JP2019086188A - ボイラ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンモニアを燃料として燃焼可能なボイラにおいて、窒素酸化物(NOx)の増加を抑制する。【解決手段】アンモニアを燃料として燃焼可能な燃焼装置と、燃焼装置が取り付けられた火炉と、燃料が燃焼されて発生した燃焼ガスを案内する煙道とを備えるボイラであって、燃焼装置に燃料として供給されるアンモニアの一部を燃焼装置よりも下流位置にて火炉及び煙道の少なくとも一方に還元剤として供給する還元剤供給部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラに関するものである。
下記特許文献1には、アンモニアを含む燃料を燃焼させる複合エネルギーシステムが開示されている。この複合エネルギーシステムは、二酸化炭素の排出量を削減することを目的として、主燃料である天然ガスにアンモニアを添加して燃焼させるものである。
特開2016−032391号公報
ところで、アンモニアを燃料の一部として燃焼させた場合には燃焼ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の増加が懸念される。上記背景技術は、専ら二酸化炭素の排出量の削減を目的としており、窒素酸化物(NOx)を低減さることについて何ら解決策を提示するものではない。天然ガスのような炭素燃料とアンモニアのような窒素含有燃料とを一緒に燃焼させる場合には、実用性の観点から窒素酸化物(NOx)の増加を抑制することが必要不可欠である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、アンモニアを燃料として燃焼可能なボイラにおいて、窒素酸化物(NOx)の増加を抑制することを目的とするものである。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、アンモニアを燃料として燃焼可能な燃焼装置と、上記燃焼装置が取り付けられた火炉と、燃料が燃焼されて発生した燃焼ガスを案内する煙道とを備えるボイラであって、上記燃焼装置に燃料として供給される上記アンモニアの一部を上記燃焼装置よりも下流位置にて上記火炉及び上記煙道の少なくとも一方に還元剤として供給する還元剤供給部を備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記還元剤供給部が、上記火炉に対して高さ方向における複数箇所に対して個別に上記還元剤としての上記アンモニアを供給可能に接続されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記還元剤供給部が、上記火炉と上記煙道との各々に対して個別に上記還元剤としての上記アンモニアを供給可能に接続されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記火炉及び上記煙道の少なくとも一方の内部温度を計測する温度計測部を備え、上記還元剤供給部が、上記温度計測部の計測結果に基づいて上記還元剤として供給される上記アンモニアの流量を設定するという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記煙道から排出される上記燃焼ガスに含まれる窒素酸化物の濃度を計測する濃度計測部を備え、上記還元剤供給部が、上記濃度計測部の計測結果に基づいて上記還元剤として供給される上記アンモニアの流量を設定するという構成を採用する。
第6の発明は、上記第1〜第5いずれかの発明において、炭素燃料を燃焼可能な燃焼装置を備え、上記還元剤供給部が、上記炭素燃料の特性に基づいて上記還元剤として供給される上記アンモニアの流量を設定するという構成を採用する。
第7の発明は、上記第1〜第6いずれかの発明において、上記還元剤供給部が、上記火炉及び上記煙道の少なくとも一方の内部に配設されると共に上記還元剤として供給される上記アンモニアを噴射する噴射部を備えるという構成を採用する。
第8の発明は、上記第1〜第7いずれかの発明において、上記還元剤として供給される上記アンモニアの流量と上記燃料として供給される上記アンモニアの流量とを合わせたアンモニアの全体流量を、上記還元剤として供給される上記アンモニアの流量に合わせて調節する制御部を備えるという構成を採用する。
本発明によれば、燃料として燃焼装置に供給されるアンモニアの一部が還元剤として火炉及び煙道の少なくとも一方に供給される。このため、燃料として供給されたアンモニアが燃焼されることによって発生した窒素酸化物が還元剤として供給されたアンモニアによって還元される。よって、本発明によれば、アンモニアを燃料として燃焼可能なボイラにおいて、窒素酸化物(NOx)の増加を抑制することが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第3実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第4実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第5実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第6実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第7実施形態におけるボイラの要部構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態におけるボイラのシミュレーション結果を示す棒グラフである。 本発明の第1実施形態におけるボイラのシミュレーション結果を示す棒グラフである。 微粉炭のみを燃料とするボイラにおける排ガスに含まれる一酸化窒素の量をシミュレーションした結果を示す棒グラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係るボイラの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態のボイラ1の要部構成を示す模式図である。図1に示すように、ボイラ1は、火炉2と、煙道3と、バーナ4(燃焼装置)と、二段燃焼空気供給部5と、アンモニア供給部6と、微粉炭供給部7とを備えている。
火炉2は、垂直かつ筒状に設けられた炉壁によって構成され、アンモニアや微粉炭等の燃料を燃焼させて燃焼熱を発生させる炉体である。この火炉2では、燃料が燃焼することによって高温の燃焼ガスが発生する。また、火炉2の底部には、燃料の燃焼によって発生する灰分を外部に排出する排出口2aが設けられている。
煙道3は、火炉2の上部と接続され、火炉2で発生した燃焼ガスを排ガスとして外部に案内する。このような煙道3は、火炉2の上部から水平に延出する水平煙道3aと、水平煙道3aの端部から下方に延出する後部煙道3bとを備えている。
なお、図1では省略しているが、ボイラ1は、火炉2の上部等に設置される過熱器を備えている。過熱器は、火炉2で発生した燃焼熱と水とを熱交換することによって水蒸気を生成する。また、図1では省略しているが、ボイラ1は、必要に応じて再熱器、節炭器、空気予熱器等を備える。
バーナ4は、火炉2の下部の壁部に配置されている。このバーナ4は、火炉2の周方向に複数設置されている。また、図1では省略しているが、バーナ4は、火炉2の高さ方向にも複数設置されている。これらのバーナ4は、火炉2の下部に二次元状かつ対向配置されており、燃料を噴射して燃焼させる。これらのバーナ4は、何れもアンモニア及び微粉炭を燃料として火炉2内に噴射可能な複合バーナである。なお、図1では省略しているが、火炉2にはバーナ4から噴射された燃料(アンモニア及び微粉炭)を着火させる着火装置が設けられている。また、図1では省略しているが、ボイラ1は、バーナ4に対して燃焼空気を供給する燃焼空気供給部を有している。各バーナ4から火炉2内に燃焼空気と共に噴射された燃料(アンモニア及び微粉炭)は、上述の着火装置の働きによって着火して燃焼する。
なお、ボイラ1に設置されるバーナ4は、全てが上述のような複合バーナである必要はない。例えば、石炭専焼のバーナやアンモニア専焼のバーナを備える構成を採用することもできる。ただし、本実施形態のボイラ1においては、少なくとも1つのバーナ4がアンモニアを燃料として燃焼可能とされており、火炉2の内部にてアンモニアと微粉炭との混焼が可能とされている。
ここで、アンモニアは、分子式(NH)によって示されるように水素(H)と窒素(N)との化合物であり、構成原子として炭素(C)を含まない。また、このアンモニア(低炭素燃料)は、難燃性の物質として知られるものの、メタン(CH)と同様に3つの水素原子を有する水素キャリア物質である。一方、微粉炭は、化石燃料である石炭を数マイクロメートル程度の大きさまで粉砕処理したものであり、ボイラ用の燃料として一般的に使用されている。すなわち、アンモニアは、微粉炭(炭素燃料)よりも炭素濃度が低い低炭素燃料である。
二段燃焼空気供給部5は、バーナ4の上方にて火炉2と接続されており、火炉2の内部に二段燃焼用の空気を供給する。このような二段燃焼空気供給部5によって二段燃焼用の空気を供給することで、バーナ4で燃焼された燃料の未燃分が二段燃焼空気によって燃焼され、ボイラ1の収熱性能を高めると共に、排ガスに含まれる燃料の未燃分を減少させることができる。
アンモニア供給部6は、アンモニア供給源6aと、燃料アンモニア供給部6bと、還元剤供給部6cと、アンモニア供給制御装置6d(制御部)とを備えている。アンモニア供給源6aは、アンモニアを貯蔵するタンク等からなる。なお、アンモニア供給源6aは、必ずしもアンモニア供給部6の構成要素である必要はない。つまり、アンモニア供給部6は、外部に設置されたアンモニア供給源6aからアンモニアを取り込むようにしても良い。
燃料アンモニア供給部6bは、アンモニア供給源6aとバーナ4とを接続する燃料アンモニア供給配管6b1と、燃料アンモニア供給配管6b1の途中部位に設置される全体流量調節弁6b2及び燃料アンモニア流量調節弁6b3とを備えている。燃料アンモニア供給配管6b1は、アンモニア供給源6aから供給されたアンモニアのうち、バーナ4に燃料として供給される分(燃料アンモニア)を案内する配管である。全体流量調節弁6b2は、アンモニア供給源6aから燃料アンモニア供給配管6b1に供給されるアンモニアの全体流量を調節するバルブである。なお、アンモニアの全体流量は、燃料アンモニアの流量に対して、還元剤供給部6cを介して還元剤として火炉2等に供給されるアンモニア(還元剤アンモニア)の流量を加えた流量となる。燃料アンモニア流量調節弁6b3は、全体流量調節弁6b2よりも下流側に配置されており、燃料アンモニアの流量を調節するバルブである。
還元剤供給部6cは、火炉2に接続された還元剤供給配管6c1と、還元剤供給配管6c1の途中部位に設置された還元剤流量調節弁6c2とを備えている。還元剤供給配管6c1は、全体流量調節弁6b2と燃料アンモニア流量調節弁6b3との間にて一端が燃料アンモニア供給配管6b1と接続されている。つまり、還元剤供給配管6c1は、燃料アンモニア供給部6bと火炉2とを接続しており、燃料アンモニア供給部6bから燃料アンモニアの一部を取り込んで、還元剤アンモニアとして火炉2に案内する。このような還元剤供給部6cは、バーナ4よりも燃焼ガスの下流位置(すなわち上方)に還元剤アンモニアを供給する。還元剤流量調節弁6c2は、還元剤アンモニアの流量を調節するバルブである。
例えば、図1に示すように、火炉2及び煙道3の内部を、火炎が形成されるバーナ領域R1と、二段燃焼が行われる二段燃焼領域R2と、火炉2の上部及び水平煙道3aの内部を含む上部領域R3と、後部煙道3bの内部を含む後部領域R4とに分ける。ここで、本実施形態においては、還元剤供給部6cは、バーナ領域R1に還元剤供給配管6c1が接続され、バーナ領域R1に還元剤アンモニアを供給する。
アンモニア供給制御装置6dは、全体流量調節弁6b2、燃料アンモニア流量調節弁6b3及び還元剤流量調節弁6c2を制御し、全体流量調節弁6b2、燃料アンモニア流量調節弁6b3及び還元剤流量調節弁6c2の開度を調節する。アンモニア供給制御装置6dは、外部の指令等に基づいて、全体流量調節弁6b2の開度を調節することによってアンモニア供給源6aから取り込まれるアンモニアの全体流量を調節する。
また、燃料アンモニア流量調節弁6b3と還元剤流量調節弁6c2との開度によって、アンモニア供給源6aから取り込まれるアンモニアの燃料アンモニアと還元剤アンモニアとへの配分が定まる。つまり、燃料アンモニア流量調節弁6b3と還元剤流量調節弁6c2とは、燃料アンモニアと還元剤アンモニアとの配分割合を調節する機構(配分調節機構6b4)を構成している。アンモニア供給制御装置6dは、これらの燃料アンモニア流量調節弁6b3と還元剤流量調節弁6c2と含む配分調節機構6b4を制御することによって、燃料アンモニアと還元剤アンモニアとの配分割合を調節する。
また、本実施形態においてアンモニア供給制御装置6dは、還元剤アンモニアの流量と燃料アンモニアの流量とを合わせたアンモニアの全体流量を、還元剤アンモニアの流量に合わせて調節する制御する。例えば、本実施形態においてアンモニア供給制御装置6dは、還元剤アンモニアの流量を増加する場合には、全体流量調節弁6b2の開度を増加し、アンモニアの全体流量を還元剤アンモニアの流量の増加分と同一分増加する。また、本実施形態においてアンモニア供給制御装置6dは、還元剤アンモニアの流量を減少する場合には、全体流量調節弁6b2の開度を減少し、アンモニアの全体流量を還元剤アンモニアの流量の減少分と同一分減少する。この結果、バーナ4に供給される燃料アンモニアの流量を常に一定とすることが可能となる。
微粉炭供給部7は、バーナ4と接続されており、石炭を粉砕して微粉炭とすると共に微粉炭をバーナ4に対して供給する。この微粉炭供給部7は、例えば石炭を数マイクロメートル程度の粒径まで粉砕して微粉炭とするミルと、ミルによって生成された微粉炭をバーナ4に供給する給炭機とを備えている。なお、微粉炭供給部7は、給炭機を備えずにミルから直接的に微粉炭をバーナ4に供給する構成とすることもできる。
このような本実施形態のボイラ1では、アンモニア供給部6からバーナ4に燃料アンモニアが供給され、微粉炭供給部7からバーナ4に微粉炭が供給され、燃料アンモニア及び微粉炭を燃料としてバーナ4で火炎が形成される。また、二段燃焼空気供給部5によって二段燃焼用の空気が火炉2の内部に供給されることによって、燃焼ガスに含まれる未燃の燃料が燃焼される。燃料が燃焼されることで生成された燃焼ガスは、火炉2の下部から上部に移動し、煙道3を通じて外部に案内される。また、本実施形態のボイラ1では、燃料アンモニアの一部がアンモニア供給部6の還元剤供給部6cによって還元剤アンモニアとして火炉2の内部に供給される。この結果、燃焼ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)が還元される。
以上のような本実施形態のボイラ1によれば、燃料アンモニアの一部が還元剤として火炉2に供給される。このため、燃料アンモニアが燃焼されることによって発生した窒素酸化物が還元剤アンモニアによって還元される。よって、本実施形態のボイラ1によれば、窒素酸化物(NOx)の増加を抑制することができる。さらに、本実施形態のボイラ1によれば、還元剤を別途貯蔵する必要がなく、ボイラ1を小型化することが可能となる。
また、本実施形態のボイラ1においては、アンモニア供給制御装置6dが、還元剤アンモニアの流量と燃料アンモニアの流量とを合わせたアンモニアの全体流量を、還元剤アンモニアの流量に合わせて調節する制御する。このため、還元剤アンモニアの流量が変動した場合であっても、バーナ4に供給される燃料アンモニアの流量を常に一定とすることが可能となり、ボイラ1の収熱性能が変動することを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図2は、本第2実施形態のボイラ1Aの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Aでは、還元剤供給配管6c1の先端部が分岐し、火炉2の高さ方向の複数箇所に還元剤供給配管6c1が接続されている。また、分岐した還元剤供給配管6c1の先端部の各々に対して、アンモニア供給制御装置6dによって開閉される開閉弁6c3が設けられている。
このような本実施形態のボイラ1Aによれば、各々の開閉弁6c3の開閉を調節することによって、還元剤アンモニアの火炉2に対する供給位置を高さ方向に変更することが可能となる。つまり、本実施形態において還元剤供給部6cは、火炉2に対して高さ方向における複数箇所に対して個別に還元剤アンモニアを供給可能に接続されている。
火炉2の内部温度は、高さ方向に異なる。このため、還元剤アンモニアの火炉2に対する供給位置を高さ方向に変更可能とすることで、火炉2の温度が異なる領域に還元剤アンモニアを供給することが可能となる。例えば、排気される燃焼ガスをモニタリングし、この結果に応じて還元剤アンモニアを供給する高さ方向の位置を変更することができる。
なお、分岐した還元剤供給配管6c1の先端部の各々に対して流量弁を設置し、火炉2の高さ方向の異なる複数の位置から火炉2の内部に還元剤アンモニアを供給する構成を採用することもできる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図3は、本第3実施形態のボイラ1Bの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Bでは、還元剤供給配管6c1の先端部が分岐し、分岐された先端部の各々が、バーナ領域R1と、二段燃焼領域R2と、上部領域R3と、後部領域R4とに接続されている。また、分岐した還元剤供給配管6c1の先端部の各々に対して、アンモニア供給制御装置6dによって開閉される開閉弁6c4が設けられている。このような本実施形態のボイラ1Bによれば、各々の開閉弁6c4の開閉を調節することによって、還元剤アンモニアの火炉2に対する供給領域を変更することが可能となる。つまり、本実施形態において還元剤供給部6cは、火炉2と煙道3に対して個別に還元剤アンモニアを供給可能に接続されている。
なお、分岐した還元剤供給配管6c1の先端部の各々に対して流量弁を設置し、火炉2及び煙道3の異なる複数の領域に還元剤アンモニアを供給する構成を採用することもできる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、本第4実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図4は、本第4実施形態のボイラ1Cの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Cは、火炉2の上部の内部温度を計測する温度計測部9を備えている。この温度計測部9は、アンモニア供給制御装置6dと電気的に接続されており、アンモニア供給制御装置6dに向けて計測結果を出力する。
アンモニア供給制御装置6dは、温度計測部9の計測結果に基づいて、還元剤アンモニアの流量を設定する。供給した還元剤アンモニアの効果が高い温度域を予め実験やシミュレーションで取得してアンモニア供給制御装置6dに記憶させておき、上記温度域である場合にアンモニア供給制御装置6dの制御の下、還元剤アンモニアを火炉2に供給するようにしても良い。
このような本実施形態のボイラ1Cによれば、還元剤アンモニアを還元剤として効果的に作用させることができ、より少量の還元剤アンモニアで窒素酸化物(NOx)を還元することが可能となる。
なお、温度計測部9は、火炉2の内部に直接的に計測端子を挿入する構造である必要はない。例えば、火炉2の外部に非接触式の温度計測部を設置し、この非接触式の温度計測部によって火炉2の内部温度を計測するようにしても良い。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、本第5実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図5は、本第5実施形態のボイラ1Dの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Dは、煙道3から排出される燃焼ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の濃度を計測する濃度計測部10を備えている。この濃度計測部10は、アンモニア供給制御装置6dと電気的に接続されており、アンモニア供給制御装置6dに向けて計測結果を出力する。
アンモニア供給制御装置6dは、濃度計測部10の計測結果に基づいて、還元剤アンモニアの流量を設定する。例えば、アンモニア供給制御装置6dは、濃度計測部10の計測結果が適正範囲を上回っている場合には還元剤アンモニアの流量を増加し、濃度計測部10の計測結果が適正範囲を下回っている場合には還元剤アンモニアの流量を減少する。
このような本実施形態のボイラ1Cによれば、少量の還元剤アンモニアによって窒素酸化物(NOx)を還元することが可能となる。
なお、本実施形態のボイラ1Dに対して、上記第4実施形態の温度計測部9をさらに設置しても良い。これによって、より少量の還元剤アンモニアによって窒素酸化物(NOx)を還元することが可能となる。ただし、火炉2の温度が適切でない状態で不必要に還元剤アンモニアの流量が増えないように、温度計測部9の計測結果が適切な温度範囲を示している場合に、濃度計測部10の計測結果に基づいて還元剤アンモニアの流量を微調整するようにすることが好ましい。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。なお、本第6実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図6は、本第6実施形態のボイラ1Eの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Eは、微粉炭供給部7に対して、微粉炭の水分量(炭素燃料の特性)を計測するための、水分量計測器11が取り付けられている。この水分量計測器11は、アンモニア供給制御装置6dと電気的に接続されており、アンモニア供給制御装置6dに向けて計測結果を出力する。
例えば、アンモニア供給制御装置6dは、微粉炭の単位体積あたりの水分量と、このような微粉炭を燃焼させた場合に発生すると想定される窒素酸化物(NOx)の量との関係を示すテールを予め記憶している。アンモニア供給制御装置6dは、水分量計測器11から計測結果が入力されると、上記テーブルを参照して、還元剤アンモニアの流量を設定する。
このような本実施形態のボイラ1Eによれば、産地等によって微粉炭の特性が変更となった場合であっても、適切な流量の還元剤アンモニアを火炉2に対して供給することが可能となる。
なお、本実施形態においては、水分量計測器11によって、微粉炭の特性を計測する構成について説明した。例えば、微粉炭の組成(特性)は産地によって異なる。このため、産地と還元剤アンモニアの流量とが関係づけられたテーブルを予めアンモニア供給制御装置6dに記憶させておき、アンモニア供給制御装置6dに微粉炭の産地を入力することで、適切な還元剤アンモニアの流量を設定する構成を採用することも可能である。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。なお、本第7実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図7は、本第7実施形態のボイラ1Fの要部構成を示す模式図である。この図に示すように、本実施形態のボイラ1Fは、還元剤供給部6cが、火炉2の内部に配設されると共に還元剤アンモニアを火炉2の内部に噴射するノズルヘッダ12(噴射部)を備えている。このようなノズルヘッダ12は、端部が還元剤供給配管6c1に接続され、長手方向に複数のノズルが形成された直管である。このようなノズルヘッダ12は、還元剤供給配管6c1から供給された還元剤アンモニアを複数のノズルから分散して噴射する。
このような本実施形態のボイラ1Fによれば、少量の還元剤アンモニアであっても、還元剤アンモニアを火炉2の中心部に確実に到達させることができ、より確実に窒素酸化物(NOx)を還元することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、微粉炭とアンモニアとを燃料として混焼させるボイラについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、天然ガスとアンモニアを燃料として混焼させる構成、重油や軽油とアンモニアを燃料として混焼させる構成、あるいは、アンモニアのみを燃料として燃焼させる構成等を採用することが可能である。
また、例えば、燃料アンモニア供給配管6b1及び還元剤供給配管6c1の両方あるいはいずれかに逆止弁を設けるようにしても良い。
(シミュレーション)
次に、上記第1実施形態のボイラ1についてシミュレーションを行った結果について、図8〜図10を参照して説明する。
まず、バーナ領域R1を、燃料と燃焼空気とが混合される混合領域と、火炎が存在する火炎領域と、燃焼ガスが火炎に向けて還流する循環領域と、火炎の背後の火炎背後領域とに分けたモデルを作成した。当モデルを用いて、微粉炭と共にアンモニアを、混合領域に投入した場合と、火炎に送る燃焼空気に投入した場合と、火炎に直接投入した場合と、二段燃焼領域R2に投入した場合とにおける排ガスに含まれる一酸化窒素の量についてシミュレーションした。なお、比較例として、燃料にアンモニアを用いずに微粉炭のみを用いた条件についても、同様にシミュレーションを行った。
図8は、シミュレーションの結果を示す棒グラフである。なお、図8において、(a)が比較例の結果を示している。また、(b)がアンモニアを混合領域に投入した場合の結果を示し、(c)がアンモニアを燃焼空気に投入した場合の結果を示し、(d)がアンモニアを火炎に直接的に投入した場合の結果を示し、(e)がアンモニアを二段燃焼領域R2に投入した場合の結果を示している。なお、図8では、比較例の結果を基準とし、他の結果は比較例との相対値として示している。
図8に示すように、上記実施形態のボイラ1の結果は、(a)と比較して大きく上昇していない。特に、アンモニアを火炎に対して直接的に投入した場合には、一酸化窒素の排出量が(a)と同程度に抑制されている。したがって、バーナ領域R1あるいは二段燃焼領域R2にアンモニアを投入する場合には、火炎に対して直接的にアンモニアを投入することが好ましいことが分かった。これに加えて、上記実施形態のボイラ1では、アンモニアを燃料として燃焼させているにも関わらず、微粉炭のみを燃料として燃焼させるボイラと、一酸化窒素の排出量が同程度となったことから、窒素成分の窒素酸化物への転換率が低いことが分かった。
次に、図8の結果を受けて、微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを火炎に対して直接投入した場合と、火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3に投入した場合と、火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3及び後部領域R4に投入した場合と、火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを後部領域R4に投入した場合とにおける排ガスに含まれる一酸化窒素の量についてシミュレーションした。なお、同様に、比較例として、燃料にアンモニアを用いずに微粉炭のみを用い、さらにアンモニアを投入しない条件についても、同様にシミュレーションを行った。
図9は、シミュレーションの結果を示す棒グラフである。なお、図9において、(a)が比較例の結果を示している。また、(b)が微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを火炎に対して直接投入した場合の結果を示し、(c)が火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3に投入した場合の結果を示し、(d)が火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3及び後部領域R4に投入した場合の結果を示し、(e)が火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを後部領域R4に投入した場合の結果を示している。なお、図9では、比較例の結果を基準とし、他の結果は比較例との相対値として示している。
図9に示すように、上記実施形態のボイラ1の結果は、(a)と比較して大きく上昇していない。特に、火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3に投入した場合、及び、火炎に微粉炭と共に燃料としてのアンモニアを投入しさらに還元剤としてのアンモニアを上部領域R3及び後部領域R4に投入した場合には、一酸化窒素の排出量が(a)よりも抑制されている。したがって、還元剤アンモニアを、上部領域R3、あるいは、上部領域R3及び後部領域R4に供給することが好ましいことが分かった。これらの結果は、二段燃焼によって発生した一酸化窒素が還元剤アンモニアによって還元されたことを示していると考えられ、二段燃焼領域R2より下流側に還元剤アンモニアを供給することによって、より窒素酸化物(NOx)の抑制することが可能となると考えられる。
なお、図10は、バーナ部における空気量の分配条件を3回変更して、微粉炭のみを燃料とするボイラに対して、還元剤としてアンモニアを供給した場合のシミュレーション結果を示す棒グラフである。図10において、(a2)が(a1)に対して還元剤としてアンモニアを供給した結果を示し、(b2)が(b1)に対して還元剤としてアンモニアを供給した結果を示し、(c2)が(c1)に対して還元剤としてアンモニアを供給した結果を示している。これらの結果から、微粉炭のみを燃料とするボイラでは、還元剤としてアンモニアを投入すると、排ガスに含まれる一酸化窒素は4分の1程度に減少していることが分かる。図9の(c)及び(d)で示す結果が、図9(a)の結果と比較して値が4分の1程度になっていることから分かるように、アンモニアと微粉炭とを混焼させる上記実施形態のボイラは、還元剤アンモニアを投入することによって、微粉炭のみを燃料とするボイラに還元剤としてアンモニアを投入した場合と同程度にまで一酸化窒素の排出量を減少させられることが分かった。
1……ボイラ
1A……ボイラ
1B……ボイラ
1C……ボイラ
1D……ボイラ
1E……ボイラ
1F……ボイラ
2……火炉
2a……排出口
3……煙道
3a……水平煙道
3b……後部煙道
4……バーナ
5……二段燃焼空気供給部
6……アンモニア供給部
6a……アンモニア供給源
6b……燃料アンモニア供給部
6b1……燃料アンモニア供給配管
6b2……全体流量調節弁
6b3……燃料アンモニア流量調節弁
6b4……配分調節機構
6c……還元剤供給部
6c1……還元剤供給配管
6c2……還元剤流量調節弁
6c3……開閉弁
6c4……開閉弁
6d……アンモニア供給制御装置
7……微粉炭供給部
9……温度計測部
10……濃度計測部
11……水分量計測器
12……ノズルヘッダ
R1……バーナ領域
R2……二段燃焼領域
R3……上部領域
R4……後部領域

Claims (8)

  1. アンモニアを燃料として燃焼可能な燃焼装置と、前記燃焼装置が取り付けられた火炉と、燃料が燃焼されて発生した燃焼ガスを案内する煙道とを備えるボイラであって、
    前記燃焼装置に燃料として供給される前記アンモニアの一部を前記燃焼装置よりも下流位置にて前記火炉及び前記煙道の少なくとも一方に還元剤として供給する還元剤供給部を備えることを特徴とするボイラ。
  2. 前記還元剤供給部は、前記火炉に対して高さ方向における複数箇所に対して個別に前記還元剤としての前記アンモニアを供給可能に接続されていることを特徴とする請求項1記載のボイラ。
  3. 前記還元剤供給部は、前記火炉と前記煙道との各々に対して個別に前記還元剤としての前記アンモニアを供給可能に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載のボイラ。
  4. 前記火炉及び前記煙道の少なくとも一方の内部温度を計測する温度計測部を備え、
    前記還元剤供給部は、前記温度計測部の計測結果に基づいて前記還元剤として供給される前記アンモニアの流量を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のボイラ。
  5. 前記煙道から排出される前記燃焼ガスに含まれる窒素酸化物の濃度を計測する濃度計測部を備え、
    前記還元剤供給部は、前記濃度計測部の計測結果に基づいて前記還元剤として供給される前記アンモニアの流量を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のボイラ。
  6. 炭素燃料を燃焼可能な燃焼装置を備え、
    前記還元剤供給部は、前記炭素燃料の特性に基づいて前記還元剤として供給される前記アンモニアの流量を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載のボイラ。
  7. 前記還元剤供給部は、前記火炉及び前記煙道の少なくとも一方の内部に配設されると共に前記還元剤として供給される前記アンモニアを噴射する噴射部を備えることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載のボイラ。
  8. 前記還元剤として供給される前記アンモニアの流量と前記燃料として供給される前記アンモニアの流量とを合わせたアンモニアの全体流量を、前記還元剤として供給される前記アンモニアの流量に合わせて調節する制御部を備える請求項1〜7いずれか一項に記載のボイラ。
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