JP2019086109A - 潤滑油供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロートスイッチによることなく、オイルタンク内の潤滑油量をリニアに検知することができるようにする。【解決手段】潤滑油を貯留するオイルタンク120と、オイルタンク内の潤滑油を汲み上げるポンプ111を有しオイルタンクの上方に配置されるポンプ基台110とを含む給油ポンプ10を備えている潤滑油供給装置において、ポンプ基台110の荷重がオイルタンク120にかからないようにオイルタンク120とポンプ基台110とを分離し、オイルタンク120内に貯留されている潤滑油の重量を含めてオイルタンク120全体の重量を測る重量センサー140を備え、重量センサー140から出力される重量検知信号に基づいてオイルタンク120内の潤滑油の貯油量を検知する。【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械等の摺動部に潤滑油(グリースを含む)を供給する潤滑油供給装置に関し、さらに詳しく言えば、潤滑油のタンク内残量を検知する技術に関するものである。
潤滑油給油ポンプは、オイルタンク(貯油タンク)を有し、そのタンク内の貯油量を管理するため、多くの場合、油面の下限レベルを検知する下限検知用フロートスイッチと、油面の上限レベルを検知する上限検知用フロートスイッチの2つのフロートスイッチを備えている。
しかしながら、下限検知と上限検知の2つのフロートスイッチでは、潤滑油の減り方までは検知することができない。減り方が速い場合には、配管等に漏れが生じているおそれがある。また、減り方が遅い場合には、配管や分配器等に目詰まりが生じているおそれがある。いずれの場合にも、被給油箇所に適切な量の潤滑油が供給されず、かじりつき等の故障の原因となる。
潤滑油の減り方をきめ細かく検知するには、下限検知と上限検知の2つのフロートスイッチの間に、所望とする分解能に応じた数の中間フロートスイッチを設ければよいのであるが、コストがかかるばかりでなく、その配置の仕方にもかなりの工夫を要するので、好ましくない。
そこで、特許文献1に記載された発明では、下限検知用フロートスイッチによって検知される下限レベルと、上限検知用フロートスイッチによって検知される上限レベルとの間の油量を有効使用油量とし、正常状態で有効使用油量を使い切る吐出回数を計数し、1回目の吐出回数を初期値とし、2回目以降の各回ごとの吐出回数を初期値と比較し、その吐出回数に増減が生じた場合に、潤滑油漏れや配管詰まり等の異常があると判定するようにしている。
特開平06−74329号公報
しかしながら、上記特許文献1による有効使用油量を使い切る吐出回数には、下限検知用フロートスイッチがオンするまでの時間が反映されていないため、なおも解決すべき課題が残されている。
すなわち、潤滑油給油ポンプから定量分配器に至る配管、定量分配器から被給油箇所に至る配管もしくは定量分配器自体の詰まり等が生じている場合には、オイルタンク内の潤滑油の減りが遅くなるため、下限検知用フロートスイッチがオンするまでの時間が長くなる。このことは、被給油箇所が長時間にわたって潤滑油不足状態に放置されることを意味する。
したがって、本発明の課題は、フロートスイッチによることなく、オイルタンク内の潤滑油量をリニアに検知することができる潤滑油供給装置を提供することにある。
また、本発明の課題は、グリースが充填されている蛇腹状のカートリッジタンクを有するグリースポンプにおいても、カートリッジタンク内のグリース残量をリニアに検知できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本願には、第1,第2および第3の3つの発明の発明が含まれ、まず、第1の発明は、潤滑油を貯留するオイルタンクと、上記オイルタンク内の上記潤滑油を汲み上げるポンプを有し上記オイルタンクの上方に配置されるポンプ基台とを含む給油ポンプを備えている潤滑油供給装置において、
上記ポンプ基台の荷重が上記オイルタンクにかからないように、上記オイルタンクが上記ポンプ基台から分離されており、上記オイルタンク内に貯留されている上記潤滑油の重量を含めて上記オイルタンク全体の重量を測る重量センサーを備え、上記重量センサーから出力される重量検知信号に基づいて上記オイルタンク内の上記潤滑油の貯油量を検知することを特徴としている。
上記第1の発明の好ましい態様として、上記ポンプ基台は、上記オイルタンクが上記ポンプ基台から分離された状態で収納されるタンク収納ケースを有し、上記タンク収納ケースの底部に上記重量センサーが設けられる。
また、上記重量センサーとして歪みゲージが好ましく採用される。
上記課題を解決するため、第2の発明は、潤滑油を貯留するオイルタンクと、上記オイルタンク内の上記潤滑油を汲み上げるポンプを有し上記オイルタンクの上方に配置されるポンプ基台とを含む給油ポンプを備えている潤滑油供給装置において、
一端が上記ポンプ基台に固定され他端が自由端でその中間部分に歪みゲージを有するカンチレバーと、上記潤滑油よりも大きな比重を有し上記オイルタンク内の上記潤滑油内に浸漬され上記潤滑油より浮力を受ける棒状の錘とを備え、上記錘が上記カンチレバーの他端側に連結されており、上記歪みゲージからの出力信号に基づいて上記オイルタンク内の上記潤滑油の貯油量を検知することを特徴としている。
上記第2の発明において、上記オイルタンク内の上記潤滑油の上限レベル面と下限レベル面との距離をLとして、上記錘は上記距離L以上の軸長を備えているとともに、その全長にわたって軸線と直交する横断面形状が一定であることも特徴の一つである。
また、上記課題を解決するため、第3の発明は、グリースが充填されている蛇腹状で伸縮するカートリッジタンクと、上記カートリッジタンクがほぼ垂直として収納されるガイド筒と、上記カートリッジタンク内から吐出される上記グリースを所定の給油箇所に圧送するポンプとを含み、上記ガイド筒内には上記カートリッジタンクに対してその上方から所定の押圧力を加えるバネが設けられているグリースポンプを有する潤滑油供給装置において、
上記ガイド筒の上端側には、一端が上記ガイド筒の所定部位に固定され他端が自由端でその中間部分に歪みゲージを有するカンチレバーが設けられており、上記カンチレバーの他端側と上記カートリッジタンクの上端との間に上記バネが配置されており、上記歪みゲージからの出力信号に基づいて上記カートリッジタンク内の上記グリースの残量を検知することを特徴としている。
上記第3の発明の好ましい態様によると、上記バネとして圧縮コイルスプリングが用いられ、上記カンチレバーの他端側には、上記圧縮コイルスプリングの上端が当接する受圧板が設けられる。
本発明(第1の発明)によれば、オイルタンク自体の重さは風袋の重さとして一定であるため、重量センサーにて計測される重量からオイルタンク自体の重さを引き算することにより、オイルタンク内に貯留されている潤滑油の油量が分かる。したがって、重量センサー(好ましくは歪みゲージ)から出力される重量検知信号に基づいてオイルタンク内の潤滑油の貯油量をリニア(連続的)に検知することができる。
また、本発明(第2の発明)によれば、歪みゲージの他端(自由端)側に固定されている棒状の錘は、潤滑油よりも大きな比重を有しているため、オイルタンク内の潤滑油の油量が多くその油面レベルが高いときには大きな浮力を受け、油量が減少し油面レベルが低くなるに連れて受ける浮力は小さくなることから、歪みゲージからの出力信号に基づいてオイルタンク内の潤滑油の貯油量をリニア(連続的)に検知することができる。
また、本発明(第3の発明)によれば、グリースが消費されカートリッジタンクが縮むに伴ってバネ圧(押圧力)も次第に弱くなり、歪みゲージにかかる負荷が徐々に減少するため、歪みゲージからの出力信号に基づいてカートリッジタンク内のグリースの残量をリニア(連続的)に検知することができる。
本発明(第1の発明)の潤滑油供給装置が備える給油ポンプを示す模式的な正面図。 本発明(第2の発明)の潤滑油供給装置が備える給油ポンプを示す模式的な正面図。 本発明(第3の発明)の潤滑油供給装置が備えるグリースポンプで、グリース残量が最大量である状態を示す模式的な正面図。 本発明(第3の発明)の潤滑油供給装置が備えるグリースポンプで、グリース残量が最小量である状態を示す模式的な正面図。 上記グリースポンプの歪みゲージを含む要部拡大図。
次に、図1ないし図4により、本発明のいくつかの実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、第1実施形態としての第1の発明に係る潤滑油供給装置は、図1に示す給油ポンプ10を備えている。給油ポンプ10は、基本的な構成として、ポンプ基台110とオイルタンク(貯油タンク)120とを備えている。
ポンプ基台110には、オイルタンク120内の潤滑油を汲み上げるギアポンプ111と、ギアポンプ111を駆動するモータ112とが搭載されている。ギアポンプ111以外のポンプが採用されてもよい。
図1には、この他にギアポンプ111から図示しない被給油箇所に至る配管経路内の圧力を表示する油圧メータ113や図示しない給油口に取り付けられる給油キャップ114が示されている。
オイルタンク120には、上面が開放された所定容積の容器が用いられる。この例によると、手動で上記給油口からオイルタンク120に潤滑油が供給されるが、図示しない潤滑油補給ポンプからオイルタンク120に潤滑油が供給されるようにしてもよい。
従来の給油ポンプの場合、オイルタンク120の上にポンプ基台110が載置され、オイルタンク120にポンプ基台110の荷重がかけられるが、この実施形態に係る給油ポンプ10では、ポンプ基台110とオイルタンク120は物理的に切り離され、オイルタンク120にポンプ基台110の荷重がかからない状態で、オイルタンク120内に貯留されている潤滑油の重量を含めてオイルタンク120全体の重量を測る重量センサー140を備えている。
そのため、オイルタンク120とは別に、オイルタンク120を収納するタンク収納ケース130を備えている。タンク収納ケース130は、オイルタンク120よりも例えば一回り大きな容積を有する上面が開放された容器で、内部にオイルタンク120を収納した状態で、タンク収納ケース130の上面にポンプ基台110が載置される。
このようにして、オイルタンク120には、ポンプ基台110の荷重がかけられないようにした状態で、重量センサー140は、オイルタンク120全体の重量がかかるように、タンク収納ケース130の底部に配置される。
重量センサー140には、歪みゲージ(ストレインゲージ、ロードセル、フォースセンサー等とも呼ばれる)が好ましく採用される。図示しないが、重量センサー140の出力信号(検知信号)は、オイルタンク120内の潤滑油の油量を管理(監視)する制御部に無線もしくは有線にて送信される。
オイルタンク120自体の重さは風袋の重さとして一定であるため、重量センサー140にて計測される重量からオイルタンク120自体の重さを引き算することにより、オイルタンク120内に貯留されている潤滑油の油量が分かる。
したがって、重量センサー140から出力される重量検知信号に基づいてオイルタンク内の潤滑油の貯油量をリニアに検知することができる。また、ギアポンプ111の稼働(運転)時間に対する潤滑油の減り方を監視することにより、潤滑油漏れや配管詰まり等の異常の有無を判定することができる。
次に、第2実施形態としての第2の発明に係る潤滑油供給装置は、図2に示す給油ポンプ20を備えている。
給油ポンプ20は、上記第1実施形態の給油ポンプ10と同じく、ポンプ基台110とオイルタンク120とを備え、ポンプ基台110には、オイルタンク120内の潤滑油を汲み上げるギアポンプ111と、ギアポンプ111を駆動するモータ112とが搭載されているが、ポンプ基台110は、オイルタンク120の上面に直に載置されている。
この第2実施形態に係る給油ポンプ20は、オイルタンク120内の潤滑油の油量を検知するための構成として、歪みゲージ210を有するカンチレバー(片持ち梁)21と、オイルタンク120内の潤滑油内に浸漬される棒状の錘(おもり)22とを備えている。
カンチレバー21は、弾性変形し得る金属材もしくは合成樹脂材からなり、この例において、その一端21aはポンプ基台110の外面に突設されているボス115にネジ止め等により固定される。カンチレバー21の他端21bは自由端で、一端21aと他端21bの中間部分に歪みゲージ210が装着されている。
錘22は、潤滑油よりも大きな比重を有する好ましくは金属材からなり、オイルタンク120内の潤滑油内に浸漬され、潤滑油より浮力を受ける。錘22は、連結棒221を介してカンチレバー21の他端21b側に吊り下げられる。ポンプ基台110には、連結棒221を通す孔116が設けられている。
この第2実施形態において、オイルタンク120内の潤滑油の上限レベル面MAXと下限レベル面MINとの距離をLとして、錘22は、上記距離L以上の軸長を備えているとともに、その全長にわたって軸線と直交する横断面形状が一定である。横断面形状は、円形、多角形のいずれであってもよい。
これによれば、オイルタンク120内の潤滑油の貯油量がわずかで錘22の下端にまで達していない場合、カンチレバー21には錘22の重さがそのまま伝わるため、歪みゲージ210の歪み量が最大となる。
潤滑油をオイルタンク120内に入れていき、錘22が浸かり始めると浮力が発生するため、潤滑油の油量が増えるに伴って、歪みゲージ210の歪み量は徐々に減少する。これに対して、例えば潤滑油が上限レベル面MAX付近にまで入っている状態から、潤滑油の油量が減少すると、錘22に対する浮力も減少するため、歪みゲージ210の歪み量が徐々に増大する。
このようにして、第2実施形態によれば、錘22の重さに応じて変化する歪みゲージ210の歪み量が反映された検知信号によって、オイルタンク120内の潤滑油の残量をリニアに検出することができる。
次に、図3a,図3bおよび図4を参照して、第3実施形態としての第3の発明に係る潤滑油供給装置が備えるグリースポンプ30について説明する。
このグリースポンプ30は、基本的な構成として、ポンプ基台31と、モータ32と、グリースが充填されるカートリッジタンク33とを備え、モータ32とカートリッジタンク33は、ポンプ基台31上に配置されている。
図示しないが、ポンプ基台31内にはシリンダが水平に設けられており、そのシリンダ内にはモータ32によって往復動するピストンが収納されている。ピストンの往復動によって、カートリッジタンク33内のグリースが一定量ずつ吐出口311から被給油箇所に向けて圧送される。
カートリッジタンク33は蛇腹状で伸縮する。図示しないが、カートリッジタンク33の下端には、上記シリンダのグリース吸込みポートに連通するグリース吐出ポートが設けられている。
ポンプ基台31には、カートリッジタンク33をほぼ垂直として収納するガイド筒34が立設されている。図4に示すように、ガイド筒34は、その上端に上蓋341を備えている。
また、ガイド筒34内には、カートリッジタンク33に対して、その上方から所定の押圧力を加えるバネ37が設けられている。この実施形態において、バネ37には圧縮コイルスプリング371が用いられている。
この第3実施形態に係るグリースポンプ30は、カートリッジタンク33内のグリース残量を検知するための構成として、歪みゲージ351を有するカンチレバー(片持ち梁)35を備えている。
カンチレバー35は、弾性変形し得る金属材もしくは合成樹脂材からなり、この例において、その一端35aはガイド筒34の上蓋341のほぼ中央部分にネジ止め等により固定されている。カンチレバー35の他端35bは自由端で、一端35aと他端35bの中間部分に歪みゲージ351が装着されている。
カンチレバー35の他端35bには、圧縮コイルスプリング371の上端が当接する受圧板36がネジ止め等により固定されている。なお、この実施形態において、カートリッジタンク33の上端部には、加圧板38が深皿状として配置されており、圧縮コイルスプリング371は、受圧板36と加圧板38との間に設けられている。
図3aは、これから使用するグリースが目一杯充填されたカートリッジタンク33をガイド筒34内にセットした状態を示している。この状態において、圧縮コイルスプリング371は最大限に圧縮され、カンチレバー21には大きな負荷(荷重)が加えられることから、歪みゲージ351の歪み量が最大となる。
グリースポンプ30の運転により、カートリッジタンク33内のグリースが消費されるとカートリッジタンク33は徐々に縮み、これに伴って、カンチレバー21に対する負荷も減少するため、歪みゲージ351の歪み量も小さくなる。
図3bは、グリースが殆ど空になったカートリッジタンク33を示しており、この状態では、圧縮コイルスプリング371は殆ど伸びきっており、カンチレバー21に対する負荷はほぼゼロで、歪みゲージ351の歪み量もほぼゼロとなる。
このように、第3実施形態(第3の発明)によれば、グリースが消費されカートリッジタンク33が縮むに伴って圧縮コイルスプリング371のバネ圧も次第に弱くなり、歪みゲージ351にかかる負荷が徐々に減少するため、歪みゲージ351からの出力信号に基づいてカートリッジタンク33内のグリースの残量をリニアに検知することができる。
上記グリースポンプ30では、カートリッジタンク33をガイド筒34内に収納するようにしているが、カートリッジタンク33をほぼ垂直に保持できれば必ずしも筒である必要はなく、例えば、3本以上の柱でカートリッジタンク33を囲むようにしてもよい。
10,20 給油ポンプ
110 ポンプ基台
111 ギアポンプ
112 モータ
120 オイルタンク
130 タンク収納ケース
140 重量センサー
21 カンチレバー(片持ち梁)
210 歪みゲージ
22 錘
30 グリースポンプ
31 ポンプ基台
32 モータ
33 カートリッジタンク
34 ガイド筒
35 カンチレバー(片持ち梁)
351 歪みゲージ
36 受圧板
37 バネ
371 圧縮コイルスプリング
特開平06−74392号公報
上記課題を解決するため、本願には、第1,第2および第3の3つの発明が含まれ、まず、第1の発明は、潤滑油を貯留するオイルタンクと、上記オイルタンク内の上記潤滑油を汲み上げるポンプを有し上記オイルタンクの上方に配置されるポンプ基台とを含む給油ポンプを備えている潤滑油供給装置において、
上記ポンプ基台の荷重が上記オイルタンクにかからないように、上記オイルタンクが上記ポンプ基台から分離されており、上記オイルタンク内に貯留されている上記潤滑油の重量を含めて上記オイルタンク全体の重量を測る重量センサーを備え、上記重量センサーから出力される重量検知信号に基づいて上記オイルタンク内の上記潤滑油の貯油量を検知することを特徴としている。
図3aは、これから使用するグリースが目一杯充填されたカートリッジタンク33をガイド筒34内にセットした状態を示している。この状態において、圧縮コイルスプリング371は最大限に圧縮され、カンチレバー35には大きな負荷(荷重)が加えられることから、歪みゲージ351の歪み量が最大となる。
グリースポンプ30の運転により、カートリッジタンク33内のグリースが消費されるとカートリッジタンク33は徐々に縮み、これに伴って、カンチレバー35に対する負荷も減少するため、歪みゲージ351の歪み量も小さくなる。
図3bは、グリースが殆ど空になったカートリッジタンク33を示しており、この状態では、圧縮コイルスプリング371は殆ど伸びきっており、カンチレバー35に対する負荷はほぼゼロで、歪みゲージ351の歪み量もほぼゼロとなる。
記課題を解決するため、発明は、グリースが充填されている蛇腹状で伸縮するカートリッジタンクと、上記カートリッジタンクがほぼ垂直として収納されるガイド筒と、上記カートリッジタンク内から吐出される上記グリースを所定の給油箇所に圧送するポンプとを含み、上記ガイド筒内には上記カートリッジタンクに対してその上方から所定の押圧力を加えるバネが設けられているグリースポンプを有する潤滑油供給装置において、
上記ガイド筒の上端側には、一端が上記ガイド筒の所定部位に固定され他端が自由端でその中間部分に歪みゲージを有するカンチレバーが設けられており、上記カンチレバーの他端側と上記カートリッジタンクの上端との間に上記バネが配置されており、上記歪みゲージからの出力信号に基づいて上記カートリッジタンク内の上記グリースの残量を検知することを特徴としている。
発明の好ましい態様によると、上記バネとして圧縮コイルスプリングが用いられ、上記カンチレバーの他端側には、上記圧縮コイルスプリングの上端が当接する受圧板が設けられる。
明によれば、グリースが消費されカートリッジタンクが縮むに伴ってバネ圧(押圧力)も次第に弱くなり、歪みゲージにかかる負荷が徐々に減少するため、歪みゲージからの出力信号に基づいてカートリッジタンク内のグリースの残量をリニア(連続的)に検知することができる。
第1の参考実施形態に係る潤滑油供給装置が備える給油ポンプを示す模式的な正面図。 第2の参考実施形態に係る潤滑油供給装置が備える給油ポンプを示す模式的な正面図。 本発明の潤滑油供給装置が備えるグリースポンプで、グリース残量が最大量である状態を示す模式的な正面図。 本発明の潤滑油供給装置が備えるグリースポンプで、グリース残量が最小量である状態を示す模式的な正面図。 上記グリースポンプの歪みゲージを含む要部拡大図。
まず、第1実施形態(参考実施形態)に係る潤滑油供給装置は、図1に示す給油ポンプ10を備えている。給油ポンプ10は、基本的な構成として、ポンプ基台110とオイルタンク(貯油タンク)120とを備えている。
次に、第2実施形態(参考実施形態)に係る潤滑油供給装置は、図2に示す給油ポンプ20を備えている。
次に、図3a,図3bおよび図4を参照して、第3実施形態としての発明に係る潤滑油供給装置が備えるグリースポンプ30について説明する。

Claims (7)

  1. 潤滑油を貯留するオイルタンクと、上記オイルタンク内の上記潤滑油を汲み上げるポンプを有し上記オイルタンクの上方に配置されるポンプ基台とを含む給油ポンプを備えている潤滑油供給装置において、
    上記ポンプ基台の荷重が上記オイルタンクにかからないように、上記オイルタンクが上記ポンプ基台から分離されており、上記オイルタンク内に貯留されている上記潤滑油の重量を含めて上記オイルタンク全体の重量を測る重量センサーを備え、上記重量センサーから出力される重量検知信号に基づいて上記オイルタンク内の上記潤滑油の貯油量を検知することを特徴とする潤滑油供給装置。
  2. 上記ポンプ基台は上記オイルタンクが上記ポンプ基台から分離された状態で収納されるタンク収納ケースを有し、上記タンク収納ケースの底部に上記重量センサーが設けられることを特徴とする請求項1に記載の潤滑油供給装置。
  3. 上記重量センサーとして歪みゲージが用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の潤滑油供給装置。
  4. 潤滑油を貯留するオイルタンクと、上記オイルタンク内の上記潤滑油を汲み上げるポンプを有し上記オイルタンクの上方に配置されるポンプ基台とを含む給油ポンプを備えている潤滑油供給装置において、
    一端が上記ポンプ基台に固定され他端が自由端でその中間部分に歪みゲージを有するカンチレバーと、上記潤滑油よりも大きな比重を有し上記オイルタンク内の上記潤滑油内に浸漬され上記潤滑油より浮力を受ける棒状の錘とを備え、上記錘が上記カンチレバーの他端側に連結されており、上記歪みゲージからの出力信号に基づいて上記オイルタンク内の上記潤滑油の貯油量を検知することを特徴とする潤滑油供給装置。
  5. 上記オイルタンク内の上記潤滑油の上限レベル面と下限レベル面との距離をLとして、上記錘は上記距離L以上の軸長を備えているとともに、その全長にわたって軸線と直交する横断面形状が一定であることを特徴とする請求項4に記載の潤滑油供給装置。
  6. グリースが充填されている蛇腹状で伸縮するカートリッジタンクと、上記カートリッジタンクがほぼ垂直として収納されるガイド筒と、上記カートリッジタンク内から吐出される上記グリースを所定の給油箇所に圧送するポンプとを含み、上記ガイド筒内には上記カートリッジタンクに対してその上方から所定の押圧力を加えるバネが設けられているグリースポンプを有する潤滑油供給装置において、
    上記ガイド筒の上端側には、一端が上記ガイド筒の所定部位に固定され他端が自由端でその中間部分に歪みゲージを有するカンチレバーが設けられており、上記カンチレバーの他端側と上記カートリッジタンクの上端との間に上記バネが配置されており、上記歪みゲージからの出力信号に基づいて上記カートリッジタンク内の上記グリースの残量を検知することを特徴とする潤滑油供給装置。
  7. 上記バネとして圧縮コイルスプリングが用いられ、上記カンチレバーの他端側には、上記圧縮コイルスプリングの上端が当接する受圧板が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の潤滑油供給装置。
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