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本発明の流量制御弁は、ハウジングと、パイロットハウジングと、前記ハウジングと前記パイロットハウジングとのうちの少なくとも前記ハウジングに設けられた主弁室と、前記主弁室に摺動可能に設けられ、弁部を有する主弁と、前記主弁室の一端側に設けられ、前記主弁の弁部が離着座することで作動流体を連通、遮断する主弁座と、前記主弁に対して前記主弁座から離れる方向の圧力を与えると共に、前記主弁室の外部から前記主弁室の内部に作動流体を導入する入口側流路と、前記主弁が前記主弁座から離れたときに前記主弁室の内部から前記主弁室の外部に作動流体を導出すると共に、前記主弁に対して前記主弁座から離れる方向の圧力を与える出口側流路と、前記主弁室の他端側に設けられ、前記主弁に対して前記主弁座に近付く方向の圧力を与える背圧室と、前記主弁に設けられ、前記入口側流路と前記背圧室とを連通するフィードバック流路と、前記ハウジングおよび前記パイロットハウジングに設けられ、前記背圧室と前記出口側流路とを連通するパイロット流路と、前記主弁に設けられ、前記主弁の前記主弁座から離れる方向の変位に伴って前記入口側流路と前記出口側流路との間の開口量を増大させる主弁絞りと、前記フィードバック流路と前記背圧室との間に設けられ、前記主弁の前記主弁座から離れる方向の変位に伴って前記フィードバック流路と前記背圧室との間の開口量を増大させるフィードバック絞りと、前記パイロットハウジングに摺動可能に設けられたパイロット弁と、前記パイロット弁を初期位置に付勢するスプリングと、前記パイロット弁に設けられ、前記パイロット弁の変位に伴って前記パイロット流路の開口量を減少または増大させるパイロット絞りと、前記フィードバック流路に設けられ、前記入口側流路から前記背圧室への作動流体の流れを許容し、これとは逆の流れを阻止するチェック弁とを備えており、前記パイロット絞りの開口量に応じて前記主弁の変位量を制御することにより、前記入口側流路から前記出口側流路への流量を可変に制御する流量制御機能を有すると共に、前記出口側流路の圧力に対して前記入口側流路の圧力が低いときに、前記出口側流路から前記入口側流路への作動流体の流れを前記主弁と前記チェック弁とにより阻止するロードチェック機能を有する流量制御弁において、前記背圧室と前記出口側流路との間に設けられ、前記パイロット流路を介さずに前記背圧室と前記出口側流路とを連通すると共に、前記主弁の変位量に拘わらず前記背圧室と前記出口側流路との間の開口量を固定する固定絞りを備えており、前記パイロット絞りは、前記パイロット弁の変位量が前記初期位置となる最小値から最大値に変位するときに前記最大値に達する前に前記パイロット流路の開口量がゼロになるように、または、前記パイロット弁の変位量が前記最大値から前記最小値に変位するときに前記最小値に達する前に前記パイロット流路の開口量がゼロになるように構成されている。
第1の実施の形態による流量制御弁を油圧ショベルの油圧回路に適用した場合を示す全体構成図である。 図1中の流量制御弁および方向制御弁を示す縦断面図である。 図2中の流量制御弁、即ち、図2中の(III)部を拡大して示す縦断面図である。 第1の実施の形態によるパイロット弁変位量と主弁変位量とパイロット絞り開口量と固定絞り開口量との関係の一例を示す特性線図である。 第2の実施の形態による流量制御弁を示す図3と同様位置の縦断面図である。 第3の実施の形態による流量制御弁を示す図3と同様位置の縦断面図である。 第4の実施の形態による流量制御弁を示す縦断面図である。 第1の比較例による流量制御弁を示す縦断面図である。 第1の比較例によるパイロット弁変位量とパイロット絞り開口量と主弁変位量との関係の一例を示す特性線図である。 第2の比較例による流量制御弁を示す縦断面図である。 第2の比較例によるパイロット弁変位量とパイロット絞り開口量と主弁変位量との関係の一例を示す特性線図である。
図1ないし図4は、第1の実施の形態を示している。図1において、建設機械の代表例である油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、上部旋回体3の前部側に俯仰の動作が可能に設けられ掘削作業等を行う多関節構造の作業装置4とを含んで構成されている。この場合、下部走行体2と上部旋回体3は、油圧ショベル1の車体を構成している。
フィードバック絞り54は、フィードバック流路49と背圧室47との間に設けられている。第1の実施の形態では、フィードバック絞り54は、主弁43(弁部材44の大径部44A)の外周面側に可変絞りとして設けられている。フィードバック絞り54は、主弁43の主弁座46から離れる方向(開弁方向)の変位に伴って、フィードバック流路49と背圧室47との間の開口量を増大させる。
パイロット絞り56は、パイロット弁55に設けられている。即ち、パイロット絞り56は、パイロット弁55の外周面側に可変絞りとして設けられている。パイロット絞り56は、パイロット弁55の変位に伴って、パイロット流路50の開口量を減少させる。即ち、パイロット絞り56は、パイロット室57への圧油(パイロット圧)の供給に伴って、パイロット弁55が軸方向の一側(図2,3の左,右方向の右側に)に進む程、パイロット流路50の開口量を減少させる。この場合、パイロット絞り56は、例えば、軸方向の一側に進む程(パイロット室57から離れる程)、深さが深くなる切り欠きとして構成することができる。さらに、後述するように、第1の実施の形態のパイロット絞り56は、パイロット弁55の変位量が最大値(最も右側)に達する前にパイロット流路50の開口量がゼロになるように構成されている。
ここで、第1の実施の形態の流量制御弁33の特徴部分の説明に先立って、図8に示す第1の比較例による流量制御弁101について説明する。この図8の流量制御弁101は、第1の実施の形態による流量制御弁33と比較すると、主弁102およびパイロット弁103の構成が相違する。具体的には、第1の実施の形態の主弁43は、後述する固定絞り64が設けられている。これに対し、第1の比較例の主弁102は、固定絞り64が設けられていない。また、第1の比較例のパイロット弁103のパイロット絞り104は、第1の実施の形態のパイロット弁55のパイロット絞り56と同様に、可変絞りとして構成されている。しかし、第1の比較例のパイロット絞り104は、パイロット弁103の変位量が最大値に達しても(パイロット弁103が図8の最も右側まで変位しても)、パイロット流路50の開口量がゼロにならない点で、第1の実施の形態のパイロット絞り56と相違する。
このような第1の比較例による流量制御弁101も、第1の実施の形態による流量制御弁33と同様に、パイロット絞り104の開口量を可変に制御することで、主弁102の変位量が制御される。即ち、パイロット絞り104の開口量を可変に制御することで、主弁102に設けられたフィードバック絞り54の開口量がパイロット絞り104の開口量の変化に対応して変化し、主弁102の変位量が制御される。これにより、主弁102に設けられた主弁絞り102Bの開口量が可変に制御され、入口側流路25から出口側流路27への流量を所望の値に制御することができる。
そこで、第1の実施の形態では、「入口側流路25から出口側流路27への流量を高精度に可変に制御すること」と「チェック弁62の応答性を向上すること」とを両立できるように、次の構成を採用している。即ち、図2および図3に示すように、第1の実施の形態では、背圧室47と出口側流路27との間に固定絞り64を設けている。この場合、固定絞り64は、パイロット流路50(即ち、パイロット絞り上流管路51およびパイロット絞り下流管路52)を介さずに、背圧室47と出口側流路27とを連通するものである。これと共に、固定絞り64は、主弁43の変位量に拘わらず、背圧室47と出口側流路27との間の開口量を固定する(一定にする)ものである。
このために、第1の実施の形態では、主弁43の外周面(弁部材44の大径部44Aの外周面)に、主弁43の軸方向に延びる複数または単数の主弁側連通溝64Aが設けられている。主弁側連通溝64Aは、弁部材44の大径部44Aの軸方向の全体に亙って設けられている。固定絞り64は、主弁側連通溝64Aと主弁室42の壁面とにより構成されている。
さらに、第1の実施の形態では、パイロット絞り56は、可変絞りにより構成されている。この場合、パイロット絞り56は、パイロット弁55の変位に伴ってパイロット流路50の開口量が減少する。これと共に、パイロット絞り56は、パイロット弁55の変位量が最大値に達する前に、パイロット流路50の開口量がゼロになる。即ち、パイロット弁55は、図2,3の左側から右側に向けて進むことにより変位量が最大値に達する前に、パイロット絞り上流管路51とパイロット絞り下流管路52との間の接続を遮断する。パイロット弁55の変位量の最大値は、パイロット室57へのパイロット圧の供給に基づいてパイロット弁55が初期位置から最も変位した位置に対応する。また、「開口量がゼロ」は、開口量が完全にゼロの状態だけでなく、不可避的な隙間等により開口量が完全にゼロでないが実質的にゼロの状態を含むものである。即ち、「開口量がゼロ」は、主弁43の変位量を高精度に制御できる範囲で、完全にゼロではない状態も許容するものである。
第1の実施の形態による流量制御弁33を備えた制御弁装置21は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
このように、第1の実施の形態によれば、背圧室47と出口側流路27との間の開口量を可変絞り(パイロット弁55のパイロット絞り56)と固定絞り(主弁43の固定絞り64)とにより構成している。このため、入口側流路25から出口側流路27への流量を最小に制御する場合に、背圧室47と出口側流路27との間の最小開口量は、固定絞り64のみによって構成される。この結果、部品の製造ばらつきによってパイロット絞り56とパイロットハウジング36との間に軸方向の相対ばらつきが生じたとしても、最小開口量がばらつくことを抑制でき、入口側流路25から出口側流路27への流量を高精度に最小に制御することができる。
図4は、第1の実施の形態の流量制御弁33による「パイロット弁55の変位量」と「パイロット絞り56の開口量」と「主弁43の変位量」と「固定絞り64の開口量」の関係の一例を示す特性線図である。図4中の実線L1,L2,L3は、製造ばらつき「なし」の特性(L1:パイロット絞り56の開口量、L2:主弁43の変位量、L3:固定絞り64の開口量)を示しており、図4中の破線L1−1,L1−2,L2−1,L2−2は、製造ばらつき「あり」の特性(L1−1,L1−2:パイロット絞り56の開口量、L2−1,L2−2:主弁43の変位量)を示している。この図4から明らかなように、第1の実施の形態の流量制御弁33は、パイロット弁55のパイロット室57の圧力を最大にしてパイロット弁55の変位量を最大(即ち、パイロット絞り56の開口量をゼロ)にしたときに、製造ばらつきに拘わらず主弁変位量を所望(図4中のA部)に規制することができる。これにより、入口側流路25から出口側流路27への流量がばらつくことを抑制することができる。
これに加えて、第1の実施の形態では、主弁43の変位量を制御するために必要な背圧室47から出口側流路27への流量のうち、主弁43の変位量を固定(一定)に制御するための流量は、背圧室47と出口側流路27との間に設けられた固定絞り64を通過する。このため、パイロット絞り56を通過する流量は、主弁43の変位量を可変に制御するための流量のみでよく、流量が固定絞り64に分担された分、パイロット絞り56に作用する流体力を低減できる。この結果、パイロット絞り56の開口量を高精度に可変に制御することができ、入口側流路25から出口側流路27への流量を高精度に可変に制御できる。
また、第1の実施の形態によれば、固定絞り64は、主弁43の外周面に設けられた主弁側連通溝64Aと主弁室42の壁面とにより構成されている。このため、主弁43の外周面に主弁側連通溝64Aを形成することで、主弁室42に固定絞りを容易に設けることができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、固定絞り64を構成するために、主弁43に主弁側連通溝64Aを設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、図5に示す第2の実施の形態のように、主弁室42の壁面に主弁室側連通溝72Aを設ける構成とてもよい。
即ち、第2の実施の形態では、主弁71は、第1の比較例および第2の比較例の主弁102と同様に、第1の実施の形態のような主弁側連通溝64Aが設けられていない。しかし、第2の実施の形態では、主弁室42の壁面(内周面)に、複数または単数の主弁室側連通溝72Aが設けられている。主弁室側連通溝72Aは、ハウジング23の弁体摺動穴34の軸方向に亙って設けられている。固定絞り72は、主弁室側連通溝72Aと主弁71の外周面とにより構成されている。このような第2の実施の形態によれば、主弁室42の壁面に主弁室側連通溝72Aを形成することで、主弁室42に固定絞り72を容易に設けることができる。
上述した第1の実施の形態では、パイロット絞り56を、パイロット弁55の変位に伴ってパイロット流路50の開口量を減少させ、かつ、パイロット弁55の変位量が最大値に達する前にパイロット流路50の開口量をゼロにする構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、図6に示す第3の実施の形態のように、パイロット弁81のパイロット絞り82を、パイロット弁81の変位に伴ってパイロット流路50の開口量を増大させ、かつ、パイロット弁81の変位量が最小値に達する前にパイロット流路50の開口量をゼロにする構成としてもよい。
即ち、第3の実施の形態のパイロット絞り82は、第1の実施の形態のパイロット絞り56と同様に、パイロット弁81の外周面側に可変絞りとして設けられている。この場合、第3の実施の形態では、パイロット絞り82は、パイロット弁81の変位に伴って、パイロット流路50の開口量を増大させる。即ち、パイロット絞り82は、パイロット室57への圧油(パイロット圧)の供給に伴って、パイロット弁81が軸方向の一側(図6の左,右方向の右側に)に進む程、パイロット流路50の開口量を増大させる。この場合、パイロット絞り82は、例えば、軸方向の一側に進む程(パイロット室57から離れる程)、深さが浅くなる切り欠きとして構成することができる。なお、図6は、パイロット圧の供給に基づいて、パイロット弁81がスプリング60の弾性力に抗して軸方向の一側(右側)に進んだ状態を示している。
また、パイロット絞り82は、パイロット弁81の変位量が最小値に達する前に、パイロット流路50の開口量がゼロになる。即ち、パイロット弁81は、図8の右側から左側に向けて進むことにより変位量が最小値に達する前に、パイロット絞り上流管路51とパイロット絞り下流管路52との間の接続を遮断する。パイロット弁81の変位量の最小値は、パイロット室57にパイロット圧が供給されない状態での位置、即ち、スプリング60によって戻された初期位置に対応する。このような第3の実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、入口側流路25から出口側流路27への流量を高精度に可変に制御でき、かつ、チェック弁62の応答性を向上することができる。
上述した第1の実施の形態では、ハウジング23とパイロットハウジング36とにより一つの(一体または共通)ケーシングを構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、図7に示す第4の実施の形態のように、ハウジング23とパイロットハウジング36とを分離して配置すると共に、ハウジング23とパイロットハウジング36との間に接続管路91,91を設ける構成としてもよい。この場合、主弁室42は、ハウジング23に設けられる。即ち、主弁室42は、上述した第1の実施の形態のようにハウジング23とパイロットハウジング36とにわたって設ける構成を採用することができる他、第4の実施の形態のようにハウジング23に設ける構成を採用することができる。要するに、主弁室は、ハウジングとパイロットハウジングとのうちの少なくともハウジングに設けられるものである。
上述した実施の形態では、アーム用制御弁18からアームシリンダ9に向けて給排される圧油の流量を調整する流量制御弁33を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、ブーム用制御弁16からブームシリンダ8に給排する圧油の流量調整を行う場合の流量制御弁に適用してもよく、バケットシリンダまたはこれ以外の油圧アクチュエータに方向制御弁を通じて圧油を給排する場合の流量制御弁にも適用することができる。
上述した実施の形態では、建設機械として、油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、ホイールローダ、油圧クレーン、ブルドーザ等、各種の建設機械に広く適用することができる。また、流量制御弁33は、主弁43の変位量(リフト量)に応じて作動流体の流量を小流量から大流量へと可変に制御する構成のものであればよく、各種の産業機器、機械機器に用いる流量制御弁として広く適用することができる。さらに、実施の形態は例示であり、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    パイロットハウジングと、
    前記ハウジングと前記パイロットハウジングとのうちの少なくとも前記ハウジングに設けられた主弁室と、
    前記主弁室に摺動可能に設けられ、弁部を有する主弁と、
    前記主弁室の一端側に設けられ、前記主弁の弁部が離着座することで作動流体を連通、遮断する主弁座と、
    前記主弁に対して前記主弁座から離れる方向の圧力を与えると共に、前記主弁室の外部から前記主弁室の内部に作動流体を導入する入口側流路と、
    前記主弁が前記主弁座から離れたときに前記主弁室の内部から前記主弁室の外部に作動流体を導出すると共に、前記主弁に対して前記主弁座から離れる方向の圧力を与える出口側流路と、
    前記主弁室の他端側に設けられ、前記主弁に対して前記主弁座に近付く方向の圧力を与える背圧室と、
    前記主弁に設けられ、前記入口側流路と前記背圧室とを連通するフィードバック流路と、
    前記ハウジングおよび前記パイロットハウジングに設けられ、前記背圧室と前記出口側流路とを連通するパイロット流路と、
    前記主弁に設けられ、前記主弁の前記主弁座から離れる方向の変位に伴って前記入口側流路と前記出口側流路との間の開口量を増大させる主弁絞りと、
    前記フィードバック流路と前記背圧室との間に設けられ、前記主弁の前記主弁座から離れる方向の変位に伴って前記フィードバック流路と前記背圧室との間の開口量を増大させるフィードバック絞りと、
    前記パイロットハウジングに摺動可能に設けられたパイロット弁と、
    前記パイロット弁を初期位置に付勢するスプリングと、
    前記パイロット弁に設けられ、前記パイロット弁の変位に伴って前記パイロット流路の開口量を減少または増大させるパイロット絞りと、
    前記フィードバック流路に設けられ、前記入口側流路から前記背圧室への作動流体の流れを許容し、これとは逆の流れを阻止するチェック弁とを備えており、
    前記パイロット絞りの開口量に応じて前記主弁の変位量を制御することにより、前記入口側流路から前記出口側流路への流量を可変に制御する流量制御機能を有すると共に、前記出口側流路の圧力に対して前記入口側流路の圧力が低いときに、前記出口側流路から前記入口側流路への作動流体の流れを前記主弁と前記チェック弁とにより阻止するロードチェック機能を有する流量制御弁において、
    前記背圧室と前記出口側流路との間に設けられ、前記パイロット流路を介さずに前記背圧室と前記出口側流路とを連通すると共に、前記主弁の変位量に拘わらず前記背圧室と前記出口側流路との間の開口量を固定する固定絞りを備えており、
    前記パイロット絞りは、前記パイロット弁の変位量が前記初期位置となる最小値から最大値に変位するときに前記最大値に達する前に前記パイロット流路の開口量がゼロになるように、または、前記パイロット弁の変位量が前記最大値から前記最小値に変位するときに前記最小値に達する前に前記パイロット流路の開口量がゼロになるように構成されていることを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記主弁の外周面に設けられた主弁側連通溝を備えており、
    前記固定絞りは、前記主弁側連通溝と前記主弁室の壁面とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記主弁室の壁面に設けられた主弁室側連通溝を備えており、
    前記固定絞りは、前記主弁室側連通溝と前記主弁の外周面とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
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