JP2019071800A - 収穫物洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収穫物洗浄装置について、円筒ドラムの清掃が容易で衛生状態を維持しやすいものとしながら、その機能の変更を容易に行えるようにする。【解決手段】周壁に所定レベルの内外透過性を有した円筒ドラム5Aと、円筒ドラム5Aを横向きの状態で中心軸周りに回転させる駆動手段である駆動モータ8、回転軸7と、円筒ドラム5A内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段である水貯留槽3、ポンプ9、ホース30、噴水管35とを備え、回転する円筒ドラム5Aの内部に洗浄水を供給しながら収穫物を洗浄する収穫物洗浄装置1Aにおいて、円筒ドラム5Aの周壁を構成する複数枚の周壁板50a,50bが、着脱手段である押さえバー53a,53b,固定ネジ530で円筒ドラム5Aの骨格フレームに50対し各々着脱自在とされている、ことを特徴とするものとした。【選択図】図1

Description

本発明は、野菜等の収穫物を円筒ドラム内で洗浄する洗浄装置に関し、殊に、円筒ドラムの清掃が容易で衛生状態を維持しやすいとともに機能の変更が容易な収穫物洗浄装置に関する。
野菜等の収穫物を短時間で大量に洗浄するための装置としては、特開平10−313842号公報や特表2015−519036号公報に記載されている収穫物洗浄装置が知られている。これらの収穫物洗浄装置は、円筒ドラムを横向きにして中心軸周りに回転駆動させながら、その下部側を洗浄槽に水没又はドラム内の噴水管で水を噴射することにより、円筒ドラム内に投入した収穫物を効率的に洗浄するようになっている。
その円筒ドラムの周壁は、網目状又は多孔状の外周面を有した周壁板で構成され、洗浄水をドラム内外に透過できるようになっている。また、その周壁板の内周面にブラシ状の部材を付設する等して、収穫物の洗浄及び異物の除去を効率的に行えるようにしたものもあり、洗浄対象である収穫物の種類や洗浄レベル・方法に応じて、異なる周壁構造で異なる機能を発揮する円筒ドラムに交換して使用する場合も多い。
しかし、このような収穫物洗浄装置においては、洗浄作業により円筒ドラム内に収穫物のカスやゴミが多量に付着・残存して周壁板の網目や孔を塞いでドラムの内外透過性を悪化させるとともに、これらに細菌が繁殖してサニタリーの観点で問題が生じやすくなることから、洗浄作業後にこれらを充分に清掃しておく必要がある。この場合、円筒ドラムの中に人が入って清掃を行うのが通常であるが、その作業に多大なる手間と時間を要していた。また、異なる機能を有した円筒ドラムに交換する場合も大きな手間を要した。
一方、特許第4543902号公報に記載されているもののように、上述した収穫物洗浄装置と同様に回転駆動する円筒ドラムを備えた収穫物選別装置も知られている。この装置は、周壁板に所定サイズの収穫物を通過させる篩い孔を設けた回転ドラムを斜め上向きの状態で回転駆動させるものであり、上流側よりも下流側の篩い孔を順に大きくして、収穫物のサイズを段階的に選別することを可能としている。
このように、収穫物洗浄装置と収穫物選別装置は、基本構成が近似しているものの、円筒ドラムの周壁構造が大きく異なるとともに円筒ドラムの交換に大きな手間を要するために、1つでその両方を兼ねることができる装置は存在しない。そのため、1つの処理施設で洗浄作業と選別作業の両方を行う場合には、収穫物洗浄装置と収穫物選別装置の両方を備えることが必要であり、そのために設備投資コストが嵩みやすいことに加え配置スペースの確保も問題となりやすかった。
特開平10−313842号公報 特表2015−519036号公報 特許第4543902号公報
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、収穫物洗浄装置について、円筒ドラムの清掃が容易で衛生状態を維持しやすいものとしながら、その機能の変更を容易に行えるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、周壁に所定レベルの内外透過性を有した円筒ドラムと、この円筒ドラムを横向き又は斜め上向きの状態で中心軸周りに回転させる駆動手段と、その円筒ドラム内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備え、回転する円筒ドラムの内部に洗浄水を供給しながら収穫物を洗浄する収穫物洗浄装置において、その円筒ドラムの周壁を構成する複数枚の周壁板が、所定の着脱手段により円筒ドラムの骨格フレームに対し各々着脱自在とされている、ことを特徴とするものとした。
このように、洗浄作業により内部にカスやゴミが溜まりやすい円筒ドラムについて、その周壁が複数枚の周壁板からなるとともにその各々がフレームに着脱自在なものとしたことにより、各周壁板を外して行うことその清掃作業が極めて容易になって衛生状態を維持しやすいものとなり、且つ、円筒ドラムの機能を変更する際には、骨格フレームはそのままで周壁板のみ所望の機能を有したものに交換すれば済むようになる。
また、この収穫物洗浄装置において、その周壁板の着脱手段は、円筒ドラムの中心軸線及び長手方向に沿う向きで周方向に所定間隔を置いて互いに平行な状態で複数本配置されて骨格フレームを構成しているフレーム構成材に対し、平面視方形の周壁板における平行な1対の辺をなす両端縁側を周方向に並列した2本のフレーム構成材を渡すように載せた状態で、前記フレーム構成材の長手方向にその長手方向を合わせて重ねた押さえバーをその内側面で前記端縁側を外側から押さえ付けるようにして固定ネジで螺着することにより、周壁板を着脱自在な状態で前記骨格フレームに固定するものとされている、ことを特徴としたものとすれば、周壁板の着脱作業が極めて容易に行えるものとなる。
この場合、その押さえバーは、その両長辺の端縁側内側面で周方向に並列配置した2枚の周壁板の近接した両端縁側を同時に押さえ付けるものとされ、その固定ネジを外側からフレーム構成材まで挿通させるネジ挿通孔が、その押さえバーの長手方向に所定間隔を置いて複数個開口しているとともに前記長手方向に沿う直線部の一方の端部側が斜め方向に2つに分岐して傾斜部を構成とされて横向きY字状に開口したものであり、周壁板を固定した状態から固定ネジを緩め、押さえバーを持ち上げながらネジ挿通孔の前記直線部から前記傾斜部に向かって固定ネジの挿通位置を移動させるとともにその傾斜部で取り外す周壁板とは反対側の斜め方向に移動させることにより、押さえバーを円筒ドラムの周方向に所定幅移動させて周壁板の一方の端縁側の固定状態を解除する、ことを特徴としたものとすれば、固定ネジや押さえバーをフレーム構成材から取り外すことなく、周壁板の着脱作業が容易に行えるものとなる。
さらに、上述した収穫物洗浄装置において、前記周壁板を選別用の所定サイズの篩い孔を複数備えたものに交換することで収穫物選別装置としての機能を発揮する、ことを特徴としたものとすれば、1台の装置で円筒ドラム全体を交換することなく収穫物洗浄装置と収穫物選別装置の間で手間を要さずに変更できることから、設備投資費用の低減と配置スペースの確保が実現しやすいものとなる。
この場合、円筒ドラムの投入口のある端部側を持ち上げて斜め上向きに支持するドラムリフト手段を備えている、ことを特徴としたものとすれば、傾斜に沿って上流から下流側に収穫物を移動させながら、投入した収穫物を複数のサイズに段階的に選別しやすいものとなる。
加えて、上述した収穫物洗浄装置において、その周壁板は、複数枚の小周壁板が所定形状の枠体からなるカートリッジにスライド挿入して装着してなるものである、ことを特徴としたものとすれば、周壁板の着脱作業が一層容易なものとなる。
円筒ドラムの周壁が複数枚の周壁板からなるとともに、これらが円筒ドラムの骨格フレームに着脱自在なものとした本発明によると、円筒ドラムの清掃と機能変更が容易に行えるものである。
本発明における第1の実施の形態である収穫物洗浄装置の側面図である。 図1の収穫物洗浄装置の円筒ドラムの周壁板を外した状態を示す側面図である。 図1の円筒ドラムの構成の詳細を説明するための拡大した縦断面図である。 図1の円筒ドラムの周壁板を固定するための押さえバーの変形例を示す拡大した部分側面図である。 図1の収穫物洗浄装置を収穫物選別装置として使用する場合の周壁板の一例を示す拡大した側面図である。 本発明における第2の実施の形態である図1の収穫物洗浄装置の周壁板を図5の周壁板に交換して収穫物選別装置とした場合の側面図である。 周壁板をカートリッジ式にしてフレーム構成材に着脱可能とした応用例を示す拡大した側面図であって、(A)はカートリッジから小周壁板を外した状態、(B)は小周壁板をカートリッジに装着した状態である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明における第1の実施の形態である収穫物洗浄装置1Aを示している。この収穫物洗浄装置1Aは、野菜・果物・穀物等の収穫物を短時間で大量に洗浄するための装置であり、鋼管を組んでなる本体フレーム2Aの下部フレーム200bに洗浄水供給手段であるポンプ9を内装した水貯留槽3と駆動手段である駆動モータ8を備え、上部フレーム200aに洗浄手段としての噴水管35を内装した円筒ドラム5Aと制御手段である制御盤10を備えている。
円筒ドラム5Aは両端側が開口した円筒状の部材であり、その周壁は多数のパンチ孔をまんべんなく開けた多孔状の鋼板からなる複数枚の周壁板50a,50bで構成されていることで所定レベルの内外透過性を有しており、その一方の開口部に配置したホッパ6を介して収穫物が内部に投入される。また、この円筒ドラム5Aを横向きの状態でその中心軸周りに回転させる駆動手段として、駆動モータ8とその駆動軸にベルトでリンクされた回転軸7が配設されており、上部フレーム200a内で中心軸周りに回転可能に保持された円筒ドラム5Aの外周面両端側に、回転軸7が両端部を接した状態で回転駆動させるようになっている。
その円筒ドラム5A内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段である水貯留槽3にはポンプ9が内装されており、ポンプ9で吸い込んだ洗浄水を、ホース30を介して円筒ドラム5A内に挿入した噴水管35に送出して噴射させるようになっており、回転する円筒ドラム5Aの内部で洗浄水を供給しながら投入した収穫物を洗浄するものであり、周壁板50aを透過して落下した洗浄水は、その下方に配置した水受け4Aで集められ、水貯留槽3に戻されてから濾過されて循環使用される。尚、図示は省略するが、上部フレーム200aの側面に円筒ドラム5Aから洗浄水が飛散しないように、パネルを配設することが好ましい。
そして、本発明においては、その円筒ドラム5Aの周壁を構成している複数枚の周壁板50a,50bが、後述する着脱手段により円筒ドラム5Aの骨格部をなす骨格フレーム50に対して各々着脱自在とされている点を最大の特徴としている。即ち、円筒ドラム5Aの中心軸線且つ長手方向に沿う向きで周方向に所定間隔を置いて互いに平行な状態に複数本のフレーム構成材51が配設されて骨格フレーム50が構成されており、これらに各周壁板50a,50bが着脱自在に固定された構成となっている。
具体的には、図2に示すように、周方向に並列した一対のフレーム構成材51,51の外面に平面視方形の周壁板50aの平行な1対の辺を構成している両端縁側を載せ、フレーム構成材51,51の長手方向に沿った短冊状の押さえバー530,530で周壁板50aの上下の端縁側を外側から押さえ付けた状態でフレーム構成材の外面で長手方向に所定間隔を置いて開口した51,51のネジ孔510,510に固定ネジ530,530で螺着することにより、これらを骨格フレーム50に固定したものとなっている。
したがって、洗浄作業後に円筒ドラム50Aの清掃を行う場合は、周壁板50a,50bのみを取り外してこれらを清掃すれば良いことになり、その着脱作業は極めて容易に行えることから、円筒ドラム50Aの衛生状態を維持しやすくなるため、サニタリーの観点においても極めて優れたものとなっている。また、例えば周壁板50a,50bを内周面側にブラシ状のマットが付設されたものにする場合など、異なる機能のものに交換する際にも極めて便利である。尚、図2に示したように、この円筒ドラム5Aは内周面側に螺旋体52を備えており、水平な状態であってもその回転によりホッパ6側から投入した収穫物を回転に伴って出口側に順次送る構成となっているが、ホッパ6側を持ち上げて円筒ドラム5Aを斜め上向きに保持すれば、螺旋体52がなくても収穫物を同様に送ることができる。
図3は、周壁板50aの着脱手段の詳細を説明するために拡大した円筒ドラム5Aの縦断面図である。円筒ドラム5Aの骨格体をなす骨格フレーム50は、6本の平行なフレーム構成材51により、長手方向に所定間隔で配置した円形フレーム54,54間を架設してなるものであり、周方向に隣り合うフレーム構成材51,51間を渡すように周壁板50aが配置され固定されている。
そして、平面視方形の周壁板50aにおける上下の両端縁側で直角に折り返されて突出したフランジ部分を押さえバー53aの内側面で上から押さえ付けた状態とし、その所定位置に開口した挿通孔を挿通しながら固定ネジ530をフレーム構成材51のネジ孔510に螺着して固定する方式を採用しており、1本の押さえバー53aで2枚の隣り合う周壁板50a,50aの端縁側を同時に固定するようになっている。尚、円筒ドラム5A出口側の周壁板50bは約半分の短尺サイズであるため、それを固定する押さえバー53bも短尺なものとなっている。
図4は、上述した押さえバー53aの変形例としての押さえバー53cを示している。この押さえバー53cは、前述と同様にその両長辺側内側面で並列して近接する2枚の周壁板50aの端縁側を押さえ付けて固定するものであるが、図(A)に示すように、固定ネジ530,530を外側からフレーム構成材51側まで挿通させるネジ挿通孔511,511が、押さえバー53cの長手方向に沿う直線部の一方の端部側に斜め方向に2つに分岐した傾斜部を有して横向きY字状を呈したものとなっている点を特徴としている。
ネジ挿通孔511,511にこのような形状を採用したことにより、図4(B)の図示しない周壁板50aを固定した状態から、図(C)又は図(D)に示すように、固定ネジ530,530を緩めて押さえバー53cを持ち上げながらネジ挿通孔511,511の直線部の端部側から傾斜部に向かってスライドさせるとともに、取り外す周壁板50aとは反対側になる斜め方向にスライドさせることにより、押さえバー53cを円筒ドラム5Aの周方向に所定幅だけ移動させて周壁板50aの一方の端縁側の固定状態を解除できるようになっている。そのため、固定ネジ530,530や押さえバー53aを毎回取り外すことなく、周壁板50aの着脱作業が容易に行えるものとなる。
図5は、選別作業に使用する交換用の周壁板50c,50bを示しており、上述した円筒ドラム5Aの周壁板50aに代えて骨格フレーム50に装着することにより、選別機能を発揮する円筒ドラム5Bを構成させるものである。即ち、周壁板50c,50dは、方形の鋼板に選別サイズに応じたサイズのパンチ孔からなる篩い孔501,502が複数個まんべんなく開口しており、前述した洗浄用の周壁板50aとの間で使い分けることにより、1つの装置で収穫物の洗浄と選別の2種類の機能を発揮することができる。
図6は、本発明における第2の実施の形態である収穫物洗浄装置1Bを示している。この収穫物洗浄装置1Bは、上述した収穫物洗浄装置1Aの洗浄用の周壁板50a,50bを選別用の周壁板50c,50d,50eに交換してなる円筒ドラム5Bとしながら、その本体フレーム2Aを部分的に変形させて、収穫物の選別に適した状態に改変したものである。
この例では、円筒ドラム5Bが上流側から3段階のサイズの篩い孔501,502,503を備えおり、ホッパ6の投入側から排出口側まで、最下流の篩い孔503を通らないサイズを含めて4種類のサイズの収穫物に選別することを可能としている。そして、本体フレーム2Aを構成する下部フレーム200bから、その上に載った上部フレーム200aのホッパ6側を所定のリフト手段で持ち上げて、円筒ドラム5Bを所定角度で斜め上向きに支持した状態となっている。
このリフト手段としては、例えば図のようなボルト軸を備えたジャッキ体をハンドルで回して作動させる方式等が想定される。また、このように円筒ドラム5Bを斜め上向きに支持したことで、前述した螺旋体52がなくても投入した収穫物を上流から下流側にスムースに移動させることができる。さらに、このように選別装置として使用する場合は、収穫物洗浄装置1Aにおける水受け4Aを、図のような受け取りコンテナ200を載置するための載置台4Bに交換するとよい。さらにまた、前述の水受け4Aを載置台4Bの下方に配置すれば、そのまま洗浄装置として使用することができる。
図7は、上述の収穫物洗浄装置1A,1Bに共通した応用例を説明するためのものであり、この図においては選別に用いる場合について説明する。図(B)に示す周壁板50fは、図(A)に示すように、上述した周壁板50aの約半分のサイズである2枚の小周壁板510,510が、長方形の枠体からなるカートリッジ550にスライド挿入されて構成されている点を特徴としている。
即ち、この小周壁板510,510が、カートリッジ550へのスライド操作だけで着脱可能なものとなっていることから、骨格フレーム50に対する周壁板の着脱作業を一層容易なものとしており、且つ、周壁板の単位を小さくすることで、洗浄作業や保管も一層容易なものとしている。また、図示は省略するが、挿入する小周壁板が洗浄用のものであっても同様である。
以上、述べたように、収穫物洗浄装置について、本発明により円筒ドラムの清掃が容易で衛生状態を維持しやすくなるとともに、その機能の変更を容易に行えるようになった。
1A,1B 収穫物洗浄装置、2A 本体フレーム、3 水貯留槽、5A,5B 円筒ドラム、7 回転軸、8 駆動モータ、9 ポンプ、35 噴水管、50 骨格フレーム、50a,50b,50c,50d,50e,50f 周壁板、51 フレーム構成材、53a,53b,53c 押さえバー、200a 上部フレーム、200b 下部フレーム、501,502,503 篩い孔、510 小周壁板、511 挿通孔、530 固定ネジ、550 カートリッジ

Claims (6)

  1. 周壁に所定レベルの内外透過性を有した円筒ドラムと、該円筒ドラムを横向き又は斜め上向きの状態で中心軸周りに回転させる駆動手段と、前記円筒ドラム内に洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備え、回転する前記円筒ドラムの内部に洗浄水を供給しながら収穫物を洗浄する収穫物洗浄装置において、前記円筒ドラムの周壁を構成する複数枚の周壁板が、所定の着脱手段により前記円筒ドラムの骨格フレームに対し各々着脱自在とされている、ことを特徴とした収穫物洗浄装置。
  2. 前記周壁板の着脱手段は、前記円筒ドラムの中心軸線及び長手方向に沿う向きで周方向に所定間隔を置いて互いに平行な状態で複数本配置されて前記骨格フレームを構成しているフレーム構成材に対し、平面視方形の前記周壁板における平行な1対の辺をなす両端縁側を周方向に並列した2本の前記フレーム構成材を渡すように載せた状態で、前記フレーム構成材の長手方向にその長手方向を合わせて重ねた押さえバーをその内側面で前記端縁側を外側から押さえ付けるようにして固定ネジで螺着することにより、前記周壁板を着脱自在な状態で前記骨格フレームに固定するものとされている、ことを特徴とする請求項1に記載した収穫物洗浄装置。
  3. 前記押さえバーは、その両長辺の端縁側内側面で周方向に並列配置した2枚の前記周壁板の近接した両端縁側を同時に押さえ付けるものとされ、前記固定ネジを外側から前記フレーム構成材まで挿通させるネジ挿通孔が、前記押さえバーの長手方向に所定間隔を置いて複数個配置されているとともに前記長手方向に沿う直線部の一方の端部側が斜め方向に2つに分岐した傾斜部とされて横向きY字状に開口したものであり、前記押さえバーの長手方向に沿う直線部の一方の端部側が斜め方向に2つに分岐して傾斜部を構成した横向きY字状に開口してなるものであり、前記周壁板を固定した状態から前記固定ネジを緩め、前記押さえバーを持ち上げながら前記ネジ挿通孔の前記直線部から前記傾斜部に向かって前記固定ネジの挿通位置を移動させるとともに前記傾斜部で取り外す前記周壁板とは反対側の斜め方向に移動させることにより、前記押さえバーを前記円筒ドラムの周方向に所定幅移動させて前記周壁板の一方の端縁側の固定状態を解除する、ことを特徴とする請求項2に記載した収穫物洗浄装置。
  4. 前記周壁板を選別用の所定サイズの篩い孔を複数備えたものに交換することにより、収穫物選別装置としての機能を発揮する、ことを特徴とする請求項1,2又は3に記載した収穫物洗浄装置。
  5. 前記円筒ドラムの投入口のある端部側を持ち上げて斜め上向きに支持するドラムリフト手段を備えている、ことを特徴とする請求項4に記載した収穫物洗浄装置。
  6. 前記周壁板は、複数枚の小周壁板が所定形状の枠体からなるカートリッジにスライド挿入して装着してなるものである、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載した収穫物洗浄装置。
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