JP2019082226A - ドリルねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】切削孔とこれにねじ込まれるねじ軸部との間に切削屑が食い込むのを防ぎ、ねじ込み作業が円滑に行えるようにしたドリルねじを提供するを提供する。【解決手段】ドリル部3にドリル溝7を長さ方向に沿って設け、このドリル溝7のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁のエッジ部分が切削刃7bになっているドリルねじ1において、前記ドリル溝7の頭部4側の端部に、切削刃7bの端部位置からドリル溝7内に向けて、その外面がドリル部の外径面の延長状となる弧状となって周方向に突出する閉鎖用突部8を設け、この閉鎖用突部8の内面とドリル溝7の底部との間に切削屑を貯留するための空間9を形成する。【選択図】図1

Description

この発明は、先端のドリル部で切削された切削屑をドリル溝内に貯留し、切削孔とこれにねじ込まれるねじ軸部との間に前記切削屑が食い込むのを防ぐことで、ねじ込み作業が円滑に行えるようにしたドリルねじに関する。
例えば、木質材同士や金属部材に木質部材を結合するような場合、所謂セルフドリルねじといわれるドリルねじが用いられており、被結合部材に予め下孔を穿設せずに直接ねじ込んで結合でき、作業効率に優れているので広く一般に用いられている。
上記のようなドリルねじの基本的構造は、所定長さを有するねじ軸部の先端に削孔機能を備えたドリル部と後端に頭部を設けて形成され、このようなドリルねじは、被結合部材に対してねじ込むと、ドリル部が削孔した切削孔にねじ軸部がねじ込まれ、両被結合部材をねじ結合する。
このようなドリルねじで結合を行った場合、ドリル部が被締結部材に切削孔を形成しながら進入すると、切削孔を切削した際に切削屑が発生し、この切削屑がドリルねじのねじ込み性能に影響を与えることは知られており、このため、従来のドリルねじにおける切削屑の処理方法としては、ドリル部でねじ軸部よりも大径の切削孔を形成し、切削屑をねじ軸部と切削孔の間に生じた隙間に逃がし、切削屑によるねじ込み抵抗の発生を抑える構造と、ドリル部でねじ軸部の最大外径よりも小径の切削孔を形成し、切削屑を切削孔とこれにねじ込んだねじ軸部の界面に逃がし、ドリル部の切削機能を維持することでねじ込み抵抗を抑える構造の何れかが採用されている。
前者の切削屑をねじ軸部と切削孔の間に生じた隙間に逃がすようにしたドリルねじは、例えば、特許文献1に示すように、先端が円錐形となるドリル部にドリル溝を軸方向に沿って凹設し、ドリル部の外周面とドリル溝のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁がなすエッジ部分を切削刃とし、前記ドリル部の外面で切削刃の長さ方向の途中や頭部寄りの端部の位置に、半径方向の外側に突出するウイングを設け、このウイングのねじ込み回転方向に向く面と、前記ドリル溝のすくい面を同一面にした構造になっている。
このようなドリルねじは、木質の被結合部材に対してねじ込むと、ドリル部の切削刃でドリル部の外径に見合う切削孔を切削し、これに続いてウイングが前記切削孔をねじ軸部よりも大径の切削孔に拡径し、ドリル部が金属質の被結合部材に達してこれに切削孔を穿孔していくと、ウイングは破断することでねじ軸部がこの切削孔に螺入し、両被結合部材をねじ結合することになる。
上記のように、ドリルねじを木質の被結合部材に対してねじ込んだとき、切削刃とウイングで被結合部材を削ることによって発生した切削屑は、ドリル溝内に一旦収納されるが、このドリル溝の頭部寄りの端部は、ねじ軸部の外面に対して漸次浅くなりながら解放されているので、ドリル溝内の切削屑は、ねじ軸部と切削孔の間に生じた隙間に逃げることになり、切削屑によるねじ込み抵抗の発生を抑えることになる。
後者の切削屑をねじ軸部と切削孔の界面に逃がすようにしたドリルねじは、例えば、特許文献2に示すように、先端が円錐形となるドリル部にドリル溝を軸方向に沿って凹設し、ドリル部の外周面とドリル溝のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁がなすエッジ部分を切削刃とし、前記ドリル溝内の頭部寄りの端部に、切削屑をねじ軸部の外面に向けて誘導する排出傾斜面を設けた構造になっている。
このようなドリルねじは、木質の被結合部材に対してねじ込むと、ドリル部の切削刃でドリル部の外径に見合う切削孔を切削し、この切削孔にねじ軸部が螺入し、両被結合部材にわたってねじ軸部がねじ込まれることで、両被結合部材をねじ結合することになる。
上記のように、ドリルねじを木質の被結合部材に対してねじ込んだとき、切削刃で被結合部材を削ることによって発生した切削屑は、ドリル溝内に一旦収納されるが、このドリル溝の頭部寄りの端部に排出傾斜面が設けられているので、ドリル溝内の切削屑は、排出傾斜面でねじ軸部と切削孔の界面に逃がされ、切削屑を逃がすことでドリル部の切削機能の低下発生を抑えるようにしている。
特開平3−121303号公報 特開2008−249091号公報
ところで、ドリル部の外面にウイングを設けた前者のドリルねじは、ウイングの分だけ被結合部材に対する切削量が多くなり、そのためドリル部のねじ込み時に生じる切削抵抗が増大し、切削屑をねじ軸部と切削孔の間に生じた隙間に逃がすようにしても、ねじ込みの円滑化を果たすことができない構造になっており、このため、大きなトルクのねじ込み工具が必要になるという問題がある。
また、一方被結合部材にねじ軸部よりも大径の切削孔を削孔し、他方被結合部材にねじ軸部をねじ込むことで両被結合部材を結合する構造では、一方被結合部材の切削孔とねじ軸部の間に空間が発生し、一方被結合部材の固定はドリルねじの頭部による押し込み力だけで、面方向に対する固定の維持が不十分となり、ドリルねじに少しの緩みが生じても、一方被結合部材にガタツキが発生することになり、長期的な結合維持の信頼性に劣ることになる。
これに対して、後者のドリルねじは、ドリル部の外径に見合う切削孔を穿孔するので、前者のドリルねじに対して切削量が少なくなった分だけねじ込み時の抵抗が少なくなり、しかも、ねじ軸部が両被結合部材のそれぞれにねじ込まれることになるので、一方被結合部材の面方向に対する固定も得られ、ドリルねじの少し緩んでも一方被結合部材にガタツキの発生はなく、長期的な結合維持の信頼性に優れているので、前者のドリルねじよりも多用されているのが実情である。
しかしながら、後者のドリルねじにおいては、切削屑に起因するねじ込み抵抗の発生を低減せんとするための、切削屑の処理に対する基本的な考えに問題があり、ねじ込み時の円滑化を果たせていないものである。
即ち、被結合部材に対するドリル部のねじ込み時に、切削刃での削孔により発生した切削屑を切削孔とねじ軸部の密着している界面に逃がすと、切削屑が切削孔の内周面に押し付けられることになり、この押付けによる圧力で切削孔の内周面及び切削屑が硬化すると共に、その反力でねじ軸部に対して接触する硬化部分がねじ軸部を締め付け、その結果、ねじ軸部のねじ込みに対する抵抗の発生が増大し、ドリルねじのねじ込みに対する円滑化を妨げている。
そこで、この発明の課題は、ドリル部にウイングを設けないドリルねじにおいて、切削刃での削孔により発生した切削屑をドリル溝内に貯留することにより、切削屑がねじ軸部のねじ込みに対する抵抗の発生にならないようにし、ドリルねじのねじ込みに対する円滑化を可能にするドリルねじを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、ねじ軸部と、このねじ軸部の先端に同軸心の状態で設けられ、前記ねじ軸部のねじ山外径よりも小径の円軸状で先端が錐形となるドリル部と、前記ねじ軸部の後端に設けた頭部とからなり、前記ドリル部にドリル溝を長さ方向に沿って設け、このドリル溝のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁のエッジ部分が切削刃になっているドリルねじにおいて、前記ドリル溝の前記頭部側の端部に、前記切削刃の位置からねじ込み回転方向の前方に向けて周方向に突出する閉鎖用突部を設け、前記閉鎖用突部の内面がドリル溝の底部との間に切削屑を貯留するための空間を形成しているようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記ドリル溝の底部は、ねじ込み回転方向の後方位置がすくい面となり、上記閉鎖用突部は、その外面がドリル部の外径面の延長状となるように弧状となって上記切削刃の位置からドリル溝側に向けて突出し、前記すくい面のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁部分を閉じているようにしたものである。
ここで、上記ドリルねじは、所定長さに切断された金属線材に対して、後端に頭部を形成する工程と、先端にドリル部を鍛造加工する工程と、前記頭部とドリル部の間にねじ山を転造によって加工してねじ軸部とする工程を経て製造され、前記ドリル部は、最大外径がねじ軸部のねじ山外径より小径で、軸部の径と同じか少し大径となるように形成され、 また、閉鎖用突部は、ドリル部を鍛造加工する工程時に、ドリル溝を凹入形成したときに生じるバリを利用し、ドリル部の半径方向の外側にバリの一部を残して突部とし、この突部をねじ軸部の転造工程時にドリル溝側へ丸め込むようにすることで形成することができる。
上記ドリルねじは、被結合部材へのねじ込み時にドリル部が切削刃でその直径に見合う切削孔を切削し、続いてこの切削孔にねじ軸部がねじ込まれることになるが、前記切削によって生じた切削屑はドリル溝内に収納され、ドリル溝内を頭部側に移動することになるが、このドリル溝の頭部側端部でねじ込み回転方向の後方位置の外面が閉鎖用突部で閉じられているので、切削屑はドリル溝内に貯留されることになり、切削屑が切削孔とねじ軸部の密着している界面に進入するのを防ぐことで、切削屑の進入により起因するねじ込みトルクの増大発生を防ぐことになる。
この発明によると、ねじ軸部の先端にドリル部と後端に頭部が設けられ、前記ドリル部にドリル溝が形成され、このドリル溝のねじ込み回転方向の後方に位置するエッジ部分が切削刃になっているドリルねじにおいて、前記ドリル溝の前記頭部側の端部に、前記切削刃の位置からねじ込み回転方向の前方に向けて周方向に突出し、内面がドリル溝の底部との間に切削屑を貯留するための空間を形成する閉鎖用突部を設けたので、ドリル部による切削孔の切削時に発生した切削屑をドリル溝内に収納し、この切削屑を閉鎖用突部でドリル溝内に貯留することができ、前記切削屑を切削孔とこれにねじ込まれるねじ軸部の界面に進入させないようにすることで、切削屑が切削孔とねじ軸部の間に食い込むことにより起因するねじ込みトルクの増大発生を防ぎ、ねじ込み作業が円滑に行えるドリルねじとなる。
また、閉鎖用突部の外面をドリル部の外径面の延長状となる弧状にすれば、ドリル部による切削孔の切削に閉鎖用突部を関与させないことで、新たなねじ込み抵抗要素にならないようにすることができる。
(a)はこの発明に係るドリルねじの一例を示す正面図、(b)は(a)の矢印b−bでの拡大した横断平面図、(c)は(b)の矢印c−cでの縦断面図
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(a)は、この発明に係るドリルねじ1を示し、所要長さを有するねじ軸部2と、このねじ軸部2の先端に同軸心の配置で設けたドリル部3と、ねじ軸部2の後端に設けた頭部4とからなり、前記ドリル部3は円形軸部5の先端が錐形部6に形成され、この円形軸部5から錐形部6の外面にはその長さ方向に沿ってドリル溝7が設けられている。
なお、頭部4は図示のような六角頭部だけでなく、工具係合溝を有する皿頭や円錐頭等の形状を採用することができる。
上記ドリル部3の円形軸部5の外径は、ねじ軸部2に設けたねじ山2aの最大外径よりも小径で軸部2bの外径と同径もしくは僅かに大径となり、ドリル溝7は錐形部6の先端で解放状となり、円形軸部5の後端とねじ軸部2bの境界部分に到る長さを有し、このドリル溝7は、横断面形状がL形やV形となって凹入し、図1(b)のように、ねじ込み回転方向aの後方に位置し、前記ねじ込み回転方向aに対面する面がすくい面7aとなり、円形軸部5の外径面と前記すくい面7aの外縁がなすエッジ部分が、ねじ込み回転方向aの後方に位置する切削刃7bになっており、前記ドリル溝7は、ドリル部3の外面で軸心を挟んで二カ所の位置に設けられている。
上記ドリル溝7は、ドリル部3による削孔時に発生する切削屑を収納する凹部となり、このため、ねじ軸部2の長さに合わせてドリル部3の長さを設定し、二本のドリル溝7によって、切削時に発生した切削屑が納まる容積を確保していると共に、このドリル溝7の頭部4寄りの端部には、切削刃7bの位置からドリル溝7内に向けて突出する閉鎖用突部8が設けられている。
この閉鎖用突部8は、図1(b)と(c)のように、薄い板状でその外面がドリル部3における円形軸部5の外径面の周方向に沿って延長状となる弧状となるよう、すくい面7aの外縁寄りで切削刃7bの頭部4側の位置からねじ込み回転方向aの前方へ突出し、ドリル溝7の頭部側端部7cとすくい面7aがなすコーナ部分の外面を閉じ、閉鎖用突部8の内面がドリル溝7の底部との間に切削屑を貯留するための、ドリル部3の外周側において閉鎖された空間9を形成している。
上記閉鎖用突部8の形成については、ドリル部3のドリル溝7における頭部4側の端部位置に対して薄板を溶接する等の方法を採用することができるが、コスト的に有利な形成方法の一例としては、ドリルねじ1の製造工程において、ドリル部3を鍛造加工する工程時に、ドリル溝7を凹入させると余剰材料がドリル部3の外側にはみ出したバリとなるので、このバリ部分において、ドリル溝7の頭部4側の端部に位置する部位を閉鎖用突部8として使用しようとするものであり、具体的には、ねじ軸部2の転造工程時において、バリ部分を除去するときに閉鎖用突部に該当する部位を薄板突起として残し、この薄板突起を転造工程中にドリル溝側へ丸め込むようにすることで閉鎖用突部8とすればよい。
この発明のドリルねじ1は、上記のような構成であり、木質の被結合部材同士や金属製の被結合部材に木質の被結合部材を固定する場合に用いるものであり、ドリル部3の先端を被結合部材に押し当ててねじ込み方向の回転と錐力を加えると、ドリル部3に設けたドリル溝7の切削刃7bが被結合部材を切削し、ドリル部3の外径に見合う切削孔を開けていき、ドリル部3の全長が被結合部材に進入した時点で切削孔にねじ軸部2がねじ込まれ、ねじ軸部2の全長が被結合部材にねじ込まれて頭部4が被結合部材に当接し、両結合部材を結合するまで、ドリル部3は切削孔を削っていくことになる。
上記ドリル部3が被結合部材を切削して切削孔を開けていくとき、切削刃7bによって削られた切削屑はドリル溝7のすくい面7aによってこのドリル溝7内に取り込まれ、切削屑がドリル部3の削進に影響を与えないようにしていると共に、ドリル溝7内に取り込まれた切削屑は、ドリル部3の削進によってドリル溝7の頭部4側の端部に向けて移行する。
しかしながら、ドリル溝7の頭部4側の端部における外面は閉鎖用突部8によって閉鎖され、この閉鎖用突部8の内面がドリル溝7の底部との間に切削屑を貯留するための空間9を形成しているので、切削屑がこの空間9内に貯留されることになり、切削屑を切削孔とこれにねじ込まれるねじ軸部2の界面に進入させないようにすると共に、発生した切削屑の全量をドリル溝7内に収納することで、切削屑が切削孔とねじ軸部2の間に食い込むことにより起因するねじ込みトルクの増大発生を防ぎ、ドリルねじ1のねじ込み作業が円滑に行えることになる。
また、ドリル部3に設けた閉鎖用突部8は、外面がドリル部3の外径面の周方向に延長状となる弧状に形成されているので、ドリル部3の外径面に対する半径方向外側への突出部分の発生はなく、ドリル部3の切削孔を削進する場合に、削進機能に負荷的な影響を与えることがない。
1 ドリルねじ
2 ねじ軸部
2a ねじ山
2b 軸部
3 ドリル部
4 頭部
5 円形軸部
6 錐形部
7 ドリル溝
7a すくい面
7b 切削刃
7c 頭部側端部
8 閉鎖用突部
9 空間

Claims (2)

  1. ねじ軸部と、このねじ軸部の先端に同軸心の状態で設けられ、前記ねじ軸部のねじ山外径よりも小径の円軸状で先端が錐形となるドリル部と、前記ねじ軸部の後端に設けた頭部とからなり、前記ドリル部にドリル溝を長さ方向に沿って設け、このドリル溝のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁のエッジ部分が切削刃になっているドリルねじにおいて、前記ドリル溝の前記頭部側の端部に、前記切削刃の位置からねじ込み回転方向の前方に向けて周方向に突出する閉鎖用突部を設け、前記閉鎖用突部の内面がドリル溝の底部との間に切削屑を貯留するための空間を形成していることを特徴とするドリルねじ。
  2. 上記ドリル溝の底部は、ねじ込み回転方向の後方位置がすくい面となり、上記閉鎖用突部は、その外面がドリル部の外径面の延長状となるように弧状となって上記切削刃の位置からドリル溝側に向けて突出し、前記すくい面のねじ込み回転方向の後方に位置する外縁部分を閉じていることを特徴とする請求項1に記載のドリルねじ。
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