JP2019051960A - ラベル押付ユニット及びラベル貼付装置 - Google Patents

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二郎 宮川
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二郎 宮川
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謙一 松本
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Hiromi Chijimi
広美 縮
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Abstract

【課題】被貼着体にラベルを貼り付けるためのラベル貼付装置において、安価にラベルの貼付不良を効果的に抑制できるようにする。
【解決手段】ラベルLを被貼着体に押し付けることで被貼着体に貼り付けるラベル押付ユニット4であって、ラベルLを押し付ける押付部材31を備え、押付部材31のうちラベルLに接触するラベル接触部33が、ラベルLの主面L2に沿って延びる細長状に形成されているラベル押付ユニット4を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ラベル押付ユニット及びこれを備えるラベル貼付装置に関する。
従来のラベル貼付装置には、例えば特許文献1のように、ラベルの粘着面が外側に向くように、エアーの吸引によってラベルを吸着保持した状態で、ラベル押付ユニット(押圧手段)によってラベルを被貼着体の表面に押し付けることにより、ラベルを被貼着体に貼り付けるものがある。
特許文献1に記載のラベル貼付装置では、ラベル押付ユニットとして、棒状に形成され、その長手方向の一端をラベルの主面(粘着面と反対側の面)に押し付ける複数の押付部材(金属棒)が採用されている。
特開平6−099959号公報
しかしながら、複数の棒状の押付部材を備える特許文献1のラベル貼付装置では、押付部材によるラベルの押付方向と直交する方向において、吸着保持されたラベルが、ラベル押付ユニット(複数の押付部材)に対してずれて位置すると、複数の押付部材でバランスよくラベルを被貼着体に向けて押し付けることができない。例えば一つの押付部材のみでラベルを被貼着体に押し付ける可能性がある。その結果、被貼着体の表面におけるラベルの貼付位置がずれたり、ラベルが被貼着体からはがれやすくなる等のラベルの貼付不良が生じてしまう。
なお、ラベル押付ユニットに対して高い位置精度でラベルを吸着保持することも考えられるが、この場合には、ラベル貼付装置の製造コストが高くなってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、安価にラベルの貼付不良を効果的に抑制できるラベル押付ユニット及びこれを備えるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のラベル押付ユニットは、ラベルを被貼着体に押し付けることで前記被貼着体に貼り付けるラベル押付ユニットであって、前記ラベルを押し付ける押付部材を備え、前記押付部材のうち前記ラベルに接触するラベル接触部が、前記ラベルの主面に沿って延びる細長状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明のラベル貼付装置は、前記ラベル押付ユニットと、前記ラベルの粘着面を外側に向けた状態で、エアーの吸引によって前記ラベルを吸着すると共に、前記ラベル接触部の延長方向に移送する吸着移送ユニットと、前記吸着移送ユニットに前記ラベルを供給する供給ユニットと、を備え、前記押付部材は、前記吸着移送ユニットに吸着された前記ラベルを前記被貼着体に向けて押し付けることを特徴とする。
本発明によれば、安価にラベルの貼着不良を効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るラベル貼付装置を側方から見た概略断面図である。 図1のラベル貼付装置の要部をラベルの押付方向側から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係るラベル押付ユニットを示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係るラベル押付ユニットを示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係るラベル押付ユニットの要部を示す正面図である。 凹凸の表面領域を有する被貼着体にラベルを貼り付けた例を示す平面図である。 図6のVII−VII矢視断面図である。
以下、図1〜3を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るラベル貼付装置1は、供給ユニット2と、吸着移送ユニット3と、ラベル押付ユニット4と、を備える。また、本実施形態のラベル貼付装置1は、被貼着体搬送部5も備える。
供給ユニット2は、吸着移送ユニット3にラベルLを供給する。供給ユニット2は、繰出部11と、巻取部12と、剥離部13と、を備える。
繰出部11は、ラベルテープTをロール状に巻いたラベルロールTRを回転可能に保持する。ラベルテープTは、帯状の剥離台紙Mと、剥離台紙Mの表面に仮着されたラベルLと、を備える。ラベルLは、その粘着面L1(図3参照)が剥離台紙Mの表面に接触するように剥離台紙Mの表面に仮着され、剥離台紙Mの長手方向に間隔をあけて複数配列される。
巻取部12は、後述する剥離部13を通過した後の剥離台紙Mをロール状に巻き取る。
剥離部13は、繰出部11から繰り出されたラベルテープTのラベルLを剥離台紙Mから剥離させる。剥離部13は、先端部にエッジを有するプレート状や楔状に形成されている。剥離部13の先端部において剥離台紙Mが急角度で方向転換させられることで、ラベルLは剥離台紙Mから剥がれる。剥離台紙Mから剥がれたラベルLは、後述する吸着移送ユニット3に移し替えられる。
剥離部13において剥離台紙Mから剥離したラベルLのうち粘着面L1と反対側の面L2(以下、ラベルLの主面L2と呼ぶ。)は、後述する吸着移送ユニット3のラベル移送部21に接触するように配される。
吸着移送ユニット3は、ラベルLの粘着面L1を外側に向けた状態で、エアーの吸引によってラベルLを吸着すると共に移送する。吸着移送ユニット3は、ラベルLを後述するラベル押付ユニット4によって被貼着体Oに押し付ける位置(押付位置P1)まで移送する。
吸着移送ユニット3の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の吸着移送ユニット3は、ラベル移送部21と、エアーチャンバ22と、を備える。
図1,2に示すように、ラベル移送部21は、ラベルLを接触させた状態で所定の方向(ラベルLの移送方向D1;X軸方向)に移送する。本実施形態のラベル移送部21は、帯状に形成された複数(図2において四つ)の無端ベルト23によって構成されている。各無端ベルト23は、複数(図1において二つ)のローラ24に巻き掛けられる。複数のローラ24のうち少なくとも一つは駆動回転する駆動ローラであり、残りのローラ24は駆動ローラの回転に伴って従動回転する従動ローラである。複数の無端ベルト23は、その幅方向(Z軸方向)に間隔をあけて配列されている。
供給ユニット2から吸着移送ユニット3に受け渡されたラベルLは、その主面L2が複数の無端ベルト23の外周面23aに接触した状態で移送方向D1に移送される。
エアーチャンバ22は、内部に空洞を有する。エアーチャンバ22の平坦な外面22aには、エアーを外部から内部に吸引するための複数の吸引口25が開口している。エアーチャンバ22におけるエアーの吸引は、リングブロー、真空ポンプ、ファン等の吸引部(不図示)によって行われる。エアーチャンバ22は、複数の吸引口25が開口するエアーチャンバ22の外面22aが、無端ベルト23の内周面のうちラベルLの移送方向D1に移動する領域に対向するように設けられる。
複数の吸引口25は、エアーチャンバ22の外面22a側から見てZ軸方向に隣り合う無端ベルト23の間に位置するように配列されている。また、複数の吸引口25は、無端ベルト23の長手方向(ラベルLの移送方向D1)に間隔をあけて配列されている。一部の吸引口25は、後述するラベル押付ユニット4のラベル接触部33が通るように形成されている。
本実施形態の吸着移送ユニット3では、エアーチャンバ22の吸引口25から内部にエアーを吸引することで、ラベルLを無端ベルト23の外周面23aに吸着させることができる。これにより、ラベルLを無端ベルト23の外周面23aに接触させた状態で移送することができる。
図1〜3に示すように、ラベル押付ユニット4は、吸着移送ユニット3に保持されたラベルLを、被貼着体Oに向けて押し付けることで被貼着体Oに貼り付ける。ラベル押付ユニット4は、吸着移送ユニット3に対し、吸着移送ユニット3に保持されたラベルLの厚さ方向(図1,2においてY軸方向)に移動可能に設けられている。
具体的に、ラベル押付ユニット4は、エアーチャンバ22内に設けられている。ラベル押付ユニット4は、ラベルLに近づく方向(ラベルLに対する押付方向D2)に移動することで、吸引口25を通じてエアーチャンバ22の外側に突出する。これにより、無端ベルト23の外周面23aに吸着されたラベルLを被貼着体Oに向けて押し付けることができる。
ラベル押付ユニット4は、ラベルLを押し付ける押付部材31を備える。図3に示すように、押付部材31は、本体部32と、ラベル接触部33と、を備える。
本体部32の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の本体部32は、複数(図示例では二つ)の棒状部34と、固定部35と、を備える。各棒状部34は、Y軸方向(押付方向D2)に延びている。複数の棒状部34は、互いに間隔をあけて配されている。複数の棒状部34は、Y軸方向に直交する面内で任意に配列されればよい。本実施形態において、複数の棒状部34はX軸方向に配列されている。固定部35は、複数の棒状部34の長手方向の一端に設けられ、複数の棒状部34を一体に固定する。固定部35は、複数の棒状部34に対して押付方向D2側に位置する。
ラベル接触部33は、押付部材31のうちラベルLに接触する部位である。ラベル接触部33は、ラベルLの主面L2に沿って延びる細長状に形成されている。ラベル接触部33は、ラベルLの主面L2に対して線状又は帯状に接触可能な接触領域33Aを有する。ラベル接触部33の接触領域33Aは、ラベルLの主面L2に沿う一方向に延びる直線状に形成されている。延長方向におけるラベル接触部33(接触領域33A)の寸法は、図2,3に例示するように延長方向におけるラベルLの寸法よりも短くてもよいが、例えばラベルLの寸法よりも長くてもよい。
本実施形態において、ラベル接触部33は、その延長方向が前述した吸着移送ユニット3によるラベルLの移送方向D1(X軸方向)に一致するように配されている。すなわち、前述した吸着移送ユニット3は、吸着したラベルLをラベル接触部33の延長方向に移送する。
ラベル接触部33は、例えば本体部32に一体に固定されてもよい。本実施形態のラベル接触部33は、その延長方向がラベルLの主面L2に対して傾斜するように、本体部32に対して揺動可能に取り付けられている。
本実施形態のラベル接触部33は、一つの軸(Z軸方向に延びる軸線A1)を中心に、本体部32(特に固定部35)に対して揺動可能に取り付けられている。ラベル接触部33の揺動中心(軸線A1)は、ラベル接触部33の延長方向において任意に位置してよいが、本実施形態では延長方向の中間に位置している。
本実施形態のラベル押付ユニット4は、上記のラベル接触部33を、弾性力によってラベル接触部33の延長方向がラベルLの主面L2に平行する基準位置SPに復帰させる弾性復帰部36を備える。
本実施形態の弾性復帰部36は、押付部材31の本体部32とラベル接触部33との間に設けられた二つのコイルばね37によって構成されている。二つのコイルばね37は、ラベル接触部33の延長方向の両端と本体部32(固定部35)との間に設けられている。この構成では、ラベル接触部33に外力が付与されてラベル接触部33がラベルLの主面L2に対して傾斜するように揺動した際に、一方のコイルばね37が弾性的に縮むと共に、他方のコイルばね37が弾性的に伸びる。このため、前述の外力が解除された際には、ラベル接触部33が二つのコイルばね37の弾性力によって基準位置SPに復帰する。
また、本実施形態のラベル押付ユニット4は、ラベル接触部33の揺動範囲(角度範囲)を規制する揺動規制部38を備える。本実施形態の揺動規制部38は、本体部32からラベル接触部33に向けて押付方向D2に突出する規制突起39によって構成されている。規制突起39は、ラベル接触部33の延長方向において、ラベル接触部33の揺動中心(軸線A1)とラベル接触部33の各端部との間に位置している。ラベル押付ユニット4が揺動規制部38を備えることで、ラベル接触部33が過度に揺動して基準位置SPに復帰できなくなることを確実に防止できる。
本実施形態のラベル押付ユニット4は、上記の押付部材31を複数備える。複数の押付部材31は、図2に示すように、ラベルLに対する押付部材31の押付方向D2(Y軸方向)、及び、ラベル接触部33の延長方向(X軸方向)に直交する方向(Z軸方向)に、互いに間隔をあけて配列されている。Z軸方向において複数の押付部材31が配列される長さは、図2に例示するようにZ軸方向におけるラベルLの寸法よりも短くてもよいが、例えばラベルLの寸法よりも長くてもよい。複数の押付部材31は、各々独立して押付方向D2(Y軸方向)に移動可能となっている。
本実施形態のラベル押付ユニット4は、支持部41と、付勢部42と、をさらに備える。
支持部41は、押付部材31をY軸方向に移動可能に支持する。また、支持部41及び押付部材31は、Y軸方向において支持部41に対する押付部材31の移動範囲を規制するように構成されている。以下、この点について具体的に説明する。
本実施形態の支持部41は、Y軸方向に間隔をあけて配された二つの板状部材43,44を備える。押付部材31の棒状部34は、二つの板状部材43,44を貫通するように支持部41に取り付けられる。棒状部34のうち二つの板状部材43,44の間に位置する部位には、棒状部34の他の部位よりも径寸法の大きく板状部材43,44を通らないフランジ部45が設けられている。これにより、支持部41に対する押付部材31の移動範囲を規制できる。また、押付部材31が支持部41から外れることを防止できる。
支持部41は、例えば複数の押付部材31に対して一つずつ設けられてよいが、本実施形態では、複数の押付部材31を一括して支持するように一つだけ設けられる。
付勢部42は、各押付部材31を支持部41に対して押付方向D2に付勢して、各押付部材31をY軸方向における基準位置に復帰させる。押付部材31の基準位置は、例えばY軸方向において複数の押付部材31の接触領域33Aの位置が互いに一致する位置である。
本実施形態の付勢部42は、各押付部材31の各棒状部34を支持部41に対して押付方向D2に付勢する。付勢部42の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の付勢部42は、棒状部34のフランジ部45と、二つの板状部材43,44のうちラベル接触部33から離れて位置する一方の板状部材43と、の間に設けられたコイルばね46によって構成されている。
図1,2に示すように、被貼着体搬送部5は、被貼着体OをラベルLに対してその押付方向D2(Y軸方向)に重なる位置(図2に示す押付位置P1)まで搬送する。また、被貼着体搬送部5は、ラベルLが貼られた被貼着体Oを押付位置から離れるように搬送する。本実施形態において、被貼着体搬送部5は、被貼着体Oを押付方向D2(Y軸方向)及びラベルLの移送方向D1(X軸方向)に直交する方向(搬送方向D3;Z軸方向)に搬送する。
被貼着体搬送部5の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の被貼着体搬送部5は、ベルトコンベアによって構成されている。具体的に、被貼着体搬送部5は、被貼着体Oの搬送方向D3に互いに平行して延びる二つの搬送ベルト51を備える。二つの搬送ベルト51は、ラベルLの移送方向D1に互いに間隔をあけて配されている。
二つの搬送ベルト51の間隔は、ラベルLの移送方向D1におけるラベル接触部33の寸法や、ラベルLの移送方向D1におけるラベルLの寸法よりも大きい。これにより、被貼着体Oのうち搬送ベルト51によって支持される表面(下面O2)に、ラベルLを押し付けて貼り付けることができる。
本実施形態のラベル貼付装置1は、押付位置P1に配された被貼着体Oの上面O1及び下面O2(互いに反対に向く二つの面)の両方に、ラベルLを貼り付けるように構成されている。具体的には、上記した供給ユニット2、吸着移送ユニット3及びラベル押付ユニット4からなるアッセンブリ―が、押付位置P1に配された被貼着体Oの上面O1側と、被貼着体Oの下面O2側とに、一つずつ設けられている。
本実施形態に係るラベル押付ユニット4及びこれを備えるラベル貼付装置1によれば、ラベル押付ユニット4のラベル接触部33が、ラベルLの主面L2に沿って延びる細長状に形成されている。このため、ラベルLを被貼着体O(例えば上面O1や下面O2)に押し付ける際に、ラベル接触部33は、ラベルLの主面L2に対して、点状の領域ではなく、線状又は帯状の領域で接触できる。このことから、ラベル接触部33の延長方向におけるラベル接触部33とラベルLとの相対的な位置精度(例えば吸着移送ユニット3によるラベルLの移送精度)が低くても、押付部材31によってラベルLを安定に被貼着体Oに押し付けることができる。
また、ラベルLを押付部材31に対して高い精度で位置させる必要がないため、ラベル押付ユニット4を含むラベル貼付装置1の製造コストを低く抑えることができる。
以上のことから、安価にラベルLの貼着不良を効果的に抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係るラベル押付ユニット4によれば、押付部材31によりラベルLを被貼着体Oに押し付ける際、ラベル接触部33は線状又は帯状の領域で被貼着体Oに押し付けられる。このため、ラベル接触部33が点状の領域で被貼着体Oに押し付けられる場合と比較して、被貼着体Oに作用する圧力を軽減することができる。これにより、被貼着体Oにダメージが生じることを効果的に抑制できる。
また、本実施形態に係るラベル押付ユニット4によれば、ラベル接触部33が本体部32に対して揺動可能に取り付けられている。このため、ラベル接触部33の延長方向において、ラベルLが貼り付けられる被貼着体Oの表面領域に凹凸があっても、ラベル接触部33によってラベルLを被貼着体Oの表面に押し付ける際にラベル接触部33が本体部32に対して揺動することで、ラベルLを被貼着体Oの凹凸に追従させるように貼り付けることができる。すなわち、凹凸を有する被貼着体Oの表面にラベルLを安定して貼り付けることができる。したがって、ラベルLの貼着不良をさらに効果的に抑制できる。
また、本実施形態に係るラベル押付ユニット4によれば、ラベル接触部33は、弾性復帰部36の弾性力によって、ラベル接触部33の延長方向がラベルLの主面L2に平行する基準位置SPに復帰する。このため、ラベル接触部33の延長方向がラベルLの主面L2に対して傾斜した状態で、ラベル接触部33が吸着移送ユニット3に保持されたラベルLの主面L2に接触することを防止できる。すなわち、ラベルLの主面L2に対するラベル接触部33の片あたりを防ぎ、ラベル接触部33を線状又は帯状の領域でラベルLの主面L2に接触させることができる。これにより、押付部材31によってラベルLを安定に被貼着体Oに押し付けることができる。
本実施形態に係るラベル押付ユニット4によれば、複数の押付部材31が、間隔をあけて配列されると共に、各々独立してラベルLの押付方向D2に移動可能となっている。このため、複数の押付部材31の配列方向において、ラベルLが貼り付けられる被貼着体Oの表面領域に凹凸があっても、複数の押付部材31が各々独立してラベルLの押付方向D2に移動することで、ラベルLを被貼着体Oの凹凸に追従させるように貼り付けることができる。すなわち、凹凸を有する被貼着体Oの表面にラベルLを安定して貼り付けることができる。したがって、ラベルLの貼着不良をさらに効果的に抑制できる。
前述した被貼着体Oの表面領域の凹凸は、例えば図6,7に示すように、被貼着体Oが、複数の物品OPを部分的に重ね合わせるように一方向(図6,7においてZ軸方向)に少しずつずらして配列して構成される場合に現れる。図示例の物品OPは、スライスハム等の食品を被覆シートによって密封して包装した包装体である。
本実施形態のラベル押付ユニット4のラベル接触部33は、前述したように線状又は帯状の領域で被貼着体Oに押し付けられるため、上記した包装体の被覆シートにダメージが生じることを効果的に抑制できる。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
ラベル接触部33は、例えば図4に示すように、二つの軸(いずれもZ軸方向に延びる軸線A2)を中心に、本体部32に対して揺動可能に取り付けられてもよい。この場合、ラベル接触部33は、本体部32の二つの棒状部34の各々に対して揺動可能に取り付けられればよい。すなわち、押付部材31の本体部32は、上記実施形態の固定部35(図3参照)は備えなくてよい。また、ラベル接触部33を基準位置SPに復帰させる弾性復帰部36Eは、二つの棒状部34を押付方向D2に個別に付勢する二つのコイルばね46によって構成されればよい。
ラベル接触部33は、例えば被貼着体Oよりも硬い材料によって構成されてもよいが、例えば被貼着体Oよりも柔らかい柔軟材料によって構成されてもよい。柔軟材料は、例えば被貼着体Oよりも弾性率が低いスポンジ等の弾性材料であってよい。例えばラベル接触部33全体が柔軟材料によって構成されてもよいが、例えば図5に示すように、ラベル接触部33のうちラベルLに接触する部位(先端部位33F)だけが柔軟材料によって構成されてもよい。
ラベル接触部33が柔軟材料によって構成される場合には、ラベルLが貼り付けられる被貼着体Oの表面領域に凹凸があっても、ラベル接触部33によってラベルLを被貼着体Oの表面に押し付ける際に、ラベル接触部33が被貼着体Oの凹凸に倣って柔軟に変形することで、ラベルLを被貼着体Oの凹凸に追従するように貼り付けることができる。すなわち、凹凸を有する被貼着体Oの表面にラベルLを安定して貼り付けることができる。
1 ラベル貼付装置
2 供給ユニット
3 吸着移送ユニット
4 ラベル押付ユニット
5 被貼着体搬送部
31 押付部材
32 本体部
33 ラベル接触部
36,36E 弾性復帰部
D1 ラベルLの移送方向
D2 ラベルLの押付方向
D3 被貼着体Oの搬送方向
L ラベル
L1 粘着面
L2 主面
O 被貼着体

Claims (4)

  1. ラベルを被貼着体に押し付けることで前記被貼着体に貼り付けるラベル押付ユニットであって、
    前記ラベルを押し付ける押付部材を備え、
    前記押付部材のうち前記ラベルに接触するラベル接触部が、前記ラベルの主面に沿って延びる細長状に形成されているラベル押付ユニット。
  2. 前記ラベル接触部は、その延長方向が前記ラベルの主面に対して傾斜するように、前記押付部材の本体部に対して揺動可能に取り付けられ、
    前記ラベル接触部を、弾性力によって前記ラベル接触部の延長方向が前記ラベルの主面に平行する基準位置に復帰させる弾性復帰部を備える請求項1に記載のラベル押付ユニット。
  3. 前記押付部材が、前記ラベルに対する押付方向、及び、前記ラベル接触部の延長方向に対して直交する方向に、互いに間隔をあけて複数配列され、
    複数の押付部材は、各々独立して前記押付方向に移動可能である請求項1又は請求項2に記載のラベル押付ユニット。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のラベル押付ユニットと、
    前記ラベルの粘着面を外側に向けた状態で、エアーの吸引によって前記ラベルを吸着すると共に、前記ラベル接触部の延長方向に移送する吸着移送ユニットと、
    前記吸着移送ユニットに前記ラベルを供給する供給ユニットと、
    を備え、
    前記押付部材は、前記吸着移送ユニットに吸着された前記ラベルを前記被貼着体に向けて押し付けるラベル貼付装置。
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