JP2019068378A - 高解像度撮像装置 - Google Patents

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【課題】微細画素のイメージセンサで高画質の映像の撮影が可能な撮像装置を提供する。【解決手段】集光レンズの光路を2つに分離し、それぞれまたはいずれかの光路上に拡大縮小部を設置し、その後方に画素サイズの異なる2つの撮像素子を設置することにより、小さな画素サイズによって対象の全体を撮像した学習用入力画像と、その部分または全体を大きな画素サイズにより高い分解能で撮像した学習用教師画像を同時に取得する。これらを用いて機械学習によりぼやけ修正関数を得て、それを学習用入力画像の全領域に適用し、出力画像を生成する。【選択図】図5

Description

本発明は、高画質の映像の撮影が可能な撮像装置に関する。
近年、映像技術分野では、イメージセンサ画素の微細化に伴い、画素サイズ1μm程度の微細画素で十分な映像性能を確保することが重要な課題となっている。
例えば、1.1μmの画素サイズで水平に8000画素を並べた場合の8.8mmは2/3インチクラスと呼ばれるイメージセンサの大きさであり、これは、撮像装置の小型軽量化、従来普及してきたレンズとの互換性、被写界深度の深さの面で、性能を確保して達成すべき重要な画素サイズの目標である。
他方で、撮影画像の画質を改善するために、機械学習を応用した技術が種々提案されている。
例えば、撮影画像のノイズ量があらかじめ設定された目標ノイズ量と一致するように学習することにより現像パラメータを取得し、撮影画像のノイズ量を低減する技術がある(特許文献1)。
また、教師画像とそれより低画質の生徒画像とを用いて学習することにより予測係数を取得し、高画質の画像に変換する技術がある(特許文献2)。
特開2016−046610号公報 特開2007−201572号公報
レンズの性能はMTF(Modulation Transfer Function)を指標として解像限界を知ることができる。図1に示すように、例えばF値が4以上のレンズの場合、画素サイズを1μmとするとMTFは0以下となり、解像が不可能となる。
こうしたレンズの解像限界は、エアリーディスクと呼ばれる光の性質に起因する。ここで、エアリーディスクとは、集光レンズの対物側にごく微細な1つの点光源があった場合にその結像が一定の広がりをもった像となるその像のことである。
2つの点光源の像において、エアリーディスクにより解像限界となる間隔xは、光の波長をλ、レンズの焦点距離をf、円形開口の直径をdとすると、次の式で表される。
また、f/dはレンズのF値を表すことから、上式は次のように表すこともできる。
上式によれば、例えばF値が2、波長λが青い光の450nmの場合、解像限界となる間隔xはおよそ1μmとなる。すなわち、イメージセンサの画素サイズを1μmより小さくしても通常の方法では解像度を向上させることはできない。
図2は、撮影パターンの理想の光強度分布を示したグラフである。横軸は位置、縦軸は光強度分布を表す。以下、同様とする。図2では、撮影パターンとして、黒地に2本の白い縦線を想定している。サイズは、撮像面上で換算すると、線の幅が1μm、2本の線の間隔が1μmである。この撮影パターンを集光レンズを経て撮像面上に結像させた場合、通常、焦点を最良の状態に合わせたとしても一定のぼやけの含まれた像となる。
図3は、この撮影パターンを集光レンズを経て撮像面上で結像した像の光強度分布を示すグラフである。図3に示す光強度分布は滑らかな分布となっている。これは、集光レンズを経て結像した像には、ベッセル関数型のぼやけ成分が含まれるためであり、この関数は近似として簡単のためガウシアン関数型と仮定することができる。
図4は、この撮影パターンを画素サイズ1μmのイメージセンサで撮影して得られた光強度分布を示すグラフである。図4では、2本の白線を分離できず、十分に解像できないことがわかる。
このように、解像限界近傍の、画素サイズ1μmのイメージセンサでは、十分な解像性能を得られないという問題があった。
しかしながら、特許文献1及び2に開示されている技術は、あらかじめ撮像画像と画素サイズが同じ画像を蓄積しておき、その画像から抽出される特徴量を学習用の教師情報として学習を行うか、その画像や合成画像を学習用の教師画像として学習を行う必要があるため、上述のような解像限界近傍の微細画素イメージセンサの解像性能を超えるほどの高画質の画像を得ることはできなかった。
また、特許文献1及び2に開示されている技術では、その都度、学習用の教師データを準備しなければならないため、学習の頻度を高めることが困難で、十分に適切な学習を行うことができず、画質改善の効果に限界があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、解像限界近傍の微細画素のイメージセンサで高画質の映像の撮影が可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、
集光レンズと、
前記集光レンズで集光された光を第1の経路と第2の経路とに分離する分離部と、
前記分離部において第1の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第1の拡大縮小部と、
解像の限界となる微細な画素サイズを有し、前記第1の拡大縮小部を通過した光の結像の像を撮像する第1の撮像素子と、
前記分離部において第2の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第2の拡大縮小部と、
解像可能な範囲内の画素サイズを有し、前記第2の拡大縮小部を通過した光の結像の像を撮像する第2の撮像素子と、
前記第1の撮像素子で撮像された撮像画素が配置される撮像画素領域を全画素領域の一部とする学習用入力画像と、前記第2の撮像素子で撮像され、前記学習用入力画像の撮像画素領域と同サイズの撮像画素領域からなる学習用教師画像とを用いてぼやけ修正関数の重み係数を学習する機械学習部と、
前記学習用入力画像に対して前記ぼやけ修正関数を適用して、画像を生成する画像生成部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像の解像が向上するとともに、微細画素のイメージセンサで撮像する際に画質を劣化させる原因であったぼやけが除去されるので、微細画素のイメージセンサで高画質の映像を撮影することが可能となる。
解像度の理論的な限界を示すグラフである。 撮影パターンの理想的な光強度分布を示すグラフである。 撮影パターンを撮像面上で結像した像の光強度分布を示すグラフである。 撮影パターンをイメージセンサで撮影して得られた光強度分布を示すグラフである。 本発明の実施形態の機能的構成を示すブロック図である 本発明のレンズ、分離部、拡大縮小部及び撮像素子の配置を示す構成図である。 本発明の第1の撮像素子の画素領域を説明するための説明図である。 本発明の第2の撮像素子の画素領域を説明するための説明図である。 本発明の画像生成部の処理を説明するための説明図である。 本発明の機械学習部の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図5は、本発明に係る撮像装置100の実施形態の機能的構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本発明に係る撮像装置100は、少なくともレンズ1、分離部2、拡大縮小部3、タイミング制御部6、第1の撮像素子4、第1の記憶部7、第1の信号処理部9、第2の撮像素子5、第2の記憶部8,第2の信号処理部10、機械学習部11、画像生成部12、画像出力部13等を備えている。図6は、レンズ1、分離部2、拡大縮小部3及び撮像素子4、5の配置を示す構成図である。レンズ1で集光された光は、分離部2で第1の経路と第2の経路に分離され、それぞれ拡大縮小部3を経て第1の撮像素子4、第2の撮像素子5の撮像面上で結像する。
レンズ1は、被写体からの入射光を集光するためのレンズである。レンズ1は、焦点を合わせるためのフォーカスレンズや、被写体を拡大するためのズームレンズ等も含まれる。
分離部2は、レンズ1で集光された光を第1の経路と第2の経路に分離させるためのスプリッタであり、入射光の一部を反射し、残りを透過するハーフミラー等で実現することができる。分離部2で第1の経路に分離された光は第1の拡大縮小部3を経て、第1の撮像素子4の撮像面上で結像し、第2の経路に分離された光は第2の拡大縮小部3を経て、第2の撮像素子5の撮像面上で結像する。
拡大縮小部3は、分離部2で分離された光の結像の像を拡大又縮小するためのレンズである。拡大縮小部3は、単一のレンズのもの以外に、2以上のレンズを設置したものであってもよい。
制御部6は、タイミング信号等の制御信号を生成することにより、第1の撮像素子4、第1の記憶部7、第1の信号処理部9、第2の撮像素子5、第2の記憶部8、第2の信号処理部10及び画像生成部11を制御する。
制御部6は、CPU、RAM、ROM等で構成されており、本発明の動作に必要な各種制御プログラムを実行可能である。
第1の撮像素子4は、学習用入力画像を取得するためのイメージセンサである。第1の撮像素子4は、解像の限界となる微細な画素サイズを有する。本実施形態では、画素サイズが1μmの8K×4K画素のイメージセンサであり、その大きさは2/3インチクラスのものである。
学習用入力画像は、例えば第1の撮像素子4の解像の限界となる微細な画素サイズからなる画像であり、その画素領域の一部を、第1の撮像素子4で撮像された撮像画素が配置される撮像画素領域21とする。
図7は、第1の撮像素子4の画素領域を説明するための説明図である。第1の撮像素子4の画素領域は、図7に示すように8K×4K画素からなり、その中央部に位置する4K×2K画素の領域に、第1の撮像素子4で撮像された撮像画素が配置される撮像画素領域21を有する。第1の撮像素子4の画素サイズは1μmであるので、撮像画素領域21に配置される撮像画素は、この画素サイズに起因した回折ぼやけを含み、結像において1画素を弁別することが困難となる。
第1の記憶部7は、第1の撮像素子4で取得された学習用入力画像を一時的に記憶するためのものである。
第1の信号処理部9は、第1の撮像素子4で取得された学習用入力画像に対し、カラーデモザイク等の画像処理を行なうためのものである。
第2の撮像素子5は、学習用教師画像を取得するためのイメージセンサであり、解像可能な範囲内の画素サイズを有するイメージセンサである。本実施形態では、画素サイズが1.5μmの4K×2K画素のイメージセンサであり、その大きさは1/2インチクラスのものである。
学習用教師画像は、例えば第2の撮像素子5の解像可能な範囲内の画素サイズからなる画像であり、学習用入力画像の撮像画素領域21と同サイズの撮像画素領域22からなる。学習用教師画像は、学習用入力画像の一部又は全体について、それより画素サイズが大きく、分解能が高い画像となる。
図8は、第2の撮像素子5の画素領域を説明するための説明図である。第2の撮像素子5の全画素領域は、図8に示すように4K×2K画素の撮像画素領域22からなる。第2の撮像素子5の画素領域は、画素サイズが1.5μmであるので、撮像画素22は、回折による解像限界に至らず十分な解像度が保たれている。
第2の記憶部8は、第2の撮像素子5で取得された学習用教師画像を一時的に記憶するためのものである。
第2の信号処理部10は、第2の撮像素子5で取得された学習用教師画像に対し、カラーデモザイク等の画像処理を行なうためのものである。
機械学習部11は、第1の信号処理部9で画像処理された学習用入力画像と、第2の信号処理部10で画像処理された学習用教師画像とを用いて、学習用入力画像の撮像領域21に含まれる回折ぼやけを修正するためのぼやけ修正関数(デコンボリューションカーネル)の重み係数(wights)を最急降下法等により学習する(ぼやけ修正関数については、以下で詳述する)。なお、本実施形態では、ユーザーが使用時に学習用のスイッチ(以下、「学習SW」という。)によって学習の実施の有無を選択することができる。
画像生成部12は、機械学習部11で得られた重み係数(wights)に基づいてコンボリューショナルニューラルネットワーク(以下、「CNN」という。)の処理を実行することにより、第1の信号処理部9において画像処理済みの学習用入力画像の全領域に対してコンボリューション(畳み込み演算)を行い、高精細画像を生成する。
画像出力部13は、画像生成部12で生成された画像に対して各種出力制御処理を行う画像出力回路を備える。画像出力部13は、画像情報を所定の信号方式により伝送装置やディスプレイ装置等の表示装置に出力する。
図9は、画像生成部12のCNNの処理を説明するための説明図である。なお、CNNは、ディープニューラルネットワーク(DNN)と呼ばれることもある、人工知能(AI)分野における代表的な計算手法の一つである。
図9に示すように、CNNの処理は下り方向と上り方向からなるV字型の流れとなっている。下り方向の処理では、コンボリューション(畳み込み演算)を実行するステップ、正規化線形ユニットを実行するステップ、最大プーリングを実行するステップを含んでおり、上り方向の処理では、コンボリューション(畳み込み演算)を実行するステップ、正規化線形ユニットを実行するステップ、アップコンボリューションを実行するステップ、結合演算を実行するステップを含んでいる。入力画像として学習用教師画像のRGB3chと学習用入力画像のRGB3chを重ねた6chのテンソルすなわちデータの構造体が入力されると、出力画像として8K×4K画素からなる高精細画像が得られる。
次に、回折ぼやけの修正関数について、数式を用いて説明する。
本発明に係る撮像装置100で撮影された画像には、レンズを含めた光学系全体の静的特性に起因する回折ぼやけ成分が含まれている。このぼやけの特性は伝達関数マトリックス(以下、「回折ぼやけカーネル」という。)で表すことができると仮定すると、撮像画像は、ぼやけ成分を含まない理想画像に対して回折ぼやけカーネルのコンボリューション(畳み込み演算)を適用したものとして表すことができる。すなわち、次式のように表すことができる。
ここで、Ciは撮影画像データ、Oiは理想画像データ、Dbは回折ぼやけカーネルである。また、記号は、コンボリューション(畳み込み演算)を表す。
上式において、回折ぼやけカーネルの逆マトリックスをコンボリューション演算すると、次式のようになる。ここで、上付きの−1の文字は、逆マトリックスであることを表す。以下、コンボリューションを元に戻す意味を有するこの演算をデコンボリューション演算という。
上式によれば、回折ぼやけ成分を含んだ撮影画像から、回折ぼやけカーネルの逆マトリックスをコンボリューション演算(デコンボリューション演算)することにより、ぼやけ成分を含まない理想画像を得ることができる。
したがって、回折ぼやけカーネルの逆マトリックス(デコンボリューションカーネル)をぼやけ修正関数とすることができる。
なお、上述したぼやけ修正関数は、回折ぼやけカーネルのデコンボリューション関数として機械学習によって求めているが、単に回折ぼやけカーネルの逆マトリックスとして求めることも可能である。
図10は、機械学習部11の処理の流れを示すフローチャートである。
まずステップS1では、初期値として、ぼやけ修正関数(デコンボリューションカーネル)の重み係数(wights)や、学習の結果が適切でない度合いを表す評価関数の値(loss_save)が設定される。なお、重み係数(wights)や評価関数の値(loss_save)は、既に学習され、更新されたものを適宜設定することもできる。
ステップS2では、学習SWがONであるか否かを判別する。学習SWがONの場合、ステップS3へ進む。それ以外の場合には、ステップS2を繰り返す。
ステップS3では、ぼやけ修正関数(デコンボリューションカーネル)の重み係数(weights)を算出する。
ステップS4では、ステップS3で重み係数(weights)を算出したのち、学習用教師画像と学習用入力画像を入力画像として、CNNの損失関数(loss)を計算する。
ステップS5では、適切な重み係数(weights)が得られたかどうかを、CNNの損失関数(loss)の値が評価関数の値(loss_save)より小さいか否かにより判別する。CNNの損失関数(loss)の値が評価関数の値(loss_save)より小さい場合には、ステップS6へ進む。それ以外の場合には、ステップS2へ戻る。
ステップS6では、評価関数の値(loss_save)を損失関数(loss)の値に更新し、また、重み係数(weights)も最新の値に更新する。
ステップS7では、更新された重み係数(weights)を画像生成部12に出力し、ステップS2へ戻る。
なお、上述の処理によれば、経験的におよそ10万枚の画像を対象に実施することでほぼ実用的な重み係数(weights)を得ることができる。1学習に1秒程度の時間を要する場合には、1日でおよそ86400枚の画像を処理できることから、2日程度で実用的にほぼ良好な重み係数(weights)を得ことができる。
既に学習された重み係数は、量産の製品として製造する場合でも全ての製品に適用することができ、また、ユーザーが入手した後も使用するレンズの特徴や主な被写体の特徴に合わせてさらに適応的に画質を向上させることができる。
以上詳述した発明の実施形態によれば、単一のレンズで捕らえた撮影対象を画素サイズの異なる2つのイメージセンサ4,5のそれぞれで撮像し、回折による解像度低下をほとんど含まない粗画素からなる学習用教師画像と、回折による解像度低下を含む微細画素からなる学習用入力画像とを用いてひずみ修正関数の重み係数を学習し、これを学習用入力画像全体に適用することにより、解像限界近傍の微細画素イメージセンサであっても。高精細度で被写界深度の深い高画質の画像を取得することができる。
また、本実施形態によれば、撮像装置100を従来よりも小型化、軽量化、低コスト化することもできる。
また、本実施形態によれば、画質性能を保ったまま市場に普及している2/3インチクラスのレンズが使用可能となるので、8K映像関連産業の活性化にも寄与することができる。加えて、2/3インチクラスの効果として、画質性能を保ったまま被写界深度の深い画像を取得することもできる。
なお、本実施形態において、静止画像の撮影だけでなく、連続的に動きのある映像を撮影することを考慮すると、撮像素子4、5は、眼の積分時間とされる1/60sで少なくとも1フレーム以上撮影可能なもの、すなわちフレーム周波数では60Hz、120Hz、240Hz、480Hz、1000Hz等が望ましい。また、画像生成部12も、眼の積分時間とされる1/60sで少なくとも1フレーム以上の画像を生成できることが望ましい。
本発明は、放送、テレビ、映画、医療、広告、セキュリティ等の用途で広く利用することができる。
本発明は、明細書に記載の実施形態に限定されるものではなく、他の実施例、変形例を含むことは、本明細書の記載の実施形態や思想から本発明の属する分野における当業者にとって明らかである。
100 撮像装置
1 レンズ
2 分離部
3 拡大縮小部
4 第1の撮像素子
5 第2の撮像素子
6 制御部
7 第1の記憶部
8 第2の記憶部
9 第1の信号処理部
10 第2の信号処理部
11 機械学習部
12 画像生成部
13 画像出力部
21 第1の撮像素子の撮像画素領域
22 第2の撮像素子の撮像画素領域

Claims (2)

  1. 集光レンズと、
    前記集光レンズで集光された光を第1の経路と第2の経路とに分離する分離部と、
    前記分離部において第1の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第1の拡大縮小部と、
    解像の限界となる微細な画素サイズを有し、前記第1の拡大縮小部を通過した光の結像の像を撮像する第1の撮像素子と、
    前記分離部において第2の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第2の拡大縮小部と、
    解像可能な範囲内の画素サイズを有し、前記第2の拡大縮小部を通過した光の結像の像を撮像する第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子で撮像された撮像画素が配置される撮像画素領域を全画素領域の一部とする学習用入力画像と、前記第2の撮像素子で撮像され、前記学習用入力画像の撮像画素領域と同サイズの撮像画素領域からなる学習用教師画像とを用いてぼやけ修正関数の重み係数を学習する機械学習部と、
    前記学習用入力画像に対して前記ぼやけ修正関数を適用して、画像を生成する画像生成部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 集光レンズで集光された光を第1の経路と第2の経路とに分離する分離ステップと、
    前記分離工程において第1の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第1の拡大縮小ステップと、
    解像の限界となる微細な画素サイズを有する第1の撮像素子で、前記第1の拡大縮小ステップで拡大又は縮小された光の結像の像を撮像する第1の撮像ステップと、
    前記分離ステップにおいて第2の経路に分離された光の結像の像を拡大又は縮小する第2の拡大縮小ステップと、
    解像可能な範囲内の画素サイズを有する第2の撮像素子で、前記第2の拡大縮小ステップで拡大又は縮小された光の結像の像を撮像する第2の撮像ステップと、
    前記第1の撮像ステップで撮像された撮像画素が配置される撮像画素領域を全画素領域の一部とする学習用入力画像と、前記第2の撮像ステップで撮像され、前記学習用入力画像の撮像画素領域と同サイズの撮像画素領域からなる学習用教師画像とを用いてぼやけ修正関数の重み係数を学習する機械学習ステップと、
    前記学習用入力画像に対して前記ぼやけ修正関数を適用して、画像を生成する画像生成ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。

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