JP2019044589A - Egr装置の異常検出装置、及び車輌 - Google Patents

Egr装置の異常検出装置、及び車輌 Download PDF

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正 内山
藤井 謙治
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Naoto Murasawa
直人 村澤
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Abstract

【課題】簡易な構成で、EGRクーラの目詰まりを検出可能とするEGR装置の異常検出装置を提供すること。【解決手段】内燃機関10から排出される排気ガスの一部を、当該内燃機関10の吸気側に環流するEGR装置31に適用される異常検出装置60であって、前記内燃機関10の排気通路30に配設されたPMセンサ51の検出信号を取得するPM量検出部62と、前記PMセンサ51の検出信号と前記EGR装置31のEGRバルブ31cのバルブ開度とに基づいて、前記EGR装置31のEGRクーラ31bの目詰まりを診断する診断部63と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、EGR装置の異常検出装置、及び車輌に関する。
自動車等に搭載される内燃機関(以下、「エンジン」とも称する)には、燃焼室から排出される排気ガス中に含まれるNOx(窒素酸化物)を低減するために、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置が設けられている。
EGR装置は、EGR通路(排気ガスの環流通通流路)を介して、排気通路に排出される排気ガスの一部を吸気通路に再循環させ、燃焼室内での燃焼温度を下げることによってNOxの発生を抑制する。EGR装置は、EGR通路にEGRバルブを設け、当該EGRバルブのバルブ開度を制御することにより、エンジンの運転状態に応じて吸気通路に環流するEGR量を調整して、目標とするEGR量を得るようにしている。又、EGR装置は、EGR通路にEGRクーラを設け、当該EGRクーラによりEGR通路を通過する高温のEGRガスを冷却してEGRガスの密度を高めるようにしている。
特開2001−164999号公報
ところで、エンジンの排気ガス中には、Soot(煤)や、SOF(オイルミスト)、及び未燃HC(未燃炭化水素)等の粒子状物質(Particulate Matter:以下、「PM」と総称する。)が含まれている。かかるPMは、EGRクーラ内の排気ガス通路(例えば、熱交換部)に次第に堆積し(以下、「EGRクーラの目詰まり」と称する)、当該排気ガス通路を閉塞する。その結果、EGR量が減少し、目標EGR量から乖離してしまうことがある。
EGR装置によっては、かかる目詰まり等の発生を診断する自己診断機能を有するものもある。しかしながら、かかる自己診断は、当該EGR装置のEGR量の調整等を停止してテストモードを実行するものであるため、排ガス中のNOxの過度の増大を引き起こしたり、ドライバビリティーの悪影響につながるという問題を有する。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、EGRクーラの目詰まりを検出可能とするEGR装置の異常検出装置、及び車輌を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本開示は、
内燃機関から排出される排気ガスの一部を、当該内燃機関の吸気側に環流するEGR装置に適用される異常検出装置であって、
前記内燃機関の排気通路に配設されたPMセンサの検出信号を取得するPM量検出部と、
前記PMセンサの検出信号と前記EGR装置のEGRバルブのバルブ開度とに基づいて、前記EGR装置のEGRクーラの目詰まりを診断する診断部と、
を備える、異常検出装置である。
又、他の局面では、
当該異常検出装置を備える車輌である。
本開示に係るEGR装置の異常検出装置によれば、簡易な構成で、EGRクーラの目詰まりを検出することができる。
一実施形態に係る車輌の構成の一例を示す図 PM量推測マップの一例を示す図 一実施形態に係るECUの動作の一例を示すフローチャート 一実施形態に係るECUの動作の一例を示すフローチャート
(第1の実施形態)
[車輌の構成]
以下、図1を参照して、一実施形態に係る車輌Aの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る車輌Aの構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る車輌Aは、例えば、自己着火式のエンジンを搭載するディーゼル車輌である。
本実施形態に係る車輌Aは、エンジン本体10、吸気通路20、排気通路30、エアクリーナ21、ターボチャージャ22、吸気スロットルバルブ23、EGR装置31、排気浄化装置40、各種センサ51〜57、及び、異常検出装置として機能するECU(Electronic Control Unit)60を備えている。
エンジン本体10は、燃焼室及び燃料噴射装置等(図示せず)を含んで構成され、燃焼室内で、空気の吸気行程、空気の圧縮行程、燃焼ガスの膨張行程、及び燃焼ガスの排気行程が繰り返し行われることよって、車輌Aの動力を生成する。尚、本実施形態に係るエンジン本体10は、4気筒エンジンであり、吸気通路20からは吸気マニホルドを介して四つの燃焼室に分岐し、当該四つの燃焼室から排気マニホルド(図示せず)を介して排気通路30に合流する構成となっている。
エンジン本体10は、燃焼室内に設けられた燃料噴射装置を制御するエンジンECU(図示せず)を更に有し、当該エンジンECUが燃料噴射装置の燃料噴射タイミングや燃料噴射量を制御する。
吸気通路20は、上流側の吸気口20aから新気(空気)を吸入し、エンジン本体10に当該新気を供給する流路である。吸気通路20には、上流側の吸気口20aからエンジン本体10の燃焼室にかけて、順に、エアクリ−ナ21、ターボチャージャ22のコンプレッサ、吸気スロットルバルブ23、EGR通路31aの排気ガス流出口が設けられている。
エアクリ−ナ21は、吸気口20aから吸入された空気が供給され、当該空気から不純物質を除去してターボチャージャ22側に送り出す。
ターボチャージャ22は、排気通路30の排気ガスの圧力を利用してタービンを回転させ、当該タービンの回転運動によって、同軸上のコンプレッサを動作させ、吸気通路20を通流する空気を圧縮して、エンジン本体10側に送り出す。
吸気スロットルバルブ23は、吸気通路20を通流する空気の量を調整する。
排気通路30は、エンジン本体10から排出される燃焼後の排気ガスを、車輌Aの外部に排出する流路である。排気通路30には、エンジン本体10から下流側に向かって、順に、EGR通路31aの排気ガス流入口、ターボチャージャ22のタービン、排気浄化装置40が設けられている。
EGR装置31は、EGR通路31a、EGRクーラ31b及びEGRバルブ31cを含んで構成される。
EGR通路31aは、排気通路30と吸気通路20とを接続し、エンジン本体10の燃焼室から排気通路30に排出された排気ガスの一部を吸気通路20に環流させる。
EGRクーラ31bは、EGR通路31a中に配設され、EGR通路31aを通流する排気ガスを冷却する。尚、EGRクーラ31bは、例えば、排気ガスを通過させる通路に放熱フィンを配して構成され、当該放熱フィンによって排気ガスを冷却する。
EGRバルブ31cは、バルブの開度を調整することによって、EGR通路31aを通流する排気ガスの量を調整し、EGR量を調整する。尚、EGRバルブ31cは、ECU60からの制御信号に基づいて動作する。
排気浄化装置40は、排気ガス中に含まれる未燃焼燃料等を酸化して除去する酸化触媒41、及び排気ガス中に含まれるPMを捕捉するPMフィルタ42等を含んで構成される。
各種センサ51〜57は、車輌Aの各部の状態等を検出するために設けられている。具体的には、車輌Aの各部には、PMセンサ51、エンジン回転センサ52、エアフローメータ53、酸素濃度センサ54、排気温度センサ55、圧力センサ56、57等が備え付けられている。そして、これらの各種センサ51〜57は、検出により得られた情報を検出信号として、逐次、ECU60に送信する(図1中の点線)。
ここで、PMセンサ51は、排気通路30に配設され、エンジン本体10から排出される排気ガスに含まれるPMの量を検出する。エンジン回転センサ52は、エンジン本体10のクランクシャフトの回転数を検出するセンサである。エアフローメータ53は、吸気通路20に通流する空気量を検出する。酸素濃度センサ54は、エンジン本体10から排出される排気ガスの酸素濃度を検出する。排気温度センサ55は、エンジン本体から排出される排気ガスの温度を検出する。圧力センサ56は、EGR通路31aの下流側の圧力、即ちEGRクーラ31bの出口付近の圧力を検出する。圧力センサ57は、EGR通路31aの上流側の圧力、即ちEGRクーラ31bの入口付近の圧力を検出する。尚、これら各種センサ51〜57は、いずれも公知のセンサで実現することができる。
ECU60(本発明の「異常検出装置」に相当する)は、EGR装置31のEGRバルブ31cの制御を行う電子制御ユニットである。ECU60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポート、出力ポート等を含んで構成されている。
ECU60は、例えば、バルブ制御部61、PM量検出部62、診断部63を備えている。
バルブ制御部61は、例えば、エンジン本体10のエンジンECU等とデータ通信して、エンジン本体10の運転状態に応じて、EGRバルブ31cの開度調整を行う。尚、EGRバルブ31cの開度調整の制御は、公知の制御態様と同様であるから、ここでの説明は省略する。
PM量検出部62は、PMセンサ51の検出信号を取得して、排気ガスに含まれるPM量の実測値を求める。
診断部63は、PMセンサ51の検出信号と、EGRバルブ31cのバルブ開度と、に基づいて、EGRクーラ31bの目詰まりを診断する(詳細は後述)。
尚、バルブ制御部61、PM量検出部62及び診断部63は、例えば、CPUがROM、RAM等に記憶された制御プログラムや各種データを参照することによって実現される。但し、当該機能は、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア回路によっても実現できることは勿論である。
[ECUの動作フロー]
次に、図2〜図4を参照して、ECU60がEGRクーラ31bの目詰まりを判定する際の動作について説明する。
エンジン本体10の燃焼室内で発生するPM量は、一般に、エンジンの運転条件から、Sootの生成メカニズムに基づくSootモデルを用いて推測することができる。一方、エンジン本体10から排出されたPM量は、排気通路30に配設したPMセンサ51の検出信号に基づいて、実測することができる。
本実施形態に係るECU60は、かかるPM量の推測値と実測値の差から、EGRクーラ31bの目詰まりを診断(後述する予備診断)する。
尚、本実施形態に係るECU60は、PM量を推測するべく、Sootモデル等を用いて、エンジンの運転条件と、排気通路30に排出される排気ガス中のPM量との関係を予め実験によって求めて、ROM等の記憶部に、演算マップ(以下、「PM量推測マップ」と称する)として記憶させておく。
図2は、PM量推測マップの一例を示す図である。
図2のPM量推測マップは、他の運転条件が同一の条件下における、EGRバルブ31cのバルブ開度とPM量の推測値の関係を示す。一般に、EGRバルブ31cのバルブ開度が大きくなるほど、エンジン本体10の燃焼室内が不燃焼状態となり、PM量が大きくなる。PM量推測マップにおいても、他の運転条件が同一の条件下では、EGRバルブ31cのバルブ開度が大きくなるほど、PM量が大きくなるマップとなっている。
ECU60は、かかるPM量推測マップを参照すると共に、EGRバルブ31cのバルブ開度、エンジン回転数、燃焼室への吸入空気量、吸入空気の酸素濃度、排気ガスの排気ガス温度、EGR装置31のEGR通路31aの上流側の圧力及び下流側の圧力等のエンジン運転条件に基づいて、排気通路30に排出されるPM量の推測値を算出する。
尚、上記各種パラメータは、EGR装置31が現在設定しているEGRバルブ31cのバルブ開度、及び各種センサ(エンジン回転センサ52、エアフローメータ53、酸素濃度センサ54、排気温度センサ55、圧力センサ56、圧力センサ57)の検出信号に基づいて、直接的又は間接的に求めることができる。
尚、図2のPM量推測マップでは、説明の便宜として、EGRバルブ31cのバルブ開度から、直接的にPM量の推測値を算出し得るように図示しているが、当該PM量の推測値は、EGRバルブ31cのバルブ開度から、間接的に算出されてもよいのは勿論である。例えば、PM量の推測値は、EGRバルブ31cのバルブ開度や吸排気の圧力から算出されるEGR率から求められる構成としてもよい。
図3、図4は、ECU60の動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、例えば、ECU60がコンピュータプログラムに従って、所定間隔(例えば、1秒毎)で実行するものである。
本実施形態に係るECU60は、図3に示すように、まず、予備診断処理を実行し(図4を参照して後述。ステップSt1)、当該予備診断処理でEGRクーラ31bの目詰まりが発生していると判断した場合、本診断処理を実行する(ステップSt2)。
ステップS1において、まず、ECU60は、エンジンの運転条件から、PM量推測マップを用いて、排気通路30に排出されるPM量の推測値を算出する。ここで、ECU60は、例えば、EGRバルブ31cのバルブ開度、エンジン回転数、燃焼室への吸入空気量、吸入空気の酸素濃度、排気ガスの排気ガス温度、EGR装置31のEGR通路31aの上流側の圧力及び下流側の圧力を読み出し、これらに基づいて、PM量推測マップを用いて、排気通路30に排出されるPM量の推測値を算出する。
ステップS2において、ECU60は、PMセンサ51の検出信号を取得し、排気通路30に排出されるPM量の実測値を求める。
ステップS3において、ECU60は、ステップS1で求めたPM量の推測値と、ステップS2で求めたPM量の実測値とを比較して、PM量の実測値が、PM量の推測値よりも少ないか否かを判定する。
ここで、PM量の実測値が、PM量の推測値よりも少ない場合(ステップS3:YES)、ECU60は、EGRクーラ31bの目詰まりが発生していると診断結果を出力する(ステップS4)。一方、PM量の実測値が、PM量の推測値以上である場合(ステップS3:NO)、EGRクーラ31bの目詰まりが発生していない、即ち正常状態であると診断結果を出力する(ステップS5)。
尚、ステップS4及びステップS5における診断結果の出力態様は、任意であって、EGRクーラ31bの目詰まりが発生した場合には、インジケータ等に表示させてもよいし、目詰まりが発生していない場合には、特に処理を行うことなく終了してもよい。
ステップS3の判定処理について詳述する。通常、図2に示すように、EGRバルブ31cのバルブ開度が大きくなるほど、不燃焼状態となるため、排気ガスに含まれるPM量が大きくなる。従って、PM量の実測値がPM量の推測値よりも少ないということは、EGR通路31aに環流する排気ガスが予想以上に少ない現象、即ち、EGR通路31aに排気ガスが環流しくにい現象が生じていることを意味する。これより、ECU60は、PM量の実測値がPM量の推測値よりも少なくなっている状態を検出することで、EGRクーラ31bの目詰まりの状態を検出することができる。
本実施形態に係るECU60は、以上のような予備診断処理(ステップS1〜S5)において、EGRクーラ31bの目詰まりが発生していると判断した場合、本診断処理を実行する(ステップSt2)。
本診断処理は、いわゆるEGR装置31に既設されているテストモードである。かかるテストモードは、EGRバルブ31cのバルブ開度を変動させ、その際に、EGR通路31aに通流する排気ガスの流量の変動量(流量センサの検出値の変動量)から、EGRクーラ31bの目詰まりを診断する。本診断処理においては、例えば、EGR通路31aに通流する排気ガスの流量の変動量が、EGRバルブ31cのバルブ開度の変動量に追従しない場合、EGRクーラ31bの目詰まりが発生していると判断する。尚、かかるテストモードは、公知の処理と同様であるため、ここでの説明は省略する。
このテストモードは、EGRクーラ31bの目詰まり診断の精度は高いが、EGR量の調整等を停止して、EGRバルブ31cのバルブ開度を変動させるため、排ガス中のNOxが増大したり、ドライバビリティーに悪影響を及ぼすという問題を有する。
この点、本実施形態に係るECU60(異常診断装置)を用いた予備診断を行うことによって、テストモードの頻度を減らすことができる。そして、本実施形態に係るECU60(異常検出装置)によれば、既設のPMセンサ51を利用することで、簡易な構成で、EGRクーラ31bの目詰まりの予備診断を行うことができるため、部品点数の削減、ひいては製品コストの削減に資することにもなる。
但し、本実施形態に係るECU60(異常診断装置)を用いた診断は、予備診断として用いる態様に限らず、当該診断単独で用いられてもよいのは勿論である。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限らず、種々に変形態様が考えられる。
上記実施形態では、ECU60の一例として、PM量検出部62及び診断部63の処理を一連のフローの中で実行されるものとして示したが、これらの処理の一部が並列で実行されるものとしてもよい。
又、上記実施形態では、異常診断装置の一例として、EGRバルブ31cを制御するECU60の機能の一部として搭載される態様を示した。しかしながら、異常診断装置は、エンジンECU等、他のECUに搭載されてもよいし、専用のマイコン等として実現されてもよい。又、異常診断装置の機能の一部を複数のコンピュータに分散させてもよいのは勿論である。
又、上記実施形態では、異常診断装置を適用する対象の一例として、ディーゼルエンジンを搭載する車輌を示したが、ガソリンンジンを搭載する車輌にも適用し得るのは勿論である。又、車輌の内燃機関に限らず、EGR装置を搭載する船舶等の内燃機関にも適用することができる。
又、上記実施形態では、各種センサ51〜57の一例として、PMセンサ51、エンジン回転センサ52、エアフローメータ53、酸素濃度センサ54、排気温度センサ55、圧力センサ56、圧力センサ57を示した。但し、各種センサ52〜57は、エンジン回転センサ52、エアフローメータ53、酸素濃度センサ54、排気温度センサ55、圧力センサ56、圧力センサ57については、PM量の推測値を求めることができれば、他のセンサを用いてもよいし、一部のセンサを省略してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本開示に係る異常検出装置によれば、簡易な構成で、EGRクーラの目詰まりを検出することができる。
10 エンジン本体
20 吸気通路
21 エアクリーナ
22 ターボチャージャ
23 吸気スロットルバルブ
30 排気通路
31 EGR装置
31a EGR通路
31b EGRクーラ
31c EGRバルブ
40 排気浄化装置
41 酸化触媒
42 PMフィルタ
51 PMセンサ
52 エンジン回転センサ
53 エアフローメータ
54 酸素濃度センサ
55 排気温度センサ
56、57 圧力センサ
60 ECU
61 バルブ制御部
62 PM量検出部
63 診断部

Claims (5)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスの一部を、当該内燃機関の吸気側に環流するEGR装置に適用される異常検出装置であって、
    前記内燃機関の排気通路に配設されたPMセンサの検出信号を取得するPM量検出部と、
    前記PMセンサの検出信号と前記EGR装置のEGRバルブのバルブ開度とに基づいて、前記EGR装置のEGRクーラの目詰まりを診断する診断部と、
    を備える、異常検出装置。
  2. 前記診断部は、前記EGRバルブのバルブ開度に基づいて、前記排気通路に排出される排気ガス中のPM量の推測値を算出し、
    当該PM量の推測値と前記PMセンサの検出信号が示すPM量の実測値とを比較することによって、前記EGRクーラの目詰まりを診断する、
    請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記診断部は、前記PM量の推測値が前記PM量の実測値よりも所定の閾値以上大きい場合、前記EGRクーラの目詰まりが発生していると診断する、
    請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記診断部は、前記EGRバルブのバルブ開度と前記内燃機関の運転状態に基づいて、Sootモデルを用いて、前記PM量の推測値を算出する、
    請求項2又は3に記載の異常検出装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の異常検出装置を備える車輌。
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