JP2019060892A - 微動計測機器および治具付き微動計測機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の主な目的は、熟練者でなくても、容易に確実に極小アレイを設置することができる、機器を設置するための治具および微動計測機器を提供することである。本発明の主な他の目的は、熟練者でなくても、容易に確実に不規則微動アレイを設置することができる、機器を設置するための治具および微動計測機器を提供することである。【解決手段】本発明微動計測機器は、配置位置を検出するGPS機能部510と、配置位置において報知を行う報知部530と、通信を行う通信システム部520と、制御部540と、を含み、制御部540は、通信システム部520により通信を行い、GPS機能部510により位置を認識して所定の位置において報知部530から報知を行うものである。【選択図】図1

Description

本発明は、機器を設置するための治具および微動計測機器、特に加速度微動計を設置するための治具および微動計測機器に関する。
例えば、特許文献1(特開2006−284200号公報)には、100m〜1km程度の範囲に4〜5点の地震計によるアレイを構築し、それらの間は無線によるリアルタイム通信及びデータ解析を同時に行うことにより、精度の高い地震諸元の推定を行うことができる、極小アレイによる早期地震検知システムについて開示されている。
特許文献1(特開2006−284200号公報)記載の早期地震検知システムは、(a)中央地点に配置される統合地震情報処理装置を有する1機の地震計と、(b)該地震計を中心にして略等距離に配置される複数個の観測点の地震計と、(c)前記それぞれの地震計毎に配置され、前記それぞれの地震計の消費電力を供給する太陽電池と、(d)前記観測点の地震計からの地震情報を前記統合地震情報処理装置へリアルタイムに送信し、前記統合地震情報処理装置にてデータを解析し、該解析されたデータを送信する無線送受信装置とを具備するものである。
特開2006−284200号公報
特許文献1記載の早期地震検知システムにおいては、地震計について開示されている。また、地形の構造探査について極小アレイおよび不規則微動アレイを用いることが行われている。
しかしながら、極小アレイおよび不規則微動アレイを設置して、微動計測を行う場合、機器の設置の精度が求められる。そのため、経験豊富な熟練者でなければ、微動観測を実施することができないという問題がある。
本発明の主な目的は、熟練者でなくても、容易に確実に極小アレイを設置することができる、機器を設置するための治具および微動計測機器を提供することである。
本発明の主な他の目的は、熟練者でなくても、容易に確実に不規則微動アレイを設置することができる、機器を設置するための治具および微動計測機器を提供することである。
(1)
一局面に従う機器を設置するための治具は、機器を設置するための治具であって、一方向に延在した第1の棒状部材と、第1の棒状部材に取り付けられた第2の棒状部材と、第1の棒状部材に機器の設置位置を指示する第1指示部および第2指示部と、第2の棒状部材に機器の設置位置を指示する第3指示部および第4指示部と、を含み、第2指示部、第3指示部、第4指示部は、仮想円の円周上で、かつ仮想円に内接する仮想正三角形の頂点にそれぞれ機器が設置されるように形成され、第1指示部は、仮想円の中心位置に機器が設置されるように形成されたものである。
この場合、第1の棒状部材に第1指示部が設けられ、第1指示部により設置される機器が仮想円の中心に設置され、第1の棒状部材および第2の棒状部材に設けられた第2指示部、第3指示部および第4指示部により設置される機器が、仮想円の円周上で、かつ仮想円に内接する仮想正三角形の頂点にそれぞれ設けられる。
その結果、第1指示部により設置された機器を中心に、第2指示部により設置された機器、第3指示部により設置された機器、および第4指示部により設置された機器を一定の距離で等間隔に設置することができる。特に熟練者でなくても、機器(微動計測機器)を正確に容易に配置することができる。
なお、棒状部材とは、長手方向を有する部材を意味し、筒状、断面がコ字状、エ字状、L字状、平面状、矩形状、多角形等、任意の形状であってもよい。
(2)
第2の発明にかかる機器を設置するための治具は、一局面に従う機器を設置するための治具において、第2の棒状部材は、第1の棒状部材に対して垂直に取り付けられてもよい。
この場合、第1の棒状部材と、第2の棒状部材とを垂直に取り付けることで、第2指示部、第3指示部および第4指示部を仮想三角形の頂点に配置させることができる。
(3)
第3の発明にかかる機器を設置するための治具は、一局面または第2の発明にかかる機器を設置するための治具において、第1棒状部材および第2棒状部材の少なくとも一方には、折り畳み可能なヒンジ機構または伸縮機構が形成されてもよい。
この場合、第1棒状部材および第2棒状部材の少なくとも一方には、折り畳み可能なヒンジ機構または伸縮機構が形成されているので、第1棒状部材および第2棒状部材の少なくとも一方の長さを短縮させることができる。その結果、容易に持ち運び可能な形状にすることができる。
(4)
第4の発明にかかる機器を設置するための治具は、一局面から第3の発明にかかる機器を設置するための治具において、第1指示部、第2指示部、第3指示部、および第4指示部は、第1の棒状部材および第2の棒状部材から突出して形成されてもよい。
この場合、第1指示部、第2指示部、第3指示部、および第4指示部が第1の棒状部材および第2の棒状部材から突出して形成されているので、第1指示部、第2指示部、第3指示部、および第4指示部に機器を接触させて設けることができる。
(5)
第5の発明にかかる機器を設置するための治具は、一局面から第4の発明にかかる機器を設置するための治具において、第1の棒状部材および第2の棒状部材の少なくとも一方の断面は、I形状およびコ字形状の少なくとも一方からなってもよい。
その結果、第1の棒状部材および第2の棒状部材の少なくとも一方の断面は、I形状およびコ字形状の少なくとも一方からなるため、強度を維持しつつ軽量化を図ることができる。
(6)
第6の発明にかかる機器を設置するための治具は、一局面から第5の発明にかかる機器を設置するための治具において、機器は、4つの微動計からなってもよい。
この場合、4つの微動計を正確に、かつ容易に配置を行うことができる。その結果、微動計により計測された観測結果の信頼性を高めることができる。なお、これらの4つの微動計は、極小アレイの設置に用いられる。極小アレイの設置は、一定の許容誤差範囲内であることが望まれる。例えば、許容誤差範囲とは、±数パーセント以下の範囲、好ましくは±1パーセント以下の範囲である。
また、微動計は、加速度微動計、速度微動計のいずれであってもよい。
(7)
他の局面に従う微動計測機器は、配置位置を検出するGPS機能部と、配置位置において報知を行う報知部と、通信を行う通信システム部と、制御部と、を含み、制御部は、通信システム部により通信を行い、GPS機能部により位置を認識して所定の位置において報知部から報知を行うものである。
この場合、制御部は、通信システム部で通信を行いつつ、GPS機能部により微動計測機器の位置を認識させ、所定の位置であれば、報知部から報知を行わせることができる。その結果、熟練者でなくても、微動計測機器の位置を認識することができる。
また、微動計同士の無線が届かない範囲の場合、スマートフォン、携帯電話、携帯端末等の外部端末を用いて、予定観測位置の座標を各々の微動計に送信し、通信システム部により受信して、微動計があるべき位置座標の誤差範囲内に入れば報知部から報知を行うようにしてもよい。
本実施の形態にかかる微動計測アレイの設置治具の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかる微動計測アレイの設置治具の一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかる微動計測アレイの設置治具の一例を示す模式図である。 ヒンジ構造部の構造の一例を示す模式図である。 ヒンジ構造部の構造の一例を示す模式図である。 微動計測アレイの設置治具の収納状態の一例を示す模式図である。 微動計測機器の構造の一例を示す模式図である。
100 微動計測アレイの設置治具
200 第1部材
300 第2部材
211、221、311、321 アレイ保持部
C 仮想円
T 仮想正三角形
500M 中央アレイ
500M1 第1アレイ
500M2 第2アレイ
500M3 第3アレイ
230、340、350 ヒンジ構造部
900 構造体
500 微動計測機器
510 GPS機能部
520 通信システム部
530 報知部
540 制御部
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施形態>
図1、図2および図3は、本実施の形態にかかる微動計測アレイの設置治具100の一例を示す模式図である。
図1は、微動計測アレイの設置治具100の正面図の一例であり、図2は、微動計測アレイの設置治具100の側面図の一例であり、図3は、微動計測アレイの設置治具100の底面図の一例である。なお、図1乃至図3の微動計測アレイは、極小アレイの一例を示す。
図1乃至図3に示すように、微動計測アレイの設置治具100は、主に第1部材200と、第2部材300とを含む。微動計測アレイの設置治具100においては、第1部材200と第2部材300とが垂直に形成される。
(第1部材)
第1部材200は、中央微動計測アレイ保持部210、第1微動計測アレイ保持部220およびヒンジ構造部材230からなる。中央微動計測アレイ保持部210および第1微動計測アレイ保持部220の間にヒンジ構造部材230が形成される。
また、中央微動計測アレイ保持部210および第1微動計測アレイ保持部220は、長手方向を有する棒状部材からなる。第1部材200、第1微動計測アレイ保持部220およびヒンジ構造部材230の断面形状は、I字状部材からなる。なお、第1部材200、第1微動計測アレイ保持部220およびヒンジ構造部材230の断面形状は、コ字部材、空洞を有する部材からなってもよい。
中央微動計測アレイ保持部210は、アレイ保持部211を有する。アレイ保持部211は、中央アレイ500Mを保持するための棒状部材が形成されている。また、第1微動計測アレイ保持部220は、アレイ保持部221を有する。アレイ保持部221は、第1アレイ500M1を保持するための棒状部材が形成されている。
(第2部材)
図1乃至図3に示すように、第2部材300は、第2微動計測アレイ保持部310、第3微動計測アレイ保持部320、接続部材330およびヒンジ構造部材340、350とからなる。第2微動計測アレイ保持部310および第3微動計測アレイ保持部320の間に接続部材330が形成される。また、接続部材330と中央微動計測アレイ保持部210とが垂直に固定される。
さらに、第2微動計測アレイ保持部310および接続部材330の間にヒンジ構造部材340が形成され、第3微動計測アレイ保持部320および接続部材330の間にヒンジ構造部材350が設けられる。
また、第2微動計測アレイ保持部310および第3微動計測アレイ保持部320は、長手方向を有する棒状部材からなる。第2微動計測アレイ保持部310、第3微動計測アレイ保持部320および接続部材330の断面形状は、I字状部材からなる。なお、第2微動計測アレイ保持部310、第3微動計測アレイ保持部320および接続部材330の断面形状は、コ字部材、空洞を有する部材からなってもよい。
第2微動計測アレイ保持部310は、アレイ保持部311を有する。アレイ保持部311は、第2アレイ500M2を保持するための棒状部材が形成されている。また、第3微動計測アレイ保持部320は、アレイ保持部321を有する。アレイ保持部321は、第3アレイ500M3を保持するための棒状部材が形成されている。
(中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2および第3アレイ500M3の配置)
図1に示すように、中央アレイ500Mの中心を仮想円の中心点Oとした場合、半径Rの仮想円Cの円周上に第1アレイ500M1の中心、第2アレイ500M2の中心、第3アレイ500M3の中心が配置される。本実施の形態における半径Rは、60cmからなる。なお、本実施の形態において半径Rは、60cmであるとしたが、これに限定されず、半径Rは、20cm以上300cm以下の任意の値であってもよい。
また、第1アレイ500M1の中心、第2アレイ500M2の中心、第3アレイ500M3の中心が仮想正三角形Tの頂点に位置するよう配置される。すなわち、仮想正三角形Tは、仮想円Cの中心点Oから等角度で第1アレイ500M1の中心、第2アレイ500M2の中心、第3アレイ500M3の中心を配置させるためのものである。仮想正三角形Tは、仮想円Cに内接して設けられている。
したがって、アレイ保持部材211、アレイ保持部材221、アレイ保持部材311、アレイ保持部材321は、それぞれ中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2および第3アレイ500M3がそれぞれ図1に示す各位置に確実に配置できるように形成される。
以上のように、微動計測アレイの設置治具100を用いることで、中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2および第3アレイ500M3を正確な位置に容易に配置することができる。
(ヒンジ構造部)
次に、図4および図5は、ヒンジ構造部材230、340、350の構造の一例を示す模式図である。
ヒンジ構造部材230、340、350は、同一の構造体900からなる。構造体900は、ヒンジ体910およびプッシュボルト体920を含む。
図4および図5に示すように、ヒンジ体910は、ピン部911、ヒンジ金具912、913からなる。
また、図4および図5に示すように、プッシュボルト体920は、保持金具921、受け金具922、プッシュボルト923および解除部924を含む。
図4に示すように、構造体900は、ヒンジ構造を形成するための一方の部材に、ピン部911、ヒンジ金具912および受け金具922が設けられ、他方の部材にヒンジ金具913および、保持金具921、プッシュボルト923および解除部924が設けられる。
次いで、図5に示すように、解除部924を操作することにより、プッシュボルト923は、他方の部材側へ移動する。その結果、プッシュボルト923の先端が、受け金具922から外れる。その結果、ヒンジ金具913および保持金具921がピン部911を中心に回動する。
その結果、一方の部材と、他方の部材とが、折畳まれる。なお、本実施の形態においては、ヒンジ機構について説明を行っているが、これに限定されず、大小の筒形状からなる伸縮機構等で形成してもよい。
(微動計測アレイの設置治具100の折畳み構造)
図6は、図1乃至図3に記載した微動計測アレイの設置治具100の収納状態の一例を示す模式図である。
図6に示すように、中央微動計測アレイ保持部210および第1微動計測アレイ保持部220の間にヒンジ構造部材230が設けられているので、ヒンジ構造部材230により中央微動計測アレイ保持部210と第1微動計測アレイ保持部220とを折畳むことができる。
また、第2微動計測アレイ保持部310および接続部材330の間にヒンジ構造部材340が形成されているので、ヒンジ構造部材340により第2微動計測アレイ保持部310と接続部材330とを折畳むことができる。さらに、第3微動計測アレイ保持部320および接続部材330の間にヒンジ構造部材350が設けられているので、ヒンジ構造部材350により第3微動計測アレイ保持部320と接続部材330とを折畳むことができる。
その結果、微動計測アレイの設置治具100は、持ち運び可能なサイズに収納することができる。
次に、図7は、微動計測機器500の構造の一例を示す模式図である。図7における微動計測機器500は、不規則微動アレイを設置するためのものである。
図7に示すように、微動計測機器500は、GPS機能部510、通信システム部520、報知部530、制御部540を含む。
微動計測機器500は、GPS機能部510により自身の位置を認識することができる。図7に示すように、通信システム部520は、他の微動計測機器500と相互通信を行うことができる。
図7に示す制御部540は、通信システム部520を用いて、他の微動計測機器500、例えば、図1に示した極小アレイの中央アレイ500Mの通信システム部520と通信を行う。この場合、不規則微動アレイの微動計測機器500の設置位置をGPS機能部510により計測し、設置位置に移動した場合に、報知部530から報知を行わせる。その結果、不規則アレイを設置する者は、不規則微動アレイの微動計測機器500を容易かつ確実に配置させることができる。
なお、本実施の形態においては、不規則微動アレイの設置のために、微動計測機器500のGPS機能部510、通信システム部520および報知部530を用いることとしているが、これに限定されず、精度が高い場合、極小アレイの設置のために、図7の構成を用いてもよい。例えば、中央アレイ500Mは上記で微動計測機器500と同じ構成であるが、その他の第1アレイ500M1、第2アレイ500M2、第3アレイ500M3を微動計測機器500と同じ構成で形成してもよい。
なお、極小アレイの配置は、±1パーセント以下の誤差であることが望ましいため、精度が出ない場合もあるため、設置治具100と併用または設置治具100を用いることが望ましい。
以上のように、微動計測アレイの設置治具100は、中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2、第3アレイ500M3を、特に熟練者でなくても、正確に容易に配置することができる。
また、ヒンジ構造部材230、340、350として構造体900を設けることにより容易に持ち運び可能な形状にすることができる。さらに、1部材200と、第2部材300とがI形状およびコ字形状の少なくとも一方からなるため、強度を維持しつつ軽量化を図ることができる。
また、微動計測アレイの設置治具100を用いることで、極小アレイを構成する4個の中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2、第3アレイ500M3を許容誤差範囲内に正確に、かつ容易に配置を行うことができる。その結果、加速度微動計により計測された観測結果の信頼性を高めることができる。
さらに、不規則微動アレイを構成する微動計測機器500の制御部540は、通信システム部520で通信を行いつつ、GPS機能部510により微動計測機器500の位置を認識させ、所定の位置であれば、報知部530から報知を行わせることができる。その結果、熟練者でなくても、微動計測機器500の位置を容易に認識し、正確に配置することができる。
本発明においては、微動計測アレイの設置治具100が、「機器を設置するための治具」に相当し、第1部材200が「第1の棒状部材」に相当し、第2部材300が「第2の棒状部材」に相当し、アレイ保持部211が「第1指示部」に相当し、アレイ保持部221が「第2指示部」に相当し、アレイ保持部311が「第3指示部」に相当し、アレイ保持部321が「第4指示部」に相当し、仮想円Cが「仮想円」に相当し、仮想正三角形Tが「仮想正三角形」に相当し、中央アレイ500M、第1アレイ500M1、第2アレイ500M2および第3アレイ500M3が「機器、加速度微動計」に相当し、ヒンジ構造部230、340、350、構造体900が「ヒンジ機構または伸縮機構」に相当し、微動計測機器500が、「微動計測機器」に相当し、GPS機能部510が「GPS機能部」に相当し、通信システム部520が「通信システム部」に相当し、報知部530が「報知部」に相当し、制御部540が「制御部」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。

Claims (2)

  1. 配置位置を検出するGPS機能部と、
    前記配置位置において報知を行う報知部と、
    通信を行う通信システム部と、
    制御部と、を含み、
    前記制御部は、前記通信システム部により通信を行い、前記GPS機能部により位置を認識して所定の位置において報知部から報知を行う、微動計測機器。
  2. 請求項1に記載の微動計測機器と治具とを含み、
    前記治具は、一方向に延在した第1の棒状部材と、
    前記第1の棒状部材に取り付けられた第2の棒状部材と、
    前記第1の棒状部材に前記微動計測機器の設置位置を指示する第1指示部および第2指示部と、
    前記第2の棒状部材に前記微動計測機器の設置位置を指示する第3指示部および第4指示部と、を含み、
    前記第2指示部、前記第3指示部、前記第4指示部は、仮想円の円周上で、かつ前記仮想円に内接する仮想正三角形の頂点にそれぞれ前記微動計測機器が設置されるように形成され、
    前記第1指示部は、前記仮想円の中心位置に前記微動計測機器が設置されるように形成され、
    前記治具の前記第1指示部、前記第2指示部、前記第3指示部および前記第4指示部に、前記微動計測機器がそれぞれ設置された、治具付き微動計測機器。
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