JP2019078068A - 仕口部構造 - Google Patents
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(仕口部構造)
本発明の第1実施形態に係る仕口部構造は、図1に示すように、鉄筋コンクリート製の柱12にH型鋼の梁14を接合する仕口部10の構造であり、柱12の仕口部10の側面を被覆し、梁14の端部が接合された角型鋼管20と、角型鋼管20の内側面を連結する連結プレート30と、連結プレート30の側面に接合されたコッター筋40と、を有する。
柱12には、軸方向に沿って主筋12Aが複数本埋設されている。また、主筋12Aには帯筋12Bが巻きつけられている。なお、図1においては、連結プレート30の形状を示すために、主筋12A及び帯筋12Bの図示を一部省略している。図5、図6においても同様である。
柱12において梁14が接合される仕口部10には、角型鋼管20が設けられている。角型鋼管20は、柱12を形成するコンクリートを被覆するようにして配置されており、柱12の外側に露出している。角型鋼管20における各側面の外側には、梁14の端部が接合されている。なお、角型鋼管20における各側面は、本発明における接合プレートの一例である。
図2に示すように、角型鋼管20における各側面の内側には、連結プレート30が接合されている。連結プレート30は平面視で十字形状とされ、それぞれの辺(辺30A、30B、30C、30D)の先端と、角型鋼管20の内側面とがT継手を形成し、互いに溶接されている。また、連結プレート30のそれぞれの辺の延長線上に、梁14のウェブ14Wが配置されている。
図3に示すように、連結プレート30の側面には、丸鋼で形成されたコッター筋40が溶接されている。コッター筋40は、本発明における荷重受け部材の一例であり、長手方向が横方向を向くようにして、連結プレート30の上端部寄りの部分及び下端部寄りの部分に配置されている。また、図2に示すように、コッター筋40は、連結プレート30の各辺(辺30A、30B、30C、30D)の両面に配置されている。
第1実施形態の仕口部10を施工方法するためには、まず十字形状の連結プレート30を組立て、その後、連結プレート30の側面にコッター筋40を溶接する。この溶接作業は、角型鋼管20の外部で行えるため、例えば角型鋼管20の内部でコッター筋40を連結プレート30に溶接する場合と比較して作業性が高い。
第1実施形態に係る仕口部構造では、図2に示すように、仕口部10の内部に埋設された連結プレート30が、梁14が接合された角型鋼管20の内側面同士を連結している。このため、角型鋼管20及び連結プレート30を介して梁14間に荷重が伝達される。
(構成)
第1実施形態の仕口部構造においては、梁14が接合される4枚の接合プレートが一体的に形成され、角型鋼管20を構成しているが、図5に示す第2実施形態の仕口部構造においては、接合プレートがそれぞれバラバラに構成されている。梁14は、4枚の接合プレート22(接合プレート22A、22B、22C、22D)のうち、少なくとも2枚に接合され、また、4枚の接合プレート22A、22B、22C、22Dが、十字形状の連結プレート30で連結されている。
第2実施形態に係る仕口部構造では、仕口部10の内部に埋設された連結プレート30が、梁14が接合された接合プレート22A、22B、22C、22Dの内側面同士を連結している。このため、連結プレート30を介して梁14間に荷重が伝達される。
(構成)
第3実施形態に係る仕口部構造は、第2実施形態に係る仕口部構造の帯筋12Cに代えて、接合プレート22A、22B、22C、22Dを連結する塞ぎ板22Eを設置している。塞ぎ板22Eは、鋼製の平板を曲げ加工して形成され、平面視でL字型の部材であり、柱12の出隅に沿って配置されている。塞ぎ板22Eの両端部は、接合プレート22A、22B、22C、22Dの端面と溶接によって一体化されている。
第3実施形態に係る仕口部構造によると、第2実施形態の帯筋12Cに代えて塞ぎ板22Eを設置している。すなわち、上下方向に複数本設置する帯筋12Cを1枚の塞ぎ板22Eで代用できるため、施工効率が高い。
上記の各実施形態に係る仕口部構造においては、本発明における荷重受け部材の一例として、連結プレート30の側面にコッター筋40を溶接しているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば図7(A)、(B)に示すように、連結プレート30の各辺30A、30B、30C、30Dの交差部に支圧板42を接合してもよい。
12 柱(鉄筋コンクリート柱)
14 梁(鉄骨梁)
20 角型鋼管(接合プレート)
22(22A、22B、22C、22D)接合プレート
30 連結プレート
40 コッター筋(荷重受け部材)
42 支圧板(荷重受け部材)
44 貫通孔
Claims (4)
- 鉄筋コンクリート柱の仕口部の側面に設けられ、鉄骨梁の端部が接合される接合プレートと、
前記仕口部の内部に埋設され、前記接合プレート同士を連結する連結プレートと、
前記連結プレートの交差部又は前記連結プレートの側面に接合され、上下方向の荷重を受ける荷重受け部材と、
を有する仕口部構造。 - 鉄筋コンクリート柱の仕口部の側面に設けられ、鉄骨梁の端部が接合される接合プレートと、
前記仕口部の内部に埋設され、前記接合プレート同士を連結する連結プレートと、
前記連結プレートに形成され、コンクリートが充填される貫通孔と、
を有する仕口部構造。 - 前記接合プレートで角型鋼管が構成されている、請求項1又は請求項2に記載の仕口部構造。
- 前記鉄骨梁の上端は、前記接合プレートの上端より下方に配置され、前記鉄骨梁の下端は、前記接合プレートの下端より上方に配置されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の仕口部構造。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113374170A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-09-10 | 厦门大禾众邦建筑工程技术服务有限公司 | 一种装配式钢结构多坡屋面房屋 |
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- 2017-10-24 JP JP2017205522A patent/JP7070890B2/ja active Active
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