JP2019047352A - 通信装置、サブ通信システム、及び通信システム - Google Patents

通信装置、サブ通信システム、及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】第1装置との通信によって、第2装置との通信が遅れることを抑制することができる通信装置、サブ通信システム、及び通信システムを提供する。【解決手段】通信装置2は、通信部23を備える。通信部23は、親機1への信号の送信と、他の通信装置2からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う間欠受信と、を行う。通信部23は、受信動作のタイミングを基準にした保護区間に、親機1への信号の送信のタイミングが含まれる場合、親機1への信号の送信を保留する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に通信装置、サブ通信システム、及び通信システムに関し、より詳細には、間欠受信を行う通信装置、及びこれを備えたサブ通信システム、通信システムに関する。
従来、火災を感知する複数の火災感知器(通信装置)と、火災感知器との間で電波を媒体とする無線通信を行う受信装置(第1装置、親機)とを有する火災報知システム(通信システム)がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の火災報知システムにおいて、火災感知器は、感知部と無線送受信部と制御部とを備えている。感知部は、火災に伴って発生する温度変化や煙を検出することで火災を感知する。無線送受信部は、受信装置との間で無線信号を送受信する。制御部は、少なくとも感知部で火災が感知されたときに無線送受信部を制御して火災感知情報を無線信号により送信させる。
受信装置は、無線送受信部と制御部とを備えている。無線送受信部は、火災感知器との間で無線信号を送受信する。制御部は、無線送受信部を制御するとともに無線送受信部で受信する無線信号から火災感知情報を得る。
特開2006−343983号公報
通信装置(火災感知器)が、第1装置(受信装置)と異なる第2装置(他の火災感知器)とも通信が可能に構成されている場合、第1装置との通信タイミングと、第2装置との通信タイミングとが、時間的に重なるあるいは近接するおそれがあった。この場合、通信装置は、第1装置との通信によって、第2装置との通信が遅れるおそれがあった。
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、第1装置との通信によって、第2装置との通信が遅れることを抑制することができる通信装置、サブ通信システム、及び通信システムを提供することにある。
本開示の一態様に係る通信装置は、通信部を備える。前記通信部は、第1装置への信号の送信と、第2装置からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う間欠受信と、を行う。また、前記通信部は、前記受信動作のタイミングを基準にした保護区間に、前記第1装置への信号の送信タイミングが含まれる場合、前記第1装置への信号の送信を保留する。
本開示の一態様に係るサブ通信システムは、前記通信装置を複数備える。前記複数の通信装置の各々は、自装置とは異なる他の通信装置を前記第2装置として通信を行う。
本開示の一態様に係る通信システムは、前記サブ通信システムと、前記第1装置である親機と、を備える。
本開示の通信装置、サブ通信システム、及び通信システムでは、第1装置との通信によって、第2装置との通信が遅れることを抑制することができるという効果がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る通信装置を備えるサブ通信システム及び通信システムのブロック図である。 図2は、同上の通信システムにおける第1動作例の動作説明図である。 図3は、同上の通信システムにおける第2動作例の動作説明図である。 図4は、本開示の一実施形態の変形例に係る通信装置を備えるサブ通信システム、及び通信システムのブロック図である。 図5は、同上の通信装置における通信のタイムチャートである。 図6は、同上の通信装置における動作フローチャートである。
以下、本開示の一実施形態について説明する。下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。また、下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
本実施形態の通信システム10のブロック図を図1に示す。本実施形態の通信システム10は、親機1(第1装置)と、サブ通信システム20とを備えている。サブ通信システム20は、複数(図1では4台)の通信装置2(第2装置)を備えている。サブ通信システム20における通信装置2の上限台数は、例えば15台である。
親機1と複数の通信装置2の各々とは無線通信が可能に構成されている。また、通信装置2は、他の通信装置2と無線通信が可能に構成されている。図1における破線の矢印は、無線信号の伝送経路を表している。なお、図1では、4台の通信装置2のうち2台の通信装置2と親機1との間にのみ破線の矢印を記載しており、残りの2台の通信装置2と親機1との間の破線の矢印の記載を省略している。
以下の説明では一例として、通信システム10を戸建住宅に適用する場合を例示するが、通信システム10が適用される建物は、戸建住宅に限らず、例えば集合住宅、又は事務所や店舗等の非住宅であってもよい。
本実施形態では、各通信装置2は、火災が発生したときに警報を発生する火災警報器で構成されている。通信装置2は、火災の発生を検知した場合、警報を発生させ、かつ火災が発生した旨を他の通信装置2、及び親機1に通知する。通信装置2は、他の通信装置2から火災の発生通知を受け取ると警報を発生させる。親機1は、通信装置2からの火災の発生通知を受け取ると、ネットワークNTを介してサーバ3に火災の発生を通知する。
本実施形態の通信システム10では、親機1、及び各通信装置2が同期通信を行うように構成されている。各通信装置2は、消費電力の低減を図るために、信号の受信動作を間欠的に行う間欠受信を行うように構成されている。具体的には、各通信装置2は、親機1からの信号の受信動作を間欠的に行う第1間欠受信と、他の通信装置2からの信号の受信動作を間欠的に行う第2間欠受信と、を行う。通信装置2は、他の通信装置2が第2間欠受信における受信動作を行っているタイミングで、通信装置2へ信号を送信する。親機1は、通信装置2が第1間欠受信における受信動作を行っているタイミングで、通信装置2へ信号を送信する。また、親機1は、各通信装置2が信号を送受信するタイミングを規定するための同期信号としてビーコン信号を各通信装置2へ一定周期で送信する。
各通信装置2は、親機1への信号の送信タイミングが、第2間欠受信の受信動作のタイミングを基準にした保護区間に含まれる場合、親機1への信号の送信を保留する。したがって、通信装置2は、親機1への信号の送信によって他の通信装置2との通信が遅れることが抑制される。これにより、例えば火災が発生した際に、火災の発生を検知した通信装置2から他の通信装置2への火災の発生通知が遅れることが抑制される。
(2)詳細
以下に、本実施形態の通信システム10の詳細について説明する。
(2.1)親機
まず、親機1の構成について説明する。親機1は、各通信装置2、及びサーバ3と通信する機能を有する通信装置である。親機1は、商用電源を電源として動作するように構成されている。親機1は、制御部11と、第1通信部12と、第2通信部13とを備えている。
制御部11は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部11として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、プログラムは、PLC通信(PLC:Power Line Communication)を介したインターネット回線を通じてサーバから提供されてもよいし、無線通信を通じてサーバから提供されてもよい。
制御部11は、第1通信部12及び第2通信部13を制御する。
第1通信部12は、電波を媒体とする無線信号を送信及び受信することにより、各通信装置2と通信するように構成されている。第1通信部12は、アンテナと、送信回路と、受信回路とを有している。送信回路は、制御部11から入力されたデータを無線信号に変調し、アンテナを介して送信する。受信回路は、アンテナを介して受信した無線信号を復調し、復調したデータを制御部11に出力する。第1通信部12は、例えば日本国の電波法施工規則第6条第4項第2号に規定される「特定小電力無線局」に準拠して無線信号を送信及び受信する。
第2通信部13は、サーバ3と通信可能な通信インターフェースである。第2通信部13は、例えばルータ等を介してネットワークNT(例えばインターネット回線)に接続されており、ネットワークNTを介してサーバ3と通信するように構成されている。第2通信部13は、制御部11から入力されたデータをサーバ3に送信する。また、第2通信部13は、サーバ3から受信したデータを制御部11に出力する。なお、第1通信部12と第2通信部13とは一体に構成されていてもよい。
制御部11は、各通信装置2が信号を送受信するタイミングを規定するためのビーコン信号を、所定の周期(例えば60秒周期)で第1通信部12から各通信装置2に送信させる。各通信装置2は、親機1からのビーコン信号を受信することにより同期をとり、ビーコン信号を受信したタイミングを基準として信号を送受信するタイミングを規定する。つまり、各通信装置2は、ビーコン信号を受信したタイミングを基準として、親機1からの信号に対応する第1間欠受信における受信動作を行うタイミング、及び他の通信装置2からの信号に対応する第2間欠受信における受信動作を行うタイミングを規定する。
制御部11は、各通信装置2へ信号を送信する場合、各通信装置2が第1間欠受信の受信動作を行っているタイミングに、第1通信部12から信号を送信させる。また、制御部11及び第1通信部12は、各通信装置2からの信号を、ビーコン信号を送信したタイミングに関わらず常に受信可能に構成されている。
本実施形態では、制御部11は、各通信装置2の状態を確認するための情報要求信号を、第1通信部12から各通信装置2へ送信させる。制御部11は、情報要求信号を、例えば10分に1回程度の頻度で、各通信装置2が第1間欠受信の受信動作を行っているタイミングに、第1通信部12から各通信装置2へ送信させる。通信装置2は、親機1からの情報要求信号を受信すると、要求された情報(例えば、エラー情報、電池の残容量情報等)を含む信号を親機1に送信する。
また、制御部11は、第1通信部12が通信装置2からの火災警報メッセージを含む通知信号を受信した場合、火災が発生した旨を第2通信部13を介してサーバ3に通知する。
(2.2)通信装置
次に、通信装置2の構成について説明する。通信装置2は、火災の発生を検知したときに火災警報を発生する機能と、親機1及び他の通信装置2と通信する機能と、を有する火災警報器である。通信装置2は、例えば、住宅(戸建住宅、集合住宅)の部屋、廊下等の天井に設置される。通信装置2は、例えば乾電池等の電池を電源として動作するように構成されている。
通信装置2は、火災検知部21と、制御部22と、通信部23と、報知部24とを備えている。
火災検知部21は、火災の発生に伴う煙を検出し、煙の発生量(濃度)に応じて検知量(例えば電圧値)が変化するように構成されている。煙を検出する方式として、例えば発光素子から照射された光が煙の粒子に反射されて生じる散乱光を受光素子が検出することにより、煙の発生を検出し検出する光電式等がある。もちろん、火災検知部21は、火災の発生に伴う熱に応じて、火災の発生を検知する熱式で構成されていてもよい。火災検知部21は、検知量と、予め火災検知部21にて設定された閾値とを比較し、検知量が比較値を上回れば、火災が発生したと検知する。
制御部22は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部22は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部22として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、プログラムは、無線通信を通じてサーバから提供されてもよい。制御部22は、通信部23及び報知部24を制御する。
通信部23は、電波を媒体とする無線信号を送信及び受信することにより、親機1、及び他の通信装置2と通信するように構成されている。通信部23は、アンテナと、送信回路と、受信回路とを有している。送信回路は、制御部22から入力されたデータを無線信号に変調し、アンテナを介して送信する。受信回路は、アンテナを介して受信した無線信号を復調し、復調したデータを制御部22に出力する。通信部23は、例えば電波法施工規則第6条第4項第3号に規定される「小電力セキュリティシステムの無線局」に準拠して無線信号を送信及び受信する。
報知部24は、制御部22が指定するブザー音を鳴動するブザーと、制御部22が指定する音声メッセージを再生するスピーカとを備えている。
親機1と通信装置2との間における通信のプロトコルと、通信装置2同士における通信のプロトコルとは、互いに異なるプロトコルである。したがって、制御部22は、2つのプロトコルを切り替えつつ、通信部23に間欠受信(第1間欠受信、第2間欠受信)を行わせている。
制御部22は、通信部23が親機1からのビーコン信号を受信することにより同期をとり、ビーコン信号を受信したタイミングを基準として通信部23が信号を送受信するタイミングを規定する。具体的には、制御部22は、通信部23がビーコン信号を受信したタイミングを基準として、親機1からの信号に対応する第1間欠受信の受信動作を行うタイミングを規定する。また、制御部22は、通信部23がビーコン信号を受信したタイミングを基準として、他の通信装置2からの信号に対応する第2間欠受信の受信動作を行うタイミングを規定する。第1間欠受信における受信動作の間隔を第1間隔T1とする。第2間欠受信における受信動作の間隔を第2間隔T2とする。第1間隔T1と第2間隔T2とは、互いに異なる時間長である。第1間隔T1は、例えば4秒であり、第2間隔T2は、例えば10秒である。なお、第1間隔T1及び第2間隔T2それぞれの時間長は、一例であって、異なる時間長であってもよい。また、第1間隔T1と第2間隔T2とは、同じ時間長であってもよい。
制御部22は、通信部23から他の通信装置2へ信号を送信させる場合、他の通信装置2が第2間欠受信の受信動作を行っているタイミングで、通信部23から信号を送信させる。また、制御部22は、通信部23から親機1へ信号を送信させる場合、親機1は各通信装置2からの信号を常に受信可能に構成されているので、通信部23がビーコン信号を受信したタイミングに関わらず、通信部23から信号を送信させる。
火災検知部21が火災の発生を検知した場合、制御部22は、報知部24を制御して火災警報を出力させる。火災警報とは、住人等に火災の発生を報知する警報である。具体的には、制御部22は、火災検知部21が火災の発生を検知した場合、報知部24のブザーにブザー音を鳴動させたり、あるいは報知部24のスピーカに「火事です」等の音声メッセージを再生させたりする。
また、制御部22は、火災検知部21が火災の発生を検知すると、通信部23を制御して親機1、及び他の通信装置2へ信号を送信させる。具体的には、制御部22は、火災検知部21が火災を検知した場合、まず通信部23から親機1に、火災が発生した旨を通知する火災警報メッセージを含む通知信号を送信させる。そして、制御部22は、他の通信装置2が第2間欠受信の受信動作を行っているタイミングに、通信部23から他の通信装置2に、火災警報メッセージを含む連動信号を送信させる。また、制御部22は、他の通信装置2の第2間欠受信において連動信号を受信しやすいように、通信部23から連動信号を連続的に送信させる。
制御部22は、通信部23が第2間欠受信で他の通信装置2からの連動信号を受信した場合、報知部24を制御して火災警報を出力する。すなわち、複数の通信装置2のうち少なくとも1台の通信装置2が火災を検知した場合、複数の通信装置2の全てが連動して火災警報を発生させる。
また、制御部22は、通信部23が第1間欠受信で親機1からの情報要求信号を受信すると、受信応答信号及び情報信号を通信部23から送信させる。受信応答信号とは、いわゆる肯定応答(ACK:acknowledgement)であり、信号を正常に受信したことを送信相手に通知する受信確認用の信号である。制御部22は、通信部23が親機1からの情報要求信号を正常に受信すると、受信応答信号を通信部23から親機1に送信させる。情報信号とは、親機1から要求された情報を含む信号である。また、情報信号には、プロトコル、通信装置2の識別情報等を示す送信開始メッセージが含まれている。情報信号は、パケット長が例えば数十〔ms〕以下であり、通信速度が例えば100〔kbps〕以下である。なお、受信応答信号には、ACKとしてのデータ以外の情報が含まれておらず、情報信号よりもパケット長が短い。
また、制御部22は、他の通信装置2との通信状態を確認する確認信号を、通信部23から他の通信装置2へ送信させる。制御部22は、確認信号を、例えば1日に0.9回程度の頻度で、他の通信装置2が第2間欠受信の受信動作を行っているタイミングに、通信部23から他の通信装置へ送信させる。他の通信装置2が第2間欠受信において確認信号を受信しやすいように、確認信号のパケット長は、比較的長く設定されていることが好ましい。本実施形態では、確認信号は、パケット長が例えば数秒以下であり、通信速度が例えば4.8〔kbps〕である。これにより、複数の通信装置2間で同期ずれが生じている場合であっても、通信部23が他の通信装置2からの確認信号を受信しやすくなる。制御部22は、通信部23が他の通信装置2からの確認信号を正常に受信すると、肯定応答(ACK)を通信部23から送信させる。制御部22は、通信部23が他の通信装置2からの肯定応答(ACK)を受信することにより、他の通信装置2との間の通信状態が正常であることを把握することができる。
また、制御部22は、通信部23から親機1へ状態信号を送信させる。制御部22は、例えば、電池の残容量が閾値を下回った場合、あるいはエラーが発生した場合等に、これらを通知する状態信号を通信部23から親機1へ送信させる。ここでいう「エラー」とは、例えば、他の通信装置2からの肯定応答(ACK)を複数回にわたって受信できなかった状態である。
本実施形態では、サブ通信システム20が備える複数(図1では4つ)の通信装置2のうち、1台の通信装置2はサブ通信システム20における親機(サブ親機)であり、残りの通信装置2はサブ通信システム20における子機(サブ子機)である。サブ親機として機能する通信装置2は、他の通信装置2の全てと通信できる位置に設置されていることが好ましい。サブ親機として機能する通信装置2は、複数の通信装置2の全てが連動して火災警報を発生させることができるように、他の通信装置2(サブ子機)からの連動信号を受信した場合、この連動信号を、他の通信装置2(サブ子機)の全てに中継する。これにより、例えば障害物等により、サブ子機として機能する通信装置2間で通信が正常に行えない場合であっても、サブ親機として機能する通信装置2が連動信号を中継することで、複数の通信装置2の全てが連動して火災警報を発生させることができる。
上述したように、第1間欠受信の受信動作の間隔(第1間隔T1)と、第2間欠受信の受信動作の間隔(第2間隔T2)とは、互いに異なる時間長である。したがって、第1間欠受信の受信動作のタイミングと、第2間欠受信の受信動作のタイミングとが、時間的に重なるあるいは近接する場合がある。また、通信装置2から親機1へ信号を送信するタイミングは、ビーコン信号に同期していないので、親機1へ信号を送信するタイミングが、第2間欠受信の受信動作のタイミングと時間的に重なるあるいは近接する場合がある。したがって、通信装置2は、親機1との通信タイミングと、他の通信装置2との通信タイミングとが、時間的に重なるあるいは近接する場合がある。このような場合、通信装置2は、親機1と他の通信装置2とのいずれか一方としか通信を行うことができない。
ここで、通信装置2が他の通信装置2に送信する連動信号は、他の通信装置2が第2間欠受信の受信動作を行っているタイミングに送信される。この連動信号は、複数の通信装置2の全ての報知部24から火災警報を出力させ、住人に火災の発生を報知するための信号であるので、通信装置2が送信する他の信号に比べて緊急性が高い。つまり、通信装置2と他の通信装置2との通信は、通信装置2と親機1との通信よりも優先度が高い。ここでいう優先度とは、通信の優先順位を決めるための度合いである。
本実施形態の通信装置2は、親機1との通信よりも他の通信装置2との通信を優先的に行うために、判定部221及び記憶部25を備えている。
制御部22は、判定部221を有している。制御部22は、プロセッサがプログラムを実行することにより、判定部221としての機能を実現する。
判定部221は、通信部23が親機1への信号の送信が可能なタイミングであるか否かを判定する。具体的には、判定部221は、通信部23による親機1への信号の送信タイミングが保護区間に含まれるか否かを判定する。
保護区間とは、第2間欠受信の受信動作のタイミングを基準にした期間である。具体的には、保護区間は、第2間欠受信の受信動作のタイミングを終点とした期間である。つまり、保護区間は、第2間欠受信の受信動作のタイミングを含む、第2間欠受信の受信動作のタイミングよりも前の期間である。
保護区間の長さは、親機1への信号の送信に要する最大時間に基づいて設定される。具体的には、保護区間の長さは、親機1への信号の再送信を上限回数行った場合に要する時間よりも長く設定される。制御部22は、通信部23が親機1へ信号を送信し、親機1からの肯定応答(ACK)が返ってこない場合、通信部23から親機1へ信号を再送信させる。信号の再送信の上限回数は、例えば4回である。保護区間の長さは、親機1への信号の再送信の上限回数、再送信の間隔、信号のパケット長に基づいて設定される。つまり、保護区間よりも前に通信部23が親機1へ信号の送信を開始した場合、信号の再送信を上限回数行っても、第2間欠受信の受信動作のタイミングまでに、親機1への信号の送信処理が完了する。言い換えれば、保護区間内に通信部23が親機1への信号の送信を開始した場合、第2間欠受信の受信動作のタイミングまでに親機1への信号の送信処理が完了しないおそれがある。本実施形態では、保護区間の長さは、例えば1.5〔s〕である。
判定部221は、親機1への信号の送信タイミングが保護区間に含まれる場合、親機1への信号の送信が不可なタイミングであると判定する。また、判定部221は、親機1への信号の送信タイミングが保護区間に含まれていない場合、親機1への信号の送信が可能なタイミングであると判定する。
制御部22は、判定部221が、親機1への信号の送信が可能なタイミングであると判定した場合、通信部23から親機1への信号の送信を開始させる。また、制御部22は、判定部221が、親機1への信号の送信が不可なタイミングであると判定した場合、通信部23から親機1への信号の送信を保留させる。制御部22は、通信部23から親機1への信号の送信を保留させた場合、保留した信号のデータを記憶部25に一時的に記憶する。
記憶部25は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリで構成されている。記憶部25は、通信部23が送信を保留した信号のデータを一時的に記憶するバッファとして機能を有する。なお、記憶部25は、不揮発性メモリで構成されていてもよい。
制御部22は、判定部221が親機1への信号の送信が可能であると判定したタイミングで、保留していた信号を通信部23から親機1へ送信させる。つまり、制御部22は、保護区間外のタイミングで、記憶部25に記憶されているデータを含む信号を通信部23から親機1へ送信させる。
ここで、通信装置2から親機1へ送信される信号のうち、保留対象の信号は、情報信号等のデータを含む信号であって、正常に信号を受信したことを通知する肯定応答(ACK)である受信応答信号は含まれない。つまり、受信応答信号は、保留対象外の信号であって、保護区間内であっても親機1へ送信される。
(2.3)別のサブ通信システム
また、本実施形態の通信システム10は、サブ通信システム20とは別のサブ通信システム200を備えている。サブ通信システム200は、サブ通信システム20と同様に、複数の通信装置を備えている。サブ通信システム200では、各通信装置が、火災検知部21の代わりにCO(一酸化炭素)検知部を備えている。つまり、サブ通信システム200では、各通信装置が、一酸化炭素の発生を検知する機能を有する一酸化炭素警報器である。これらの通信装置(一酸化炭素警報器)は、例えば戸建住宅の地下室や車庫の天井に設置される。なお、CO検知部以外の構成についてはサブ通信システム20の通信装置2と同様であり、ここではCO検知部についてのみ説明し、その他の構成については説明を省略する。
CO検知部は、一酸化炭素を検出し、一酸化炭素の発生量(濃度)に応じて検知量(例えば電圧値)が変化するように構成されている。一酸化炭素の検出方法としては、例えば電気化学式、接触燃焼式、半導体式等がある。電気化学式は、酸化還元反応により生じる化学反応エネルギーを電気エネルギーに変換することで、一酸化炭素の発生量を検出する方式である。接触燃焼式は、検知素子に一酸化炭素が反応して燃焼することによる検知素子の抵抗値の増大に伴う電圧の変化により、一酸化炭素の発生量を検出する方式である。半導体式は、金属酸化物半導体の表面でのガス吸着による電気伝導度の変化により、一酸化炭素の発生量を検出する方式である。CO検知部は、検知量と、予めCO検知部に設定された閾値とを比較し、検知量が閾値を上回れば、一酸化炭素が発生したと検知する。
(3)動作例
次に、本実施形態の通信システム10(通信装置2)の第1動作例、第2動作例について図2、図3を用いて説明する。ここでは、1台の親機1と3台の通信装置2との通信を例に説明する。以下の説明では、3台の通信装置2を区別する場合、通信装置2A,2B,2Cとする。
また、図2、図3では、親機1の「送信」が第1通信部12の送信回路の動作(斜線部が送信動作中)を示している。また、親機1の「受信」が第1通信部12の受信回路の動作(斜線部が受信動作中)を示している。また、通信装置2の「送信」が通信部23の送信回路の動作を示しており、斜線部が親機1への送信動作中を示し、ドットハッチング部が他の通信装置2への送信動作中を示している。また、通信装置2の「受信」が通信部23の受信回路の動作を示しており、斜線部が親機1からの信号の受信動作中(第1間欠受信の受信動作中)を示し、ドットハッチング部が他の通信装置2からの信号の受信動作中(第2間欠受信の受信動作中)を示している。
(3.1)第1動作例
本実施形態の通信システム10(通信装置2)の第1動作例について図2を用いて説明する。
親機1は、所定周期でビーコン信号S1を送信する。通信装置2A〜2Cは、親機1からのビーコン信号S1を受信することにより、同期をとり、ビーコン信号S1を受信したタイミングを基準として、第1間欠受信の受信動作を行うタイミング、及び第2間欠受信の受信動作を行うタイミングを規定する。本動作例では、通信装置2は、ビーコン信号S1を受信したタイミングを起点として第1間欠受信における受信動作を第1間隔T1で行う。また、通信装置2は、ビーコン信号S1を受信したタイミングから所定時間T4後を起点として第2受信動作を第2間隔T2で行う。
本動作例では、保護区間T3内のタイミングで、通信装置2Bが火災の発生を検知する。これにより、通信装置2Bは、報知部24から火災警報を発生させる。また、通信装置2Bは、保護区間T3内であるので、親機1への通知信号S3の送信を保留し、火災検知後の最初の第2間欠受信における受信動作のタイミングで連動信号S2を送信する。通信装置2A,2Cは、それぞれ通信装置2Bからの連動信号S2を第2間欠受信の受信動作により受信し、報知部24から火災警報を発生させる。これにより、通信装置2A〜2Cが連動して火災警報を発生させる。
そして、通信装置2Bは、連動信号S2を送信後において、保護区間T3外のタイミングで保留していた通知信号S3を親機1へ送信する。親機1は、通信装置2Bからの通知信号S3を受信すると、通知信号S3を正常に受信したことを通知する肯定応答(ACK)S4を通信装置2Bに送信する。また、親機1は、火災が発生した旨を第2通信部13を介してサーバ3に通知する(図1参照)。
このように、本動作例では、火災の発生を検知した通信装置2Bは、保護区間T3内であったので親機1への通知信号S3の送信を後回しにし、他の通信装置2A,2Cへの連動信号S2の送信を優先的に行う。これにより、通信装置2Bから他の通信装置2A,2Cへの連動信号S2の伝達が遅れることが抑制され、住人に火災の発生をより早く報知することができる。
(3.2)第2動作例
次に、本実施形態の通信システム10(通信装置2)の第2動作例について図3を用いて説明する。なお、火災の発生前は、第1動作例(図2参照)と同様であるので、説明を省略する。
本動作例では、保護区間T3外のタイミングで、通信装置2Bが火災の発生を検知する。これにより、通信装置2Bは、報知部24から火災警報を発生させる。また、通信装置2Bは、保護区間T3外であるので、親機1へ通知信号S3を送信する。親機1は、通信装置2Bからの通知信号S3を受信すると、通知信号S3を正常に受信したことを通知する肯定応答(ACK)S4を通信装置2Bに送信する。また、親機1は、火災が発生した旨を第2通信部13を介してサーバ3に通知する(図1参照)。
また、本動作例では、保護区間T3内に第1間欠受信の受信動作のタイミングが含まれており、この受信動作のタイミングに、親機1から通信装置2Aに情報要求信号S5が送信される。通信装置2Aは、保護区間T3内であるので、情報要求信号S5を正常に受信したことを通知する受信応答信号S6(ACK)のみを親機1へ送信し、親機1への情報信号S7の送信を保留する。
そして、通信装置2Bは、火災検知後の最初の第2間欠受信における受信動作のタイミングで連動信号S2を送信する。通信装置2A,2Cは、それぞれ通信装置2Bからの連動信号S2を第2間欠受信の受信動作により受信し、報知部24から火災警報を発生させる。これにより、通信装置2A〜2Cが連動して火災警報を発生させる。
そして、通信装置2Aは、保護区間T3外のタイミングで保留していた情報信号S7を親機1へ送信する。親機1は、通信装置2Aからの情報信号S7を受信すると、情報信号S7を正常に受信したことを通知する肯定応答(ACK)S4を通信装置2Aに送信する。
このように、本動作例では、通信装置2Aは、保護区間T3内に親機1から返信を要する信号(情報要求信号S5)を受信した場合、ACKである受信応答信号S6のみを返信し、情報信号S7の送信を後回しにする。これにより、通信装置2Aは、第2間欠受信の受信動作をキャンセルすることなく実行することができ、通信装置2Bからの連動信号S2を受信することができる。つまり、通信装置2Bから他の通信装置2A,2Cへの連動信号S2の伝達が遅れることが抑制され、住人に火災の発生をより早く報知することができる。
(4)利点
次に、本実施形態の通信装置2の利点について説明する。
上述したように、本実施形態の通信装置2は、他の通信装置2と通信するための第2間欠受信における受信動作のタイミングの前の保護区間内は、親機1への信号の送信を保留するように構成されている。したがって、通信装置2は、親機1への信号の送信によって、優先度が高い他の通信装置との通信が遅れることが抑制される。これにより、例えば、火災が発生した際に、通信装置2は、緊急を要する連動信号の送信又は受信を遅れずに行うことができる。したがって、より早く火災警報を連動して発生させることができ、住人に火災発生をより早く報知することができる。
また、通信装置2は、保護区間外のタイミングで、保留している信号を親機1へ送信する。つまり、通信装置2は、保護区間内であれば他の通信装置2との通信を優先し、親機1への信号の送信を後回しにして保護区間外のタイミングで送信する。したがって、親機1への信号の送信がキャンセルされず、通信装置2から親機1へ必要な情報を伝達することができる。
また、保護区間の長さは、通信装置2が親機1への信号の送信に要する最大時間に基づいて設定される。したがって、通信装置2が、親機1への信号の送信に最大時間かかっても、他の通信装置2との通信を正常に行うことができる。
また、通信装置2から親機1へ送信される信号のうち、保留対象の信号は、情報信号等のデータを含む信号であって、正常に信号を受信したことを通知する肯定応答(ACK)である受信応答信号は含まれない。つまり、受信応答信号は、保留対象外の信号であって、保護区間内であっても親機1へ送信される。これにより、親機1が、通信装置2からの受信応答信号(ACK)を受信しないことによる信号の再送信、タイムアウト等の発生が抑制される。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
次に、本実施形態に係る通信装置の変形例について列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
(5.1)第1変形例
第1変形例の通信装置2のブロック図を図4に示す。本変形例の通信装置2は、設定部222を更に備えている。
通信装置2の制御部22は、プロセッサがプログラムを実行することにより、設定部222としての機能を実現する。設定部222は、通信部23の通信状態に基づいて保護区間の長さを変更する。
通信部23は、火災の発生の有無で通信状態が異なる。具体的には、制御部22は、通信部23が連動信号を送信又は受信し、複数の通信装置2の全てが連動して火災警報を発生させると、通信部23にTDMA通信(TDMA:Time Division Multiple Access)を実行させる(図5参照)。これにより通信装置2は、他の通信装置2との通信を行う。設定部222は、通信部23がTDMA通信を行うと、保護区間を短くする。
以下に、制御部22による通信部23の制御についてより詳細に説明する。
制御部22は、火災検知部21が火災の発生を検知していない、又は通信部23が他の通信装置2からの連動信号S2を受信していない場合、火災が発生していないと判断する。この場合、制御部22は、上述したように通信部23に他の通信装置2からの信号の受信動作を第2間隔T2で実行させる(図2、図3参照)。
また、制御部22は、火災検知部21が火災の発生を検知すると、他の通信装置2が第2間欠受信における受信動作を行っているタイミングに連動信号の送信を開始する。制御部22は、他の通信装置2が受信するまで連動信号を連続的に通信部23から送信させる。つまり、サブ通信システム20における全ての通信装置2が連動して火災警報を発生させるまで、連動信号が連続的に送信される。なお、連動信号の送信中は、第1間欠受信の受信動作がスキップされる。
また、各通信装置2の制御部22は、全ての通信装置2が連動して火災警報を発生させると、通信部23にTDMA通信を実行させる。具体的には、火災警報の連動後は、第1間欠受信の受信動作間における一部の区間が、通信装置2同士がTDMA通信を行うための区間に割り当てられる。図5に示すように、火災警報の連動後は、第1間欠受信の受信動作間の区間が、通信装置2と親機1とが通信するための第1区間T10と、通信装置2同士がTDMA通信するための第2区間T20とに分けられる。第1区間T10の長さは、例えば1.3〔s〕である。第2区間T20の長さは、例えば2.7〔s〕である。
第1区間T10は、受信区間T11と送受信区間T12とに分けられる。受信区間T11は、通信装置2が親機1からの信号を受信するための区間である。つまり、第1間欠受信における受信動作は、受信区間T11に行われる。受信区間T11の長さは、例えば20〔ms〕である。送受信区間T12は、通信装置2と親機1との間で信号を送信及び受信するための区間である。送受信区間T12の長さは、例えば1.28〔s〕である。
第2区間T20は、2つのガード区間GI1,GI2と、第1〜第16タイムスロットTs1〜Ts16と、に分けられる。ガード区間GI1,GI2の長さは、例えば100〔ms〕である。第1タイムスロットTs1の長さは、例えば100〔ms〕である。第2〜第16タイムスロットTs2〜Ts16の長さは、例えば160〔ms〕である。
ガード区間GI1,GI2は、データ干渉を防止するための区間である。ガード区間GI1は、第2区間T20における最初の区間であり、ガード区間GI2は、第2区間T20における最後の区間である。第1〜第16タイムスロットTs1〜Ts16は、サブ通信システム20における通信装置2の上限台数である15台分の通信装置2と、親機1とに割り当てられている。第1タイムスロットTs1は、サブ通信システム20が有する複数の通信装置2のうち、サブ親機として機能する通信装置2に割り当てられている。第2タイムスロットTs2は、第1タイムスロットTs1の拡張用のタイムスロットであり、サブ親機として機能する通信装置2等に割り当てることが可能である。第3タイムスロットTs3〜第16タイムスロットTs16は、サブ通信システム20が有する複数の通信装置2のうち、サブ子機として機能する通信装置2の各々に割り当てられている。
各通信装置2は、自装置(通信装置2)に割り当てられたタイムスロットに信号を送信することにより、他の通信装置2及び親機1と通信を行う。したがって、各通信装置2は、第2区間T20の間は、他の通信装置2からの信号を受信する受信動作を行う。第2区間T20は、第1間欠受信における受信動作間の一部の区間である。つまり、各通信装置2は、第1間欠受信の受信動作の第1間隔T1と同じ間隔で、他の通信装置2からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う。言い換えれば、通信装置2は、火災警報の連動後は、第2間欠受信の受信動作を、第1間欠受信の受信動作の第1間隔T1と同じ間隔で行う。火災警報の連動後は、保護区間は、第2区間T20を基準にした区間となる。
また、火災警報の連動後は、TDMA通信を行うため、通信装置2と親機1とが通信を行うための区間(送受信区間T12)が制限される。したがって、火災警報の連動後は、通信装置2は、親機1への信号の送信が失敗した場合(ACKが返ってこない場合)、親機1への信号の再送信を行わず、次の送受信区間T12に送信をやり直す。つまり、火災警報の連動後は、親機1への信号の送信に要する最大時間が短くなる。そこで、設定部222は、通信部23が連動信号S2を送信又は受信し火災警報の連動後は、保護区間の長さを第1期間T3(例えば1.5〔s〕)から第2期間T30(例えば250〔ms〕)に短縮する。判定部221は、親機1への信号の送信タイミングが、第2区間T20前の保護区間T30内に含まれる場合、親機1への信号の送信が不可なタイミングであると判定する。
また、通信装置2は、親機1から停止信号を受信すると、火災警報の発生を停止させる。親機1は、火災警報の連動を停止させる場合、各通信装置2が第1間欠受信の受信動作を行っているタイミング(受信区間T11)に、各通信装置2に停止信号を送信する。
なお、通信装置2が停止信号を送信してもよい。例えば、火災検知部21が火災の発生の検知状態から非検知状態に変化すると、通信装置2は、他の通信装置2に停止信号を送信する。また、サブ親機として機能する通信装置2は、他の通信装置2(サブ子機)からの停止信号を受信した場合、この停止信号を、他の通信装置2(サブ子機)の全てに中継する。これにより、複数の通信装置2の全てが連動して火災警報の発生を停止する。また、通信装置2は、送受信区間T12のタイミングに、親機1に停止信号を送信する。
(5.1.1.)動作例
次に、本変形例の通信装置2の動作例を図6を用いて説明する。本動作例は、通信装置2が親機1に信号を送信する際の動作例である。
火災検知部21が火災の発生を検知、あるいは親機1からの情報要求信号の受信などにより、親機1への信号の送信が必要になったとする。
設定部222は、現在のタイミング、つまり親機1への信号の送信タイミングが、連動信号の送受信前であるか否かを判定する(S1)。設定部222は、親機1への信号の送信タイミングが、連動信号の送受信前であれば(S1:Yes)、保護区間の長さをT3に設定する(S2)。また、設定部222は、親機1への信号の送信タイミングが、連動信号の送受信後であれば(S1:No)、親機1への信号の最大時間の送信に要する最大時間が短くなるので、保護区間の長さをT3よりも短いT30に設定する(S3)。
判定部221は、親機1への信号の送信タイミングが、設定部222が設定した保護区間内であるか否かを判定する(S4)。制御部22は、親機1への信号の送信タイミングが、保護区間外であれば(S4:No)、通信部23から親機1へ信号を送信させる(S5)。制御部22は、親機1への信号の送信タイミングが、保護区間内であれば(S4:Yes)、受信応答信号の送信が必要であるか否かを判断する(S6)。
通信装置2は、親機1から信号(例えば情報要求信号)を受信した場合、受信応答信号の送信が必要となるが、通信装置2が自発的に信号(例えば通知信号)を送信する場合、受信応答信号の送信が不要となる。
制御部22は、受信応答信号の送信が不要である場合(S6:No)、通信部23から親機1への保留対象の信号(例えば情報信号)の送信を保留させる(S7)。また、制御部22は、受信応答信号の送信が必要である場合(S6:Yes)、保護区間内であっても保留対象外の信号である受信応答信号を通信部23から親機1へ送信させ(S8)、保留対象の信号(例えば情報信号)の送信を保留させる(S7)。
また、制御部22は、保護区間外のタイミングで、保留している信号を通信部23から親機1へ送信させる。
このように、本変形例の通信装置2では、通信部23の通信状態に基づいて、保護区間の長さが変更される。したがって、保護区間が不要に長くなることが抑制され、親機1との通信への影響が抑制され、親機1との通信も正常に行うことができる。
(5.2)その他の変形例
次に、本実施形態の通信装置2、通信システム10のその他の変形例を列挙する。
上述した例では、親機1が、各通信装置2が信号を送受信するタイミングを規定するための同期信号としてビーコン信号を各通信装置2へ送信しているが、これに限らない。例えば、サブ親機として機能する通信装置2が、同期信号としてビーコン信号を他の通信装置2(サブ子機)へ送信してもよい。各通信装置2は、ビーコン信号を受信(又は送信)したタイミングを基準として、他の通信装置2からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う間欠受信を行う。
上述した例では、通信装置2は、火災警報器で構成されているが、火災警報器に限らず、他の装置であってもよい。
また、上述した例では、通信装置2は、自装置と同様構成である他の通信装置2を第2装置として通信を行うように構成されていたが、自装置とは異なる構成の装置を第2装置として通信を行ってもよい。
また、サブ通信システム20は、火災警報器のみで構成されていたが、CO検知部を有するCO検知器が通信装置2として混在していてもよい。また、通信装置2は、火災検知部21とCO検知部との両方を備えた構成であってもよい。
親機1は、異なるシステム(サブ通信システム20,200)が連動するように、この異なるシステム(サブ通信システム20,200)を構成する機器を制御するように構成されていてもよい。例えば、親機1は、通信装置2(火災警報器)から火災が発生した旨の通知信号を受信した場合、サブ通信システム200を構成する通信装置(CO検知器)に対して警報を発生させる指示を行う。
(6)まとめ
第1態様に係る通信装置(2)は、通信部(23)を備える。通信部(23)は、第1装置(親機1)への信号の送信と、第2装置(他の通信装置2)からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う間欠受信と、を行う。通信部(23)は、受信動作のタイミングを基準にした保護区間に、第1装置(1)への信号の送信のタイミングが含まれる場合、第1装置(1)への信号の送信を保留する。
この態様によれば、第1装置(1)への信号の送信タイミングが保護区間内であれば、第1装置(1)への信号の送信を保留して後回しにするので、第2装置(2)との通信を正常に行うことができ、第2装置(2)との通信が遅れることが抑制される。
第2態様に係る通信装置(2)では、第1態様において、第1装置(1)との通信は、第2装置(2)との通信よりも優先度が低い。
この態様によれば、第1装置(1)への信号の送信タイミングが保護区間内であれば、第1装置(1)への信号の送信を保留して後回しにし、優先度が高い第2装置(2)との通信を優先して行うことができる。これにより、優先度が高い第2装置(2)との通信が遅れることが抑制される。
第3態様に係る通信装置(2)では、第1又は第2態様において、通信部(23)は、第1装置(1)からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う第1間欠受信を更に行う。第1間欠受信における受信動作の間隔と、前記間欠受信である第2間欠受信における受信動作の間隔とは、互いに異なる。
この態様によれば、通信装置(2)の消費電力、第1装置(1)及び第2装置(2)との通信頻度等を考慮して、第1間欠受信の受信動作の間隔と、第2間欠受信の受信動作の間隔とを、別々に設定することができる。
第4態様に係る通信装置(2)では、第1〜第3態様のいずれかにおいて、通信部(23)は、保護区間外のタイミングで、保留している信号を第1装置(1)へ送信する。
この態様によれば、保留した信号をキャンセルすることなく第1装置(1)に伝達することができる。
第5態様に係る通信装置(2)では、第1〜第4態様のいずれかにおいて、保護区間の長さは、第1装置(1)への信号の送信に要する最大時間に基づいた長さである。
この態様によれば、第1装置(1)への信号の送信に最大時間を要した場合であっても、第2装置(2)との通信を正常に行うことができる。
第6態様に係る通信装置(2)では、第1〜第5態様のいずれかにおいて、通信部(23)は、保護区間に第1装置(1)からの信号を受信したとする。この場合、通信部(23)は、保留対象外の信号であって、第1装置(1)からの信号を受信したことを通知する受信応答信号を第1装置(1)へ送信する。
この態様によれば、第1装置(1)が通信装置(2)からの受信応答信号を受信することによって、通信装置(2)への信号の再送信、タイムアウト等が発生することが抑制される。
第7態様に係る通信装置(2)では、第1〜第6態様のいずれかにおいて、保護区間は、通信部(23)の通信状態に基づいて長さが変更される。
この態様によれば、通信部(23)の通信状態に基づいて保護区間の長さが変更されるので、第1装置(1)との通信を正常に行うことができる。
第8態様に係るサブ通信システム(20)は、第1〜第7態様のいずれかの通信装置(2)を複数備える。複数の通信装置(2)の各々は、自装置(2)とは異なる他の通信装置(2)を第2装置として通信を行う。
この態様によれば、通信装置(2)と第1装置(1)との通信によって、複数の通信装置(2)同士の通信が遅れることが抑制される。
第9態様に係る通信システム(10)は、第8態様に係るサブ通信システム(20)と、第1装置である親機(1)と、を備える。
この態様によれば、通信装置(2)と親機(1)との通信によって、複数の通信装置(2)同士の通信が遅れることが抑制される。
第2〜第7の態様に係る構成については、通信装置(2)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 親機(第1装置)
10 通信システム
2 通信装置(第2装置)
23 通信部
20 サブ通信システム

Claims (9)

  1. 第1装置への信号の送信と、第2装置からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う間欠受信と、を行う通信部を備え、
    前記通信部は、前記受信動作のタイミングを基準にした保護区間に、前記第1装置への信号の送信タイミングが含まれる場合、前記第1装置への信号の送信を保留する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1装置との通信は、前記第2装置との通信よりも優先度が低い
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信部は、前記第1装置からの信号を受信する受信動作を間欠的に行う第1間欠受信を更に行い、
    前記第1間欠受信における受信動作の間隔と、前記間欠受信である第2間欠受信における受信動作の間隔とは、互いに異なる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記通信部は、前記保護区間外のタイミングで、保留している信号を前記第1装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記保護区間の長さは、前記第1装置への信号の送信に要する最大時間に基づいた長さである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、前記保護区間に前記第1装置からの信号を受信した場合、保留対象外の信号であって、前記第1装置からの信号を受信したことを通知する受信応答信号を前記第1装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記保護区間は、前記通信部の通信状態に基づいて長さが変更される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信装置を複数備え、
    前記複数の通信装置の各々は、自装置とは異なる他の通信装置を前記第2装置として通信を行う
    ことを特徴とするサブ通信システム。
  9. 請求項8に記載のサブ通信システムと、
    前記第1装置である親機と、を備える
    ことを特徴とする通信システム。
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