JP2019075040A - 就職及び転職のサポートシステム - Google Patents

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Tetsuya Okada
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Abstract

【課題】虚偽の書き込み情報によって求人を行う企業や求職者が損失を被る可能性を低くすることができる就職及び転職のサポートシステムを提供する。【解決手段】サポートシステム1は、求職者が使用するユーザ端末30、40と、ユーザ端末30、40との間で、採用に関する就職情報または転職情報の少なくとも一方をネットワークを介して仲介するサーバ端末10と、を備えている。サーバ端末10は、企業に関する企業情報11と、企業情報11に対応する企業に関する書込情報121と、書込情報121に対する反論情報122と、をデータベースに登録可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、就職及び転職の案内を行う就職及び転職のサポートシステムに関する。
求職者が就職活動や転職活動を行う際、求職者と求人を行う企業とを仲介する仲介システムが利用されることが多い。仲介システムは、求職者と企業のそれぞれが各種情報を登録する。求職者は企業の情報を参照して、応募する企業を選択する。
近年、一部の仲介システムは、仲介システムへアクセスした者が企業に対する情報を書き込みできる機能を有する(例えば非特許文献1参照)。このような書き込みをする者は、例えば、当該企業に勤務している者や、以前に当該企業に勤務していた者である。このような情報を参照することにより、求職者は、企業に応募する前に、通常では企業が開示しないような詳細な情報を知ることができる。
カイシャの評判、[平成29年10月18日検索]、インターネット〈URL:https://en-hyouban.com〉
しかしながら、仲介システムへアクセスした者が書き込む情報は、真実とは限らない。例えば、ある企業のライバル企業の者が、当該ある企業を陥れるために、虚偽の情報を書き込むおそれがある。そして、仲介システムにおいて当該虚偽の情報を参照した求職者は、当該ある企業への応募をやめてしまうおそれがある。このことは、当該ある企業にとっては、人材を確保する機会を喪失することになり、求職者にとっては、良い企業があるにもかかわらず応募を阻害されてしまうことになる。他方で、仲介システムに虚偽の情報を書き込まれた企業が、仲介システムを提供している企業に対して、仲介システムに書き込まれた情報を削除させることは困難である。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、求人を行う企業や求職者が不当な不利益や損失を被ることを防止し、双方が安心して求人・応募を行える就職及び転職のサポートシステムを提供することにある。
(1) 上記の課題を解決するため、就職及び転職サポートシステムが提供される。本発明に係る就職及び転職サポートシステムは、求職者が使用するユーザ端末と、上記ユーザ端末との間で、採用に関する就職情報または転職情報の少なくとも一方をネットワークを介して仲介するサーバ端末と、を備えた就職及び転職のサポートシステムである。上記サーバ端末は、企業に関する企業情報と、上記企業情報に対応する企業に関する書込情報と、上記書込情報に対する反論情報と、をデータベースに登録可能である。
この就職及び転職サポートシステムは、企業情報に対応する書込情報に対する反論情報を、データベースに登録可能である。そのため、求職者が反論情報を閲覧することによって、反論情報に対応する企業について公平な認識を持つことができる。その結果、書込情報に影響された求職者が書込情報に対応する企業への応募をやめる可能性を低くすることができる。
(2) 本発明に係る就職及び転職サポートシステムは、上記企業情報に対応する企業の社員が使用する社員端末を更に備える。上記サーバ端末は、上記反論情報に対する同意を上記ユーザ端末を介してカウントさせる第1カウント手段と、上記反論情報に対する同意を上記社員端末を介してカウントさせる第2カウント手段と、を備える。
この就職及び転職サポートシステムは、第1カウント手段に加えて第2カウント手段を備えている。これにより、企業の経営者などによって登録された反論情報に当該企業の社員が同意を与えることができる。その結果、反論情報の信憑性を高めることができる。
本発明によれば、求人を行う企業や求職者が不当な不利益や損失を被ることを防止し、双方が安心して求人・応募を行うことができる。
図1は、サポートシステム1の概略構成図である。 図2は、サーバ端末10のデータベースに記憶されている情報を模式的に示したブロック図である。 図3は、ユーザ端末30、40や社員端末20の画面100上に表示される情報を示す模式図である。 図4は、エリア300に表示される情報を示す模式図である。 図5は、サポートシステム1の処理の流れを示す図である。
図1には、本発明の実施形態の一例に係る就職及び転職のサポートシステム1がインターネット50(ネットワークの一例)に接続された様子が示されている。
サポートシステム1は、サーバ端末10と、社員端末20と、ユーザ端末30、40とを備えている。サーバ端末10と社員端末20とは、LAN(Local Area Network)80によって相互に通信可能に接続されている。サーバ端末10及び社員端末20とユーザ端末30、40とは、インターネット50によって相互に通信可能に接続されている。なお、本実施形態において、サーバ端末10及び社員端末20は、ファイアウォール60を介してインターネット50に接続されているが、ファイアウォール60の有無は任意である。
サーバ端末10は、サポートシステム1を提供する事業者がサポートシステム1を管理するためのコンピュータ端末である。
社員端末20は、サポートシステム1を提供する事業者に雇用されている従業者が使用するコンピュータ端末である。なお、社員端末20は、通常において事業者の事業所に設置されたコンピュータ端末のことであるが、従業者が外部に対して秘密が守られたパスワードによってアクセスすることなどを条件として、事業所以外に設置されたコンピュータ端末であってもよい。
ユーザ端末30、40は、就職または転職を希望するユーザが使用するコンピュータ端末である。ユーザは、事業者によって提供されたサポートシステム1に登録された情報(採用に関する就職または転職の少なくとも一方に関する情報)をユーザ端末30、40を介して閲覧する。また、ユーザによってユーザ端末30、40に入力された情報は、インターネット50を介してサーバ端末10に送信される。サポートシステム1に登録された情報(採用に関する就職または転職の少なくとも一方に関する情報)、例えば後述する書込情報121、反論情報122、面接情報13、アピール情報14、及びお知らせ情報15は、就職情報及び転職情報の一例である。
なお、図1の構成は一例であり、各端末の数は図1のものよりも多くても少なくてもよい。例えば、サーバ端末10は、異なる筐体のコンピュータが負荷分散装置などを介して2つ以上接続されたものであってもよい。また、例えば、社員端末20の数は、従業者の数に応じて変わり、ユーザ端末30、40の数は、ユーザの数に応じて変わる。
図2は、サーバ端末10のデータベースに記憶されている情報を模式的に示したブロック図である。
データベースには、複数の企業情報11が記憶されている。また、データベースには、各企業情報11に対応して、反論データベース12と、面接情報13と、アピール情報14と、お知らせ情報15とが、記憶されている。
企業情報11には、求人を出す企業の基本情報が記憶されている。基本情報は、会社名、業種、設立日時、従業員数、資本金、本社所在地、事業内容、PRなどの情報である。
反論データベース12には、複数の書込情報121と、複数の反論情報122とが記憶されている。
書込情報121は、不特定のユーザによってWEB上(例えば、ソーシャルネットワーキングサービスや、サポートシステム1以外の就職・転職の仲介システムを提供している事業者のサーバ端末)に書き込まれた企業情報11に係る企業についての情報である。書込情報121は、例えば当該不特定のユーザのその企業に対する印象、当該不特定のユーザがその企業に実際に勤めての感想、当該不特定のユーザが知っているその企業に関する情報(給与や福利厚生などの情報)などである。
反論情報122は、書込情報121の各々に対応して記憶されている。反論情報122は、書込情報121に対する反論についての情報である。反論情報122は、例えば不特定のユーザによって書き込まれた上記印象や上記感想に対する反論である。
面接情報13は、面接の時間や面接の手順などの情報である。アピール情報14は、企業が実際に行ったことを求職者に向けてアピールする情報が記憶されている。アピール情報14は、例えば企業が開発した新商品の販売開始時期や売り上げ、新商品の売り上げアップに伴う社員の賞与アップなどに関する情報である。お知らせ情報15は、企業がこれから行うことを求職者に向けてアピールする情報が記憶されている。お知らせ情報15は、例えば企業の海外進出予定や新商品発売時期に関する情報である。
サーバ端末10のデータベースに記憶されている上述した各情報は、LANやインターネット50を介して、ユーザ端末30、40や社員端末20の画面100(図3参照)に表示される。図3には、ユーザ端末30、40や社員端末20の画面100上に、上述した各情報が表示される一態様が示されている。図3では、企業情報11が表示されるエリア200、書込情報121及び反論情報122が表示されるエリア300、面接情報13が表示されるエリア400、アピール情報14が表示されるエリア500、及びお知らせ情報15が表示されるエリア600が、縦に並んで表示されている。ユーザや社員は、画面をスクロールしながら各エリア200〜600を表示させる。もちろん、各エリア200〜600が別画面であって、ユーザや社員による端末の操作によって画面が切り替えられてもよい。
図4には、エリア300に表示される各情報が示されている。エリア300には、書込表示部310、反論表示部320、なっとくボタン330、非公開質問ボタン340、社員なっとくボタン350などが配置されている。なお、なっとくボタン330、非公開質問ボタン340、社員なっとくボタン350は、エリア300以外(エリア200〜600)にも配置されていてもよい。
書込表示部310には、書込情報121が表示される。反論表示部320には、書込表示部310に表示された書込情報121に対する反論情報122が表示される。
なっとくボタン330(第1カウント手段の一例)は、ユーザ端末30、40を使用しているユーザが反論表示部320に表示された反論情報122に対して同意した場合に、当該ユーザによって押されるボタンである。なっとくボタン330には、押された回数が表示される。図4において、押された回数は「(a)」で示されている。「a」は整数であり、初期値はゼロである。なっとくボタン330が押される度に、「a」の値が1ずつカウントアップする。
非公開質問ボタン340は、ユーザ端末30、40を使用しているユーザが非公開で企業に質問したい場合に、当該ユーザによって押されるボタンである。非公開質問ボタン340が押されると、ユーザ端末30の画面が非公開質問画面(不図示)に切り替わる。非公開質問画面において、ユーザは、企業に対する質問を入力することができる。
社員なっとくボタン350(第2カウント手段の一例)は、社員端末20を使用している社員が反論表示部320に表示された反論情報122に対して同意した場合に、当該社員によって押されるボタンである。社員なっとくボタン350には、押された回数が表示される。図4において、押された回数は「(b)」で示されている。「b」は整数であり、初期値はゼロである。社員なっとくボタン350が押される度に、「b」の値が1ずつカウントアップする。
以下、図5が参照されつつ、サポートシステム1によって実行される処理の流れが説明される。
事業者は、企業の依頼に基づいて、サーバ端末10への当該企業の企業情報11の登録を行う。
事業者は、企業情報11に対応する書込情報121のサーバ端末10への登録を行う。上述したように、書込情報121は、不特定のユーザによってWEB上に書き込まれた企業情報11に係る企業についての情報である。例えば、書込情報121は、ユーザ端末40から、サーバ端末10以外の端末70(例えば、ソーシャルネットワーキングサービスや、サポートシステム1以外の就職・転職の仲介システムを提供している事業者のサーバ端末)へ書き込まれた情報である。事業者は、このような情報をサーバ端末10へ登録する。
なお、書込情報121の登録は、各企業自身によって行われてもよい。また、サポートシステム1は、不特定のユーザによる書込機能を有していてもよい。この場合、書込情報121は、上述した端末70から取得に加えて、不特定のユーザによってサポートシステム1のデータベースに書き込まれることよっても取得され得る。
事業者は、各企業の依頼に基づいて、書込情報121に対応する反論情報122の登録を行う。反論情報122は、各企業によってサポートシステム1の事業者へ提供される。なお、反論情報の登録は、各企業自身によって行われてもよい。
反論情報122を閲覧した社員は、社員端末20の画面上で社員なっとくボタン350を押すことで、当該反論情報122に同意することができる。
反論情報122を閲覧したユーザは、ユーザ端末30の画面上でなっとくボタン330を押すことで、当該反論情報122に同意することができる。
上述された実施形態のサポートシステム1は、企業情報11に対応する書込情報121に対する反論情報122を、データベースに登録可能である。そのため、求職者が反論情報122を閲覧することによって、反論情報122に対応する企業について公平な認識を持つことができる。その結果、書込情報121に影響された求職者が書込情報121に対応する企業への応募をやめる可能性を低くすることができる。
上述された実施形態のサポートシステム1は、なっとくボタン330に加えて社員なっとくボタン350を備えている。これにより、企業の経営者などによって登録された反論情報122に当該企業の社員が同意を与えることができる。その結果、反論情報122の信憑性を高めることができる。
なお、サポートシステム1は、面接情報13、アピール情報14、またはお知らせ情報15の少なくとも一つをデータベースに登録していなくてもよい。つまり、これらの情報13〜15が提供する機能の有無は任意である。また、サポートシステム1は、なっとくボタン330、非公開質問ボタン340、または社員なっとくボタン350の少なくとも一つが提供する機能を有していなくてもよい。社員なっとくボタン350が提供する機能をサポートシステム1が有していない場合、サポートシステム1は社員端末20を有していなくてもよい。
1・・・サポートシステム
10・・・サーバ端末
11・・・企業情報
12・・・反論データベース
13・・・面接情報
14・・・アピール情報
15・・・お知らせ情報
20・・・社員端末
30・・・ユーザ端末
40・・・ユーザ端末
50・・・インターネット
60・・・ファイアウォール
70・・・端末
80・・・LAN
100・・・画面
121・・・書込情報
122・・・反論情報
200・・・エリア
300・・・エリア
310・・・書込表示部
320・・・反論表示部
330・・・なっとくボタン
340・・・非公開質問ボタン
350・・・社員なっとくボタン
400・・・エリア
500・・・エリア
600・・・エリア

Claims (2)

  1. 求職者が使用するユーザ端末と、
    上記ユーザ端末との間で、採用に関する就職情報または転職情報の少なくとも一方をネットワークを介して仲介するサーバ端末と、を備えた就職及び転職のサポートシステムであって、
    上記サーバ端末は、企業に関する企業情報と、上記企業情報に対応する企業に関する書込情報と、上記書込情報に対する反論情報と、をデータベースに登録可能である就職及び転職のサポートシステム。
  2. 上記企業情報に対応する企業の社員が使用する社員端末を更に備え、
    上記サーバ端末は、
    上記反論情報に対する同意を上記ユーザ端末を介してカウントさせる第1カウント手段と、
    上記反論情報に対する同意を上記社員端末を介してカウントさせる第2カウント手段と、を備える請求項1に記載の就職及び転職のサポートシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021241705A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 篤師 眞野 情報処理装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021241705A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 篤師 眞野 情報処理装置及びプログラム
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