JP2019085665A - 保持板及びその保持板を使ったベルト - Google Patents

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誠治 大岸
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Abstract

【課題】 スカートの丈を手軽に何度でも調整しその状態を保持できる保持板及びその保持板を使用したベルトを提供する。【解決手段】本実施形態の保持板(40)は、スカート用のベルトに取り付けられる保持板(40)である。その保持板は、スカートの生地よりも硬い材料からなる本体(41)を備える。本体の一端部(43)は、スカートを折り曲げた一部がベルトと本体との間に入りやすいように、円弧形状、台形形状又は三角形状に形成されている。またその保持板(40)はベルト(10)に取り付けられる。【選択図】 図2

Description

本発明は、スカートの丈もしくは裾を調整した状態を保持する保持板、その保持板を使ったベルトに関する。
従来、スカートの丈を調整する場合には、スカートのウエスト部分の幅数センチほどのかたい部分(腰帯部と呼ばれる。)を1、2回折ってスカートを短くしたり、スカートの裾を折り曲げてその折り曲げた箇所を熱溶着テープ等によって固定したりしてスカート丈を短くしたり調整したりしていた。特許文献1は、熱溶着テープ等を使用せず、ズボン丈を手軽に何度でも調整できるズボンを開示している。
特開2017−53062号
一方、スカートの柄を活かし且つスカートのヒダをきれいな状態で腰帯部を折り返して短くする手法では、スカートを履いている最中にその腰帯部が緩んできたりして、何度も腰帯部を折り曲げ直す必要があった。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、スカートの丈を手軽に何度でも調整しその状態を保持できる保持板及びその保持板を使用したベルトを提供する。
本実施形態の保持板は、スカート用のベルトに取り付けられる保持板である。その保持板は、スカートの生地よりも硬い材料からなる本体を備える。本体の一端部は、スカートを折り曲げた一部がベルトと本体との間に入りやすいように、円弧形状、台形形状又は三角形状に形成されている。
さらに実施形態の保持板はベルトに取り付けられるための締結部をさらに備える。また保持板の本体の材料は生地、不織布、樹脂又は金属からなる。本体には開口部が形成され、締結部は、樹脂又は金属で挟まれ、開口部を塞ぐ布を含む。また締結部は、本体の底辺から本体の法線方向に折り曲げられさらに本体の上方向に折り曲げられたフック部を含んでもよい。また締結部は、スナップボタン、ドットボタンもしくはバネホックの雄又は雌の一方を含んでもよい。さらに締結部は、本体の一端部と他端部とを結ぶ方向と交差する方向に伸びた伸張部を含んでもよい。
本実施形態のベルトは、上述の保持板を、スカートの後身頃に対応する位置に取り付けている。
本発明の保持板を使えば、スカートを履いている最中にその腰帯部が緩んできることがない。
スカートの腰帯部WBをスカートの外側に1度折り返してベルト10を締めた状態を示した図である。 ミシン等を使って、糸で締結される保持板を示した図である。 ミシン等を使って、糸で締結される一部に開口部を有する保持板を示した図である。 フック部を有する保持板、その保持板を使ったベルトを示した図である。 第3実施形態のフック部を有する保持板の別例を示した図である。 ボタンを有する保持板、その保持板を使ったベルトを示した図である。 伸張部を有する保持板その保持板を使ったベルトを示した図である。
以下、図面に基づいて本実施形態に係るスカートの丈を調整した状態を保持する保持板及び保持板が取り付けられたベルトについて説明する。本実施形態では女子学生用スカートとして用いられているナイフプリーツスカートに本実施例を適用した例を示している。
図1は、本実施形態に係るスカートSKの一例を示した斜視図である。スカートSKは、スカート本体SHとそのスカート本体SHの上部で人体のウエストにフィットする腰帯部WBとからなる。腰帯部WBの高さ(幅)Hは、例えば2〜5cmである。またこの図1では脇で前身頃SH1と後身頃SH2を合わせ、脇合わせ部SH3のファスナー(不図示)で閉じるとともに、フック金具(不図示)で腰帯部WBを留めている。なお、本実施形態では腰帯部WBを有するスカートで説明するが、腰帯部がなくてもよい。
図1(a)は通常の使用状態のスカートSKを示した図である。腰帯部WBは折り返しいない。図1(b)は腰帯部WBをスカートの外側に1度折り返した状態を示した図である。つまり、図1(b)に描かれている腰帯部WBは、腰帯部WBの内布である。腰帯部WBを1度折り返した分、スカートの丈がHだけ短くなっている。腰帯部WBの折り返しは、一般にファスナー(不図示)を閉めフック金具(不図示)を留めた状態で行われる。図1(c)は腰帯部WBを折り返し、保持板が取り付けられたベルト10を締めた状態を示した図である。保持板を有するベルト10を締めることで、腰を前後に曲げたりしても、スカートSKとベルト10とがずれたりしない。
<第1実施形態>
図2は、第1実施形態を示した図であり、図2(a)はベルト10の裏面12である。図2(b1)は(a)のA−A断面の拡大図であり、(b2)はベルト10と保持板40との間スカートSKの腰帯部WBが差し込まれたA−A断面の拡大図である。図2(c)は、保持板40の拡大図である。
図2(a)において、ベルト10の+X側の端にはバックル18が取り付けられており、―X側の端にはバックル18のピンが入る貫通孔19が複数形成されている。またベルトの幅HLは、腰帯部WBの幅Hの例えば1.5倍から3倍程度である。ベルト10の裏面12で且つ幅方向(Z方向)の下側には、保持板40が複数取り付けてられている。ベルト10は、布、天然革又は合成革などから構成される。本実施例では1枚の布、天然革又は合成革で描かれているが、これらを2枚以上合わせたベルト10であってもよい。また本実施形態で示されるバックル18は円形状であるがその形状や種類はどのようなものであってもよい、またバックルを使わないベルトであってもよく、手でベルトの両端を結ぶタイプであってもよい。またスカートSKと同じ生地を使ったベルトにすることでベルトをスカートSKの一部のように見せたり、一見してベルトを締めていないように見せたりしてもよい。
左側(−X側)の保持板40は、スカートSKを履いた人の右側の腰の近傍に相当する位置に取り付けられ、中央の3つの保持板40は、スカートSKを履いた人の背中側の腰の近傍に相当する位置に取り付けられ、右側(+X側)の保持板40は、スカートSKを履いた人の左側の腰の近傍に相当する位置に取り付けられている。背中側に相当する位置に複数の保持板40を取り付けて、人が屈んだり腰を曲げたりした際にも、スカートSKの腰帯部WBとベルト10とが位置ずれしないようにしている。これら保持板40は、ミシンで糸48によってベルト10に締結される。
図2(a)及び(c)に示されるように、第1実施形態の保持板40は上底43が短く下底42が長い台形形状である。保持板40の本体41は硬めの生地もしくは不織布、合成樹脂(熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂)である。これらはスカートの生地もしくは素材よりも硬いことが好ましく、熱可塑性樹脂の一例として1〜2mm厚の発泡ポリエチレンが特に好ましい。薄い発泡ポリエチレンはミシン針を通すことができ、製造に適している。図2(b1)及び(b2)に示されるように、保持板40の高さHMは、ベルトの幅HLよりも短くベルトの幅HLの約半分ぐらいである。また保持板40は、その下底42に沿って、1例、2列又は3列等の糸48により、ベルト10の裏面12に締結される。一列の糸48の場合には、保持板40はギザギザに縫って締結される。デザイン上で問題なければ、ベルト10の表面11に糸48が出ても良い。保持板40の高さHMの半分以上、すなわち長さHNが接しているだけであり、1度外側に折り返したスカートSKの腰帯部WB(一点鎖線)がベルト10の裏面12と保持板40との間に差し込まれる。腰帯部WBが保持板40によってベルト10に保持され、人が前屈したりしても、折り返した腰帯部WBがベルト10から飛び出ることがない。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態を示した図であり、図3(a)はベルト10Bの裏面12である。図3(b1)は(a)のA−A断面の拡大図であり、(b2)はベルト10Bと保持板50との間スカートSKの腰帯部WBが差し込まれたA−A断面の拡大図である。図3(c)は、保持板50の拡大図である。第1実施例と異なるところを説明し、ベルトの同じ構成及び同じ符号に関しては説明を割愛する。
図3(a)において、ベルト10Bは第1実施形態のベルト10と異なり、裏面12の上辺に突出部13が形成されている。この突出部13の突出量(Y方向)は、腰帯部WB及びスカートSKの厚み並びに保持板50の厚みにより生じるベルト上部と腹部との隙間が自然と隠せる程度の距離とする。裏地を設けないスカートSKの使用やベルトの幅を広くすることで突出部13突出量(Y方向)を抑えることもできる。突出部13は、X方向に長さLSだけ形成されており、貫通孔19が形成されている領域LAには形成されていない。ベルト10Bが腰を一周して重なる領域で、突出部13が二重になることを防ぐためである。バックルを使わないベルトでも、ベルトが二重になる領域には突出部13を設けないことが好ましい。ベルト10Bの裏面12で且つ幅方向(Z方向)の下側には、保持板50が複数取り付けてられている。
図3(a)及び(c)に示されるように、第2実施形態の保持板50は底辺52が直線の辺であり上辺53が円弧状の矩形形状である。保持板50の本体51は、合成樹脂又は金属である。保持板50は、腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板10との間に入りやすいように、折り曲げ部54で折り曲げられている。また保持板50の底辺52の近傍に、開口部56が形成されている。
図3(b1)及び(b2)に示されるように、保持板50は2枚の板を結合した構成であり、その板の間には締結部となる布57が挟まれている。つまり開口部56は布57で塞がれた状態である。その布57が2列又は3列の糸58によりベルト10Bに縫い付けられ、保持板50はベルト10Bの裏面12に締結される。デザイン上で問題なければ、ベルト10Bの表面11に糸58が出ても良い。保持板50の長さHNがベルト10Bの裏面12との間に隙間があり、1度外側に折り返した腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板50との間に差し込まれる。さらにベルト10Bの突出部13は、腰帯部WBが飛び出してくることを防ぐ。また、ベルト10Bの突出部13は、腰帯部WB及びスカートSKの厚み並びに保持板50の厚みにより生じるベルト上部と腹部との隙間を自然に隠すことができる。このため、ファッション的にベルト10Bの表面11がZ軸方向に向いていて、きれいに見える。
<第3実施形態>
図4及び図5は、保持板60(60a、60b、60c、60d)を使った第3実施形態を示した図であり、図4(a)は突出部13が形成されたベルト10Bの裏面12である。図4(b)は(a)のA−A断面の拡大図である。図4(c1)は、保持板60aの拡大正面図であり、(c2)は側面図である。第2実施例と異なるところを説明し、ベルトの同じ構成及び同じ符号に関しては説明を割愛する。
図4(a)において、突出部13が形成されたベルト10Bは第2実施形態のベルト10Bと基本的に同じであるが、突出部13に加えて裏面12の下辺に沿って複数の孔部14が形成されている。この孔部14は、クリップ型の保持板60aが差し込まれる孔である。保持板60aの一部が孔部14から差し込まれるので、ベルト10Bは、表側のベルト層と裏側面とベルト層とが二枚重ね合わせたものが好ましい。クリップ型の保持板60aを複数のどれかの孔部14に着脱すれば、保持板60aとベルト10Bとが締結するので、人のウエストに合わせて、保持板60aの位置を適宜調整できる。
図4(a)及び(c1)に示されるように、第3実施形態の保持板60aは底辺62aが直線の辺であり上辺63aが円弧状の矩形形状である。保持板60aの本体61aは合成樹脂又は金属である。保持板60aは、腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板10との間に入りやすいように、折り曲げ部64aで折り曲げられている。また図4(c2)に示されるように、保持板60aの底辺62aから−Y方向(本体の面に対して法線方向)に折り曲げられさらに+Z方向に折り曲げられたフック部66a,67aが形成されている。締結部であるフック部67aの先端には+Y方向に突き出た抑え部68aが形成されている。
図4(b)に示されるように、保持板60aのフック部66a、67aが孔部14に差し込まれる。そして保持板60aの本体61aと抑え部68aとで、ベルト10Bの一部を挟み込む。そして第2実施形態と同様に、1度外側に折り返した腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板60aとの間に差し込まれる。
第3実施形態では、保持板60aの締結部であるフック部66a,67aが孔部14に差し込まれたが、孔部14を有さないベルトであってもよい。デザイン上で問題なければ、孔部14が無いベルトに対して、保持板60aのフック部66a,67aが、ベルトの下辺に差し込まれてもよい、この場合には、フック部67aがベルト10Bの表面11に出てくる。
次に、図5は、保持板60b、60c、60dを使った第3実施形態を説明する。ベルト10Bは上述した通り裏面12の下辺に沿って複数の孔部14が形成されてもので、その孔部14に保持板60b、60c、60dのフック部が差し込まれる。
図5(a1)は第3実施形態の保持板60bの正面図であり、(a2)は、保持板60bの側面図である。保持板60bは底辺62bが直線の辺であり上辺63bが円弧状の矩形形状である。保持板60bの本体61bは合成樹脂又は金属である。保持板60bは、腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板10との間に入りやすいように、折り曲げ部64bで折り曲げられている。また図5(a2)に示されるように、保持板60bの底辺62bから−Y方向(本体の面に対して法線方向)に折り曲げられさらに−Z方向に折り曲げられたフック部66b,67bが形成されている。
図5(b1)は保持板60cの正面図であり、(b2)は、保持板60cの側面図である。保持板60cは、腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板10との間に入りやすいように、折り曲げ部64cで折り曲げられている。また図5(b2)に示されるように、保持板60cの底辺62cから−Y方向(本体の面に対して法線方向)に折り曲げられさらに+Z方向及び−Z方向に折り曲げられたフック部66c,67cが形成されている。
図5(c1)は保持板60dの正面図であり、(c2)は、保持板60dの側面図である。保持板60dは、腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板10との間に入りやすいように、折り曲げ部64dで折り曲げられている。また図5(c2)に示されるように、保持板60dの底辺62dから−Y方向(本体の面に対して法線方向)に折り曲げられさらに+Z方向に折り曲げられたフック部66d,67dが形成されている。保持板60dのフック67dはさらに−Z方向に折り曲げられたフック部68dが形成されている。
保持板60b
図4に描かれた保持板60aと比べて、保持板60b、60c、60dは、−Z方向にのびるフック部があるため、上から下への力(−Z方向の力)に対して孔部14から外れにくい。保持板60bは孔部14にフック部66b、67bが容易に差し込まれるが、逆に孔部14から外れやすい。保持板60bと比べて、保持板60cは孔部14にフック部66c、67cが差し込み難いが、逆に孔部14から外れ難い。保持板60cと比べて、保持板60dは孔部14にフック部66d、67d、68dがさらに差し込み難いが、逆に孔部14からさらに外れ難い。
<第4実施形態>
図6は、第4実施形態を示した図であり、図6(a)は突出部13が形成されたベルト10Bの裏面12である。図6(b)は(a)のA−A断面の拡大図であり、図6(c)は、保持板70の拡大図である。第2実施例と異なるところを説明し、ベルトの同じ構成及び同じ符号に関しては説明を割愛する。
図6(a)において、突出部13が形成されたベルト10Bは第2実施形態のベルト10Bと基本的に同じであるが、突出部13に加えて裏面12の下辺に沿って複数の雄ボタン又は雌ボタン15の一方が形成されている。この雄ボタン又は雌ボタン15に、保持板70の締結部である雌ボタン又は雄ボタン77が締結する。保持板70のボタン77をベルト10Bの複数のどれかのボタン15に着脱して保持板70とベルト10Bとを締結すればよいので、人のウエストに合わせて、保持板70の位置を適宜調整できる。
図6(a)及び(c)に示されるように、第4実施形態の保持板70は底辺72が直線の辺であり上辺73が三角状の5角形形状である。保持板70の本体71は硬め生地もしくは不織布、合成樹脂又は金属である。保持板70は、底辺72の周辺に雌ボタン又は雄ボタン77が形成される。図6(c)では1つのボタン77が配置されているが、底辺72に平行に2、3個のボタン77を配置してもよい。また図6(a)には、5角形状の保持板70を3つ合わせた形状の保持板70bが示されている。人が屈んだり腰を曲げたりした際に、背中側が特にスカートSKの腰帯部WBとベルト10Bとが位置ずれするため、それを防ぐために幅広い保持板70bを配置している。この幅広い保持板70bは、2つ以上合わせたものであれば、4,5合わせたものであってもよい。また上述したボタン15及びボタン77は、例えばスナップボタン、ドットボタンもしくはバネホックを含む。
図6(b)に示されるように、雄ボタン又は雌ボタン15に、保持板70の雌ボタン又は雄ボタン77が締結しているためボタンの厚みだけ隙間ができる。その隙間に1度外側に折り返した腰帯部WBがベルト10Bの裏面12と保持板70との間に差し込まれる。
<第5実施形態>
図7は、第5実施形態を示した図であり、図7(a)はベルト10の裏面12である。図7(b)は(a)のA−A断面の拡大図であり、図7(c)は、保持板80の拡大図である。第1実施例と異なるところを説明し、ベルトの同じ構成及び同じ符号に関しては説明を割愛する。
図7(a)において、ベルト10は第1実施形態のベルト10と基本的に同じであるが、裏面12の下辺に沿って複数のスリット孔18が形成されている。このスリット孔18に、締結部である保持板80の伸張部88が差し込まれ、ベルト10と保持板80とが締結される。保持板80の伸張部88をベルト10の複数のどれかのスリット孔18に着脱すればベルト10と保持板80とを締結できるので、人のウエストに合わせて保持板80の位置を適宜調整できる。
図7(a)及び(c)に示されるように、第5実施形態の保持板80は底辺82が直線の辺であり上辺83が台形状の6角形形状である。保持板80の本体81は硬め生地もしくは不織布、合成樹脂又は金属である。保持板80は、腰帯部WBがベルト10の裏面12と保持板80との間に入りやすいように、折り曲げ部84で折り曲げられている。また保持板80の底辺82の近傍に、所定幅の伸張部88が形成される。その伸張部88は、本体の底辺82と上辺83とを結ぶ方向と交差する方向(X方向)に伸びるように両側に形成される。図7(c)では1つの伸張部88が配置されているが、底辺82に平行に2、3個の伸張部88を配置してもよい。また図7(a)には、6角形状の保持板80を3つ合わせた形状の保持板80bが示されている。第4実施形態と同様に、背中側が特にスカートSKの腰帯部WBとベルト10とが位置ずれしやすいため、それを防ぐために幅広い保持板80bを配置している。
図7(b)に示されるように、スリット孔18に、保持板80の伸張部88がスリット孔18に差し込まれ、ベルト10と保持板80とが締結する。そして第2実施形態と同様に、1度外側に折り返した腰帯部WBがベルト10の裏面12と保持板80との間に差し込まれる。
以上、本実施形態を説明してきたが、これら実施形態には限定されない。本実施形態では、ナイフプリーツスカートを例示したが、他のプリーツスカートやタイトスカートなど各種スカートに適用できる。また当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション又は代替を行ってもよい。例えば第1実施形態の保持板40を第2実施形態の保持板50と代替えして適用してもよい。また第2,3及び第5実施形態では、折り曲げ部が形成されていたが、折り曲げ部がなくてもよい。逆に、第1及び第4実施形態では折り曲げ部がなかったが、保持板に折り曲げ部を設けても良い。また第1実施形態及び第5実施形態で突出部13が形成されるベルト10Bを使用しても良く、逆に第2実施形態から第4実施形態で突出部13のないベルト10を使用しても良い。
10、10B … ベルト
13 … 突出部 14 … 孔部
18 … バックル 19 … 貫通孔
40、50、60(60a、60b、60c、60d)、70、80 … 保持板
42 … 下底 43 … 上底 48、58 … 糸
52、62、72、82 … 底辺
53、63、73、83 … 上辺
54、64、84… 折り曲げ部 56 … 開口部
51、61、71、81 … 本体
66a、67a、66b、67b、66c、67c、66d、67d … フック部
68a … 抑え部
15、77 … ボタン 88 … 伸張部
SK … スカート SH … スカート本体
WB … 腰帯部 H … スカート丈

Claims (6)

  1. スカート用のベルトに取り付けられる保持板であって、
    前記スカートの生地よりも硬い材料からなる本体、を備え、
    前記本体の一端部は、前記スカートを折り曲げた一部が前記ベルトと前記本体との間に入りやすいように、円弧形状、台形形状又は三角形状に形成されている、保持板。
  2. 前記ベルトに取り付けられるための締結部をさらに備え、
    前記本体の材料は合成樹脂又は金属からなり、前記本体に開口部が形成され、
    前記締結部は、前記合成樹脂又は金属で挟まれ、前記開口部を塞ぐ布を含む、請求項1に記載の保持板。
  3. 前記ベルトに取り付けられるための締結部をさらに備え、
    前記本体の材料は、合成樹脂又は金属からなり、
    前記締結部は、前記本体の底辺から前記本体の法線方向に折り曲げられたフック部を含む、請求項1に記載の保持板。
  4. 前記ベルトに取り付けられるための締結部をさらに備え、
    前記本体の材料は、生地、不織布、合成樹脂又は金属からなり、
    前記締結部は、スナップボタン、ドットボタンもしくはバネホックの雄又は雌の一方を含む、請求項1に記載の保持板。
  5. 前記ベルトに取り付けられるための締結部をさらに備え、
    前記本体の材料は、生地、不織布、合成樹脂又は金属からなり、
    前記締結部は、前記本体の一端部と他端部とを結ぶ方向と交差する方向に伸びた伸張部を含む、請求項1に記載の保持板。
  6. 請求項1から請求項5に記載のいずれか一項に記載の保持板を、前記スカートの後身頃に対応する位置に取り付けたベルト。
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