JP2019044491A - 海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法 - Google Patents

海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法 Download PDF

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大司 上野
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Abstract

【課題】周囲の環境への汚染を低減し、各部の防錆化を図ることが可能な海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法を提供する。【解決手段】海水圧駆動装置は、海底で作業を行う採鉱機の掘削ヘッドを駆動する海水圧駆動装置であって、作動流体である海水が流通する配管と、配管の一方の端部に接続され、配管内の水圧を調整可能な水圧源と、配管の他方の端部に接続され、配管内の水圧に応じて掘削ヘッドを駆動する駆動力を発生させるアクチュエータとを備え、配管、水圧源、及びアクチュエータは、少なくとも海水に接する部分が、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法に関する。
海底の地盤を掘削する採鉱機として、例えば油圧駆動装置により掘削ヘッドを駆動させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−144944号公報
特許文献1の採鉱機を用いた場合、作動流体である作動油がシール部等から海中にリークし、海中の環境が汚染される可能性がある。また、逆にシール部等から海水が流入し、油圧駆動装置の配管、アクチュエータ内部等に錆が形成される可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、周囲の環境への汚染を低減し、各部の防錆化を図ることが可能な海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法を提供することを目的とする。
本発明に係る海水圧駆動装置は、海底で作業を行う採鉱機の掘削ヘッドを駆動する海水圧駆動装置であって、作動流体である海水が流通する配管と、前記配管の一方の端部に接続され、前記配管内の水圧を調整可能な水圧源と、前記配管の他方の端部に接続され、前記配管内の水圧に応じて前記掘削ヘッドを駆動する駆動力を発生させるアクチュエータとを備え、前記配管、前記水圧源、及び前記アクチュエータは、少なくとも前記海水に接する部分が、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される。
本発明によれば、作動流体を海水とすることにより、作動流体がリークした場合の周辺への汚染を低減できる。また、配管、水圧源及びアクチュエータが、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成されるため、軽量化及び防錆化を図ることができる。
また、前記配管は、前記採鉱機が海中に配置された状態で前記海中に接続される第1接続管を有し、前記第1接続管は、前記海中から前記配管内に向かう前記海水を流通させ、前記配管内から前記海中に向かう前記海水の流通を規制する逆止弁を有してもよい。
従って、採鉱機を海中に投入することで、ポンプ等を用いることなく、配管内と海中との水圧差を利用して海中から配管内に海水を取り込むことが可能となる。この場合、配管内と海中との間で水圧を平衡状態とすることができる。これにより、配管、水圧源及びアクチュエータは、作動流体の圧力に耐え得る構造であればよく、海底の水圧に対して耐水圧構造にする必要が無いため、構造の簡素化を図ることができる。また、逆止弁により、配管内の海水が海中に流出することを抑制できるため、水圧源により配管内の水圧を調整する場合、第1接続管から海水が漏出することを抑制し、配管内の水圧を効率的に調整できる。
また、前記水圧源は、前記採鉱機が前記海中に配置された状態で前記海中に接続される第2接続管と、前記配管内の水圧を上昇させる場合に前記第2接続管から前記海中の前記海水を取り込んで前記配管内に流すポンプと、を有してもよい。
従って、ポンプにより海中の海水を取り込んで配管内に流すことができるため、配管内の水圧を容易に上昇させることができる。
また、前記アクチュエータは、前記配管に接続されたシリンダと、前記シリンダ内を移動するピストンと、を含むシリンダ機構を有してもよい。
従って、アクチュエータは、水圧により直線方向の動力を確実に生じさせることができる。
また、前記アクチュエータは、複数の前記シリンダ機構と、複数の前記シリンダ機構の前記ピストンの移動により回転可能に配置されたロータと、を含むモータ機構を有してもよい。
従って、アクチュエータは、水圧により回転方向の動力を確実に生じさせることができる。
また、前記シリンダ機構は、前記シリンダの内面と前記ピストンとの間に前記海水が流通可能な隙間を有してもよい。
従って、隙間を海水が流れることにより、シリンダとピストンとの間において潤滑性を確保することができる。
また、前記アクチュエータは、前記海水を排出する排出管を有してもよい。
従って、アクチュエータにおいて作動流体である海水のリークを許容することにより、シリンダとピストンとの間の潤滑性をより確保でき、また、アクチュエータの内圧の上昇を抑制できるため耐久性向上を図ることができる。
本発明に係る採鉱機は、海底の地盤を掘削する掘削ヘッドと、前記掘削ヘッドを駆動する上記の海水圧駆動装置とを備える。
本発明によれば、周辺への汚染を低減でき、安定して動作可能な採鉱機を得ることができる。
本発明に係る海水圧駆動装置の使用方法は、上記の海水圧駆動装置の使用方法であって、前記作動流体である前記海水を前記配管内に配置させる海水配置ステップと、前記水圧源により前記配管内の水圧を調整し、前記アクチュエータにおいて駆動力を発生させる駆動力発生ステップとを含む。
本発明によれば、配管内に海水を配置した後、配管内の水圧を調整するため、海水を作動流体としてアクチュエータに容易に駆動力を発生させることができる。
また、前記配管は、前記採鉱機が海中に配置された状態で前記海中に接続される第1接続管を有し、前記海水配置ステップは、前記採鉱機を前記海中に投入し、前記配管と前記海中との水圧差により前記第1接続管から前記配管に前記海水を流入させることを含んでもよい。
従って、採鉱機を海中に投入することで、配管と海中との水圧差により第1接続管から配管内に海水を流入させるため、配管内と海中との間で水圧を平衡状態にすることができる。これにより、採鉱機の深さ位置に関わらず、配管と海中との水圧が等しくなる。よって、海水圧駆動装置を作動流体の圧力に耐え得る構造とすればよく、海底の水圧に対して耐水圧構造にする必要が無い。これにより、海底等の水圧が高い環境において、簡易な構造で安定して作業を行うことができる。
本発明によれば、海水圧駆動装置、採鉱機、及び海水圧駆動装置の使用方法を提供できる。
図1は、第1実施形態に係る採鉱システムの一例を概略的に示す図である。 図2は、駆動装置の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態に係るアクチュエータの一例を示す図である。 図4は、第1実施形態に係るアクチュエータの一例を示す図である。 図5は、採鉱機及び駆動装置の使用方法の一例を示す図である。 図6は、第2実施形態に係る駆動装置のアクチュエータの一例を示す図である。
以下、本発明に係る海水圧駆動装置及び海水圧駆動装置の使用方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る採鉱システムSYSの一例を概略的に示す図である。図1に示す採鉱システムSYSは、例えば海底B等の水中の鉱床において採掘及び集鉱を行う場合に用いられる。図1に示すように、採鉱システムSYSは、採鉱機100と、採鉱母船101と、揚鉱装置102とを備えている。
採鉱機100は、フレキシブルホース104を介して揚鉱装置102に接続される。採鉱機100は、海底Bの地盤を掘削し、掘削物を回収する。採鉱機100は、回収した掘削物を、フレキシブルホース104を介して揚鉱装置102に送り出す。この揚鉱装置102は、揚鉱管103を介して採鉱母船101に接続され、フレキシブルホース104からの掘削物を採鉱母船101に送り込む。採鉱機100は、本体部10と、移動装置20と、掘削ヘッド30と、駆動装置(海水圧駆動装置)40とを備えている。
本体部10は、掘削ヘッド30、駆動装置40等を支持する。本体部10は、ケーブル105を介して採鉱母船101に接続される。ケーブル105は、例えば採鉱機100と採鉱母船101との間における制御信号等の送受信に用いられる。移動装置20は、海底Bを移動可能な履帯等が用いられる。掘削ヘッド30は、ブーム等を介して本体部10に連結されている。掘削ヘッド30は、海底Bの地盤を掘削し、掘削物を吸引可能である。このような掘削ヘッド30としては、例えばドラムカッター等が用いられるが、これに限定されない。
駆動装置40は、本実施形態に係る海水圧駆動装置が用いられる。駆動装置40は、作動流体として海水Qを用いる。図2は、駆動装置40の一例を示すブロック図である。図2に示すように、駆動装置40は、配管41と、水圧源42と、アクチュエータ43とを備えている。
本実施形態において、駆動装置40は、配管41、水圧源42及びアクチュエータ43が、例えば樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される。このような複合材料としては、例えば繊維強化プラスチックが挙げられる。繊維強化プラスチックは、例えばプラスチックに対して、当該プラスチックよりも強度が高いガラス繊維、炭素繊維等の繊維材料を含ませた複合材料である。駆動装置40は、配管41、水圧源42及びアクチュエータ43のうち、少なくとも海水Qに接する部分が繊維強化プラスチックを用いて形成されていればよい。
配管41は、水圧源42とアクチュエータ43とを接続し、作動流体である海水Qが流通する。配管41は、例えば採鉱機100の本体部10に収容される。配管41は、第1端部41a及び第2端部41bを有する。第1端部41aは、水圧源42に接続される。第2端部41bは、アクチュエータ43に接続される。
配管41は、第1接続管41cを有する。第1接続管41cは、配管41のうち第1端部41aと第2端部41bとの間に配置される。第1接続管41cは、本体部10の外部に開口される。このため、第1接続管41cは、採鉱機100が海中に配置された状態において、配管41内と海中とを連通する。第1接続管41cは、逆止弁41dを有する。逆止弁41dは、海中から配管41内に向かう海水Qを流通させ、配管41内から海中に向かう海水Qの流通を規制する。
水圧源42は、配管41内の水圧を調整する。水圧源42は、第2接続管42aと、ポンプ42bとを有する。第2接続管42aは、本体部10の外部に開口される。このため、第2接続管42aは、採鉱機100が海中に配置された状態において、ポンプ42bの内部と海中とを連通する。
ポンプ42bは、配管41内の水圧を上昇させる場合、採鉱機100の周囲の海水Qを第2接続管42aから配管41内に流入させ、配管41内に供給する。なお、ポンプ42bは、配管41内の水圧を減少させる場合、配管41内の海水Qを第2接続管42aから海中に排出可能であってもよい。
アクチュエータ43は、配管41内の水圧に応じて掘削ヘッド30を駆動する駆動力を発生させる。図3及び図4は、第1実施形態に係るアクチュエータ43の一例を示す図である。図3及び図4に示すように、本実施形態において、アクチュエータ43は、シリンダ機構50を有する。シリンダ機構50は、シリンダ51及びピストン52を有する。シリンダ51は、例えば筒状に形成される。シリンダ51は、配管41に接続される接続端部51aと、ピストン52が移動する開放端部51bとを有する。
ピストン52は、シリンダ51内を当該シリンダ51の中心軸AXの軸線方向に往復移動可能である。ピストン52は、シリンダ51の開放端部51b側に延びるピストンロッド52aを有する。ピストンロッド52aの先端には、連結部52bが設けられる。連結部52bは、掘削ヘッド30に駆動力を伝達する不図示の伝達機構に連結される。
本実施形態におけるシリンダ機構50は、例えば単動型である。この場合、ピストン52は、自重又は不図示のバネ機構等により、接続端部51a側に向けて復元力が加えられた状態となっている。シリンダ51内の接続端部51a側の圧力が当該復元力よりも大きくなると、図3に示すように、ピストン52を開放端部51b側に移動する。また、シリンダ51内の接続端部51a側の圧力が当該復元力よりも小さくなると、図4に示すように、ピストン52が接続端部51a側に移動する。なお、シリンダ機構50は、単動型に限定されず、例えば複動型であってもよい。
シリンダ機構50は、シリンダ51の内面とピストン52との間に、海水Qが流通可能な隙間50Kを有する。隙間50Kが設けられることにより、シリンダ51内の接続端部51a側の水圧が高くなった場合には、水圧でピストン52を開放端部51b側に移動させると共に、接続端部51a側から開放端部51b側に隙間50Kを介して海水Qがリークするようになっている。この構成により、シリンダ51の内面とピストン52との間の潤滑性が確保されている。なお、隙間50Kが確保されるように、シリンダ51とピストン52との間にスペーサ(不図示)が配置されてもよい。
また、シリンダ機構50は、開放端部51b側にリークした海水Qを排出する排出管53を有する。排出管53が設けられることにより、接続端部51a側から開放端部51b側に隙間50Kを介して海水Qがリークした場合、リークした海水Qが排出管53から外部に排出される。このため、水圧源42による調整を行わなくても、シリンダ51内の接続端部51a側の水圧を、採鉱機100の周囲の海中の水圧に徐々に戻すことが可能となる。したがって、シリンダ51の内圧の上昇を抑制できるため、シリンダ機構50の耐久性向上を図ることができる。
上記のように構成された採鉱機100及び駆動装置40の使用方法を説明する。図5は、採鉱機100及び駆動装置40の使用方法の一例を示す図である。図5のST10に示すように、まず、採鉱母船101から採鉱機100を海中に投入する。海中に投入された採鉱機100は、海面から徐々に海底に向けて沈んでいく。このとき、採鉱機100の周囲の海中と駆動装置40の配管41との間で、水圧差が生じる。この水圧差により、図5のST10に示すように、採鉱機100の周囲の海中から、上記の第1接続管41c及び第2接続管42aを介して海水Qが配管41に流入する。海水Qが流入することにより、作動流体である海水Qが配管41内に配置され(海水配置ステップST10)、配管41内と採鉱機100の周囲の海中との間で水圧が平衡状態となる。
採鉱機100が海底Bに到達した場合、図5のST20に示すように、配管41内の水圧は海底Bにおける海中の水圧と等しくなっている。この状態から、水圧源42は、配管41内の水圧を調整することにより、アクチュエータ43において駆動力を生じさせる。配管41内の水圧を上昇させる場合、ポンプ42bは、採鉱機100の周囲の海水Qを第2接続管42aから取り込み、当該海水Qを配管41内に供給する。このように、駆動装置40においては、作動流体である海水Qを海中から取り込んで使用することができる。
配管41内の水圧が上昇した場合、アクチュエータ43においては、シリンダ51の接続端部51a側の水圧が、ピストン52を挟んだ開放端部51b側の水圧に対して高くなる。このため、水圧差により、ピストン52は、シリンダ51の開放端部51b側に押されて移動する。ピストン52の移動により、ピストンロッド52a及び連結部52bが移動するため、アクチュエータ43において駆動力が発生し、連結部52bに連結された不図示の伝達機構に駆動力が伝達される(駆動力発生ステップST20)。これにより、採鉱機100の掘削ヘッド30が作動し、海底Bの地盤の掘削及び掘削物の回収等の作業が行われる。
また、接続端部51a側の水圧が開放端部51b側の水圧に対して高くなる場合、シリンダ51の内部では、接続端部51a側から開放端部51b側に隙間50Kを介して海水Qがリークする。この隙間50Kを流れる海水Qにより、シリンダ51に対してピストン52が潤滑に移動する。隙間50Kを流れて開放端部51b側にリークした海水Qは、排出管53を介して外部(例えば、海中)に排出される。この場合、海水Qが外部に排出されることになるため、採鉱機100の周囲の環境が汚染されずに済む。このように、駆動装置40においては、海中から作動流体として取り込んで使用した海水Qを、再び海中に排出することができる。このため、駆動装置40において作動流体である海水Qが流れる回路を簡易な構成とすることができる。
以上のように、本実施形態に係る駆動装置40は、海底Bで作業を行う採鉱機100の掘削ヘッド30を駆動する海水圧駆動装置であって、作動流体である海水Qが流通する配管41と、配管41の第1端部41aに接続され、配管41内の水圧を調整可能な水圧源42と、配管41の第2端部41bに接続され、配管41内の水圧に応じて掘削ヘッド30を駆動する駆動力を発生させるアクチュエータ43とを備え、配管41、水圧源42、及びアクチュエータ43は、少なくとも海水Qに接する部分が、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される。
この構成によれば、作動流体を海水Qとすることにより、作動流体がリークした場合の周辺への汚染を低減できる。また、配管41、水圧源42及びアクチュエータ43が、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成されるため、軽量化及び防錆化を図ることができる。
また、本実施形態に係る駆動装置40において、配管41は、採鉱機100が海中に配置された状態で海中に接続される第1接続管41cを有し、第1接続管41cは、海中から配管41内に向かう海水Qを流通させ、配管41内から海中に向かう海水Qの流通を規制する逆止弁41dを有してもよい。これにより、採鉱機100を海中に投入することで、ポンプ等を用いることなく、配管41内と海中との水圧差を利用して海中から配管41内に海水Qを取り込むことが可能となる。この場合、配管41内と海中との間で水圧を平衡状態とすることができる。これにより、配管41、水圧源42及びアクチュエータ43は、作動流体の圧力に耐え得る構造であればよく、海底Bの水圧に対して耐水圧構造にする必要が無いため、構造の簡素化を図ることができる。また、逆止弁41dにより、配管41内の海水Qが海中に流出することを抑制できるため、水圧源42により配管41内の水圧を調整する場合、第1接続管41cから海水Qが漏出することを抑制し、配管41内の水圧を効率的に調整できる。
また、本実施形態に係る駆動装置40において、水圧源42は、採鉱機100が海中に配置された状態で海中に接続される第2接続管42aと、配管41内の水圧を上昇させる場合に第2接続管42aから海中の海水Qを取り込んで配管41内に流すポンプ42bと、を有してもよい。これにより、ポンプ42bにより海中の海水Qを取り込んで配管41内に流すことができるため、配管41内の水圧を容易に上昇させることができる。
また、本実施形態に係る駆動装置40において、アクチュエータ43は、配管41に接続されたシリンダ51と、シリンダ51内を移動するピストン52と、を含むシリンダ機構50を有してもよい。これにより、アクチュエータ43は、水圧により直線方向の動力を確実に生じさせることができる。
また、本実施形態に係る駆動装置40において、シリンダ機構50は、シリンダ51の内面とピストン52との間に海水Qが流通可能な隙間50Kを有してもよい。これにより、隙間50Kを海水Qが流れることにより、シリンダ51とピストン52との間において潤滑性を確保することができる。
また、本実施形態に係る駆動装置40において、アクチュエータ43は、海水Qを排出する排出管53を有してもよい。この構成では、アクチュエータ43において作動流体である海水Qのリークを許容することにより、シリンダ51とピストン52との間の潤滑性をより確保できる。また、アクチュエータ43の内圧の上昇を抑制できるため、耐久性向上を図ることができる。
本実施形態に係る採鉱機100は、海底Bの地盤を掘削する掘削ヘッド30と、掘削ヘッド30を駆動する上記の駆動装置40とを備える。これにより、周辺への汚染を低減でき、安定して動作可能な採鉱機100を得ることができる。
本実施形態に係る駆動装置40の使用方法は、作動流体である海水Qを配管41内に配置させる海水配置ステップと、水圧源42により配管41内の水圧を調整し、アクチュエータ43において駆動力を発生させる駆動力発生ステップとを含む。これにより、配管41内に海水Qを配置した後、配管41内の水圧を調整するため、海水Qを作動流体としてアクチュエータ43に容易に駆動力を発生させることができる。
また、本実施形態に係る駆動装置40の使用方法において、配管41は、採鉱機100が海中に配置された状態で海中に接続される第1接続管41cを有し、海水配置ステップは、採鉱機100を海中に投入し、配管41と海中との水圧差により第1接続管41cから配管41に海水Qを流入させることを含んでもよい。
この場合、採鉱機100を海中に投入することで、配管41と海中との水圧差により第1接続管41cから配管41内に海水Qを流入させるため、配管41内と海中との間で水圧を平衡状態にすることができる。これにより、採鉱機100の深さ位置に関わらず、配管41と海中との水圧が等しくなる。よって、駆動装置40を作動流体の圧力に耐え得る構造とすればよく、海底Bの水圧に対して耐水圧構造にする必要が無い。これにより、海底B等の水圧が高い環境において、簡易な構造で安定して作業を行うことができる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態を説明する。図6は、第2実施形態に係る駆動装置45のアクチュエータ44の一例を示す図である。第2実施形態では、当該アクチュエータ44の構成が第1実施形態のアクチュエータ43とは異なるため、相違点を中心に説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
図6に示すように、アクチュエータ44は、モータ機構60を有する。モータ機構60は、ケーシング61と、ロータ62と、偏心カム63と、複数のシリンダ機構64とを有する。モータ機構60は、ケーシング61、ロータ62、偏心カム63、及び複数のシリンダ機構64が、それぞれ、例えば繊維強化プラスチック等の、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される。
ケーシング61は、ロータ62、偏心カム63及び複数のシリンダ機構64を収容する。ロータ62は、例えば円柱状又は円筒状に形成され、所定の回転軸AX1を中心として回転可能である。ロータ62は、掘削ヘッド30に駆動力を伝達する不図示の伝達機構に連結される。ロータ62が回転することにより、伝達機構を介してロータ62の駆動力が掘削ヘッド30に伝達される。偏心カム63は、例えば円柱状に形成され、中心軸AX2がロータ62の回転軸AX1に対してずれた位置で、当該ロータ62に固定される。偏心カム63は、ロータ62と一体で、回転軸AX1の軸回り方向に回転する。
シリンダ機構64は、例えば3つ設けられる。なお、シリンダ機構64の個数については、3つに限定されず、2つ又は4つ以上であってもよい。各シリンダ機構64は、シリンダ65及びピストン66を有する。以下、複数のシリンダ機構64を区別する場合、それぞれシリンダ機構64a、64b、64cと表記する。
シリンダ65は、例えば筒状に形成され、ケーシング61に固定される。なお、シリンダ65がケーシング61の一部を構成してもよい。シリンダ65は、ロータ62を回転軸AX1の軸方向から見た場合において、中心軸AX3が回転軸AX1を中心として放射方向に延びた状態で配置される。シリンダ65は、当該回転軸AX1の軸回り方向に等ピッチで配置される。
各シリンダ65は、配管41に接続される接続端部65aと、ピストン66が移動する開放端部65bとを有する。各シリンダ65の接続端部65aには、分岐配管67と、排出管68とがそれぞれ接続される。したがって、本実施形態では、分岐配管67及び排出管68は、それぞれ3本ずつ配置される。なお、以下の説明では、3本の分岐配管67を区別する場合、分岐配管67a、67b、67cと表記する。
ピストン66は、シリンダ65内を当該シリンダ65の中心軸AX3の軸線方向に往復移動可能である。ピストン66には、ピストンロッド66aが設けられる。ピストンロッド66aの先端部66bは、例えば半球状に形成され、偏心カム63の外周面63aに当接される。ピストン66は、シリンダ65の中心軸AX3に沿って移動可能である。つまり、ピストン66は、ロータ62を回転軸AX1の軸方向から見た場合において、回転軸AX1を中心とした放射方向に移動可能である。
本実施形態におけるシリンダ機構60は、第1実施形態と同様、例えば単動型である。この場合、ピストン66は、自重又は不図示のバネ機構等により、接続端部65a側に向けて復元力が加えられた状態となっている。シリンダ65内の接続端部65a側の圧力が当該復元力よりも大きくなると、ピストン66が開放端部66b側に移動する。また、シリンダ65内の接続端部65a側の圧力が当該復元力よりも小さくなると、ピストン65が接続端部51a側に移動する。なお、シリンダ機構64は、単動型に限定されず、例えば複動型であってもよい。
また、上記構成において、各分岐配管67は、それぞれロータリー弁69に接続される。ロータリー弁69は、配管41と3つの分岐配管67との間に配置される。ロータリー弁69は、3本の分岐配管67のうち2本の分岐配管67を閉状態とし、残り1本の分岐配管67を開状態とする。ロータリー弁69は、開状態とする分岐配管67を、3本の分岐配管67の中で切り替え可能である。したがって、ロータリー弁69を切り替えることにより、配管41の接続先となる分岐配管67を、例えば分岐配管67a、67b、67c、67a、…、と順に切り替えることが可能である。この場合、水圧源42は、配管41及びロータリー弁69を介して、分岐配管67a、67b、67c、67a、…、の水圧を順に調整可能となる。
例えば、分岐配管67aの水圧を上昇させる場合、分岐配管67aに接続されるシリンダ機構64aのピストン66が移動して偏心カム63を押圧する。次に、分岐配管67bの水圧を上昇させる場合、分岐配管67bに接続されるシリンダ機構64bのピストン66が移動して偏心カム63を押圧する。このとき、シリンダ機構64aのピストン66は、復元力により元の位置に戻される。次に、分岐配管67cの水圧を上昇させる場合、分岐配管67cに接続されるシリンダ機構64cのピストン66が移動して偏心カム63を押圧する。このとき、シリンダ機構64bのピストン66は、復元力により元の位置に戻される。このように、各分岐配管67の水圧を順に上昇させることにより、当該分岐配管67に接続されるシリンダ機構64のピストン66を順に移動させることが可能である。この構成では、3つのピストン66を順に移動させることで偏心カム63を回転させることが可能であり、これによりロータ62を回転させることが可能となる。
それぞれのシリンダ65とピストン66との間には、第1実施形態と同様に、隙間60Kが形成される。シリンダ65の接続端部65a側の水圧が65b側の水圧に対して高くなる場合、シリンダ65の内部では、接続端部65a側から開放端部65b側に隙間60Kを介して海水Qがリークする。この隙間60Kを流れる海水Qにより、シリンダ65に対してピストン66が潤滑に移動する。隙間60Kを流れて開放端部51b側にリークした海水Qは、排出管68を介して外部(例えば、海中)に排出される。
以上のように、本実施形態に係る駆動装置45において、アクチュエータ44は、複数のシリンダ機構64と、複数のシリンダ機構64のピストン66の移動により回転可能に配置されたロータ62と、を含むモータ機構60を有する。これにより、アクチュエータ44は、水圧により回転方向の動力を確実に生じさせることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、配管41、水圧源42及びアクチュエータ43が、例えば繊維強化プラスチックを含む複合材料を用いて形成されることにより、採鉱機100自体が軽量化される。このため、掘削ヘッド30からの反力を支持可能となるように、採鉱機100に作業用ウエイトを搭載してもよい。
10 本体部
20 移動装置
30 掘削ヘッド
40,45 駆動装置
41 配管
41a 第1端部
41b 第2端部
41c 第1接続管
41d 逆止弁
42 水圧源
42a 第2接続管
42b ポンプ
43,44 アクチュエータ
50,64,64a,64b,64c シリンダ機構
50K,60K 隙間
51,65 シリンダ
51a,65a 接続端部
51b,65b 開放端部
52,66 ピストン
52a,66a ピストンロッド
52b 連結部
53,68 排出管
60 モータ機構
61 ケーシング
62 ロータ
63 偏心カム
63a 外周面
66b 先端部
67,67a,67b,67c 分岐配管
69 ロータリー弁
100 採鉱機
101 採鉱母船
102 揚鉱装置
103 揚鉱管
104 フレキシブルホース
105 ケーブル
AX,AX2,AX3 中心軸
AX1 回転軸
B 海底
Q 海水
SYS 採鉱システム

Claims (10)

  1. 海底で作業を行う採鉱機の掘削ヘッドを駆動する海水圧駆動装置であって、
    作動流体である海水が流通する配管と、
    前記配管の一方の端部に接続され、前記配管内の水圧を調整可能な水圧源と、
    前記配管の他方の端部に接続され、前記配管内の水圧に応じて前記掘削ヘッドを駆動する駆動力を発生させるアクチュエータと
    を備え、
    前記配管、前記水圧源、及び前記アクチュエータは、少なくとも前記海水に接する部分が、樹脂材料と当該樹脂材料よりも強度が高い繊維材料とを含む複合材料を用いて形成される
    海水圧駆動装置。
  2. 前記配管は、前記採鉱機が海中に配置された状態で前記海中に接続される第1接続管を有し、
    前記第1接続管は、前記海中から前記配管内に向かう前記海水を流通させ、前記配管内から前記海中に向かう前記海水の流通を規制する逆止弁を有する
    請求項1に記載の海水圧駆動装置。
  3. 前記水圧源は、前記採鉱機が前記海中に配置された状態で前記海中に接続される第2接続管と、前記配管内の水圧を上昇させる場合に前記第2接続管から前記海中の前記海水を取り込んで前記配管内に流すポンプと、を有する
    請求項1又は請求項2に記載の海水圧駆動装置。
  4. 前記アクチュエータは、前記配管に接続されたシリンダと、前記シリンダ内を移動するピストンと、を含むシリンダ機構を有する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の海水圧駆動装置。
  5. 前記アクチュエータは、複数の前記シリンダ機構と、複数の前記シリンダ機構の前記ピストンの移動により回転可能に配置されたロータと、を含むモータ機構を有する
    請求項4に記載の海水圧駆動装置。
  6. 前記シリンダ機構は、前記シリンダの内面と前記ピストンとの間に前記海水が流通可能な隙間を有する
    請求項4又は請求項5に記載の海水圧駆動装置。
  7. 前記アクチュエータは、前記海水を排出する排出管を有する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の海水圧駆動装置。
  8. 海底の地盤を掘削する掘削ヘッドと、
    前記掘削ヘッドを駆動する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の海水圧駆動装置と
    を備える採鉱機。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の海水圧駆動装置の使用方法であって、
    前記作動流体である前記海水を前記配管内に配置させる海水配置ステップと、
    前記水圧源により前記配管内の水圧を調整し、前記アクチュエータにおいて駆動力を発生させる駆動力発生ステップと
    を含む海水圧駆動装置の使用方法。
  10. 前記配管は、前記採鉱機が海中に配置された状態で前記海中に接続される第1接続管を有し、
    前記海水配置ステップは、前記採鉱機を前記海中に投入し、前記配管と前記海中との水圧差により前記第1接続管から前記配管に前記海水を流入させることを含む
    請求項9に記載の海水圧駆動装置の使用方法。
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