JP2019052940A - 液体の境界面検出装置 - Google Patents

液体の境界面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019052940A
JP2019052940A JP2017177215A JP2017177215A JP2019052940A JP 2019052940 A JP2019052940 A JP 2019052940A JP 2017177215 A JP2017177215 A JP 2017177215A JP 2017177215 A JP2017177215 A JP 2017177215A JP 2019052940 A JP2019052940 A JP 2019052940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boundary surface
container
liquid
detection signal
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017177215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6748393B2 (ja
Inventor
忠雄 村山
Tadao Murayama
忠雄 村山
恭男 大津
Yasuo Otsu
恭男 大津
栄洋 渡邊
Hidehiro Watanabe
栄洋 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARK DENSHI KK
Original Assignee
MARK DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MARK DENSHI KK filed Critical MARK DENSHI KK
Priority to JP2017177215A priority Critical patent/JP6748393B2/ja
Publication of JP2019052940A publication Critical patent/JP2019052940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6748393B2 publication Critical patent/JP6748393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】容器中の気体と液体の境界面や異種の液体の境界面を高精度に検出する境界面検出装置を提供する。【解決手段】光源20は、容器14中に形成された境界面18をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を容器14の側面から照射する。検出部は境界面18をはさむ領域の近赤外線の透過光または反射光を検出する。解析部は境界面18と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求める。境界面判定部は、検出信号強度の下降点群を検出して、その下降点の最小値が閾値以下であるとき、最小値の位置を境界面18と判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、高精度に、容器に収容された気体と液体の間や異種の液体間の境界面を検出する液体の境界面検出装置に関する。
液体を収容した容器の側面に光を照射して撮影して得られた画像から、その液体の液面を検出する技術が知られている(特許文献1)(特許文献2)。赤外線を照射して透過光をカメラで撮影して得られた画像から液面を検出する技術も紹介されている(特許文献3)。また、微量の液体を容器に正確に注入するために、液面に赤外線を照射して、CCDカメラにより撮影をして液面高さを計測する技術が紹介されている。ここでは、液体があるところと無いところの屈折率差を利用して液面位置を判定している(特許文献4)。
特開2006−300875号公報 特開平8−278186号公報 特開2006−240659号公報 特開平7−218397公報
上記の既存技術には次のような解決すべき課題があった。
試験管の中の気体と液体の間や異種の液体間の境界面では、液体と容器が接触する部分の親和力による盛り上がりや、液体の境界面で発生した気泡が存在するために、既知の方法で撮影した画像では、境界面が判別できないかあるいは測定誤差が発生することがある。従って、液面の検出精度が1mm以下といった高精度の液面検出とその結果を利用した計量等を求められた場合には、従来技術では対応が困難である。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものである。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
気体と液体もしくは異種の液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を容器の側面から照射する光源と、
上記境界面をはさむ領域の近赤外線の透過光または反射光を検出する検出器と、
上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求める解析部と、
検出信号強度の下降点群を検出して、その下降点の最小値が閾値以下であるとき、最小値の位置を境界面と判定する境界面判定部を備えたことを特徴とする境界面検出装置。
<構成2>
上記検出器は、上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光を撮影するカメラであって、
上記解析部は、上記カメラで撮影された画像中の、上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求めることを特徴とする構成1に記載の境界面検出装置。
<構成3>
上記境界面判定部は、上記カメラで撮影された画像中の上記境界面に平行な方向の一定以上の長さの線分を検出して、その位置を液面位置と判定することを特徴とする構成2に記載の境界面検出装置。
<構成4>
上記下降点群の上記閾値の部分の、境界面に交差する方向の幅は1mm以下であることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の境界面検出装置。
<構成5>
水を含む二種類の液体の境界面の判定に用いられるものであることを特徴とする構成2乃至4に記載の境界面検出装置。
<構成6>
上記光源は容器の側面を近赤外線で照射し、
光源から容器の方向を見たとき、容器の左右の側面のいずれか一方の面を上記カメラで撮影することを特徴とする構成2乃至5に記載の境界面検出装置。
<構成7>
気体と水を含む液体もしくは異種の水を含む液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を照射し、
上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光をカメラで撮影して、
上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求め、
検出信号強度の下降点群を検出して、
その下降点の最小値が閾値以下であるとき、最小値の位置を境界面と判定することを特徴とする境界面の検出方法。
<構成8>
気体と水を含む液体もしくは異種の水を含む液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を照射し、
上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光をカメラで撮影して、
上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求め、
検出信号強度の下降点群を検出した境界面判定用の撮影画像を出力することを特徴とする境界面の検出方法。
<構成1の効果>
強度ムラの無い均質な近赤外線を照射して、境界面での近赤外線の特徴的な散乱によって生じる検出信号強度の急峻な下降点群を検出すると、境界面の位置を高精度に検出できる。閾値を設けて判定をすることで、境界面固有の下降点群を透過または反射による近赤外線の減衰を他の他所での減衰と区別できる。
<構成2の効果>
近赤外線の拡散反射光は容器の側壁から容器の中に進入した上記境界面の各所で発生するので、一箇所に集中した下降点群が取得でき、境界面の位置を高精度に検出できる。
<構成3の効果>
境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求めた場合に、この直線が気泡等と交差していると、正確な境界面が検出できない。撮影された画像中に、境界面に平行な方向の一定以上の長さの線分を見つければ、気泡等によるものでないから、その位置が境界面と判定できる。
<構成4の効果>
幅が1mm以下の下降点群のところに閾値を設定すると、境界面の検出精度を1mm以下にすることができる。
<構成5の効果>
近赤外線は液面検出に適するが、水を含む液体中で急激に減衰するから、拡散反射光を撮影する方法が適する。
<構成6の効果>
拡散反射光を撮影するので、カメラの位置に並べて光源を配置してもよい。しかし、光源から容器の方向を見たとき、容器の側面をカメラで撮影するほうが、外乱光を遮断し易く、装置を全体として小型化できる。
液体を収容した容器に、近赤外線ビームを照射して、液体の液面を検出する状態の側面図である。 (a)は、装置の全体構造例を示す斜視図で、(b)は(a)の装置を上から見た平面図である。 上記の境界面検出装置の具体的な動作説明図である 容器に3種類の液体を収容した場合の検出信号例を示す。 境界面に気泡が発生した場合の検出信号例を示す。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1(a)は、液体を収容した容器14に、近赤外線ビーム24を照射して、液体の液面を検出する状態の側面図である。
後で説明する別の液体と区別するために、この液体を第1の液体16と呼ぶことにする。この第1の液体16の液面とは、上方にある空気と第1の液体16との境界面18のことである。
光源20は、例えば、近赤外線を発生させるLEDである。半透明板22は:例えば、すりガラスである。この構造により、境界面18を挟む上側と下側の領域に対してその領域内で均質な強度に近赤外線ビーム24を照射することができる。例えば、イメージラインセンサ27によって近赤外線ビーム24の反射光や透過光を検出した時に、境界面18の位置が判別できる程度に均質であればよい。例えば、赤外線を均質に反射し散乱させるボードのようなものを使用しても構わない。
この実施例では容器14の周囲にラベル12が巻き付けられている。ラベル12には、例えば第1の液体16の種類や液量等の情報が記録されている。近赤外線ビーム24は薄い紙のような素材であれば容易に通過して第1の液体16に照射される。従って、可視光を使用した場合のようにラベル12を剥がす必要はない。
イメージラインセンサ27は、第1の液体16を通り抜けた近赤外線ビーム24か、あるいは第1の液体16の表面や内部で拡散反射した近赤外線ビーム24を検出するためのものである。近赤外線ビーム24を検出するデバイスとしては、ダイオードアレイやイメージラインセンサーが適する。
なお、近赤外線ビーム24は水を含む液体に吸収されやすく、その表面や内部でで反射し拡散する性質がある。図1(b)の実施例は、この拡散反射光をCMOSカメラ28で撮影する例を示している。
図1(b)の例では、容器14の中に第1の液体16と第2の液体17とが収容されている。この第1の液体16と第2の液体17境界面18を検出する。この例の境界面18は全体として完全に平坦ではなく泡のような凹凸が生じている。したがって、容器14の側面から境界面18を可視光を用いて撮影しても、平坦な境界面を撮影できないことがある。
これに対して、図のように近赤外線ビーム24を照射すると、近赤外線ビーム24は第1の液体16の表面のみならず少し内部までに侵入した後に散乱反射するので、境界面18を3次元的に捉えた拡散反射光を、CCDデバイスやCMOSカメラ28等で撮影することができる。
なお、後で詳細に説明をするが、容器中の気体と液体の境界面や異種の液体の境界面を高精度に検出するには、波長が600μmから1000μm程度のものが適することがわかった。また、近赤外線ビーム24は容器14のラベルを透過するが、ラベルに記載されたり容器に印刷された計量用の目盛りを撮影できれば、下記面位置の検出によって液体の量も正確に計量できる。
図2(a)は、装置の全体構造例を示す斜視図である。また、図2(b)は図2(a)の装置を上から見た平面図である。
この装置の光源20は、断面がコ字形のフード40に取り囲まれており、半透明板22を介して近赤外線を容器14に向けて照射する構造になっている。CMOSカメラ28は容器14の内部で拡散反射された赤外線の像を撮影する。この図には、撮影した画像を処理するための機能ブロックを示した。撮影した画像は、検出部50と解析部52と境界面判定部54により処理される。
図2(b)に示すように、この例では、容器14の側方に配置されたフード40内に、光源20が取り付けられている。光源20から容器14の方向を見たときCMOSカメラ28は容器14の右側面を撮影している。なお、より十分鮮明な画像を撮影するために破線のように、容器14を両側から照射しても良い。
上記のような構造を採用すると、光源20をフード40で完全に覆うことができるので、暗箱を構成しやすい。即ち、装置の各部で反射した不要な赤外光がCMOSカメラ28に侵入するのを防ぐことができる。実際に、CMOSカメラ28のすぐ横に光源20を配置して14を照射したときに比べて、より鮮明な画像を撮影することができた。さらに透過光を検出する既知の装置よりも全体として小型化することが可能になる。
なお、検出部50は、境界面18をはさむ領域の近赤外線の透過光または反射光を検出して取得する部分である。解析部52は、境界面18と交差する直線(図3で説明する)に沿った検出信号30の強度分布を求める部分である。境界面判定部54は、検出信号30強度の下降点群32を検出して、その下降点の最小値が閾値34以下であるとき、最小値の位置を境界面18と判定する部分である。これらは画像処理のためのデバイスやマイクロコンピュータにより実現する。その具体的な動作は次の図面を用いて説明する。
図3は上記の境界面検出装置の具体的な動作説明図である
容器14は、例えば、先に図1で説明したように、その外周面にラベル12が巻き付けられたガラス管である。この容器14には、第1の液体16と第2の液体17とが収容されている。画像36は、図2(a)で示したCMOSカメラ28で撮影をして得たものである。上記の検出部50は、例えば、この画像36を記憶する記憶装置等により構成される。
この画像36には、境界面18の部分で拡散反射された近赤外光による、境界面18に平行な方向の線分38が現れている。近赤外光は境界面18の部分で大きく散乱吸収されるので、この線分38の部分の検出信号は最も低レベルのもので他の部分よりも暗い線になっている。なお、第2の液体17の上方の液面も検出可能であるが、この例では外乱により検出されていない。第1の液体16と第2の液体17の境界面18の検出のみが目的であれば支障はない。
上記の解析部52は、この画像36中の境界面18と交差するような直線37に沿った検出信号30の強度分布を求めて図のようにグラフ化する。これをディスプレイに表示することもできるし、演算処理用の一時メモリに記憶させて次の判定処理を実行してもよい。
図3の中央に示した検出信号30は、縦軸を容器14の高さと対応させており、横軸は検出信号の強度である。右側ほど信号強度が強いことを表す。境界面判定部54は、このグラフ中に閾値34を設定して境界面18の位置を判定する。
図の一点鎖線の円で囲んだ部分は図の下方に拡大表示している。検出信号30中に、このような信号強度の下降点群32が検出されると、これと閾値34とを比較する。閾値34のレベルは、対象となる液体の性質や容器やその他の周辺条件を考慮して実験的に求める。
信号強度の下降点群32の最小値が閾値34以下であるとき、最小値の位置を境界面18の位置と判定する。この閾値34の設定によって、不要反射やノイズによる信号強度の低下点を境界面と誤判定するのを防止できる。
そして、さらに、境界面18を高精度に検出するために、この図の円の中に示すように、下降点群32と閾値34とが交差する部分で、境界面に交差する方向の幅がW以下の場合に、下降点群32の最小値の位置を境界面18の位置と判定する。このWは、例えば、1mmに設定する。実際に試験管等で液体の計量をするような場合に、境界面18の検出位置の誤差が1mm以上では必要な精度が得られない。
しかも、Wが1mm以上ある場合には、画像36中に明瞭な線分38が現れないことがある。これは、必ずしも境界面18を検出した画像ではないことがある。従って、閾値34とWの両方を使用して境界面18の位置検出を行うことが好ましい。さらに、下降点群32の最小値の位置と線分38の位置が一致していることも確認して、高精度に境界面18の位置を判定するとよい。
図4は、容器14に3種類の液体を収容した場合の検出信号例を示す。
この図の容器14には、第1の液体16と第2の液体17と第3の液体42とが収容されている。この容器14を図2(a)で示したような装置のカメラ28で撮影すると、右側に示すような検出信号が得られる。右側のグラフは、縦軸が容器14の底からの高さを示し、横軸は左側に向かうほど検出信号強度が高いことを示している。
この図の例では、第1の液体16と第2の液体17の境界面と第2の液体17と第3の液体42の境界面の部分では、いずれも鋭く検出信号レベルが閾値以下に低下している。なお、第1の液体16と第2の液体17と第3の液体42とは、それぞれ赤外線の反射吸収率が相違するため、C1、C2、C3というように、全体として出力信号レベルが相異する。従って、この反射吸収率の相異により境界面の概略位置は検出できる。
しかしながら、容器14の外側から見える部分の反射光だけで検出信号を取得していると、鋭く検出信号レベルが閾値以下に低下する部分を検出することができない。境界面に相当する部分が幅広くレベル低下していることが多く、高精度の境界面検出ができない。また、真の境界面でなく気泡や容器14と液体の接するせり上がり部分を境界面と誤判定することもある。
一方、本発明のように、鋭く検出信号レベルが閾値34以下に低下し、かつ図3で説明したようにWの幅以下であることを検出すれば、境界面の正確な位置を判定することができる。これにより、例えば第1の液体16や第2の液体17や 第3の液体42の量を、正確に計算することもできる。
図5は、境界面に気泡が発生した場合の検出信号例を示す。
この図の右側のグラフは、図2に示したCMOSカメラ28で取得した画像の、容器14の高さ方向の検出信号レベルを示す。また、左側に示したグラフは、境界面に平行な方向の検出信号レベルを示す。容器14の外側から見える部分の反射光だけで検出信号を取得すると、このように液面に多数の気泡44が発生しているときに、境界面の検出ができない。
しかしながら、図2に示した装置によれば、右側のグラフに示すように、、鋭く検出信号レベルが閾値以下に低下した場所を検出できる。容器14中の境界面18に相当する部分は、気泡44の部分よりも赤外線の拡散吸収の度合いが大きいので、明瞭に区別できる検出信号レベルの低下がみられる。また、容器の壁全体に気泡が付着していても、このとおり境界面18が検出できる。即ち、この場合にも、上記の判定方法によれば、高精度で境界面18の位置検出をすることができる。
12 ラベル
14 容器
16 第1の液体
17 第2の液体
18 境界面
20 光源
22 半透明板
24 近赤外線ビーム
27 イメージラインセンサ
28 CMOSカメラ
30 検出信号
32 下降点群
34 閾値
36 画像
38 線分
40 フード
42 第3の液体
44 気泡
50 検出部
52 解析部
54 境界面判定部

Claims (8)

  1. 気体と液体もしくは異種の液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を容器の側面から照射する光源と、
    上記境界面をはさむ領域の近赤外線の透過光または反射光を検出する検出器と、
    上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求める解析部と、
    検出信号強度の下降点群を検出して、その下降点の最小値が閾値以下であるとき、最小値の位置を境界面と判定する境界面判定部を備えたことを特徴とする境界面検出装置。
  2. 上記検出器は、上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光を撮影するカメラであって、
    上記解析部は、上記カメラで撮影された画像中の、上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求めることを特徴とする請求項1に記載の境界面検出装置。
  3. 上記境界面判定部は、上記カメラで撮影された画像中の上記境界面に平行な方向の一定以上の長さの線分を検出して、その位置を液面位置と判定することを特徴とする請求項2に記載の境界面検出装置。
  4. 上記下降点群の上記閾値の部分の、境界面に交差する方向の幅は1mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の境界面検出装置。
  5. 水を含む二種類の液体の境界面の判定に用いられるものであることを特徴とする請求項2乃至4に記載の境界面検出装置。
  6. 上記光源は容器の側面を近赤外線で照射し、
    光源から容器の方向を見たとき、容器の左右の側面のいずれか一方の面を上記カメラで撮影することを特徴とする請求項2乃至5に記載の境界面検出装置。
  7. 気体と水を含む液体もしくは異種の水を含む液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を照射し、
    上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光をカメラで撮影して、
    上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求め、
    検出信号強度の下降点群を検出して、
    その下降点の最小値が閾値以下であるとき、最小値の位置を境界面と判定することを特徴とする境界面の検出方法。
  8. 気体と水を含む液体もしくは異種の水を含む液体により容器中に形成された境界面をはさむ領域に対して、その領域内で均質な近赤外線を照射し、
    上記境界面をはさむ領域の近赤外線の拡散反射光をカメラで撮影して、
    上記境界面と交差する直線に沿った検出信号の強度分布を求め、
    検出信号強度の下降点群を検出した境界面判定用の撮影画像を出力することを特徴とする境界面の検出方法。
JP2017177215A 2017-09-15 2017-09-15 液体の境界面検出装置 Active JP6748393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017177215A JP6748393B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 液体の境界面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017177215A JP6748393B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 液体の境界面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019052940A true JP2019052940A (ja) 2019-04-04
JP6748393B2 JP6748393B2 (ja) 2020-09-02

Family

ID=66014822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017177215A Active JP6748393B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 液体の境界面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6748393B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020017411A1 (ja) * 2018-07-17 2021-08-05 国立大学法人神戸大学 固液界面検出装置及びこれを備えた前処理装置
CN114055634A (zh) * 2021-11-19 2022-02-18 湖北北新建材有限公司 一种石膏板辅料添加的监测装置
CN114322929A (zh) * 2022-01-07 2022-04-12 浙江同禾传感技术有限公司 一种静力水准装置及其使用方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020017411A1 (ja) * 2018-07-17 2021-08-05 国立大学法人神戸大学 固液界面検出装置及びこれを備えた前処理装置
JP7084581B2 (ja) 2018-07-17 2022-06-15 国立大学法人神戸大学 固液界面検出装置及びこれを備えた前処理装置
CN114055634A (zh) * 2021-11-19 2022-02-18 湖北北新建材有限公司 一种石膏板辅料添加的监测装置
CN114055634B (zh) * 2021-11-19 2023-07-21 湖北北新建材有限公司 一种石膏板辅料添加的监测装置
CN114322929A (zh) * 2022-01-07 2022-04-12 浙江同禾传感技术有限公司 一种静力水准装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6748393B2 (ja) 2020-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3814755B1 (en) Sensor for level and turbidity measurement
KR101319801B1 (ko) 오일 미스트 검출 장치
KR101578496B1 (ko) 이미지 센서의 틸트 결정 방법
US10976217B2 (en) System and method for inspecting optical power and thickness of ophthalmic lenses immersed in a solution
US8941825B2 (en) Container inspection
JP6748393B2 (ja) 液体の境界面検出装置
US9612144B2 (en) Method and arrangement for measuring flow rate of optically non-homogenous material
TWI507660B (zh) 發光二極體元件的三維視覺檢查方法及三維視覺檢查裝置
EP1941248A1 (en) Optical fluid level detector
JP2008153119A (ja) 電池検査システム、及び電池検査方法
RU2642165C2 (ru) Устройство для измерения толщины стенки емкости
TW201339569A (zh) 缺陷檢查方法
WO2004005902A1 (ja) 光学的測定方法およびその装置
JP2007507707A (ja) 対象物の特徴を映すシステム及び方法
JP4864734B2 (ja) 光変位センサー及びそれを用いた変位測定装置
JP4630945B1 (ja) 欠陥検査装置
JP2023506778A (ja) レーザを利用した内包異物検出システム及び方法
JP7063839B2 (ja) 検査方法、及び検査システム
JP2017146226A (ja) 自動分析装置
JP2018096687A (ja) 光照射器、光学センサ、光学検査装置
JPH041507A (ja) 被験体の厚さ及び表面歪み測定方法並びに混入異物検出方法
JP2012068211A (ja) シート部材の歪み検査装置及びシート部材の歪み検査方法
JP4971043B2 (ja) 容器の良否判定方法及び検査装置
JP5129689B2 (ja) 印刷はんだ検査装置、及び印刷はんだ検査方法
JP2014185854A (ja) 光学測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6748393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250