JP2019051411A - 制御プログラム、制御方法及びコンピュータ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ゲームを継続してプレイしようとするプレイヤの意欲を向上させることを可能とする制御プログラム等を提供する。
【解決手段】本発明に係る制御プログラムは、記憶部及び表示部を有し、異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御プログラムであって、複数の第1ゲーム媒体と分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像とを関連づけて記憶部に記憶し、プレイヤからのゲームの実行指示に従って、複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、ゲームの進行に伴い、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を表示部に表示する、ことをコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る制御プログラムは、記憶部及び表示部を有し、異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御プログラムであって、複数の第1ゲーム媒体と分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像とを関連づけて記憶部に記憶し、プレイヤからのゲームの実行指示に従って、複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、ゲームの進行に伴い、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を表示部に表示する、ことをコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、制御プログラム、制御方法及びコンピュータに関する。
従来から、プレイヤの操作に従って進行したゲームの実行画面と同一の画像が記憶されるゲームシステムが知られている。このゲームシステムでは、所定タイミングにおけるゲームの実行画面の静止画像、又は、所定期間におけるゲームの実行画面の動画像が記憶される。プレイヤは、ゲームの終了後又はゲームの中断中において、記憶された画像を表示させることができる。
例えば、特許文献1には、モニタに表示されているゲーム画面を自動的に又はプレイヤの指示に従ってキャプチャし、キャプチャ画像をモニタに表示するゲームシステムが開示されている。このゲームシステムでは、プレイヤによってプレイされていたゲームが終了した後に、表示されたキャプチャ画像のうち、プレイヤによって選択されたキャプチャ画像が保存される。これにより、プレイヤは、いつでも、プレイヤによってプレイされたゲームの一場面を見て楽しむことができる。
また、プレイヤによって選択されたキャプチャ画像は、ネットワークを介してゲームシステムと接続されたサーバ装置に保存される。サーバ装置に保存されたキャプチャ画像は、他のプレイヤのゲーム装置に送信され、他のプレイヤは、送信されたキャプチャ画像をゲーム装置のモニタに表示させることができる。これにより、プレイヤは、プレイヤによってプレイされたゲームの一場面を、他のプレイヤに見せることができるようになる。
従来のゲームシステムにおいて、ゲーム進行に応じて所定条件(ゲームがクリアされる等)が満たされると、プレイヤが最も見てみたいゲームの実行画面が提供され、プレイヤは、提供されたゲームの実行画面を前述のようなシステムに記憶させるようなことが考えられる。しかしながら、従来のゲームシステムでは、所定条件が満たされることにより提供されるゲームの実行画面に到達する前に、プレイヤがゲームのプレイを止めてしまうことがあった。このような場合では、プレイヤは、ゲームの実行画面の画像をゲームシステムに記憶させることができず、ゲームの実行画面の画像を見て楽しんだり、他人にゲームの実行画面の画像を見せたりすることができなかった。そして、プレイヤは、ゲームに対する期待感を持てずに、当該ゲームを継続してプレイしようとする意欲が減少してしまうことがあった。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであり、ゲームを継続してプレイしようとするプレイヤの意欲を向上させることを可能とする制御プログラム、制御方法及びコンピュータを提供することを目的とする。
本発明に係る制御プログラムは、記憶部及び表示部を有し、異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御プログラムであって、複数の第1ゲーム媒体と分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像とを関連づけて記憶部に記憶し、プレイヤからのゲームの実行指示に従って、複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、ゲームの進行に伴い、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を表示部に表示する、ことをコンピュータに実行させる。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、ゲームの完了後に、ゲームの操作指示内容に応じて分岐した後の第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像を、プレイヤに関連付けて記憶部に記憶することが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、プレイヤからの指示に従って、分岐前の第1ゲーム媒体の画像とともに、指示オブジェクトを表示し、分岐した後の第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像がプレイヤに関連付けて記憶部に記憶されている場合、指示オブジェクトがプレイヤに選択されると、プレイヤに関連付けられた、分岐した後の第1ゲーム媒体の画像を表示し、分岐した後の第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像がプレイヤに関連付けて記憶部に記憶されていない場合、指示オブジェクトは、プレイヤに選択できないように制御されることが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、ゲームの進行中にプレイヤによってゲーム操作指示内容が入力されるたびに、分岐後の各シナリオに対応するパラメータを記憶部に設定し、複数のシナリオに分岐する前に、プレイヤの閲覧指示に応じて、分岐後の各シナリオに応じた第1ゲーム媒体の画像を、分岐後の各シナリオに対応するパラメータに基づく表示態様で表示部に表示することが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、プレイヤからの第2のゲームの実行指示に従って、ゲームとは異なり、且つ、第1ゲーム媒体が出現する第2のゲームを進行させ、第2のゲームの進行結果が所定の取得条件を満たす場合、第1ゲーム媒体をプレイヤの識別情報に関連付けて記憶部に記憶することが好ましい。
また、本発明に係る制御プログラムにおいて、第1ゲーム媒体とは異なり、且つ、プレイヤの識別情報に関連付けられた第2ゲーム媒体を、記憶部に記憶し、複数のシナリオに分岐する前に表示される第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に、第2ゲーム媒体が含まれることが好ましい。
本発明に係る制御方法は、記憶部及び表示部を有し、プレイヤからのゲームの操作指示内容に応じて異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御方法であって、複数の第1ゲーム媒体と、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像とを記憶部に記憶し、プレイヤからのゲームの実行指示に従って、複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、複数のシナリオに分岐する前に、記憶部に記憶された、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像を表示部に表示する、ことを含む。
本発明に係るコンピュータは、プレイヤからのゲームの操作指示内容に応じて異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータであって、表示部と、複数の第1ゲーム媒体と、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像とを記憶する記憶部と、プレイヤからのゲームの実行指示に従って、複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、複数のシナリオに分岐するゲームを実行する実行部と、複数のシナリオに分岐する前に、記憶部に記憶された、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像を表示部に表示する表示処理部と、を有する。
本発明に係る制御プログラム、制御方法及びコンピュータによって、ゲームを継続してプレイしようとするプレイヤの意欲を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(本実施形態の概要)
図1は、ゲーム装置が提供するゲームの一例について説明するための図である。ゲーム装置は、プレイヤが所有する携帯端末、又は、プレイヤが所有する携帯端末と通信するサーバ等のコンピュータである。また、ゲーム装置は、携帯端末とサーバとを備えるゲームシステムでもよい。
図1は、ゲーム装置が提供するゲームの一例について説明するための図である。ゲーム装置は、プレイヤが所有する携帯端末、又は、プレイヤが所有する携帯端末と通信するサーバ等のコンピュータである。また、ゲーム装置は、携帯端末とサーバとを備えるゲームシステムでもよい。
以下、図1を参照しつつ、本実施形態のゲーム装置が提供するゲームの一例について説明する。
本実施形態では、ゲーム装置は、複数の第1ゲーム媒体を記憶する(図1の(1))。ゲーム媒体とは、ゲームに使用される電子データであり、キャラクタ、アバタ、又はカードである。ゲーム媒体は、例えば、アイテム、ポイント、又はパラメータ等であってもよい。ゲーム媒体は、プレイヤによって、ゲーム内で、取得、保有、使用、管理、交換、合成、強化、売却、廃棄、及び/又は贈与等され得る電子データであればどのようなデータであってもよい。また、ゲーム媒体の利用態様は本明細書で明示されるものには限られない。
第1ゲーム媒体の移動、動作又は発言等は、ゲーム装置によって自動的に制御される。なお、第1ゲーム媒体の移動、動作又は発言等の一部又は全部は、プレイヤによって入力された制御指示に従って制御されてもよい。また、第1ゲーム媒体の移動、動作又は発言等の一部又は全部は、他のプレイヤによって入力された制御指示に従って制御されてもよい。
ゲーム装置は、複数の第1ゲーム媒体からプレイヤによって選択された第1ゲーム媒体を使用して、複数のゲームを進行させる処理を実行する。ゲームは、ロールプレイングゲーム、戦略ゲーム、パズルゲーム、シミュレーションゲーム等である。
図1に示す例では、プレイヤによって入力されたゲーム実行指示に従ってゲームが実行される。プレイヤからのゲーム実行指示には、複数の第1ゲーム媒体からプレイヤによって選択された第1ゲーム媒体を識別するための情報が含まれる。これにより、プレイヤによって入力されたゲーム実行指示に従って、プレイヤによって選択された第2ゲーム媒体を使用したゲームが実行される(図1の(2))。
ゲーム装置が実行するゲームは、所定のシナリオに従って進行する。シナリオには、複数の場面のそれぞれにおける、第1ゲーム媒体又は他のゲーム媒体の移動、動作又は発言、サブゲームの実行指示等が規定されている。なお、各場面のシナリオを、シナリオ要素と称する場合がある。
ゲーム装置によって使用される所定のシナリオは、少なくとも1回、複数のシナリオに分岐する(図1の(3))。例えば、ゲーム装置が実行するゲームは、プレイヤの操作指示の内容に応じて決定された複数のシナリオのうちの一つのシナリオに従って進行する。この場合、ゲーム装置は、プレイヤに複数の選択肢のうちの一つを選択させる選択肢情報を含む特定のシナリオ要素に基づいて特定のゲーム実行画面を表示し、特定のゲーム実行画面においてプレイヤによって選択された選択肢に応じて、シナリオを決定する。なお、ゲーム装置は、シナリオに従ってゲームを進行させている途中で、複数のシナリオの中から一つのシナリオを自動的に決定してもよい。
ゲーム装置は、分岐後の複数のシナリオのそれぞれに応じたゲーム実行画面の画像を記憶する。すなわち、ゲーム装置は、分岐後のシナリオごとに、各シナリオに従って進行するゲームがプレイヤによってプレイされた場合に表示されるゲーム実行画面のうちの一つ又は複数の画像を記憶する。なお、画像は、静止画像又は動画像である。図1に示す例では、第1ゲーム実行画面の画像(図1の(4))及び第2ゲーム実行画面(図1の(5))が、ゲーム装置に記憶されている。
ゲーム装置は、複数のシナリオに分岐する前において(図1の(6))、記憶された分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像を表示する(図1の(7))。ゲーム装置は、表示条件を設定しており、当該表示条件が満たされた場合、表示条件ゲーム実行画面の画像を表示する。表示条件は、例えば、プレイヤによって閲覧指示が入力されたという条件である。表示条件は、ゲーム装置が実行するゲームで使用されるシナリオにおける特定のシナリオ要素に到達したという条件、又は、第1ゲーム媒体のパラメータ(レベル、経験値、攻撃力、防御力、貨幣価値等)が所定値に到達したという条件でもよい。
ゲーム装置に記憶されるゲーム実行画面の画像は、第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像である。ゲーム装置に記憶されるゲーム実行画面の画像は、さらにプレイヤに関連付けられたゲーム媒体(例えば、自キャラクタ等)を含むゲーム実行画面の画像でもよい。また、ゲーム装置に記憶されるゲーム実行画面の画像は、ゲーム媒体を含まないゲーム実行画面(例えば、風景だけを含むゲーム実行画面)の画像でもよい。プレイヤに関連付けられたゲーム媒体は、プレイヤがゲームで使用するゲーム媒体であり、第2ゲーム媒体の一例である。以降、プレイヤがゲームで使用するゲーム媒体を、自ゲーム媒体と称する場合がある。
なお、ゲーム装置は、完了条件を設定しており、ゲームの進行に応じて完了条件が満たされた場合、当該ゲームは完了する。完了条件は、所定のシナリオに基づくゲームの進行が全て終了したという条件である。また、完了条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定のサブゲームをクリアするという条件である。また、完了条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定の敵ゲーム媒体(所謂「ボスキャラクタ」等)に勝利するという条件、又は、プレイヤがゲーム内で発生するイベントを実行した回数が所定数以上となるという条件等でもよい。また、完了条件は、ゲームの進行に応じてプレイヤが取得するパラメータ(経験値、仮想貨幣価値等)が所定数以上となるという条件等でもよい。ゲーム装置は、ゲームが完了すると、進行したシナリオにゲーム実行画面のうち、分岐前に表示されたゲーム実行画面の画像をプレイヤに関連付けて記憶する。これにより、プレイヤは、ゲーム実行画面の画像を取得し、プレイヤは、いつでもゲーム実行画面の画像を閲覧することができる。
また、ゲーム装置は、中断条件を設定しており、ゲームの進行に応じて中断条件が満たされた場合、当該ゲームは中断する。中断条件は、プレイヤの指示によって当該ゲームを進行させるための制御プログラムが終了するという条件である。また、中断条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定のサブゲームのクリアに失敗するという条件である。また、中断条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定の敵ゲーム媒体(所謂「ボスキャラクタ」等)に敗北するという条件等でもよい。ゲームの中断後、プレイヤの指示に従ってゲームが開始された場合、ゲーム装置に記憶された終了済のシナリオ要素の次のシナリオ要素からゲームの進行が再開する。
以上、図1を参照しつつ説明したとおり、本実施形態のゲーム装置は、複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるゲーム装置であって、シナリオの分岐前に、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像を表示することができる。このゲーム装置によって、プレイヤは、ゲームが進行した際に表示されるゲーム実行画面を事前に見ることによって、今後のゲームの進行に期待感を持つことができるため、プレイヤのゲームの継続意欲を向上させることが可能となる。
なお、上述した図1の説明は、本発明の内容への理解を深めるための説明にすぎない。本発明は、具体的には、次に説明する各実施形態において実施され、且つ、本発明の原則を実質的に超えずに、さまざまな変形例によって実施されてもよい。このような変形例はすべて、本発明および本明細書の開示範囲に含まれる。
(ゲームシステム1の構成)
図2は、ゲームシステム1の概略構成の一例を示す図である。
図2は、ゲームシステム1の概略構成の一例を示す図である。
ゲームシステム1は、複数のプレイヤのそれぞれが操作する複数の携帯端末2と、サーバ3とを備える。携帯端末2及びサーバ3は、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7等の通信ネットワークを介して相互に接続される。携帯端末2及びサーバ3間では、所定の通信プロトコルに基づいて通信が行われる。所定の通信プロトコルは、例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol,HTTP)等である。なお、携帯端末2は、ゲームを提供するゲーム装置の一例であるが、ゲーム装置は、携帯端末2に限られない。例えば、サーバ3をゲーム装置として用いてもよい。また、携帯端末2とサーバ3とを備えるゲームシステム1をゲーム装置として用いてもよい。なお、携帯端末2は、コンピュータの一例である。
携帯端末2は、例えば、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)である。なお、携帯端末2は、例えば、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレット端末又はタブレットPC(Personal Computer)等でもよい。また、携帯端末2は、携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤ又はノートPC等でもよい。
(携帯端末2の構成)
図3は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
図3は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。携帯端末2は、プレイヤによって入力された各種指示に従って、ゲームの進行を制御する。また、携帯端末2は、サーバ3から各種データを受信してゲームの進行を制御する。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を備え、携帯端末2を通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータを、サーバ3に送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
端末記憶部22は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリ装置を備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム及びデータ等を記憶する。端末記憶部22に記憶されるドライバプログラムは、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、及び、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等である。端末記憶部22に記憶されるアプリケーションプログラムは、ゲームの進行を制御する制御プログラム等である。端末記憶部22に記憶されるデータは、ゲームの実行において使用する各種データ等である。また、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
操作部23は、タッチパネル等のポインティングデバイスである。なお、操作部23は、入力キー等でもよい。プレイヤは、操作部23を用いて、文字、数字及び記号、若しくは、表示部24の表示画面上の位置等を入力することができる。操作部23は、プレイヤにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、プレイヤの指示として、端末処理部25に供給される。
表示部24は、液晶ディスプレイである。なお、表示部24は、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等でもよい。表示部24は、端末処理部25から供給された映像データに応じた映像や、画像データに応じた画像等を表示する。
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム及びプレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された各種指示等に基づいて、各種情報処理を適切な手順で実行し、且つ、端末通信部21又は表示部24の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム及びアプリケーションプログラムに基づいて各種情報処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラムを並列に実行することができる。
端末処理部25は、少なくとも端末送受信部251、表示処理部252及び実行部253を備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
以下、図4〜図8を参照して、携帯端末2の表示部24に表示される各種画面の一例について説明する。
図4(a)は、携帯端末2の表示部24に表示される第1ホーム画面400の一例を示す図である。
第1ホーム画面400は、例えば、本実施形態におけるゲームを実行するための制御プログラムが起動したときに表示される画面である。第1ホーム画面400には、実行指示オブジェクト401、登録指示オブジェクト402及び閲覧指示オブジェクト403が含まれる。
実行指示オブジェクト401は、ゲームの実行を指示するためのボタンオブジェクトである。実行指示オブジェクト401は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された第1ホーム画面400上の入力位置が、実行指示オブジェクト401の表示領域上である場合、ゲーム実行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが実行指示オブジェクト401を選択する操作を行った場合、ゲーム実行指示が携帯端末2に入力される。
プレイヤによってゲーム実行指示が入力されると、後述する選択画面420が表示部24に表示される。選択画面420は、ゲームに使用する第1ゲーム媒体を選択するための画面である。選択画面420の詳細については後述する。
登録指示オブジェクト402は、プレイヤと関連付ける第1ゲーム媒体をプレイヤに選択させるためのボタンオブジェクトである。なお、登録指示オブジェクト402は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。
プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された第1ホーム画面400上の入力位置が登録指示オブジェクト402の表示領域上である場合、登録指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが登録指示オブジェクト402を選択する操作を行った場合、登録指示が携帯端末2に入力される。プレイヤによって登録指示が入力されると、後述する登録画面430が表示部24に表示される。登録画面430は、プレイヤと関連付ける第1ゲーム媒体をプレイヤが選択するための画面である。
閲覧指示オブジェクト403は、第1ゲーム媒体の画像をプレイヤに閲覧させるためのボタンオブジェクトである。閲覧指示オブジェクト403は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された第1ホーム画面400上の入力位置が、閲覧指示オブジェクト403の表示領域上である場合、閲覧指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが閲覧指示オブジェクト403を選択する操作を行った場合、閲覧指示が携帯端末2に入力される。プレイヤによって閲覧指示が入力されると、後述する閲覧画面700が表示部24に表示される。閲覧画面700は、完了する前のゲームで使用されている第1ゲーム媒体の画像をプレイヤが閲覧するための画面である。
図4(b)は、携帯端末2の表示部24に表示される第2ホーム画面410の一例を示す図である。図4(b)において、図4(a)で示した第1ホーム画面400と同一の構成には、当該構成に対して図4(a)で付された符号と同一の符号が付されている。
第2ホーム画面410は、例えば、本実施形態におけるゲームを実行するための制御プログラムが起動したときに表示される画面である。第2ホーム画面410は、選択画面420によって第1ゲーム媒体が選択された場合に表示される。第1ホーム画面400には、選択画面420によって選択された第1ゲーム媒体の画像411が表示される。
また、第2ホーム画面410は、後述するサブゲームで使用される協力ゲーム媒体がプレイヤに関連付けて設定されている場合に表示されてもよい。この場合、画像411は、後述するサブゲームで使用される協力ゲーム媒体から携帯端末2によって自動的に選択されたゲーム媒体でもよい。選択処理では、協力ゲーム媒体が1つである場合、当該1つの協力ゲーム媒体が選択される。また、選択処理では、協力ゲーム媒体が複数ある場合、ランダム抽選又は所定の選択ルールに従って、複数の協力ゲーム媒体から1つのゲーム媒体が選択される。選択処理の処理主体はサーバ3でもよい。この場合、サーバ3は、協力ゲーム媒体から1つのゲーム媒体を選択し、選択されたゲーム媒体の画像を携帯端末2に送信する。携帯端末2は、送信されたゲーム媒体の画像を画像411として表示する。
図4(c)は、携帯端末2の表示部24に表示される選択画面420の一例を示す図である。
選択画面420は、プレイヤがゲームで使用する第1ゲーム媒体を選択するための画面である。選択画面420には、複数の選択オブジェクト421及び選択画面終了オブジェクト422が含まれる。
選択オブジェクト421は、第1ゲーム媒体を示すとともに第1ゲーム媒体を選択するための所定形状のオブジェクトであり、選択オブジェクト421内に、第1ゲーム媒体の名称、画像、及び属性等が表示される。選択オブジェクト421は、第1ゲーム媒体を識別できるものであればよく、例えば、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された選択画面420上の入力位置が、いずれかの選択オブジェクト421の表示領域上である場合、当該選択オブジェクト421に対応する第1ゲーム媒体を識別するための識別情報が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが複数の選択オブジェクト421のうちのいずれかを選択する操作を行った場合、複数の第1ゲーム媒体のうちから、選択された選択オブジェクト421に対応する第1ゲーム媒体が選択される。なお、選択画面420において選択された第1ゲーム媒体を選択ゲーム媒体と称する場合がある。
プレイヤによって選択された選択オブジェクト421に対応する第1ゲーム媒体が選択されると、所定のシナリオに従って、後述するゲーム画面500若しくは510又はサブゲーム表示画面600等が表示され、ゲームが進行する。
選択画面終了オブジェクト422は、選択画面420の表示を終了させるためのボタンオブジェクトである。なお、選択画面終了オブジェクト422は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された選択画面420上の入力位置が、選択画面終了オブジェクト422の表示領域上である場合、選択画面終了指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが選択画面終了オブジェクト422を選択する操作を行った場合、選択画面420の表示が終了するとともに、第1ホーム画面400又は第2ホーム画面410が再表示される。
図4(d)は、携帯端末2の表示部24に表示される登録画面430の一例を示す図である。
登録画面430は、プレイヤと関連付ける第1ゲーム媒体を選択するための画面である。登録画面430には、複数の候補オブジェクト431及び登録画面終了オブジェクト432が含まれる。
候補オブジェクト431は、第1ゲーム媒体を示すとともに第1ゲーム媒体を選択するための所定形状のオブジェクトであり、候補オブジェクト431内に、第1ゲーム媒体の名称、画像、及び属性等が表示される。候補オブジェクト431は、第1ゲーム媒体を識別できるものであればよく、例えば、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された登録画面430上の入力位置が、いずれかの候補オブジェクト431の表示領域上である場合、当該候補オブジェクト431に対応する第1ゲーム媒体を識別するための識別情報が携帯端末2に入力される。そして、登録画面430の表示が終了する。このように、プレイヤが複数の候補オブジェクト431のうちのいずれかを選択する操作を行った場合、複数の第1ゲーム媒体のうちから、選択された候補オブジェクト431に対応する第1ゲーム媒体が選択される。
プレイヤによって選択された候補オブジェクト431に対応する第1ゲーム媒体が選択されると、選択された第1ゲーム媒体が登録ゲーム媒体としてプレイヤに関連付けて記憶される。
登録画面終了オブジェクト432は、登録画面430の表示を終了させるためのボタンオブジェクトである。なお、登録画面終了オブジェクト432は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された登録画面430上の入力位置が、登録画面終了オブジェクト432の表示領域上である場合、登録画面終了指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが登録画面終了オブジェクト432を選択する操作を行った場合、登録画面430の表示が終了するとともに、第1ホーム画面400又は第2ホーム画面410が再表示される。
図5(a)は、携帯端末2の表示部24に表示されるゲーム画面500の一例を示す図である。以下、ゲームが、所定のシナリオに従って進行するロールプレイングゲームである場合を例にして説明する。なお、当該ゲームが所定のシナリオに従って進行する途中で、サブゲームが実行される。所定のシナリオは、選択画面420において選択された第1ゲーム媒体に関連付けられたものである。すなわち、このゲームは、選択された第1ゲーム媒体とともに、第2ゲーム媒体に関連付けられたシナリオに従って進行するゲームである。所定のシナリオには、ゲーム空間を規定する空間情報、ゲーム空間内の各ゲーム媒体の配置位置情報、各ゲーム媒体の発言情報(テキスト情報等)、選択肢情報等が含まれる。
ゲーム画面500は、ゲームの進行に応じたゲーム画像を表示するための画面である。ゲーム画面500には、第1ゲーム媒体の画像501、第1ゲーム媒体の発言を示すテキスト502及び進行指示オブジェクト503が含まれる。
第1ゲーム媒体の画像501及びテキスト502は、所定のシナリオに従って表示される。
進行指示オブジェクト503は、ゲームの進行を指示するためのボタンオブジェクトである。進行指示オブジェクト503は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力されたゲーム画面500上の入力位置が、進行指示オブジェクト503の表示領域上である場合、ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが進行指示オブジェクト503を選択する操作を行った場合、ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。
図5(b)は、携帯端末2の表示部24に表示されるゲーム画面510の一例を示す図である。ゲーム画面510は、ゲーム画面500に含まれる進行指示オブジェクト503がプレイヤによって選択された際に入力されたゲーム進行指示に応じて表示される画面である。
ゲーム画面510は、選択肢情報に応じたゲーム画像を表示するための画面である。ゲーム画面510には、第1ゲーム媒体の画像511、第1テキスト512及び第1進行指示オブジェクト513、並びに、第2テキスト514及び第2進行指示オブジェクト515が含まれる。第1テキスト512は、自ゲーム媒体の第1発言を示し、第2テキスト514は、自ゲーム媒体の第2発言を示す。
選択肢情報には、第1発言及び第2発言を示す情報と、プレイヤが第1進行指示オブジェクト513を選択した後に進行する第1シナリオを示す情報と、プレイヤが第2進行指示オブジェクト515を選択した後に進行する第2シナリオを示す情報とが含まれる。なお、第1シナリオと第2シナリオは互いに相違するシナリオである。
第1進行指示オブジェクト513は、第1シナリオに従ったゲームの進行を指示するためのボタンオブジェクトである。第1進行指示オブジェクト513は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力されたゲーム画面510上の入力位置が、第1進行指示オブジェクト513の表示領域上である場合、第1ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが第1進行指示オブジェクト513を選択する操作を行った場合、第1シナリオに従ったゲームの進行を指示するための第1ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。なお、携帯端末2は、第1ゲーム進行指示が入力されると、第1シナリオに従って、次のゲーム実行画面を表示する。
第2進行指示オブジェクト515は、第1シナリオとは異なる第2シナリオに従ったゲームの進行を指示するためのボタンオブジェクトである。第2進行指示オブジェクト515は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力されたゲーム画面510上の入力位置が、第2進行指示オブジェクト515の表示領域上である場合、第2ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが第2進行指示オブジェクト515を選択する操作を行った場合、第1シナリオとは異なる第2シナリオに従ったゲームの進行を指示するための第2ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。なお、携帯端末2は、第2ゲーム進行指示が入力されると、第1シナリオに従って、次のゲーム実行画面を表示する。
ゲーム画面500の次に表示されるゲーム画面は、ゲーム画面510に限らない。ゲーム画面500の次に表示されるゲーム画面には、ゲーム画面500と同様の第2ゲーム媒体の画像及びテキストが表示されてもよい。
ゲームが開始されてからゲームが完了するまで、選択肢情報は複数存在してもよい。すなわち、シナリオの分岐は、1回に限らず、複数回行われてもよい。また、選択肢は、図4(d)に示すような2つ(第1発言及び第2発言)に限らず、3つ以上でもよい。
ゲームの進行に応じて表示される各ゲーム画面は、ゲーム画面500及びゲーム画面510に限らない。各ゲーム画面には、所定のシナリオに従って表示される、第2ゲーム媒体、第2ゲーム媒体とは異なるゲーム媒体の画像、風景等の画像、ゲームの状況や設定等を説明するテキストが含まれる。
図5(c)は、携帯端末2の表示部24に表示されるゲーム画面520の一例を示す図である。ゲーム画面520は、第1シナリオに従って進行したゲームのゲーム実行画面が表示される。ゲーム画面520には、第1ゲーム媒体の画像521、自ゲーム媒体の画像522及び第3進行指示オブジェクト523が含まれる。ゲーム画面520は、第1シナリオの進行に応じて表示されるゲーム実行画面の一部分であって、例えば、第1シナリオのハイライト場面(又は第1シナリオの最終場面)であり、ユーザが第1シナリオを進める上でもっとも期待する場面であってゲームプレイのモチベーションとなるようなものでもよい。
第3進行指示オブジェクト523は、ゲームの進行を指示するためのボタンオブジェクトである。第3進行指示オブジェクト523は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力されたゲーム画面520上の入力位置が、第3進行指示オブジェクト523の表示領域上である場合、第3ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが第3進行指示オブジェクト523を選択する操作を行った場合、第3ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。なお、携帯端末2は、第3ゲーム進行指示が入力されると、第1シナリオに従って、次のゲーム実行画面を表示する。
図5(d)は、携帯端末2の表示部24に表示されるゲーム画面530の一例を示す図である。ゲーム画面530は、第2シナリオに従って進行したゲームのゲーム実行画面が表示される。ゲーム画面530には、第1ゲーム媒体の画像531、自ゲーム媒体の画像532及び第4進行指示オブジェクト533が含まれる。ゲーム画面530は、第2シナリオの進行に応じて表示されるゲーム実行画面の一部分であって、例えば、第2シナリオのハイライト場面又は第2シナリオの最終場面)であり、ユーザが第2シナリオを進める上でもっとも期待する場面であってゲームプレイのモチベーションとなるようなものでもよい。
第4進行指示オブジェクト533は、ゲームの進行を指示するためのボタンオブジェクトである。第4進行指示オブジェクト533は、アイコン画像又はテキスト等でもよい。プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力されたゲーム画面530上の入力位置が、第4進行指示オブジェクト533の表示領域上である場合、第4ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。このように、プレイヤが第4進行指示オブジェクト533を選択する操作を行った場合、第4ゲーム進行指示が携帯端末2に入力される。なお、携帯端末2は、第4ゲーム進行指示が入力されると、第2シナリオに従って、次のゲーム実行画面を表示する。
図6は、携帯端末2の表示部24に表示されるサブゲーム表示画面600の一例を示す図である。所定のシナリオに従ってゲームが進行している時に、サブゲーム実行条件が満たされた場合、ゲーム要素としてのサブゲームの実行画面であるサブゲーム表示画面600が表示される。
サブゲーム実行条件は、特定のゲーム画面に表示された進行指示オブジェクトがプレイヤによって選択されたという条件である。これにより、所定のシナリオに従ったタイミングでサブゲーム等が発生する。また、サブゲーム実行条件は、プレイヤによってサブゲーム発生指示オブジェクト(図示しない)が選択されたという条件でもよく、又は、現在時刻が予め定められた時刻となったという条件でもよい。また、サブゲーム実行条件は、ゲームの進行に応じてプレイヤ又は自ゲーム媒体のパラメータ(レベル、属性、攻撃力、防御力、貨幣価値等)が変更されたという条件でもよい。
サブゲーム表示画面600には、対戦領域601及びプレイヤ入力領域602等が含まれる。
対戦領域601には、敵ゲーム媒体6011及び協力ゲーム媒体6012が表示される。協力ゲーム媒体6012のそれぞれは、敵ゲーム媒体6011と対戦し、協力ゲーム媒体6012が全ての敵ゲーム媒体6011を討伐した場合、プレイヤは、実行されたサブゲームをクリアし、当該サブゲームが終了する。なお、敵ゲーム媒体6011が討伐された場合とは、例えば、敵ゲーム媒体6011に関連付けられたHP(Hit Point, 体力値)が所定値以下(0(ゼロ)以下)となった場合である。協力ゲーム媒体6012は、プレイヤに関連付けられた第1ゲーム媒体の中から、プレイヤの選択操作に従って選択された第1ゲーム媒体である。
プレイヤ入力領域602には、複数のパズルオブジェクトが表示されている。複数のパズルオブジェクトのそれぞれには、オブジェクト属性が関連付けられている。プレイヤ入力領域602において、各パズルオブジェクトは、各パズルオブジェクトに関連付けられたオブジェクト属性に対応する画像で表示される。
図6に示すプレイヤ入力領域602では、4種類のオブジェクト属性のパズルオブジェクトが表示される。プレイヤによって、同じオブジェクト属性に関連付けられた複数のパズルオブジェクトが連続して指定されると、指定されたパズルオブジェクトは消去される。パズルオブジェクトが消去されると、パズルオブジェクトが再配置される。
所定時間内(例えば、20秒以内)にプレイヤによって消去されたパズルオブジェクトの数に応じて、協力ゲーム媒体6012が敵ゲーム媒体6011のHPを減少させる減少量が決定される。以降、ゲーム媒体による「HPを減少させる」行動を、「攻撃」と称する。なお、各パズルオブジェクトの属性と、協力ゲーム媒体6012のそれぞれとが対応付けられていてもよい。この場合、各属性のパズルオブジェクトの消去量に応じて、各属性に対応する協力ゲーム媒体6012が敵ゲーム媒体6011のHPを減少させる減少量が決定されてもよい。
協力ゲーム媒体6012が敵ゲーム媒体6011を攻撃したときに、全ての敵ゲーム媒体6011が討伐されなかった場合、次に、敵ゲーム媒体6011が協力ゲーム媒体6012を攻撃する。敵ゲーム媒体6011が協力ゲーム媒体6012を攻撃したときに、全ての協力ゲーム媒体6012が討伐されなかった場合、再度、協力ゲーム媒体6012は敵ゲーム媒体6011を攻撃する。なお、協力ゲーム媒体6012による敵ゲーム媒体6011への攻撃によって減少する当該敵ゲーム媒体6011のHPの減少量は、再度、所定時間内にプレイヤによって消去されたパズルオブジェクトの数に応じた量である。このように、協力ゲーム媒体6012と敵ゲーム媒体6011とは、何れかのゲーム媒体が全て討伐されるまで、繰り返し互いの攻撃が行われる。
サブゲームは、図6に示すゲームに限らず、バトルゲーム、カードゲーム、レーシングゲーム、射撃ゲーム、ダンスゲーム、音楽ゲーム、スポーツ模擬ゲーム等、どのようなゲームであってもよい。また、サブゲームは、敵ゲーム媒体が出現しないゲームであってもよい。
図7は、携帯端末2の表示部24に表示される閲覧画面700の一例を示す図である。
閲覧画面700は、プレイヤによって閲覧指示が入力されたときに表示される画面である。閲覧画面700には、第1ゲーム媒体の画像701、第1ゲーム実行画面の画像702、第2ゲーム実行画面の画像703及びゲージ704が含まれる。
第1ゲーム媒体の画像701は、プレイヤによって進行中のゲームで使用される第1ゲーム媒体の画像である。第1ゲーム実行画面の画像702は、第1シナリオに従ってゲームが進行した場合における当該ゲームのゲーム実行画面の画像である。第2ゲーム実行画面の画像703は、第2シナリオに従ってゲームが進行した場合における当該ゲームのゲーム実行画面の画像である。なお、シナリオが3つ以上に分岐する場合、分岐後の各シナリオに対応するゲーム実行画面の画像をそれぞれ表示する。なお、第1ゲーム実行画面の画像702及び第2ゲーム実行画面の画像703は、進行予知画像の一例である。
ゲージ704は、ゲームの進行中にプレイヤによってゲーム進行指示が入力されるたびに設定される、分岐後の各シナリオに対応する分岐パラメータを示すグラフである。分岐パラメータは、第1ゲーム実行画面の画像702及び第2ゲーム実行画面の画像703のいずれかに到達する可能性を示すパラメータである。なお、シナリオが3つ以上に分岐する場合、分岐パラメータは、それぞれのシナリオに対応するゲーム実行画面に到達する可能性を示すパラメータである。
複数のシナリオのいずれかに分岐する場面のゲーム画面において、プレイヤによって複数のシナリオのいずれかに進行するゲーム進行指示が入力されるたびに、分岐パラメータは設定される。この場合、それぞれのシナリオに対応するゲーム実行画面に到達するまでの残りの分岐の数に基づいて分岐パラメータを設定する。分岐する場面におけるゲーム進行指示の内容は、ゲーム操作指示内容の一例である。なお、ゲーム操作指示内容は、例えば、アイテムの使用でもよい。アイテムは、例えば、分岐後の複数のシナリオのそれぞれに進行するための複数のアイテムである。例えば、複数のシナリオのいずれかに分岐する場面のゲーム画面において、プレイヤが、所定のシナリオに進行するためのアイテムの使用を指示することにより、当該アイテムに対応する所定のシナリオにゲームが進行する。これによって、プレイヤは、アイテムを使用して所望のシナリオに確実に分岐することが可能になる。
例えば、選択肢が2つの分岐が残り2回ある場合、4種類のシナリオが生じることになる。このとき、3種類のシナリオを辿ると第1ゲーム実行画面の画像702となり、1種類のシナリオを辿ると第2ゲーム実行画面の画像703となる場合、第1ゲーム実行画面の画像702の分岐パラメータは75(%)である。また、第2ゲーム実行画面の画像703の分岐パラメータは25(%)である。図7に示すゲージ704は、全体のゲージ長の75%に相当する第1ゲージと、全体のゲージ長の25%に相当する第2ゲージとが互いに識別可能にできるように表示される。例えば、第1ゲージと第2ゲージとが互いに異なる色彩で描画される。また、第1ゲージと第2ゲージとが、互いに異なる、輝度、彩度、ハッチング等の各種表示態様で表示されてもよい。なお、第1ゲージは、第1ゲーム実行画面の画像702に関するゲージであり、第2ゲージは、第2ゲーム実行画面の画像703に関するゲージである。なお、ゲージ704は、進行予知画像の一例である。
第1ゲージ及び第2ゲージのそれぞれの近傍に、第1ゲーム実行画面の画像702及び第2ゲーム実行画面の画像703のそれぞれに到達するためのシナリオのテーマを示す画像が表示されてもよい。例えば、第1ゲーム実行画面の画像702に到達するためのシナリオが純愛路線をテーマとしたものである場合、第1ゲージの近傍に「純」という文字を含む所定画像を表示する。また、第2ゲーム実行画面の画像703に到達するためのシナリオがセクシー路線をテーマとしたものである場合、第2ゲージの近傍に「艶」という文字を含む所定画像を表示する。すなわち、第1ゲージ及び第2ゲージは、シナリオのテーマがどちらの方向に進む状況であるかを示すものである。これにより、プレイヤは、シナリオに応じたゲームの進行を予見することができ、また、画像702及び画像703ごとの取得可能性を容易に把握することができる。さらには、プレイヤは、プレイヤの操作指示内容によって進行中のシナリオが、プレイヤ自身が想定していたテーマと合致しているかどうかを把握することができる。そうすることにより、そうすることにより、プレイヤ自身がシナリオの進行に影響を与えることができるような印象をプレイヤに抱かせることができるため、プレイヤがゲームをプレイするモチベーションとなる。
図8(a)は、携帯端末2の表示部24に表示される第3ホーム画面800の一例を示す図である。図8(a)において、図4(a)で示した第1ホーム画面400と同一の構成には、当該構成に対して図4(a)で付された符号と同一の符号が付されている。
第3ホーム画面800は、例えば、本実施形態におけるゲームを実行するための制御プログラムが起動したときに表示される画面である。第3ホーム画面800は、ゲームが完了したときに、プレイヤがゲーム実行画面の画像を取得した場合に表示される。
第3ホーム画面800には、プレイヤが取得したゲーム実行画面の画像に含まれる第1ゲーム媒体の画像801が表示される。なお、第3ホーム画面800に表示される第1ゲーム媒体の画像は、プレイヤが取得したゲーム実行画面の画像から抽出した第1ゲーム媒体の画像でもよい。
第3ホーム画面800には、プレイヤが取得したゲーム実行画面の画像を表示するための第1操作オブジェクト802が表示される。プレイヤによって第1操作オブジェクト802が操作(タップ操作等)されると、取得画像閲覧画面810が表示される。通常、プレイヤが取得したゲーム実行画面の画像を閲覧するためには、ゲーム実行画面に含まれる第1ゲーム媒体の閲覧ページから表示させたり、ゲーム実行画面の画像の一覧ページから表示させたりする必要がある。この第1操作オブジェクト802を表示させることにより、通常は複数操作を経ないと表示されないゲーム実行画面の画像が、この第1操作オブジェクト802をユーザが操作することのみで即座に閲覧することができる。これにより、ユーザがキャラクタ等(ゲーム媒体)に対する愛着度を増すことになり、よってゲームプレイのモチベーションとなり、プレイ継続率を向上させることが可能になる。
図8(b)は、携帯端末2の表示部24に表示される取得画像閲覧画面810の一例を示す図である。
取得画像閲覧画面810には、表示枠811及び第2操作オブジェクト812が表示される。表示枠811には、プレイヤが取得したゲーム実行画面の画像が表示される。表示枠811は、プレイヤによる第1操作オブジェクト802の操作に応じて、特定方向に向けてスライドして表示される。
プレイヤによって第2操作オブジェクト812が操作(タップ操作等)されると、取得画像閲覧画面810の表示が終了し、第3ホーム画面800が再表示される。
(サーバ3の構成)
図6は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
図6は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
サーバ3は、携帯端末2からの要求に応じて、ゲームの進行を管理する。また、サーバ3は、ゲームの進行に係るゲーム制御データ等を作成して携帯端末2に送信する。そのために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。ゲーム制御データは、プレイヤがゲームを進行させるために必要なデータであり、例えば、後述するプレイヤテーブルT1及びゲーム履歴テーブルT3の中から、プレイヤに関連付けられた各種情報を含む。また、ゲーム制御データは、第1ゲーム媒体テーブルT2及びシナリオテーブルT4、並びに、シナリオ要素に関するデータ及びサブゲームに関するデータ等を含む。
サーバ通信部31は、サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部31は、サーバ処理部33から供給されたデータを携帯端末2等に送信する。
サーバ記憶部32は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム及びデータ等を記憶する。サーバ記憶部32に記憶されるアプリケーションプログラムは、各携帯端末2で実行されるゲームを管理し、携帯端末2ごとにゲームを制御するためゲーム制御データを作成するゲームプログラム等である。サーバ記憶部32に記憶されるコンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて端末記憶部22にインストールされてもよい。
サーバ記憶部32に記憶されるデータは、プレイヤテーブルT1、第1ゲーム媒体テーブルT2、ゲーム履歴テーブルT3及びシナリオテーブルT4等である。また、サーバ記憶部32は、ゲームの進行に係る様々な画像データ等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。すなわち、サーバ記憶部32は、揮発性のメモリ(Random Access Memory,RAM)を備え、ゲームの進行に応じて変動する動的データを記憶してもよい。
以下、図10〜図12を用いて、サーバ記憶部32が記憶する各種テーブルのデータ構造の一例を説明する。
図10(a)は、プレイヤを管理するプレイヤテーブルT1を示す。プレイヤテーブルT1には、各プレイヤについて、当該プレイヤのプレイヤID(identification)、プレイヤ名称、自ゲーム媒体等が、互いに関連付けて記憶されている。
プレイヤIDは、各プレイヤを一意に識別するための識別情報の一例である。自ゲーム媒体は、プレイヤがゲームで使用するゲーム媒体に関する情報であり、自ゲーム媒体の名称及び属性等が含まれる。
図10(b)は、第1ゲーム媒体を管理する第1ゲーム媒体テーブルT2を示す。第1ゲーム媒体テーブルT2には、各第1ゲーム媒体について、当該第1ゲーム媒体のゲーム媒体ID、ゲーム媒体名称、シナリオ、通常画像、第1ゲーム実行画面画像及び第2ゲーム実行画面画像等が、互いに関連付けて記憶されている。
ゲーム媒体IDは、各第1ゲーム媒体を一意に識別するための識別情報の一例である。シナリオには、第1ゲーム媒体に関連するシナリオのシナリオIDが記憶される。通常画像には、第1ゲーム媒体の画像のファイル名称が記憶され、第1ゲーム実行画面画像には、第1ゲーム実行画面の画像のファイル名称が記憶され、第2ゲーム実行画面画像には、第1ゲーム実行画面の画像のファイル名称が記憶される。
図11は、ゲーム履歴を管理するゲーム履歴テーブルT3を示す。ゲーム履歴テーブルT3には、各プレイヤについて、各プレイヤのプレイヤIDに関連付けて、各プレイヤの第1ゲーム媒体のゲーム媒体ID及びレベルが記憶されている。また、ゲーム履歴テーブルT3には、各プレイヤについて、各プレイヤのプレイヤIDに関連付けて、さらに、履歴、パラメータ、登録ゲーム媒体、協力ゲーム媒体及びゲーム実行画面画像等が、記憶されている。
プレイヤIDは、各プレイヤを一意に識別するための識別情報の一例である。ゲーム媒体IDは、選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体のゲーム媒体IDである。レベルは、選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体のレベルである。
履歴は、プレイヤが実行したゲームの履歴を示す情報であり、選択ゲーム媒体として記憶された第1ゲーム媒体ごとに、既に進行したシナリオの最後の場面のシナリオ要素の識別情報が記憶される。シナリオの全てが進行した場合、履歴には「完了」が記憶される。
パラメータは、選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体ごとに設定された進行中のゲームにおける分岐パラメータである。図11に示す例では、プレイヤID「P00215」の選択ゲーム媒体「003」を使用しているゲームにおいて、2つのゲーム実行画面の画像のそれぞれの分岐パラメータが「20」及び「80」であることが示されている。
登録ゲーム媒体には、選択ゲーム媒体として選択された各第1ゲーム媒体が登録ゲーム媒体として登録されているか否かを示す情報が記憶される。協力ゲーム媒体には、選択ゲーム媒体として選択された各第1ゲーム媒体が協力ゲーム媒体として登録されているか否かを示す情報が記憶される。
ゲーム実行画面画像には、選択ゲーム媒体として選択された各第1ゲーム媒体を使用するゲームが完了して、各第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像をプレイヤが取得した場合における、当該画像のファイ名称が記憶される。
図12は、シナリオを管理するシナリオテーブルT4を示す。シナリオテーブルT4には、各シナリオについて、当該シナリオのシナリオID、シナリオ要素ファイル等が、互いに関連付けて記憶されている。
シナリオIDは、各シナリオを一意に識別するための識別情報の一例である。シナリオ要素ファイルは、各シナリオにおける複数のシナリオ要素(場面)のそれぞれに関するデータのファイル名を示す。各シナリオ要素は、例えば、各ゲーム画面単位に対応する。すなわち、各ゲーム画面に表示されるゲーム媒体の画像、背景画像、発言の内容等が、シナリオ要素に含まれる。また、シナリオ要素は、サブゲームの実行指示であってもよい。
なお、図12におけるシナリオS02の「III−1−2」は、選択肢情報の一例である。「III−1−2」には、2種類の発言を示す情報と、分岐する第1シナリオ「III−2−1−1」を示す情報と、分岐する第2シナリオ「III−2−1−2」を示す情報とが含まれる。
図9に戻り、サーバ処理部33は、少なくとも、サーバ送受信部331及び進行制御部332を備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
以下、携帯端末2の端末処理部25が備える端末送受信部251、表示処理部252及び実行部253、並びに、サーバ3のサーバ処理部33が備えるサーバ送受信部331及び進行制御部332のそれぞれの機能の一例について説明する。
(サーバ送受信部331)
サーバ3のサーバ送受信部331は、プレイヤのゲームの開始時にゲーム制御データの送信を指示する。すなわち、サーバ送受信部331は、後述する進行制御部332からの指示に応じて、サーバ通信部31を介してゲーム制御データを、プレイヤが所有する携帯端末2に送信する。
サーバ3のサーバ送受信部331は、プレイヤのゲームの開始時にゲーム制御データの送信を指示する。すなわち、サーバ送受信部331は、後述する進行制御部332からの指示に応じて、サーバ通信部31を介してゲーム制御データを、プレイヤが所有する携帯端末2に送信する。
また、サーバ送受信部331は、携帯端末2から送信されたゲーム進行データを、サーバ通信部31を介して受信すると、受信したゲーム進行データを進行制御部332に渡す。ゲーム進行データには、携帯端末2を所有するプレイヤが実行したゲームの進行に応じたゲームの履歴の情報が含まれる。履歴の情報は、ゲームに使用した第1ゲーム媒体(選択ゲーム媒体)のゲーム媒体ID及びレベル、履歴(シナリオ要素の識別情報)、パラメータ、登録ゲーム媒体、協力ゲーム媒体、ゲーム実行画面画像等である。
(進行制御部332)
サーバ3の進行制御部332は、サーバ送受信部331に、プレイヤのゲームの開始時にゲーム制御データの送信を指示する。
サーバ3の進行制御部332は、サーバ送受信部331に、プレイヤのゲームの開始時にゲーム制御データの送信を指示する。
また、進行制御部332は、サーバ送受信部331が受け取ったゲーム進行データに基づいて進行制御処理を実行する。進行制御処理は、受け取ったゲーム進行データに基づいて、ゲーム履歴テーブルT3を更新する処理である。
(端末送受信部251)
携帯端末2の端末送受信部251は、サーバ3から送信されたゲーム制御データを、端末通信部21を介して受信すると、受信したゲーム制御データを実行部253に渡す。また、端末送受信部251は、所定のタイミングで、端末通信部21を介してサーバ3にゲーム進行データを送信する。
携帯端末2の端末送受信部251は、サーバ3から送信されたゲーム制御データを、端末通信部21を介して受信すると、受信したゲーム制御データを実行部253に渡す。また、端末送受信部251は、所定のタイミングで、端末通信部21を介してサーバ3にゲーム進行データを送信する。
(表示処理部252)
表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する。表示処理部252は、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていると判定した場合、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDの中から1つのゲーム媒体IDを特定する。
表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する。表示処理部252は、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていると判定した場合、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDの中から1つのゲーム媒体IDを特定する。
次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されているか否かを判定する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていると判定した場合、記憶されたゲーム実行画面画像に基づいて第3ホーム画面800を表示する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていないと判定した場合、第2ホーム画面410を表示する。なお、第2ホーム画面410の表示処理では、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられた通常画像を抽出し、抽出した通常画像に基づいて第2ホーム画面410を表示する。
また、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する。表示処理部252は、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていないと判定した場合、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する。
表示処理部252は、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていないと判定した場合、第2ホーム画面410を表示する。
表示処理部252は、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていると判定した場合、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDの中から1つのゲーム媒体IDを特定する。なお、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが複数ある場合、ランダム抽選又は所定の選択ルールに従って、複数のゲーム媒体IDから1つのゲーム媒体IDが特定される。
次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されているか否かを判定する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていると判定した場合、記憶されたゲーム実行画面画像に基づいて第3ホーム画面800を表示する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていないと判定した場合、第2ホーム画面410を表示する。なお、第2ホーム画面410の表示処理では、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられた通常画像を抽出し、抽出した通常画像に基づいて第2ホーム画面410を表示する。
また、表示処理部252は、実行部253から選択画面420の表示の指示を受けると、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2のうち、ゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム媒体名称、通常画像等の各種データを抽出する。そして、表示処理部252は、抽出した各種データに基づいて選択画面420を表示部24に表示する。なお、表示処理部252は、実行部253によってプレイヤが選択画面終了オブジェクト422を選択する操作を行ったと判定された場合、選択画面420の表示を終了するとともに、ホーム画面を再表示する。
また、表示処理部252は、実行部253から登録画面430の表示の指示を受けると、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、プレイヤIDに関連付けられた登録済のゲーム媒体IDを抽出する。次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2のうち、抽出した登録済みのゲーム媒体IDを除くゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム媒体名称、通常画像等の各種データを抽出する。そして、表示処理部252は、抽出した各種データに基づいて登録画面430を表示部24に表示する。
また、表示処理部252は、実行部253から閲覧画面700の表示の指示を受けると、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、プレイヤIDに関連付けられたゲーム媒体IDのうち、履歴にシナリオ要素の識別情報が記憶されているゲーム媒体ID及びそのパラメータを抽出する。次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2のうち、抽出したゲーム媒体IDに関連付けられた通常画像、第1ゲーム実行画面画像、第2ゲーム実行画面画像の各種データを抽出する。そして、表示処理部252は、抽出した各種データに基づいて登録画面430を表示部24に表示する。
(実行部253)
実行部253は、端末送受信部251からゲーム制御データを受け取ると、受け取ったゲーム制御データを端末記憶部22に記憶する。
実行部253は、端末送受信部251からゲーム制御データを受け取ると、受け取ったゲーム制御データを端末記憶部22に記憶する。
また、実行部253は、ホーム画面表示処理に置いて表示された第1ホーム画面400、第2ホーム画面410及び第3ホーム画面800のいずれかにおいて、プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された指示を取得する。
実行部253は、入力された指示が登録指示であると判定した場合、表示処理部252に登録画面430の表示を指示する。また、実行部253は、入力された指示が閲覧指示であると判定した場合、表示処理部252に閲覧画面700の表示を指示する。
また、実行部253は、入力された指示がゲーム実行指示であると判定した場合、開始処理を実行する。開始処理では、実行部253は、プレイヤによって進行中のゲームがあると判定した場合、ゲームを実行する。
また、開始処理では、実行部253は、プレイヤによって進行中のゲームがないと判定した場合、表示処理部252に選択画面420の表示を指示する。そして、実行部253は、プレイヤによって選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体を示すゲーム媒体IDを取得したと判定した場合、ゲームを実行する。
また、開始処理では、実行部253は、プレイヤが選択画面終了オブジェクト422を選択する操作を行ったと判定した場合、表示処理部252に、選択画面420の表示を終了させるとともに、ホーム画面を再表示させる。
また、ゲーム実行処理では、実行部253は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3から履歴を取得し、取得した履歴に基づいて、次に進行するシナリオ要素を取得する。シナリオ要素の取得処理では、まず、実行部253は、取得したゲーム履歴テーブルT3に含まれるゲーム媒体IDのうち、最も新しいゲーム媒体IDを取得する。次に、実行部253は、第1ゲーム媒体テーブルT2から、取得したゲーム媒体IDに対応するシナリオのシナリオIDを取得する。そして、実行部253は、シナリオテーブルT4を参照して、取得したシナリオIDに対応するシナリオ要素ファイルのうち、取得したゲーム履歴に含まれる経過に記憶されたシナリオ要素ファイルの次のシナリオ要素ファイルを特定する。これにより、実行部253は、次に進行するシナリオ要素を取得することができる。
また、ゲーム実行処理では、実行部253は、次に進行するシナリオ要素がゲーム画面に表示されるものであると判定した場合、表示処理部252に、次に進行するシナリオ要素に基づくゲーム画面を表示させる。実行部253は、シナリオテーブルT4を参照して残りのシナリオ要素に基づいて、分岐パラメータを設定する。そして、実行部253は、ゲーム履歴テーブルT3の履歴に含まれる経過に記憶されたシナリオ要素ファイルを、ゲーム画面の表示に使用したシナリオ要素のシナリオ要素ファイルに書き換える。
また、ゲーム実行処理では、実行部253は、次に進行するシナリオ要素がゲーム要素の発生指示であると判定した場合、サブゲームを実行する。次に、実行部253は、実行したサブゲームがプレイヤによってクリアされた場合、サブゲームを終了させ、シナリオテーブルT4を参照して残りのシナリオ要素に基づいて、分岐パラメータを設定する。そして、実行部253は、ユーザ履歴に含まれる経過に記憶されたシナリオ要素ファイルを、実行したシナリオ要素のシナリオ要素ファイルに書き換える。なお、実行部253は、実行したサブゲームがプレイヤによってクリアされなかった場合、サブゲームを終了させ、一連のステップを終了する。すなわち、プレイヤがサブゲームをクリアできずにサブゲームが終了した場合、ゲームが終了する。
また、ゲーム実行処理では、実行部253は、全てのシナリオ要素が完了したと判定した場合、ゲームを終了させる。
(ゲームシステム1の動作シーケンス)
図13は、ゲームシステム1の動作シーケンスの一例を示す図である。この動作シーケンスは、予め端末記憶部22及びサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25及びサーバ処理部33により、携帯端末2及びサーバ3の各要素と協働して実行される。
図13は、ゲームシステム1の動作シーケンスの一例を示す図である。この動作シーケンスは、予め端末記憶部22及びサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25及びサーバ処理部33により、携帯端末2及びサーバ3の各要素と協働して実行される。
最初に、サーバ3の進行制御部332は、サーバ送受信部331に、プレイヤのゲームの開始時にゲーム制御データの送信を指示する。サーバ送受信部331は、進行制御部332からの指示に応じて、サーバ通信部31を介してゲーム制御データを、プレイヤが所有する携帯端末2に送信する(ステップS101)。
次に、携帯端末2の端末送受信部251は、サーバ3から送信されたゲーム制御データを、端末通信部21を介して受信すると、受信したゲーム制御データを実行部253に渡す。次に、実行部253は、端末送受信部251から受け取ったゲーム制御データを端末記憶部22に記憶する。次に、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253は、プレイヤによる操作部23の操作に応じて進行処理を実行する(ステップS102)。進行処理の詳細は後述する。
次に、端末送受信部251は、所定のタイミングで、端末通信部21を介してサーバ3にゲーム進行データを送信する(ステップS103)。
次に、サーバ3のサーバ送受信部331は、携帯端末2から送信されたゲーム進行データを、サーバ通信部31を介して受信すると、受信したゲーム進行データを進行制御部332に渡す。進行制御部332は、受け取ったゲーム進行データに基づいて進行制御処理を実行する(ステップS104)。
なお、上述のステップS103及びS104は、所定のタイミング(例えば、一定期間(例えば20秒)ごと)で複数回実行されてもよい。
(進行処理)
図14は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253による進行処理の動作フローの一例を示す図である。図14に示される進行処理は、図13のステップS102において実行される。
図14は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253による進行処理の動作フローの一例を示す図である。図14に示される進行処理は、図13のステップS102において実行される。
最初に、表示処理部252は、ホーム画面表示処理を実行する(ステップS201)。ホーム画面表示処理の詳細は後述する。
次に、実行部253は、ホーム画面表示処理に置いて表示された第1ホーム画面400、第2ホーム画面410及び第3ホーム画面800のいずれかにおいて、プレイヤによる操作部23の操作に応じて入力された指示を取得する(ステップS202)。
次に、実行部253は、入力された指示がゲーム実行指示であるか否かを判定する(ステップS203)。
実行部253は、入力された指示がゲーム実行指示であると判定した場合(ステップS203−Yes)、表示処理部252及び実行部253は、開始処理を実行し(ステップS204)、一連のステップを終了する。
実行部253は、入力された指示がゲーム実行指示でないと判定した場合(ステップS203−No)、入力された指示が登録指示であるか否かを判定する(ステップS205)。
実行部253は、入力された指示が登録指示であると判定した場合(ステップS205−Yes)、表示処理部252に登録画面430の表示を指示する。表示処理部252は、実行部253から登録画面430の表示の指示を受けると、登録画面430を表示部24に表示する(ステップS206)。
実行部253は、登録画面430の表示が終了すると、ステップS202に処理を戻す。
実行部253は、入力された指示が登録指示でない(すなわち、入力された指示が閲覧指示である)と判定した場合(ステップS205−No)、表示処理部252に閲覧画面700の表示を指示する。表示処理部252は、実行部253から閲覧画面700の表示の指示を受けると、登録画面430を表示部24に表示する(ステップS207)。
実行部253は、閲覧画面700の表示が終了すると、ステップS202に処理を戻す。
(ホーム画面表示処理)
図15は、携帯端末2の表示処理部252によるホーム画面表示処理の動作フローの一例を示す図である。図15に示されるホーム画面表示処理は、図14のステップS201において実行される。
図15は、携帯端末2の表示処理部252によるホーム画面表示処理の動作フローの一例を示す図である。図15に示されるホーム画面表示処理は、図14のステップS201において実行される。
最初に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する(ステップS301)。
表示処理部252は、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていないと判定した場合(ステップS301−No)、後述するステップS306に処理を進める。
表示処理部252は、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていると判定した場合(ステップS301−Yes)、登録ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDの中から1つのゲーム媒体IDを特定する(ステップS302)。
次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されているか否かを判定する(ステップS303)。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていると判定した場合(ステップS303−Yes)、記憶されたゲーム実行画面画像に基づいて第3ホーム画面800を表示する(ステップS304)。表示処理部252は、第3ホーム画面800を表示すると、一連のステップを終了する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていないと判定した場合(ステップS303−No)、第2ホーム画面410を表示する(ステップS305)。なお、第2ホーム画面410の表示処理では、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられた通常画像を抽出し、抽出した通常画像に基づいて第2ホーム画面410を表示する。表示処理部252は、第2ホーム画面410を表示すると、一連のステップを終了する。
次に、ステップS306において、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが、プレイヤIDに関連付けて記憶されているか否かを判定する。
表示処理部252は、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていないと判定した場合(ステップS306−No)、第2ホーム画面410を表示し(ステップS307)、一連のステップを終了する。
表示処理部252は、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが記憶されていると判定した場合(ステップS306−Yes)、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDの中から1つのゲーム媒体IDを特定する(ステップS308)。なお、協力ゲーム媒体として登録されたゲーム媒体IDが複数ある場合、ランダム抽選又は所定の選択ルールに従って、複数のゲーム媒体IDから1つのゲーム媒体IDが特定される。
次に、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されているか否かを判定する(ステップS309)。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていると判定した場合(ステップS309−Yes)、記憶されたゲーム実行画面画像に基づいて第3ホーム画面800を表示する(ステップS310)。表示処理部252は、第3ホーム画面800を表示すると、一連のステップを終了する。
表示処理部252は、特定したゲーム媒体IDに関連付けられたゲーム実行画面画像が記憶されていないと判定した場合(ステップS309−No)、第2ホーム画面410を表示する(ステップS311)。なお、第2ホーム画面410の表示処理では、表示処理部252は、端末記憶部22に記憶された第1ゲーム媒体テーブルT2を参照して、特定したゲーム媒体IDに関連付けられた通常画像を抽出し、抽出した通常画像に基づいて第2ホーム画面410を表示する。表示処理部252は、第2ホーム画面410を表示すると、一連のステップを終了する。
(開始処理)
図16は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253による開始処理の動作フローの一例を示す図である。図16に示される進行処理は、図14のステップS204において実行される。
図16は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253による開始処理の動作フローの一例を示す図である。図16に示される進行処理は、図14のステップS204において実行される。
最初に、実行部253は、プレイヤによって進行中のゲームがあるか否かを判定する(ステップS401)。
実行部253は、プレイヤによって進行中のゲームがあると判定した場合(ステップS401−Yes)、ステップS405に処理を進める。
実行部253は、プレイヤによって進行中のゲームがないと判定した場合(ステップS401−No)、表示処理部252に選択画面420の表示を指示する。表示処理部252は、実行部253からの選択画面420の表示の指示に従って、選択画面420を表示する(ステップS402)。
次に、実行部253は、プレイヤによって選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体を示すゲーム媒体IDを取得したか否かを判定する(ステップS403)。
実行部253は、プレイヤによって選択ゲーム媒体として選択された第1ゲーム媒体を示すゲーム媒体IDを取得したと判定した場合(ステップS403−Yes)、ゲームを実行する(ステップS405)。ゲーム実行処理の詳細は後述する。
実行部253は、プレイヤが選択画面終了オブジェクト422を選択する操作を行ったと判定した場合(ステップS403−No)、表示処理部252は、選択画面420の表示を終了させるとともに、ホーム画面を再表示する(ステップS404)。ステップS404の処理が終了すると、一連のステップを終了する。なお、再表示するホーム画面は、第1ホーム画面400、第2ホーム画面及び第3ホーム画面800のうち、ステップS201によって表示されたホーム画面である。
(ゲーム実行処理)
図17は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253によるゲーム実行処理の動作フローの一例を示す図である。図17に示されるゲーム実行処理は、図16のステップS405において実行される。
図17は、携帯端末2の表示処理部252及び実行部253によるゲーム実行処理の動作フローの一例を示す図である。図17に示されるゲーム実行処理は、図16のステップS405において実行される。
最初に、実行部253は、端末記憶部22に記憶されたゲーム履歴テーブルT3から履歴を取得する(ステップS501)。
次に、実行部253は、取得した履歴に基づいて、次に進行するシナリオ要素を取得する(ステップS502)。
次に、実行部253は、次に進行するシナリオ要素がゲーム画面に表示されるものであるか否かを判定する(ステップS503)。
実行部253が次に進行するシナリオ要素がゲーム画面に表示されるものであると判定した場合(ステップS503−Yes)、表示処理部252は、次に進行するシナリオ要素に基づくゲーム画面を表示する(ステップS504)。
次に、実行部253は、シナリオテーブルT4を参照して残りのシナリオ要素に基づいて、分岐パラメータを設定し(ステップS505)、ステップS502に処理を戻す。なお、実行部253は、ステップS502に処理を戻す前に、ゲーム履歴テーブルT3の履歴に含まれる経過に記憶されたシナリオ要素ファイルを、ゲーム画面の表示に使用したシナリオ要素のシナリオ要素ファイルに書き換える。
実行部253が次に進行するシナリオ要素がゲーム画面に表示されるものでないと判定した場合(ステップS503−No)、次に進行するシナリオ要素がゲーム要素の発生指示であるか否かを判定する(ステップS506)。
実行部253が次に進行するシナリオ要素がゲーム要素の発生指示であると判定した場合(ステップS506−Yes)、サブゲームを実行する(ステップS507)。なお、ステップS507において、ゲーム要素としての敵ゲーム媒体が出現するようにしてもよい。
次に、実行部253は、ステップS507で実行したサブゲームがプレイヤによってクリアされたか否かを判定する(ステップS508)。
実行部253は、実行したサブゲームがプレイヤによってクリアされた場合(ステップS508−Yes)、サブゲームを終了させ、シナリオテーブルT4を参照して残りのシナリオ要素に基づいて、分岐パラメータを設定する(ステップS509)。実行部253は、ステップS509が終了すると、ステップS502に処理を戻す。なお、実行部253は、ステップS502に処理を戻す前に、ユーザ履歴に含まれる経過に記憶されたシナリオ要素ファイルを、実行したシナリオ要素のシナリオ要素ファイルに書き換える。
実行部253は、実行したサブゲームがプレイヤによってクリアされなかった場合(ステップS508−No)、サブゲームを終了させ、一連のステップを終了する。すなわち、プレイヤがサブゲームをクリアできずにサブゲームが終了した場合、ゲームが終了する。
実行部253は、次に進行するシナリオ要素がゲーム要素の発生指示でない(すなわち、全てのシナリオ要素が完了した)と判定した場合(ステップS506−No)、一連の処理を終了する。
以上、詳述したとおり、ゲームシステム1では、シナリオの分岐前に、分岐後の各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像を表示することができる。このゲーム装置によって、プレイヤは、ゲームが進行した際に表示されるゲーム実行画面を事前に見ることによって、今後のゲームの進行に期待感を持つことができるため、プレイヤのゲームの継続意欲を向上させることが可能となる。シナリオを進めていくとどうなるのかが暗示されていることにより、ユーザがどちらの方向にストリーを進めていくかのヒントとすることができ、また、ユーザがゲームをプレイするモチベーションになる。
(変形例1)
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、表示処理部252は、閲覧画面700に含まれる第1ゲーム実行画面の画像702及び第2ゲーム実行画面の画像703を、分岐パラメータに基づく表示態様で表示してもよい。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が高い画像の方の輝度を高くして、画像702及び画像703を表示してもよい。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が低い画像の方をぼかして、画像702及び画像703を表示してもよい。また、例えば、画像702及び画像703は、シナリオのうち所定数のシナリオ要素が進行するまでは、視認性を低くしてもよい。例えば、表示処理部252は、背景画像に重畳した画像702及び画像703の透過度を変更することにより、画像702及び画像703の表示の鮮明度合いを制御する。この場合、表示処理部252は、背景画像に重畳した画像702及び画像703の透過度を、シナリオのうち所定数のシナリオ要素が進行するまでは、第1の所定値以上に設定する。次に、表示処理部252は、分岐パラメータの値に応じて、画像702及び画像703のそれぞれの透過度を変更する。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が低い画像の方の透過度を第1の所定値より低い第2の所定値に設定し、分岐パラメータの値が高い画像の方の透過度を第2の所定値より低い第3の所定値に設定する。これにより、画像702及び画像703は、進行を予知するための進行予知画像として機能し、プレイヤは、画像702及び画像703ごとの取得可能性を容易に把握することができる。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、表示処理部252は、閲覧画面700に含まれる第1ゲーム実行画面の画像702及び第2ゲーム実行画面の画像703を、分岐パラメータに基づく表示態様で表示してもよい。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が高い画像の方の輝度を高くして、画像702及び画像703を表示してもよい。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が低い画像の方をぼかして、画像702及び画像703を表示してもよい。また、例えば、画像702及び画像703は、シナリオのうち所定数のシナリオ要素が進行するまでは、視認性を低くしてもよい。例えば、表示処理部252は、背景画像に重畳した画像702及び画像703の透過度を変更することにより、画像702及び画像703の表示の鮮明度合いを制御する。この場合、表示処理部252は、背景画像に重畳した画像702及び画像703の透過度を、シナリオのうち所定数のシナリオ要素が進行するまでは、第1の所定値以上に設定する。次に、表示処理部252は、分岐パラメータの値に応じて、画像702及び画像703のそれぞれの透過度を変更する。例えば、表示処理部252は、分岐パラメータの値が低い画像の方の透過度を第1の所定値より低い第2の所定値に設定し、分岐パラメータの値が高い画像の方の透過度を第2の所定値より低い第3の所定値に設定する。これにより、画像702及び画像703は、進行を予知するための進行予知画像として機能し、プレイヤは、画像702及び画像703ごとの取得可能性を容易に把握することができる。
(変形例2)
また、実行部253は、第1ゲーム媒体と自ゲーム媒体とを使用する第2のゲームを実行してもよい。この場合、実行部253は、第2のゲームの進行結果が所定の取得条件を満足した場合、第2のゲームで使用した第1ゲーム媒体をプレイヤに関連付けて記憶する。取得条件は、第2のゲームがクリアされたという条件等である。取得条件は、所定のシナリオに基づくゲームの進行が全て終了したという条件でもよい。また、取得条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定の敵ゲーム媒体(所謂「ボスキャラクタ」等)に勝利するという条件、又は、プレイヤがゲーム内で発生するイベントを実行した回数が所定数以上となるという条件等でもよい。また、取得条件は、ゲームの進行に応じてプレイヤが取得するパラメータ(経験値、仮想貨幣価値等)が所定数以上となるという条件等でもよい。表示処理部252は、第2のゲームで使用した第1ゲーム媒体を使用したゲームに限り、分岐前にゲーム実行画面の画像を表示するようにしてもよい。こうすることで、第1ゲーム媒体に対してユーザがより愛着を持つようになり、ゲームプレイの継続が見込まれる。
また、実行部253は、第1ゲーム媒体と自ゲーム媒体とを使用する第2のゲームを実行してもよい。この場合、実行部253は、第2のゲームの進行結果が所定の取得条件を満足した場合、第2のゲームで使用した第1ゲーム媒体をプレイヤに関連付けて記憶する。取得条件は、第2のゲームがクリアされたという条件等である。取得条件は、所定のシナリオに基づくゲームの進行が全て終了したという条件でもよい。また、取得条件は、例えば、第1ゲーム媒体及び自ゲーム媒体が所定の敵ゲーム媒体(所謂「ボスキャラクタ」等)に勝利するという条件、又は、プレイヤがゲーム内で発生するイベントを実行した回数が所定数以上となるという条件等でもよい。また、取得条件は、ゲームの進行に応じてプレイヤが取得するパラメータ(経験値、仮想貨幣価値等)が所定数以上となるという条件等でもよい。表示処理部252は、第2のゲームで使用した第1ゲーム媒体を使用したゲームに限り、分岐前にゲーム実行画面の画像を表示するようにしてもよい。こうすることで、第1ゲーム媒体に対してユーザがより愛着を持つようになり、ゲームプレイの継続が見込まれる。
(変形例3)
また、実行部253は、サブゲームがクリアされるたびに、第1ゲーム媒体のレベルを上昇させてもよい。この場合、実行部253は、第1ゲーム媒体のレベルが所定レベル以上となるまでは、分岐後のゲーム実行画面の画像を表示せずに、第1ゲーム媒体のレベルが所定レベル以上となった場合に、分岐後のゲーム実行画面の画像を表示するようにしてもよい。こうすることで、第1ゲーム媒体のレベルをあげるようにユーザがよりゲームをプレイすることが期待できる。
また、実行部253は、サブゲームがクリアされるたびに、第1ゲーム媒体のレベルを上昇させてもよい。この場合、実行部253は、第1ゲーム媒体のレベルが所定レベル以上となるまでは、分岐後のゲーム実行画面の画像を表示せずに、第1ゲーム媒体のレベルが所定レベル以上となった場合に、分岐後のゲーム実行画面の画像を表示するようにしてもよい。こうすることで、第1ゲーム媒体のレベルをあげるようにユーザがよりゲームをプレイすることが期待できる。
(変形例4)
また、上述した携帯端末2の実行部253によって実行される各種処理の少なくとも一部の処理を、サーバ3のサーバ処理部33でも並行して実行してもよい。これにより、サーバ3は、携帯端末2の所定の処理の結果を含むゲーム進行データを受信し、サーバ処理部33によって実行された所定の処理の結果と、ゲーム進行データに含まれる所定処理の結果とを比較して、携帯端末2で実行された処理の整合性を確認することができる。
また、上述した携帯端末2の実行部253によって実行される各種処理の少なくとも一部の処理を、サーバ3のサーバ処理部33でも並行して実行してもよい。これにより、サーバ3は、携帯端末2の所定の処理の結果を含むゲーム進行データを受信し、サーバ処理部33によって実行された所定の処理の結果と、ゲーム進行データに含まれる所定処理の結果とを比較して、携帯端末2で実行された処理の整合性を確認することができる。
(変形例5)
また、上述した携帯端末2の実行部253の機能を、サーバ3のサーバ処理部33が有してもよい。この場合、サーバ3は、各種テーブルを携帯端末2に送信する必要がなく、処理の都度、各種ゲーム画面を表示するための表示データを携帯端末2に送信する。この場合、例えば、各ゲーム画面は、サーバ3が生成した表示データに基づいて携帯端末2に表示されるウェブ表示とする。
また、上述した携帯端末2の実行部253の機能を、サーバ3のサーバ処理部33が有してもよい。この場合、サーバ3は、各種テーブルを携帯端末2に送信する必要がなく、処理の都度、各種ゲーム画面を表示するための表示データを携帯端末2に送信する。この場合、例えば、各ゲーム画面は、サーバ3が生成した表示データに基づいて携帯端末2に表示されるウェブ表示とする。
(変形例6)
また、ゲームシステム1は、複数のプレイヤのそれぞれが操作する複数の携帯端末2のみを備える構成としてもよい。複数の携帯端末2のそれぞれは、他の携帯端末2と所定の通信方式による無線通信を行い、複数の携帯端末2によってアドホックネットワークが構成される。この場合、複数の携帯端末2のうちの特定の携帯端末2がホストとして機能し、上述したサーバ3の各機能を実行する。複数の携帯端末2のうちの特定の携帯端末2以外の携帯端末2が、サーバ3の各機能を実行する特定の携帯端末2と通信することで、上述したゲームが実行される。なお、ホストとして機能する特定の携帯端末2は、サーバ3の各機能と、携帯端末2の各機能の両方の機能を実行する。また、所定の通信方式は、例えば、IEEE802.11規格の無線通信方式等である。
また、ゲームシステム1は、複数のプレイヤのそれぞれが操作する複数の携帯端末2のみを備える構成としてもよい。複数の携帯端末2のそれぞれは、他の携帯端末2と所定の通信方式による無線通信を行い、複数の携帯端末2によってアドホックネットワークが構成される。この場合、複数の携帯端末2のうちの特定の携帯端末2がホストとして機能し、上述したサーバ3の各機能を実行する。複数の携帯端末2のうちの特定の携帯端末2以外の携帯端末2が、サーバ3の各機能を実行する特定の携帯端末2と通信することで、上述したゲームが実行される。なお、ホストとして機能する特定の携帯端末2は、サーバ3の各機能と、携帯端末2の各機能の両方の機能を実行する。また、所定の通信方式は、例えば、IEEE802.11規格の無線通信方式等である。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 ゲームシステム
2 携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 端末送受信部
252 表示処理部
253 実行部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 サーバ送受信部
332 進行制御部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
7 インターネット
2 携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 端末送受信部
252 表示処理部
253 実行部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 サーバ送受信部
332 進行制御部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
7 インターネット
Claims (8)
- 記憶部及び表示部を有し、異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御プログラムであって、
複数の第1ゲーム媒体と分岐後の前記各シナリオに従ってゲームが進行した場合に表示されるゲーム実行画面の画像とを関連づけて前記記憶部に記憶し、
プレイヤからのゲームの実行指示に従って、前記複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、
前記選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、前記複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、
ゲームの進行に伴い、前記複数のシナリオに分岐する前に、前記分岐後の前記各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を前記表示部に表示する、
ことを前記コンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 前記ゲームの完了後に、前記ゲームの操作指示内容に応じて分岐した後の前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像を、プレイヤに関連付けて前記記憶部に記憶する、請求項1に記載の制御プログラム。
- プレイヤからの指示に従って、分岐前の前記第1ゲーム媒体の画像とともに、指示オブジェクトを表示し、
分岐した後の前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像がプレイヤに関連付けて前記記憶部に記憶されている場合、前記指示オブジェクトが前記プレイヤに選択されると、プレイヤに関連付けられた、前記分岐した後の前記第1ゲーム媒体の画像を表示し、
分岐した後の前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像がプレイヤに関連付けて前記記憶部に記憶されていない場合、前記指示オブジェクトは、プレイヤに選択できないように制御される、請求項2に記載の制御プログラム。 - 前記ゲームの進行中にプレイヤによってゲーム操作指示内容が入力されるたびに、分岐後の前記各シナリオに対応するパラメータを前記記憶部に設定し、
前記複数のシナリオに分岐する前に、プレイヤの閲覧指示に応じて、分岐後の各シナリオに応じた前記第1ゲーム媒体の画像を、分岐後の前記各シナリオに対応する前記パラメータに基づく表示態様で前記表示部に表示する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御プログラム。 - プレイヤからの第2のゲームの実行指示に従って、前記ゲームとは異なり、且つ、前記第1ゲーム媒体が出現する前記第2のゲームを進行させ、
前記第2のゲームの進行結果が所定の取得条件を満たす場合、前記第1ゲーム媒体をプレイヤの識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御プログラム。 - 前記第1ゲーム媒体とは異なり、且つ、プレイヤの識別情報に関連付けられた第2ゲーム媒体を、前記記憶部に記憶し、
前記複数のシナリオに分岐する前に表示される前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に、前記第2ゲーム媒体が含まれる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御プログラム。 - 記憶部及び表示部を有し、プレイヤからのゲームの操作指示内容に応じて異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータの制御方法であって、
複数の第1ゲーム媒体と、分岐後の前記各シナリオに従ってゲームが進行した場合に表示されるゲーム実行画面の画像とを前記記憶部に記憶し、
プレイヤからのゲームの実行指示に従って、前記複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、
前記選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、前記複数のシナリオに分岐するゲームを実行し、
ゲームの進行に伴い、前記複数のシナリオに分岐する前に、前記記憶部に記憶された、分岐後の前記各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を前記表示部に表示する、
ことを含むことを特徴とする制御方法。 - プレイヤからのゲームの操作指示内容に応じて異なる複数のシナリオに分岐するゲームを進行させるコンピュータであって、
表示部と、
複数の第1ゲーム媒体と、分岐後の前記各シナリオに従ってゲームが進行した場合に表示されるゲーム実行画面の画像とを記憶する記憶部と、
プレイヤからのゲームの実行指示に従って、前記複数の第1ゲーム媒体のうちのいずれかを選択し、前記選択された第1ゲーム媒体を使用し、且つ、前記複数のシナリオに分岐するゲームを実行する実行部と、
ゲームの進行に伴い、前記複数のシナリオに分岐する前に、前記記憶部に記憶された、分岐後の前記各シナリオに応じたゲーム実行画面の画像のうち前記第1ゲーム媒体を含むゲーム実行画面の画像に基づく進行予知画像を前記表示部に表示する表示処理部と、
を有することを特徴とするコンピュータ。
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-
2019
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