件は、
    条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
    条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
    条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
    条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
    条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
    条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
    のうちのいずれか2以上の条件である、
    ことを特徴とする分類支援装置。
  3. 前記第1の算出部は、前記第1の条件の対象とされている項目について、各グループにおいて同じ値を有する前記分類対象の数の最大値と最小値との差に基づいて、前記第1の指標を算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  4. 前記第1の算出部は、前記第2の条件の対象とされている項目に関する前記第1の指標を、
    Figure 2019086897
    但し、
    ki=当該第1の指標
    c=当該項目の値の種類数
    MAX=当該項目に関して値cの前記分類対象のグループ別の数の最大値
    MIN=当該項目に関して値cの前記分類対象のグループ別の数の最小値
    n=分類対象の数
    に基づいて算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  5. 前記第1の算出部は、前記第3の条件の対象とされている項目に関する前記第1の指標を、
    Figure 2019086897
    但し、
    ki=当該第1の指標
    g=グループ数
    c=当該項目の値の種類数
    =グループgにおける当該項目に関する値の種類数
    に基づいて算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  6. 前記第1の算出部は、前記第4の条件の対象とされている項目について、当該項目に関して各グループに全ての種類の値が含まれる場合に前記第1の指標が示す合致の程度を相対的に高くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  7. 前記第1の算出部は、前記第5の条件の対象とされている項目について、指定された値を有する前記分類対象が各グループに1以上含まれる場合に前記第1の指標が示す合致の程度を相対的に高くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  8. 前記第1の算出部は、前記第6の条件の対象とされている項目に関する前記第1の指標を、
    Figure 2019086897
    但し、
    ki=当該第1の指標
    g=グループ数
    c=当該項目の値の種類数
    に基づいて算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分類支援装置。
  9. 複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
    前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合の複数通りの分類結果を示す第2の情報と、
    1以上の前記項目に対して設定された、グループへの分類に関する2以上の条件と、前記各条件について満たされる程度に関する優先順位とを示す第3の情報と、
    を参照して、前記分類結果ごとに、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出手順と、
    前記分類結果ごとに、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出手順とをコンピュータが実行し、
    前記2以上の条件は、
    条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
    条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
    条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
    条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
    条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
    条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
    のうちのいずれか2以上の条件である、
    ことを特徴とする分類支援方法。
  10. 複数のグループへの分類対象に関する属性を構成する複数の項目のそれぞれについて複数の前記分類対象のそれぞれの値を示す第1の情報と、
    前記複数の分類対象を前記複数のグループへ分類した場合に、所定のグループを含む複数通りの分類結果を示す第4の情報と、
    1以上の前記項目に対して設定された、グループの分類に関する2以上の条件の組み合わせを複数通り含む第5の情報と、
    を参照して、
    前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、前記各条件に合致する程度を示す第1の指標を算出する第1の算出手順と、
    前記組み合わせごとに、前記各分類結果について、当該分類結果に関して算出された前記第1の指標に基づいて、前記2以上の条件に合致する程度を示す第2の指標を算出する第2の算出手順と、
    前記組み合わせの中で、前記2以上の条件に合致する程度が最も高いことを示す前記第2の指標が算出された組み合わせに基づく情報を出力する出力手順とをコンピュータが実行し、
    前記2以上の条件は、
    条件の対象である項目についてグループ間での値の偏りに関する第1の条件、
    条件の対象である項目について各グループに含まれる値の数に関する第2の条件、
    条件の対象である項目について各グループが含む値の種類数が指定された値以上であるか否かに関する第3の条件、
    条件の対象である項目について各グループがとりうる全ての値を含むか否かに関する第4の条件、
    条件の対象である項目について指定された値を各グループが1以上含むか否かに関する第5の条件、
    条件の対象である項目について各値を含むグループ数に関する第6の条件、
    のうちのいずれか2以上の条件である、
    ことを特徴とする分類支援方法。
  11. 請求項1乃至8いずれか一項記載の各部としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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