JP2019053478A - 医療情報受け渡しシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象者の医療情報を受け渡す医療情報受け渡しシステムを提供する。【解決手段】医療情報受け渡しシステム10は、医療を受ける対象者が所持する対象者端末200と、対象者の医療情報を第一の医療従事者から第二の医療従事者へ受け渡すための処理を実行する管理装置300と、対象者の医療情報を記録する医療情報記録装置400と、第一の医療従事者または第二の医療従事者が所持する医療従事者端末100とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、医療情報受け渡しシステムに関する。
次のような医療・健康情報一元管理システムが知られている。このシステムでは、複数の医療機関に共通する患者ID番号を用いて、患者の医療・健康情報を一元管理している(例えば、特許文献1)。
特開2016−48553号公報
医療情報などの個人情報をネットワークを介して共有する場合、個人情報の開示に対する患者の同意を得る必要がある。しかしながら、従来のシステムでは、患者の同意を得ることを想定してはいるものの、具体的に患者の同意を得ることを前提として情報の共有を行うための仕組みについては、何ら検討がされていなかった
本発明による医療情報受け渡しシステムは、医療を受ける対象者が所持する対象者端末と、対象者の医療情報を第一の医療従事者から第二の医療従事者へ受け渡すための処理を実行する管理装置と、対象者の医療情報を記録する医療情報記録装置と、第一の医療従事者または第二の医療従事者が所持する医療従事者端末とを備え、対象者端末は、第一の医療従事者が所持する医療従事者端末(以下、「第一の医療従事者端末」と呼ぶ)から対象者を特定するための対象者特定用情報と対象者の医療情報を特定するための医療情報特定用情報とを取得する第一の情報取得手段と、管理装置へ、第一の情報取得手段によって取得された対象者特定用情報と医療情報特定用情報を送信して、第二の医療従事者が所持する医療従事者端末(以下、「第二の医療従事者端末」と呼ぶ)への医療情報の受け渡しを要求する受け渡し要求手段とを備え、第二の医療従事者端末は、対象者端末から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得する第二の情報取得手段と、管理装置へ、第二の情報取得手段によって取得された対象者特定用情報と医療情報特定用情報を送信して、医療情報の受け取りを要求する受け取り要求手段と、管理装置から医療情報を受信して表示する表示手段とを備え、管理装置は、対象者端末から、第二の医療従事者端末への医療情報の受け渡しが要求された場合には、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とに基づいて、受け渡し対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を医療情報記録装置へ送信する第一の送信手段と、第二の医療従事者端末から医療情報の受け取りが要求された場合には、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を医療情報記録装置から取得して第二の医療従事者端末へ送信する第二の送信手段とを備え、医療情報記録装置は、管理装置から医療情報を受信した場合には、受信した医療情報を記録する医療情報記録手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、対象者は、対象者端末から医療情報の受け渡しを指示し、第二の医療従事者端末では、対象者端末から対象者特定用情報と医療情報特定用情報を取得して、対象者の医療情報の受け渡しを受けるようにした。これによって、対象者は、自らの意思で医療情報の受け渡しを指示するとともに、自らの意思で第二の医療従事者に自身の医療情報の受け渡しを許可することになるため、患者の同意が得られたことを前提として医療情報の受け渡しを行う仕組みを提供することができる。
医療情報受け渡しシステム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 医療従事者端末100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 対象者端末200の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 管理装置300の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 医療情報記録装置400の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 医療従事者端末100で実行される医療情報受け渡し時処理の流れを示すフローチャート図である。 医療従事者端末100で実行される医療情報受け取り時処理の流れを示すフローチャート図である。 対象者端末200で実行される医療情報受け渡し時処理の流れを示すフローチャート図である。 対象者端末200で実行される医療情報受け取り時処理の流れを示すフローチャート図である。 管理装置300で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。 医療情報記録装置400で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における医療情報受け渡しシステム10の一実施の形態の構成を示すブロック図である。医療情報受け渡しシステム10は、医療従事者が所持する医療従事者端末100と、医療を受ける対象者が所持する対象者端末200と、対象者の医療情報をある医療従事者から別の医療従事者へ受け渡すための処理を実行する管理装置300と、対象者の医療情報を記録する医療情報記録装置400とで構成されている。医療情報受け渡しシステム10では、医療従事者端末100と管理装置300、対象者端末200と管理装置300、対象者端末200と医療情報記録装置400、管理装置300と医療情報記録装置400は、それぞれ通信回線を介して接続可能な構成となっている。
本実施の形態では、医療従事者は例えば医師であり、対象者は例えば患者である場合を想定し、患者が今まで通院または入院していた病院を別の病院に変更する場合や、セカンドオピニオンとして別の医師の意見を聞きたいと考える場合など、患者の医療や健康に関する医療情報を他の医師へ受け渡す必要がある場合に、医療情報受け渡しシステム10を利用して、患者が通院または入院していた医療機関に記録されている対象者の医療情報を、別の医療機関の医師に受け渡すための方法について説明する。なお、以下の説明では、患者の医療情報の受け渡し元の医師を第一の医療従事者と呼び、第一の医療従事者が所持する医療従事者端末100を第一の医療従事者端末100と呼び、患者の医療情報の受け渡し先の医師を第二の医療従事者と呼び、第二の医療従事者が所持する医療従事者端末100を第二の医療従事者端末100と呼んで、情報の受け渡し元と受け渡し先の医療従事者および医療従事者端末を区別する。
図2は、本実施の形態における医療従事者端末100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。医療従事者端末100は、医療従事者、例えば医者が所持する情報端末であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末などが用いられる。図2は、本実施の形態における医療従事者端末100として、スマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、スマートフォンに、以下に説明する処理を実行するための医療従事者用ソフトウェアがインストールされることにより、本実施の形態における医療従事者端末100として動作する。なお、医療従事者端末用ソフトウェアのプログラムは、インターネットを介して接続されたサーバー上で公開されることにより提供され、所有者である医師やその関係者がこれをダウンロードにより入手し、医療従事者端末100にあらかじめインストールされているものとする。あるいは、医療従事者端末用ソフトウェアのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
医療従事者端末100は、タッチパネル101と、通信モジュール102と、カメラ103と、制御装置104とを備えている。
タッチパネル101は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、医療従事者端末100の操作者は、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、医療従事者端末100を操作することができる。タッチパネル101は、操作者によるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置104へ出力する。
通信モジュール102は、無線または有線により、LANや携帯電話通信網を介して医療従事者端末100をインターネットに接続させるためのモジュールを含む。医療従事者端末100は、通信モジュール102を介してインターネットに接続することにより、管理装置300と通信を行うことが可能となる。
カメラ103は、レンズ、撮像素子、その他周辺回路によって構成される公知の撮像装置である。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、医療従事者端末100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、医療従事者端末100を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。本実施の形態では、この不揮発性のメモリに、上述した医療従事者端末用ソフトウェアのプログラムが記録されている。なお、医療従事者端末用ソフトウェアは、1つのソフトウェアが医療情報を受け渡す機能と受け取る機能の両方を備えてもよいし、医療情報を受け渡す機能を備えたソフトウェアと受け取る機能を備えたソフトウェアの2つで構成されてもよい。
図3は、本実施の形態における対象者端末200の一実施の形態の構成を示すブロック図である。対象者端末200は、医療を受ける対象者、例えば患者が所持する情報端末であって、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末などが用いられる。図3は、本実施の形態における対象者端末200として、スマートフォンを用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、スマートフォンに、以下に説明する処理を実行するための対象者端末用ソフトウェアがインストールされることにより、本実施の形態における対象者端末200として動作する。なお、対象者端末用ソフトウェアのプログラムは、インターネットを介して接続されたサーバー上で公開されることにより提供され、対象者自身、または対象者の主治医や家族といった関係者がこれをダウンロードにより入手し、対象者端末200にあらかじめインストールされているものとする。あるいは、対象者端末用ソフトウェアのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
対象者端末200は、タッチパネル201と、通信モジュール202と、カメラ203と、制御装置204とを備えている。
タッチパネル201は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示を押すことで機器を操作することができる入力装置である。例えば、対象者端末200の操作者は、液晶パネル上に表示されたボタンやメニュー等の表示項目を指やタッチペンを用いてタッチまたはスライドさせることにより、対象者端末200を操作することができる。タッチパネル201は、操作者によるタッチやスライドといった操作を検出して、その検出信号を制御装置204へ出力する。
通信モジュール202は、無線または有線により、LANや携帯電話通信網を介して対象者端末200をインターネットに接続させるためのモジュールを含む。対象者端末200は、通信モジュール202を介してインターネットに接続することにより、管理装置300や医療情報記録装置400と通信を行うことが可能となる。
カメラ203は、レンズ、撮像素子、その他周辺回路によって構成される公知の撮像装置である。
制御装置204は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、対象者端末200の全体を制御する。なお、制御装置204を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリを含む。揮発性のメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、不揮発性のメモリには、対象者端末200を動作させるためのファームウェアや種々のアプリケーションを動作させるためのソフトウェアのプログラムデータが記録される。本実施の形態では、この不揮発性のメモリに、上述した対象者端末用ソフトウェアのプログラムが記録されている。
管理装置300は、対象者の医療情報を第一の医療従事者から第二の医療従事者へ受け渡すための処理を実行するためにインターネットに接続された装置であって、例えば、パソコンやサーバーなどが用いられる。図4は、本実施の形態における管理装置300として、サーバー装置を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。管理装置300は、接続インターフェース301と、制御装置302と、記憶媒体303とを備えている。
接続インターフェース301は、管理装置300をインターネット等の通信回線に接続するためのインターフェースであり、例えば、インターネットに有線で接続するための有線LANモジュールや、インターネットに無線で接続するための無線LANモジュールなどが用いられる。本実施の形態では、管理装置300は、この接続インターフェース301を介して医療従事者端末100、対象者端末200、医療情報記録装置400と通信する。
制御装置302は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、管理装置300の全体を制御する。なお、制御装置302を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。例えば、接続インターフェース301を介して読み込まれたデータは、バッファメモリに一時的に記録される。
記憶媒体303は、管理装置300が蓄える種々のデータや、制御装置302が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記憶媒体303に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記憶媒体303にインストールすることによって、制御装置302がプログラムを実行できるようになる。
医療情報記録装置400は、対象者の医療情報を記録するためにインターネットに接続された装置であって、例えば、パソコンやサーバーなどが用いられる。図5は、本実施の形態における医療情報記録装置400として、サーバー装置を用いた場合の一実施の形態の構成を示すブロック図である。医療情報記録装置400は、接続インターフェース401と、制御装置402と、記憶媒体403とを備えている。
接続インターフェース401は、医療情報記録装置400をインターネット等の通信回線に接続するためのインターフェースであり、例えば、インターネットに有線で接続するための有線LANモジュールや、インターネットに無線で接続するための無線LANモジュールなどが用いられる。本実施の形態では、医療情報記録装置400は、この接続インターフェース401を介して対象者端末200や管理装置300と通信する。
制御装置402は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、医療情報記録装置400を制御する。なお、制御装置402を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。例えば、接続インターフェース401を介して読み込まれたデータは、バッファメモリに一時的に記録される。
記憶媒体403は、医療情報記録装置400が蓄える種々のデータや、制御装置402が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記憶媒体403に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記憶媒体403にインストールすることによって、制御装置402がプログラムを実行できるようになる。また、対象者の医療情報も記憶媒体403に記録される。
以下、医療情報受け渡しシステム10を利用して、患者である対象者が、今まで通院または入院していた病院を別の病院に変更する場合や、セカンドオピニオンとして別の医師の意見を聞きたいと考える場合に、患者が通院または入院していた医療機関の医師、すなわち第一の医療従事者から、自身の医療情報を入手し、入手した医療情報を別の医療機関の医師、すなわち第二の医療従事者へ受け渡す場合の処理について説明する。
本実施の形態では、患者の医療情報は、第一の医療従事者が所属する医療機関の院内システムに記録されているものとする。管理装置300では、医療機関の院内システムから医療情報を取得するために必要な設定があらかじめ行われているものとする。
なお、患者の医療情報としては、例えば、患者情報、既往歴情報、服薬歴情報、通院歴情報、検査結果情報、検査画像データなどの情報が含まれる。患者情報には、例えば、患者の名前、性別、生年月日、住所、血液型、身長、体重、電話番号、緊急連絡先、メールアドレス、アレルギー成分、保険者等の情報が含まれる。既往歴情報には、例えば、病名、期間、治療内容、完治済みか否か等の情報が含まれる。服薬歴情報には、例えば、処方日、調剤日、服薬期間、服薬単位、お薬名、成分名、服薬時間、処方医師、処方病院、処方医師連絡先等の情報が含まれる。通院歴情報には、例えば、病院名、通院期間、担当医師、連絡先、病名等の情報が含まれる。検査結果情報には、例えば、検査日時、検査実施病院、担当医師、検査名(血液検査、病理検査、循環器機能検査、超音波検査等)、検体検査と生理機能検査の結果数値や診断結果内容を示す情報が含まれる。検査画像データには、例えば、CT、MRI、X線、エコー、心電図、血管造影等の撮影画像データが含まれる。
院内システムとしては、例えば電子カルテシステムや、医療画像管理システムなどが想定される。この場合、電子カルテシステムを構成するサーバーには、患者情報、患者の既往歴情報、患者の服薬歴情報、患者の通院歴情報、患者の検査結果情報などが記録されており、医療画像管理システムを構成するサーバーには、患者の検査画像データが記録されている。
本実施の形態における医療情報受け渡しシステム10では、患者の医療情報には、それぞれの医療情報を一意に特定するための医療情報特定用情報として医療情報IDが付されている。これによって、各医療情報は、医療情報IDによって特定することができる。また、各対象者には、対象者を一意に特定するための対象者特定用情報が付されている。本実施の形態では、対象者を一意に特定するための対象者特定用情報として患者IDが付されているものとし、これによって、各患者は、患者IDによって特定することが可能となる。
患者は、第一の医療従事者から第二の医療従事者への医療情報の受け渡しを希望する場合には、第一の医療従事者に、情報の受け渡しを希望することを伝える。第一の医療従事者は、第一の医療従事者端末100を操作して、情報の受け渡し対象とする患者の患者IDと、受け渡し対象とする医療情報の医療情報IDを指定して、医療情報受け渡し用二次元コードの表示を指示する。制御装置104は、医療情報受け渡し用二次元コードの表示が指示されると、指定された患者IDと医療情報IDを含んだ医療情報受け渡し用二次元コードをタッチパネル101に表示する。
患者は、対象者端末200を操作して、第一の医療従事者端末100に表示された医療情報受け渡し用二次元コードの読み取りを指示する。対象者端末200では、制御装置204は、医療情報受け渡し用二次元コードの読み取りが指示されると、カメラ203を起動して二次元コードを撮影し、撮影して得た画像内から二次元コードを識別して、患者IDと医療情報IDを特定する。制御装置204は、特定した患者IDと医療情報IDを管理装置300へ送信して、医療情報の受け渡しを要求する。
管理装置300では、制御装置302は、対象者端末200から医療情報の受け渡し要求を受け付けると、対象者端末200から受信した患者IDと医療情報IDとに基づいて、受け渡し対象の医療情報を特定する。すなわち、制御装置302は、患者IDによって特定される患者の、医療情報IDによって特定される医療情報を受け渡し対象の医療情報として特定する。制御装置302は、特定した受け渡し対象の医療情報を、上述した院内システムから取得して、医療情報記録装置400へ送信する。このとき、制御装置302は、取得した医療情報を記憶媒体303へ記録してもよい。
医療情報記録装置400では、制御装置402は、管理装置300から受け渡し対象の医療情報を受信すると、受信した医療情報を記憶媒体403に記録する。また、制御装置402は、受信した医療情報を、医療情報の受け渡し要求元の対象者端末200へ送信する。受信した医療情報を受け渡し要求元の対象者端末200へ送信する方法は特に限定されないが、例えば、制御装置403は、受信した医療情報に含まれているメールアドレスに宛てて医療情報を送信するなどすればよい。
対象者端末200では、制御装置204は、医療情報記録装置400から受信した医療情報をメモリに記録する。また、制御装置204は、医療情報記録装置400から受信した医療情報をタッチパネル201に出力して表示する。これによって、対象者は、第二の医療従事者へ受け渡す自身の医療情報を確認することができる。なお、制御装置204は、医療情報記録装置400から医療情報を受信した後は、対象者からの指示に基づいて医療情報をタッチパネル201に出力するようにしてもよい。
自身の医療情報の受け渡し準備が完了した対象者は、第二の医療従事者のもとへ赴き、自身の医療情報の受け取りを依頼する。このために、対象者は、対象者端末200を操作して、受け取り対象の患者の患者IDと、受け取り対象とする医療情報の医療情報IDとを含んだ医療情報受け取り用二次元コードの表示を指示する。制御装置204は、医療情報受け取り用二次元コードの表示が指示されると、指定された患者IDと医療情報IDを含んだ医療情報受け取り用二次元コードをタッチパネル201に表示する。なお、受け取り対象の患者の患者IDと、受け取り対象とする医療情報の医療情報IDは、対象者がタッチパネル201を操作して入力してもよい。あるいは、制御装置204は、上述した処理で、医療情報受け渡し用二次元コードを読み取ったときに特定した患者IDと医療情報IDをメモリに記録しておき、これを読み出すようにしてもよい。
第二の医療従事者は、第二の医療従事者端末100を操作して、対象者端末200に表示された医療情報受け取り用二次元コードの読み取りを指示する。第二の医療従事者端末100では、制御装置104は、医療情報受け取り用二次元コードの読み取りが指示されると、カメラ103を起動して二次元コードを撮影し、撮影して得た画像内から二次元コードを識別して、患者IDと医療情報IDを特定する。制御装置104は、特定した患者IDと医療情報IDを管理装置300へ送信して、医療情報の受け取りを要求する。
管理装置300では、制御装置302は、第二の医療従事者端末100から医療情報の受け取り要求を受け付けると、第二の医療従事者端末100から受信した患者IDと医療情報IDとに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定する。すなわち、制御装置302は、患者IDによって特定される患者の、医療情報IDによって特定される医療情報を受け取り対象の医療情報として特定する。制御装置302は、特定した受け取り対象の医療情報を医療情報記録装置400から取得する。そして、制御装置302は、取得した受け取り対象の医療情報を受け取り要求元の第二の医療従事者端末100へ送信する。
第二の医療従事者端末100では、制御装置104は、管理装置300から受信した医療情報をメモリに記録する。また、制御装置104は、管理装置300から受信した医療情報をタッチパネル101に出力して表示する。これによって、第二の医療従事者は、第一の医療従事者から受け渡された対象者の医療情報を閲覧することができる。なお、制御装置104は、管理装置300から医療情報を受信した後は、第二の医療従事者からの指示に基づいて医療情報をタッチパネル101に出力するようにしてもよい。
図6は、本実施の形態における医療従事者端末100で実行される医療情報受け渡し時処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、第一の医療従事者によって、受け渡し対象とする患者の患者IDと、受け渡し対象とする医療情報の医療情報IDが指定されて、上述した医療情報受け渡し用二次元コードの表示が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS10において、制御装置104は、指定された患者IDと医療情報IDを含んだ医療情報受け渡し用二次元コードを生成してタッチパネル101に表示する。その後、処理を終了する。
図7は、本実施の形態における医療従事者端末100で実行される医療情報受け取り時処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す処理は、第二の医療従事者によって、対象者端末200に表示された医療情報受け取り用二次元コードの読み取りが指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS20において、制御装置104は、カメラ103を起動して医療情報受け取り用二次元コードを撮影する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、撮影して得た画像内から二次元コードを識別して、患者IDと医療情報IDを特定する。その後、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置104は、特定した患者IDと医療情報IDを管理装置300へ送信して、医療情報の受け取りを要求する。その後、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置104は、管理装置300から医療情報を受信したか否かを判断する。ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置104は、管理装置300から受信した医療情報をメモリに記録する。また、制御装置104は、管理装置300から受信した医療情報をタッチパネル101に出力して表示する。その後、処理を終了する。
図8は、対象者端末200で実行される医療情報受け渡し時処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、対象者によって、第一の医療従事者端末100に表示された医療情報受け渡し用二次元コードの読み取りが指示されると起動するプログラムとして、制御装置204によって実行される。
ステップS110において、制御装置204は、カメラ203を起動して医療情報受け渡し用二次元コードを撮影する。その後、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御装置204は、撮影して得た画像内から二次元コードを識別して、患者IDと医療情報IDを特定する。その後、ステップS130へ進む。
ステップS130では、制御装置204は、特定した患者IDと医療情報IDを管理装置300へ送信して、医療情報の受け渡しを要求する。その後、ステップS140へ進む。
ステップS140では、制御装置204は、医療情報記録装置400から医療情報を受信したか否かを判断する。ステップS140で肯定判断した場合には、ステップS150へ進む。
ステップS150では、制御装置204は、医療情報記録装置400から受信した医療情報をメモリに記録する。また、制御装置204は、医療情報記録装置400から受信した医療情報をタッチパネル201に出力して表示する。その後、処理を終了する。
図9は、対象者端末200で実行される医療情報受け取り時処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、上述した医療情報受け取り用二次元コードの表示が指示されると起動するプログラムとして、制御装置204によって実行される。
ステップS160において、制御装置204は、指定された患者IDと医療情報IDを含んだ医療情報受け取り用二次元コードを生成してタッチパネル201に表示する。その後、処理を終了する。
図10は、本実施の形態における管理装置300で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図10に示す処理は、医療情報の受け渡しを行うためのプログラムの実行が指示されると起動するプログラムとして、制御装置302によって実行される。
ステップS210において、制御装置302は、対象者端末200から医療情報の受け渡し要求を受け付けたか否かを判断する。ステップS210で否定判断した場合には、後述するステップS250へ進む。これに対して、ステップS210で肯定判断した場合には、ステップS220へ進む。
ステップS220では、制御装置302は、対象者端末200から受信した患者IDと医療情報IDとに基づいて、受け渡し対象の医療情報を特定する。その後、ステップS230へ進む。
ステップS230では、制御装置302は、特定した受け渡し対象の医療情報を、上述した院内システムから取得する。その後、ステップS240へ進む。
ステップS240では、制御装置302は、院内システムから取得した医療情報を医療情報記録装置400へ送信する。その後、ステップS250へ進む。
ステップS250では、制御装置302は、第二の医療従事者端末100から医療情報の受け取り要求を受け付けたか否かを判断する。ステップS250で否定判断した場合には、後述するステップS290へ進む。これに対して、ステップS250で肯定判断した場合には、ステップS260へ進む。
ステップS260では、制御装置302は、第二の医療従事者端末100から受信した患者IDと医療情報IDとに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定する。その後、ステップS270へ進む。
ステップS270では、制御装置302は、特定した受け取り対象の医療情報を医療情報記録装置400から取得する。その後、ステップS280へ進む。
ステップS280では、制御装置302は、取得した受け取り対象の医療情報を受け取り要求元の第二の医療従事者端末100へ送信する。その後、ステップS290へ進む。
ステップS290では、制御装置302は、医療情報の受け渡しを行うためのプログラムが終了したか否かを判断する。該プログラムは、例えば、管理装置300の操作者が終了を指示したときや、管理装置300の電源オフが指示されたときに終了する。ステップS290で否定判断した場合には、ステップS210へ戻る。これに対して、ステップS290で肯定判断した場合には、処理を終了する。
図11は、本実施の形態における医療情報記録装置400で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図11に示す処理は、管理装置300から受け渡し対象の医療情報を受信すると起動するプログラムとして、制御装置402によって実行される。
ステップS310において、制御装置402は、管理装置300から受信した医療情報を記憶媒体403に記録する。その後、ステップS320へ進む。
ステップS320では、制御装置402は、管理装置300から受信した医療情報を、医療情報の受け渡し要求元の対象者端末200へ送信する。その後、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)対象者端末200では、制御装置204は、第一の医療従事者が所持する第一の医療従事者端末100から対象者を特定するための対象者特定用情報(患者ID)と、対象者の医療情報を特定するための医療情報特定用情報(医療情報ID)とを取得し、管理装置300へ、対象者特定用情報と医療情報特定用情報を送信して、第二の医療従事者が所持する第二の医療従事者端末100への医療情報の受け渡しを要求するようにした。第二の医療従事者端末100では、制御装置104は、対象者端末から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得して、管理装置300へ、取得した対象者特定用情報と医療情報特定用情報を送信して、医療情報の受け取りを要求し、管理装置300から医療情報を受信して表示するようにした。管理装置300では、制御装置302は、対象者端末200から第二の医療従事者端末100への医療情報の受け渡しが要求された場合には、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とに基づいて、受け渡し対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を医療情報記録装置400へ送信するようにした。また、制御装置302は、第二の医療従事者端末100から医療情報の受け取りが要求された場合には、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を医療情報記録装置400から取得して第二の医療従事者端末100へ送信するようにした。医療情報記録装置400では、制御装置402は、管理装置300から医療情報を受信した場合には、受信した医療情報を記憶媒体403に記録するようにした。これによって、対象者は自らの意思で第一の医療従事者から第二の医療従事者へ自身の医療情報を受け渡すことができる。このように対象者は自らの意思で医療情報を受け渡すため、対象者の同意があることを前提として医療情報の受け渡しを行うことができる。
(2)医療情報記録装置400では、制御装置402は、管理装置300から医療情報を受信した場合に、受信した医療情報を対象者端末200へ送信し、対象者端末200では、制御装置204は、医療情報記録装置400から受信した医療情報をタッチパネル201へ表示するようにした。これによって、対象者は、受け渡し対象の医療情報を自身が所持する対象者端末200で入手することができ、受け渡し対象の医療情報を閲覧して、内容を確認することができる。また、第二の医療従事者に対して、自らが所有している医療情報を受け渡すことになるため、この点においても、医療情報の受け渡しについて、対象者の同意があることを前提としたシステムとすることができる。
(3)管理装置300では、制御装置302は、第一の医療従事者端末を所持する医療従事者が所属する医療機関の院内システムから通信回線を介して受け渡し対象の医療情報を取得して医療情報記録装置400へ送信するようにした。これによって、最新の医療情報を院内システムから取得することができるため、最新の医療情報を受け渡し対象の医療情報とすることができる。
(4)第一の医療従事者端末100では、制御装置104は、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを含んだ医療情報受け渡し用二次元コードをタッチパネル101に表示させ、対象者端末200では、制御装置204は、第一の医療従事者端末100のタッチパネル101に表示された二次元コードを読み取ることによって、対象者特定用情報と医療情報特定用情報を取得するようにした。これによって、対象者は、簡易な操作により第一の医療従事者端末100から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得することができる。
(5)対象者端末200では、制御装置204は、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを含んだ医療情報受け取り用二次元コードをタッチパネル201に表示させ、第二の医療従事者端末100では、制御装置104は、対象者端末100のタッチパネル201に表示された二次元コードを読み取ることによって、対象者特定用情報と医療情報特定用情報を取得するようにした。これによって、第二の医療従事者は、簡易な操作により対象者端末200から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の医療情報受け渡しシステムは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、第一の医療従事者端末100では、制御装置104は、対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを含んだ医療情報受け渡し用二次元コードをタッチパネル101に表示させ、対象者端末200では、制御装置204は、第一の医療従事者端末100のタッチパネル101に表示された二次元コードを読み取ることによって、対象者特定用情報と医療情報特定用情報を取得する例について説明した。しかしながら、対象者端末200は、その他の方法により第一の医療従事者端末100から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得するようにしてもよい。例えば、対象者端末200と第一の医療従事者端末100とをBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により接続し、対象者端末200は、無線通信を介して第一の医療従事者端末100から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得するようにしてもよい。また、同様に、第二の医療従事者端末100も医療情報受け取り用二次元コードを読み取らずに、無線通信を介して対象者端末200から対象者特定用情報と医療情報特定用情報とを取得するようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、患者の医療情報は、第一の医療従事者が所属する医療機関の院内システムに記録されており、管理装置300の制御装置302は、対象者端末200から医療情報の受け渡しが要求されたときに、院内システムから該当する対象者の医療情報を取得する例について説明した。しかしながら、患者の医療情報は、あらかじめ院内システムから取得されて記憶媒体303に記録されており、管理装置300の制御装置302は、対象者端末200から医療情報の受け渡しが要求されたときに、記憶媒体303から該当する対象者の医療情報を読み出すことにより取得するようにしてもよい。また、制御装置302は、受け渡し対象の医療情報が、記憶媒体303に記録されている場合は、第一の医療従事者端末100を所持する医療従事者が所属する医療機関の院内システムから受け渡し対象の医療情報を取得せずに、記憶媒体303から医療情報を読み出すようにし、受け渡し対象の医療情報が、記憶媒体303に記録されていない場合は、第一の医療従事者端末100を所持する医療従事者が所属する医療機関の院内システムから受け渡し対象の医療情報を取得するようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、対象者である患者には、対象者特定用情報として患者IDが付される例について説明した。これに加えて、医療従事者についても、医療従事者を一意に特定するための医療従事者特定用情報、例えば医師IDを付して管理するようにしてもよい。この場合、例えば、管理装置300の記憶媒体303には、医療従事者である医師の氏名や所属医療機関などの情報を含んだ医療従事者情報を記録しておき、この医療従事者情報に医療従事者を一意に特定するための医療従事者特定用情報(医師ID)を付して管理するようにすればよい。これによって、各医師の医療従事者情報は、医師IDによって特定することが可能となる。
例えば、医師IDを用いて各医師を特定できるようにした上で、情報の受け渡しが行われた第一の医療従事者と第二の医療従事者とを医師IDを用いて紐付けることにより、第一の医療従事者と第二の医療従事者との間で、音声、テキスト、または映像によるコミュニケーションを可能としてもよい。例えば、制御装置302は、情報の受け渡しが行われた第一の医療従事者と第二の医療従事者の医師IDを紐づけた紐づけ情報を記憶媒体303に記録しておき、該紐づけ情報を参照して、第一の医療従事者端末100と第二の医療従事者端末100との間での通信を許可して、両者によるコミュニケーションを可能とすればよい。これによって、患者の医療情報を共有した医師間で患者の病状について相談をしたり意見交換を行ったりすることが可能となる。
また、第二の医療従事者端末100では、制御装置104は、第二の医療従事者が患者の医療情報を閲覧した際に、閲覧した医師の医師IDを含んだ閲覧履歴情報を医療情報記録装置400へ送信するようにし、管理装置300では、制御装置302は、第二の医療従事者端末100から受信した閲覧履歴情報を記憶媒体303に記録するようにしてもよい。これによって、医療従事者による対象者の医療情報の閲覧履歴を管理することができる。この場合、対象者端末200では、制御装置204は、対象者からの指示に基づいて、管理装置300から対象者の医療情報が閲覧された履歴を示す閲覧履歴情報を取得してタッチパネル201に表示するようにしてもよい。これによって、対象者は、自身の医療情報がいつ誰に閲覧されたかを把握することができる。
(4)上述した実施の形態における医療情報受け渡しシステム10において、管理装置300の制御装置302は、対象者端末200から、第二の医療従事者に対する医療情報の閲覧権限の設定を受け付け、設定内容に基づいて、第二の医療従事者による医療情報の閲覧を許可または禁止するようにしてもよい。これによって、対象者は、自身の医療情報に対する閲覧権限を任意に設定することが可能となる。
(5)上述した実施の形態における医療情報受け渡しシステム10において、対象者端末200の制御装置204は、医療情報の受け渡し要求のために対象者特定用情報と医療情報特定用情報を取得したときに、対象者に対して、医療情報を受け渡すことに対する同意を求め、対象者から同意が得られた場合に、管理装置300へ医療情報の受け渡しを要求するようにしてもよい。これによって、医療情報の受け渡しに対し、事前に明示的に対象者の同意を得ることができる。なお、この場合、制御装置204は、対象者から医療情報の受け渡し解放許可指示または受け渡し解放禁止指示を受け付け、受け渡し解放許可指示を受け付けた場合には、次に受け渡し解放禁止指示を受け付けるまでの間、対象者から同意が得られない場合でも管理装置300へ医療情報の受け渡しを指示するようにしてもよい。これによって、緊急時や救急時には、患者の明示的な同意がなくても患者の医療情報の受け渡しを許可することができる。
(6)上述した実施の形態では、管理装置300の制御装置302は、第二の医療従事者端末100から医療情報の受け取り要求を受け付けると、第二の医療従事者端末100から受信した患者IDと医療情報IDとに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定し、特定した受け取り対象の医療情報を医療情報記録装置400から取得して、受け取り要求元の第二の医療従事者端末100へ送信する例について説明した。このとき、制御装置302は、医療情報記録装置400から取得した受け取り対象の医療情報を第二の医療従事者が所属する医療機関の院内システムにも送信するようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
10 医療情報受け渡しシステム
100 医療従事者端末
101 タッチパネル
102 通信モジュール
103 カメラ
104 制御装置
200 対象者端末
201 タッチパネル
202 通信モジュール
203 カメラ
204 制御装置
300 管理装置
301 接続インターフェース
302 制御装置
303 記憶媒体
400 医療情報記録装置
401 接続インターフェース
402 制御装置
403 記憶媒体

Claims (11)

  1. 医療を受ける対象者が所持する対象者端末と、前記対象者の医療情報を第一の医療従事者から第二の医療従事者へ受け渡すための処理を実行する管理装置と、前記対象者の医療情報を記録する医療情報記録装置と、前記第一の医療従事者または前記第二の医療従事者が所持する医療従事者端末とを備えた医療情報受け渡しシステムであって、
    前記対象者端末は、
    前記第一の医療従事者が所持する前記医療従事者端末(以下、「第一の医療従事者端末」と呼ぶ)から前記対象者を特定するための対象者特定用情報と前記対象者の医療情報を特定するための医療情報特定用情報とを取得する第一の情報取得手段と、
    前記管理装置へ、前記第一の情報取得手段によって取得された前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報を送信して、前記第二の医療従事者が所持する前記医療従事者端末(以下、「第二の医療従事者端末」と呼ぶ)への前記医療情報の受け渡しを要求する受け渡し要求手段とを備え、
    前記第二の医療従事者端末は、
    前記対象者端末から前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報とを取得する第二の情報取得手段と、
    前記管理装置へ、前記第二の情報取得手段によって取得された前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報を送信して、前記医療情報の受け取りを要求する受け取り要求手段と、
    前記管理装置から前記医療情報を受信して表示する表示手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記対象者端末から、前記第二の医療従事者端末への前記医療情報の受け渡しが要求された場合には、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報とに基づいて、受け渡し対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を前記医療情報記録装置へ送信する第一の送信手段と、
    前記第二の医療従事者端末から前記医療情報の受け取りが要求された場合には、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報とに基づいて、受け取り対象の医療情報を特定し、特定した医療情報を前記医療情報記録装置から取得して前記第二の医療従事者端末へ送信する第二の送信手段とを備え、
    前記医療情報記録装置は、
    前記管理装置から前記医療情報を受信した場合には、受信した前記医療情報を記録する医療情報記録手段を備えることを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  2. 請求項1に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記医療情報記録装置は、前記管理装置から前記医療情報を受信した場合に、受信した前記医療情報を前記対象者端末へ送信する医療情報送信手段をさらに備え、
    前記対象者端末は、前記医療情報記録装置から受信した前記医療情報を表示する医療情報表示手段をさらに備えることを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  3. 請求項1または2に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記第一の送信手段は、前記第一の医療従事者端末を所持する医療従事者が所属する医療機関から通信回線を介して受け渡し対象の医療情報を取得して前記医療情報記録装置へ送信することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  4. 請求項3に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記第一の送信手段は、受け渡し対象の医療情報が、前記管理装置が備える記憶媒体に記録されている場合は、前記第一の医療従事者端末を所持する医療従事者が所属する医療機関から受け渡し対象の医療情報を取得せずに、前記管理装置が備える記憶媒体から前記医療情報を読み出して前記医療情報記録装置へ送信することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記第二の医療従事者端末は、前記第二の医療従事者が前記医療情報を閲覧した履歴を示す閲覧履歴情報を前記管理装置へ送信する閲覧履歴情報送信手段をさらに備え、
    前記管理装置は、前記第二の医療従事者端末から受信した前記閲覧履歴情報を記録する閲覧履歴情報記録手段をさらに備え、
    前記対象者端末は、前記対象者からの指示に基づいて、前記管理装置から前記閲覧履歴情報を取得して、表示装置に表示する閲覧履歴情報表示手段をさらに備えることを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記管理装置は、
    前記対象者端末から、前記第二の医療従事者に対する医療情報の閲覧権限の設定を受け付ける閲覧権限設定受付手段と、
    前記閲覧権限設定受付手段で前記閲覧権限の設定を受け付けたときに、設定内容に基づいて、前記第二の医療従事者による前記医療情報の閲覧を許可または禁止する閲覧権限設定手段とをさらに備えることを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記受け渡し要求手段は、前記第一の情報取得手段によって前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報が取得されたときに、前記対象者に対して、前記医療情報を受け渡すことに対する同意を求め、前記対象者から同意が得られた場合に、前記管理装置へ前記医療情報の受け渡しを要求することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  8. 請求項7に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記対象者端末は、医療情報の受け渡し解放許可指示または受け渡し解放禁止指示を受け付ける受け渡し解放指示受付手段をさらに備え、
    前記受け渡し要求手段は、前記受け渡し解放指示受付手段で前記受け渡し解放許可指示を受け付けた場合には、前記受け渡し解放指示受付手段で前記受け渡し解放禁止指示を受け付けるまでの間、前記対象者から同意が得られない場合でも前記管理装置へ前記医療情報の受け渡しを要求することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記第一の医療従事者端末は、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報とを含んだ受け渡し用二次元コードを表示装置に表示する受け渡し用二次元コード表示手段をさらに備え、
    前記第一の情報取得手段は、前記第一の医療従事者端末の前記表示装置に表示された前記受け渡し用二次元コードを読み取ることによって、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報を取得することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記対象者端末は、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報とを含んだ受け取り用二次元コードを表示装置に表示する受け取り用二次元コード表示手段をさらに備え、
    前記第二の情報取得手段は、前記対象者端末の前記表示装置に表示された前記受け取り用二次元コードを読み取ることによって、前記対象者特定用情報と前記医療情報特定用情報を取得することを特徴とする医療情報受け渡しシステム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の医療情報受け渡しシステムにおいて、
    前記第一の医療従事者端末と前記第二の医療従事者端末との間で通信を確立し、前記第一の医療従事者と前記第二の医療従事者との間での音声、テキスト、または映像によるコミュニケーションを可能とすることを特徴とする医療情報受け渡しシステム。

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