JP2019052459A - 映像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施設の多目的利用に適した映像装置を提供する。【解決手段】映像装置32は、中央スペース11の外側に観客席を有するアリーナ施設1に設けられる。映像装置32は、中央スペース11より上方に配置され、水平方向に移動可能且つ平面内で回転可能である。アリーナ施設1では、中央スペース11の端部側に多層建築物15が設けられ、映像装置32は、中央スペース11の中央部と上記端部の間を水平方向に移動可能となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、アリーナ施設等の映像装置に関する。
バスケットやバレー等、様々な屋内スポーツのプロ化に伴い、競技スペースの外側に多数の観客席を設けた体育館(アリーナ)が全国に建設されている。
このようなアリーナは、競技スペースの周りを観客席が取り囲んだ構成となっており、施設の運営を事業的に成り立たせるため、観客席の多さや競技スペースの広さを生かしていろいろなイベントに活用できる多目的アリーナとなっていることが多い。
競技スペースの中央部の上方には、スポーツを行う際に周囲の観客席から観ることができる大型の映像装置が設置される場合がある(例えば特許文献1参照)。このような映像装置は、一般的には平面矩形状のボックス型の形状を有し、外周の4面を映像表示面としている。
特開平9-67951号公報
しかしながら、上記の映像装置は、多目的アリーナをイベント等に利用する場合に必ずしもその利用形態に適した配置にはなっていない。例えばコンサート等のエンドステージ型のイベントを行う際は、映像装置の位置や向きがステージや観客席の配置に適しておらず、観客席からの視線障害にならない位置に吊り上げるか外すかされて、大変高価な設備にも関わらず利用頻度の少ないものとなっている。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、施設の多目的利用に適した映像装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明は、スペースの外側に観客席を有する施設に設けられる映像装置であって、前記スペースより上方に配置され、水平方向に移動可能なことを特徴とする映像装置である。
本発明では、スタジアムやアリーナ、コンサート会場、競技場などのスペースの外側に観客席を有する施設において、スペースの上方の映像装置が水平移動可能に設置される。そのため、施設をスポーツ等に利用する場合には映像装置をスペースの中央部の上方に配置し、施設をエンドステージ型のコンサート等のイベントに利用する場合には映像装置をスペースの端部の上方に移動させるなどして、映像装置を施設の利用形態に応じて移動させて用いることができる。このように施設の利用形態に応じた映像装置の有効利用を図ることで、施設の多目的利用の可能性を拡げることができる。
前記映像装置は、発光により映像を表示するディスプレイ装置である。
施設のスポーツ利用時には上記のディスプレイ装置で競技シーンなどを鮮明に表示し、これを観客が楽しむことができるが、本発明ではこのようなディスプレイ装置を水平方向に移動可能とすることでスポーツ以外の利用形態にも適した映像装置とできる。
前記映像装置は平面内で回転可能なことが望ましい。
これにより、映像装置の主要な映像表示面を施設の利用形態に応じた向きに合わせることができる。
前記映像装置の映像表示面が、水平方向に開くことが可能であることも望ましい。
これにより、映像装置において、施設の利用形態に応じた特定の向きの映像表示面を大きくすることが可能になる。
前記スペースの端部側には多層建築物が設けられ、前記映像装置は、前記スペースの中央部から前記スペースの端部側に向かって水平方向に移動可能であることが望ましい。
この場合、多層建築物を商業ビルなどとして運用することでスポーツやイベント等の非開催時など日常においても施設を活用でき、映像装置を多層建築物側に移動させることで当該多層建築物の来客者が映像を楽しめるようにできる。
本発明により、施設の多目的利用に適した映像装置を提供することができる。
アリーナ施設1を示す図。 アリーナ施設1を示す図。 アリーナ施設1の梁部21、22、23、24等を示す斜視図。 映像装置32を示す図。 アリーナ施設1を示す図。 ステージ50を示す図。 映像装置32aを示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1、2は本発明の実施形態に係る映像装置32を有するアリーナ施設1を示す図である。図1、2の(a)はアリーナ施設1の平面を示す図であり、(b)は中央スペース11の長辺方向に沿った鉛直面の構成を示す図である。図1は可動観客席16を収納した状態、図2は可動観客席16を引き出した状態を示している。また図3はアリーナ施設1の梁部21、22、23、24等を示す斜視図である。
図1に示すように、アリーナ施設1は、中央スペース11をその外側の固定観客席12、13、14(固定された観客席)および多層建築物15で囲んだ構成を有する多目的アリーナである。
中央スペース11は、競技場やトラックなどのスポーツ目的で使用可能な略長方形状平面の平土間部分(競技スペース)である。中央スペース11は、コンサートなどのイベントにも使用することができる。
固定観客席12、13、14は、中央スペース11から外側に離れるに従って高くなるように、中央スペース11を中心としてすり鉢状に形成された観客席である。なお、外側とは中央スペース11から遠い側を指すものとする。その逆は内側という。
固定観客席14は中央スペース11の床レベルから所定高さのスタンド上に設けられ、中央スペース11の周囲に配置される。固定観客席12、13および多層建築物15は固定観客席14の外側に配置され、このうち固定観客席12、13は上記のスタンドよりさらに高いスタンド上に設けられる。
固定観客席12は中央スペース11の長辺方向に沿って配置される。固定観客席13と多層建築物15は中央スペース11の短辺方向に沿って配置される。多層建築物15は中央スペース11の長辺方向の一方の端部側に設けられ、その反対側には固定観客席13が設けられる。
固定観客席14の下方のスタンド内には可動観客席(移動可能な観客席)が収納されており、例えば中央スペース11をバスケットボールなどの競技に使用する場合に中央スペース11の周囲の床レベルに引き出して用いられる(図2の符号16参照)。
多層建築物15はアリーナ施設1と一体に設けられた上下複数層のフロアからなる建築物であり、その中央スペース11側には、上下複数層のバルコニー席151(観客席)が設けられる。
多層建築物15は、地域のニーズに合わせて、各フロアにレストラン、各種のショップ、観光施設、スポーツジム、ファンのクラブハウス等のテナントを組み込んだ商業ビルとして用いられ、アリーナ施設1内でスポーツやイベントなどが行われている場合は、バルコニー席151から例えば食事をしながらオペラ劇場のようにスポーツやイベントを楽しむことができる。一方、多層建築物15は、スポーツやイベントの非開催時、あるいはイベントの仕込み時や撤去作業時などの日常においてもアリーナ施設1と関連した商業ビルとして運用できる。そのため、1年を通してアリーナ施設1を利用することができ、積極的な市民利用を促進し運営上も利点が大きい。
また、多層建築物15は、観客席としての価値が比較的低く、キャパシティーを優先しない中央スペース11の長辺方向の端部の外側のエリアに設けることで、メインとなる価値の高い中央スペース11の長辺方向に沿った観客席を残してアリーナ施設1全体の観客席価値を維持することができる。
アリーナ施設1は、さらに、4種類の梁部21、22、23、24の上に屋根材20を設けて構成された大屋根架構を有している。このうち梁部21、22についてはその平面位置を図1(a)、図2(a)の点線で図示している。
梁部21は、固定観客席14の中央スペース11の長辺側の境界部の上方に設けられる大スパンの梁である。梁部21は、平面視において、中央スペース11を挟んで対向する位置にある境界部のそれぞれに沿って配置される。
梁部21は箱型の形状を有し、側面にはトラス材(斜材)が設けられる。梁部21の一方の端部は多層建築物15に接続され、反対側の端部は柱部25によって支持される。柱部25は、固定観客席12の長手方向の端部と、固定観客席13の外側の端部の間に設けられる。
梁部22は、一対の梁部21の長手方向の中央部間を結ぶように架け渡される。梁部22も梁部21と同様、箱型の形状を有し、側面にはトラス材が設けられる。なお、梁部21、22の側面のトラス材は省略可能である。
梁部23は、一対の梁部21間を結ぶように架け渡される立面トラス状の梁である。梁部23は、梁部22の両側において、梁部21の長手方向に間隔を空けて複数配置される。
梁部24は、両梁部21の外側の固定観客席12、14の上方に架設される梁であり、両梁部21から外側に延びるように設けられる。梁部24は例えばH型鋼などの単一材であり、梁部21の長手方向に間隔を空けて複数配置される。
梁部21、22には、中央スペース11を演出空間として演出する際に関係者が入れるように、人が移動するための床211、221(図3のグレー部分参照)が設けられる。床211、221にはエキスパンドメタル等を用いることができるが、特に限定されない。
本実施形態では柱部25も箱型の形状を有し、人が昇降して梁部21に移動できるようになっている。この柱部25も、中央スペース11の演出のために関係者が入れるように、人が移動するための床251(図3のグレー部分参照)を有する。柱部25および上記の梁部21、22はバックステージツアー等に活用することも可能である。
梁部21、22、柱部25、および前記した多層建築物15の中央スペース11側の部分には、中央スペース11の演出に用いる演出装置を設けることができる。演出装置は例えば照明やプロジェクター、音響機器などであり、関係者の操作によって演出を行うことができる。これらの演出装置により、中央スペース11の多様な演出を可能とする演出機能を梁部21等に持たせることができる。演出装置の他には、撮影用のカメラなども設けることができる。
図1、2の(b)には演出装置の例として照明30を示しており、照明30を梁部21や多層建築物15の中央スペース11側の部分、および梁部22や柱部25の各所に配置することで、中央スペース11等を様々な方向から照らすことができる。
本実施形態では、演出装置としてさらに映像装置32も設けられ、競技シーンなどの映像が表示される。映像装置32は、アリーナ施設1の屋根架構から吊り下げられ、中央スペース11の床レベルより上方に配置される大型の映像装置である。映像装置とはその映像表示面に映像が表示される装置をいい、本実施形態では発光することにより映像表示面に自ら映像を表示するLED(light emitting diode)ディスプレイなどのディスプレイ装置が用いられる。
映像装置32は平面矩形状のボックス型の形状を有し、外周の4面のそれぞれを映像表示面321とする。本実施形態では映像装置32の平面が長方形状であり、長辺方向に沿った映像表示面321が面積の大きい主要な映像表示面321となる。
図4は映像装置32を示す図である。映像装置32は、図4の矢印aに示すようにメンテナンス等のために上下移動可能であるとともに、矢印bに示すように水平方向に移動することも可能である。
そのため、本実施形態では、水平方向のレール34に沿って移動する移動台33からワイヤ35によって取付板37を吊り下げ、この取付板37に映像装置32を取付けた構成とする。ワイヤ35の巻き出し、巻き取りによって映像装置32が上下することが可能であり、レール34に沿って移動台33が移動することで映像装置32が水平方向に移動可能である。レール34は梁部22、23、および多層建築物15に取付けるなどして中央スペース11の中央部と多層建築物15との間に設けられる(図3参照)。
さらに本実施形態では、映像装置32がベアリング等の回転部36を介して取付板37に取付けられており、図4の矢印cに示すように映像装置32が平面内で回転可能になっている。回転角度は特に限定されないが、本実施形態では少なくとも90度回転可能できるようにし、映像装置32の長辺方向の映像表示面321と短辺方向の映像表示面321の向きを入替可能とする。
本実施形態では、アリーナ施設1のスポーツ利用時には図1(a)、(b)に示すように映像装置32を中央スペース11の中央部に配置してその長辺方向を中央スペース11の長辺方向に合わせ、主要な映像表示面321をメインとなる中央スペース11の長辺方向の観客席に向けて観戦に適した状態とする。
一方、スポーツやイベントの非開催時、あるいはイベントの仕込み時や撤去作業時などの日常利用時には、図5(a)、(b)に示すように映像装置32を中央スペース11の多層建築物15側の端部に向かって移動させ、その長辺方向を中央スペース11の短辺方向に合わせ、主要な映像表示面321を多層建築物15側に向けて多層建築物15の来客者が映画、広告、パブリックビューイングなどの映像を楽しむのに適した状態とすることができる。
また、映像装置32は、これらの利用形態における映像装置32の見やすさ、演出面等を考慮して上下させ、適切な高さに配置することが可能である。
本実施形態では、図6のように中央スペース11の多層建築物15側の端部にステージ50を設置可能となっており、コンサート等のイベントの際に中央スペース11に観客を収容するとともに、中央スペース11の長辺方向の観客席を生かして観客席数を多く確保したエンドステージ型の運用を行うことができる。この時、映像装置32をステージ50の上方に移動して長辺方向を中央スペース11の短辺方向に合わせ、コンサート映像などを表示する主要な映像表示面321をステージ50に向いた観客から見やすい配置とすることができる。
図1、2等の40は、多層建築物15の外側に隣接して設けられる多目的広場であり、各種のイベント等が行われる。多層建築物15の外側はガラスやバルコニー、テラス等によって多目的広場40に向かっての眺望が確保され、多目的広場40側に開かれた印象を与える。この多目的広場40と多層建築物15を一体となって運用することで、空間の魅力を高め、1年を通した賑わい形成に寄与する。
以上説明したように、本実施形態では、アリーナ施設1において、中央スペース11の上方の映像装置32が水平移動可能に設置される。そのため、アリーナ施設1をスポーツ等に利用する場合には映像装置32を中央スペース11の中央部の上方に配置し、アリーナ施設1をエンドステージ型のコンサート等のイベントに利用する場合には映像装置32を中央スペース11の端部の上方に移動させるなどして、映像装置32を施設の利用形態に応じて移動させて用いることができる。このようにアリーナ施設1の利用形態に応じた映像装置32の有効利用を図ることで、例えば年間数十日のプロスポーツ開催時でしか利用し難かった大型の映像装置32をエンドステージ型のコンサート等のイベントにも活用でき、アリーナ施設1の多目的利用の可能性を拡げるとともに、イベント誘致を促進できる装備となる。
アリーナ施設1のスポーツ利用時には本実施形態の映像装置32のようなディスプレイ装置で競技シーンなどを鮮明に表示し、これを観客が楽しむことができるが、本実施形態ではこのようなディスプレイ装置を水平方向に移動可能とすることでスポーツ以外の利用形態にも適した映像装置とできる。
また本実施形態では、映像装置32が平面内で回転可能なので、映像装置32の主要な映像表示面321を施設の利用形態に応じた向きに合わせることができる。
さらに本実施形態では、中央スペース11の長辺方向の端部側に多層建築物15が設けられ、映像装置32は、中央スペース11の中央部から上記端部に向かう方向(およびその逆方向)に水平移動可能となっている。多層建築物15は商業ビルなどとして運用することでスポーツやイベント等の非開催時などの日常においても施設を活用でき、映像装置32を多層建築物15側に移動させて当該多層建築物15の来客者が映像を楽しめるようにすることで、最低限の動きで高い効果を得ることができる。
このように、本実施形態の映像装置32は、観客席配置の工夫との組み合わせにより、スポーツやイベントの無い日やスポーツやイベントの準備や撤去等の時間においても日常的に利用できる。結果、映像装置32が日常の施設利用をも促す装備となり、常ににぎわいを絶やさない多目的アリーナとして、アリーナ施設1の価値を大きく高めることができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態では多層建築物15を有するアリーナ施設1の例を説明したが、本実施形態の映像装置32の適用対象はこれに限らず、中央スペース11とその外側の観客席を有する施設であればよい。例えば前記したアリーナ施設1以外にも各種のスタジアムやコンサート会場、競技場などの施設に適用可能である。具体的な観客席構成も特に限定されず、多層建築物15を省略してその代わりに固定観客席13と同様の固定観客席を設けることも可能である。
また、施設や観客席構成の違い、施設の利用形態などに応じて映像装置32が水平方向に移動する際の動線も異なり、本実施形態のように中央スペース11の中央部から端部に移動するものに限定されることはない。また場合によっては映像装置32として自ら発光しないスクリーン等を用いることも可能である。
映像装置の形状や構成も特に限定されず、水平移動可能であればよい。例えば図7の映像装置32aは略正方形状の平面を有し、矢印a、bに示すように上下移動と水平移動が可能であるが、この映像装置32aは、さらに、外周の4つの映像表示面321のうちレール34を挟んで対向する位置にある2つの映像表示面321を、図示しないジャッキ等を用いて矢印dに示すように水平方向の一方に開き、当該2つの映像表示面321とその間にある映像表示面321でひとつの連続する大きな映像表示面を構成できる。そのため、図5に示すように映像装置32aを中央スペース11の長辺方向の端部に移動させたときに上記大きな映像表示面を多層建築物15側に形成し、更に大きな映像面で映像が楽しめるようになっている。
図7の例では前記の回転部36が省略されるが、映像装置32aに前記と同様に回転部36を設け、平面内で少なくとも180度回転可能な構成とすることにより、図6に示すようにステージ50の上方に映像装置32aを配置した時に上記大きな映像表示面を多層建築物15側とは逆の中央スペース11側に形成し、エンドステージ型のイベントの際に観客の方向に向けることができる。
また、図7の例ではレール34を挟んで対向する位置にある2つの映像表示面321を水平方向の一方に開く構成となっているが、さらに矢印d’に示すように反対側にも開くことができる構成としてもよく、この場合も上記と同様の効果が得られる。
このように、映像装置32aの映像表示面321を水平方向に開くことを可能とすることで、施設の利用形態に応じた特定の向きの映像表示面を大きくすることが可能になる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:アリーナ施設
11:中央スペース
12、13、14:固定観客席
15:多層建築物
16:可動観客席
20:屋根材
21、22、23、24:梁部
25:柱部
30:照明
32:映像装置
33:移動台
34:レール
35:ワイヤ
36:回転部
37:取付板
40:多目的広場
50:ステージ
151:バルコニー席
211、221、251:床
321:映像表示面

Claims (5)

  1. スペースの外側に観客席を有する施設に設けられる映像装置であって、
    前記スペースより上方に配置され、水平方向に移動可能なことを特徴とする映像装置。
  2. 前記映像装置は、発光により映像を表示するディスプレイ装置であることを特徴とする請求項1記載の映像装置。
  3. 平面内で回転可能なことを特徴とする請求項1または請求項2記載の映像装置。
  4. 前記映像装置の映像表示面が、水平方向に開くことが可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の映像装置。
  5. 前記スペースの端部側には多層建築物が設けられ、
    前記映像装置は、前記スペースの中央部から前記スペースの端部側に向かって水平方向に移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の映像装置。
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