JP2019077410A - Steering column device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ステアリングシャフトを上下に揺動自在とするチルト式のステアリングコラム装置に関する。 The present invention relates to a tilt type steering column apparatus which allows a steering shaft to swing up and down.
チルト式のステアリングコラム装置は、車体に固定される車体取付ブラケットと、車体取付ブラケットの一対の側壁を挟持するクランプを有するジャケットと、一対の側壁とクランプとを貫通するチルトボルトと、チルトボルトを回動操作する操作レバーとを備えている。操作レバーを回動操作することで、一対の側壁とクランプとがチルトボルトによって締め付けられてロックされ、ジャケット(ステアリングシャフト)の上下方向のチルト位置が固定される。このようなステアリングコラム装置と略同様な構造が下記特許文献1に開示されている。
The tilt type steering column apparatus includes a vehicle body mounting bracket fixed to a vehicle body, a jacket having a clamp for holding a pair of side walls of the vehicle body mounting bracket, a tilt bolt passing through the pair of side walls and the clamp, and a tilt bolt. And a control lever for turning operation. By turning the control lever, the pair of side walls and the clamp are tightened and locked by the tilt bolt, and the vertical tilt position of the jacket (steering shaft) is fixed. A structure substantially similar to such a steering column device is disclosed in
上記した従来のチルト式のステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトのチルト位置を調整する際に、ステアリングホイールを保持した状態で、操作レバーを回動させてロックを解除し、ステアリングホイールを上下方向の所望の位置に上下動させてから操作レバーを回動させてロックする。このように、従来のステアリングコラム装置は、ステアリングホイール保持した状態で操作レバーによるロック及びロック解除を行う必要があることから、操作が極めて煩雑なものとなっている。 When adjusting the tilt position of the steering shaft, the above-described conventional tilt-type steering column device rotates the operation lever to release the lock while holding the steering wheel, and the steering wheel is desired to be moved vertically. Move the operating lever up and down to lock the position. As described above, in the conventional steering column device, since it is necessary to perform locking and unlocking by the operation lever while holding the steering wheel, the operation is extremely complicated.
そこで、本発明は、ステアリングシャフトの位置調整を容易なものとすることを目的としている。 Then, this invention aims at making position adjustment of a steering shaft easy.
本発明は、車体に固定される車体取付ブラケットと、前記車体取付ブラケットに対し上下方向に揺動自在に支持され、ステアリングシャフトを回動自在に支持するジャケットと、前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか一方に取り付けられるクラッチユニットと、前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか一方に取り付けられ、前記クラッチユニットから回転動力が伝達されるピニオンと、前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか他方に取り付けられ、前記ピニオンに噛み合うセクタギヤと、前記クラッチユニットに回転動力を付与するように接続される操作レバーと、を有することを特徴とする。 The present invention comprises a vehicle body mounting bracket fixed to a vehicle body, a jacket pivotally supported in a vertical direction with respect to the vehicle body mounting bracket, and rotatably supporting a steering shaft, the vehicle body mounting bracket and the jacket Any of a clutch unit attached to any one of the above, a pinion attached to any one of the vehicle body mounting bracket and the jacket, to which rotational power is transmitted from the clutch unit, and any of the vehicle body mounting bracket and the jacket It has a sector gear attached to the other or meshing with the pinion, and an operating lever connected to apply rotational power to the clutch unit.
本発明によれば、操作レバーを上下に揺動操作するだけで、クラッチユニット、ピニオン及びセクタギヤを介して、ステアリングシャフトを回動支持するジャケットが上下方向に移動する。このため、ステアリングシャフトのチルト位置調整が容易なものとなる。 According to the present invention, the jacket for rotatably supporting the steering shaft is vertically moved via the clutch unit, the pinion and the sector gear only by swinging the operation lever up and down. For this reason, the tilt position adjustment of the steering shaft becomes easy.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on the drawings.
図1、図2は、本発明の一実施形態に係わるチルト式のステアリングコラム装置1を示す。なお、ステアリングコラム装置1は、車体に取り付けた状態で図1中の左側が車体後方(矢印RRで示す。)、右側が車体前方(矢印FRで示す。)となる。以下、「前方」は車両前方を示し、「後方」は車両後方を示すものとし、「左右方向」は、車両後方から前方を見ている図3での左右方向を示すものとする。
1 and 2 show a tilt type
ステアリングコラム装置1は、図2に示すように、車体に取り付けられる車体取付ブラケット3と、車体取付ブラケット3に対し上下方向に揺動自在に支持され、ステアリングシャフト5を回動自在に支持するジャケット7とを備える。ステアリングシャフト5の後端(先端)に図示しないステアリングホイールが取り付けられる。
The
車体取付ブラケット3は、ジャケット7の上部を覆う上面部9と、上面部9の左右両側から下方に延びる側面部11(11L,11R)とを備える。左側の側面部11Lは図4に示している。図4に示すように、側方から見て上面部9と側面部11とで大略T字形状を形成している。上面部9の前方に、車体取付ブラケット3を車体に取り付けるための前方取付部13が設けられ、上面部9の後方の左右両側部に、車体取付ブラケット3を車体に取り付けるための後方取付部15が設けられている。
The vehicle
上面部9の後方取付部15より後方には、図5にも示すように、上方が凸となるように屈曲している屈曲部材17が取り付けられている。屈曲部材17の下部には、図1、図4に示すように、前方に向けて突出する左右の固定部17a,17bが形成されている。このうち図4で示される左側の固定部17aは、上面部9の側方に突出する突出部9aと共に、ボルト19によって車体に固定される。
Behind the
一方、図1で示される右側の固定部17bは、後述するセクタギヤ支持部材21のフランジ部21a及び、上面部9の側方に突出する突出部9bと共に、ボルト23によって車体に固定される。フランジ部21aは、図5に示すようにセクタギヤ支持部材21の上端部で側方に突出している。ボルト19,23は、上面部9の後方取付部15を車体に固定するボルトであり、屈曲部材17の固定部17a,17bを突出部9a,9bと共締めすることで、後方取付部15が車体に固定される。
On the other hand, the
図1に示すように、セクタギヤ支持部材21は、フランジ部21aが1本のボルト30によって、固定部17bと共に突出部9bに固定される。図1、図2に示すように、屈曲部材17の後方で上方に向けて突出する突出部21bが形成されている。突出部21bは、フランジ部21aに対して上方に向けて90度屈曲しており、2本のボルト31によって屈曲部材17の後面に固定される。
As shown in FIG. 1, the sector
セクタギヤ支持部材21は、図1に示すように、下部が上部よりも前後方向に拡がる形状である。セクタギヤ支持部材21の下部における後方部分の内側面に、図2に示すセクタギヤ25がボルト・ナット27により取り付けられる。図1では、セクタギヤ25の歯25aの一部が開口穴から見えている。セクタギヤ支持部材21の下部における前方部分は、側面部11Rの下部側の一部を覆っている。この状態で、セクタギヤ支持部材21の前方部分が、貫通ボルト29によって、左右の側面部11L,11Rの下部を連結するように固定される。
As shown in FIG. 1, the sector
ジャケット7は、図3、図5、図6に示すように、筒状のジャケット本体33の内側に筒状の内部ジャケット35が設けられている。内部ジャケット35の内部には、ステアリングシャフト5が回転自在に挿入される。
As shown in FIGS. 3, 5 and 6, the
図2に示すように、ジャケット7(ジャケット本体33)の前方側の端部の上部には、車体取付ブラケット3に対して上下方向に揺動自在に支持される揺動支持部37が形成されている。揺動支持部37には左右方向に貫通するジャケット支持孔37aが形成されている。ジャケット支持孔37aは、車体取付ブラケット3の上面部9の前部に設けてあるブラケット支持孔3aに整合している。ジャケット支持孔37a及びブラケット支持孔3aに、図1に示す揺動支持軸39を、ジャケット7と車体取付ブラケット3とが相対回転自在となるよう挿入する。
As shown in FIG. 2, a
図2に示すように、ジャケット7(ジャケット本体33)は、揺動支持部37のジャケット支持孔37aよりも後方に、左右方向にそれぞれ開口する揺動軸挿入孔7aを備えている。一方、図1、図4に示すように、車体取付ブラケット3は、左右の側面部11L,11Rの上部に長孔11Lh,11Rhをそれぞれ備えている。長孔11Lh,11Rhは、揺動支持軸39を中心とした円弧形状であり、ジャケット7の揺動軸挿入孔7aに対応した位置にある。
As shown in FIG. 2, the jacket 7 (jacket main body 33) is provided with a swing
揺動軸挿入孔7aに図1、図4に示す揺動軸41を挿入固定する。揺動軸41は、軸方向の両端が長孔11Lh,11Rhに相対移動自在に挿入されている。したがって、ジャケット7は、車体取付ブラケット3に対し揺動支持軸39を中心として上下方向に揺動し、その際揺動軸41が長孔11Lh,11Rh内を移動する。
The
ジャケット7は、セクタギヤ支持部材21に対して前後方向でほぼ同じ位置の下部に、駆動機構収容部43を備えている。駆動機構収容部43は、図3、図5に示す駆動機構45を収容する。駆動機構収容部43は、左右の側壁43a,43bと、側壁43a,43bの下部相互をつなぐ底壁43cと、これら各壁43a,43b,43cの前方側の端部同士をつなぐ後壁43d(図4参照)とを備えている。一方(右側)の側壁43bの前端が、図5に示すように、ジャケット7の下面から下方へ延びる一対の下部壁部38R,38Lの間に配置され、図6に示すボルト46により支持される。
The
駆動機構収容部43は、左右の側壁43a,43bの後部側の上部同士を、図3、図4に示す後部上壁43eによりつないでいる。図1、図2、図4に示すように、後部上壁43eの前方側部分の上には、ジャケット支持部材47が取り付けられている。ジャケット支持部材47は、底部47aと、底部47aの左右の端部から立ち上がる左右の側部47b,47cとを備え、上部が開放している。側部47b,47cは、内周面が円弧形状に形成さされており、内部ジャケット35の円筒部分を収容してジャケット7の後側端面に固定支持されている。
The drive
図5に示すように、駆動機構45は、左の側壁43aに回転自在に支持される入力軸49と、右の側壁43bに回転自在に支持される出力軸51とを備えている。入力軸49と出力軸51とは、同軸上に設けられ、出力軸51に後述するクラッチユニット63が設けられている。入力軸49には、大歯車55が取り付けられ、大歯車55には、大歯車55よりも小径な図2,図3に示す小歯車57が噛み合っている。大歯車55と小歯車57とで減速機構58を構成している。
As shown in FIG. 5, the
小歯車57は、図3中で紙面手前側の左の側壁43aに連結軸60を介して回転自在に支持されている。図2、図3に示すように、小歯車57の側壁43b側において、連結軸60に操作レバー59が連結されている。操作レバー59は、駆動機構収容部43の後方の開口部分から後方に向けて突出しており、運転者が上下方向に揺動操作することで、連結軸60を介して小歯車57が回転する。小歯車57の回転動力は、大歯車55、入力軸49、クラッチユニット63、出力軸51及びセクギヤ25に伝達され、ジャケット7を車体取付ブラケット3に対して上下方向に揺動させる。
The
出力軸51は、図2、図5に示すように、右側の側壁43bから外部に突出しており、突出した出力軸51の端部に、ピニオン61が取り付けられている。ピニオン61は、前述したセクタギヤ25に図6に示すようにして噛み合っている。出力軸51には、前述したようにクラッチユニット63が装着されている。クラッチユニット63は、レバー側クラッチ部65とブレーキ側クラッチ部67とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 5, the
レバー側クラッチ部65は、操作軸となる入力軸49に連結された外輪69と、内輪70と、外輪69と内輪70との間に配置したくさび部材71とを備えている。レバー側クラッチ部65は、操作レバー59の回動操作によって入力軸49に入力された回転力を、くさび部材71を介して内輪70に伝達する。このとき、くさび部材71は中立位置からいずれか一方側へ移動して回転力を伝達する。一方、操作レバー59の回動位置から中立位置への戻り側回動操作では、入力軸49に入力された回転力を出力軸51に伝達しない。
The lever side
ブレーキ側クラッチ部67は、固定部材としてのカバー73と、カバー73と出力軸51のリング部51aとの間に配置されたくさび部材75とを備え、くさび部材75が出力軸51(セクタギヤ25)からの入力を遮断する。そして、内輪70が回転すると、内輪70がくさび部材75の食い込みを解除しつつ、出力軸51を回転させることで、出力軸51の回転を可能にする。レバー側クラッチ部65とブレーキ側クラッチ部67との間に設けられる二つのセンタリングばね77,78は、操作レバー59及びレバー側クラッチ部65の外輪69とくさび部材71とをそれぞれ中立位置に戻す。支持プレート79は、複数のボルト81により駆動機構収容部43の側壁43bに駆動機構45を固定する。
The brake
操作レバー59を中立位置から上下いずれかの例えば図6中の矢印Uで示す上方に向けて回動操作すると、図2に示されている小歯車57が図6中で右回りに回転し、これに伴い大歯車55は図6中で左回りに回転する。大歯車55の図6中での左回りの回転は、そのまま入力軸49、レバー側クラッチ部65及び出力軸51を介してピニオン61に伝達される。出力軸51が回転力を受けるときに、ブレーキ側クラッチ部67のロックが解除されて出力軸51の回転が許容される。
When the
ピニオン61は、図6中で左回りに回転すると、固定側の車体取付ブラケット3に取り付けてあるセクタギヤ25上を回転しながら上方に向けて移動する。これにより、ジャケット7が車体取付ブラケット3に対して上方に向けて揺動し、ステアリングシャフトのチルト動作がなされる。
When the
操作レバー59を上方に向けて操作してから操作レバー59から手を離すと、操作レバー59及びレバー側クラッチ部65の外輪69とくさび部材71とがセンタリングばね77,78によって元の位置(中立位置)に戻る。このとき、出力軸51がブレーキ側クラッチ部67によってロックされる。操作レバー59の元に戻る動きは出力軸51には伝わらず、チルト動作なしで元の位置に戻る。上記操作レバー59を離した状態では、セクタギヤ25とピニオン61とが噛み合っていることにより、チルト位置が固定される。操作レバー59を、下方に向けて操作する場合には、上方に向けて操作する場合に対し逆の動きをするだけである。
When the operating
次に、上記した第1の実施形態の作用効果を説明する。 Next, the operation and effect of the first embodiment described above will be described.
本実施形態は、車体に固定される車体取付ブラケット3と、車体取付ブラケット3に対し上下方向に揺動自在に支持され、ステアリングシャフト5を回動自在に支持するジャケット7とを有する。ジャケット7に、クラッチユニット63及び、クラッチユニット63から回転動力が伝達されるピニオン61が設けられる。車体取付ブラケット3に、ピニオン61に噛み合うセクタギヤ25が設けられる。クラッチユニット63に回転動力を付与するように接続される操作レバー59が設けられている。
The present embodiment has a vehicle
この場合、操作レバー59の回動操作力が、クラッチユニット63を介してピニオン61からセクタギヤ25に伝達される。その際、操作レバー59を上下方向に揺動操作するだけで、ジャケット7と一体となっているステアリングシャフトの上下方向の位置調整を行うことができ、操作性が向上する。
In this case, the rotational operation force of the
クラッチユニット63を設けることで、出力軸51に取り付けてあるピニオン61とセクタギヤ25とを常時噛み合う構造とすることができ、ジャケット7が車体取付ブラケット3に常時支持されることになる。このため、操作レバー59を操作する際に、ステアリングホイールを保持することなく、ジャケット7(ステアリングホイール)の車体取付ブラケット3に対する上下方向の位置変化が規制されるので、操作性が向上する。また、ピニオン61とセクタギヤ25とが常時噛み合う構造により、例えば車両が衝突したときに、ジャケット7(ステアリングホイール)の位置変化を抑制できる。
By providing the
本実施形態のクラッチユニット63は、入力側に設けられ、レバー操作により入力される回転トルクの伝達および遮断を行うレバー側クラッチ部65と、出力側に設けられ、レバー側クラッチ部65からの回転トルクを出力側へ伝達するとともとに、出力側から逆入力される回転トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部67と、を備えている。
The
この場合、レバー側クラッチ部65により、操作レバー59を中立位置に保持できるとともに、ブレーキ側クラッチ部67により、セクタギヤ25(車体取付ブラケット3)から入力軸49側への回転入力を阻止して、チルト位置を保持することができる。このとき、ブレーキ側クラッチ部67により出力軸51がロックされるため、別途ロック操作が不要であり、操作性が向上するとともに、ロック操作の忘れを抑制できる。
In this case, the lever side
本実施形態は、操作レバー59とクラッチユニット63との間に大歯車55と小歯車57とを有する減速機構58が設けられている。これにより、より軽い操作力で操作レバー59を操作でき、ステアリングホイールのチルト位置操作がより容易となる。
In the present embodiment, a
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, these embodiments are only the examples described in order to make an understanding of this invention easy, and this invention is not limited to the said embodiment. The technical scope of the present invention is not limited to the specific technical matters disclosed in the above embodiments, but also includes various modifications, alterations, and alternative technologies that can be easily derived therefrom.
例えば、クラッチユニット63を固定側の車体取付ブラケット3に取り付け、セクタギヤ25を可動側のジャケット7に取り付けてもよい。この場合、クラッチユニット63、出力軸51、入力軸49、大歯車55、小歯車57及び操作レバー59を、固定側の車体取付ブラケット3に取り付ける。
For example, the
このような構成であっても、固定側の操作レバー59を上記した実施形態と同様に操作することで、セクタギヤ25を備える可動側のジャケット7が上下方向に揺動して、ステアリングシャフトのチルト位置を変更できる。その際、上記した実施形態と同様に操作レバー59を揺動操作するだけで、ジャケット7と一体となっているステアリングシャフトの上下方向の位置調整を容易に行うことができる。
Even with such a configuration, by operating the
操作レバー59を固定側の車体取付ブラケット3に取り付ける構成では、操作レバー59を可動側のジャケット7に取り付けた場合のように、ジャケット7の上下動に伴って操作レバー59が上下に移動することがなく、操作性が向上する。
In the configuration in which the
操作レバー59を用いる代わりに、例えばギヤードモータなどを使用したモータ駆動としてもよい。
Instead of using the
3 車体取付ブラケット
5 ステアリングシャフト
7 ジャケット
25 セクタギヤ
58 減速機構
63 クラッチユニット
59 操作レバー
61 ピニオン
65 レバー側クラッチ部
67 ブレーキ側クラッチ部
Claims (3)
前記車体取付ブラケットに対し上下方向に揺動自在に支持され、ステアリングシャフトを回動自在に支持するジャケットと、
前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか一方に取り付けられるクラッチユニットと、
前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか一方に取り付けられ、前記クラッチユニットから回転動力が伝達されるピニオンと、
前記車体取付ブラケットと前記ジャケットとのいずれか他方に取り付けられ、前記ピニオンに噛み合うセクタギヤと、
前記クラッチユニットに回転動力を付与するように接続される操作レバーと、を有することを特徴とするステアリングコラム装置。 A vehicle mounting bracket fixed to the vehicle body;
A jacket pivotally supported in the vertical direction with respect to the vehicle body mounting bracket and rotatably supporting a steering shaft;
A clutch unit attached to one of the vehicle body mounting bracket and the jacket;
A pinion attached to any one of the vehicle body mounting bracket and the jacket and to which rotational power is transmitted from the clutch unit;
A sector gear attached to the other of the vehicle body mounting bracket and the jacket and engaged with the pinion;
And a control lever connected to apply rotational power to the clutch unit.
入力側に設けられ、前記操作レバーの操作により入力される回転トルクの伝達および遮断を行うレバー側クラッチ部と、
出力側に設けられ、前記レバー側クラッチ部からの回転トルクを出力側へ伝達するとともに、出力側から逆入力される回転トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。 The clutch unit
A lever-side clutch portion provided on the input side for transmitting and blocking the rotational torque input by the operation of the operation lever;
And a brake-side clutch portion provided on the output side for transmitting the rotational torque from the lever side clutch portion to the output side and blocking the rotational torque reversely input from the output side. The steering column device according to claim 1.
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JP2017207862A JP2019077410A (en) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | Steering column device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017207862A JP2019077410A (en) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | Steering column device |
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JP2017207862A Pending JP2019077410A (en) | 2017-10-27 | 2017-10-27 | Steering column device |
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