JP2019075171A - 誘導灯評価装置及び誘導灯評価プログラム - Google Patents

誘導灯評価装置及び誘導灯評価プログラム Download PDF

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【課題】点検結果を容易に確認できる誘導灯評価プログラム、誘導灯評価装置及び誘導灯評価システムを提供することである。【解決手段】実施形態に係る誘導灯評価プログラムは、撮影された誘導灯の画像データを取得する画像取得手順と、取得された誘導灯の画像データに基づいて、撮影された誘導灯の輝度に関する情報を演算する演算手順と、取得された誘導灯の画像データと、演算された誘導灯の輝度に関する情報を誘導灯の画像データに重畳表示させた評価画像データとを表示させるように制御する表示制御手順とを実行させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、誘導灯評価装置及び誘導灯評価プログラムに関する。
非常口の位置や避難経路等を示す誘導灯については、法令により輝度や色度などの条件が定められており、条件を満たすか否かを定期的に点検することが義務付けられている。
定期的に誘導灯を点検する場合、誘導灯を点検する管理者等の負担が増大する。そこで、画像処理を用いて測定対象物の輝度値または色度の評価を容易に行なうことができる誘導灯評価システムが知られている。
特開2001−283192号公報
しかし、上記技術においては、点検結果の確認が容易ではないという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は、点検結果を容易に確認できる誘導灯評価装置及び誘導灯評価プログラムを提供することである。
実施形態の誘導灯評価装置は、サーバと接続可能な誘導灯評価装置であって、撮影された誘導灯の画像データに基づいて、誘導灯の点検における評価結果を出力する評価プログラムを備え、評価プログラムを起動時に前記サーバにリクエストを送信し、サーバから送信されたリクエストに対するACKを受信した場合に、評価結果を出力することを可能とする。
図1は、実施形態に係る実施結果の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る誘導灯評価システムの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る白色発行体を有する誘導灯の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るサーバが収集する評価結果の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る誘導灯評価装置の処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る誘導灯評価プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する誘導灯評価プログラムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、誘導灯評価プログラムは、誘導灯以外にも、任意の照明装置等の評価にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下で説明する実施形態に係る誘導灯評価プログラムは、撮影された誘導灯300の画像データを取得する画像取得手順と、取得された誘導灯300の画像データに基づいて、撮影された誘導灯300の輝度に関する情報を演算する演算手順と、取得された誘導灯300の画像データと、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を誘導灯300の画像データに重畳表示させた評価画像データとを表示させるように制御する表示制御手順とを実行させる。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムは、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を外部のサーバに送信する送信手順をさらに実行させる。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムの演算手順は、輝度のキャリブレーションデータを用いて、撮影された誘導灯300の輝度を校正する。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムの画像取得手順は、所定の輝度の光を自発光する物体を撮影した画像データを含む、誘導灯300の画像データを取得し、演算手順は、撮影された物体の輝度を用いて、画像データの輝度に関する情報を校正するように制御する。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムは、誘導灯300の状態に関する情報を誘導灯300から無線通信により取得する状態取得手順をさらに実行させる。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムの表示制御手順は、取得された誘導灯300の状態に関する情報を含む評価画像データを表示させるように制御し、送信手順は、取得された誘導灯300の状態に関する情報を外部のサーバに送信する。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムの表示制御手順は、誘導灯300の輝度画像、誘導灯300の最大輝度の位置を明示した画像、誘導灯300の最小輝度の位置を明示した画像、誘導灯300の輝度対比が所定の輝度対比よりも低いことを文字で明示した画像、誘導灯300の平均輝度が所定の平均輝度よりも低いことを文字で明示した画像、誘導灯300の色度範囲が所定の色度範囲から外れていることを文字で明示した画像、誘導灯300が交換時期であることを文字で明示した画像のうち、すくなくとも1つを含む評価画像データを表示させるように制御する。
また、実施形態に係る誘導灯評価プログラムの取得手順は、誘導灯300がバッテリ駆動になった状態において撮影された、誘導灯300の第1の画像データと、異なる時点における誘導灯300の第2の画像データとを取得し、演算手順は、取得された誘導灯300の第1の画像及び誘導灯300の第2の画像の輝度の違いを比較することにより、誘導灯300の状態を特定する。
また、実施形態に係る誘導灯評価装置100は、撮影された誘導灯300の画像データを取得する画像取得部131と、取得された誘導灯300の画像データに基づいて、撮影された誘導灯300の輝度に関する情報を演算する演算部132と、取得された誘導灯300の画像データと、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を誘導灯300の画像データに重畳表示させた評価画像データとを表示させるように制御する表示制御部135とを具備する。
また、実施形態に係る誘導灯評価システムは、端末(例えば誘導灯評価装置100)とサーバ200とを含む。誘導灯評価システムは、撮影された誘導灯300の画像データを取得する画像取得部131と、取得された誘導灯300の画像データに基づいて、撮影された誘導灯300の輝度に関する情報を演算する演算部132と、取得された誘導灯300の画像データと、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を誘導灯300の画像データに重畳表示させた評価画像データとを表示させるように制御する表示制御部135と、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を送信する送信部(例えば通信部110)と、送信された誘導灯300の輝度に関する情報を受信する受信部(例えば通信部210)と、受信された誘導灯300の輝度に関する情報に対応するコードを発行する発行部(例えば制御部230)とを具備する。
[実施形態]
以下に、本発明にかかる誘導灯評価プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る実施結果の一例を示す図である。本実施例においては、例えばスマートフォンを誘導灯評価装置100として用いる場合について説明する。
まず、図1の(a)に示すように、誘導灯評価装置100は、誘導灯300を撮影した画像データを取得し、表示部に表示させる。次に、図1の(b)に示すように、誘導灯評価装置100は、取得した写真画像を輝度画像に変換する。そして、誘導灯評価装置100は、図1の(c)に示すように、誘導灯300に対する点検における評価結果(以下、単に「評価結果」と表記する場合がある。)を画像データに重畳させたレポートを、表示部に表示させる。レポートは、例えば図1に示すように、「1,2,3での輝度が低いです」など、問題のある個所や問題の内容を文字で表示する。
図1に示すように、誘導灯評価装置100は、誘導灯300を撮影した画像データを用いて誘導灯300の輝度等の評価を行い、評価結果と画像データとを重畳したレポートを表示部に表示させる。
なお、誘導灯300の評価項目としては、誘導灯300の表示面の平均輝度に加えて、表示面の緑色領域及び白色領域それぞれにおける最大輝度値と最小輝度値との輝度比、隣接する緑色領域と白色領域との輝度対比、及び表示面の緑色領域の色度がある。そこで、以下の実施形態においては、誘導灯評価装置100は、撮影された誘導灯300の画像データから、誘導灯300の表示面の各部分における輝度情報及び色情報を算出する。
なお、誘導灯にはA級、B級等の規格が定められており、誘導灯評価装置100は、誘導灯300を撮影する際に、当該誘導灯300の規格を設定する。誘導灯300の規格は、例えば誘導灯評価装置100が誘導灯300の画像パターンを算出し、公知のパターン認識技術を用いて誘導灯300の規格を特定するよう実現するが、これに限られない。
[誘導灯評価システムの構成の一例]
図2は、実施形態に係る誘導灯評価システムの一例を示す図である。図2を参照し、実施形態に係る誘導灯評価装置100を含む誘導灯評価システム1000の一例につき説明する。図1に示す実施形態に係る誘導灯評価システム1000は、誘導灯評価装置100と、サーバ200と、を備える。誘導灯評価装置100と、サーバ200とは、ネットワークNを通じて通信可能に接続される。また、図1に示す実施形態に係る誘導灯評価システム1000は一例であり、例えば複数の誘導灯評価装置100又は複数のサーバ200を備えるよう実現してもよい。
誘導灯評価装置100は、例えばスマートフォンのような機器であり、誘導灯300を撮影した画像データを用いて誘導灯300の評価を行い、評価結果を出力する。また、後述するサーバ200とは例えば携帯通信回線又は無線LANで接続を行い、評価結果をサーバ200に送信する。なお、誘導灯評価装置100は、端末の一例である。
サーバ200は、例えばコンピュータなどの情報処理装置であり、誘導灯評価装置100から評価結果を受信して記憶する。
[誘導灯評価装置の構成の一例]
図2を参照し、誘導灯評価装置100の構成について説明する。誘導灯評価装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と、を備える。
通信部110は、無線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部110は、ネットワークNを通じて、図2に示すサーバ200との間で、無線通信により各種情報を送受信する。例えば、通信部110は、制御部130から出力された評価結果を、サーバ200に送信する。なお、通信部110は、送信部の一例である。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部120は、例えば、制御部130の処理に用いられる閾値、及び後に説明するキャリブレーションデータを記憶する。
制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。かかる制御部130は、画像取得部131と、演算部132と、情報取得部133と、判定部134と、表示制御部135とを有する。
画像取得部131は、誘導灯300を撮影した画像データを取得する。画像取得部131は、例えば誘導灯評価装置100が有する図示しないカメラにより撮影された、誘導灯300の写真の画像データを取得する。なお、画像取得部131は、誘導灯評価装置100のカメラが有するオートゲインコントロール等の機能を解除し、又は所定の撮影モードに設定する。
なお、誘導灯300の平均輝度や平均輝度対比は、一般社団法人日本照明工業会が定める「誘導灯器具及び避難誘導システム用技術基準」(JIL5502:2008)において基準が定められている。例えば、誘導灯300の平均輝度の基準は65〜1000cd/mである。画像取得部131は、定められている65〜1000cd/mの範囲で輝度を検出できるような画像を取得できればよいが、これに限られず、これより広い範囲の輝度を取得するような構成であってもよい。
演算部132は、画像取得部131により取得された画像データを用いて、輝度情報を演算する。例えば、演算部132は、取得された画像データの輝度情報を算出し、画像データの輝度情報を判定部134に出力する。
また、画像取得部131により取得される画像データは、誘導灯評価装置100が有するカメラの性能等に応じて異なるので、同じ輝度の誘導灯300を異なる誘導灯評価装置100で撮影した場合、取得された画像データから得られる輝度情報が異なる場合がある。そこで、演算部132は、画像データの輝度情報を校正する。
演算部132は、例えば、記憶部120に記憶された、誘導灯評価装置100として動作するスマートフォンの機種に応じて設定されたキャリブレーションデータを用いて画像データの輝度情報を校正するが、これに限られない。演算部132は、例えば、画像データに含まれる、白色輝度が一定となるキャリブレーションポイントを用いて輝度情報を校正してもよい。なお、画像データに含まれるキャリブレーションポイントは、例えば誘導灯300の近傍に設置された白色校正板であるが、これに限られず、誘導灯300そのものがキャリブレーションポイントとなる白色発光体を有するよう実現してもよい。
図3は、実施形態に係る白色発行体を有する誘導灯の一例を示す図である。図3に示す誘導灯300は、開閉可能に取り付けられたカバー1100と、初期照度補正機能を有する白色LED1200とを有する。白色LED1200は、例えば100cd/mの輝度の白色光を発光する。画像取得部131は、誘導灯300のカバー1100が開かれ、白色LED1200が点灯している状態の誘導灯300の画像データを取得する。また、演算部132は、取得された画像データに含まれる、白色LED1200の輝度情報を用いて、画像データの輝度情報を校正する。
情報取得部133は、評価の対象とする誘導灯300に関する情報を取得する。情報取得部133は、例えば、誘導灯300が可視光通信等の無線通信手段により送信する、誘導灯300の規格に関する情報や、誘導灯300の点灯時間、バッテリの残量などの状態に関する情報を受信し、判定部134及び通信部110に出力する。
なお、情報取得部133が取得する情報はこれに限られず、誘導灯300が設置された位置に関する情報などを取得してもよい。また、情報取得部133が情報を取得する方法は、誘導灯300が送信する情報を受信する方法に限られず、誘導灯300に貼付されたQRコード(登録商標)等を読み取る方法や、サーバ200など、誘導灯300以外の装置から受信する方法により情報を取得してもよい。
判定部134は、誘導灯300の表示面の輝度が、所定の条件を満たすか否かを判定する。判定部134は、演算部132から出力された輝度情報を用いて、誘導灯300の表示面の各部位について、平均輝度、輝度比、輝度対比、色度等が記憶部120に記憶された所定の閾値以上であるか否かを判定する。
判定部134は、例えば、情報取得部133から出力を受けた誘導灯300の規格に関する情報を用いて、誘導灯300の表示面を、上部、中部、下部、及び左側、中央、右側などに区分し、各部分を計測ポイントとして判定を行う。判定部134は、平均輝度、輝度比、輝度対比、色度等の判定結果を、表示制御部135及び通信部110に出力する。
なお、判定部134は、例えば画像データに白とびがあった場合や、画像データの非常に狭い範囲のみ(1画素など)で基準を満たさない場合、その部分を無視するよう実現させてもよい。
表示制御部135は、誘導灯300を撮影した画像データの画像、及び画像データに評価結果を重畳した画像を表示させる。表示制御部135は、例えば図1の(c)に示すような、評価結果を重畳させた画像を、誘導灯評価装置100の表示部に表示させる。
なお、表示制御部135は、誘導灯評価装置100を利用する評価者が、誘導灯300を撮影する際に、誘導灯300の規格に関する情報を用いて、誘導灯300の撮影エリアをガイドするためのサポート画像を、誘導灯評価装置100の表示部に表示させるよう実現してもよい。
[サーバの構成の一例]
次に、サーバ200の構成について説明する。サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230と、を備える。
通信部210は、有線又は無線での通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部210は、ネットワークNを通じて、誘導灯評価装置100との間で各種情報を送受信する。例えば、通信部210は、後に説明する制御部230が発行する検査コードを誘導灯評価装置100に送信する。なお、通信部210は、受信部の一例である。
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部220は、例えば、制御部230の処理に用いられる情報を記憶する。また、記憶部220は、誘導灯評価装置100から収集した評価結果を記憶する。
図4は、実施形態に係るサーバが収集する評価結果の一例を示す図である。例えば、図4に例示するように、記憶部220は、誘導灯300の識別情報及び設置場所を対応付けて識別する「検査コード」と、誘導灯300の点検が行われた「点検日時」及び「点検結果」と、誘導灯300の「稼働開始日」とを対応付けて記憶する。
制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
制御部230は、通信部210を通じて誘導灯評価装置100から受信した評価結果を、記憶部220に記憶する。また、制御部230は、サーバ200の利用者による要求に対応して、記憶部220に記憶された評価結果を出力する。なお、制御部230は、発行部の一例である。
[誘導灯評価装置の処理手順]
図5を参照して、誘導灯評価装置100における処理の流れの一例を説明する。図5は、実施形態に係る誘導灯評価装置の処理の一例を説明するフローチャートである。
図5に示すように、まず、誘導灯評価装置100の画像取得部131は、撮影対象となる範囲内に、キャリブレーションポイントがあるか否かを判定する(ステップS101)。
この結果、画像取得部131は、キャリブレーションポイントがあると判定した場合には(ステップS101肯定)、誘導灯300の表示面及びキャリブレーションポイントを撮影した画像データを取得する(ステップS111)。演算部132は、撮影された画像データに含まれるキャリブレーションポイントの輝度情報を用いて、画像データの輝度情報を校正する(ステップS112)。
また、画像取得部131は、キャリブレーションポイントがないと判定した場合には(ステップS101否定)、誘導灯300の表示面を撮影した画像データを取得する(ステップS121)。また、演算部132は、記憶部120からキャリブレーションデータを取得し(ステップS122)、取得したキャリブレーションデータを用いて、画像データの輝度情報を校正する(ステップS123)。
次に、表示制御部135は、校正された画像データを表示部に表示する(ステップS131)。次に、演算部132は、画像データに含まれる測定対象部分を特定し(ステップS132)、特定された測定対象部分の画像を輝度画像に変換する(ステップS133)。
次に、判定部134は、変換された輝度画像の計測ポイントが要点検項目に該当するか否かを判定する(ステップS135)。この結果、計測ポイントが要点検項目に該当しないと判定した場合(ステップS135否定)、ステップS142の処理に進む。
判定部134は、計測ポイントが要点検項目に該当すると判定した場合(ステップS135肯定)、該当計測ポイントに「×」印を明示する(ステップS141)。
次に、判定部134は、測定対象部分に含まれる全ての計測ポイントについて判定が完了したか否かを判定する(ステップS142)。全ての計測ポイントについて判定が完了していない場合(ステップS142否定)、ステップS135の処理に戻って処理を繰り返す。
表示制御部135は、全ての計測ポイントについて判定が完了した場合(ステップS142肯定)、判定結果を表示部に表示させる(ステップS143)。また、通信部110は、画像データ及び判定結果を含むデータをサーバ200に送信する(ステップS144)。
このように、誘導灯評価装置100は、撮影された誘導灯300の画像データを取得する画像取得手順と、取得された誘導灯300の画像データに基づいて、撮影された誘導灯300の輝度に関する情報を演算する演算手順と、取得された誘導灯300の画像データと、演算された誘導灯300の輝度に関する情報を誘導灯300の画像データに重畳表示させた評価画像データとを表示させるように制御する表示制御手順とを実行させる。
[その他の実施形態]
上述した実施形態において、誘導灯評価システム1000の各機能ブロックは、それぞれどの装置によって実装されていてもよい。例えば、誘導灯評価装置100の機能ブロックの一部をサーバ200が実装していてもよく、サーバ200の機能ブロックの一部を誘導灯評価装置100が実装していてもよい。また誘導灯評価装置100の機能ブロックとサーバ200の機能ブロックとを一つのコンピュータが合わせ持つよう実現してもよい。
また、誘導灯評価装置100がサーバ200に送信する情報は、誘導灯300の画像データ及び評価結果に限られない。例えば、誘導灯評価装置100が、GPS(Global Positioning System)機能、地磁気センサ等を用いて位置情報を特定し、サーバに送信するよう実現してもよい。また、誘導灯評価装置100が、建物内における誘導灯300の設置位置や、撮影された誘導灯300の識別情報等をさらにサーバ200に送信してもよい。また、誘導灯評価装置100が、例えばExif形式の画像ファイルなど、位置情報やタイムスタンプ、評価者の情報等を含む画像データをサーバ200に送信してもよい。さらに、サーバ200が、受信した画像データと、記憶部220に記憶される各種の情報とを対応付けて記憶してもよい。
また、誘導灯評価装置100は、例えば誘導灯300の評価結果を取得する都度、画像データ及び評価結果をサーバ200に送信するが、これに限られない。例えば、誘導灯評価装置100は、一つの建物の中の複数の誘導灯300の評価結果を取得した時点で、取得した画像データ及び評価結果を一括してサーバ200に送信するよう実現してもよい。
また、上述した実施形態において、画像データから演算された輝度が、所定の輝度より低いことを文字で明示した評価結果画面について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示制御部135が、誘導灯300の表示面における最大輝度の位置や最小輝度の位置を表示させるよう実現してもよい。さらに、表示制御部135が、誘導灯300の表示面において、画像データから演算された輝度対比が所定の輝度対比よりも低いことを文字で明示し、又は画像データから演算された色度が所定の色度範囲から外れていることを文字で明示するよう実現してもよい。
なお、誘導灯300の規格を設定する処理は上述したものに限られず、例えば誘導灯評価装置100の表示部にプルダウンメニューを表示させ、評価者による選択を受け付けるような構成や、誘導灯300に貼付されたQRコード(登録商標)を読み取る構成により実現できる。さらに、誘導灯300が、可視光通信等の無線通信手段により、誘導灯300の規格に関する情報を送信し、情報取得部133が誘導灯300の規格に関する情報を受信することにより、誘導灯評価装置100が誘導灯300の規格を特定するよう実現してもよい。
また、誘導灯評価装置100が、誘導灯評価プログラムを起動する際に、サーバ200にリクエストを送信し、サーバ200からACKを受信した場合に、誘導灯300の画像データを取得し、評価結果を出力するよう実現してもよい。
また、サーバ200が、収集された誘導灯300の状態に関する情報を用いて、特定の位置に設置された誘導灯300の交換時期が早いなど、エリア単位等での誘導灯300の状態の傾向を分析し、新たな誘導灯300の商品開発に用いてもよい。また、サーバ200が、交換時期にある誘導灯300を抽出して交換機器のリコメンド情報を生成したり、誘導灯300の評価に伴う業務の報酬を算出したりするよう実現してもよい。
さらに、画像データを用いて輝度情報を算出する構成は上述したものに限られず、誘導灯評価装置100が、公知の照度計を用いて測定された誘導灯300周辺の照度から、誘導灯300の輝度を推定するよう実現してもよい。
なお、上述の実施形態では、誘導灯300の画像データを1枚取得して、誘導灯300の評価を行う場合を説明したが、これに限定されるものではなく、誘導灯300の異なる時点における複数の画像を取得して、誘導灯300の評価を行うようにしてもよい。
例えば、誘導灯300の点検項目として、非常時にバッテリ駆動状態に切り替わった場合、所定の時間が経過した後にも平均輝度等が所定の条件を満たしていることがある。そこで、以下において、異なる時点において撮影された複数の画像データを取得して誘導灯300の評価を行う場合について説明する。
まず、画像取得部131は、バッテリ駆動状態に切り替わった誘導灯300を撮影した第1の画像データを取得する。また、画像取得部131は、第1の画像データの取得後、所定の時間が経過した後に、バッテリ駆動状態に切り替わった誘導灯300を撮影した第2の画像データを取得する。なお、所定の時間は、例えば基準で定められた20分間であるが、これに限られず、これより短い時間であってもよい。バッテリ駆動状態に切り替わった後は、バッテリで光源が点灯されるため、バッテリが劣化している場合には平均輝度の時間変化が速くなる。このため、第1の画像データを取得してから第2の画像データを取得するまでの時間、つまり所定の時間が20分よりも短い場合であっても、例えば第1の画像データと第2の画像データの平均輝度の差からバッテリ駆動してから20分経過後の平均輝度を推定し、所定の条件を満たしているかを判断してもよい。また、取得する画像データの数はこれに限られず、第3の画像データをさらに取得するよう実現してもよい。これによって、バッテリ駆動状態における光源の平均輝度の時間変化をより正確に判断することができる。
演算部132は、第1の画像データ及び第2の画像データのそれぞれについて、輝度情報を算出する。
判定部134は、第1の画像データの輝度情報等、及び第2の画像データの輝度情報等のそれぞれについて、所定の閾値以上であるか否かについての判定を行う。
また、表示制御部135は、評価結果を表示させる際に、第1の画像に評価結果を重畳した画像に加えて、第2の画像に評価結果を重畳した画像を表示させる。
このように、誘導灯評価装置100は、誘導灯300がバッテリ駆動になった状態において撮影された、誘導灯300の第1の画像データと、異なる時点における誘導灯300の第2の画像データとを取得し、演算手順は、取得された誘導灯300の第1の画像及び誘導灯300の第2の画像の輝度の違いを比較することにより、誘導灯300の状態を特定する。
また、誘導灯評価装置100が誘導灯300を撮影する際に、日照や周辺の照明などの外乱要因により、撮影された画像から得られる輝度情報が変化する場合がある。そこで、誘導灯評価装置100が、誘導灯300の画像を異なる角度から複数枚撮影し、複数枚の画像を用いて誘導灯300の輝度情報を算出するよう実現してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 誘導灯評価装置
110 通信部
120 記憶部
130 制御部
131 画像取得部
132 演算部
133 情報取得部
134 判定部
135 表示制御部
200 サーバ
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
1000 誘導灯評価システム
N ネットワーク

Claims (2)

  1. サーバと接続可能な誘導灯評価装置であって、
    撮影された誘導灯の画像データに基づいて、前記誘導灯の点検における評価結果を出力する評価プログラムを備え、
    前記評価プログラムを起動時に前記サーバにリクエストを送信し、前記サーバから送信された前記リクエストに対するACKを受信した場合に、評価結果を出力することを可能とすることを特徴とする誘導灯評価装置。
  2. サーバと接続可能な誘導灯評価プログラムであって、
    起動時に前記サーバにリクエストを送信する手順と;
    前記サーバから送信された前記リクエストに対するACKを受信する手順と;
    前記ACKを受信した場合に、撮像された誘導灯の画像データを取得する手順と;
    取得された前記誘導灯の画像データに基づいて、前記誘導灯の点検における評価結果を出力する手順と;
    を実行させる誘導灯評価プログラム。
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