JP2019052904A - ランドマーク検出方法及びランドマーク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランドマーク検出の計算負荷を軽くする。【解決手段】自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶するランドマーク記憶部10と、自身の位置情報を計測する位置計測センサ30と、自身の進行方向の対象画像を撮像するカメラ20と、位置情報から対象画像に含まれるランドマークを特定し、該特定した前記ランドマークの撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴を配列するランドマーク特徴配列部50と、特定したランドマークの対象画像より、再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した再検出ランドマーク特徴と、ランドマーク特徴を、配列した順に照合させてランドマークを検出するランドマーク検出部60とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両の位置測定に利用できるランドマーク検出方法及びランドマーク検出装置に関する。
ランドマークとは、目印となる地理学上の特徴物のことである。撮像した画像とランドマークを用いて自車の位置を測定する装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された移動体位置測定装置は、1つのランドマークに対し、そのランドマークを識別する為の複数のランドマーク特徴を予め保存しておく。そして、撮像した画像と複数のランドマーク特徴をマッチングさせ、一致したランドマーク特徴から自車位置を測定する装置である。
特開2012−127896号公報
しかしながら特許文献1に開示された技術は、ランドマークを識別するために、ランドマーク数×複数のランドマーク特徴を計算する必要があり、計算負荷が重くなるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、計算負荷を軽減させるランドマーク検出方法及びランドマーク検索装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係わるランドマーク検出方法は、自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶し、自車両の位置情報から対象画像に含まれるランドマークを特定し、特定したランドマークの撮像条件に近い前記取得条件の順にランドマーク特徴を配列し、特定したランドマークの対象画像より再検出ランドマーク特徴を抽出し、該再検出ランドマーク特徴と、前記ランドマーク特徴を、配列した順に照合させてランドマークを検出する。
本発明のランドマーク検出方法によれば、ランドマーク検出の計算負荷が軽減される。
ランドマークを説明するための画像例を示す図である。 図1Aに示す画像から異なる取得条件で取得した複数のランドマーク特徴の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るランドマーク検出装置の構成例を示したブロック図である。 図2に示すランドマーク検出装置の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示すカメラで撮影した対象画像に含まれるランドマークの例を示す図である。 図4に示すランドマークと自車両との関係を模式的に示す図である。 図2に示すランドマーク特徴配列部の処理手順を示すフローチャートである。 ランドマーク特徴のスコア算出の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示すランドマーク特徴配列部が出力する配列リストの例を示す図である。 図2に示すランドマーク記憶部に記憶されるランドマーク特徴の例を示す図である。 図2に示すランドマーク検出部の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示すカメラで撮影した対象画像にテンプレート枠を適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出する例を模式的に示す図である。 対象画像と、テンプレート枠と、輝度分散との関係を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の実施形態に係るランドマーク検出装置100の動作を説明する前に、図1Aと図1Bを参照してランドマークについて説明する。
図1Aは、ある建物の入り口付近を撮像した画像である。図1Aに、一点鎖線で示す四角形は、テンプレート枠を示す。図1Aにおいてランドマークは、テンプレート枠が適合された建物である。ランドマーク特徴は、テンプレート枠の範囲内の画像である。なお、建物(特徴物)とランドマークは、一対一の関係になるとは限らない。一つの建物の一部分をランドマークとする場合もある。撮像した画像の中のエッジやエッジの交わりをランドマークとする場合もある。
図1Aに示すある建物の画像は、例えば1万画素のCCDカメラで撮像したと仮定する。その場合、建物に接近してテンプレート枠部分の建物を撮像すると、そのテンプレート枠内の画像は、ほぼ1万画素で撮像された扉の一部分の画像となる。逆に建物から離れて同じ部分を撮像すると、テンプレート枠部分の画素数は、全体の画素数に対して相対的に減少することになる。
つまり、ランドマーク特徴の見え方は、対象物を撮像する位置によって変化する。図1Bは、その様子を示す図である。小さい画像は建物から離れて撮像した画像から切り取ったランドマーク特徴であり、大きい画像は建物に近づいて撮像した画像から切り取ったランドマーク特徴である。
このようにランドマーク特徴は、ランドマークを撮像した位置に応じて変化する。また、日照、天気等の条件により、ランドマーク特徴の見え方が変化する。つまり、ランドマーク特徴は、撮像した位置、時刻、及び天候等の取得条件、撮像条件によって変化する。したがって、撮像した画像から、それらの要因に左右されずにランドマークを検出するには、一つのランドマークに対応させて見え方の異なるランドマーク特徴を複数用意する必要がある。
本実施形態に係るランドマーク検出装置100の機能構成例を図2に示す。ランドマーク検出装置100は、例えば車両に搭載され自車両の位置を測位する装置に用いられる。その装置は、撮像した画像に含まれるランドマークと、予め記憶された地図情報上のランドマークをマッチング処理することにより、自車両の位置を推定する。また、ランドマークを地図上の位置と対応付けて記憶することにより、地図上の自車両の位置を推定する。また自車両の位置を推定することにより、具体的には、道路内での自車両の位置、車線内での自車両の位置、地図上での自車両の位置を推定することにより、自動運転装置や走行支援装置の制御で用いる自車両の走行軌跡の算出に用いることができるようになる。
また、一般的に、自車両の位置を推定する方法として、GNSSを用いる方法や、オドメトリを用いる方法、などが用いられるが、これらの方法は、自己位置を高精度に求めることが難しく、自己位置に誤差が生じる、自己位置を推定することができない、ことがある。しかしながら、走行した場所のランドマーク、ランドマーク特徴を学習することで、次回走行した場合に学習したランドマーク、ランドマーク特徴を用いて自己位置を推定できるようになる。また、ランドマーク特徴を画像を用いて照合することにより、画素単位で位置を推定することができるようになるため、自車両の位置や角度を高精度に算出できるようになる。
図3は、ランドマーク検出装置100が実行するランドマーク検出方法の処理手順を示すフローチャートである。図2と図3を参照して本実施形態に係るランドマーク検出装置100の動作を説明する。以降において、ランドマーク検出装置100は、例えば車両に搭載した例で説明する。
ランドマーク検出装置100は、ランドマーク記憶部10、カメラ20、位置計測センサ30、ジャイロ40、ランドマーク特徴配列部50、及びランドマーク検出部60を備える。カメラ20、位置計測センサ30、及びジャイロ40を除いたランドマーク検出装置100は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
ランドマーク記憶部10は、自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶する(図2、ステップS1)。取得条件は、ランドマーク特徴を抽出した画像(学習画像)の撮像条件を含む。よって取得条件には、学習画像を撮影した撮影位置(場所)、撮影角度、撮影時刻、及びカメラパラメータ等の撮像条件が含まれる。なお、ランドマーク記憶部10は、自車両の周囲の複数のランドマークと、該複数のランドマークのそれぞれに対して複数の特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶してもよい。
ここで学習画像の「学習」の文言は、「記憶」に置き換えてもよい。つまり、自車両が走行した周囲の画像から抽出したランドマーク特徴を記憶することを「学習」と称している。なお、ランドマーク特徴は、自車両が走行して撮影した画像から抽出したものに限られない。他車が走行して撮影した画像から抽出された例えばクラウド上に存在するランドマーク特徴を、インターネット経由で取得し、ランドマーク記憶部10に記憶するようにしてもよい。
カメラ20は、自車両の周囲の対象画像を撮像する。対象画像とは、上記の学習画像と区別する為の呼称である。つまり対象画像は、自車両の周囲の画像である。
カメラ20は、複数のカメラで構成してもよい(カメラ20a〜20dは図示せず)。例えば、カメラ20aは車両の前方に搭載されて車両前方を撮像する。カメラ20bは車両の後方に搭載されて車両後方を撮像する。カメラ20cは車両の左側に搭載されて車両左側を撮像する。カメラ20dは車両の右側に搭載されて車両右側を撮像する。それぞれのカメラは、車両のルーフより下方に設置される。尚、ランドマークの検出に用いる画像は、カメラ20a〜20dのどのカメラで撮像された画像を用いるようにしてもよい。
位置計測センサ30は、自車両の位置情報を計測する。位置計測センサ30は、例えばGPS等の手段を用いて自車両の位置を計測する。位置計測センサ30は、カメラ20と連動し、カメラ20が対象画像を撮像すると撮影位置(位置情報)を計測する。
ジャイロ40は、自車両の重心の鉛直軸周りのヨーレイト(回転角速度)を検出する。この回転角速度から、自車両の進行方向に対する向き(姿勢)を検出することができる。ジャイロ40は、上記の撮影角度をリアルタイムで計測する。
ランドマーク特徴配列部50は、位置計測センサ30で計測した位置情報から、カメラ20で撮像した対象画像に含まれる複数のランドマークを特定し、該特定したランドマークのそれぞれについて、対象画像の撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴を配列させて配列リストHLを生成する(ステップS2)。ここで取得条件は、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴の取得条件であり、ランドマーク特徴を抽出した学習画像を撮影した撮影位置、撮影角度、及びカメラパラメータ等の撮像条件を含む。
したがってランドマーク特徴配列部50は、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴を、対象画像の撮像条件に近い取得条件の順に配列(配列リストHL)することができる。配列リストHLについて詳しくは後述する。
ランドマーク検出部60は、カメラ20で撮像された対象画像に、ランドマークにそれぞれ対応するテンプレート枠を適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した各々の再検出ランドマーク特徴と、配列リストHLのランドマーク特徴を、配列リストHLの上位から順に照合させてランドマークを検出する(ステップS3)。ここで再検出ランドマーク特徴は、対象画像から再びランドマーク特徴を抽出することから「再検出ランドマーク特徴」と称している。
以上述べたように本実施形態に係るランドマーク検出装置100は、自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶するランドマーク記憶装置10と、自車両の位置情報を計測する位置計測センサ30と、自車両の周囲の対象画像を撮像するカメラ20と、位置情報から対象画像に含まれるランドマークを特定し、該特定した前記ランドマークの撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴を配列するランドマーク特徴配列部50と、特定したランドマークの対象画像より再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した再検出ランドマーク特徴と、ランドマーク特徴を、配列した順に照合させてランドマークを検出するランドマーク検出部60とを備える。
また、本実施形態に係るランドマーク検出装置100が実行するランドマーク検出方法は、自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶し、自車両の位置情報を計測し、自車両の周囲の対象画像を撮像し、位置情報から対象画像に含まれるランドマークを特定し、該特定したランドマークの撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴を配列し、特定したランドマークの対象画像より再検出ランドマーク特徴を抽出し、再検出ランドマーク特徴と、ランドマーク特徴を、配列した順に照合させてランドマークを検出する。
これにより、ランドマークを検出する計算負荷を軽減することができる。つまり、本実施形態に係るランドマーク検出装置とその方法によれば、マッチング計算を闇雲に繰り返すのではなく、対象画像の撮像条件に近い順に配列させた配列リストHLの上位から順にランドマーク特徴を照合させるので、適切なランドマークを早く検出することができる。つまり、計算コストを低く(計算負荷を軽く)することができる。
(対象画像とランドマーク)
ここで図4と図5を参照して対象画像とランドマークの関係について説明する。図4は、ある交差点の手前からカメラ20で撮像した対象画像の一例を示す図である。
対象画像は、例えば数百万画素のCCD(カメラ20)で撮像した画像である。対象画像の中のPi(iは整数)で示す部分がランドマークである。この例では、ビルの角部、信号機、及び道路の境界等がランドマークとされている。ランドマークは、一つの対象画像から数十個が抽出される。図4では、作図の関係で省略しているが、遠方のビルの形状や、ビル群と空の境界線であるスカイラインの一部をランドマークとしてもよい。
図4に示すP1は信号機に掲示された交差点名標識、P2は街灯の支柱、P3はビルの角部、P4は中央分離帯の縁石、P5は歩道の縁石、P6はビルの角部である。P7以降の説明は省略する。
図5は、図4に示すランドマークと自車両の位置との関係を模式的に示す図である。図5に示すように対象画像に含まれるランドマークを検出できれば、検出したランドマークから自車両の位置を推定することができる。
ランドマークは、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴と、対象画像から抽出した再検出ランドマーク特徴を照合させて検出する。ランドマーク検出部60は、ランドマーク特徴と再検出ランドマーク特徴が一致、若しくは近似するランドマークを検出する。
ランドマーク記憶部10に記憶された複数のランドマークは、位置計測センサ30で計測した自車両の位置情報を用いて特定する。位置計測センサ30で計測可能な位置情報は、10m程度の誤差を含むが、対象画像内に存在するランドマークを特定するのに十分な精度である。
<ランドマーク特徴配列部>
図6は、ランドマーク特徴配列部50の処理手順を示すフローチャートである。図6を参照してランドマーク特徴配列部50を更に詳しく説明する。
ランドマーク特徴配列部50は、カメラ20から対象画像を取得する(ステップS10)。対象画像を取得する際、該対象画像を撮像した撮像条件も取得する。撮像条件は、対象画像を撮像した撮影位置、撮影角度、及び撮影時刻等のそれぞれの情報を含む。
対象画像を取得する処理は、例えば1/15秒ごとにカメラ20が対象画像を撮像する時間の単位(1フレーム)で行われる。ランドマーク特徴配列部50は、対象画像を撮像する時間に同期させて、位置計測センサ30から位置情報、ジャイロ40から姿勢情報を取得する(ステップS10)。
ランドマーク特徴配列部50は、対象画像を取得すると対象画像に含まれるランドマーク特徴を識別する変数であるiとjをそれぞれ1に初期化する(ステップS11)。そして、
該位置情報と姿勢情報から対象画像に含まれると推定されるランドマークPiを特定する(ステップS12)。ランドマーク特徴配列部50は、ランドマークPiを1個(i=1)ずつ特定する。
なお、ランドマークPiの特定に姿勢情報を用いなくても構わない。位置情報に、姿勢情報を含めても良い。つまり姿勢情報は、位置情報の変化(位置情報ベクトル)に代えても良い。
ランドマーク特徴配列部50は、特定したランドマークPiの特徴を表す複数のランドマーク特徴の中から1つを読み出す(ステップS13)。そして、読み出したランドマーク特徴のスコアを算出する(ステップS14)。スコアは、ランドマーク特徴の確からしさを表す値である。
図7は、スコア算出(ステップS14)のより詳細な処理手順を示すフローチャートである。スコア算出では、例えば撮影位置スコアを最初に算出する(ステップS140)。
撮影位置スコアは、対象画像を撮像した撮像位置と、ランドマーク特徴を抽出した学習画像の撮像位置とが近いものが大きなスコア値となる。例えば、対象画像の撮像位置と学習画像の撮像位置との差が1m以内であれば、スコア10を付与し、その差が2m以内であればスコア5を付与し、その差が3m以内であればスコア2を付与するといった具合である。
次に撮影角度スコアを算出する(ステップS141)。撮影角度スコアは、対象画像を撮像した撮像角度と、ランドマーク特徴を抽出した学習画像の撮像角度とが近いものが大きなスコア値となる。例えば、対象画像の撮像角度と学習画像の撮像角度との差が±5°以内であれば、スコア10を付与し、その差が±10°以内であればスコア5を付与し、その差が±10°以上であればスコア2を付与する。
次に撮影時刻スコアを算出する(ステップS143)。撮影時刻スコアは、対象画像を撮像した撮像時刻と、ランドマーク特徴を抽出した学習画像の撮像時刻とが近いものが大きなスコア値となる。例えば、対象画像の撮像時刻と学習画像の撮像時刻との差が昼間の+1時間以内であれば、スコア10を付与し、その差が昼間の+3時間以内であればスコア5を付与し、その差が+3時間以上であればスコア2を付与する。また、夜間、薄暮、明け方の時間帯で一致すれば、例えばスコア5を付与する。
各スコアを算出した後に合計スコアを算出する(ステップS143)。合計スコアは、対象画像の撮像条件と学習画像の取得条件(撮像条件)が近い程大きな値となる。つまり、ランドマーク特徴のスコアが大きいほど、そのランドマーク特徴は対応するランドマークを表す特徴量として適切であることを意味する。
ランドマーク記憶部10から読み出したランドマーク特徴のスコアを算出した後、算出したスコアが所定値以上であるか否かを判定する(ステップS15)。所定値以上であれば、そのランドマーク特徴に、インデックス(ij)を付与して一時記憶する(ステップS16)。
所定値未満であれば、そのランドマーク特徴はランドマークPiの検出から除外する(ステップS17)。
次に、ステップS12で1個ずつ特定したランドマークに対応するランドマーク特徴がj個になったか否かを判定する(ステップS18)。例えば、ランドマーク特徴が5個未満の場合(ステップS17のNO)は、変数jをインクリメントしてランドマークiに対応する他のランドマーク特徴を読み出す処理(ステップS13)に戻り、ランドマークiに対応するランドマーク特徴が5個になるまで、ステップS13〜S18の処理を繰り返す。
ランドマークiに対応するランドマーク特徴が、例えば5個になった場合(ステップS
18のYES)はランドマークPiが所定数になったか否かを判定する(ステップS20)。ランドマークPiの数が例えば10個未満の場合は、変数iをインクリメント(ステップS21)して対象画像から他のランドマークPiを特定する処理に戻る(ステップS12)。ステップS12〜ステップS20の処理は、例えば、ランドマーク特徴Pijを特定するインデックスijが、i=10,j=5になるまで繰り返される。
そして、ランドマークPi毎に、スコアの大きい順にランドマーク特徴Pijを配列させて配列リストHLを生成する(ステップS22)。配列リストHLは、ランドマークPiに対応させて、スコアの大きい順にランドマーク特徴Pijを並べたものである。上記の例の場合の配列リストHLは、10行×5列のリストである。
図8は、配列リストHLの例を模式的に示す図である。図8の1行は、1個のランドマークPiと、そのランドマークPiに対応するスコアの大きい順に配列されたランドマーク特徴Pijとで構成される。
図9は、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴の例を模式的に示す図である。図9に示すように、ランドマーク記憶部10には、複数のランドマークPiのそれぞれに対応付けて複数のランドマーク特徴が記憶される。なお、図9では表記を省略しているが、各ランドマーク特徴には、それぞれのランドマーク特徴が抽出された学習画像の取得条件が対応付けられている。
例えば、図4に示した対象画像中のランドマークP1は、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマークαに対応すると仮定する。そして、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマークαに対応するランドマーク特徴は、例えばランドマークαに対する位置が近い順、PαA(5m)、PαB(10m)、PαC(15m)、PαD(20m)、PαE(30m)、…、に並んで記憶されているとする。(・m)は取得条件である。
カメラ20が、例えば対象画像をランドマークαの手前30mで撮像したとする。その場合の配列リストHLのランドマークP1に対応するランドマーク特徴は、ランドマーク特徴が抽出された学習画像の取得条件(撮像条件)に最も近くスコアの大きいランドマーク特徴PαEが最上位に配列される。以降、撮像位置から遠くなる例えばPαD、PαC、PαB、PαAの順に配列される。
なお、撮像位置が近くても他の撮像角度等の撮像条件のかい離が大きい場合、ランドマーク特徴のスコアは小さくなる。よって、配列リストHLは、撮像位置が近い順にランドマーク特徴が配列されたものに成るとは限らない。
このように配列リストHLは、ランドマークPiに対応するランドマーク特徴がスコアの大きいものの順に配列されたリストである。つまり、配列リストHLは、ランドマークPiに対応するランドマーク特徴Pijを、確からしいものから順に配列したものである。
配列リストHLによって、対象画像の撮像条件に近い取得条件の順で、ランドマーク特徴と、対象画像から抽出した特徴量(再検出ランドマーク特徴)を照合できる。その結果、自車両の位置を推定するのに適したランドマークを早く検出することが可能になる。
<ランドマーク検出部>
図10は、ランドマーク検出部60の処理手順を示すフローチャートである。図10を参照してランドマーク検出部60を更に詳しく説明する。
ランドマーク検出部60は、カメラ20から対象画像を取得すると動作を開始する(ステップS30)。ランドマーク検出部60は、ランドマーク特徴配列部50と同様にカメラ20が対象画像を撮像する時間の単位(1フレーム)でランドマークを検出する。
ランドマーク検出部60が対象画像を取得すると、対象画像に含まれるランドマーク特徴を識別する変数であるiとjをそれぞれ1に初期化する(ステップS31)。その後、ランドマーク特徴配列部50は、上記の処理を行って配列リストHLを出力する。
ランドマーク検出部60は、ランドマーク特徴配列部50が出力した配列リストHLを参照し、例えばランドマークP1に対応するテンプレート枠を、取得した対象画像に適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出する(ステップS32)。テンプレート枠は、画素の明度・輝度の差分を求め、差分の少ない対象画像の範囲に適合させる。
図11は、対象画像TGを例えば15×15画素の画像とし、テンプレート枠TPの大きさを例えば5×5の画素の範囲と仮定した図である。対象画像TGの中心のアルファベット「A」は、例えば建物に相当する。その建物にテンプレート枠TPが適合され、その部分の5×5の画素の範囲が再検出ランドマーク特徴SPijとなる。また、図中のGPは、学習テンプレート枠である。学習テンプレート枠は、ランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴(例えばPαA(図8))を抽出した学習画像に適合させたテンプレート枠である。この例では、学習テンプレート枠GPとテンプレート枠TPは、同じ大きさにしている。
ランドマーク検出部60は、配列リストHLのランドマークP1に対応付けられた最上位のランドマーク特徴P11と再検出ランドマーク特徴SPijの輝度分散を求め、両者の類似度を算出する(ステップS33)。
図12は、対象画像TGとテンプレート枠TPと輝度分散の関係を模式的に示す図である。歩道を含む道路の対象画像の中央付近の白線部分に、テンプレート枠TPを適合させて、白線部分の輝度が高く、白線から離れるにしたがって輝度が低下する輝度分散を表す輝度ヒストグラムが抽出されている。
輝度分散は、テンプレート枠TGの全ての画素の輝度分散、つまりxy平面の輝度分散であっても良い。又はx軸方向、又はy軸方向の一軸方向の輝度分散であっても良い。
図11に示すテンプレート枠TPの範囲内の対象画像の輝度分散は、例えば画素x=消灯、x=点灯、x=点灯、x=点灯、x10=消灯である。また、例えばx=消灯、x=消灯、x=点灯、x10=消灯、x11=点灯である。また、画素のR,G,Bのそれぞれの画素値(0〜255)の分散を求めても良い。
テンプレート枠TPの範囲内の対象画像の輝度分散と、ランドマーク特徴(学習テンプレート枠GP内の学習画像)の輝度分散の類似度を求め、その類似度を評価することでランドマークを検出することができる。つまり、学習テンプレート枠GPとテンプレート枠TPの輝度分散が似ているかどうかのテンプレートマッチング(正規化相関)を行う。
ランドマーク検出部60は、再検出ランドマーク特徴SPijの輝度分散と、ランドマーク特徴Pijの輝度分散の類似度が閾値1以上であれば、類似度を求めたランドマーク特徴Pijに対応するランドマークPiを検出する。検出したランドマークPiは、位置推定部(図示せず)に出力される(ステップS36)。
類似度が閾値1未満の場合、次に閾値2と比較する。閾値2は閾値1より小さい(閾値1>閾値2)値であり、ランドマーク検出部60は準最適解を選択するように動作する。類似度が閾値2以上であれば、類似度を求めたランドマーク特徴Pijに対応するランドマークPiを検出する(ステップS37)。
類似度が閾値2未満の場合は、ランドマーク特徴Pijを識別する変数jをインクリメントさせる(ステップS38)。ここでは、P11→P12にインクリメントされる。jがn未満であれば、次に、配列リストHLのランドマークP1の次の順位のランドマーク特徴P1jと、対象画像TGから抽出した再検出ランドマーク特徴SPijが照合される。
つまり、対象画像TG内のランドマークP1に対応する閾値2以上のランドマークが検出されるまで、同じランドマークP1に対応する複数のランドマーク特徴P1jの照合が、配列リストHLの上位から順に繰り返される(ステップS33〜S39)。
対象画像TG内のランドマークP1に対応する最適なランドマークP1jが検出され(ステップS36)、若しくは準最適なランドマークP1jが検出されると、対象画像TGから検出したランドマークPiが所定数に達したか否かを判定する(ステップS40)。検出したランンドマークPiの数が所定数に達していない場合、ランドマークを識別する変数iをインクリメントさせる(ステップS41)。
ランドマークを識別するインデックスiがインクリメントされると、ランドマーク検出部60は、ランドマーク特徴配列部50が出力した配列リストHLを参照し、ランドマークP2に対応するテンプレート枠を、取得した対象画像に適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出する(ステップS32)。このようにランドマーク検出部60は、対象画像TGから例えば10〜20個のランドマークPiを検出するまで、ステップS32〜S41の処理を繰り返す。
なお、一つのランドマークPiに対して抽出するランドマーク特徴Pijの数は、n個に固定する必要はない。一つのランドマークPiに対して抽出するランドマーク特徴Pijの数は、取得条件と撮像条件の近さと該ランドマーク特徴の最大件数に応じて制限しても良い。例えば、取得条件と撮像条件が一致すれば、抽出するランドマーク特徴Pijの数は1個でも良い。
以上述べたように本実施形態に係るランドマーク検出方法は、自車両の周囲の複数のランドマークPiと、該複数のランドマークPiのそれぞれに対して複数の特徴を表す複数のランドマーク特徴Pijと、該ランドマーク特徴Pijを取得した位置を含む取得条件とを対応付けて記憶し、自車両の位置情報を計測し、自車両の周囲の対象画像を撮像し、位置情報から対象画像TGに含まれるランドマークPiを特定し、該特定したランドマークPiのそれぞれについて、対象画像TGの撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴Pijを配列させて配列リストHLを生成し、対象画像TGに、ランドマークPiにそれぞれに対応するテンプレート枠TPを適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した各々の再検出ランドマーク特徴と、配列リストHLのランドマーク特徴Pijを、配列リストHLの上位から順に照合させてランドマークPiを検出する。
また、本実施形態に係るランドマーク検出方法は、予め記憶したランドマークに対応するテンプレート枠を用いて、特定したランドマークの対象画像より、再検出ランドマーク特徴を抽出する。これにより、予め定めたテンプレート枠を用いる為、テンプレート枠の数をシステムリソースに合わせて設定することが出来るようになるため、システムリソースの余計な負担の増加を抑制することができる。
これにより、本実施形態に係るランドマーク検出方法は、マッチング計算を闇雲に繰り返すのではなく、対象画像の撮像条件に近い順にランドマーク特徴を照合させるので、適切なランドマークを早く検出することができる。つまり、計算コストを低く(計算負荷を軽く)することができる。
また、本実施形態に係るランドマークの検出は、再検出ランドマーク特徴とランドマーク特徴を照合して両者の類似度を算出し、該類似度が閾値以上の場合、該類似度を照合したランドマーク特徴に対応するランドマークを検出する。そしてその後、他のランドマークの検出を実行する。
これにより、類似度が閾値以上の場合、それ以降の照合を禁止するため、対象画像から抽出した特徴量と照合するランドマーク特徴の数を制限することができる。その結果、ランドマーク検出の計算量を削減することができる。
なお、テンプレート枠TPと学習テンプレート枠GPの大きさは、同じ大きさでなくても良い。テンプレート枠TPの大きさを学習テンプレート枠GPの例えば1.2倍にしても構わない。お互いの形状が相似する関係であれば、類似度を補間して求めることが可能である。
つまり、再検出ランドマーク特徴は、テンプレート枠TPの範囲内の対象画像TGから抽出され、テンプレート枠の形状は、ランドマーク特徴が抽出された学習画像の一部の範囲を限定する学習テンプレート枠GPと相似する。
これにより、自車両の位置を検出するのに適したランドマーク特徴をテンプレートとして用いることができる。その結果、自車両の位置を検出するのに適したランドマーク同士を照合でき、自車両の位置の推定精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るランドマークの検出方法において、対象画像TGを撮像した撮像条件は、対象画像を撮像した撮像位置、撮像角度、及び撮像時刻のそれぞれの情報を含む。
これにより、対象画像TGから抽出した再検出ランドマーク特徴を、撮像条件に近い順にランドマーク記憶部10に記憶されたランドマーク特徴Pijと照合させることができる。その結果、ランドマーク検出の精度を高めることができる。
また、本実施形態に係るランドマークの検出方法において、再検出ランドマーク特徴と前記ランドマーク特徴の照合は、前記再検出ランドマーク特徴と前記ランドマーク特徴のそれぞれの輝度分散を求め、該輝度分散の大きなものを優先させて照合させる。
これにより、コントラストの良い再検出ランドマーク特徴とランドマーク特徴を照合させるので、ランドマーク検出の精度を向上させることができる。また、ランドマーク検出を高速化することができる。
また、本実施形態に係るランドマークの検出方法において、照合する前記ランドマーク特徴の数は、取得条件と撮像条件の近さと該ランドマーク特徴の最大件数に応じて制限してもよい。
これにより、ランドマーク記憶部10に記憶された全てのランドマーク特徴と、再検出ランドマーク特徴を照合させなくてもよい。これにより、精度の悪いランドマーク特徴を照合の対象外にすることができ、ランドマーク検出の精度の低下を防ぐことができる。また、精度の低いランドマーク特徴と照合させないので、ランドマーク検出の高速化が図れる。
以上、本発明のランドマーク検出方法及びランドマーク検出装置を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。例えば、上記した実施形態は、車両の位置を推定する例について説明したが、自動車に限らず、移動体であれば適用することが可能である。
また、上述したランドマーク特徴は例えば学習画像の一部の画像、再検出ランドマーク特徴は例えば対象画像の一部の画像の例で説明を行ったが、本発明のランドマーク検出方法及びランドマーク検出装置はこの例に限定されない。ランドマーク特徴及び再検出ランドマーク特徴は、一般的な画像認識に用いられる特徴量(例えばSIFT特徴量等)に置き代えても良い。
また、上述した実施形態の各機能部は、1又は複数の処理回路により実装され得る。処理回路は、電気回路を含む処理装置等のプログラムされた処理装置を含む。処理装置は、また、実施形態に記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や従来形の回路部品のような装置を含んでも良い。
つまり、本発明のランドマーク検出装置は、自車両の周囲の複数のランドマークと、該複数のランドマークのそれぞれに対して複数の特徴を表す複数のランドマーク特徴と、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件とを対応付けて記憶するランドマーク記憶装置10と、記自車両の位置情報を計測する位置計測センサ30と、自車両の周囲の対象画像を撮像するカメラ20と、位置情報から対象画像に含まれるランドマークを特定し、該特定したランドマークのそれぞれについて、対象画像の撮像条件に近い取得条件の順にランドマーク特徴を配列させて配列リストを生成するランドマーク特徴配列回路50と、対象画像に、ランドマークにそれぞれに対応するテンプレート枠を適合させて再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した各々の再検出ランドマーク特徴と、配列リストのランドマーク特徴を、配列リストの上位から順に照合させて前記ランドマークを検出するランドマーク検出回路60とを備える構成にしても良い。
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
10 ランドマーク記憶部(ランドマーク記憶装置)
20 カメラ
30 位置計測センサ
40 ジャイロ
50 ランドマーク特徴配列部(ランドマーク特徴配列回路)
60 ランドマーク検出部(ランドマーク検出回路)
Pi ランドマーク
Pij ランドマーク特徴
SPij 再検出ランドマーク特徴

Claims (10)

  1. 自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件と対応付けて記憶し、
    前記自車両の位置情報を計測し、
    前記自車両の周囲の対象画像を撮像し、
    前記位置情報から前記対象画像に含まれるランドマークを特定し、
    該特定したランドマークの撮像条件に近い前記取得条件の順に前記ランドマーク特徴を配列し、
    前記特定したランドマークの前記対象画像より再検出ランドマーク特徴を抽出し、
    前記再検出ランドマーク特徴と、前記ランドマーク特徴を、前記配列した順に照合させてランドマークを検出する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  2. 請求項1に記載したランドマーク検出方法において、
    予め記憶した前記ランドマークに対応するテンプレート枠を用いて、前記特定したランドマークの前記対象画像より、前記再検出ランドマーク特徴を抽出する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  3. 請求項1又は2に記載したランドマーク検出方法において、
    前記再検出ランドマーク特徴は、予め記憶した前記ランドマークに対応するテンプレート枠の範囲内の前記対象画像から抽出され、該テンプレート枠の形状は、前記ランドマーク特徴が抽出された学習画像の一部の範囲を限定する学習テンプレート枠と相似する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    前記ランドマークの検出は、前記再検出ランドマーク特徴と前記ランドマーク特徴を照合して両者の類似度を算出し、
    該類似度が閾値以上の場合、該類似度を照合したランドマーク特徴に対応するランドマークを検出する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    前記取得条件は、前記対象画像を撮像した撮影位置、撮影角度、及び撮影時刻のそれぞれの情報を含む
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    前記再検出ランドマーク特徴と前記ランドマーク特徴の照合は、前記再検出ランドマーク特徴と前記ランドマーク特徴のそれぞれの輝度分散を求め、該輝度分散の大きなものを優先して照合する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    照合する前記ランドマーク特徴の数は、前記取得条件と前記撮像条件の近さに応じて設定する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    照合する前記ランドマーク特徴の数は、該ランドマーク特徴の最大件数に応じて制限される
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載したランドマーク検出方法において、
    前記ランドマークと、前記ランドマーク特徴を、該ランドマーク特徴を取得した地図上の位置と対応付けて記憶し、
    前記ランドマーク特徴と前記再検出ランドマーク特徴とを照合することにより、前記地図上の自車両の位置を推定する
    ことを特徴とするランドマーク検出方法。
  10. 自車両の周囲のランドマークと、該ランドマークの特徴を表す複数のランドマーク特徴と、該ランドマーク特徴を取得した位置を含む取得条件とを対応付けて記憶するランドマーク記憶装置と
    前記自車両の位置情報を計測する位置計測センサと、
    前記自車両の周囲の対象画像を撮像するカメラと、
    前記位置情報から前記対象画像に含まれるランドマークを特定し、該特定したランドマークの撮像条件に近い前記取得条件の順に前記ランドマーク特徴を配列するランドマーク特徴配列回路と、
    前記特定したランドマークの前記対象画像より、再検出ランドマーク特徴を抽出し、抽出した再検出ランドマーク特徴と、前記ランドマーク特徴を、前記配列した順に照合させてランドマークを検出するランドマーク検出回路と
    を備えることを特徴とするランドマーク検出装置。
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