JP2019065721A - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁による噴射終了時期を適正に求める。【解決手段】燃料噴射システムは、高圧燃料を蓄圧保持するコモンレール11と、コモンレール11に対して燃料を圧送する燃料ポンプ12と、コモンレール11内に蓄圧保持された高圧燃料を噴射する燃料噴射弁30と、コモンレール11から燃料噴射弁30の噴孔35までの燃料通路内の燃圧を検出する燃圧センサ40と、を備えている。ECU50は、燃圧センサ40により検出された燃圧を取得する燃圧取得部と、燃圧取得部により取得された燃圧を微分し燃圧微分値として算出する微分値算出部と、燃圧微分値に基づいて、燃料噴射弁30による燃料噴射が終了された噴射終了時期を算出する終了時期算出部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、蓄圧容器に蓄えられた高圧燃料を用いて燃料噴射を行う燃料噴射システムに適用される燃料噴射制御装置に関するものである。
コモンレール(蓄圧容器)から燃料噴射弁に燃料が供給される燃料噴射システムにおいて、燃料噴射弁から燃料が噴射されると、噴射率の変化に応じて燃料噴射弁内部の燃圧(燃料圧力)が変化する。そこで、各燃料噴射弁に搭載された燃圧センサにより、燃料噴射時における燃圧の変動波形を検出して、検出した変動波形に基づき噴射率変化を示す波形を推定することが行われている。
また、例えば特許文献1には、時系列データである燃圧について燃圧微分値の移動平均を算出し、その移動平均により特定された燃圧の波形形状に基づいて燃圧特性を解析する技術が記載されている。具体的には、移動平均の最大値及び最小値を検出し、それらの前後のデータから最小二乗法により近似直線を算出し、近似直線と基準となる直線との交点を噴射開始時期及び噴射終了時期として決定することが記載されている。
特開2017−53309号公報
ところで、本発明者らによれば、燃料噴射弁による燃料噴射が行われる際には噴射開始に伴い水撃破(圧力波)が生じること、さらにその水撃破に起因して噴射終了時期の検出に影響が及ぶことが確認されている。この場合、特許文献1に記載の技術では、噴射終了時期が誤検出されることが懸念される。
特にコモンレールにおいては、製造公差に依存してその水撃波の影響に差異が生じることが考えられる。すなわち、コモンレール内の蓄圧室には、燃料噴射弁ごとにオリフィスを介して配管通路が接続されているが、そのオリフィス径は製造公差によるばらつきを有する。そして、そのオリフィス径のばらつきにより、水撃波による燃圧変化の影響に差異が生じ、それに起因して、噴射終了時期が誤検出されるおそれが生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、燃料噴射弁による噴射終了時期を適正に求めることができる燃料噴射制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
本手段の燃料噴射制御装置は、
高圧燃料を蓄圧保持する蓄圧容器と、前記蓄圧容器に対して燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧容器内に蓄圧保持された高圧燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記蓄圧容器から前記燃料噴射弁の噴射口までの燃料通路内の燃圧を検出する燃圧センサと、を備える燃料噴射システムに適用される燃料噴射制御装置であって、
前記燃圧センサにより検出された燃圧を取得する燃圧取得部と、
前記燃圧取得部により取得された燃圧を微分し燃圧微分値として算出する微分値算出部と、
前記燃圧微分値に基づいて、前記燃料噴射弁による燃料噴射が終了された噴射終了時期を算出する終了時期算出部と、
を備える。
燃料噴射弁による燃料噴射に際しては、噴射開始に伴い燃圧が下降し、噴射終了に伴い燃圧が上昇する。このとき、噴射開始時には燃料通路内に水撃破(圧力波)が生じ、その水撃破により燃圧レベルに影響が及ぶため、例えば燃圧の時系列データに基づいて噴射終了時期を算出する場合にばらつきが生じる。また、蓄圧容器のオリフィス径のばらつきに起因する影響も生じうる。
この点、上記構成では、燃圧センサにより検出された燃圧を微分し燃圧微分値として算出し、その燃圧微分値に基づいて、燃料噴射弁による燃料噴射が終了された噴射終了時期を算出するようにした。この場合、燃料噴射弁の噴射終了時には、噴射口からの燃料流出が止まることで燃圧波形の傾きが変化するため、その傾きの変化を燃圧微分値により把握することが可能となる。ここで、燃圧微分値は、燃圧波形の傾きの変化に依存するが、燃圧の大きさに依存するものではないため、仮に噴射開始時に水撃破が生じても、又は蓄圧容器のオリフィス径にばらつきが生じていても、噴射終了時期を適正に求めることができる。
燃料噴射システムの概略を示す図。 コモンレールの内部構造を示す断面図。 燃料噴射弁による噴射実施時の燃圧挙動等を示すタイムチャート。 極大値検出期間TAと微分極大値dP_maxと閾値dP_thとを示すタイムチャート。 燃圧微分値を算出する処理手順を示すフローチャート。 噴射終了時期を算出する処理手順を示すフローチャート。 燃圧微分値の負側最大値dP_negと閾値dP_thとの関係を示す図。 燃圧と燃温と圧力伝播時間との関係を示す図。 燃料噴射弁による噴射実施時の燃圧挙動等を示すタイムチャート。 (a)は、噴射開始時燃圧P1と閾値dP_thとの関係を示す図、(b)は、燃圧下降量ΔPfと閾値dP_thとの関係を示す図、(c)は、下降時間Tpfと閾値dP_thとの関係を示す図。 噴射終了時期を算出する処理手順を示すフローチャート。
以下、燃料噴射制御装置を車両に搭載した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態に係る燃料噴射制御装置が適用される燃料噴射システムの構成を示す。本燃料噴射システムは、4気筒のディーゼルエンジン(多気筒内燃機関)に適用されることを想定している。本燃料噴射システムは、高圧燃料を蓄圧保持するコモンレール11(蓄圧容器)と、コモンレール11に対して燃料を圧送する燃料ポンプ12と、エンジンの各気筒#1〜#4に設けられた燃料噴射弁30と、コモンレール11から各燃料噴射弁30の噴射口までの各燃料通路内の燃料圧力をそれぞれ逐次検出する燃圧センサ40と、を備えている。
燃料タンク13は、エンジンの各気筒#1〜#4に供給される燃料(軽油)を溜めておくための燃料容器である。燃料タンク13内の燃料は、エンジンのクランク軸に連動して駆動される燃料ポンプ12によりコモンレール11に圧送されて蓄圧保持される。コモンレール11内の圧力が、各気筒の燃料噴射弁30に供給される燃料の供給圧となる。コモンレール11内に蓄圧された燃料は、高圧配管14(燃料通路)を通して各気筒の燃料噴射弁30に分配されて供給される。各気筒の燃料噴射弁30は、エンジンの所定の燃焼順序で燃料を噴射する。
図2には、コモンレール11の内部構造を示している。コモンレール11は、筒状の本体部21と、その本体部21から突出するように設けられた複数の配管接続部22とを有しており、本体部21には蓄圧室23が形成され、配管接続部22には蓄圧室23に連通する連通孔24が形成されている。また、コモンレール11の出口通路部、すなわち蓄圧室23と連通孔24との間にはオリフィス25が設けられている。各配管接続部22には、気筒ごとの高圧配管14がそれぞれ接続されている。蓄圧室23内の高圧燃料は、オリフィス25及び連通孔24を介して各高圧配管14に流れ込み、さらに燃料噴射弁30に供給される。
次に、燃料噴射弁30の構成について説明する。燃料噴射弁30はいずれの気筒のものも同様の構成を有しており、本実施形態では特に圧力センサ一体型の構成を有するものとなっている。
燃料噴射弁30は、ボディ31と、ニードル弁32と、電磁コイルやピエゾ素子等からなるアクチュエータ33とを備えて構成されている。ボディ31は、互いに連結された第1部分31aと第2部分31bとを有している。ボディ31には、高圧燃料が導入される高圧通路34と、高圧燃料を噴射する噴射口である噴孔35と、高圧燃料を低圧側に流出させる低圧通路36とが形成されている。コモンレール11から供給された燃料は、高圧通路34を通って噴孔35から噴射される。ニードル弁32は、ボディ内部にて摺動し噴孔35を開閉する。
また、ボディ31には、高圧通路34から分岐するようにして背圧室37が形成されている。背圧室37には高圧燃料が導入され、その背圧室37においてニードル弁32に背圧が付与される。高圧通路34及び背圧室37を含む高圧部分と低圧通路36との間には制御弁38が設けられており、高圧側と低圧側との連通状態は制御弁38により切り替えられるようになっている。
具体的には、アクチュエータ33の非通電時には、制御弁38により高圧側と低圧側とが互いに遮断された状態で保持されている。この状態では、ニードル弁32が閉弁位置(すなわちニードル弁32の先端部がシート部に着座する位置)に保持され、噴孔35からの燃料噴射が停止されている。そして、アクチュエータ33が通電されると、制御弁38が燃料噴射弁30の先端側に押し込まれて高圧側と低圧側とが互いに連通される。これにより、背圧室37内の燃料圧力が下降し、ニードル弁32が開弁位置(すなわちニードル弁32の先端部がシート部から離れる位置)に移動し、噴孔35から燃料が噴射される。その後、アクチュエータ33の通電が停止されると、再び制御弁38により高圧側と低圧側とが遮断され、背圧室37内の圧力上昇に伴いニードル弁32が閉弁位置に復帰する。
各燃料噴射弁30にはそれぞれ燃圧センサ40が搭載されている。燃圧センサ40は、起歪体としてのステム41と、圧力センサ素子42と、通信回路43とを備えている。ステム41は、ボディ31に取り付けられており、ダイヤフラム部41aを有している。ダイヤフラム部41aは、高圧通路34を流通する高圧燃料の圧力を受けて弾性変形する。圧力センサ素子42は、ダイヤフラム部41aに取り付けられており、ダイヤフラム部41aの弾性変形量に応じた圧力信号を出力する。そして、圧力センサ素子42から出力される圧力信号が通信回路43によりECU50へ送信される。
ECU50は、CPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスライン等からなるマイクロコンピュータ(電子制御装置)により構成されている。RAMはデータメモリ、ROMはプログラムメモリである。ECU50は、車両のアクセル操作量、エンジン負荷、エンジン回転速度等に基づいて、目標噴射状態(噴射段数、噴射開始時期、噴射終了時期、噴射量等)を算出するとともに、その目標噴射状態に基づいて燃料噴射制御を実施する。
具体的には、ECU50は、エンジン負荷及びエンジン回転速度に対応する最適噴射状態が規定された噴射状態マップを用い、都度のエンジン負荷及びエンジン回転速度に基づいて目標噴射状態を算出する。また、ECU50は、燃圧センサ40により検出された燃圧Pfの時系列データに基づいて実際の噴射状態を算出する。そして、目標噴射状態と実噴射状態とに基づいて、噴射指令信号を設定する。このとき、例えば噴射状態を表す噴射終了時期について言えば、実際の噴射終了時期が目標の噴射終了時期に一致するようにフィードバック制御を実施する。そして、上記のとおり設定された噴射指令信号により燃料噴射弁30が開弁駆動される。
次に、図3を用い、燃料噴射弁30による噴射実施時の燃圧挙動等を説明する。図3には、噴射指令信号のオンオフと、それに伴い変化する噴射率、燃圧、燃圧微分値とを示している。なお、図3では、燃圧の挙動として、燃圧センサ40による検出燃圧を示しており、その検出燃圧は、噴射率の変化(燃料噴射弁30の噴射開始及び噴射終了)に対して圧力の伝播遅れを伴うものとなっている。
図3において、タイミングt1では、噴射指令信号がオンされる。これにより、燃料噴射弁30に対する通電が開始され、それに伴うニードル弁32の移動により燃料噴射が開始される。タイミングt2では、燃料噴射の開始に伴い噴射率が上昇し始める。その後、圧力伝播の遅れ時間が経過したタイミングt3では、燃圧が下降し始め、図示のような燃圧波形にて燃圧が変化する。このとき、燃圧は、噴射率の上昇に伴い一旦下降して最小値に達した後、略一定の値(平衡値)となる。
その後、タイミングt4で噴射指令信号がオフされると、それに伴いニードル弁32が閉弁位置に戻ることで噴射率が下降し、タイミングt5では、燃料噴射弁30の燃料噴射が停止されることで噴射率がゼロになる。また、噴射率の下降に伴い燃圧が上昇し、燃料噴射前の燃圧よりも高圧側の最大値まで上昇した後、再び下降する。
ここで、燃圧波形に基づいて噴射終了時期Tendを算出することが考えられる。この場合、既存技術として、燃圧の時系列データを取得し、噴射指令信号のオフ後において燃圧が所定の基準燃圧まで復帰した時点を噴射終了時期Tendとする技術が知られている。
しかしながら、燃料噴射の開始時には、高圧通路34内において水撃破(圧力波)が生じ、その水撃破により燃圧レベルに影響が及ぶ。そのため、燃圧の時系列データに基づいて噴射終了時期Tendを算出する場合において、その噴射終了時期Tendにばらつきが生じることが考えられる。また、コモンレール11の各配管接続部22に設けられたオリフィス25においては、製造ばらつき等によりオリフィス径が個々にばらつくことが考えられる。そのため、オリフィス径のばらつきに起因して、やはり噴射終了時期Tendの算出精度が低下することが考えられる。
そこで本実施形態では、燃圧センサ40により検出された燃圧Pfを微分して燃圧微分値dPとして算出し、その燃圧微分値dPに基づいて噴射終了時期Tendを算出するようにしている。この場合、燃料噴射弁30の噴射終了時には、噴孔35からの燃料流出が止まることで燃圧波形の傾きが変化するため、その傾きの変化を燃圧微分値dPにより把握することが可能となる。ゆえに、噴射終了時期Tendを適正に求めることが可能となる。本実施形態では、ECU50が燃圧取得部、微分値算出部、終了時期算出部に相当する。
図3で説明すると、噴射指令信号のオンオフに応じて燃圧Pfが変化する際に、その微分値である燃圧微分値dPが逐次算出される。そして、燃圧微分値dPが極大値(微分極大値dP_max)になるタイミングt6に基づいて、噴射終了時期Tendが算出される。なお、微分極大値dP_maxが生じるタイミングt6に対して、噴孔35から燃圧センサ40までの圧力伝播に要する時間を減算して噴射終了時期Tendが算出されるとよい。ここで、燃圧微分値dPは、燃圧波形の傾きの変化に依存するが、燃圧Pfの大きさに依存するものではないため、仮に噴射開始時に水撃破が生じても、又はコモンレール11のオリフィス径にばらつきが生じていても、噴射終了時期Tendを適正に求めることが可能となっている。
また、噴射指令信号のオフ後には燃圧Pfが上昇変化するが、その燃圧Pfは、一旦極大値に到達した後、増減を繰り返すことが考えられる。つまり、燃圧Pfが増減を繰り返すことにより、微分極大値dP_maxが複数現れることになる。この場合、複数の極大値のなかから、噴射終了時期Tendに対応するものを正しく把握する必要がある。なお、微分極大値dP_maxは、噴射指令信号のオフ後における1回目の振幅で最も大きくなり、その後、次第に減衰する。
そこで本実施形態では、噴射指令信号のオフ後において、燃圧Pfが、噴射指令信号のオン時における噴射開始時燃圧P1に到達するまでの期間を、極大値検出期間TAとして定めておき、その極大値検出期間TA内に現れる微分極大値dP_maxを検出する構成としている。またこれに加えて、噴射指令信号のオフ後において、燃圧微分値dPが所定の閾値dP_thよりも大きいことを条件に、微分極大値dP_maxを検出する構成としている。
図4のタイムチャートには、極大値検出期間TAと微分極大値dP_maxと閾値dP_thとを示している。極大値検出期間TAは、噴射指令信号のオン時から燃圧Pfが噴射開始時燃圧P1に到達するまでの期間として定められており、その期間内において微分極大値dP_maxが検出される。また、燃圧微分値dPが所定の閾値dP_thよりも大きいことを条件に微分極大値dP_maxが検出される。そして、その微分極大値dP_maxにより噴射終了時期Tendが算出される。
なお、極大値検出期間TAは、噴射指令信号のオフ時から燃圧Pfが噴射開始時燃圧P1に到達するまでの期間であってもよい。また、広義には、噴射指令信号のオフ後に遅くとも燃圧Pfが極大値に到達するまでの期間を極大値検出期間TAとするものであればよい。
次に、ECU50により実施される演算処理を図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。図5は、燃圧微分値dPを算出する処理手順を示すフローチャート、図6は、燃圧微分値dPに基づいて噴射終了時期Tendを算出する処理手順を示すフローチャートであり、これら処理は、ECU50により所定周期で繰り返し実施される。
図5において、ステップS11では、燃圧センサ40により検出された燃圧Pfを取得する。続くステップS12では、燃圧微分値dPを算出する。このとき、例えば燃圧Pfの今回値から前回値を減算することにより、燃圧微分値dPを算出する。
また、図6において、ステップS201では、噴射指令信号がオンであるか否かを判定し、ステップS202では、極大値検出期間TA(図4参照)内であるか否かを判定する。そして、ステップS201,S202のいずれかが肯定されることにより、後続のステップS203に進む。なお、噴射指令信号がオンされた当初においてはステップS201が肯定される。ステップS203では、噴射指令信号がオンになった時の燃圧を噴射開始時燃圧P1として取得する。その後、ステップS204では、今現在が、燃料噴射の開始後において噴射率の上昇に応じて燃圧が下降する燃圧下降時であるか否かを判定する。このとき、燃圧微分値dPが負の値(<0)であることに基づいて、燃圧下降時であることが判定される。そして、燃圧下降時であればステップS205に進み、燃圧下降時でなければステップS207に進む。
ステップS205では、燃圧微分値dPの負側の最大値である負側最大値dP_negの検出を実施する。このとき、燃圧微分値dPの前回値と今回値とを比較し、今回値の方が大きくなる場合(負値として小さくなる場合)に、その前回値を負側最大値dP_negとする。なお、負側最大値dP_negは図4に示されている。
続くステップS206では、閾値dP_thを設定する。閾値dP_thは、燃料噴射の終了後において燃圧Pfが上昇変化する際の微分極大値dP_maxを検出する条件となる燃圧閾値であり、例えば図7の関係に基づいて設定される。図7では、燃圧下降時における負側最大値dP_negと閾値dP_thとの関係が定められており、負側最大値dP_negが大きいほど(すなわち燃料噴射開始後における燃圧Pfの下降変化の傾きが大きいほど)、閾値dP_thが大きい値として設定されるようになっている。
また、燃圧下降時でない場合(すなわち燃圧下降後)において、ステップS207では、燃圧微分値dPが閾値dP_thよりも大きいか否かを判定する。そして、dP>dP_thであれば、ステップS208に進み、微分極大値dP_maxが生じるタイミングである極大値発生時期T_dPmaxを算出する。このとき、燃圧微分値dPの前回値と今回値とを逐次比較することにより微分極大値dP_maxを検索するとよい。
なお、dP>dP_thとなる時間に対し、単純平均又は加重平均を計算し、その結果に基づいて、極大値発生時期T_dPmaxを算出するようにしてもよい。加重平均の計算結果により極大値発生時期T_dPmaxを算出する場合に、重みとして、dP>dP_thとなる期間内の燃圧微分値dP、又は燃圧Pfを用いることが可能である。
その後、ステップS209では、極大値検出期間TAの終了タイミングになったか否かを判定する。このとき、燃圧Pfが噴射開始時燃圧P1まで上昇した場合に、極大値検出期間TAの終了タイミングになった旨が判定され、ステップS210に進む。
ステップS210では、圧力伝播時間Tdlyを算出する。圧力伝播時間Tdlyは、燃料噴射弁30の噴孔35から燃圧センサ40までの圧力伝播の所要時間を示すものであり、例えば図8の関係に基づいて算出される。図8には、圧力伝播時間Tdlyについて、燃圧Pfと燃料温度との関係が定められており、燃圧Pfが大きいほど、圧力伝播時間Tdlyとして小さい時間が算出される一方、燃料温度が高いほど、圧力伝播時間Tdlyとして大きい時間が算出される。なお、ここでの燃圧Pfとしては、噴射開始時燃圧P1が用いられるとよい。また、燃料温度を示すパラメータとして、燃料温度に代えて、エンジン冷却水温を用いることも可能である。
ステップS211では、極大値発生時期T_dPmaxと圧力伝播時間Tdlyとに基づいて、噴射終了時期Tendを算出する(Tend=T_dPmax−Tdly)。このとき、極大値発生時期T_dPmaxに対して、圧力伝播時間Tdlyを進めたタイミングを噴射終了時期Tendとする。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
上記構成では、燃圧センサ40により検出された燃圧Pfを微分し燃圧微分値dPとして算出し、その燃圧微分値dPに基づいて、燃料噴射弁30による燃料噴射が終了された噴射終了時期Tendを算出するようにした。この場合、燃料噴射弁30の噴射終了時には、噴孔35からの燃料流出が止まることで燃圧波形の傾きが変化することを、燃圧微分値dPにより把握できる。ここで、燃圧微分値dPは、燃圧波形の傾きの変化に依存するが、燃圧Pfの大きさに依存するものではないため、仮に噴射開始時に水撃破が生じても、又はコモンレール11のオリフィス径にばらつき(燃料噴射弁以外のハードウェアの製造公差によるばらつき)が生じていても、噴射終了時期Tendを適正に求めることができる。
燃料噴射弁30の噴射指令信号がオフされると、それに伴い燃圧Pfが上昇変化し始め、その後、噴射終了(噴孔35の閉鎖)に伴い燃圧Pfの上昇変化の傾きが小さくなる。この場合、微分極大値dP_maxによって、燃圧Pfの上昇変化の傾きが変化したこと、すなわち傾きが小さくなったことを把握できる。そのため、微分極大値dP_maxになるタイミングに基づいて、噴射終了時期Tendを適正に求めることができる。
噴射指令信号のオフ後には燃圧Pfが上昇変化するが、その燃圧Pfは、一旦極大値に到達した後、増減を繰り返すことが考えられる。そのため、微分極大値dP_maxが複数現れることになる。ただし、微分極大値dP_maxは、噴射指令信号のオフ後における1回目の振幅で最も大きくなり、その後、次第に減衰する。そこで、噴射指令信号のオフ後に遅くとも燃圧Pfが極大値に到達するまでの期間を極大値検出期間TAとし、その極大値検出期間TA内において微分極大値dP_maxを検出する構成とした。これにより、噴射終了後において燃圧Pfが増減を繰り返すとしても、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
より具体的には、極大値検出期間TAを、噴射指令信号のオフ後において燃圧Pfが噴射開始時燃圧P1(噴射指令信号のオン時における燃圧)に到達するまでの期間とした。つまり、噴射指令信号のオフ後に燃圧Pfが上昇変化する際には、今回の燃料噴射で高圧配管14及び高圧通路34内の燃料が消費されていることから、噴射開始前の燃圧よりも低い燃圧となる時点で燃料噴射が完了すると考えられる。この点を考慮することで、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
噴射指令信号のオフ後には、燃圧Pfの増減変化に応じて燃圧微分値dPも増減変化するが、その振幅は徐々に小さくなる。そこで、噴射指令信号のオフ後において、燃圧微分値dPが所定の閾値dP_thよりも大きいことを条件に、微分極大値dP_maxを検出する構成とした。これにより、噴射終了後において燃圧Pfが増減を繰り返すとしても、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
噴射指令信号のオフ後における燃圧波形(上昇波形)は、噴射指令信号のオンに伴う燃圧の下降変化の挙動に応じて変化する。例えば、噴射指令信号のオン直後において燃圧の下降度合いが大きいほど、噴射指令信号のオフ後における燃圧の上昇変化が急峻なものとなる。この点、閾値dP_thを、噴射指令信号のオン後の燃圧下降時における燃圧微分値dPの負側最大値dP_neg(燃圧下降変化の傾きの最大値)に基づいて設定する構成とした。これにより、噴射開始直後の燃圧下降特性を考慮しつつ、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
燃料噴射弁30の噴孔35から燃圧センサ40までの圧力伝播に要する時間を圧力伝播時間Tdlyとして算出し、微分極大値dP_maxになるタイミングと圧力伝播時間Tdlyとに基づいて、噴射終了時期Tendを算出する構成とした。これにより、より一層適正に噴射終了時期Tendを求めることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態を例えば次のように変更してもよい。
・上記実施形態では、図6のステップS206において、燃圧下降時における負側最大値dP_negに基づいて閾値dP_thを設定する構成としたが、これを変更してもよい。この場合、ECU50は、燃料噴射開始時又は開始直後における燃圧パラメータとして負側最大値dP_neg以外のパラメータを用いて閾値dP_thを設定する。燃料噴射開始時又は開始直後における燃圧パラメータとしては、図9に示すように、噴射指令信号のオン時における噴射開始時燃圧P1、燃圧下降時における燃圧下降量ΔPf、燃圧が下降する下降時間Tpfのいずれかを用いることができる。図10(a)には、噴射開始時燃圧P1と閾値dP_thとの関係を示し、図10(b)には、燃圧下降量ΔPfと閾値dP_thとの関係を示し、図10(c)には、下降時間Tpfと閾値dP_thとの関係を示す。本構成により、噴射開始時又は噴射開始直後の特性を考慮しつつ、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
・上記実施形態では、極大値検出期間TA内であること、及び燃圧微分値dPが閾値dP_thよりも大きいことを微分極大値dP_maxの検出条件とし、これらの条件が満たされる場合に微分極大値dP_maxを検出する構成としたが、これを変更してもよい。極大値検出期間TA内であることを条件に、微分極大値dP_maxを検出する構成でもよい。又は、燃圧微分値dPが閾値dP_thよりも大きいことを条件に、微分極大値dP_maxを検出する構成でもよい。
・噴射指令信号のオフ後において、微分極大値dP_maxが複数存在する場合に、そのうち最も大きい極大値に基づいて、噴射終了時期Tendを算出する構成としてもよい。具体的には、ECU50は、図11の処理手順に基づいて噴射終了時期Tendを算出する。
図11において、ステップS31では、噴射指令信号のオフ後における所定の燃圧変動期間であるか否かを判定する。この燃圧変動時間は、噴射終了後における燃圧変動を監視できる期間であればよく、予め定められた時間であってもよい。上述した極大値検出期間TAを燃圧変動時間としてもよい。燃圧変動期間内であれば、ステップS32に進み、燃圧微分値dPの極大値となるタイミングであるか否かを判定する。そして、極大値のタイミングであれば、ステップS33に進み、今回の極大値とその時刻とを極大値情報としてメモリに記憶する。ステップS32,S33の処理は、燃圧変動期間内において繰り返し実施される。なお、図6の処理で説明した閾値dP_thを用い、dP>dP_thであることを条件に、今回の極大値とその時刻とをメモリに記憶する構成であってもよい。
また、燃圧変動期間でなければ、ステップS34に進み、今回が燃圧変動期間の終了時であるか否かを判定する。そして、燃圧変動期間の終了時であれば、ステップS35に進み、ステップS33にて記憶された極大値情報に基づいて、微分極大値dP_maxを決定する。このとき、極大値が複数記憶されていれば、そのうち最大のものを微分極大値dP_maxとする。その後、ステップS36では、圧力伝播時間Tdlyを算出し、ステップS37では、極大値発生時期T_dPmaxと圧力伝播時間Tdlyとに基づいて噴射終了時期Tendを算出する(図4のステップS210,S211と同様)。上記構成によれば、噴射終了後において燃圧Pfが増減を繰り返すとしても、微分極大値dP_maxを適正に検出することができる。
・燃圧センサ40は、コモンレール11から燃料噴射弁30の噴孔35までの燃料通路内の燃圧を検出するものであればよく、上記構成以外に、燃圧センサ40を燃料噴射弁30のボディ31内に設ける構成や、燃圧センサ40を高圧配管14の途中に設ける構成、燃圧センサ40をコモンレール11の配管接続部22(ただしオリフィス下流側)に設ける構成を採用することも可能である。
・上記実施形態では、本発明をディーゼルエンジンの燃料噴射システムに適用したが、これに限られず、本発明を直噴式ガソリンエンジンの燃料噴射システムに適用することも可能である。この場合、蓄圧容器としてのデリバリパイプ内に蓄圧保持された高圧燃料が燃料噴射弁により噴射される燃料噴射システムにおいて、その燃料噴射弁の噴射状態を適正に制御することができる。
11…コモンレール(蓄圧容器)、12…燃料ポンプ、30…燃料噴射弁、35…噴射口(噴孔)、40…燃圧センサ、50…ECU(燃料噴射制御装置)。

Claims (9)

  1. 高圧燃料を蓄圧保持する蓄圧容器(11)と、前記蓄圧容器に対して燃料を圧送する燃料ポンプ(12)と、前記蓄圧容器内に蓄圧保持された高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(30)と、前記蓄圧容器から前記燃料噴射弁の噴射口(35)までの燃料通路内の燃圧を検出する燃圧センサ(40)と、を備える燃料噴射システムに適用される燃料噴射制御装置(50)であって、
    前記燃圧センサにより検出された燃圧を取得する燃圧取得部と、
    前記燃圧取得部により取得された燃圧を微分し燃圧微分値として算出する微分値算出部と、
    前記燃圧微分値に基づいて、前記燃料噴射弁による燃料噴射が終了された噴射終了時期を算出する終了時期算出部と、
    を備える燃料噴射制御装置。
  2. 前記終了時期算出部は、前記燃料噴射弁に対する噴射指令信号のオフに伴う前記燃圧の上昇時において、前記燃圧微分値が極大値になるタイミングに基づいて、前記噴射終了時期を算出する請求項1に記載の燃料噴射制御装置。
  3. 前記噴射指令信号のオフに伴い前記燃圧が上昇変化し始めた後、遅くとも燃圧が極大値に到達するまでの期間を、前記燃圧微分値の極大値を検出する極大値検出期間とし、
    前記終了時期算出部は、前記極大値検出期間内において前記燃圧微分値の極大値を検出し、その極大値のタイミングに基づいて、前記噴射終了時期を算出する請求項2に記載の燃料噴射制御装置。
  4. 前記極大値検出期間は、前記噴射指令信号のオフ後において、前記燃圧が、当該噴射指令信号のオン時における噴射開始時燃圧に到達するまでの期間である請求項3に記載の燃料噴射制御装置。
  5. 前記終了時期算出部は、前記噴射指令信号のオフ後において、前記燃圧微分値が所定の閾値よりも大きいことを条件に、その燃圧微分値の極大値のタイミングに基づいて、前記噴射終了時期を算出する請求項2乃至4のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置。
  6. 前記閾値を、前記噴射指令信号のオン後の燃圧下降時における前記燃圧微分値の最大値と、前記噴射指令信号のオン後の燃圧下降時における燃圧下降量と、前記噴射指令信号のオン後に前記燃圧が下降する下降時間とのいずれかに基づいて設定する請求項5に記載の燃料噴射制御装置。
  7. 前記閾値を、前記噴射指令信号のオン時における噴射開始時燃圧に基づいて設定する請求項5に記載の燃料噴射制御装置。
  8. 前記終了時期算出部は、前記噴射指令信号のオフ後において、前記燃圧微分値の極大値が複数存在する場合に、そのうち最も大きい極大値のタイミングに基づいて、前記噴射終了時期を算出する請求項2乃至7のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置。
  9. 前記燃料噴射弁の噴射口から前記燃圧センサまでの圧力伝播に要する時間を圧力伝播時間として算出する伝播算出部を備え、
    前記終了時期算出部は、前記燃圧微分値が極大値になるタイミングと前記圧力伝播時間とに基づいて、前記噴射終了時期を算出する請求項2乃至8のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置。
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