JP2019079163A - タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機から発せられる迎車注文を受け付けてタクシー会社の配車システムに手配すること - Google Patents

タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機から発せられる迎車注文を受け付けてタクシー会社の配車システムに手配すること Download PDF

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Abstract

【課題】たとえば、スマートフォンやパソコンやインターネットなどの知識のない高齢者が病院に行く際に、タクシー会社から受けとって自宅に置いてあるタクシー呼出専用機のボタンをワンプッシュするだけで、タクシーが自宅に迎えに来るというようなサービスを実現する。【解決手段】タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機と、タクシー会社配車システムと、タクシー会社パソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともにタクシー会社配車システムおよびタクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携し、利用者情報入力プロセスと利用者登録プロセスと発注プロセスと手配プロセスと返答プロセスを実行する。タクシー呼出専用機は、入力インタフェースおよび出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、コントローラとを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、タクシー会社が顧客(利用者)にタクシー呼出専用機を配布し、顧客がタクシー呼出専用機のボタンを押すといった超単純な操作をするだけで、事前登録した場所にタクシーを配車するサービスの手配を自動的に実施するICT(情報通信技術)応用システムに関し、とくに、タクシー会社からタクシー呼出専用機を受けとってサービスを利用しようとする顧客にとっての負担感をほぼ完全になくすことを意図している。
===タクシー配車アプリ===
スマートフォンやタブレット端末(携帯端末と記すことがある)を利用する人々の中には、インターネット上の周知のアプリストア(AppStoreやGooglePlayなど)からタクシー配車アプリと呼ばれるアプリケーションプログラムをダウンロード・インストールして活用している人がいる。
よく知られているように、携帯端末でタクシー配車アプリを起動すると携帯端末はタクシー会社サーバーと通信し、GPS機能による現在位置や、端末画面に表示された地図上の指定場所や、事前登録した場所など、利用者が希望する場所にタクシーを配車してくれるように注文することが簡単な操作で行えるようになっている。注文を受けたタクシー会社サーバーは周知のAVM配車システムに配車要請の電文を送信し、注文された場所に適切に選択されたタクシーを配車するように配車システムが動作する。
===アマゾンダッシュボタン===
よく知られているように、アマゾン社は、アマゾンダッシュボタンと称するサービスを最近開始している。このサービスを利用しようとする人はアマゾンダッシュボタンを購入して自宅やオフィスに設置し、Wi-Fiアクセスポイントを介してインターネット上のアマゾン社サーバーと通信する環境を整備するとともに、当該アマゾンダッシュボタンによりアマゾン社に発注する商品を特定する事前設定を行う。そうした設定の後において、アマゾンダッシュボタンに備わっているボタンをワンプッシュするという超簡単な操作で、アマゾン社サーバーに対して事前設定した商品を発注することができ、その商品がアマゾン社から届けられる。
===発明が解決しようとする課題===
前述したタクシー配車アプリによるサービスやアマゾンダッシュボタンによるサービスを利用するには、スマートフォンやタブレット端末などのコンピューティング機器を所有していることが必須であり、かつ、これらコンピューティング機器を使いこなすための情報通信技術に関する専門的な知識が必要である。とくに、アマゾンダッシュボタンを利用するための事前設定の作業は、アマゾンダッシュボタンをブルートゥース(登録商標)でスマートフォンに接続してからWi-Fiアクセスポイントとの接続設定を行うなど、かなり専門的で煩雑である。
この発明の目的は、前提的な事項として、たとえばアマゾンダッシュボタンのような形態をしたタクシー呼出専用機をタクシー会社から利用者に配布し(無料でも有料でもよい)、この専用機のボタンをワンプッシュするような超簡単な操作で、事前登録した複数の場所のいずれかにタクシーを配車するためのコンピューティングが自動的に実施されるサービスを実現することである。
上記の事項を前提として、この発明の本質的な目的は、スマートフォンやタブレット端末などのコンピューティング機器を利用していない人でも、なんの苦もなく上記のタクシー配車サービスを利用できるようにすることにある。たとえば、スマートフォンやパソコンやインターネットなどの知識のない高齢者が病院に行く際に、タクシー会社から受けとって自宅に置いてあるタクシー呼出専用機のボタンをワンプッシュするだけで、タクシーが自宅に迎えに来るというようなサービスを実現することを想定して本発明が創作されたものである。
===課題を解決するための手段===
この発明の核心とするところは、タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機と、タクシー会社配車システムと、タクシー会社パソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともにタクシー会社配車システムおよびタクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携し、利用者情報入力プロセスと利用者登録プロセスと発注プロセスと手配プロセスと返答プロセスを実行するコンピューティングの方法である。
前記におけるタクシー呼出専用機は、利用者による第1モード入力および第2モード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、入力インタフェース・出力インタフェース・通信インタフェースを制御するコントローラとを備えるものである。
タクシー呼出専用機はタクシー会社が利用者に配布するところ、配布に際しては利用者情報入力プロセスが実行され、タクシー会社が利用者にタクシー呼出専用機を配布する際、当該タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)と、当該利用者の名前と、当該利用者が指定した第1迎車場所および第2迎車場所とをタクシー会社パソコンにより迎車注文受付システムに入力する。
上記の入力を受け付けた迎車注文受付システムにおいて利用者登録プロセスが実行され、専用機識別子に第1迎車場所地理データ・第2迎車場所地理データを紐付けした情報が利用者データベースに登録される。
タクシー呼出専用機を保有する利用者が第1モード入力または第2モード入力の操作をすると発注プロセスが実行され、タクシー呼出専用機のコントローラは、第1モード入力なのか第2モード入力なのかに対応して第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子を含む迎車注文電文を通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信する。
迎車注文受付システムにおいては、前記迎車注文電文を受信した際に手配プロセスが実行され、専用機識別子に該当する第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文をタクシー会社配車システムに送信する。
そして返答プロセスでは、迎車注文受付システムは、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機のコントローラは、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知する。
一実施例に係るシステム構成の全体的概略 一実施例に係るタクシー呼出専用機の回路構成 一実施例に係るタクシー呼出専用機の外観 一実施例に係る利用者情報入力用ウエブページ
===複数のタクシー会社に対応する迎車注文受付システム===
図1は、本発明の望ましい一実施例に係るシステム構成の全体的な概略を示している。図1に示した実施例における迎車注文受付システム1は、タクシー迎車注文を仲介する事業者(たとえば出願人である)が運用するコンピューティングシステムであって、複数のタクシー会社と契約し、各タクシー会社がそれぞれの利用者(顧客)に配布するタクシー呼出専用機2から発せられる迎車注文を受け付けて該当するタクシー会社配車システム3に手配するサービスを実施するものである。
図1に示すように、タクシー迎車注文受付システム1は、タクシー呼出専用機2と移動体通信網を介して通信する通信部と、タクシー会社配車システム3と仮想専用回線やインターネットなどを介して通信する通信部と、各タクシー会社が運用しているタクシー会社パソコン4とインターネットなどを介して通信する通信部と、コンピューターの中枢である主制御部と、利用者データベースを少なくとも備えている。
===タクシー呼出専用機2===
図2と図3に示すのは、本発明の一実施例に係るタクシー呼出専用機2の回路構成と外観である。図2に示すように、タクシー呼出専用機2(専用機2と略記することがある)は、ストアードプログラム方式のマイコンからなるコントローラ21と、移動体通信網のデータ専用SIM22を用いたLTE通信モジュール23と、入力インタフェースとしてのプッシュボタン24と、出力インタフェースとしての表示器25・LEDランプ26・スピーカー27と、電源回路28とを備えており、図3に示すような長方形の薄板状のケーシングに実装されている。たとえば、文字表示器25は数字やかなを表示する 安価な液晶表示器を用いている。
===迎車注文受付システム1と専用機2の通信===
専用機2が利用する移動体通信網としては、たとえば、NTTドコモ社のIoTプランやソラコム社のSORACOMAirなど、いろいろな通信事業者や通信サービスが知られており、データ専用SIM22などによりあらかじめ設定された通信相手(迎車注文受付システム1)ときわめて低コストでデータ通信が可能となる。
後で詳細に説明するように、専用機2のプッシュボタン24を押すと、LTE通信モジュール23のアンテナから迎車注文電文の無線信号が送信され、これが移動体通信網の基地局に受信され、通信事業者の通信制御装置やゲートウエイを介して迎車注文受付システム1に送達される。もちろん迎車注文受付システム1から特定の専用機2に宛てた電文が上記と逆ルートで伝送されて専用機2のアンテナで受信される。こうした信号伝送経路については当業者の周知事項であるので図1では省略している。
===利用者情報入力プロセスと利用者登録プロセス===
迎車注文受付システム1は、サービス契約を結んでいる各タクシー会社向けの専用のウエブサイト窓口を開設している(そうしたウエブサーバーとして機能するようにもプログラムされている)。タクシー会社の係員がタクシー会社パソコン4を操作して迎車注文受付システム1の前記ウエブサイト窓口にログインすると、図4に例示するような利用者情報入力用ウエブページを見ることができる。
タクシー会社は利用者(顧客)に無料または有料でタクシー呼出専用機2を配布する。タクシー会社の係員は、利用者に専用機2を渡す際に、その利用方法を利用者に説明して必要な情報を告知してもらうとともに、タクシー会社パソコン4により迎車注文受付システム1にアクセスして前記の利用者情報入力用ウエブページを取り寄せ、当該ページに所要事項を入力する。
利用者情報入力用ウエブページに入力すべき情報は図4に示すとおりである。利用者に渡すタクシー呼出専用機2を特定する専用機識別子(たとえばデータ専用SIM22に記録されているIMEI番号)と、利用者の氏名・電話番号・性別・生年月日と、第1迎車場所および第2迎車場所(町名番地を含む住居表示)を入力する。もちろんIMEI番号のほかにも専用機2の製品シリアル番号などを専用機識別子としてもよい。
第1迎車場所や第2迎車場所を入力してから「緯度経度変換」ボタンをクリックすると、迎車注文受付システム1における変換プログラムが働き、記入した町名番地を含む住居表示に対応する地理データ(緯度経度データ)が生成されて係員が見ている前記ウエブページにも表示される。
タクシー会社の係員は、利用者情報入力用ウエブページに所定の情報を記入したことを確認したならば、当該ページの「登録する」ボタンをクリックする。すると迎車注文受付システム1は、前記ウエブページの記入情報を所定の形式に整理したレコードを生成するとともに、このレコードと当該タクシー会社を特定するタクシー会社識別子と対応づけして前記利用者データベースに登録する。そのようにシステム1がプログラムされている。
迎車注文受付システム1においては、前記したように、契約しているタクシー会社ごとにアカウント登録がなされており、タクシー会社パソコン4からは自分のアカウントにログインして利用者情報入力用ウエブページを取り寄せているので、登録時にタクシー会社識別子を入力しなくても、係員による入力情報にタクシー会社識別子を対応づけしてデータベース登録することができる。
以上のようにして、各タクシー会社がそれぞれの顧客にタクシー呼出専用機2を配布するのに伴って前記の利用者情報入力プロセスを実行することで、迎車注文受付システム1における利用者データベースには、タクシー会社ごとにタクシー会社識別子によって区別される利用者情報が登録される。そして、その利用者情報には、専用機識別子と第1迎車場所地理データと第2迎車場所地理データが含まれている。利用者によっては迎車場所を1個所しか申請しない場合もあるであろう。
===発注プロセス===
一実施例における専用機2の利用方法はつぎのとおりである。
(a)最初にプッシュボタン24を長押しすると電源オンとなる。このときコントローラ21は、スピーカー27で長いブザー音を発生させ、第1迎車場所か第2迎車場所にタクシーを呼べますよという趣旨のメッセージを文字表示器25に表示させ、一定時間他の入力がないと自動で電源オフとなる。そのようにコントローラ21がプログラムされている。
(b)第1迎車場所を指定するにはボタン24を短く1回押し(第1モード入力)、第2迎車場所を指定するにはボタン24を短く2回押す(第2モード入力)。このときコントローラ21は、短いブザー音を1回または2回発生させるとともに、指定された方の迎車場所に迎車注文を出したのでお待ちくださいという趣旨のメッセージを表示させ、さらにLEDランプ26を黄色点灯させる。上記のブザー音に付随して音声ガイドを流してもよい。そのようにコントローラ21がプログラムされている。
コントローラ21は、上記の操作に応答して迎車注文電文を生成しLTE通信モジュール23からシステム1に宛てて送信させる。迎車注文電文を受信したシステム1は、この電文がどの専用機2から送信されたものかが分かる(専用機識別子が分かる)。また、迎車注文には、第1モード入力を受け付けたのか第2モード入力なのかに対応した第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データが含まれている。コントローラ21がそのようにプログラムされている。
===手配プロセス===
迎車注文受付システム1は、専用機2から前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の前記迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、当該抽出レコードに対応するタクシー会社識別子のタクシー会社配車システム3に送信する。
周知のように、タクシー会社が運用するタクシー会社配車システム3の機能・仕様はタクシー会社によって相違する。迎車注文受付システム1は、各タクシー会社配車システム3ごとにインタフェース仕様が設定されており、あるタクシー会社Aのタクシー会社配車システム3に配車要求電文を送信するにあたっては、タクシー会社A用のインタフェース仕様に従った内容・形式の配車要求電文を生成して送信する。
たとえば、タクシー会社Aへの配車要求電文には迎車場所の地理データに加えて町名番地を含む住所表記データも送信するが、タクシー会社Bへの配車要求電文には町名番地を含む住所表記データは含めない、といった相違がある。また、タクシー会社Cへの配車要求電文には顧客の名前データを含めるが、タクシー会社Dへの配車要求電文には名前データを含めない、といった相違がある。
===返答プロセス===
配車要求電文を受信したタクシー会社配車システム3においては、タクシー会社それぞれの仕組みに従って指定された迎車場所へ自社タクシーを手配するための情報処理が遂行され、配車可または配車不可の結論がでる。もちろん配車可の場合は指定された迎車場所へタクシーが向かう。
迎車注文受付システム1は、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システム3から配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機2に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機2のコントローラ21は、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知する。
専用機2のコントローラ21は、配車可の電文を受信した場合、LEDランプ26を緑色点灯させ、スピーカー27から配車可専用の格別なチャイム音を発生させ、文字表示器25でタクシーが迎えに来るという趣旨のメッセージを表示する。上記チャイム音に付随して音声ガイドを流してもよい。そのようにコントローラ21はプログラムされている。
なお、タクシー会社配車システムによっては、迎車注文受付システム1に対する配車可の電文中に迎車予定時刻を含めたり迎車に来るタクシー番号を含めるものがある。この機能に対応して迎車注文受付システム1から専用機2に対する配車可電文中にそうした情報を含めるようにシステム1はプログラムされている。そして、専用機2のコントローラ21は、迎車までの時間やタクシー番号の情報を受信した場合、文字表示器25でそれらの情報を利用者に伝えるメッセージを表示するようにプログラムされている。
専用機2のコントローラ21は、配車不可の電文を受信した場合、LEDランプ26を赤色点灯させ、スピーカー27から配車不可専用の格別なチャイム音を発生させ、文字表示器25で迎車注文に応えることができないという趣旨のメッセージを表示する。上記チャイム音に付随して音声ガイドを流してもよい。そのようにコントローラ21はプログラムされている。
===他の実施形態について===
(A)ここまで説明した迎車注文受付システムは複数のタクシー会社に個別に対応する仕様となっているところ、一社のタクシー会社にしか対応しない仕様でも同様に実施することができる。
(B)第1迎車場所と第2迎車場所を登録する実施例について説明したが、3個所以上の迎車場所を登録しておけるようにも構成でき、タクシー呼出専用機の入力操作のモードを3種類あるいはそれ以上定めておいて、その入力操作のモードを使い分けることで迎車場所を選択できるようにする。
(C)実施例として説明した第1モード入力(短い1回押し)と第2モード入力(短い2回押し)に限定されるものではなく、分かりやすいいろいろな入力操作を採り入れて実施することができる。
(D)説明した実施例では1個のプッシュボタン24の操作の仕方を変えることで迎車場所を選択するようにしたが、プッシュボタンを複数設け、各ボタンにそれぞれ迎車場所を対応づけするようにしてもよい。
(E)実施例におけるプッシュボタン24とは別に電源スイッチ(電源ボタン)を設けてもよい。
(F)コスト削減のために文字表示器を廃止し、タクシー呼出専用機の正面にサインペンのような筆記具で迎車場所を手書きする記入欄を2個以上設け、各記入欄にそれぞれ対応づけして実施例で説明したLEDランプを配置するという構成を採用してもよい。ブザー音やチャイム音を発生するスピーカーも廃止すれば、きわめて安価にタクシー呼出専用機を実現でき、顧客に無料配布するのに好適となる。
2…タクシー呼出専用機、21…コントローラ、22…データ専用SIM、23…LTE通信モジュール、24…プッシュボタン、25…文字表示器、26…LEDランプ、27…スピーカー、28…電源回路。

Claims (7)

  1. つぎの事項(1)〜(7)により特定される方法。
    (1)複数のタクシー会社がそれぞれの利用者に配布するタクシー呼出専用機と、各タクシー会社の配車システムと、各タクシー会社のパソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともに各タクシー会社配車システムおよび各タクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携して実施する方法であること
    (2)利用者情報入力プロセスでは、タクシー会社が利用者にタクシー呼出専用機を配布する際、当該タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)と、当該利用者の名前と、当該利用者が指定した第1迎車場所および第2迎車場所とをタクシー会社パソコンにより迎車注文受付システムに入力すること
    (3)利用者登録プロセスでは、迎車注文受付システムは、タクシー会社パソコンから入力された専用機識別子・利用者の名前・第1迎車場所・第2迎車場所を受け付けた際、これらの入力情報と、第1迎車場所・第2迎車場所に基づいて生成された第1迎車場所地理データ・第2迎車場所地理データとを、当該入力をしたタクシー会社の識別子(タクシー会社識別子)に対応づけして利用者データベースに記録すること
    (4)タクシー呼出専用機は、利用者による第1モード入力および第2モード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、入力インタフェース・出力インタフェース・通信インタフェースを制御するコントローラとを備えること
    (5)発注プロセスでは、タクシー呼出専用機のコントローラは、入力インタフェースにより第1モード入力または第2モード入力を受け付けた際、第1モード入力なのか第2モード入力なのかに対応して第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子を含む迎車注文電文を通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信すること
    (6)手配プロセスでは、迎車注文受付システムは、前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、当該抽出レコードに対応するタクシー会社識別子のタクシー会社配車システムに送信すること
    (7)返答プロセスでは、迎車注文受付システムは、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機のコントローラは、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知すること
  2. つぎの事項(1)〜(7)により特定される方法。
    (1)タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機と、タクシー会社配車システムと、タクシー会社パソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともにタクシー会社配車システムおよびタクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携して実施する方法であること
    (2)利用者情報入力プロセスでは、タクシー会社が利用者にタクシー呼出専用機を配布する際、当該タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)と、当該利用者の名前と、当該利用者が指定した第1迎車場所および第2迎車場所とをタクシー会社パソコンにより迎車注文受付システムに入力すること
    (3)利用者登録プロセスでは、迎車注文受付システムは、タクシー会社パソコンから入力された専用機識別子・利用者の名前・第1迎車場所・第2迎車場所を受け付けた際、これらの入力情報と、第1迎車場所・第2迎車場所に基づいて生成された第1迎車場所地理データ・第2迎車場所地理データとを対応づけして利用者データベースに記録すること
    (4)タクシー呼出専用機は、利用者による第1モード入力および第2モード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、入力インタフェース・出力インタフェース・通信インタフェースを制御するコントローラとを備えること
    (5)発注プロセスでは、タクシー呼出専用機のコントローラは、入力インタフェースにより第1モード入力または第2モード入力を受け付けた際、第1モード入力なのか第2モード入力なのかに対応して第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子を含む迎車注文電文を通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信すること
    (6)手配プロセスでは、迎車注文受付システムは、前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出レコードの第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文をタクシー会社配車システムに送信すること
    (7)返答プロセスでは、迎車注文受付システムは、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機のコントローラは、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知すること
  3. 請求項1または2において、利用者情報入力プロセスでは迎車場所として3つ以上の所定個数Nの迎車場所を入力することが可能であり、利用者登録プロセスではN個の第i迎車場所地理データ(i=1〜N)を利用者データベースに登録可能であり、発注プロセスと手配プロセスではタクシー呼出専用機に入力された第iモード入力(i=1〜N)に対応する第i迎車場所地理データ(i=1〜N)に基づいて処理が進行する方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかの方法を実施するようにプログラムされたコンピューティングシステムからなる迎車注文受付システム。
  5. 請求項1〜3のいずれかの方法を実施するように構成されたタクシー呼出専用機。
  6. 請求項1または2の方法を実施するように構成されたタクシー呼出専用機であって、前記入力インタフェースは1個のボタンを備え、前記コントローラは、当該ボタンが短く1回押された際に第1モード入力があったと認識し、所定時間内に短く2回押された際に第2モード入力があったと認識するように構成されている、タクシー呼出専用機。
  7. 請求項6に記載のタクシー呼出専用機であって、前記コントローラは、入力受付時に、第1モード入力を受け付けたのか第2モード入力を受け付けたのかを前記出力インタフェースにより利用者に報知する、タクシー呼出専用機。
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