JP2019061780A - 点灯回路および照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子を点滅させる場合にちらつきの発生を抑制すること。【解決手段】実施形態に係る点灯回路は、調整部と、制御部とを具備する。調整部は、発光素子に流れる電流を調整する。制御部は、発光素子を点滅させる際の点灯期間において、点灯開始から所定期間が経過するまで線形制御により発光素子が点灯し、所定期間が経過した後は非線形制御により発光素子が点灯するように調整部を制御する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、点灯回路および照明装置に関する。
定電流電源により点灯する航空標識灯の光源は、ハロゲン電球などの白熱電球から、LEDなどの発光素子に変更されている。誘導路などに用いられる標識灯では、発光素子に流れる電流が所定電流となるように、フィードバック制御などにより制御されている。このようにフィードバック制御により制御が行われると、標識灯を点滅させる際に発光素子の応答性が早いため点灯開始直後の電流が不安定となり、電流の増減幅が一時的に大きくなり、標識灯の明るさが変化する場合がある。このような標識灯の明るさの変化は、ちらつきとして認識されることがある。
本発明が解決しようとする課題は、発光素子を点滅させる場合にちらつきの発生を抑制する点灯回路および照明装置を提供することである。
実施形態に係る点灯回路は、調整部と、制御部とを具備する。調整部は、発光素子に流れる電流を調整する。制御部は、発光素子を点滅させる際の点灯期間において、点灯開始から所定期間が経過するまで線形制御により発光素子が点灯し、所定期間が経過した後は非線形制御により発光素子が点灯するように調整部を制御する。
以下で説明する実施形態に係る点灯回路4は、負荷調整回路21(調整部に相当)と、制御部31とを具備する。負荷調整回路21は、LED10(発光素子に相当)に流れる電流を調整する。制御部31は、LED10を点滅させる際の点灯期間において、点灯開始から所定期間が経過するまで線形制御によりLED10が点灯し、所定期間が経過した後は非線形制御によりLED10が点灯するように負荷調整回路21を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る点灯回路4は、電流検出部24を具備する。制御部31は、電流検出部24によって検出された電流によらず線形制御により点灯させ、電流検出部24によって検出された電流に基づいたフィードバック制御である非線形制御により点灯させる。
また、以下で説明する実施形態に係る制御部31は、LED10を消灯させた際にLED10に流れていた電流に基づいて線形制御を開始する。
また、以下で説明する実施形態に係る制御部31は、線形制御によりLED10に流れる電流を所定電流まで増加させる。
また、以下で説明する実施形態に係る制御部31は、LED10の調光レベルに基づいて所定期間を設定する。
また、以下で説明する実施形態に係る照明装置1は、点灯回路4と、光源部5とを具備する。
(実施形態)
図1および図2を用いて、実施形態に係る照明装置1について説明する。
図1および図2を用いて、実施形態に係る照明装置1について説明する。
[実施形態に係る照明装置1の構成]
図1は、実施形態に係る照明装置1の構成を示す概略ブロック図である。図2は、実施形態に係る制御回路部25の構成を示す概略ブロック図である。
図1は、実施形態に係る照明装置1の構成を示す概略ブロック図である。図2は、実施形態に係る制御回路部25の構成を示す概略ブロック図である。
実施形態に係る照明装置1は、滑走路等に設置される灯火に用いられるものであって、交流定電流電源装置(CCR)2と、ゴム被膜絶縁トランス(以下「絶縁トランス」という。)3と、点灯回路4と、光源部5とを備えている。実施形態に係る照明装置1は、例えば、空港用の標識灯に用いられる。なお、図1では、1つの絶縁トランス3のみを示し、他は省略している。また、照明装置1は、交流定電流電源装置2に対して、複数の点灯回路4および複数の光源部5を接続した構成であってもよい。
交流定電流電源装置2は、絶縁トランス3を介して交流定電流を点灯回路4に供給する。照明装置1は、交流定電流電源装置2の出力電流に応じて光源部5による調光レベルを変更することができる。例えば、照明装置1は、交流定電流電源装置2の出力電流6.6A、5.2A、4.1Aに応じて、光源部5が100%、25%、5%で点灯するように調光レベルを段階的に変更することができる。なお、このような点灯状態の切替をタップ5(光源部5が100%の状態)、タップ4(光源部5が25%の状態)及びタップ3(光源部5が5%の状態)という表現にて運用しているものである。
光源部5は、発光素子として複数のLED10を備える。LED10は、COB(Chip On Board)方式や、SMD(Surface Mount Device)方式や、砲弾型などである。LED10は、点灯回路4のPWMスイッチ回路22によるPWM制御により点灯し、または点滅する。LED10は、供給される電力の電圧に応じて流れる電流が変化する。LED10に供給される電力の電圧が大きくなると、LED10に流れる電流が大きくなる。
点灯回路4は、全波整流回路20と、負荷調整回路21と、PWMスイッチ回路22と、電圧検出部23と、電流検出部24と、制御回路部25とを備える。
全波整流回路20は、絶縁トランス3を介して供給された交流定電流を全波整流し出力する。
負荷調整回路21は、例えば、半導体スイッチを備え、制御回路部25から出力される動作信号に基づいて全波整流回路20の出力端間を短絡、開放させることにより、LED10に供給される電力の電圧を調整する。すなわち、負荷調整回路21は、LED10に流れる電流を調整する機能を有する。
負荷調整回路21は、動作信号に基づく線形制御、または非線形制御により、LED10に供給される電力の電圧を調整し、LED10に流れる電流を調整する。
負荷調整回路21は、LED10が点灯される場合に、点灯開始から所定期間の間は、線形制御によりLED10に流れる電流を調整する。また、負荷調整回路21は、所定期間が経過した後は、非線形制御によりLED10に流れる電流を調整する。
所定期間は、予め設定された期間であり、調光レベルに基づいて設定される。例えば、所定期間は、調光レベルが大きくなるほど短くなり、調光レベルがタップ3、タップ4、タップ5となるにつれて、所定期間は短くなる。なお、所定期間は、調光レベルに関わらず一定の期間としてもよい。
負荷調整回路21は、線形制御時には、初期値から単位時間あたり所定増加量で増加するように、LED10に流れる電流を調整する。
初期値は、LED10を消灯させた際にLED10を流れていた電流である。具体的には、初期値は、前回の消灯時に電流検出部24によって検出されたLED10の電流である。所定増加量は、点灯開始から所定期間が経過した時にLED10に流れる電流が初期値から予め設定された所定電流まで変化する値である。なお、初期値は、LED10の消灯動作が開始された後の電流であるため所定電流よりも小さい。
また、負荷調整回路21は、非線形制御時には、電流検出部24によって検出された電流に基づいたフィードバック制御によりLED10に流れる電流を所定電流に調整する。
このように、負荷調整回路21は、点灯開始から所定期間が経過するまでは、電流検出部24によって検出された電流によらず、線形制御によりLED10に流れる電流を調整する。また、負荷調整回路21は、所定期間が経過した後は、電流検出部24によって検出された電流に基づいたフィードバック制御によりLED10に流れる電流を調整する。
すなわち、負荷調整回路21では、点灯開始から所定期間が経過するまで、電流検出部24によって検出された電流に基づいたフィードバック制御を無効とする無効期間が設けられる。
PWMスイッチ回路22は、スイッチング素子を備え、LED10を点灯させる。PWMスイッチ回路22は、制御回路部25から出力される動作信号に基づくPWM制御によりスイッチング素子を開閉することで、LED10の点灯時間におけるデューティ比(オン期間とオフ期間(休止期間)との比率)を変更することができる。PWMスイッチ回路22は、調光レベルに応じてディーティ比を変更し、調光レベルに応じてLED10を点灯させる。デューティ比は、調光レベルが大きくなるにつれてオン期間が長くなる。
PWMスイッチ回路22は、LED10を点滅させる場合には、点滅時における点灯時間のディーティ比を変更する。これにより、PWMスイッチ回路22は、調光レベルに応じてLED10を点滅させることができる。
電圧検出部23は、LED10に供給される電力の電圧を検出する。電流検出部24は、LED10に流れる電流を検出する。
制御回路部25は、図2に示すように、記憶部30と、制御部31とを備える。
記憶部30は、不揮発性のメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置により実現される。記憶部30は、消灯時に電流検出部24によって検出されたLED10の電流を記憶する。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。
制御部31は、入力部32と、判定部33と、生成部34と、出力部35とを備える。
入力部32には、電圧検出部23によって検出された電圧に関する信号、および電流検出部24によって検出された電流に関する信号が入力される。
判定部33は、LED10が点灯された際に点灯開始から所定期間が経過したか否かを判定する。
また、判定部33は、LED10が点滅される場合には、点滅における点灯期間および消灯期間が経過したか否かを判定する。点滅における点灯期間および消灯期間は、予め設定されており、数秒間隔で点灯期間と消灯期間とが繰り返される。なお、点滅における点灯期間および消灯期間は、変更可能であってもよい。判定部33は、LED10が点滅される場合には、各点滅における点灯期間で点灯開始から所定期間が経過したか否かを判定する。
生成部34は、負荷調整回路21への動作信号およびPWMスイッチ回路22への動作信号を生成する。
生成部34は、点灯開始から所定期間の間は、LED10に供給される電力の電圧、すなわちLED10に流れる電流が線形制御により制御されるように、負荷調整回路21への動作信号を生成する。
生成部34は、点灯開始から所定期間が経過した後は、LED10に流れる電流がフィードバック制御により制御されるように、負荷調整回路21への動作信号を生成する。
また、生成部34は、調光レベルに応じてPWMスイッチ回路22への動作信号を生成する。
出力部35は、生成部34によって生成された動作信号を、負荷調整回路21およびPWMスイッチ回路22に出力する。
次に、LED10が点滅する際にLED10に流れる電流の変化について、図3Aおよび図3Bを参照し説明する。図3Aは、点滅におけるLED10の点灯期間を全てフィードバック制御により制御した比較例における電流の変化を示す図である。図3Bは、実施形態の照明装置1における電流の変化を示す図である。
比較例のように点滅におけるLED10の点灯期間を全てフィードバック制御により制御すると、LED10に流れる電流を所定電流に収束させることができるが、図3Aに示すように点灯開始直後における電流の増減幅(ハンチング)が大きくなる。これにより、点灯開始直後に、LED10の明るさにばらつきが生じ、ちらつきが生じる。このようなちらつきは、点滅における点灯期間が開始される度に生じる。そのため、利用者、例えば、航空機のパイロットに違和感を与える。
一方、本実施形態に係る照明装置1は、点滅におけるLED10の点灯期間において、図3Bに示すように、点灯開始から所定期間の間、線形制御によりLED10に流れる電流を制御する。具体的には、照明装置1は、時間t0において前回の消灯時における電流を初期値として線形制御を開始する。そして、照明装置1は、LED10に流れる電流が所定電流となる所定期間が経過する時間t1まで線形制御を行う。これにより、点灯開始直後における電流の増減幅を比較例よりも小さくすることができる。従って、LED10を点滅させた場合に、ちらつきが生じることを抑制することができ、利用者に与える違和感を低減することができる。
また、本実施形態に係る照明装置1は、所定期間が経過した時間t1以降は、フィードバック制御により制御することで、LED10に流れる電流を所定電流に保持することができる。
[実施形態に係る点滅制御]
次に、本実施形態におけるLED10の点滅制御について図4のフローチャートを参照し説明する。図4は、実施形態におけるLED10の点滅制御を説明するフローチャートである。
次に、本実施形態におけるLED10の点滅制御について図4のフローチャートを参照し説明する。図4は、実施形態におけるLED10の点滅制御を説明するフローチャートである。
照明装置1は、点滅における点灯期間となったか否かを判定する(S10)。照明装置1は、点灯期間となっていない場合には(S10;No)、今回の処理を終了する。
照明装置1は、点灯期間となった場合には(S10;Yes)、線形制御によりLED10を点灯させる(S11)。具体的には、照明装置1は、前回の消灯時にLED10に流れていた電流を初期値として所定期間が経過した時にLED10に流れる電流が所定電流となるように線形制御を行う。
照明装置1は、点滅における点灯を開始してから所定期間が経過したか否かを判定する(S12)。照明装置1は、所定期間が経過していない場合には(S12;No)、線形制御を継続する(S11)。
照明装置1は、所定期間が経過した場合には(S12;Yes)、非線形制御によりLED10を点灯させる(S13)。具体的には、照明装置1は、電流検出部24によって検出した電流に基づいてLED10に流れる電流が所定電流となるようにフィードバック制御を行う。
照明装置1は、点滅における消灯期間となったか否かを判定する(S14)。照明装置1は、消灯期間となった場合には(S14;Yes)、LED10への電力の供給を停止して消灯時の電流を記憶部30に記憶させる(S15)。
照明装置1は、消灯期間となっていない場合には(S14;No)、非線形制御を継続する(S13)。
[実施形態に係る照明装置の適用例]
ここで、照明装置1を誘導路51の滑走路誤進入灯火灯に適用した一例について図5を参照し説明する。図5は、照明装置1を誘導路51の滑走路誤進入灯火灯に適用した模式図である。ここでは、光源部5と点灯回路4とが分離されて配置された例を示している。
ここで、照明装置1を誘導路51の滑走路誤進入灯火灯に適用した一例について図5を参照し説明する。図5は、照明装置1を誘導路51の滑走路誤進入灯火灯に適用した模式図である。ここでは、光源部5と点灯回路4とが分離されて配置された例を示している。
滑走路誤進入灯火灯である光源部5は、滑走路50に接続される誘導路51に配置される。具体的には、光源部5は、滑走路50側の誘導路51の端部付近に複数配置される。光源部5は、誘導路51に一部が露出するように誘導路51に埋め込まれて配置される。なお、誘導路51には、誘導灯53が誘導路51に沿って複数配置される。
光源部5は、誘導路51の路側51Aに配置されたハンドホール52に収容される点灯回路4に分岐ケーブル54によって電気的に接続される。各光源部5は、各光源部5に応じて設けられた点灯回路4に分岐ケーブル54によって電気的に接続される。各点灯回路4は、幹線ケーブル55によって直列に電気的に接続される。
ここで、光源部5について、図6および図7を参照し説明する。図6は、滑走路誤進入灯火灯である光源部5の概略平面図である。図7は、図6のVII−VIIの概略断面図である。
光源部5は、基台60に本体部61が取り付けられて構成される。基台60は、上部が開口する有底の円筒状に形成され、誘導路51に埋め込まれる。基台60の側壁には、配線引き込み孔(不図示)が形成され、配線引き込み孔には分岐ケーブル54(図5参照)が挿通される。また、基台60の側壁には、内側に向けて突出する段部60Aが設けられる。段部60Aは、本体部61を支持する。
本体部61は、上部灯体62と、下部灯体63と、発光ユニット64とを備える。本体部61は、上部灯体62と下部灯体63とによって形成される室内に発光ユニット64を配置して構成される。
上部灯体62には、上端に円形の平坦な頂部62Aが形成され、頂部62Aから周縁にかけて拡径するテーパ部62Bが形成される。また、上部灯体62には、発光ユニット64から光を出射するための灯光溝62Cが形成される。下部灯体63には、配線引き込み孔(不図示)が形成され、配線引き込み孔には分岐ケーブル54が挿通される。
発光ユニット64は、基材64Aと、配線基板64Bと、LED10と、光学レンズ64Cとを備える。配線基板64Bは、基材64Aに取り付けられる。配線基板64Bには、LED10が実装され、分岐ケーブル54が電気的に接続される。また、LED10には、光学レンズ64Cが取り付けられる。
本体部61は、ボルト挿通孔61Aにボルト(不図示)が挿通され、ボルトによって基台60に取り付けられる。
なお、ここでは、照明装置1を滑走路誤進入灯火灯に適用した一例を示したが、これに限られることはない。例えば、照明装置1を誘導灯53などに適用してもよい。
上述してきたように、実施形態に係る照明装置1は、LED10を点滅させる際の点灯期間において、点灯開始から所定期間が経過するまで線形制御によりLED10を点灯させる。また、照明装置1は、所定期間が経過した後は非線形制御、具体的にはフィードバック制御によりLED10を点灯させる。これにより、点滅時における点灯開始直後にLED10に流れる電流の増減幅が大きくなることを抑制し、ちらつきの発生を抑制することができる。そのため、利用者、例えば、航空機のパイロットに違和感を与えることを抑制することができる。
また、照明装置1は、LED10を消灯させた際にLED10に流れていた電流に基づいて線形制御における初期値を設定し、初期値から線形制御を開始する。LED10を消灯させた際にLED10に流れていた電流は、消灯動作に入るため所定電流よりも小さい電流となる。これにより、初期値は、所定電流よりも小さい電流となる。また、線形制御においてLED10に流れる電流は、初期値から所定電流まで増加するように制御される。従って、LED10に所定電流よりも大きい過電流が流れることを抑制することができる。そのため、LED10の劣化を抑制することができる。
また、照明装置1は、LED10の調光レベルに基づいて所定期間を設定する。これにより、調光条件によらず点滅時のちらつきを抑制し、利用者に与える違和感を低減することができる。
(変形例)
実施形態に係る照明装置1は、前回の消灯時におけるLED10の電流を記憶し、記憶した電流を点滅時における点灯期間の線形制御の初期値として用いたがこれに限られることはない。変形例に係る照明装置1は、予め設定された値を線形制御の初期値としてもよい。予め設定された値は、所定電流よりも小さい値である。これによっても、線形制御においてLED10に流れる電流が過電流となることを抑制し、LED10の劣化を抑制することができる。
実施形態に係る照明装置1は、前回の消灯時におけるLED10の電流を記憶し、記憶した電流を点滅時における点灯期間の線形制御の初期値として用いたがこれに限られることはない。変形例に係る照明装置1は、予め設定された値を線形制御の初期値としてもよい。予め設定された値は、所定電流よりも小さい値である。これによっても、線形制御においてLED10に流れる電流が過電流となることを抑制し、LED10の劣化を抑制することができる。
また、変形例に係る照明装置1は、線形制御においてLED10に流れる電流の単位時間当たりの所定増加量や線形制御においてLED10に流れる電流値の閾値を予め設定された固定値としてもよい。この場合、LED10に流れる電流が所定電流となるまでの期間や閾値に至るまでの時間が所定期間となる。これによっても、線形制御においてLED10に流れる電流が過電流となることを抑制し、LED10の劣化を抑制することができる。
なお、変形例に係る照明装置1は、所定電流よりも大きい初期値から所定電流までLED10に流れる電流が減少するように線形制御を行ってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明装置
4 点灯回路
5 光源部
10 LED(発光素子)
21 負荷調整回路(調整部)
24 電流検出部
25 制御回路部
30 記憶部
31 制御部
4 点灯回路
5 光源部
10 LED(発光素子)
21 負荷調整回路(調整部)
24 電流検出部
25 制御回路部
30 記憶部
31 制御部
Claims (6)
- 発光素子に流れる電流を調整する調整部と;
前記発光素子を点滅させる際の点灯期間において、点灯開始から所定期間が経過するまで線形制御により前記発光素子が点灯し、前記所定期間が経過した後は非線形制御により前記発光素子が点灯するように前記調整部を制御する制御部と;
を具備することを特徴とする点灯回路。 - 前記発光素子に流れる電流を検出する電流検出部;
を具備し、
前記制御部は、
前記電流検出部によって検出された電流によらず前記線形制御により点灯させ、
前記電流検出部によって検出された電流に基づいたフィードバック制御である前記非線形制御により点灯させる
ことを特徴とする請求項1に記載の点灯回路。 - 前記制御部は、
前記発光素子を消灯させた際に前記発光素子に流れていた電流に基づいて前記線形制御を開始する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路。 - 前記制御部は、
前記線形制御により前記発光素子に流れる電流を所定電流まで増加させる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の点灯回路。 - 前記制御部は、
前記発光素子の調光レベルに基づいて前記所定期間を設定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の点灯回路。 - 請求項1から5のいずれか一つに記載の点灯回路と;
前記発光素子を有する光源部と;
を具備する照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017183584A JP2019061780A (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | 点灯回路および照明装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2019061780A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020195778A1 (ja) | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社キャタラー | 排ガス浄化用触媒 |
-
2017
- 2017-09-25 JP JP2017183584A patent/JP2019061780A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020195778A1 (ja) | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社キャタラー | 排ガス浄化用触媒 |
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