JP2019045404A - 非破壊分析装置 - Google Patents

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Yusuke Koga
裕介 古賀
定 冨田
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Abstract

【課題】1台で被検査物のX線透視像またはX線CT像を取得でき、かつ被検査物内部の元素分析を行うことができる非破壊分析装置を提供する。【解決手段】非破壊分析装置1は、試料Sを載せる載置台21を含む移動ステージ20と、試料Sに照射するX線を発生させるX線源10と、試料Sを透過したX線を検出するX線検出器11と、試料Sに照射する中性子を発生させる中性子源12と、試料Sから発生する即発ガンマ線を検出するガンマ線検出器13と、移動ステージ20、X線源10、X線検出器11、中性子源12、および、ガンマ線検出器13を収容する筐体30と、試料Sの元素分析を行う箇所として試料Sにおいて特定された特定部位に中性子源12が中性子を照射可能となるように移動ステージ20を制御する制御部41と、ガンマ線検出器13によって検出された即発ガンマ線に基づいて特定部位の元素分析を行う分析部42とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、非破壊分析装置に関する。
従来から被検査物を破壊せずに被検査物の形状や密度を反映したX線透視像またはX線CT像を取得するX線透視装置およびX線CT装置と、被検査物を破壊せずに被検査物の表面の元素を分析する蛍光X線分析装置とが知られている。例えば特許文献1のX線複合装置は、1台でX線CT撮影および蛍光X線による元素分析を行う。
特許第6036321号公報
ところで、被検査物に照射されたX線により発生する蛍光X線は、被検査物によって自己吸収される。このため、蛍光X線による元素分析では、被検査物表面の元素を分析することができるが、被検査物内部の元素を分析することができない。
本発明の目的は、1台で被検査物のX線透視像またはX線CT像を取得でき、かつ被検査物内部の元素分析を行うことができる非破壊分析装置を提供することにある。
本発明の非破壊分析装置の一形態は、被検査物を載せる載置台、および、前記載置台を移動させる移動機構を有する移動ステージと、前記被検査物に照射するX線を発生させるX線源と、前記被検査物を透過したX線を検出するX線検出器と、前記被検査物に照射する中性子を発生させる中性子源と、前記中性子を照射した前記被検査物から発生する即発ガンマ線を検出するガンマ線検出器と、前記移動ステージ、前記X線源、前記X線検出器、前記中性子源、および、前記ガンマ線検出器を収容する筐体と、前記被検査物の元素分析を行う箇所として特定された前記被検査物の特定部位に前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構を制御する制御部と、前記ガンマ線検出器によって検出された即発ガンマ線に基づいて、前記特定部位の元素分析を行う分析部とを備える。
上記非破壊分析装置によれば、X線源およびX線検出器によって被検査物のX線透視像を撮影する機構と、中性子源およびガンマ線検出器によって被検査物の内部の元素分析を行う機構とが筐体に収容されているため、1台の非破壊分析装置で被検査物のX線透視像を取得でき、かつ被検査物内部の元素分析を行うことができる。
加えて、X線源およびX線検出器によって被検査物を撮影する場合と、中性子源およびガンマ線検出器によって被検査物の内部の元素分析を行う場合とで、試料を載置台から外す必要がなく、被検査物における特定部位に中性子が照射できるように制御部が移動ステージを制御する。したがって、制御部による移動ステージの制御を通じて、被検査物における特定部位に中性子が照射できるように、中性子源と被検査物との位置合わせを行うことができる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記制御部は、前記X線検出器を通じて取得された2次元のX線透視像において特定された前記特定部位に、前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構を制御し、前記X線源による前記X線の照射方向と、前記中性子源による前記中性子の照射方向とが平行である。
上記非破壊分析装置によれば、ユーザが2次元のX線透視像に基づいて被検査物の特定部位を指定した場合、中性子源による中性子の照射方向がX線源によるX線の照射方向と同じ方向であるため、被検査物の特定部位に中性子を照射しやすくなる。したがって、被検査物の特定部位の元素情報を取得しやすくなる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記移動ステージは、前記載置台を回転させる回転機構を有する。
上記非破壊分析装置によれば、例えばX線源によるX線の照射方向と中性子源による中性子の照射方向とが異なる場合、被検査物の特定部位に対するX線源によるX線の入射方向と特定部位に対する中性子源による中性子の入射方向とが同じになるように回転機構によって載置台を回転させる。これにより、被検査物の特定部位に中性子を照射しやすくなる。したがって、被検査物の特定部位の元素情報を取得しやすくなる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記制御部は、前記X線検出器を通じて取得されたX線CT像において特定された前記特定部位に、前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構および前記回転機構を制御する。
上記非破壊分析装置によれば、移動ステージ、X線源、および、X線検出器によって被検査物のX線CT像を撮影する機構と、中性子源およびガンマ線検出器によって被検査物の内部の元素分析を行う機構とが筐体に収容されている。このため、1台の非破壊分析装置で被検査物のX線CT像を取得でき、かつ被検査物内部の元素分析を行うことができる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記制御部は、前記中性子源が前記中性子を前記被検査物に照射する場合、前記回転機構により前記被検査物を回転させて前記特定部位における前記中性子の入射方向を制御する。
上記非破壊分析装置によれば、被検査物が特定部位の元素分析に適した向きとなるように被検査物を回転機構により回転させたうえで、被検査物の特定部位に中性子を照射できる。したがって、被検査物の特定部位の元素分析の精度を高めることができる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記制御部は、前記被検査物の元素分析を行う場合、前記移動機構により前記被検査物の前記特定部位を前記回転機構の回転中心に移動させ、前記特定部位への前記中性子源による前記中性子の照射中に、前記回転機構により前記被検査物を回転させる。
上記非破壊分析装置によれば、回転機構における回転軸上の被検査物の特定部位およびその周囲の元素固有のガンマ線スペクトルデータは常に取得できるが回転軸上以外の部位のデータは回転に伴い変化していく。したがって、回転中のスペクトルデータを積算すると、回転軸以外の部位のデータは平均化されて減少し、回転軸上のデータだけが残るため、単一方向から中性子を被検査物の特定部位に照射した場合に比べ、特定部位の元素データを強調して取得できる。このため、ユーザが特定部位の元素分析をより精度よく行うことができる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記特定部位は、前記X線CT像の所定の断層像において特定される前記被検査物の内部の部位である。
上記非破壊分析装置によれば、X線CT像に基づいてユーザが被検査物の内部において元素分析を行いたい部位(特定部位)を容易に指定できる。
前記非破壊分析装置の一例としては、前記中性子源は、重水素同士の核融合反応で発生する中性子、重水素とトリチウムの核融合反応で発生する中性子、陽子または重陽子とリチウムまたはベリリウムの核反応で発生する中性子、または、放射性同位体で発生する中性子のいずれかを前記被検査物に照射する。
上記非破壊分析装置によれば、中性子を発生させるために原子炉を用いる場合に比べ、非破壊分析装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。
本発明に関する非破壊分析装置によれば、1台で被検査物のX線透視像またはX線CT像を取得でき、かつ被検査物内部の元素分析を行うことができる。
第1実施形態の非破壊分析装置において(a)は試料にX線が照射される場合の斜視図、(b)は試料に中性子が照射される場合の斜視図。 非破壊分析装置の測定手順を示すシーケンス図。 第2実施形態の非破壊分析装置の斜視図。 非破壊分析装置の測定手順を示すシーケンス図。 第3実施形態の非破壊分析装置の測定手順を示すシーケンス図。 (a)および(b)は試料の特定部位と回転ステージの回転軸との位置調整を示す斜視図。 試料に中性子が照射される場合の斜視図。
(第1実施形態)
図1(a)に示されるように、非破壊分析装置1は、X線を被検査物の一例である試料Sに照射して試料Sの形状、厚さ、密度、および、組成を反映した透視像を得るX線透視装置としての機能と、中性子を試料Sに照射して試料Sを構成する元素を測定する即発ガンマ線元素分析装置としての機能とを備える。試料Sの一例は、電子部品、鉱物、骨等である。非破壊分析装置1は、X線源10、X線検出器11、中性子源12、ガンマ線検出器13、移動ステージ20、筐体30、および、制御装置40を備える。筐体30は、X線源10、X線検出器11、中性子源12、ガンマ線検出器13、および、移動ステージ20を収容している。制御装置40は、筐体30の外部において筐体30に取り付けられている。
X線源10は、コーンビーム状のX線(図1(a)中の二点鎖線)を試料Sに向けて照射する。X線源10の一例は、互いに間隔を隔てて配置されたフィラメントおよびターゲットを含むX線管球が用いられる。ターゲットには、例えばモリブデン、タングステン等が用いられる。X線管球は、フィラメントとターゲットとの間に高電圧を印加することにより、フィラメントから放出される熱電子をターゲットに衝突させ、ターゲットからX線を発生させる。
X線検出器11は、試料Sを挟んでX線源10によるX線の照射方向と対向する位置に配置されている。X線検出器11は、試料SのX線透視像を得るためのものであり、試料Sの透過X線を検出し、その検出結果を制御装置40に出力する。X線検出器11の一例は、CMOSイメージセンサとシンチレータとを組み合せた構造である。本実施形態のX線検出器11は、フラットパネル型のX線検出器である。
Z方向において、中性子源12の配置位置は、X線源10の配置位置と等しい。X方向において、中性子源12の配置位置は、X線源10の配置位置とは異なる。本実施形態では、中性子源12による中性子の照射方向とX線源10によるX線の照射方向とは平行である。中性子源12は、核融合反応、核反応、または、放射性同位体を用いて中性子を試料Sに向けて照射する。中性子源12としては、重水素同士の核融合反応で中性子を発生する中性子源、重水素とトリチウムとの核融合反応で中性子を発生する中性子源、陽子または重陽子とリチウムまたはベリリウムの核反応で中性子を発生する中性子源、または、放射性同位体を用いて中性子を発生する中性子源のうちのいずれか一つが用いられることが好ましい。これにより、中性子を発生させるために原子炉を用いる場合に比べ、非破壊分析装置1の小型化およびコストダウンを図ることができる。
本実施形態の中性子源12は、真空管と、重水素イオンビームを発生する重水素イオンビーム発生部と、トリチウムを含む金属ターゲット(ともに図示略)とを備える。重水素イオンビーム発生部および金属ターゲットは、真空管に収容されている。中性子源12では、重水素イオンビームが金属ターゲットに衝突することにより、重水素‐トリチウム核融合反応が生じ、高速で飛行する中性子が発生する。
ガンマ線検出器13は、試料Sを挟んで中性子源12による中性子の照射方向と対向する位置に配置されている。ガンマ線検出器13は、試料Sに中性子が照射されたときに試料Sから発生する即発ガンマ線を検出し、その検出結果を制御装置40に出力する。ガンマ線検出器13は、ゲルマニウム(Ge)半導体検出器、または、ヨウ化ナトリウム(NaI)シンチレーション検出器を用いることができる。本実施形態のガンマ線検出器13は、ゲルマニウム半導体検出器が用いられている。
移動ステージ20は、試料Sを3軸方向(図1中のX方向、Y方向、および、Z方向)に移動させる。本実施形態において、Z方向は非破壊分析装置1の高さ方向であり、Y方向は、X線源10によるX線の照射方向および中性子源12による中性子の照射方向であり、X方向はX線源10および中性子源12の配列方向、ならびに、X線検出器11およびガンマ線検出器13の配列方向である。X方向、Y方向、および、Z方向は互いに直交している。移動ステージ20は、試料Sを載せる載置台21と、載置台21を3軸方向に移動させる移動機構22とを有する。移動機構22の一例は、X方向に往復移動可能な第1移動機構と、第1移動機構をY方向に往復移動可能な第2移動機構と、第2移動機構をZ方向に移動可能な第3移動機構とを有する。第1〜第3移動機構は、駆動源となるモータと、モータの回転運動を直線運動に変換する回転直線変換機構とを有する。回転直線変換機構の一例は、送りねじ機構である。載置台21には、試料Sを載置台21に固定するための固定部(図示略)が設けられている。固定部の一例は、試料SをX方向に挟み込む一対のアームである。
制御装置40は、X線源10、中性子源12、および、移動ステージ20の移動機構22を制御する。制御装置40は、制御部41、分析部42、操作部43、および、表示部44を有する。
制御部41は、予め定められる制御プログラムを実行する演算処理装置および記憶部を含む。演算処理装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。記憶部には、各種の制御プログラムおよび各種の制御処理に用いられる情報が記憶されている。制御部41は、制御モードとして、2次元のX線透視像を取得するためのX線透視モードと、試料Sにおいてユーザによって特定された特定部位SPの元素を分析するための元素分析モードとを有する。制御部41は、操作部43の操作に基づいてX線透視モードと元素分析モードとを切り替える。
分析部42は、元素分析モードにおいて、ガンマ線検出器13の検出結果に基づいて試料Sにおいて特定部位SPを含む中性子の通過領域の元素分析を行う。
表示部44は、操作部43による操作情報、X線検出器11による検出結果であるX線透視像、および、ガンマ線検出器13の検出結果である試料Sの元素分析の結果を表示する。
次に、非破壊分析装置1の測定手順について説明する。
図2に示されるように、ユーザは、ステップS11において試料Sを載置台21に固定し、ステップS12において操作部43を操作してX線透視モードを選択する。これにより、非破壊分析装置1においては、ステップS13においてX線源10が試料Sに向けてX線を照射し、X線検出器11が透視X線を検出する。そして制御部41がX線検出器11の検出結果に基づいて2次元のX線透視像を取得する。そして制御部41は、ステップS14においてX線透視像を表示部44に表示する。
表示部44にX線透視像が表示されたとき、ユーザは、ステップS15において操作部43を操作して元素分析モードを選択し、ステップS16において表示部44に表示されたX線透視像における元素を分析する部位(以下、特定部位SP)を指定する。これにより、非破壊分析装置1において、制御部41は、ステップS17において中性子源12の中性子が試料Sの特定部位SPに照射されるように移動機構22を制御して試料Sを移動させる。一例では、制御部41は、X線透視像上に予め設定されたX線源10の照射中心位置と中性子源12の照射中心位置とが一致するように移動機構22により載置台21をX方向に移動させる。載置台21のX方向への移動量は、X線源10の照射中心と中性子源12の照射中心との間の距離に等しい。制御部41には、X線源10の照射中心と中性子源12の照射中心との間の距離が予め記憶されている。制御部41は、移動機構22により載置台21をX方向に移動させた後、中性子源12の照射中心位置と特定部位SPとの離隔量を演算する。具体的には、制御部41は、X線透視像において中性子源12の照射中心位置を原点として、特定部位SPの座標を演算する。そして制御部41は、原点と特定部位SPとの間の距離を離隔量として演算する。そして制御部41は、離隔量が0となるように移動機構22により載置台21をX方向およびZ方向において移動させる。そして、ステップS18において中性子源12が試料Sの特定部位SPに中性子を照射し、試料Sから発生する即発ガンマ線をガンマ線検出器13が検出する(図1(b)参照)。そして分析部42は、試料Sにおいて特定部位SPを含む中性子の通過領域に存在する元素を取得する。分析部42は、ガンマ線検出器13の検出結果に基づいて元素データを取得する。元素データの一例は、ガンマ線エネルギーと、ガンマ線が検出された数(計数値)との関係のグラフ、テーブル、ガンマ線のエネルギーから算出した元素等の情報である。そして制御部41は、ステップS19において元素データを表示部44に表示する。
本実施形態の作用について説明する。なお、以下の説明において、本実施形態と比較される比較構成は、試料SのX線透視像を取得するためのX線透視装置と、試料Sの内部を元素分析するための即発ガンマ線元素分析装置とが個別の装置として設けられた構成である。
比較構成においては、X線透視装置の載置台に試料Sを固定してX線源からX線を試料Sに照射してX線透視像を取得する。そしてX線透視装置の載置台から試料Sを取り外し、即発ガンマ線元素分析装置の載置台に試料Sを固定して中性子源から中性子を試料Sに照射して試料Sの内部を元素分析する。ここで、ユーザがX線透視像から試料Sの内部の元素を分析したい部位である特定部位SPを指定しても、特定部位SPはX線透視装置の載置台に載せられた試料Sにおける位置であり、即発ガンマ線元素分析装置の載置台に試料Sが移し変えられたときにX線透視像に対応する試料Sの透視方向や特定部位SPの位置がずれるおそれがある。特に、特定部位SPが試料Sの内部の部位である場合には、試料Sの外観上に目印がないため、中性子が特定部位SPを照射するように中性子源と即発ガンマ線元素分析装置の載置台との位置合わせを行うことは難しく手間である。
本実施形態では、載置台21に試料Sが載せられた後、X線源10からX線を試料Sに照射してX線透視像を取得し、そして載置台21に試料Sを載せたまま、移動機構22によって中性子源12からの中性子が試料Sの特定部位SPに照射されるように試料Sを移動させる。このようにX線を試料Sに照射する場合および中性子を試料Sに照射する場合において試料Sを載置台21から動かさないため、中性子源12からの中性子を試料Sの特定部位SPに容易に照射することができる。加えて、ユーザがX線透視像において特定部位SPを指定すると、中性子源12からの中性子を試料Sの特定部位SPに照射可能なように、制御部41が移動機構22を移動させる。このため、制御部41による移動機構22の制御を通じて、試料Sにおける特定部位SPに中性子が照射できるように、中性子源12と試料Sとの位置合わせを行うことができる。したがって、ユーザが中性子源12と試料Sとの位置合わせを行う手間を省くことができる。
本実施形態の非破壊分析装置1によれば、さらに以下の効果が得られる。
(1−1)X線源10およびX線検出器11によって試料Sを撮影して2次元のX線透視像を取得する機構と、中性子源12およびガンマ線検出器13によって試料Sの内部の元素分析を行う機構とが筐体30に収容されている。このため、1台の非破壊分析装置1で試料SのX線透視像を取得でき、かつ試料Sの内部の元素分析を行うことができる。したがって、上記比較構成と比べ、装置の小型化を図ることができる。
(1−2)X線源10によるX線の照射方向と、中性子源12による中性子の照射方向とが平行である。このため、ユーザがX線透視像に基づいて試料Sの特定部位SPを指定した場合、中性子源12の照射方向がX線源10の照射方向と同じ方向であるため、試料Sの特定部位SPを中性子が通過する確率が高くなる。したがって、試料Sの特定部位SPを含む試料Sの元素情報を取得しやすくなる。加えて、X線源10によるX線の照射方向と、中性子源12による中性子の照射方向とが異なる構成に比べ、筐体30のX方向のサイズを小さくできる。したがって、非破壊分析装置1の小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
図3および図4を参照して、第2実施形態の非破壊分析装置1について説明する。本実施形態の非破壊分析装置1は、第1実施形態の非破壊分析装置1に比べ、試料SのX線透視像の取得方法、および、試料Sの特定部位SPの指定方法が主に異なる。以下の説明では、第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図3に示されるように、非破壊分析装置1の移動ステージ20は、移動機構22の下側に回転軸Jを中心に回転する回転ステージ23をさらに備える。回転ステージ23は、載置台21が載せられる回転台24と、回転軸Jを中心に回転台24を回転させる回転機構25とを有する。つまり、回転機構25は、回転台24を通じて載置台21を回転させる。回転機構25の一例は、駆動源となるモータと、モータの出力軸に接続された減速機とを有する。減速機の出力部は、回転台24に接続される。回転台24に載っている移動機構22は、載置台21を移動することが可能である。つまり、移動機構22は、回転台24に対する載置台21の相対位置を変更できる。
本実施形態では、Z方向においてX線源10の配置位置と中性子源12の配置位置とは互いに等しい。本実施形態の中性子源12による中性子の照射方向は、X線源10によるX線の照射方向とは異なる。制御部41の記憶部には、中性子源12による中性子の照射方向の中心線C1とX線源10によるX線の照射方向の中心線C2との成す角度θが予め記憶されている。また中心線C1および中心線C2が回転ステージ23の回転軸Jと交差するように、X線源10および中性子源12の配置態様が設定されている。
制御装置40は、X線CTモードを有する。X線CTモードは、試料SへのX線源10によるX線の照射中に、回転ステージ23によって試料Sを回転させることにより、3次元断層像としてのX線CT像を撮影する制御モードである。
次に、非破壊分析装置1の測定手順について説明する。
図4に示されるように、非破壊分析装置1の測定手順では、ユーザは、ステップS21において試料Sを載置台21に固定し、ステップS22において操作部43を操作してX線CTモードを選択する。これにより、非破壊分析装置1において、制御部41は、ステップS23においてX線源10から試料SにX線を照射させつつ、回転ステージ23によって試料Sを回転させる。回転ステージ23の回転の一例として、制御部41は、回転ステージ23の回転台24が回転する前の回転台24の位置を基準位置と設定し、回転台24が360°回転するように回転機構25を制御する。そして制御部41は、ステップS24において回転ステージ23の各回転角度、すなわち試料Sの各回転角度の透視X線をX線検出器11が検出し、それを再構成演算することにより、3次元の断層像となるX線CT像を取得する。そして制御部41は、ステップS25においてX線CT像を表示部44に表示する。
表示部44にX線CT像が表示されたとき、ユーザは、ステップS26において操作部43を操作して元素分析モードを選択し、ステップS27において表示部44に表示されたX線CT像における特定部位SPを指定する。ユーザは、操作部43を操作することによりユーザが選んだ一つの断層像を表示し、その断層像において特定部位SPを指定できる。つまり、第1実施形態とは異なり、ユーザは、試料Sの内部の部位を特定部位SPとして指定できる。
X線CT像における特定部位SPが指定されたとき、非破壊分析装置1において、制御部41は、ステップS28において中性子源12からの中性子が試料Sの特定部位SPに照射できるように試料Sを移動させる。一例では、制御部41は、Z方向において、X線CT像上に予め設定された中性子源12の照射中心位置(中心線C2のZ方向の位置)と、特定部位SPとの離隔量を演算する。そして制御部41は、離隔量が0となるように移動機構22により載置台21をZ方向に移動させる。そして制御部41は、回転軸Jまわりの周方向において特定部位SPと中性子源12の中心線C2との離隔量を演算する。そして制御部41は、離隔量が0となるように回転ステージ23により回転軸Jを中心に載置台21を回転させる。周方向における特定部位SPの位置は、例えばX線CT像においてX線源10の中心線C1を周方向における原点として、特定部位SPを通り、回転軸Jと直交する直線と中心線C1との成す角度θSとして演算される。X線源10の中心線C1を周方向における原点とした場合、中性子源12の中心線C2の角度は、角度θとなる。このため、周方向における特定部位SPと中性子源12の中心線C2との離隔量は、θS−θとして演算される。
そして非破壊分析装置1は、第1実施形態のステップS18およびステップS19と同様に、元素データを取得し(ステップS18)、表示部44に元素データを表示する(ステップS19)。
本実施形態の非破壊分析装置1によれば、以下の効果が得られる。
(2−1)回転ステージ23、X線源10、および、X線検出器11によって試料SのX線CT像を撮影する機構と、中性子源12およびガンマ線検出器13によって試料Sの内部の元素分析を行う機構とが筐体30に収容されている。このため、1台の非破壊分析装置1で試料SのX線CT像を取得でき、かつ試料Sの内部の元素分析を行うことができる。
さらに、第1実施形態と同様に、X線を試料Sに照射する場合および中性子を試料Sに照射する場合において試料Sを載置台21から動かさないため、中性子源12からの中性子を試料Sの特定部位SPに容易に照射することができる。加えて、中性子源12からの中性子を試料Sの特定部位SPに照射可能なように、制御部41が移動機構22を移動させることによってユーザが試料Sと中性子源12との位置合わせを行う手間を省くことができる。
(2−2)ユーザは、X線CT像の断層像から試料Sの内部の部位を特定部位SPとして指定できる。これにより、試料Sにおいてユーザが元素分析を行いたい部位(特定部位SP)をより精度よく指定できる。
(第3実施形態)
図5〜図7を参照して、第3実施形態の非破壊分析装置1について説明する。本実施形態の非破壊分析装置1は、第2実施形態の非破壊分析装置1に比べ、試料Sの特定部位SPの元素の測定方法が異なる。以下の説明では、第2実施形態と共通する構成については、第2実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図5に示されるように、非破壊分析装置1の測定手順では、試料Sを載置台21に固定してからX線CT像の特定部位SPを指定する(図4のステップS21〜ステップS27)ところまでは、第2実施形態と同様である。ユーザによってX線CT像の特定部位SPが指定された後、非破壊分析装置1は、ステップS31において移動ステージ20によって試料Sの特定部位SPが回転ステージ23の回転軸J上となるように、かつ、特定部位SPに中性子源12の中性子が照射できるように試料Sを移動させる。一例では、図6(a)に示されるように、中性子源12の照射方向の中心線C2と回転ステージ23の回転軸Jとの交点PXに対して試料Sの特定部位SPが異なる場合、図6(b)に示されるように、特定部位SPが交点PXに一致するように移動ステージ20によって試料Sを移動させる。例えば、図6(a)において、制御部41は、回転軸J上の交点PXを原点とした座標系において、試料Sの特定部位SPの座標を取得し、特定部位SPと交点PXとの3軸における離隔量を演算する。制御部41は、3軸における離隔量がそれぞれ0となるように移動ステージ20を移動させる。
なお、制御部41は、次の2段階の移動ステージ20の移動によって試料Sの特定部位SPを交点PXに一致させてもよい。まず制御部41は、平面視において、移動ステージ20によって試料Sの特定部位SPを回転ステージ23の回転軸J上に移動させる。つまり、制御部41は、X方向およびY方向における特定部位SPと交点PXとの離隔量を演算し、X方向およびY方向のそれぞれの離隔量が0となるように移動ステージ20を移動させる。次に制御部41は、Z方向における特定部位SPと交点PXとの離隔量を演算し、Z方向の離隔量が0となるように移動ステージを移動させる。
次に、図5に示されるように、非破壊分析装置1においては、ステップS32において中性子源12が中性子を試料Sの特定部位SPに照射するとともに、特定部位SPへの中性子源12による中性子の照射中に、回転ステージ23によって回転軸Jを中心に試料Sを回転させる(図7参照)。本実施形態では、回転ステージ23の回転台24が回転軸Jを中心に360°に亘って回転する。つまり、試料Sの回転軸Jを中心とした全周に亘り中性子が照射される。これにより、制御部41は、ステップS33において試料Sの回転軸Jを中心とした全周に亘る元素データを取得し、ステップS34において表示部44に元素データを表示する。
ここで、平面視において特定部位SPが回転軸J上に位置しているため、試料Sが回転しても中性子は特定部位SPに常に照射される。このため、試料Sの回転軸J上の特定部位SPおよびその周囲の元素固有のガンマ線スペクトルデータは常に取得できる。一方、試料Sにおける回転軸J上以外の部位は試料Sの回転に伴い回転軸Jまわりを公転する。このため、中性子は、試料Sの回転に伴い試料Sにおける回転軸J上以外の部位において照射する部位が異なる。このため、試料Sにおける回転軸J上以外の部位のデータは試料Sの回転に伴い変化していく。
本実施形態の非破壊分析装置1によれば、第2実施形態の効果に加え、以下の効果が得られる。
(3−1)特定部位SPへの中性子源12による中性子の照射中に、回転ステージ23によって回転軸Jを中心に試料Sを回転させることにより、試料Sの回転軸J上の特定部位SPおよびその周囲の元素固有のガンマ線スペクトルデータは常に取得できるが、回転軸J上以外の部位のデータは回転に伴い変化していく。したがって、回転中のスペクトルデータを積算すると、試料Sにおける回転軸J以外の部位のデータは回転軸Jのデータに対して相対的に減少し、単一方向から中性子を試料Sの特定部位SPに照射した場合に比べ、特定部位SPの元素データを強調して取得できる。このため、ユーザが試料Sの特定部位SPの元素分析をより精度よく行うことができる。
(変形例)
上記各実施形態に関する説明は、本発明の非破壊分析装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明の非破壊分析装置は、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合せられた形態を取り得る。
・第1実施形態において、非破壊分析装置1の移動ステージ20は、回転ステージ23をさらに備えてもよい。この場合、図3に示されるように中性子源12の照射方向とX線源10の照射方向とが互いに異なってもよい。制御部41の記憶部には、中性子源12の照射方向とX線源10の照射方向との成す角度θが予め記憶されている。非破壊分析装置1の測定手順では、ステップS17において試料Sの特定部位SPに中性子が照射できるように試料Sを移動するときに回転ステージ23によって角度θだけ試料Sを中性子源12に向けて回転させる。これにより、中性子が試料Sの特定部位SPを正確に照射できるため、試料Sの特定部位SPの元素情報をより正確に取得できる。
・第2実施形態において、ユーザは、操作部43を操作することにより回転ステージ23を制御して中性子源12の照射方向に対する試料Sの向きを任意に変更してもよい。一例では、制御部41は、第3実施形態のステップS31のように特定部位SPが回転ステージ23の回転軸J上となるように移動機構22によって試料Sを移動させる。そして制御部41は、ユーザが操作部43を操作することによって試料Sの任意の回転角度を決定する。これにより、試料Sが特定部位SPの元素分析に適した向きとなるように試料Sを回転機構25により回転させたうえで、特定部位SPに中性子を照射できる。例えば試料Sにおいて中性子が通過する領域に空洞が多い部分を選択することにより、特定部位SPの元素を精度よく抽出することができる。このように、特定部位SPの元素分析の精度を高めることができる。
・第2および第3実施形態において、X線源10によるX線の照射方向と中性子源12による中性子の照射方向とが平行であってもよい。
・第1実施形態において、X線源10と中性子源12とがZ方向に間隔をおいて配置されてもよい。この場合、X線検出器11とガンマ線検出器13とがZ方向に間隔をおいて配置される。またこの場合、X方向においてX線源10と中性子源12とが同じ位置に配置されることが好ましい。この構成によれば、X方向において筐体30を小型化できる。
・各実施形態において、中性子源12に原子炉を用いてもよい。
・各実施形態において、制御装置40は、筐体30に収容されていてもよい。この場合、制御装置40の操作部43および表示部44は、筐体30から露出するように設けられる。
1 非破壊分析装置
10 X線源
11 X線検出器
12 中性子源
13 ガンマ線検出器
20 移動ステージ
21 載置台
22 移動機構
25 回転機構
30 筐体
41 制御部
42 分析部
SP 特定部位

Claims (8)

  1. 被検査物を載せる載置台、および、前記載置台を移動させる移動機構を有する移動ステージと、
    前記被検査物に照射するX線を発生させるX線源と、
    前記被検査物を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記被検査物に照射する中性子を発生させる中性子源と、
    前記中性子を照射した前記被検査物から発生する即発ガンマ線を検出するガンマ線検出器と、
    前記移動ステージ、前記X線源、前記X線検出器、前記中性子源、および、前記ガンマ線検出器を収容する筐体と、
    前記被検査物の元素分析を行う箇所として特定された前記被検査物の特定部位に前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構を制御する制御部と、
    前記ガンマ線検出器によって検出された即発ガンマ線に基づいて、前記特定部位の元素分析を行う分析部と
    を備える非破壊分析装置。
  2. 前記制御部は、前記X線検出器を通じて取得された2次元のX線透視像において特定された前記特定部位に、前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構を制御し、
    前記X線源による前記X線の照射方向と、前記中性子源による前記中性子の照射方向とが平行である
    請求項1に記載の非破壊分析装置。
  3. 前記移動ステージは、前記載置台を回転させる回転機構を有する
    請求項1に記載の非破壊分析装置。
  4. 前記制御部は、前記X線検出器を通じて取得されたX線CT像において特定された前記特定部位に、前記中性子源による前記中性子の照射が可能となるように前記移動機構および前記回転機構を制御する
    請求項3に記載の非破壊分析装置。
  5. 前記制御部は、前記中性子源が前記中性子を前記被検査物に照射する場合、前記回転機構により前記被検査物を回転させて前記特定部位における前記中性子の入射方向を制御する
    請求項4に記載の非破壊分析装置。
  6. 前記制御部は、前記被検査物の元素分析を行う場合、前記移動機構により前記被検査物の前記特定部位を前記回転機構の回転中心に移動させ、前記特定部位への前記中性子源による前記中性子の照射中に、前記回転機構により前記被検査物を回転させる
    請求項4または5に記載の非破壊分析装置。
  7. 前記特定部位は、前記X線CT像の所定の断層像において特定される前記被検査物の内部の部位である
    請求項4〜6のいずれか一項に記載の非破壊分析装置。
  8. 前記中性子源は、重水素同士の核融合反応で発生する中性子、重水素とトリチウムの核融合反応で発生する中性子、陽子または重陽子とリチウムまたはベリリウムの核反応で発生する中性子、または、放射性同位体で発生する中性子のいずれかを前記被検査物に照射する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の非破壊分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022529130A (ja) * 2019-04-16 2022-06-17 ディテクション テクノロジー オイ イメージング方法及びシステム

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