JP2019060245A - オイルパン - Google Patents

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正弘 前田
Masahiro Maeda
正弘 前田
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】製造コストを低減しかつ保温性を高めること。【解決手段】エンジン12は、排気管30がエンジン12の前側および下側を伝って後方に延在する姿勢で、車両の前部に搭載される。オイルパン52は、こうして搭載されたエンジン12を構成するシリンダブロック50の下側に配される。シリンダブロック50の下側縁部にはフランジ50flが形成され、オイルパン52の縁部にはフランジ50flと突き合わせられるフランジ52flが形成される。ここで、オイルパン52の後部側の縦壁52wrは、底壁52wtと一体化された内側壁W1および外側壁W2の2重壁とされる。また、オイルパン52の後部側においては、フランジ52flは、外側壁W2に形成される。【選択図】図3

Description

この発明は、オイルパンに関し、特に、内燃機関を構成するシリンダブロックの下側に配される、オイルパンに関する。
この種のオイルパンの一例が、特許文献1に開示されている。この文献によれば、エンジンの運転停止時には、真空ポンプおよびオイルパン空間部が連通され、真空ポンプが稼働される。真空ポンプおよびオイルパン空間部の連通は、オイルパン空間部が真空状態となった後に遮断される。エンジンが始動すると、オイルパン本体に貯留された潤滑油の温度が所定温度に達した時点でオイルパン空間部が大気に開放される。これによって、潤滑油に対する十分な保温性能と、油温の過剰な上昇を抑える放熱性能とが発揮される。
特開2007−224823号公報
しかし、特許文献1の技術では、真空ポンプの他にエンジンコントロールユニットやソレノイドバルブが必要となるため、構造が複雑化し、製造コストが増大する。また、オイルパン空間部を大気に開放して放熱性能を発揮させると言っても、オイルパン空間部に空気層が存在するため、単層構造のオイルパンと比較すると放熱性に劣る。さらに、2層構造化によってオイルパンの容積が減少する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、製造コストを低減でき、かつ保温性を高めることができる、オイルパンを提供することである。
この発明に係るオイルパンは、排気管が機関前側および機関下側を伝って後方に延在する姿勢で車両の前部に搭載された内燃機関を構成するシリンダブロックの下側に配され、シリンダブロックの下側縁部に形成されたブロック側フランジと突き合わせられるパン側フランジを有するオイルパンであって、機関後側の縦壁の少なくとも一部は底壁と一体化された2重壁とされ、パン側フランジは2重壁のうち外側の壁に形成される。
内燃機関は排気管が機関前側および機関下側を伝って後方に延在する姿勢で車両の前部に搭載されるため、エンジンオイルは内燃機関の始動時の排気熱によって速やかに昇温され、かつ走行風によって冷却される。
また、ブロック側フランジと突き合わせられるパン側フランジは2重壁のうち外側の壁に形成されるため、2重壁の間の空気層はブロック側フランジによって密閉される。密閉された空気層は、断熱層として機能する。
さらに、2重壁は底壁と一体化されるため、オイルパンは鋳造などによって簡単に製造できる。
これによって、エンジンオイルの保温性を向上するとともに、製造コストの低減が図られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の車両の要部構成の一部を示す図解図である。 車両の前部に横向きでエンジンを載置した状態の一例を示す図解図である。 エンジンの構造の一部を概略で示す図解図である。 オイルパンを上方から眺めた状態の一例を示す図解図である。
図1を参照して、この実施例の車両10は、3つの気筒141〜143を有する4ストローク型のエンジン(内燃機関)12を動力源として備える。吸気管28は、気筒141〜143の上流の位置で3つに分岐する。一方、排気管30は、気筒141〜143の下流の位置で3つから1つに集約される。気筒141〜143の各々に設けられた燃焼室16は、吸気弁18を介して吸気管28と連通し、排気弁20を介して排気管30と連通する。
図2に示すように、エンジン12は、車両10の前部に横向きで搭載される。排気管30は、3つから1つに集約された後にエンジン12の前側および下側を伝い、車両10の後部底面に設けられたマフラー(図示せず)と結合される。
図1に戻って、吸気管28の分岐点には、空気流量を平準化するためのサージタンク38が設けられる。サージタンク38よりも上流の位置には、バルブモータ34によって開度が調整される単一のスロットルバルブ36が設けられる。サージタンク38よりも下流の位置には、吸気管28に燃料を噴射するべく気筒141〜143の各々に割り当てられたインジェクタ40が設けられる。
インジェクタ40から噴射された燃料は吸入空気と混合され、混合気は、吸気弁18が開かれたときに燃焼室16に供給される。供給された混合気は、点火プラグ32によって燃焼され、燃焼ガスは、排気弁20が開かれたときに燃焼室16から排出される。
コンロッド24を介してクランクシャフト26と結合されたピストン22は、混合気の燃焼によって上下動する。クランクシャフト26の回転力つまりエンジン12の動力は、図2に示す無段変速機44を介してドライブシャフト46に伝達される。タイヤ48Lおよび48Rは、ドライブシャフト46によって回転し、これによって車両10が前進または後退する。
図3を参照して、エンジン12は、シリンダブロック50とその下側に配されたオイルパン52とを備える。シリンダブロック50の下側縁部には、フランジ(ブロック側フランジ)50flが形成され、オイルパン52の縁部には、フランジ50flと突き合せられるフランジ(パン側フランジ)52flが形成される。突き合わせ状態では、フランジ50flの外縁とフランジ52flの外縁とが互いに一致する。
なお、オイルパン52は鋳造(ダイカスト含む)によって製造され、エンジンオイル54はオイルパン52に溜められる。また、フランジ50flの下面とフランジ52flの上面との間には、ガスケット56が配される。
図4をさらに参照して、オイルパン52は、縦壁52wf,52wb,52wlおよび52wrと底壁52wtとを有する。縦壁52wfは、上方から眺めてシリンダブロック50の下側前縁部と重なる位置に配され、縦壁52wlは、上方から眺めてシリンダブロック50の下側左縁部と重なる位置に配され、縦壁52wrは、上方から眺めてシリンダブロック50の下側右縁部と重なる位置に配される。
ただし、縦壁52wbは、空気層52aを挟むように形成された内側壁W1および外側壁W2の2重壁とされる。このとき、上方から眺めてシリンダブロック50の下側後縁部と重なる位置には、内側壁W1が配される。
フランジ52flは、縦壁52wf,52wlおよび52wrと連なり、さらに縦壁52wbを構成する外側壁W2と連なる。したがって、前縁部,左縁部および右縁部においては、フランジ52flの幅はフランジ50flの幅と一致するものの、後部においては、フランジ52flの幅はフランジ50flの幅よりも短くされる。この結果、内側壁W1および外側壁W2の間の空気層52aは、フランジ50flによって密閉される。
以上の説明から分かるように、エンジン12は、排気管30がエンジン12の前側および下側を伝って後方に延在する姿勢で、車両10の前部に搭載される。オイルパン52は、こうして搭載されたエンジン12を構成するシリンダブロック50の下側に配される。シリンダブロック50の下側縁部にはフランジ50flが形成され、オイルパン52の縁部にはフランジ50flと突き合わせられるフランジ52flが形成される。
ここで、オイルパン52の後部側の縦壁52wrは、底壁52wtと一体化された内側壁W1および外側壁W2の2重壁とされる。また、オイルパン52の後部側においては、フランジ52flは、外側壁W2に形成される。
エンジン12は排気管30がエンジン12の前側および下側を伝って後方に延在する姿勢で車両10の前部に搭載されるため、エンジンオイル54はエンジン12の始動時の排気熱によって速やかに昇温され、かつ走行風によって冷却される。
また、フランジ50flと突き合わせられるフランジ52flは2重壁のうち外側壁W2に形成されるため、2重壁の間の空気層52aはフランジ50flによって密閉される。密閉された空気層52aは、断熱層として機能する。
さらに、2重壁は底壁52wtと一体化されるため、オイルパン52は鋳造などによって簡単に製造できる。これによって、エンジンオイル54の保温性を向上するとともに、製造コストの低減が図られる。
なお、後部の縦壁52wbに走行風が当たることはないため、縦壁52wbを2重壁としても冷却性能が大きく劣化することはない。また、縦壁52wb以外は単層とすることで、オイルパン54の容積の減少が回避される。
10 …車両
12 …エンジン
30 …排気管
46 …ドライブシャフト
50 …シリンダブロック
50fl …フランジ
52 …オイルパン
52wf,52wl,52wr,52wb …縦壁
52a …空気層
52fl …フランジ

Claims (1)

  1. 排気管が機関前側および機関下側を伝って後方に延在する姿勢で車両の前部に搭載された内燃機関を構成するシリンダブロックの下側に配され、前記シリンダブロックの下側縁部に形成されたブロック側フランジと突き合わせられるパン側フランジを有するオイルパンであって、
    前記機関後側の縦壁の少なくとも一部は底壁と一体化された2重壁とされ、
    前記パン側フランジは前記2重壁のうち外側の壁に形成される、オイルパン。
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