JP2019074221A - 寝床内加湿暖房器 - Google Patents

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Abstract

【課題】寝床内の温度調節だけではなく簡易な構成により湿度調節をも実現可能であり、良好な寝床内気象が達成可能な寝床内加湿暖房器を提供する。【解決手段】寝床内加湿暖房器1は、加湿用水を貯める蒸気発生部及び加湿用水を加熱する加熱部を含む加湿暖房器本体2と、寝床内の温湿度を計測する寝床内気象計測器3とを寝床内に配置し、蒸気発生部に加湿用水を供給する加湿用水供給管14及び加湿用水を制御する加湿用水供給調節部を含む加湿制御器4と、寝床内の温湿度を設定させる寝床内気象計測器3とを寝床外に配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、寝床内加湿暖房器に係り、特に、寝床内の温度管理だけではなく湿度管理も行える寝床内加湿暖房器に関する。
乾燥肌による痒みを有し、冷え性を合わせ持つ人は極めて多く、特に冬季において、例えば石油ストーブ、加湿器、湯たんぽ、床暖房等で凌いでいるのが現状である。このうち、湯たんぽは、時間の経過とともに温度が下がり供給熱量が減少するという欠点を有する。このため、使用者の中には湯たんぽに接触して「低温火傷」を発症する者もいる。また、湯たんぽは、使用時に熱湯を供給する作業が不可欠であり、この欠点を解消するために保温材を充填した電気予熱タイプの湯たんぽが考案されている。しかし、この電気予熱タイプの湯たんぽでは、一般的に十分な保有熱量は得られない。
また、電気あんかは、終始一定の温度を保つことができるが、肌が敏感な者、アレルギー肌の者、肌に痒みを持つ者からは敬遠されている。これは、寝床中に暖房器が存在することは寝床内の温度が上がり相対湿度が下がるため肌から水分が奪われてしまい、乾燥肌が悪化するからである。
図11に示す空気線図により、上述した「寝床内の温度が上がると相対湿度が下がる」という現象を説明する。図11の空気線図は、横軸が室内及び寝床内などの温度(℃)を表し、縦軸が絶対湿度(kg/kgD.A.)を表す。そして、図中の曲線が相対湿度(%)を表す。絶対湿度とは、体積1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量であり、グラムで表わされる。また、相対湿度とは、空気が含むことのできる水分量が限界に達した場合を100%とし、全然含まない場合を0%として、含まれている水分量を百分率で表される。
睡眠時において、寝床内の理想的な温度は32℃前後であり、理想的な湿度は約50%と言われている。例えば、寝室の室内温度(t)が15℃で相対温度が理想的な湿度である50%の場合(図中”A”点)、寝床内温度(tα)が自らの体温などにより理想的な温度である32℃に上昇する。その場合の相対湿度は、図11の空気線図から18%に低下する(図中”B”点)。すなわち、寝室内温度は変わらなくとも寝床内温度(tα)の上昇により相対湿度が超乾燥状態になり、肌から水分が奪われ、乾燥肌が悪化する。
特許文献1には、睡眠期間中の空調制御における温度設定の自由度が高い空気調和機が開示されている。ここでは、空気調和機は、冷房運転及び暖房運転の少なくとも一方が可能であり、空気調和機の設定温度の入力を受け付ける入力部と、設定温度を表示する表示部とを有するリモートコントローラを備えることが記載されている。
特許文献2には、温度調節により速やかな入眠と心地よい起床を支援する睡眠制御温熱器具が開示されている。ここでは、上半身を加熱するための上部ヒータ、及び下半身を加熱するための下部ヒータを制御して上半身の加熱温度と下半身の加熱温度を個別に調整するコントローラを具えている。コントローラは、入床時からの時間経過に伴って、体を温めるための予熱モード、入眠を支援するための入眠モード、安眠を支援するための安眠モード、及び起床を支援するための起床モードを順次設定する。
特許文献3には、低温火傷を防止する湯たんぽ保持ケースが開示されている。ここでは、ケース台とケース本体とを互いに嵌合させ、その間に湯たんぽを収納するための収納空間を形成し、さらにケース台及びケース本体を覆う布製カバーを設けることが記載されている。
特開2007−150764号公報 特開2003−125908号公報 実用新案登録第3109639号
寝床内の寝床内気象につき、就寝者にとって快適な睡眠環境とするには、温度管理と共に湿度管理をする必要がある。温度管理だけだと、上述した空気線図より、例えば、寝床内の温度を上げると寝床内の湿度が低下してしまい湿度管理が不十分となる虞がある。それにより、寝床内の空気が乾燥してしまい快適な睡眠環境にならないという課題がある。
また、睡眠時の乾燥により肌に痒みが発生する人が少なくない。このように、健康管理や病気予防のためには、睡眠中に湿度管理を行い加湿することが望ましい。この対策として、寝室に加湿器を置くことも可能であるが、寝室に加湿器を備えても室内と寝床内の湿度は大きく異なるため効果はあまり期待できないという課題がある。
対処方法として、寝具などの内部に加湿された温風を供給することが考えられる。しかし、少なくとも加湿器、暖房器及び送風機の機能が必要となり、これらの機能を備えるには特許文献1に記載されているような空気調和設備等のより大掛かりな機器が必要となるという課題がある。
また、上述した空気調和設備は、室内の気象を空気調和する機器であり、寝床内の気象を空調することは難しい。また、寝具の内部にまで湿った空気を送り込めないため乾燥肌の対策にはならない。さらに、加湿するため所定の水分量を寝具の内部にまで供給するには機械的な供給水の制御が必要となるという課題がある。
本願の一つの目的は、かかる課題を解決し、寝床内の温度調節だけでなく簡易な構成により湿度調節をも実現可能であり、良好な寝床内気象が達成可能な寝床内加湿暖房器を提供することである。
具体的には、寝床内を適切に加湿することで乾燥肌等を予防又は改善させ、寝床内を適切に加熱することで冷え性等を予防又は改善させる寝床内加湿暖房器を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る寝床内加湿暖房器は、加湿用水を貯める蒸気発生部及び加湿用水を加熱する加熱部を含む加湿暖房器本体と、寝床内の温湿度を計測する寝床内気象計測器と、を寝床内に配置し、蒸気発生部に加湿用水を供給する加湿用水供給ポンプ及び加湿用水を制御する加湿用水供給調節部を含む加湿制御器と、寝床内の温湿度を設定させる寝床内気象設定器と、を寝床外に配置することを特徴とする。
上記構成により、寝床内を加湿する加湿用水を加湿用水供給部に貯水し、この加湿用水供給部から蒸発に必要な量だけの加湿用水を加湿用水供給ポンプにより蒸気発生部に供給することができる。そして、蒸気発生部に溜まった加湿用水を加熱部により加熱して蒸発させることができる。この加湿用水の供給は加湿用水供給管に設けられた加湿用水供給調節部により調節できる。また、本発明の使用者は、就寝時に寝床内の温度と湿度を寝床内気象計測器で容易に確認でき、就寝時に寝床内の温度及び湿度を加湿制御器で容易に調整することができる。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水供給調節部が蒸気発生部に対して蒸発に必要な水量の加湿用水のみを供給することが好ましい。これにより、寝床内加湿暖房器を構成する機器が簡易な構成になり、適切な湿度調節が可能となる。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水供給調節部が利用者が寝床内気象設定器にて温度又は湿度の設定を行った場合は、加湿用水供給ポンプにより蒸気発生部に対して蒸発に必要な水量を調整して供給することが好ましい。これにより、寝床内の温度調節だけでなく簡易な構成により適切な湿度調節が可能となる。
できる。
また、寝床内加湿暖房器は、蒸気発生部に供給される加湿用水が敷折された山折りのガラス繊維上に滴下することが好ましい。これにより、加湿用水は表面積が増大したガラス繊維上で効果的に蒸発し、寝床内の加湿が促進する。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水供給調節部が加湿用水供給管の一部に複数の球体を備えた複数の逆止弁を離間させて同じ向きに配置し、離間させた逆止弁の間の加湿用水供給管を押圧具により押圧又は押圧開放して加湿用水の流量を調節することが好ましい。これにより、加湿用水は、表面積が増大したガラス繊維上に滴下するため蒸発効率が向上し、寝床内加湿暖房器の湿度管理が向上する。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水供給調節部が加湿用水供給管の一部に複数の球体を備えた複数の逆止弁を離間させて同じ向きに配置し、離間させた逆止弁の間の加湿用水供給管を押圧具により押圧又は押圧開放して加湿用水の流量を調節することが好ましい。これにより、複数の逆止弁と複数の球体を用いて簡易なポンプが構成でき、加湿用水をスムーズに供給することができる。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水供給調節部が押圧具により加湿用水供給管を押圧又は押圧開放する時間間隔を調節することで加湿用水の流量を調節することが好ましい。これにより、水タンクから蒸気発生部に供給される加湿用水の供給量を簡易な構造により調節できる。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿暖房器本体が加湿暖房器本体を支持する底板と、使用者の身体を加湿暖房器本体から防護する防護枠とを備え、底板及び防護枠により囲われた空間内に挿入されることが好ましい。これにより、寝床内加湿暖房器を底板及び防護枠により保持しながら収納することができる。
また、寝床内加湿暖房器は、防護枠には網状の防護シートが取り付けられ、使用者の身体の一部が加湿暖房器本体の防護枠に直接接触しないように防護することが好ましい。これにより、寝床内加湿暖房器の使用者が寝床内加湿暖房器に接触して低温火傷などが発生することが回避できる。
また、寝床内加湿暖房器は、加湿用水貯水部には水位センサが設置され、加湿用水が所定の水位以上の場合、又は加湿用水が所定の水位以下の場合には音声又は照明により報知することが好ましい。これにより、利用者は、加湿用水貯水部の加湿用水について、満水状態、或いは水不足状態を容易に検知することができる。
また、寝床内加湿暖房器は、底板が少なくとも2箇所で固定具により寝具に取り付けられることが好ましい。これにより、寝床内の寝床内加湿暖房器の位置が固定され、足で蹴るなどにより移動して寝具からはみ出すなどの問題がなくなる。
さらに、寝床内加湿暖房器は、寝床内気象設定器が就寝直後の所定の時間帯、起床直前の所定の時間帯、及び就寝直後から起床直前までの中間時間帯に分けて温度又は湿度の入力により設定可能であることが好ましい。これにより、就寝直後又は起床直前に寝床内の温度又は湿度を予め設定することができ、各自の睡眠パターンに合わせることができる。また、就寝直後から起床直前までの中間時間帯では、所定の温度又は湿度に設定しても良いし、温度設定又は湿度設定をOFFにしても良い。また、就寝中に、これらの温度設定又は湿度設定を切替えても良い。
以上のように、本発明に係る寝床内加湿暖房器によれば、寝床内の温度調節だけではなく簡易な構成により湿度調節をも実現可能であり、良好な寝床内気象が達成可能な寝床内加湿暖房器を提供することができる。
具体的には、寝床内を適切に加湿することで乾燥肌等を予防又は改善させ、寝床内を適切に加熱することで冷え性等を予防又は改善させることである。
本発明に係る寝床内加湿暖房器の一つの実施形態の概略構成を示す平面配置図である。 図1の寝床内加湿暖房器の構成を示すブロック図である。 加湿暖房器本体を構成する蒸気発生部を示す平面図である。 加湿暖房器本体を構成する加熱部を示す底面図である。 加湿暖房器本体に設けられた低温火傷防護手段等を示す平面図、及びA−A断面図である。 寝床内気象を計測して表示する寝床内気象計測器の平面図、及び側面図である。 加湿制御器に設けられた加湿用水貯水部、制御機器収納部、及び加湿用水供給調節部を示す平面配置図、及びB−B側面図である。 加湿用水供給調節部の機構を示す説明図である。 寝床内気象設定器の上蓋に設けられたスイッチ表示盤を示す平面図、及びC−C断面図である。 睡眠時間における温度及び湿度の設定を示すグラフである。 寝床内の温度と相対湿度との関係を説明するための空気線図である。
(寝床内加湿暖房器の構成)
以下に、図面を用いて本発明に係る寝床内加湿暖房器1につき、詳細に説明する。図1に寝床内加湿暖房器1の一つの実施形態の概略構成を平面配置図で示す。また、図2に図1の寝床内加湿暖房器1の構成をブロック図で示す。図1に示すように、寝床内加湿暖房器1は、使用者20の寝室72において寝具71内外に配置されて利用される。寝床内加湿暖房器1は、加湿暖房器本体2、寝床内気象計測器3、加湿制御器4及び寝床内気象設定器5から構成される。加湿暖房器本体2は、一般的には、寝具71内において使用者20の足元に配置され寝床内の温度及び湿度が調整される。寝床内気象計測器3は、寝具71内に配置され、寝床内の温度及び湿度を計測して使用者20に表示する。加湿制御器4及び寝床内気象設定器5は、一体化されて寝具71外に配置される。加湿制御器4は、寝床内の湿度管理に必要な量の加湿用水10を制御して加湿暖房器本体2に供給する。また、寝床内気象設定器5には、温度調整や湿度調整など各種のスイッチが設けられ、使用者20に寝床内の温湿度を予め設定させ、さらに睡眠中にも変更させる。
これらの構成により、本寝床内加湿暖房器1の使用者20は、就寝時において、まず、寝具71内を加湿する加湿用水10を加湿用水貯水部41に貯水し、寝床内での所望の温度及び湿度を寝床内気象設定器5で設定する。そして、加湿制御器4は、加湿用水貯水部41から蒸発させる量だけの加湿用水10を加湿暖房器本体2の蒸気発生部11に供給する。加湿用水10は、加湿暖房器本体2に設けられた加熱部12により加熱されて気化される。また、使用者20は、就寝前に寝床内気象設定器5により温度又は湿度を所望の値に設定できる。さらに、使用者20は、就寝中に寝床内気象計測器3に表示される寝床内の温度及び湿度を参考にして、設定温度又は設定湿度を調整できる。本発明の一つの特徴は、本寝床内加湿暖房器1の使用者20は、寝床内の温度調節だけでなく湿度調整をすることで所望の寝床内気象を獲得できることである。
(加湿暖房器本体)
図2に示すように、加湿暖房器本体2は、蒸気発生部11及び加熱部12から構成される。また、図3に加湿暖房器本体2の蒸気発生部11を平面図で示し、図4に加湿暖房器本体2の加熱部12を底面図で示す。蒸気発生部11には、加湿用水貯水部41に貯水されている加湿用水10が供給される。加熱部12には、ニクロム線16が配線され、このニクロム線16により加湿用水10を加熱して蒸気を発生させる。本実施形態では、加湿用水貯水部41の素材は、伝熱性能の高い陶器又はセラミックを使用し、表面に蒸気発生部11を配置し、裏面の対向する位置に加熱部12を配置する。この構成により、加湿用水10と伝熱線との距離を接近させ、陶器又はセラミックにより熱を効率的に伝導させ、3箇所の蒸気吹出口26から寝床内に蒸気を吹き出させる。
図3に示すように、蒸気発生部11には、加湿暖房器本体2の中央に設けられた貯水壁19が設けられている。この貯水壁19に囲われた内部に加湿用水供給管14の加湿用水供給部13が蒸発に必要な加湿用水10を供給する。この貯水壁19には、加湿用水10の蒸発を促進するガラス繊維27が敷設される。さらに、ガラス繊維27の表面積を増加し、より多くの加湿用水10を効率的に蒸発させるため、本実施形態ではガラス繊維27を山折りにするが、ガラス繊維27の表面積を増加させる他の形状、例えば、波折であっても良い。なお、ガラス繊維27は、例えばグラスウールである。
図4に示すように、加湿暖房器本体2の裏面に設けられた加熱部12には、ニクロム線配線用溝15が設けられ、その溝内にニクロム線16が配線される。また、加湿暖房器本体2の底部には、加熱部12が寝具71に直接触れないように底板17が取り付けられる(図5参照)。また、加湿暖房器本体2の裏面の3箇所に脚部18が設けられ、その脚部18がそれぞれ底板17に設けられた固定用孔24に嵌合する。なお、加熱部12に配線されたニクロム線16は、中央の脚部18に設けられた配線用の穴を通じて表面の蒸気発生部11に通じるが端部は耐熱電線28に切り替えられる。
図5に、就寝中において、加湿暖房器本体2による低温火傷から使用者20の身体を防護する使用者防護手段6等を示す。図5(a)は、加湿暖房器本体2の平面図であり、図5(b)は、図5(a)の加湿暖房器本体2をA−A断面で切断した断面図である。加湿暖房器本体2は、底板17と、防護枠22により囲われた空間内に挿入される。底板17は、例えばアルミニウム製の板材であり加湿暖房器本体2を支持する。防護枠22は、使用者20の身体を加湿暖房器本体2による低温火傷から防護する、例えばアルミニウム製の線材である。また、これらの底板17及び防護枠22により加湿暖房器本体2を保持して収納できる。底板17と防護枠22とは例えば溶接により結合される。そして、図1に示すように、加湿暖房器本体2の3箇所の脚部18がそれぞれ対向する3箇所の底板17に設けられた固定用孔24に嵌め込まれて底板17に固定され、寝具71上に配置される。本実施形態では、3本の防護枠22が用いられるが、使用者20を加湿暖房器本体2から防護できればこの本数に限らない。
さらに、防護枠22を骨組みとして網状の防護シート21が取り付けられ、使用者20の身体の一部が加湿暖房器本体2に直接接触しないように防護する。これにより、寝床内加湿暖房器1の使用者20が加湿暖房器本体2に接触して低温火傷などが発生するのを回避することができる。
また、図5に示すように、就寝中に加湿暖房器本体2が移動するのを防止するために底板17の端部に固定用鎖23を取り付ける。この固定用鎖23の先端部には安全ピン25が設けられ、寝具71に固定される。これにより、就寝中に加湿暖房器本体2が寝具71から外れて寝床内加湿暖房器1として機能しなくなるのを防止できる。
(寝床内気象計測器)
図6に、寝床内気象計測器3の詳細を示す。寝床内気象計測器3は、使用者20が寝床内の温度又は湿度を確認するために寝床内に設けられる。図6(a)は、寝床内気象計測器3の平面図であり、図6(b)は、寝床内気象計測器3の側面図である。図6(a)に示すように、寝床内気象計測器3は、温度計測部31及び湿度計測部32から構成される。温度計測部31は、寝床内の温度をマイナス20℃から50℃まで表示する。湿度計測部32は、寝具71内の湿度を0%から100%まで表示する。このように。寝具71内に寝床内気象計測器3を配置するのは、就寝中に使用者20に寝床内の温度設定又は湿度設定を調節させるためである。上述したように、「寝床内の温度が上がると相対湿度が下がる」など温度と湿度は密接な関係があり、就寝時の設定温度や設定湿度では、所望の寝床内気象が得られない場合がある。特に、乾燥肌や冷え性の使用者20にとっては温湿度の微妙なずれが影響し、身体の感覚に合わせて調整する必要がある。
この寝床内気象計測器3は、方形の上部板37及び下部板38と、四隅に配置された4箇所の支持台36とにより構成される。支持台36は、上部板37及び下部板38を離間させるために設けられる。これは、寝床内の空気を上部板37の裏面に設けられた空気取込口39から取り込むためである。また、寝床内気象計測器3の各部材の表面には静電植毛が施され、使用者20が寝床内で快適に過ごせるように工夫されている。
(加湿制御器)
図7に、加湿制御器4に設けられた加湿用水貯水部41、制御機器収納部40、及び加湿用水供給調節部44を示す。図7(a)は、加湿制御器4の上蓋34を外した内部の平面配置図を示す。また、図7(b)は、図7(a)のB−B方向から見た側面図を示す。また、図8に、図7に示す加湿用水供給調節部44の加湿用水10の供給量を調整する機構を説明する。図8(a)には、加湿用水供給調節部44により加湿用水10が吐き出される場合のメカニズムを示す。図8(b)は、加湿用水供給調節部44により加湿用水10が吸い込まれる場合のメカニズムを示す。図8(a)及び図8(b)を交番に繰り返すことにより、連続して少量の加湿用水10を供給できる。図8(c)は、ローラ48により、加湿用水10が流通する中間部シリコンチューブ65の一部を押圧する加湿用水供給ポンプ43の機構を示す。加湿制御器4の加湿用水供給ポンプ43は、このように蒸気発生部11に対して蒸発に必要な水量の加湿用水10をポンプにより制御して供給する。
制御機器収納部40は、各種の制御機器(図示せず)が組み込まれた収納箱である。そして、加湿用水10を貯水する加湿用水貯水部41の上部に取り外し自在に設置される。この制御機器収納部40は、加湿制御器4全体を覆う上蓋34に設けられた寝床内気象設定器5の上蓋34に設けられたスイッチ表示盤35に接続され、使用者20によるスイッチ入力に対応して寝床内気象等を制御する。これらの制御機器は一般的な制御機器であり本願明細書では説明を省略する。
加湿制御器4の加湿用水貯水部41には、使用者20が寝床内気象設定器5にて温度又は湿度の設定を行った場合に、蒸気発生部11に対して蒸発に必要な水量を調整して供給する加湿用水供給調節部44が設けられる。図8に、加湿用水供給調節部44の機構の一つの実施例を示す。図8(a)は、加湿用水10を吐き出す動作を示し、図8(b)は、加湿用水10を吸い込む動作を示す。また、図8(c)は、これらの2種類の動作を連続して行うために中間部シリコンチューブ65を押圧する押圧部47の動作を示す。
(加湿用水供給調節部)
加湿用水供給調節部44は、加湿用水10が流通するチューブを押圧して供給するポンプの役割を担う。加湿用水供給調節部44には、球体46a,46bが組み込まれた一組の逆止弁45が所定の間隔を置き、同じ向きに設けられている。これらの球体46a,46bは加湿用水10内を移動可能であり、逆止弁45の内部で傾斜して狭まった狭隘部に接触して加湿用水10の流通を塞ぐ位置(以後、閉鎖位置という。)、又は、逆止弁45の内部で傾斜して狭まった狭隘部から浮遊して加湿用水10を流通させる位置(以後、開放位置という。)のいずれかをとることができる。
図8(a)に加湿用水供給調節部44の構造を示すように、一組の逆止弁45の間に設けられた中間部シリコンチューブ65を押圧すると中間部シリコンチューブ65内部の加湿用水10の圧力上昇により吐出側逆止弁45aの球体46aは開放位置となり、吸込側逆止弁45bの球体46bは閉鎖位置となる。この結果、加湿用水10は、開放された吐出側逆止弁45aを通じて図8(a)に示すように、上方に吐き出される。一方、図8(b)に示すように、中間部シリコンチューブ65の押圧を開放すると中間部シリコンチューブ65内部の加湿用水10の圧力低下により吸込側逆止弁45bの球体46bは閉鎖位置となり、吐出側逆止弁45aの球体46aは開放位置となる。この結果、加湿用水10は、開放された吸込側逆止弁45bを通じて図8(b)に示すように、下方から加湿用水10が吸い込まれる。
(加湿用水供給ポンプ)
次に、加湿用水供給ポンプ43の機構を説明する。加湿用水供給ポンプ43は、上述した吸込動作及び吐出動作を繰り返すことで加湿用水貯水部41から加湿用水10を吸い込み、蒸気発生部11に加湿用水10を間欠的に吐き出すポンプの役割を担う。なお、吐出側又は吸込側の逆止弁45a,45bは、空気漏れを防止するために複数個連結しても良く、内部の球体46を複数個重ねて配置しても良い。
加湿用水供給ポンプ43は、押圧部47により加湿用水供給管14を押圧する機構を図7及び図8(c)に示す。図7(b)に示すように、加湿用水供給管14の一部である中間部シリコンチューブ65は、ホルダ64によりアングル49に固定され、加湿用水供給部13から加湿用水10を吸い上げる。その中間部シリコンチューブ65にはモータ69に連動して回転軸50まわりに回転するローラ48が取り付けられている。ローラ48は、回転して中間部シリコンチューブ65を押圧するか押圧を開放する。このローラ48の回転周期を調整し、中間部シリコンチューブ65の押圧のON又はOFFのそれぞれの時間間隔を調節することで加湿用水10の流量が調節できる。
また、加湿用水貯水部41には水位センサ42a,42bが設置され、加湿用水10が所定の水量以上の場合(満杯状態)、又は加湿用水10が所定の水量以下の場合(水不足状態)には寝床内気象設定器5により使用者20に報知する。図7(a)に水位センサ42a,42bの平面位置を示し、図7(b)に水位センサ42a,42bの側面図を示す。水位センサ42aは水位の上限を検知する。すなわち、加湿用水貯水部41に加湿用水10が満杯になったことを検知すると寝床内気象設定器5の満水及び水不足警報部52の照明が点滅して使用者20に報知する。さらに、照明の点滅とともに音声により使用者20に報知しても良い。水位センサ42bは水位の下限を検知すると寝床内気象設定器5の満水及び水不足警報部52の照明が点滅し使用者20に報知する。
(寝床内気象設定器)
図9に、寝床内気象設定器5に設けられたスイッチ群(54,55,56,57,58,60)を示す。図9(a)は、スイッチ群(54,55,56,57,58,60)を示す平面図であり、図9(b)は、水供給口59を用いた漏斗63による給水を示す、図9(a)のC−C断面図である。寝床内気象設定器5は、就寝中の温度を設定する温度設定スイッチ57,58、就寝中の湿度を設定する湿度設定スイッチ56、及びタイマ53から構成される。図9に示されるように、寝床内気象は、温度と湿度とが互いに関連して体感される。従って、使用者20が寝床内気象設定器5により温度設定又は湿度設定を行うことで所望の寝床内環境を設定させるのが望ましい。この寝床内気象設定器5は、寝床外に配置される加湿制御器4の上蓋34に各種スイッチ群(54,55,56,57,58,60)が設けられ、使用者20は就寝前又は就寝中にスイッチの操作により温度又は湿度の設定が可能である。また、寝床内加湿暖房器1の水供給口59も加湿制御器4の上蓋34に集約され、使用者20は、就寝中でも水供給口59を含むスイッチ群(54,55,56,57,58,60)により一括して操作ができる。
図9に示すように、使用者20が睡眠時間を入力する睡眠時間設定スイッチ54、電気回路に定格以上の大電流が流れて加熱や発火といった事故を防止するヒューズ駆動スイッチ55、寝床内の湿度を設定する湿度設定スイッチ56、寝床内の温度を設定する温度設定スイッチ57,58、蒸気発生部11に加湿用水10を供給させる水供給口59、及び本寝床内加湿暖房器1全体の電源スイッチ60が設けられる。なお、睡眠時間は、6時間から10時間が設定可能であるが、これらの時間に限らない。また、湿度設定スイッチ56は、湿度の高さを表わす「低」、「中」、「高」が選択可能であり、また、寝床内の望ましい湿度範囲である45%〜55%を示す目盛を設定しても良い。
さらに、温度設定スイッチ57,58は、中間時間帯での温度を設定する温度設定スイッチ57、就寝直後及び起床直前の所定の時間帯での温度を設定する温度設定スイッチ58から構成される。温度設定スイッチ57及び58は、共に温度の高さを表わす「低」、「中」、「高」が選択可能である。
さらに、使用者20は、就寝前に蒸発に必要な加湿用水10を加湿用水供給部13に給水するが、寝床内気象設定器5の上蓋34に設けられた水供給口59を用いることで容易に給水が可能となる。図9(b)に示しように、付属品である漏斗63を用いて水供給口59から所望の給水ができる。
図10に、睡眠時間における温度及び湿度の設定の一つの実施例を示す。縦軸は温度を示し、横軸は時間を示す。本実施例では、使用者20が入力する睡眠時間は、就寝直後、起床直前、及び就寝直後、起床直前を除く中間時間帯に分割される。就寝直後として約2時間が設定され、起床直前として約0.5時間が設定される。そして、本実施例では、就寝直後及び起床直前では温度はα℃(t)とする。また、中間時間帯ではβ℃(t)が設定されるが、就寝直後及び起床直前で設定温度を変えても良い。すなわち、中間時間帯では0℃からβ℃(t)までの可変範囲とする。また、中間時間帯においては、設定温度はβ℃(t)に限らず、α℃(t)としても良く、0℃としても良い。そして、就寝直後及び中間時間帯では、加湿暖房動作とし、起床直前は乾燥動作とするが、これに限らない。
これにより、就寝直後又は起床直前に寝具71内の温度又は湿度を予め設定することができ、使用者20の睡眠パターンに合わせることができる。また、就寝直後から起床直前までの中間時間帯では、所定の温度又は湿度に設定しても良いし、温度設定又は湿度設定をOFFにしても良い。また、就寝中に、これらの温度設定又は湿度設定を随時切替えても良い。
以上の実施形態で説明された寝床内加湿暖房器1の構成、形状、大きさ、及び配置関係については、本発明が理解、実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って、本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な寝床内加湿暖房器1の形態に変更することができる。
1 寝床内加湿暖房器、2 加湿暖房器本体、3 寝床内気象計測器、4 加湿制御器、5 寝床内気象設定器、6 使用者防護手段、10 加湿用水、11 蒸気発生部、12 加熱部、13 加湿用水供給部(水タンク)、14 加湿用水供給管、15 ニクロム線配線用溝、16 ニクロム線、17 底板、18 脚部、19 貯水壁、20 使用者、21 防護シート、22 防護枠、23 固定用鎖、24 固定用孔、25 安全ピン、26 蒸気吹出口、27 ガラス繊維(グラスウール)、28 耐熱電線、31 温度計測部、32 湿度計測部、34 上蓋、35 スイッチ表示盤、36 支持台、37 上部板、38 下部板、39 空気取込口、40 制御機器収納部、41 加湿用水貯水部、42 水位センサ、42a (上限検知用水位センサ),42b (下限検知用水位センサ)、43 加湿用水供給ポンプ、44 加湿用水供給調節部、45 逆止弁,45a 吐出側逆止弁,45b 吸込側逆止弁、46 球体,46a 吐出側球体,46b 吸込側球体、47 押圧部、48 ローラ、49 アングル、50 回転軸、52 満水及び水不足警報部、53 タイマ、54 睡眠時間設定スイッチ、55 ヒューズ駆動スイッチ、56 湿度設定スイッチ、57 (中間時間帯での)温度設定スイッチ、58 (就寝直後及び起床直前の所定の時間帯での)温度設定スイッチ、59 水供給口、60 電源スイッチ、63 漏斗、64 ホルダ、65 中間部シリコンチューブ、69 モータ、71 寝具、72 寝室、α 設定温度(就寝直後及び起床直前の時間帯)、β 設定温度(中間時間帯)。

Claims (11)

  1. 加湿用水を貯める蒸気発生部及び前記加湿用水を加熱する加熱部を含む加熱暖房器本体と、
    寝床内の温湿度を計測する寝床内気象計測器と、を寝床内に配置し、
    前記蒸気発生部に前記加湿用水を供給する加湿用水供給ポンプ及び前記加湿用水を制御する加湿用水供給調節部を含む加湿制御器と、
    前記寝床内の温湿度を設定させる寝床内気象設定器と、を前記寝床外に配置する、
    ことを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  2. 請求項1に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿用水供給調節部は、前記蒸気発生部に対して蒸発に必要な水量の前記加湿用水のみを供給するように制御することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  3. 請求項2に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿用水供給調節部は、利用者が前記寝床内気象設定器にて温度又は湿度の設定を行った場合は、前記加湿用水供給ポンプにより前記蒸気発生部に対して蒸発に必要な水量を調整して供給することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記蒸気発生部に供給される前記加湿用水は、山折りされたガラス繊維上に滴下することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿用水供給調節部が前記加湿用水供給管の一部に複数の球体を備えた複数の逆止弁を離間させて同じ向きに配置し、前記離間させた前記逆止弁の間の前記加湿用水供給管を押圧具により押圧又は押圧開放して前記加湿用水の流量を調節することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  6. 請求項4に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿用水供給調節部は、前記押圧具により前記加湿用水供給管を押圧又は押圧開放する時間間隔を調節して前記加湿用水の流量を調節することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿暖房器本体は、前記加湿暖房器本体を支持する底板と、使用者の身体を前記加湿暖房器本体から防護する防護枠とを備え、前記底板及び前記防護枠により囲われた空間内に挿入されることを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  8. 請求項7に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記防護枠には、網状の防護シートが取り付けられ、前記使用者の身体の一部が前記加湿暖房器本体に直接接触しないように防護することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記加湿用水貯水部には水位センサが設置され、加湿用水が所定の水位以上の場合、又は加湿用水が所定の水位以下の場合には音声又は照明の点滅により報知することを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記底板は、少なくとも2箇所で固定具により寝具に取り付けられることを特徴とする寝床内加湿暖房器。
  11. 請求項3乃至10のいずれか1項に記載の寝床内加湿暖房器であって、前記寝床内気象設定器は、就寝直後の所定の時間帯、起床直前の所定の時間帯、及び就寝直後から起床直前までの中間時間帯に分けて温度又は湿度の入力により設定可能であることを特徴とする寝床内加湿暖房器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110779185A (zh) * 2019-11-12 2020-02-11 广州华凌制冷设备有限公司 运行控制方法、装置、空调器以及存储介质

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