JP2019071009A - コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置 - Google Patents

コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにコンテンツの状況を容易に把握させることが可能な情報を提供すること。【解決手段】サーバ101に接続されたユーザ端末装置111は、サーバ101からの情報を受信して、表示可能な漫画コンテンツの一覧を表示する。ユーザ端末装置111は、表示対象の漫画作品のセリフに対する音声情報が付加されているもの(作品A102)には、符号112に示すように、音声情報が付加した状態で表示対象の漫画作品を鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマーク122を表示する。一方、ユーザ端末装置111は、コンテンツ表示装置101は、符号113に示すように、表示対象の漫画作品のセリフに対する音声情報が付加されていないもの(作品B103)には、第1の種類のマークを表示しない。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置に関する。
従来、ネットワーク上で、表示可能なコンテンツを一覧表示する際、当該コンテンツを示すアイコンを表示する。
関連する先行技術としては、ネットワークを介した、共有情報(文書作成)の作成において、各プロセス(担当者)の進捗に応じてアイコンの色を変えて表示するという技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。また、インターネットを介した学習において、生徒の進捗度に対応させて、キャラクタを成長させるという技術がある(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2000−293576号公報 国際公開第2002/019295号
しかしながら、従来技術では、表示可能なコンテンツに音情報を付加することでコンテンツの完成度あるいは発展度を上げていく場合に、アイコンが表示されているだけでは、作品に音情報が付加されていることがわかりにくく、ユーザにとって作品の状況を容易に把握できないといった問題がある。
一つの側面では、本発明は、ユーザにコンテンツの状況を容易に把握させることが可能な情報を提供することを目的とする。
一つの実施態様では、表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置が提供される。
本発明の一側面によれば、ユーザにコンテンツの状況を容易に把握させることが可能な情報を提供することができる。
図1は、実施の形態にかかるコンテンツ表示方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、音情報が付加される程度に応じて変化するマークの一例を示す説明図である。 図3は、漫画コンテンツ提供システム300のシステム構成例を示す説明図である。 図4は、サーバ101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、ユーザ端末装置111のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6は、漫画コンテンツDB311の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、画像情報DB312の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、音情報DB313の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、登録状況DB314の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、マーク情報DB315の記憶内容の一例を示す説明図である。 図11は、サーバ101の機能的構成例を示すブロック図である。 図12は、ユーザ端末装置111の機能的構成例を示すブロック図である。 図13は、サーバ101による漫画コンテンツの登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、ユーザ端末装置111による漫画コンテンツの登録受付処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、サーバ101による漫画コンテンツ提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、ユーザ端末装置111による漫画コンテンツの要求受付処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、ユーザ端末装置111に表示されるログイン画面の一例を示す説明図である。 図18は、ユーザ端末装置111に表示されるホーム画面の一例を示す説明図である。 図19Aは、ユーザ端末装置111に表示される漫画コンテンツ一覧画面の一例(その1)を示す説明図である。 図19Bは、ユーザ端末装置111に表示される漫画コンテンツ一覧画面の一例(その2)を示す説明図である。 図20Aは、ユーザ端末装置111に表示される漫画コンテンツの詳細画面の一例(その1)を示す説明図である。 図20Bは、ユーザ端末装置111に表示される漫画コンテンツの詳細画面の一例(その2)を示す説明図である。 図21は、ユーザ端末装置111に表示される録音画面の一例を示す説明図である。 図22は、声優ごとの音情報一覧の表示画面の一例を示す説明図である。 図23は、ユーザ端末装置111に表示される鑑賞画面の一例を示す説明図である。 図24は、音情報が付加される程度に応じて変化するマークの別の一例を示す説明図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかるコンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかるコンテンツ表示方法の一実施例を示す説明図である。図1において、サーバ101は、登録されている漫画作品にかかる漫画データ(以下「漫画コンテンツ」という)102、103を、ユーザ端末装置111へ配信するサービスをおこなう。漫画コンテンツを鑑賞するユーザ(以下「鑑賞者」という)は、たとえばユーザ端末装置111を用いて、配信された漫画コンテンツを鑑賞することができる。
漫画コンテンツには、たとえば、キャラクタや、そのキャラクタのセリフが文字で記載された吹き出しなどの複数のコマからなる、ユーザ(プロ、アマチュアを問わない漫画家などのコンテンツ提供者(以下「漫画家」という))が作成した漫画の画像情報が含まれる。ここでキャラクタとは、たとえば、漫画コンテンツにおいてセリフを話す登場人物であればよい。また、キャラクタは、漫画コンテンツにおいてセリフを話すのであれば、たとえば動物、植物、宇宙人、あるいは、自動車などの非生物などを含んでおり、「人物」に限定されるものではない。また、吹き出しは、たとえば、キャラクタが話した内容を示す言葉の囲みや、キャラクタが思案した内容を示す言葉の囲みである。
漫画コンテンツには、漫画の画像情報における吹き出し部分のセリフなどに対応する、再生可能な音情報を付加して登録することができる。音情報は、各吹き出しに対応する音情報を含んでおり、各吹き出しに対応しない音情報、具体的には、擬音など、吹き出しのない文字のみの表示に対応する音情報も含んでいてもよい。音情報は、たとえば、ユーザ(プロ、アマチュアを問わない声優などのコンテンツ提供者(以下「声優」という))が録音した音声情報、効果音、背景音などが含まれる。
サーバ101は、複数の漫画コンテンツを記憶(登録)し、その中から、鑑賞者が所望する漫画コンテンツの選択を受け付け、選択された漫画コンテンツをユーザ端末装置111に送信することによって、漫画コンテンツの配信をおこなうことができる。ユーザ端末装置111は、サーバ101から受信した漫画コンテンツにかかる画像情報を表示するとともに、あわせて受信した音情報を出力することができる。
これにより、鑑賞者は、漫画コンテンツを漫画の画像情報を見るだけでなく、画像情報を見ながら、セリフなどに対応した音情報を聴くことができ、単なるコミック(静止画)でもなく、アニメ(動画)でもない、それまでとは異なる新しいコンテンツによる新規な世界観を体験することができる。
サーバ101は、漫画家からセリフ付きの画像情報の登録を受け付ける。これにより、サーバ101は、この画像情報にかかる漫画コンテンツを登録することができる。また、サーバ101は、登録された画像情報にかかる漫画コンテンツに対して、声優から音情報の登録を受け付ける。これにより、サーバ101は、当該漫画コンテンツのセリフなどに対応する音情報を登録することができる。
通常、漫画コンテンツにおける画像情報の登録は漫画家がおこない、当該画像情報の吹き出し部分のセリフに対応する音情報の登録は声優がおこなう。このように画像情報の登録と音情報の登録は、別々のコンテンツ提供者が別々の行程によっておこなうため、漫画コンテンツによっては、音情報が付加(登録)されておらず、画像情報のみのものと、画像情報に音情報が付加されているものが存在する。そして、それらがアイコンなどを用いて一覧表示される。
また、漫画コンテンツによっては、音情報が全体のセリフに対しての情報量が異なる。すなわち、漫画コンテンツによっては、すべてのセリフに対して音情報が登録されているだけではなく、複数のキャラクタのうちの一部の人物のセリフだけの音情報が登録されている場合や、一人のキャラクタの全セリフのうちの一部のセリフだけの音情報が登録されている場合などがある。また、同じセリフに対して複数の音情報が登録されている場合もある。
鑑賞者によっては、「音情報は必要ない」、「すべてのセリフに音情報が必要である」、「特定のキャラクタのセリフにだけ音情報が登録されていればよい」などの多様な要望が考えられる。したがって、サーバ101に登録されている漫画コンテンツによっては、音情報の登録状況が異なるため、鑑賞者は、一覧表示された、登録されている多くの漫画コンテンツから、漫画コンテンツの音情報の登録状況を容易に把握できず、所望の漫画コンテンツを効率よく検索することができない。
また、声優は、「音情報が登録されていない漫画コンテンツに自らの音情報を登録したい」、「キャラクタの一部にのみ音情報が登録されている漫画コンテンツの音情報が登録されていない部分に自らの音情報を登録して、漫画コンテンツの完成度を上げたい」、「多くの音情報が登録されている人気のある漫画コンテンツに自らの音情報を登録し、知名度を上げたい」、などの多様な要望が考えられる。したがって、鑑賞者と同様に、漫画コンテンツの音情報の登録状況を容易に把握できなければ、一覧表示された漫画コンテンツの中から、自らの音情報を提供すべき所望の漫画コンテンツを効率よく検索することができない。
図1において、サーバに101に登録されている、セリフa1とセリフa2とを有する漫画コンテンツ(作品A)102は、漫画の画像情報のほか、セリフa1とセリフa2に対応する音情報があわせて登録されている。このように、漫画コンテンツに音情報が登録されている場合(より具体的には、たとえば所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合)には、ユーザ端末装置111に作品Aのアイコン112を表示する際に、そのアイコンとして、あるいは、そのアイコンの表示とともに、マーク(第1の種類のマーク(花のマーク))122を表示する。マーク122は、音情報を付加した状態で漫画コンテンツを鑑賞することが可能なことを示している。所定の条件の具体的な内容については、後述する。
一方、セリフb1とセリフb2とを有する漫画コンテンツ(作品B)103は、漫画の画像情報のみで、セリフb1とセリフb2に対応する音情報は登録されていない。このように、漫画コンテンツに音情報が登録されていない場合(より具体的には、たとえば所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合)には、ユーザ端末装置111に作品Bのアイコン113を表示する際に、第1の種類のマーク(花のマーク)は表示しない。
また、そのような場合には、作品Bのアイコン113を表示する際に、第1の種類のマークとは異なるマークであって、所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていないことを判別することが可能な第2の種類のマークを表示するようにしてもよい。第2の種類のマークについては、後述する図2を用いて詳細に説明する。
このように、ユーザ端末装置111は、漫画コンテンツのアイコンの一覧を表示する際に、音情報が登録されているかを示す第1の種類のマーク122を表示する。これにより、漫画コンテンツの音情報が付加されている状況をユーザ(鑑賞者、声優)に容易に把握させることができる。
(マークの変化の一例)
図2は、音情報が付加される程度に応じて変化するマークの一例を示す説明図である。図2において、漫画コンテンツ200a〜200dは、同一の画像情報に音情報が付加される状況を時系列に示している。この漫画コンテンツ200a〜200dにかかる画像情報は、2人のキャラクタ201および202からなる。
漫画コンテンツ200aは、画像情報だけが登録されており、キャラクタ201のセリフに対応する音情報、キャラクタ202のセリフに対応する音情報のいずれも付加されていない第1段階の状態である。キャラクタ201のセリフの吹き出し211aにも、キャラクタ202のセリフの吹き出し212aにも何も記されていないことで、そのことを示している。
漫画コンテンツ200bは、漫画コンテンツ200aに対して、キャラクタ201のセリフに対応する音情報のみが付加され、キャラクタ202のセリフに対応する音情報は付加されていない状態、すなわち、音情報は付加されているが、すべてのセリフに対応する音情報は付加されていない第2段階の状態である。キャラクタ201のセリフの吹き出し211bにマイクの記号が記されており、キャラクタ202のセリフの吹き出し212bに何も記されていないことで、そのことを示している。
漫画コンテンツ200cは、漫画コンテンツ200bに対して、さらに、キャラクタ202のセリフに対応する音情報が付加された状態、すなわち、すべてのセリフに対応する音情報が付加された第3段階の状態である。キャラクタ201のセリフの吹き出し211cにも、キャラクタ202のセリフの吹き出し212cにも、マイクの記号が記されていることで、そのことを示している。
漫画コンテンツ200dは、漫画コンテンツ200cに対して、さらに、キャラクタ201のセリフに対応する別の音情報が登録され、また、キャラクタ202のセリフに対応する別の音情報が付加された状態、すなわち、複数の音情報が付加された第4段階の状態である。キャラクタ201のセリフの吹き出し211dにも、キャラクタ202のセリフの吹き出し212dにも、2つのマイクの記号が記されていることで、そのことを示している。このように、漫画コンテンツ200aから200dへ時系列に音情報が付加されていることがわかる。
そして、漫画コンテンツ200aの第1段階の状態を示すのが、マーク221である。マーク221は、植物の種(あるいは種蒔き)を示す内容のピクトアイコンである。マーク221は、いまだ成長していないことを示す第1段階の状態を想定させる内容を表している。マーク221は、後述する図10のマーク情報DB315における「マーク1」の『1A』に対応する。
また、漫画コンテンツ200bの第2段階の状態を示すのが、マーク222である。マーク222は、発芽した様子を示す内容のピクトアイコンである。マーク222は、第1段階のマーク221よりも成長していることを示す第2段階の状態を想定させる内容を表している。マーク222は、後述する図10のマーク情報DB315における「マーク1」の『1B』に対応する。
また、漫画コンテンツ200cの第3段階の状態を示すのが、マーク223である。マーク223は、花が咲いた様子を示す内容のピクトアイコンである。マーク223は、第2段階のマーク222よりも成長していることを示す第3段階の状態を想定させる内容を表している。マーク223は、後述する図10のマーク情報DB315における「マーク1」の『1C』に対応する。
また、漫画コンテンツ200dの第4段階の状態を示すのが、マーク224である。マーク224は、複数花が咲いている様子を示す内容のピクトアイコンである。マーク224は、第3段階のマーク223よりも成長していることを示す第4段階の状態を想定させる内容を表している。マーク224は、後述する図10のマーク情報DB315における「マーク1」の『1D』に対応する。
このマーク224は、さらに成長させることができる。セリフに対する重複する音情報の登録の度合いによっては、第5段階の状態を想定させるマーク225が示すように、さらに多くの花が咲いている様子を示す内容のピクトアイコンを段階的に用意しておいて、状況に応じて用いることもできる。
このように、音情報の付加の状態を時系列で示すにあたり、成長過程を示すピクトアイコンを用いることで、ユーザは直感的にその漫画コンテンツの完成度を理解することができる。成長過程は、完成に至る過程といってもよい。特に、漫画の鑑賞者や、漫画、アニメの制作者などの関係者にとっては、文字で示すよりも、絵や記号で示す方が、感覚的に理解しやすいとの一般的な意見がある。したがって、漫画作品の完成度が感覚的にわかるため、ユーザにとっては、選択するための指標となる。
また、ユーザ(声優)にとっては、音声を登録することによって、マーク221〜225の表示態様を変化させることができると認識できるため、音声を付加することに対して、漫画作品を自ら完成に近づけたという達成感や満足感を、ピクトアイコンを見ることによって得ることができる。これにより、声優の参加意欲を向上させることができ、声優の参加の促進を図ることができる。また、声優どうしを競わせて、それにより、声優のスキルアップを図ることができる。
(漫画コンテンツ提供システム300のシステム構成)
つぎに、実施の形態にかかるコンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法およびコンテンツ表示装置を実現する漫画コンテンツ提供システム300のシステム構成の一例について説明する。図3は、漫画コンテンツ提供システム300のシステム構成の一例を示す説明図である。
図3において、漫画コンテンツ提供システム300は、サーバ101と、ユーザ端末装置111(ユーザ端末装置111a、111b、111c、111d、111e・・・・)と、を有する。漫画コンテンツ提供システム300において、サーバ101およびユーザ端末装置111は、有線または無線のネットワーク301を介して接続される。ネットワーク301は、たとえば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
サーバ101は、漫画コンテンツデータベース(DB)311と、画像情報データベース(DB)312と、音情報データベース(DB)313と、登録状況データベース(DB)314と、マーク情報データベース(DB)315と、を有する。各種DB311〜315の記憶内容については、図6〜図10を用いて後述する。
ユーザ端末装置111(111a〜111e)は、漫画に音声を吹き込むユーザ(声優)や、漫画を鑑賞するユーザ(鑑賞者)が使用する情報処理装置である。ユーザ端末装置111は、たとえば、デスクトップ型パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、タブレット端末装置、スマートフォン、携帯電話、テレビに接続された家庭用ゲーム機器、携帯型ゲーム機器などである。
(サーバ101のハードウェア構成例)
図4は、サーバ101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4において、サーバ101は、CPU(Central Processing Unit)401と、メモリ402と、I/F(Interface)403と、ディスクドライブ404と、ディスク405と、を有する。また、各構成部は、バス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、サーバ101の全体の制御を司る。メモリ402は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、たとえば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
I/F403は、通信回線を通じてネットワーク301に接続され、ネットワーク301を介して他の装置(たとえば、図3に示したユーザ端末装置111)に接続される。そして、I/F403は、ネットワーク301と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。I/F403には、たとえば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがってディスク405に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク405は、ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク405としては、たとえば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、サーバ101は、上述した構成部のほかに、たとえば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイなどを有していてもよい。
(ユーザ端末装置111のハードウェア構成例)
図5は、ユーザ端末装置111のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図5において、ユーザ端末装置111は、CPU501と、メモリ502と、ディスプレイ503と、スピーカ504と、I/F505と、入力装置506と、マイク507と、カメラ508と、を有する。また、各構成部はバス500によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU501は、ユーザ端末装置111の全体の制御を司る。メモリ502は、たとえば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、たとえば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU501のワークエリアとして使用される。メモリ502に記憶されるプログラムは、CPU501にロードされることで、コーディングされている処理をCPU501に実行させる。
ディスプレイ503は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ503は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ503は、画像を投影するプロジェクターであってもよく、また、3D(three dimensions:3次元)画像を再生することが可能なヘッドマウントディスプレイなどであってもよい。
スピーカ504は、電気信号に基づいて音を発生させる機器である。スピーカ504は、セリフに対応する音声情報や効果音などを含む音情報を出力する。左右から別々に出力できるステレオタイプのスピーカの場合に、コマの向かって左側の吹き出しのセリフは左側のスピーカから、コマの向かって右側の吹き出しのセリフは右側のスピーカから、それぞれ出力できるようにしてもよい。または、コマの向かって左側に描かれた人物のセリフは左側のスピーカから、コマの向かって右側に描かれた人物のセリフは右側のスピーカから、それぞれ出力できるようにしてもよい。
また、サラウンドタイプのスピーカの場合に、吹き出しのセリフが、一方から他方(右から左、左から右、上から下、下から上、奥から手前、手前から奥など)へ移動するように出力してもよい。そのためには、ユーザから提供される音情報にこれらの情報を含んでいてもよい。
これらのように音声の出力の仕方を工夫することによって、静止画が基本である漫画作品に、音の臨場感を与えることができ、あらたな楽しみ方をユーザ(鑑賞者)に提供することができる。
I/F505は、通信回線を通じてネットワーク301に接続され、ネットワーク301を介して他の装置(たとえば、図3に示したサーバ101)に接続される。そして、I/F505は、ネットワーク301と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。
入力装置506は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力をおこなう。入力装置506は、キーボードやポインティングデバイス(マウスやジョイスティック)などであってもよい。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
タッチパネルは、ユーザによるタップ操作やフリック操作を検出するセンサと、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示するディスプレイとを組み合わせた装置である。具体的には、センサは、ディスプレイ上に重ねて配置される。また、センサは、たとえば、抵抗膜方式、表面型や投影型の静電容量方式などが採用されたセンサである。これにより、文字などをキー入力だけでなく、手書き入力をすることができる。
マイク507は、音を電気信号に変換させる機器である。声優がセリフに対応する音声データを録音などする際に使用することができる。また、鑑賞者が音声による操作指示(具体的には、たとえば漫画作品の選択、ページめくりなど)をおこなう際に使用することができる。
カメラ508は、静止画や動画を撮像する機器である。カメラ508は、漫画作品の画像を撮影することができる。カメラ508に加えて、あるいは、カメラ508に代えて、漫画作品の画像を読み取ることができるスキャナ装置であってもよい。カメラやスキャナ装置にはたとえば、OCR(Optical Character Recognition)機能を備えており、画像の中から文字情報を抽出したり、認識したりできるようにしてもよい。
なお、ユーザ端末装置111は、上述した構成部のほかに、HDD(Hard Disk Drive)、SSDなどを有することにしてもよい。入力装置506として、加速度センサ、ジャイロセンサを用いて、方向や傾きなどに関する情報の入力をおこなうようにしてもよい。
(各種DB311〜315の記憶内容)
つぎに、図6〜図10を用いて、図3に示したサーバ101が有する各種DB311〜315の記憶内容について説明する。各種DB311〜315は、具体的には、たとえば、図4に示したサーバ101のメモリ402、ディスク405などの記憶装置により実現することができる。また、各種DB311〜315は、サーバ101のI/F403を介して接続されていてもよい。
図6は、漫画コンテンツDB311の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、漫画コンテンツDB311は、たとえば、「漫画コンテンツID(Identification)」欄601、「登録日時」欄602、「ジャンル」欄603、「タイトル」欄604、「キャラクタ情報」欄605、「漫画家」欄606、「画像情報」欄607の各項目欄(カラム)を有する。各項目欄によって形成されるフィールドに情報を記憶することで、漫画コンテンツがレコードとして登録される。
「漫画コンテンツID」欄601には、漫画コンテンツID、すなわち、あらたな漫画コンテンツに対して採番された一意のIDを記憶する。「登録日時」欄602には、当該漫画コンテンツの登録日時に関する情報を記憶する。「登録日時」欄602には、日付のみあるいは時分まで記憶するようにしてもよい。「ジャンル」欄603には、当該漫画コンテンツのジャンルに関する情報を記憶する。ジャンルに関する情報には、たとえば、『ファンタジー』、『SF(Science Fiction)』、『ギャグ』、『スポーツ』などの漫画の内容に応じて分類される作品の種別などを含む。
「タイトル」欄604には、当該漫画コンテンツのタイトル(標題)に関する情報を記憶する。サブタイトルや連載の号数に関する情報などについてもあわせて記憶するようにしてもよい。「キャラクタ情報」欄605には、当該漫画コンテンツに登場するキャラクタに関する情報を記憶する。具体的には、たとえば、キャラクタの総人数や、各キャラクタ名などを記憶する。キャラクタに関する説明(たとえば、男性、女性、主役、脇役など、あるいはキャラクタの性格など)について記憶してもよい。キャラクタ名は、各キャラクタのセリフを分類するために用いることができる。
「漫画家」欄606には、当該漫画コンテンツの提供者(作者)名を記憶する。提供者名は、本名のほか、ペンネームやハンドルネームなどであってもよい。「画像情報」欄607には、当該漫画コンテンツの画像情報を記憶する。画像情報はあらかじめ定められたファイル形式(たとえば、「JPEG」、「GIF」「PNG」など)によるイメージデータで保存されたものである。
図7は、画像情報DB312の記憶内容の一例を示す説明図である。図7に示すように、画像情報DB312は、たとえば、「漫画コンテンツID」欄701、「録音対象ID」欄702、「吹き出し位置」欄703、「セリフ」欄704、「キャラクタ」欄705の各項目欄(カラム)を有する。各項目欄によって形成されるフィールドに情報を記憶することで、画像情報に関連する情報がレコードとして登録される。
「漫画コンテンツID」欄701には、図6に示した漫画コンテンツDB311の「漫画コンテンツID」欄601と同じ情報(漫画コンテンツID)を記憶する。したがって、漫画コンテンツDB311と画像情報DB312は、この「漫画コンテンツID」によって各レコードを関連付けすることができる。
「録音対象ID」欄702には、録音対象ID、すなわち、当該漫画コンテンツの各セリフ(あるいは効果音、背景音がある場合はそれらの各効果音、各背景音)に対応して登録される音情報に対して採番された一意のIDを記憶する。したがって、録音対象IDは、当該漫画コンテンツにおいて、セリフの数(あるいは効果音、背景音がある場合は、それらの数との合計数)と同じ数だけ採番されることになる。
「吹き出し位置」欄703には、当該録音対象IDにかかるセリフが記載されている吹き出しの位置に関する情報を記憶する。より具体的には、ページ番号、コマ番号、一つのコマにおいて複数の吹き出しが存在する場合には、その吹き出し番号などを記憶する。電子漫画コンテンツにおいて、コマだけが連続して並べられており、紙の漫画コンテンツのようなページの概念が存在しない場合には、コマ番号と、吹き出し番号だけであってもよい。いずれにせよ、「吹き出し位置」欄703には、漫画コンテンツにおいて、吹き出しの所在を特定できる情報が記憶されていればよい。
「セリフ」欄704には、当該録音対象IDにかかるセリフの内容に関する情報を記憶する。セリフの内容に関する情報には、セリフとテキスト情報や、セリフの文字のフォントの種類、文字の大きさ、文字の色、縦書き/横書き、セリフの改行の位置などに関する情報などが含まれていてもよい。「キャラクタ」欄705には、当該録音対象IDにかかるセリフを話すキャラクタに関する情報を記憶する。
図8は、音情報DB313の記憶内容の一例を示す説明図である。図8に示すように、音情報DB313は、たとえば、「音情報ID」欄801、「漫画コンテンツID」欄802、「録音対象ID」欄803、「登録日時」欄804、「声優」欄805、「言語」欄806、「音情報」欄807の各項目欄(カラム)を有する。各項目欄によって形成されるフィールドに情報を記憶することで、音情報に関連する情報がレコードとして登録される。
「音情報ID」欄801には、録音対象ID、すなわち、当該漫画コンテンツの各セリフ(あるいは効果音、背景音がある場合はそれらの各効果音、各背景音)に対応して登録される音情報に対して採番された一意のIDを記憶する。
「漫画コンテンツID」欄802には、図6に示した漫画コンテンツDB311の「漫画コンテンツID」欄601、図7に示した画像情報DB312の「漫画コンテンツID」701と同じ情報(漫画コンテンツID)を記憶する。また、「録音対象ID」欄803には、図7に示した画像情報DB312の「録音対象ID」702と同じ情報(録音対象ID)を記憶する。したがって、音情報DB313の各レコードは、漫画コンテンツDB311とは「漫画コンテンツID」によって、画像情報DB312の各レコードとは「漫画コンテンツID」および「録音対象ID」によって、それぞれ関連付けをすることができる。
「登録日時」欄804には、図6の漫画コンテンツDB311の「登録日時」欄602と同様に、当該音情報の登録日時に関する情報を記憶する。「登録日時」欄804には、日付のみあるいは時分まで記憶するようにしてもよい。
「声優」欄805には、当該音情報の提供者(声優)名を記憶する。提供者(声優)名は、本名のほか、芸名やハンドルネームなどであってもよい。図示は省略するが、プロの声優か、アマチュアの声優かを判別できる情報が含まれていてもよい。また、声優自身のプロフィールに関する情報(たとえば、経歴や過去の登録作品など)が含まれていてもよい。
「言語」欄806には、当該音情報が音声情報である場合に、その言語に関する情報を記憶する。このように、音情報は、言語による音声情報を含んでいてもよく、またその際、音情報は、言語の種類を示す情報を含んでいてもよい。言語の種類を示す情報は、たとえば、日本語、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、韓国語といった種類のほか、日本語の関西弁、東北弁、九州弁などの方言の種別に関する情報を含んでいてもよい。
「言語」欄806には、言語に関する情報のほかに、図示は省略するが、言語の種類に応じて異なるマークに関する情報(たとえば言語を使用する国の国旗のマークなど)をあわせて記憶するようにしてもよい。あるいは、言語の種類に応じて異なるマークに関する情報を「言語」欄806の情報に関連付けして記憶するようにしてもよい。
「音情報」欄807には、当該音情報を記憶する。音情報は、たとえば声優がセリフを読み上げることによる肉声の音声データである。また、音情報は、加工された肉声の音声データ(エコーをかけたり、ボイスチェンジャーにより改変したりした音声データ)であってもよく、人工音声の音声データであってもよい。音情報はあらかじめ定められたファイル形式(たとえば、「WAV」、「AIFF」、「mp3」など)によるデータで保存される。
また、図8の音情報DB313においては、図示は省略するが、複数のセリフに対する音情報が音データセットで登録された場合に、そのセット情報を記憶するようにしてもよい。セット情報を記憶しておくことによって、登録された音情報をセット単位で容易に抽出することができる。
図9は、登録状況DB314の記憶内容の一例を示す説明図である。図9に示すように、登録状況DB314は、たとえば、「漫画コンテンツID」欄901、「キャラクタ」欄902、「セリフ総数」欄903、「声優」欄904、「登録セリフ数」欄905、「登録率」欄906の各項目欄(カラム)を有する。各項目欄によって形成されるフィールドに情報を記憶することで、音情報に関連する情報がレコードとして登録される。
「漫画コンテンツID」欄901には、図6に示した漫画コンテンツDB311の「漫画コンテンツID」欄601、図7に示した画像情報DB312の「漫画コンテンツID」701、図8に示した音情報DB313の「漫画コンテンツID」802と同じ情報(漫画コンテンツID)を記憶する。
「キャラクタ」欄902には、当該漫画コンテンツに登場するキャラクタを記憶する。キャラクタごとにそれぞれ別のレコードにする。当該漫画コンテンツにおいて登場するキャラクタは、音情報の登録の有無を問わず、すべてのレコードを作成する。
「セリフ総数」欄903には、同じレコードの「キャラクタ」欄902のキャラクタの当該漫画コンテンツにおけるセリフの総数に関する情報を記憶する。したがって、当該漫画コンテンツにおけるすべてのセリフの総数は、「セリフ総数」欄903におけるキャラクタごとの数値の総計となる。たとえば、キャラクタは、「太郎」、「花子」、「二郎」の3名だけであって、キャラクタ「太郎」のセリフ総数『100』、キャラクタ『花子』のセリフ数『80』、キャラクタ「二郎」のセリフ総数『20』、であれば、当該漫画コンテンツにおけるすべてのセリフの総数は『200』となる。
「声優」欄904には、当該キャラクタのセリフを登録した声優を記憶する。同じ漫画コンテンツIDの同じキャラクタであっても、声優ごとにそれぞれ別のレコードとする。音情報の登録がなされていないキャラクタがいる場合は、当該キャラクタのレコードにおける「声優」欄904は、『null』となる。
「登録セリフ数」欄905には、当該声優が登録した、当該漫画コンテンツにおける当該キャラクタのセリフの数に関する情報を記憶する。「声優」欄904が『null』となっているレコードにおける「登録セリフ数」欄905は『0』である。
「登録率」欄906には、当該声優が登録した、当該漫画コンテンツにおける当該キャラクタのセリフの登録率に関する情報を記憶する。登録率は、「登録セリフ数」欄905の登録セリフ数を「セリフ総数」欄903のセリフの総数で除算した値である。「登録セリフ数」欄905が『0』となっているレコードにおける「登録率」欄906は『0(%)』となる。
図10は、マーク情報DB315の記憶内容の一例を示す説明図である。図10に示すように、マーク情報DB315は、たとえば、「登録率の区分」欄1001、「マーク1」欄1002、「マーク2」欄1003の各項目欄(カラム)を有する。各項目欄によって形成されるフィールドに情報を記憶することで、音情報に関連する情報がレコードとして登録される。
「登録率の区分」欄1001には、図9に示した登録状況DB314の「登録率」欄906に記憶された登録率の区分(登録率の範囲)について記憶している。音情報登録率の区分が『0%』であれば、マーク1においては『1A』が関連付けられる。音情報登録率の区分が『0%』であるから、音情報はまったく登録されていない、すなわち、画像情報だけの漫画コンテンツであることを示している。
音情報登録率の区分が『1%〜99%』であれば、マーク1においては『1B』が関連付けられる。音情報登録率の区分が『1%〜99%』であることから、少なくとも漫画コンテンツにおいて1つ以上のセリフに対して音情報が登録されており、かつ、すべてのセリフに対して音情報がすべて登録されてはおらず、少なくとも1つ以上のセリフに対して音情報が登録されていないことを示している。
音情報登録率の区分が『100%』であれば、マーク1においては『1C』が関連付けられ、音情報登録率の区分が『100%+α』であれば、マーク1においては『1D』、『1E』・・・が関連付けられる。音情報登録率の区分が『100%』であることから、すべてのセリフに対して音情報がすべて登録されていることを示している。また、同じキャラクタの)セリフに対して、複数の声優が重複して登録した場合に、その重複度「α」に応じて、『1D』、『1E』・・・と、関連付けられるマークが変化する。このように、付加される音情報(音声情報)の重複度に応じた複数の異なる種類のマークが用意されていてもよい。
「マーク1」欄1002、「マーク2」欄1003には、それぞれ別のマークであるアイコン(たとえば後述するピクトアイコンなど)の画像データを記憶する。マーク1はたとえば植物(図2を参照)、マーク2はたとえば恐竜(後述する図24を参照)などである。「マーク1」と「マーク2」は、選択指示によりいずれかが選択される。また、図示は省略するが、マークは、「マーク1」と「マーク2」のほかに別のマーク(「マーク3」、「マーク4」・・・)を設けるようにしてもよい。
(サーバ101の機能的構成例)
図11は、サーバ101の機能的構成例を示すブロック図である。図11において、サーバ101は、送受信部1101と、漫画コンテンツ登録部1102と、漫画コンテンツ一覧作成部1103と、を含む構成である。
送受信部1101は、ネットワーク301を介して、ユーザ端末装置111から送信されてきた各種情報を受信する。また、送受信部1101は、ユーザ端末装置111へ、ネットワーク301を介して、各種情報を送信する。送受信部1101は、具体的には、たとえば、図4に示したI/F403などによって、または、メモリ402、ディスク405などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることによって、その機能を実現することができる。
漫画コンテンツ登録部1102は、送受信部1101が受信した、ユーザ端末装置111から送信された漫画コンテンツを登録する。具体的には、漫画コンテンツのうち、画像情報を送受信部1101から受け取って、漫画コンテンツDB311、画像情報DB312に登録する。また、漫画コンテンツのうち、音情報を送受信部1101から受け取って、音情報DB313に登録する。漫画コンテンツ登録部1102は、具体的には、たとえば、図4に示したメモリ402、ディスク405などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることによって、または、I/F403などによって、その機能を実現することができる。
漫画コンテンツ登録部1102は、画像情報を登録する際に、漫画コンテンツIDを採番し、当該漫画コンテンツIDを、当該画像情報に関連付けして、漫画コンテンツDB311および画像情報DB312に記憶する。また、漫画コンテンツ登録部1102は、画像情報を登録する際に、セリフごとに録音対象IDを採番し、当該録音対象IDを、当該画像情報に関連付けして、漫画コンテンツDB311および画像情報DB312に記憶する。また、漫画コンテンツ登録部1102は、音情報を登録する際に、当該漫画コンテンツの各セリフ(あるいは効果音、背景音がある場合はそれらの各効果音、各背景音)に対応して登録される音情報ごとに、音情報IDを採番し、当該音情報IDを、音情報DB313に記憶する。
漫画コンテンツ一覧作成部1103は、表示可能(すなわち、ユーザ端末装置111に提供し、ユーザ端末装置111において鑑賞可能)な漫画コンテンツ一覧を作成する。漫画コンテンツ一覧作成部1103は、具体的には、たとえば、図4に示したメモリ402、ディスク405などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることによって、その機能を実現する。漫画コンテンツ一覧作成部1103によって作成された漫画コンテンツ一覧は、送受信部1101からユーザ端末装置111へ送信される。
漫画コンテンツ一覧作成部1103は、表示可能な漫画コンテンツの一覧を作成する際に、漫画コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、第1の種類のマーク(たとえば、図2に示したマーク223)を当該漫画コンテンツに関連付けする。そして、所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、第1の種類のマークを当該漫画コンテンツに関連付けしない。
また、漫画コンテンツ一覧作成部1103は、所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、第1の種類のマークを当該漫画コンテンツに関連付けしないだけでなく、所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていないことを判別可能な、第1の種類のマークとは異なる第2の種類のマークを、当該漫画コンテンツに関連付けるようにしてもよい。
ここで、所定の条件とは、たとえば、音情報が漫画コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報であった場合に、所定の条件は、漫画コンテンツにおいて、セリフの全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量が、所定の割合を超えるか否かであってもよい。所定の割合は、たとえば、1%未満、15%以下、30%以上、60%超、100%、1/3以下、過半数などの表現(数値)によって示すことができる。
より具体的には、図10のマーク情報データベース315にも示したように、登録率が100%の場合に所定の条件を満たすとして、第1の種類のマーク『1C』を選択し、100%に満たない場合は、所定の条件を満たさないとして、マーク『1C』を選択しないようにしてもよい。
また、登録率が100%に満たない場合は、所定の条件を満たさないとして、第2の種類のマーク『1A』または『1B』を選択するようにしてもよい。すなわち、第2の種類のマークは、当該漫画コンテンツにおいて、セリフの全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量に応じた複数の異なる種類のマーク(たとえば図2に示したマーク221、マーク222)から構成されていてもよい。これらの、複数の異なる種類のマークからなる第2の種類のマーク(マーク221、マーク222)は、セリフの全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量が多くなるにしたがって、図2において説明したように、その内容が成長していく過程を示す内容のマークとしてもよい。
複数の異なる種類のマークからなる第2の種類のマークは、セリフの全体の量に対する、音声情報が付加された前記セリフの量が多くなるにしたがって、第2の種類のマークの内容の完成度が高くなる内容のマークであってもよい。完成度が高くなる内容のマークの詳細については、後述する図24を用いて説明する。
また、第1の種類のマークについても、漫画コンテンツにおいて付加される音声情報の重複度に応じた複数の異なる種類のマーク(たとえば図2に示したマーク224、マーク225)から構成されていてもよい。
また、漫画コンテンツ一覧作成部1103は、漫画コンテンツ一覧を作成するに際して、当該漫画コンテンツにおいて、キャラクタの全人数に関する情報と、当該キャラクタのうち、すべてのセリフに音声情報が付加されたキャラクタの人数に関する情報とを、当該漫画コンテンツに関連付けるようにしてもよい。キャラクタの全人数に関する情報およびすべてのセリフに音声情報が付加されたキャラクタの人数に関する情報については、後述する図20Aにおいて説明する。
また、漫画コンテンツ一覧作成部1103は、漫画コンテンツ一覧を作成するに際して、当該漫画コンテンツにおいて、各キャラクタごとに、当該キャラクタのセリフ全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量の割合に応じた異なるマークを、当該漫画コンテンツに関連付けるようにしてもよい。当該キャラクタのセリフ全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量の割合に応じた異なるマークは、当該割合を示すグラフ(たとえば棒グラフ、円グラフなど)によって構成されていてもよい。当該キャラクタのセリフ全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量の割合に応じた異なるマーク(グラフ)については、後述する図20A、図20Bにおいて説明する。
このようにして、漫画コンテンツ一覧作成部1103は、漫画コンテンツ一覧を作成する。漫画コンテンツ一覧の具体的な内容についての詳細は、後述する図19A、図19B、図20A、図20Bを用いて説明する。漫画コンテンツ一覧作成部1103によって作成された漫画コンテンツ一覧に関する情報は、送受信部1101が受け取って、ネットワーク301を介して漫画コンテンツ一覧の要求があったユーザ端末装置111へ送信する。
(ユーザ端末装置111の機能的構成例)
図12は、ユーザ端末装置111の機能的構成例を示すブロック図である。図12において、ユーザ端末装置111は、制御部1200と、送受信部1201と、表示画面1202と、音出力部1203と、漫画コンテンツ受付部1204と、漫画コンテンツ選択部1205と、を含む構成である。
制御部1200は、表示画面1202および音出力部1203を制御して、表示画面1202に表示される内容や、音出力部1203において出力される音を制御する。制御部1200は、具体的には、たとえば、図5に示したメモリ502などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることによって、または、I/F505などによって、その機能を実現することができる。また、表示画面1202は、具体的には、たとえば、図5に示したディスプレイ503などによって、その機能を実現することができる。また、音出力部1203は、具体的には、たとえば、図5に示したスピーカ504などによって、その機能を実現することができる。
送受信部1201は、ネットワーク301を介して、サーバ101から送信されてきた各種情報を受信する。また、送受信部1201は、サーバ101へ、ネットワーク301を介して、各種情報を送信する。送受信部1201は、具体的には、たとえば、図5に示したI/F505などによって、または、メモリ502などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることによって、その機能を実現することができる。
制御部1200は、送受信部1201がサーバから受信した各種情報を表示する。それにより、制御部1200は、表示可能な漫画コンテンツ一覧を表示する。その際、コンテンツに対して所定の条件(たとえば、コンテンツにおいて、セリフの全体の量に対する、音声情報が付加されたセリフの量が、所定の割合を超えるか否か)を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示することができる。また、制御部1200は、コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しないようすることができる。
漫画コンテンツ受付部1204は、ユーザからの漫画コンテンツの登録(投稿)を受け付け、受け付けた漫画コンテンツ(漫画家からの画像情報、声優からの音情報)にかかる情報を送受信部1201へ渡す。これにより、ユーザは、漫画コンテンツ(画像情報、音情報)を登録し、他のユーザの閲覧(鑑賞)に供することができる。より具体的には、漫画コンテンツ受付部1204は、具体的には、たとえば、図5に示した入力装置506、マイク507、カメラ508などによって、または、メモリ502などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることによって、その機能を実現することができる。
漫画コンテンツ選択部1205は、漫画コンテンツ一覧のなかからユーザが選択した漫画コンテンツ(画像情報、音情報)の選択指示を受け付けて、受け付けた選択指示を送受信部1201へ渡す。これにより、ユーザは、所望の漫画コンテンツ(画像情報、音情報)の閲覧(鑑賞)をすることができる。また、当該所望の漫画コンテンツ(画像情報)に対して、自ら制作(録音)した音情報を登録(投稿)することができる。漫画コンテンツ選択部1205は、具体的には、たとえば、図5に示した入力装置506、マイク507、カメラ508などによって、または、メモリ502などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU501に実行させることによって、その機能を実現することができる。
また、制御部1200は、送受信部1201が受信した情報に基づいて、漫画コンテンツ一覧から選択された漫画コンテンツを再生する。具体的には、漫画コンテンツに含まれる漫画のコマを表示画面1202に表示する。コマを表示した状態において、コマに含まれる吹き出しへの操作に応じて、選択された複数の音データセットのそれぞれに含まれる音声のうち、吹き出しに対応する音声などを音出力部1203から出力(発生)させる。吹き出しへの操作は、たとえば、クリック、タップ、マウスオーバなどがある。
制御部1200は、鑑賞時において、漫画の画像および音情報を出力する際に、漫画のセリフについては、原文どおり表示してもよく、また、原文とは別の言語に翻訳したものを表示してもよい。たとえば、原作が英語の漫画に日本語の音情報が付加された場合に、たとえば、セリフの文字は日本語に翻訳した画像を表示した上で、日本語の音情報を出力してもよい。あるいは、セリフの文字については英語(原文)のまま表示し、音情報については日本語を出力してもよい。
このようにすることによって、声優は、日本語翻訳のセリフ文字に制約されることなく、漫画の画像情報のイメージから独自にアレンジした翻訳の音情報を付加することができ、漫画コンテンツにさらなる幅を持たせることができる。また、それによって、原文のセリフとはまったく意味の異なる音情報を付加したり、作品をパロディ化することもできる。
また、原作が英語の漫画にセリフ文字については日本語を表示し、音情報については英語(原作)の音情報を出力してもよい。これにより、原作が英語の漫画である場合に、日本語の声優によって作品のイメージが大きく変わってしまうことがあるが、内容の把握をしつつ、このようなイメージの変化を抑え、原作の雰囲気を残しやすくすることができる。セリフの文字部分の翻訳についても、音情報と同様に、ユーザに登録(投稿)させるようにしてもよい。これにより、漫画コンテンツ提供システム300において、プロ、アマチュアを問わず、翻訳者をユーザとして参加させることができる。
また、ユーザが作品を鑑賞する際に、表示するセリフ画像の言語を選択可能としたり、また、セリフ画像を表示させない設定としたり、ユーザの好みに応じて設定を変えられることとしてもよい。これにより、ユーザの好みに合わせたセリフ画像を表示することができ、漫画作品の鑑賞の仕方(楽しみ方)のバリエーションを増やすことができる。
また、音情報は、表示対象の作品におけるキャラクタのセリフのほか、表示対象の作品における背景音楽、および、表示対象の作品における効果音、のいずれかを示す音情報を含んでいてもよい。セリフは、たとえば、漫画の各コマ内に表示される吹き出しに対応する言葉である。効果音は、たとえば、漫画の各コマ内に表示される擬音(たとえば『ドッカーン』)などであり、また、乗り物の音や歓声などを含んでいてもよい。背景音楽は、たとえば、シーンごとに対応する楽曲であり、複数の連続するコマに対応する楽曲や、コマごとに対応する楽曲である。楽曲は既存の曲でもよく、また、オリジナル曲であってもよい。
録音対象となるセリフや擬音などの効果音を付加する部分は、たとえば、漫画コンテンツ受付部1204あるいはサーバ101が画像解析をおこなうことによって特定することができる。また、漫画家や声優などのユーザや、漫画コンテンツ提供システム300を提供する管理者が設定してもよい。また、録音対象となる背景音楽を付加する部分については、たとえば、シーンごと(複数の連続するコマごと)に、漫画家や声優などのユーザや、漫画コンテンツ提供システム300を提供する管理者が設定するようにしてもよい。あるいは、セリフや擬音などの効果音、背景音楽を付加する部分を特定する作業のみを専門でおこなう別のユーザが当該作業をおこなって、登録(投稿)するようにしてもよい。
(漫画コンテンツの登録処理)
つぎに、漫画コンテンツの登録処理について説明する。図13は、サーバ101による漫画コンテンツの登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。また、図14は、ユーザ端末装置111による漫画コンテンツの登録受付処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図13のフローチャートにおいて、まず、サーバ101は、ユーザ(たとえば、漫画家)のユーザ端末装置111から画像情報(および当該画像情報に関連する情報)を受信したか否かを判断する(ステップS1301)。ここで、画像情報を受信しなかった場合(ステップS1301:No)は、ステップS1309へ移行する。一方、画像情報を受信した場合(ステップS1301:Yes)は、受信した画像情報について、漫画コンテンツIDを採番する(ステップS1302)。そして、図6に示した漫画コンテンツDB311に登録する(ステップS1303)。
具体的には、たとえば、漫画コンテンツDB311の「漫画コンテンツID」欄601に、採番した漫画コンテンツIDを記憶する。「登録日時」欄602に、登録時(受信時であってもよい)における現在日時を記憶する。また、画像情報に関連する情報に含まれるジャンルに関する情報、タイトルに関する情報、キャラクタに関する情報、漫画家に関する情報を、それぞれ、「ジャンル」欄603、「タイトル」欄604、「キャラクタ情報」欄605、「漫画家」欄606に記憶する。また、画像情報は、一意のファイル番号を付与して、「画像情報」欄607に記憶する。
つぎに、画像情報の最初のセリフに対して録音対象IDを採番する(ステップS1304)。そして、セリフ情報を、図7に示した画像情報DB312に登録する(ステップS1305)。具体的には、たとえば、画像情報に関連する情報に含まれる吹き出し位置に関する情報および当該吹き出し位置に対応するセリフに関する情報、キャラクタに関する情報を、それぞれ、画像情報DB312の「吹き出し位置」欄703、「セリフ」欄704、「キャラクタ」欄705に記憶する。
その後、すべてのセリフ情報が登録されたか否かを判断する(ステップS1306)。ここで、いまだすべてのセリフ情報が登録されていない場合(ステップS1306:No)は、次のセリフに対して録音対象IDを採番する(ステップS1307)。そして、ステップS1305へ戻り、ステップS1305〜ステップS1307を繰り返し実行する。
一方、すべてのセリフ情報が登録された場合(ステップS1306:Yes)は、図9に示した登録状況DB314に登録状況に関する情報を登録する(ステップS1308)。具体的には、たとえば、キャラクタごとに、登録状況DB314の「漫画コンテンツID」欄901に漫画コンテンツIDを、「キャラクタ」欄902にキャラクタを記憶し、そのレコードに、画像情報に関連する情報に含まれる、キャラクタごとにセリフ総数を、登録状況DB314の「セリフ総数」欄903に記憶する。「声優」欄904は、『null』とする。その後、ステップS1309へ移行する。
ステップS1309において、サーバ101は、ユーザ(たとえば、声優)のユーザ端末装置111から音情報(および当該音情報に関連する情報)を受信したか否かを判断する。ここで、音情報を受信しなかった場合(ステップS1309:No)は、一連の処理を終了する。一方、音情報を受信した場合(ステップS1309:Yes)は、受信した音情報について、音情報IDを採番する(ステップS1310)。
そして、音情報を、図8に示した音情報DB313に登録する(ステップS1311)。具体的には、たとえば、音情報DB313の「音情報ID」欄801に、採番した音情報IDを記憶する。また、音情報に関連する情報に含まれる漫画コンテンツID情報を「漫画コンテンツID」801に記憶する。また、音情報に関連する情報に含まれる録音対象ID情報を「録音対象ID」803に記憶する。「登録日時」欄804に、登録時(受信時であってもよい)における現在日時を記憶する。また、音情報に関連する情報に含まれる声優に関する情報、言語に関する情報を、それぞれ、「声優」欄805、「言語」欄806に記憶する。また、音情報は、一意のファイル番号を付与して、「音情報」欄807に記憶する。
そして、図9に示した登録状況DB314を更新する(ステップS1312)。具体的には、たとえば、登録状況DB314の「声優」欄904に声優に関する情報を記憶し、「登録セリフ数」欄905に登録セリフ数に関する情報を記憶する。また、「登録率」欄906に算出した結果に関する情報を記憶する。
これにより、一連の処理を終了する。このようにして、漫画コンテンツは各DBに登録され、鑑賞の対象となる。
図14のフローチャートにおいて、ユーザ端末装置111は、ユーザ(たとえば、漫画家)からの画像情報の登録があったか否かを判断する(ステップS1401)。ここで、画像情報の登録があった場合(ステップS1401:Yes)は、その画像情報をネットワーク301を介してサーバ101へ送信し(ステップS1402)、ステップS1403へ移行する。一方、画像情報の登録がなかった場合(ステップS1401:No)は、何もせずに、ステップS1403へ移行する。
ステップS1403において、ユーザ端末装置111は、ユーザ(たとえば、声優)からの音情報の登録があったか否かを判断する(ステップS1403)。ここで、音情報の登録があった場合(ステップS1403:Yes)は、その音情報をネットワーク301を介してサーバ101へ送信し(ステップS1404)、一連の処理を終了する。一方、音情報の登録がなかった場合(ステップS1403:No)は、何もせずに一連の処理を終了する。
(漫画コンテンツ提供処理)
つぎに、漫画コンテンツの提供処理について説明する。図15は、サーバ101による漫画コンテンツ提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。また、図16は、ユーザ端末装置111による漫画コンテンツの要求受付処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図15のフローチャートにおいて、サーバ101は、ネットワーク301を介して、ユーザ端末装置111から、漫画コンテンツ一覧の表示要求を受信したか否かを判断する(ステップS1501)。ここで、漫画コンテンツ一覧の表示要求を受信しない場合(ステップS1501:No)は、何もせずにステップS1506へ移行する。
一方、ステップS1501において、漫画コンテンツ一覧の表示要求を受信した場合(ステップS1501:Yes)は、登録状況DB314から登録状況に関する情報(漫画コンテンツID、キャラクタ、セリフ総数、声優、登録セリフ数、登録率)を抽出する(ステップS1502)。そして、マーク情報DB315を用いて、各漫画コンテンツに対して関連付けして表示するマークを決定する(ステップS1503)。
つぎに、決定されたマークを含め、漫画コンテンツ一覧(画面)情報を作成し(ステップS1504)、作成した漫画コンテンツ一覧情報を、ネットワーク301を介して、表示要求があったユーザ端末装置111へ送信する(ステップS1505)。
その後、サーバ101は、ネットワーク301を介して、ユーザ端末装置111から、漫画コンテンツの(提供)要求を受信したか否かを判断する(ステップS1506)。ここで、漫画コンテンツの要求を受信しなかった場合(ステップS1506:No)は、ステップS1501へ移行し、以後、ステップS1501〜S1506の各処理を繰り返しおこなう。
ステップS1506において、漫画コンテンツの要求を受信した場合(ステップS1506:Yes)は、該当する漫画コンテンツに関する情報を、漫画コンテンツDB311、画像情報DB312、音情報DB313から抽出する(ステップS1507)。そして、抽出された漫画コンテンツに関する情報を、ネットワーク301を介して、ユーザ端末装置111へ送信し(ステップS1508)、一連の処理を終了する。
図16のフローチャートにおいて、ユーザ端末装置111は、ユーザ(鑑賞者)から、漫画コンテンツ一覧の表示要求があったか否かを判断する(ステップS1601)。ここで、漫画コンテンツ一覧の表示要求がなかった場合(ステップS1601:No)は、何もせずに、ステップS1605へ移行する。
一方、ステップS1601において、漫画コンテンツ一覧の表示要求があった場合(ステップS1601:Yes)は、漫画コンテンツ一覧の表示要求を、サーバ101へ送信する(ステップS1602)。その後、漫画コンテンツ一覧情報を受信したか否かを判断する(ステップS1603)。ここで、漫画コンテンツ一覧情報を受信するのを待って(ステップS1603:No)、漫画コンテンツ一覧情報を受信した場合(ステップS1603:Yes)は、受信した漫画コンテンツ一覧情報に基づいて、漫画コンテンツ一覧を表示し(ステップS1604)、ステップS1605へ移行する。
ステップS1605において、漫画コンテンツの要求があったか否かを判断する(ステップS1605)。ここで、漫画コンテンツの要求がなかった場合(ステップS1605:No)は、ステップS1601へ戻り、以後、ステップS1601〜S1605の各処理を繰り返しおこなう。
一方、漫画コンテンツの要求があった場合(ステップS1605:Yes)は、漫画コンテンツの要求を、サーバ101へ送信する(ステップS1606)。つぎに、漫画コンテンツに関する情報を受信したか否かを判断する(ステップS1607)。ここで、漫画コンテンツに関する情報を受信するのを待って(ステップS1607:No)、受信した場合(ステップS1607:Yes)は、漫画コンテンツの再生処理をおこない(ステップS1608)、一連の処理を終了する。
(ユーザ端末装置111に表示される表示画面の一例)
図17は、ユーザ端末装置111に表示されるログイン画面の一例を示す説明図である。図17において、ログイン画面1700には、ユーザごとにあらかじめ登録されたログイン情報を入力する。ログイン画面1700は、図5に示したユーザ端末装置111のディスプレイ503に表示される。
ログイン画面1700において、ユーザ端末装置111は、メールアドレス入力欄1701からメールアドレスの入力を受け付け、パスワード入力欄1702からパスワードの入力を受け付け、ログインボタン1703が選択されると、受け付けたこれらのログイン情報をサーバ101に送信する。サーバ101は、ユーザ端末装置111から受信したログイン情報を用いてログインの認証をおこない、ログインに成功すると、ユーザ端末装置111に対して、画像情報や音情報の登録、または、作品の購入手続をおこなうことができる。
サーバ101は、このユーザによるログイン操作によって、ユーザ(漫画家、声優)のIDを知ることができ、画像情報や音情報の登録の際にあわせて、当該ユーザのIDを漫画コンテンツDB311、音情報DB313へ登録することができる。また、取得したIDに基づいてユーザ(鑑賞者)への課金処理をおこなうことができる。
図18は、ユーザ端末装置111に表示されるホーム画面の一例を示す説明図である。図18において、表示画面1800は、図5に示したユーザ端末装置111のディスプレイ503に表示される。表示画面1800は、漫画コンテンツ提供システムのサイトにおけるホーム画面の一例であり、漫画コンテンツをエリア1801〜1804ごとに配置した状態を示している。
エリア1801〜1804は、漫画コンテンツのジャンルごとに区分けした領域である。各エリア1801〜1804内に示すマークの数は、漫画コンテンツ(作品)の数を示しており、マークの種類は音情報が付加された程度を示している。図18の表示画面1800には、第1段階を示すマーク221(図2参照)を表示していないが、マーク221を表示するようにしてもよい。
表示画面1800の「ファンタジー」エリア1801には、計12個のマークが表示されている。このことから12個の音情報が付加された漫画コンテンツが登録されていることがわかる。
12個のマークのうち、第2段階を示すマークが6つ、第3段階を示すマークが3つ、第4段階を示すマークが2つ、第5段階を示すマークが1つ表示されている。このことから、「ファンタジー」のジャンルには、いずれかのキャラクタのセリフに音情報が付加されてはいるが、いまだすべてのキャラクタのセリフに音情報が付加されていない漫画コンテンツが6つあることを示している。
また、「ファンタジー」のジャンルには、すべてのキャラクタのセリフにそれぞれ一つの音情報が付加された漫画コンテンツが3つあることを示している。また、「ファンタジー」のジャンルには、すべてのキャラクタのセリフに音情報が付加され、かつ、いずれかのキャラクタのセリフに対して重複して音情報が付加された漫画コンテンツが2つあることを示している。また、「ファンタジー」のジャンルには、すべてのキャラクタのセリフに音情報が付加され、かつ、いずれかのキャラクタのセリフに対して重複する音情報が多数付加された漫画コンテンツが1つあることを示している。
また、たとえば、「スポーツ」のジャンルには、第4段階を示すマークが最も多く表示されており、すべてのキャラクタのセリフに音情報が付加され、かつ、いずれかのキャラクタのセリフに対して重複して音情報が付加された漫画が最も多くあることを示す。このような表示内容から、「スポーツ」のジャンルは、多数の声優によりセリフに音情報が付加された漫画コンテンツが多くあり、声優の参加人数が多いことが、一目でわかる。
なお、漫画コンテンツ数が多い場合など、各エリア1801〜1804内に、マークをすべて表示することができない場合には、たとえば、10個の漫画コンテンツに対応して一のマークを表示することとしてもよい。この場合には、図示は省略するが、10個を1単位としていることが容易にわかるようなマークとするとよい。
表示画面1800により、ユーザは、ジャンルごとに登録される漫画コンテンツの数や付加された音情報の程度を一見して把握することができる。このため、ユーザ(声優)は、音情報が付加されていない漫画のセリフに対して積極的に音情報を付加することができる。人気の少ないジャンルを容易に見つけ出し、積極的に音声登録に参加することができる。また、ユーザ(鑑賞者)は、音情報が付加された漫画を容易に把握することができる。
図19Aおよび図19Bは、ユーザ端末装置111に表示される漫画コンテンツ一覧画面の一例を示す説明図である。図19Aおよび図19Bにおける表示画面1900は、図5に示したユーザ端末装置111のディスプレイ503に表示される。図19Bに示す表示画面1900は、図19Aに示す表示画面1900を、スクロールバーなどを用いて、ユーザが下方へスクロールした画面を示している。したがって、図19Aおよび図19Bにおける表示画面1900は、一連の画面である。表示画面1900には、漫画コンテンツ情報1901〜1903(図19A)、1904〜1906(図19B)や、漫画のジャンルなどのメニュー欄1910が表示されている。
各漫画コンテンツの概要を紹介する漫画コンテンツ情報1901〜1906は、基本情報と、料金情報と、マーク1911〜1916と、言語情報と、を含んでいる。基本情報は、漫画コンテンツの表示などの画像(向かって左上側の矩形)、タイトル、ジャンル、作家名(漫画家名)などを示す。料金情報は、漫画コンテンツを鑑賞するための購入金額を示す。なお、料金情報が示す購入金額には、漫画コンテンツのうちの画像情報を鑑賞するための料金のみが含まれており、付加される音情報を鑑賞するための料金は別途請求できるようにしてもよい。
マーク1911〜1916は、各漫画コンテンツの登録率(図9に示した登録状況DB314の「登録率」欄906)に基づいて、図2に示した5段階の表示態様のマーク221〜225(図10に示したマーク情報DB315の「マーク1」欄1002の『1A』〜『1E』)のうちのいずれかを表示する。また、マーク1911〜1916は、登録率を示す数字(%)を含んでいてもよい。
また、漫画コンテンツ情報1904のマーク1914と、漫画コンテンツ情報1905のマーク1915は、いずれも登録率が100%を示すが、両者は、音情報が重複して登録された重複度合いが異なる。具体的には、漫画コンテンツ情報1904のマーク1914に比べて、漫画コンテンツ情報1905のマーク1915の方が、表示される花の数が多く、重複する音情報が多いことを示している。
また、表示画面1900において、言語情報は、付加された音情報の言語を国旗の画像により示すことができる。たとえば、言語情報は、日本の国旗のマーク1921により日本語の音声情報であることを示しており、英国の国旗のマーク1922により英語の音声情報であることを示しており、中国の国旗のマーク1923により中国語の音声情報であることを示している。表示画面1900において、ユーザの操作により漫画コンテンツ情報1901〜1906の中からいずれかが選択されると、つぎに、図20Aに示す表示画面2000に移行する。
図20Aおよぶ図20Bは、ユーザ端末装置111に表示される漫画の詳細画面の一例を示す説明図である。図20Aにおいて、表示画面2000には、向かって左上側に、矩形の漫画コンテンツの表示などの画像2001が表示される。また、向かって右上側には作品詳細欄、その右側には選択ボタン(「録音」ボタン2014、「鑑賞」ボタン2015)、下側にはボイス一覧2021〜2023が表示される。作品詳細欄には、タイトル「F物語」の漫画の詳細な説明を示している。
また、作品詳細欄は、音情報詳細2012を含んでいる。音情報詳細2012には、表示対象の作品において登場する全キャラクタ数(『10人』)と、各キャラクタに対応するセリフへの音情報の付加が完了しているキャラクタ数(『10人』)が示されている。さらに、作品説明に関する情報2013を表示するようにしてもよい。
ボイス一覧2021〜2023は、キャラクタのセリフに対応する音情報を声優ごとに選択可能に表したものである。ボイス一覧2021〜2023には、それぞれ、声優名、声優に対する評価や、声優の個人登録度、言語情報、選択ボタンなどが示されている。
声優名は、音情報を登録したユーザの登録名を示す。声優に対する評価は、音情報を購入したユーザ(鑑賞者)による、声優の評価である。声優に対する評価は、好評や不評といった評価であり、それぞれの評価をおこなったユーザの数が表示される。ボイス一覧2021にあっては、「好評」:『31』、「不評」:『5』であるから、この表示内容から、比較的評判がよい声優であると判断することができる。鑑賞者はこの評価に基づいて、鑑賞するか否かを決めることができる。また、評価を数値化することにより、鑑賞者による声優の選択の判断の指針とすることができるとともに、声優の参加意欲の向上や、声優の質の向上を図ることができる。
また、図示は省略するが、評価をおこなったユーザから評価についての詳細情報を受け付けることとし、受け付けた詳細情報を他のユーザが閲覧できるようにしてもよい。このようにすることにより、鑑賞者は、声優に対する評価についての根拠や理由を確認することができる。
また、声優の個人登録度は、キャラクタ(たとえば主人公)の全セリフの数に対して、各声優の録音が完了したセリフの数の割合を示す。この割合は、棒グラフ2031〜2033によっても表すことができる。棒グラフの代わりに、図示は省略するが、円グラフなどを用いてもよい。また、言語情報は、図19A、図19Bと同様に、声優がセリフを録音した言語を示している。
所望の音情報を選択する選択ボタンのうち「録音」ボタン2014は、ユーザ(声優)から録音開始を受け付けるボタンである。「録音」ボタン2014が選択されると、表示中の画像情報に音情報を付加することが可能な、図21に示す表示画面2100へ移行する。また、「鑑賞」ボタン2015は、ユーザ(鑑賞者)から漫画コンテンツの鑑賞開始や漫画コンテンツの購入を受け付けるボタンである。「鑑賞」ボタン2015が選択されると、漫画コンテンツの鑑賞が可能な、図23に示す表示画面2300へ移行する。
図21は、ユーザ端末装置111に表示される録音画面の一例を示す説明図である。図21において、録音画面2100は、向かって右側に操作画面、左側に画像情報の再生画面がそれぞれ表示される。操作画面には、録音開始ボタン2101と、再生ボタン2102と、登録ボタン(『音データセットに追加』)2103と、ゲージ2104と、対象人物選択ボタン2105と、登録ボタン(『音データセットを登録』)2106が表示される。
録音開始ボタン2101は、録音開始を受け付けるボタンである。録音の対象となる情報は、キャラクタのセリフに対応する音情報のほかにも、BGM(Back Ground Music)や効果音の音情報を含む。再生ボタン2102は、録音した音情報を再生するボタンである。
録音は、図5に示したユーザ端末装置111のマイク507を使用しておこなわれる。また、録音は、吹き出しごとに設定される有効時間内におこなうことが可能である。有効時間は、ゲージ2104により表され、具体的には、ゲージ2104の目盛りが左端から右端に移動するまでの時間である。また、録音をおこなう際に、ユーザ端末装置111は、声優に読み上げるタイミングを示唆するために、有効時間内における時間の経過とともに、たとえばカラオケにおいて表示される歌詞のように、読み上げる文字部分の表示態様を順次変更させることとしてもよい。
登録ボタン2103は、録音した音情報を音データセットに登録するボタンである。ゲージ2104は、セリフごとに録音可能な有効時間を示している。対象人物選択ボタン2105は、録音対象のキャラクタを選択するボタンである。登録ボタン2106は、録音した音情報をサーバ101に送信して登録するためのボタンである。
また、登録ボタン2106の近傍には、登録を促すための登録促進アイコン(如雨露アイコン)2107を表示する。これは、第1の種類のマーク、第2の種類のマークに植物を用いるにあたり、如雨露で水やりをして植物を育てるイメージであり、音情報の登録をすることで漫画コンテンツを成長させようとのメッセージが込められている。これにより、音情報の登録の促進を図ることができる。登録促進アイコンは、ホーム画面1800、漫画コンテンツ一覧画面1900に表示されるマークによって、当該マークの成長や完成度を促進する内容のアイコンに変更する。
登録ボタン2106が操作されて音情報が登録されると、図18に示したホーム画面1800におけるマークや、図19A、図19Bに示した漫画コンテンツ一覧画面1900におけるマークの表示態様が変化する。このように、サーバ101は、セリフなどの音情報が付加されると、マークに反映されるため、音情報(音声)が付加されたことを可視化することができる。これにより、声優の参加意欲をより向上させることができる。
画像情報の再生画面におけるコマ画像2108は、漫画の1コマを示す。コマ画像2108は、吹き出し画像を含む。声優が録音対象の吹き出し画像をタップすると、吹き出し画像が録音の対象として選択される。
図22は、声優ごとの音声一覧の表示画面の一例を示す説明図である。図22において、表示画面2200は、複数のアイコン表示2201〜2204を一覧表示する。各アイコン表示2201〜2204は、声優が登録した音情報や、鑑賞者からの評価の数を示している。たとえば、アイコン表示2201は、「F物語第5話」の主人公について登録した音情報を示している。また、10人のユーザ(鑑賞者)からの評価があることを示している。
声優が、たとえば、アイコン表示2201を選択すると、アイコン表示2201が示す音情報の詳細が表示される。具体的には、アイコン表示2201が示す音情報の視聴が可能であるとともに、鑑賞者からの評価についても閲覧可能な画面(図示を省略)が表示される。
図23は、ユーザ端末装置111に表示される鑑賞画面の一例を示す説明図である。図23において、鑑賞画面2300は、鑑賞開始時に、図5に示したユーザ端末装置111のディスプレイ503に表示される。鑑賞画面2300は、向かって右側に表示される声優選択一覧と、向かって左側に表示される鑑賞画像2120と、を含んでいる。声優選択一覧は、購入済の音情報をユーザに選択させるための表示である。購入済の音情報は、キャラクタのセリフに対応する音情報のほかにも、BGMや効果音の音情報を含んでいてもよい。
鑑賞画像2120は、漫画の1コマを示す。鑑賞画像2120は、漫画画像2130と、ボタン表示2140と、を含む。漫画画像2130は、漫画の吹き出し画像2131、2132を含む。ボタン表示2140は、再生ボタン2141と、スキップボタン2142と、戻るボタン2143と、拡大ボタン2144とを含んでいる。
ユーザが再生ボタン2141を操作すると、スピーカ504(図5参照)を介して、音声の再生が開始される。右側または上側の位置にある吹き出し画像(『おはよう』)2131に対応する音情報が優先して再生される。吹き出し画像2131に対応する音情報の再生が終了すると、吹き出し画像(『今日はどこに行こうか?』)2132に対応する音情報の再生がおこなわれる。
また、ユーザが、吹き出し画像2131をタップすると、吹き出し画像2131に対応する音情報が再生され、吹き出し画像2132をタップすると、吹き出し画像2132に対応する音情報が再生されるようにしてもよい。また、たとえば、吹き出し画像2131、2132のいずれかに対応する音情報の再生中でも、ユーザが吹き出し画像2131、2132のいずれかをタップすると、タップした箇所に対応する音情報が再生されるようにしてもよい。
また、ユーザがスキップボタン2142を1回操作すると、つぎのコマが再生され、ユーザがスキップボタン2142を複数回操作すると操作する回数に応じた分だけ先のコマが再生される。また、ユーザが戻るボタン2143を1回操作すると、前のコマが再生され、ユーザが戻るボタン2143を複数回操作すると、操作する回数に応じた分だけ前のコマが再生される。また、ユーザが拡大ボタン2144を操作すると、漫画画像2130が、図5に示したユーザ端末装置111のディスプレイ503の全面に表示されるようにしてもよい。
また、吹き出しに対する音声が再生中は、吹き出しに記載された文字を非表示にするようにしてもよい。文字を非表示にすることによって、コマの画像と声優の音声に集中することができ、漫画のあらたな楽しみ方を得ることができる。また、声優によっては、吹き出しの文字通りに喋らない場合などがあり、漫画の原作からは離れた声優の世界観をより堪能することができる。声優は、原作における吹き出しの文字にとらわれることなく自由な発想で、吹き出しに対する音声を登録することができる。
(マークの変化の別の一例)
図24は、音情報が付加される程度に応じて変化するマークの別の一例を示す説明図である。図24において、マーク2401〜2405は、音情報が付加される程度を、恐竜の成長過程として表したピクトアイコンである。音情報が付加されると、マーク2401〜2405は、つぎの段階に成長する。
第1の種類のマークの一例であるマーク2401は、たとえば、音情報が付加されていない第1段階の漫画コンテンツ200aの状況を示しており、恐竜の卵を示すピクトアイコン(たとえば図10のマーク情報DB315における「マーク2」の『2A』)である。これは、図2に示した種蒔きを示すマーク221のピクトアイコンに対応する。
また、第1の種類のマークの一例であるマーク2402は、複数のキャラクタ201、202のうち、キャラクタ201のセリフにのみ音情報が付加された第2段階の漫画コンテンツ200bの状況を示しており、恐竜が卵からふ化した様子を示すピクトアイコン(たとえば図10のマーク情報DB315における「マーク2」の『2B』)である。これは、図2に示した発芽した様子を示すマーク222のピクトアイコンに対応する。
第1の種類のマークの一例であるマーク2403は、複数のキャラクタ201、202のうち、すべてのキャラクタ201、202のセリフに音情報が付加された第3段階の漫画コンテンツ200cの状況を示しており、子供の恐竜を示すピクトアイコン(たとえば図10のマーク情報DB315における「マーク2」の『2C』)である。これは、図2に示した花を示すマーク223のピクトアイコンに対応する。
マーク2404は、複数のキャラクタ201、202のうち、すべてのキャラクタ201、202のセリフに音情報が付加され、さらに、少なくともいずれかのキャラクタ201、202のセリフに音情報が重複して付加された第4段階を示す。マーク2404は、たとえば、大人の恐竜を示すピクトアイコン(たとえば図10のマーク情報DB315における「マーク2」の『2D』)である。これは、図2に示した木に花が咲くことを示すマーク224のピクトアイコンに対応する。
マーク2405は、セリフに対して、音情報が重複して登録された重複度合いに応じて、異なる表示態様をとる第5段階を示し、たとえば、重複する音情報が増えるごとに、ピクトアイコンに示す恐竜の数が増える(たとえば図10のマーク情報DB315における「マーク2」の『2E』)ことを示す。これは、図2に示した花が増加したことにより成長過程を示すマーク225のピクトアイコンに対応する。
このような、マーク2401〜2405としたとしても、ユーザは、一見して音情報が付加されている程度を把握することができる。また、動物の成長過程を示すマーク2401〜2405に限らず、このほかにも、たとえば、建造物が建てられていく過程を表したマークとすることも可能である。具体的には、第1段階を示す基礎構造のマーク、第2段階を示す骨組みのマーク、第3段階を示す一軒家を示すマーク、第4段階を示す高層マンションのマーク、第5段階を示す複数の高層マンションのマークとすることも可能である。このように、完成度を上げていくことによっても、ユーザは、一見して音情報が付加されている程度を把握することができる。したがって、成長過程と完成度を上げていく過程は同義であってもよい。
さらに、このほかにも、たとえば、音楽バンドが集まる過程を表したマークとすることも可能である。具体的には、第1段階を示すドラムスのマーク、第2段階を示すベースのマーク、第3段階を示すギターを示すマーク、第4段階を示すボーカルのマーク、第5段階を示す複数の楽器のマークとすることも可能である。
また、作品を漫画ではなく、楽曲とした場合、音情報が付加された楽器を示すマークを付与することとしてもよい。具体的には、ギターの音情報が付加された場合にギターのマークを付与し、ベースの音情報が付加された場合にベースのマークを付与することとしてもよい。また、ギターの音情報が重複して登録された場合には、重複した数に応じた数のギターのマークを付与してもよい。このようなマークとすることにより、楽曲の作品について、各楽器に対して音情報が付加された程度をユーザに知らせることができる。
以上説明したように、実施の形態において、漫画コンテンツ提供システム300は、ユーザにコンテンツの状況を容易に把握させることが可能な情報を提供することができる。より具体的には、たとえば、漫画コンテンツ提供システム300は、表示可能な漫画の一覧表示において、表示対象の漫画に対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、第1の種類のマークを付与することができる。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画の一覧表示において、音情報を付加した状態で表示対象の漫画を鑑賞することが可能なことを可視化して、ユーザ(たとえば鑑賞者)に知らせることができ、鑑賞者に漫画の鑑賞を促すことができる。したがって、漫画コンテンツ提供システム300は、鑑賞者が所望する漫画を検索する際の検索の容易化を図ることができるため、鑑賞者の鑑賞意欲を向上させ、鑑賞者数の増加を図ることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示可能な漫画の一覧表示において、表示対象の漫画に対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、第1の種類のマークを付与しないようにすることができる。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画の一覧表示において、漫画に音情報が付加されていないことをユーザ(たとえば声優)に知らせることができ、声優に音情報を付加させることを促すことができる。したがって、サーバ101は、声優による音情報の付加を効率よくおこなわせることができるため、声優の参加意欲を向上させ、声優数の増加を図ることができる。
特に、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画家が漫画を投稿し、投稿した漫画に対して声優が音声を付加して作品を完成させるため、多数のユーザによって作品を作り上げていくことができる。このため、ユーザにとっては、たとえば、ゲーム感覚で作品を作り上げることができる。また、漫画コンテンツ提供システム300は、アニメや映画(実写版)とは異なり、多大な制作費を要さずに作品を提供することができ、また、鑑賞者にとって原作とのイメージが大きく変わることを抑えた作品を提供することができる。
また、本実施の形態にかかる漫画コンテンツ提供システム300によれば、ユーザが自由に参加することができ、また、鑑賞者からの評価などにより声優どうしや漫画家どうしを競わせることができるため、新人の声優や漫画家の発掘の場や育成の場を提供することができる。なお、漫画コンテンツ提供システム300において、漫画家が漫画を投稿する場合や声優が音声を付加する場合には、所定の参加費を徴収するようにしてもよい。ただし、人気の漫画家や声優には、たとえば、売上に応じた金額を還元することもできる。これにより、漫画家や声優のレベルアップを図ることができ、作品の質(価値)を向上させることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の漫画に対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、音情報が付加されていないことを判別可能な第2の種類のマークを付与することができる。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画の一覧表示において、漫画に音情報が付加されていないことをユーザに知らせることができる。したがって、サーバ101によれば、声優に音情報を付加させることを促すことができるため、声優による音情報の付加を効率よくおこなわせることができる。また、鑑賞者が所望する漫画を検索する際の検索の容易化を図ることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の漫画に対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、言語の種類に応じて異なるマークを付与することができる。これにより、各国の言語で漫画に音情報を付加することができるとともに、付加された言語をユーザに知らせることができる。したがって、漫画コンテンツ提供システム300は、一の国だけでなく、多国間で適用することが可能である。このため、ユーザ数のさらなる増加を図ることができ、漫画コンテンツ提供システム300の世界的な普及および発展を図ることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、音情報登録率が所定の割合以上となる情報量の音情報が付加されている場合に第1の種類のマークを付与することができる。音情報登録率は、表示対象の漫画に含まれるキャラクタのセリフ全体の量に対する、セリフに対応する音情報が付加されたセリフの量を示す割合である。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画の一覧表示において、音情報が付加された完成の程度をユーザに容易に知らせることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の作品のキャラクタの全人数と、各キャラクタに対応するセリフの音情報の付加が完了しているキャラクタの人数とを示す情報を付加することができる。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、音情報が付加された完成の程度を具体的なキャラクタの数としてユーザに知らせることができる。これによっても、声優に音情報を付加させることを促すことができる。また、鑑賞者は、これらのキャラクタの人数を考慮して作品を選ぶことができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の作品のキャラクタのうちの一のキャラクタに対応するセリフの音情報の登録が完了した程度に応じて異なるマーク(たとえば、図20のレベルゲージ2031など)を付与することができる。これにより、ユーザに一のキャラクタに対応するセリフに音情報が付加された程度を知らせることができる。したがって、声優に音情報を付加させることを促すことができる。また、鑑賞者は、一のキャラクタに対応するセリフに音情報が付加された程度を考慮して作品を選ぶことができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の作品に含まれるキャラクタのセリフ全体の量に対する、セリフに対応する音情報が付加されたセリフの量に応じて、異なる表示態様の第1の種類のマークを付与することができる。したがって、漫画コンテンツ提供システム300は、声優により音情報が付加されることに応じて、第1の種類のマークの表示態様を変化させることができる。このため、声優からすると、セリフに音声を付すことにより、第1の種類のマークを成長させることができるとともに、成長度合いが可視化されることから、達成感や面白みを得ることができ、ゲーム感覚で、セリフに音声を付すことができる。このため、漫画コンテンツ提供システム300によれば、声優の参加意欲を向上させることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、表示対象の作品のキャラクタのうちの一のキャラクタに対応するセリフの音情報の付加が複数完了したことを示す第1の種類のマーク(図2の木に花が咲くことを示すマーク224)を付与することができる。これにより、漫画コンテンツ提供システム300は、漫画の一覧表示において、声優の参加者が多い漫画であることを鑑賞者に示唆することができ、鑑賞者の鑑賞意欲を向上させることができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、一のキャラクタに対応するセリフに付加された音情報の重複した数に応じて、異なる表示態様の第1の種類のマーク(図2の花が増加したことを示すマーク225)を付与することができる。したがって、サーバ101は、音情報の重複した数に応じて、第1の種類のマークの表示態様を変化させることができるため、声優の参加が多い作品(人気のある作品)をユーザに通知することができる。
また、漫画コンテンツ提供システム300は、声優にゲーム感覚でセリフに音声を付加させることができるため、声優の参加意欲を向上させることができる。また、サーバ101は、漫画の一覧表示において、声優の参加者が多い漫画について、第1の種類のマークの表示態様によって参加者の数を鑑賞者に示唆することができるため、鑑賞者の鑑賞意欲を向上させることができる。
また、本実施の形態では、鑑賞者から受け付けた声優の評価結果を表示することができる(図22を参照)。たとえば、声優に対する評価内容は、声優の声がキャラクタに適しているか否かといった内容や、感情表現が豊かであるか否かといった内容や、翻訳が上手であるか否かといった内容などである。これにより、声優どうしを競わせることができるため、音情報の質の向上を図ることができるとともに、音情報の多様化を図ることができる。
このように、本実施の形態によれば、誰でも簡単に声優として音声を登録することができるため、声優の参加を促すことができ、声優または声優志望者が自由に参加できるオーディションの場をネット上に効率的に提供し、声優の発掘や声優の養成などをおこなうことが可能となる。これにより、声優の市場の拡大化や声優業界の規模の拡大化を図ることができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ表示プログラム。
(付記2)前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていないことを判別可能な、前記第1の種類のマークとは異なる第2の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記3)前記音情報は、言語による音声情報を含み、
前記言語の種類に応じて異なるマークを、前記コンテンツに関連付けて表示する、
処理を前記コンピュータに実行させる付記1または2に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記4)前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
前記所定の条件は、前記コンテンツにおいて、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が、所定の割合を超えるか否かである、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記5)前記第2の種類のマークは、前記コンテンツにおいて、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量に応じた複数の異なる種類のマークからなることを特徴とする付記4に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記6)前記複数の異なる種類のマークからなる前記第2の種類のマークは、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が多くなるにしたがって、前記第2の種類のマークの内容が成長していく内容のマークである、
ことを特徴とする付記5に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記7)前記複数の異なる種類のマークからなる前記第2の種類のマークは、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が多くなるにしたがって、前記第2の種類のマークの内容の完成度が高くなる内容のマークである、
ことを特徴とする付記5に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記8)前記第1の種類のマークは、前記コンテンツにおいて、付加される前記音声情報の重複度に応じた複数の異なる種類のマークからなることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記9)前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
前記コンテンツにおいて、前記キャラクタの全人数に関する情報と、当該キャラクタのうち、すべてのセリフに前記音声情報が付加されたキャラクタの人数に関する情報とを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記10)前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
前記コンテンツにおいて、各前記キャラクタごとに、当該キャラクタのセリフ全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量の割合に応じた異なるマークを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記11)前記コンテンツにおいて、各前記キャラクタのセリフ全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量の割合に応じた異なるマークは、当該割合を示すグラフであることを特徴とする付記10に記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記12)前記コンテンツは、漫画作品に関するコンテンツであることを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
(付記13)表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ表示方法。
(付記14)表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
制御部を有することを特徴とするコンテンツ表示装置。
101 サーバ
111 ユーザ端末装置
221、222、2401、2402 第2の種類のマーク
223〜225、2403〜2405 第1の種類のマーク
300 漫画コンテンツ提供システム
301 ネットワーク
311 漫画コンテンツデータベース(DB)
312 画像情報データベース(DB)
313 音情報データベース(DB)
314 登録状況データベース(DB)
315 マーク情報データベース(DB)
503 ディスプレイ
504 スピーカ
506 入力装置
507 マイク
1101 送受信部
1102 漫画コンテンツ登録部
1103 漫画コンテンツ一覧作成部
1201 送受信部
1200 制御部
1202 表示画面
1203 音出力部
1204 漫画コンテンツ受付部
1205 漫画コンテンツ選択部

Claims (12)

  1. 表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
    前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
    前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンテンツ表示プログラム。
  2. 前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていないことを判別可能な、前記第1の種類のマークとは異なる第2の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示プログラム。
  3. 前記音情報は、言語による音声情報を含み、
    前記言語の種類に応じて異なるマークを、前記コンテンツに関連付けて表示する、
    処理を前記コンピュータに実行させる請求項1または2に記載のコンテンツ表示プログラム。
  4. 前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
    前記所定の条件は、前記コンテンツにおいて、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が、所定の割合を超えるか否かである、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
  5. 前記第2の種類のマークは、前記コンテンツにおいて、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量に応じた複数の異なる種類のマークからなることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ表示プログラム。
  6. 前記複数の異なる種類のマークからなる前記第2の種類のマークは、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が多くなるにしたがって、前記第2の種類のマークの内容が成長していく内容のマークである、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ表示プログラム。
  7. 前記複数の異なる種類のマークからなる前記第2の種類のマークは、前記セリフの全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量が多くなるにしたがって、前記第2の種類のマークの内容の完成度が高くなる内容のマークである、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ表示プログラム。
  8. 前記第1の種類のマークは、前記コンテンツにおいて、付加される前記音声情報の重複度に応じた複数の異なる種類のマークからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
  9. 前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
    前記コンテンツにおいて、前記キャラクタの全人数に関する情報と、当該キャラクタのうち、すべてのセリフに前記音声情報が付加されたキャラクタの人数に関する情報とを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
  10. 前記音情報は、前記コンテンツのキャラクタのセリフに対する音声情報を含み、
    前記コンテンツにおいて、各前記キャラクタごとに、当該キャラクタのセリフ全体の量に対する、前記音声情報が付加された前記セリフの量の割合に応じた異なるマークを、当該コンテンツに関連付けて表示する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のコンテンツ表示プログラム。
  11. 表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
    前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
    前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするコンテンツ表示方法。
  12. 表示可能なコンテンツの一覧を表示する際に、
    前記コンテンツに対して所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されている場合には、前記音情報を付加した状態で当該コンテンツを鑑賞することが可能なことを示す第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示し、
    前記コンテンツに対して前記所定の条件を満たす情報量の音情報が付加されていない場合には、前記第1の種類のマークを、当該コンテンツに関連付けて表示しない、
    制御部を有することを特徴とするコンテンツ表示装置。
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