JP2019044458A - 吐水装置 - Google Patents

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克浩 寺田
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克浩 寺田
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Abstract

【課題】吐出部におけるねじ締め用のナットのスペースを抑え、小型化及び意匠性に優れた吐水装置を提供する。【解決手段】吐水管21と、吐水管21に接続された複合吐水部25と、複合吐水部25の内部に収容され、吐水形態を切り替える切替弁60と、切替弁60の上方への移動を規制するCリング239と、複合吐水部25に下方から連結されることで切替弁60をCリング239との間で挟持可能に構成された固定部200と、を備え、固定部200は、散水板である。【選択図】図3

Description

本発明は、整流及びミストの何れか一方又は両方を吐水可能とする吐水装置に関する。
ミストを吐水して浴室内を予熱する水栓が知られている。例えば、特許文献1には、給湯用吐出管から送水された湯水の一部をストレーナで整流として吐水し、前記湯水の残部をミストとして散水口から浴室内に吐水する水栓が知られている。
特開2004−300909号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている水栓は、吐出部に設けられた散水板等の吐水用部材をパッキン等でつぶして固定するために、吐出部の複数の箇所でねじ締めがなされ、ナットのスペースが多く必要になり、吐出部及び水栓全体の小型化が難しく、意匠性の低下を招くという問題があった。
そこで、本発明は、吐出部におけるねじ締め用のナットのスペースを抑え、小型化及び意匠性に優れた吐水装置を提供する。
本発明の吐水装置は、吐水管と、前記吐水管に接続された吐水部と、前記吐水部の内部に収容され、吐水形態を切り替える切替機構と、前記切替機構の上方への移動を規制する押え部と、前記吐水部に下方から連結されることで前記切替機構を前記押え部材との間で挟持可能に構成された固定部と、を備え、前記固定部は、散水板であることを特徴とする。
本発明の吐水装置によれば、押え部と散水板で切替機構をつぶして切替機構を固定することで、切替機構の封止性を高めつつ、押え部及び固定部以外の固定手段を配する必要がなくなる。このことによって、吐出部における前記固定手段のスペースを、従来のように多数のねじ締めがなされた吐出部や水栓よりも抑制することができ、吐出部及び水栓全体の小型化を容易に図り、吐出部及び水栓全体の意匠性を高めることができる。
本発明の吐水装置では、前記吐水部の上面に上面開口があり、前記切替機構は前記上面開口から前記吐水部に挿入され、前記押え部は、前記切替機構が前記上面開口から抜けないように前記切替機構を押さえていることが好ましい。
本発明の吐水装置によれば、押え部によって切替機構が押さえられているので、切替機構が下方から固定部によって締め付け固定されて下方から上方に向かう力を受けても、切替弁60が上面開口330から抜けるのを確実に防止することができる。
本発明の吐水装置では、前記押え部材は、上面視でC字型に形成されたCリングであってもよい。
本発明の吐水装置によれば、切替機構と吐水管接続部との間に簡易な部材であるCリングを介装することで切替機構の上方への移動を規制することができ、切替機構がCリングと固定部によって隙間なく挟持される。このことによって、ねじ締めの箇所が少ないに拘わらず切替機構を固定することができる。
本発明の吐水装置では、前記固定部にねじ部が形成され、前記固定部は前記吐水部にねじで締め付け可能であってもよい。
本発明の吐水装置によれば、吐水部や固定部にねじ部以外の固定手段を配する必要がなくなる。このように、散水板を固定部としても機能させることにより、吐水装置におけるねじ締めの箇所を少なくすることができるとともに、吐水装置全体の小型化を図ることができる。
本発明によれば、吐出部におけるねじ締め用のナットのスペースを抑え、小型化及び意匠性に優れた吐水装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る吐水装置を備えた浴室の概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部及びその近傍の図であり、図2に示すA−A線で矢視した断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の切替弁の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の切替弁の止水弁を斜め上側から下側に向かって見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の切替弁の止水弁を斜め下側から上側に向かって見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る複合吐水部の一部及び吐水管の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る複合吐水部の一部及び吐水管の別の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部の図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)のB−B線で矢視した断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部の上面図であり、図9に示す状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部の別の図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)のC−C線で矢視した断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部の上面図であり、図11に示す状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部のさらに別の図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)のD−D線で矢視した断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐水装置の複合吐水部の一部の上面図であり、図13に示す状態を示す図である。
以下、本発明の吐水装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は模式的なものであり、長さ、幅及び厚みの比率などは実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。
図1に示すように、本実施形態の浴室1は、浴槽11と、浴槽11に隣接する洗い場14と、洗い場14に付設された水栓13と、浴槽11に付設された水栓(吐水装置)20を備えている。洗い場14にカウンター12が設けられており、水栓13はカウンター12に設けられている。水栓13は、シャワー又は整流を吐水することができる。水栓20は、浴槽11の外周の壁面(図示略)に設けられ、整流及びミストの何れか一方又は両方を吐水することができる。
水栓20は、2つの壁面接続部22,22と、吐水操作部23と、吐水管21と、複合吐水部25と、吐出切替部(ハンドル)34と、Cリング(押え部)239と、固定部200と、を備えている。なお、壁面接続部22の一方には不図示の給水管から水が供給され、他方には不図示の給湯管から湯が供給されている。以下、水および湯が壁面接続部22、吐水操作部23、吐水管21、及び複合吐水部25の各々の流路内をこれらの順に流下する方向を「流下方向・D方向」と称する。流下方向において、壁面に近い方を「上流側」と称し、複合吐水部25の吐水口に近い方を「下流側」と称する。
2つの壁面接続部22は、壁面から浴槽11に向けて水平方向(例えば、図1に示すH方向であって、紙面に平行の方向)に沿って延び、互いに近づき、再び水平方向に沿って延び、それぞれ吐水操作部23に接続されている。
図2に示すように、吐水操作部23は、水栓本体28と、水量調節部26と、水温調整部27と、を備えている。水栓本体28は、2つの壁面接続部22の下流側の端部の延在方向(図2のD方向)に直交し、且つX方向に延びている。X方向は、水平面に沿う方向、且つ図1に示す浴槽11の奥行き方向に平行な方向である。2つの壁面接続部22の下流側の端部は、X方向において間隔をあけて水栓本体28の上流側を向く面に接続されている。
水栓本体28のX方向の一方の端部に、有底筒状の水量調節部26が設けられている。水量調節部26は、水栓本体28と同軸に設けられている。水量調節部26の外周面には、操作レバー29が一体的に設けられている。水量調節部26が軸J26を中心に回転することによって、2つの壁面接続部22から吐水管21への吐水の開始と停止、及び2つの壁面接続部22から吐水管21に吐水される湯水の量が調整される。
水栓本体28のX方向の他方の端部に、水温調整部27が設けられている。水温調整部27は、水栓本体28と同軸に設けられている。水温調整部27が軸J27を中心に回転することによって、2つの壁面接続部22から吐水管21に吐水される湯水の量(バランス)が調整され、結果として、湯水の温度が調整される。
水栓本体28のX方向の中央部の底面に、本体吐水口30が設けられている。本体吐水口30に、連結部33を介して、吐水管21の流入口31が接続されている。本体吐水口30と連結部33と流入口31は、同軸に設けられている。吐水管21は、軸J29を中心として水平面内で回動することができる。吐水管21は、本体吐水口30で水栓本体28から着脱自在に設けられている。
吐水管21は、所定の方向(本実施形態では、水平方向)に延び、流路R21を有する直管である。吐水管21の流路R21のX方向の幅は、流路R21の高さより大きい。流入口31は、吐水管21の上流側の端部の上面(即ち、浴槽11に向く面とは反対側の面)に設けられている。本体吐水口30は、吐水管21の上流側の端部の上面に設けられている。吐水管21は、例えば真鍮製である。
図3に示すように、複合吐水部25は、カバー32と、吐水管接続部230と、を備えている。複合吐水部25は、吐水管21の下流側の先端部に連設されている。
カバー32は、吐水管嵌合部48と、カバー本体46と、を備え、カバー本体46は第1カバー41と、第2カバー42とで構成されている。吐水管嵌合部48は、吐水管21の下流側の端部に外嵌されている。カバー本体46は、吐水管嵌合部48の先端部、即ち吐水管嵌合部48の吐水管21とは反対側に膨出している。以下、カバー本体46、吐出切替部34、整流吐出部36、及び、ミスト吐出部38の構成の説明では、カバー32及び吐出切替部34の中心となる軸J25に沿う方向を上下方向と称する。上下方向において吐出切替部34に近い方を上側と称し、整流吐出部36やミスト吐出部38に近い方、言い換えれば浴槽11に近い方を下側と称する。
第1カバー41の上流側の側面41rに、吐水管嵌合上部43が形成されている。吐水管嵌合上部43は、側面41rから軸J25を中心とする径方向(以下、単に「径方向」と称する)の外側に突出している。
第1カバー41の上端の外周縁には、径方向の内側に凹む凹部54が形成されている。凹部54には、装飾部材56が嵌まっている。
第2カバー42の上流側の側面42rに、吐水管嵌合下部44が形成されている。吐水管嵌合下部44は、側面42rから径方向の外側に突出している。吐水管嵌合下部44は、吐水管21の下流側の端部の下側に外嵌している。図2に示すように、第1カバー41の上流側の下部に、第2カバー42が係止されている。図3に示すように、側面42rの内周面に、突起244が形成されている。突起244は、側面42rの内周面から径方向の内側に突出し、上下方向に延びている。
図2に示すように、カバー本体46は、上面視で円形に形成され、上側から下側に進むに従って拡径している。前述の概形に合わせて、カバー本体46に、上から下に進むに従って拡径する中空部S1が形成されている。図3に示すように、第1カバー41の上面(カバー32の上面、複合吐水部25の上面)に、上面開口330が形成されている。第1カバー41と第二カバー42によって形成されるカバー32の下面に、下面開口332が形成されている。
吐水管接続部230は、吐水管21の下流側の端部に直接、接続している(図8参照)。図3及び図7に示すように、吐水管接続部230は、上部232と、下部234と、を備えている。上部232の側面に、挿入口236が設けられている。挿入口236に、吐水管21の下流側の端部が挿入されている。挿入口236の高さは、支持部130の高さと同じである。上部232の内周面の上端部に、径方向の外側に凹む凹部238が形成されている。凹部238に、平面視で円弧上に形成されたCリング239が挿入されている。上部232の径方向の内側とCリング239の下側にできる段差に、外壁部110の上端部の外周縁が係止されている。下部234の内側の面の上流側(即ち、上面視で吐水管21側)に凹部291が形成されている。
下部234は、上部232より大きい直径を有している。下部234の内周面の上下方向の少なくとも一部に、雌ねじが形成されている。後述する固定部200のねじ部390の雄ねじが、下部234の内周面の雌ねじ部分に螺合し、下部234と固定部200とが連結されている。このことによって、下部234に、底部206より上側の固定部200の構成及び固定部200より径方向の内側の構成要素が全て収まっている。図7で隠れているが、下部234の外周面において、吐水管21の下流側の端部の下方にあたる位置に、凹部が形成されている。この凹部に、突起244が嵌合される。
吐出切替部34は、ハンドルカバー50と、切替弁60と、を備えている。ハンドルカバー50は、使用者が切替弁60を操作するために設けられている。ハンドルカバー50は、カバー32の上方に配置されている。ハンドルカバー50は、カバー32の上側の端部と略同じ直径を有し、有底筒状に形成され、底面を上側に向けている。ハンドルカバー50は、切替弁60と同軸で接続され、切替弁60と連動して軸J25を中心に回転する。ハンドルカバー50の外周面に、突起51(図2参照)が設けられている。突起51は、ハンドルカバー50の外周面から径方向の外側に突出し、上下方向に延びている。突起51は、水栓20の使用者が整流及びミストの少なくとも一方又は両方の何れを吐水させるかを決定する際の目印となっている。
切替弁60は、中空部S1に配置されている。図3及び図4に示すように、切替弁60は、上側から下側に向けて、Eリング70、ストッパー80、クイックリング90、スプリング98、切替弁ホルダ100、切替部120、シリンダ板140、パッキン150、及び、止水弁160を備えている。切替弁60を構成する複数の構成要素の上面視の中心は、軸J25に揃っている。
図4に示すように、Eリング70は、本体72と、3つの係止部74A,74B,74Cと、を備えている。本体72は、上面視で弧を描くように形成されている。係止部74A,74Bは、本体72の軸J25を中心とする周方向(以下、単に「周方向」と称する)の両端に設けられている。係止部74Cは、本体72の周方向の略中央部に設けられている。3つの係止部74A,74B,74Cは、何れも本体72から径方向の中心に向かって突出しており、Eリング70は平面視で略E字状に形成されている。
ストッパー80は、Eリング70と略同じ直径を有し、筒状に形成されている。ストッパー80に、軸J25方向に沿って貫通孔82が形成されている。ストッパー80の底面に、該底面から下方に突出し、且つ側面視で半円状に形成された突起84が周方向に2つ対向するように設けられている。
クイックリング90は、環状の本体92と、2つの突出部94と、を備えている。突出部94は、本体92の径方向の外側に突出している。2つの突出部94の各々の上面に、凹部96が形成されている。凹部96は、突起84が嵌合されるように形成されている。2つの突出部94の各々の底面に、該底面から上方に凹む凹部97が形成されている(図3参照)。
切替弁ホルダ100は、底面部103、底面部103から上方に延びる内壁部104、中壁部106(図9参照)、外壁部110、及び、底面部103から下方に延びる脚部112を備えている。
図3及び図4に示すように、底面部103は、周方向に拡がっている。底面部103に、軸J25方向に沿って延びる貫通孔102が形成されている。内壁部104は、貫通孔102の外周壁をなしている。中壁部106は、内壁部104より径方向の外側にある。軽量化を図るために、中壁部106は、周方向において、間隔をあけて2箇所に設けられている。中壁部106の上端の一部に、前記上端からさらに上側に突出する突出部106tが設けられている。
外壁部110は、中壁部106より径方向の外側にある。即ち、切替弁ホルダ100の上側は、3重管構造になっている。外壁部110の外周面には、径方向の内側に凹む凹部260が形成されている(図3参照)。凹部260に、パッキン261が収まっている。脚部112は、底面部103の径方向の外側の下面から下方に延びている。脚部112には、周方向において複数の貫通孔114が互いに間隔をあけて形成されている。脚部112の下端縁に、凹部115,116が形成されている。凹部115,116は、脚部112の下端縁から上側に凹んでいる。
切替部120は、上側から下側に向けて、連動部(切替軸)122と、芯部124と、湯水流入部126と、を備えている。連動部122は、上面視で、角部が円滑な矩形状に形成されている。連動部122の上面に、凹部125が形成されている。連動部122の外周面に、係止部123が設けられている。係止部123は、前記外周面から径方向の外側に突出し、上下方向において連動部122の全体に亘っている。また、連動部122の外周面に、溝127が形成されている。溝127は、周方向において連動部122の全周に亘っている。溝127の上下方向の大きさ(即ち、溝の幅)は、Eリング70の上下方向の大きさ(厚さ)に合わせて設定されている。
芯部124は、連動部122の下側の端部に接続され、筒状に形成されている。芯部124の外周面には、径方向の中心側に凹む切欠部138が形成されている。切欠部138に、パッキン139が収まっている(図3参照)。芯部124の下端部に、拡径部128が設けられている。拡径部128は、前記下端部から径方向の外側に拡がっている。
湯水流入部126は、環状且つ板状に形成され、上下方向において3つの支持部130によって拡径部128に支持されている。支持部130は、拡径部128から径方向の外側に突出し、下方に向けて屈曲し、湯水流入部126の上面に接続している。湯水流入部126の径方向の内側に、湯水流入口134が形成されている。湯水流入部126の底面の径方向の外側に、下方に延びる延部137が設けられている。湯水流入部126の下方且つ延部137の径方向の内側に、段差136が形成されている(図4参照)。湯水流入部126の外周縁の2箇所に、径方向の中心側に向かって切り欠かれた切欠部138が形成されている。
図3に示すように、連動部122の溝127より下側は、中空部S1に配置されている。溝127に、Eリング70が嵌合されている。貫通孔82の上部は溝127より下部の連動部122の外周縁と同じ形状を有し、貫通孔82の下部は芯部124の外周縁と同じ形状を有している。従って、貫通孔82に、連動部122の下部及び芯部124の上端部が挿通している。
突起84が凹部96に嵌合されると共に、凹部97に、スプリング98の上端部が挿入されている。図3及び図4に示すように、径方向において、内壁部104と中壁部106との間に形成された凹所に、スプリング98の下端部が挿入されている。中壁部106は、連動部122との間に、ストッパー80の下端部、クイックリング90、及びスプリング98を挟んでいる。(図9参照)
シリンダ板140は、略円盤状に形成され、段差136に嵌まっている。段差136に嵌まった状態で、シリンダ板140は、湯水流入口134の底部に配置される。シリンダ板140に、貫通孔(第1貫通孔)142A及び貫通孔(第2貫通孔)142Bが形成されている。2つの貫通孔142A,142Bは、周方向の略1/4ずつを開口するように、互いに間隔をおいて形成されている。シリンダ板140において、貫通孔142A,142Bが形成された以外の領域は板面として構成され、湯水流入口134を閉塞している。シリンダ板140の外周部において、切欠部138に対応する2箇所に、突起144が設けられている。突起144は、シリンダ板140の外周部から上方に延び、切欠部138に嵌められている。
パッキン150に、2つの貫通孔152A,152Bが形成されている。パッキン150は、後述する止水弁160の凹部165に嵌合可能な形状で形成されている。
止水弁160は、分岐部162と、支持壁164と、を備えている。分岐部162は、平面視で円形に形成されている。分岐部162に、通水孔(第1通水孔)162A及び通水孔(第2通水孔)162Bが形成されている。通水孔162A,162Bは、周方向で隣り合う略1/3ずつを開口している。パッキン150の貫通孔152A,152Bの各々は、上面視で通水孔162A,162Bの各々と同様の形状を有し、通水孔162A,162Bより一回り大きく形成されている。通水孔162A,162Bの外周縁に、隔壁163A,163Bが設けられている。隔壁163A,163Bの周囲は、径方向の外側の外周上部263より下側に凹んだ凹部165が形成されている。凹部165は、隔壁163A,163Bの外周縁に沿い、隔壁163A,163B同士を隔てている。凹部165に、パッキン150が嵌まっている。
外周上部263の上面の外周縁に、突起118,119が形成されている。突起118,119は、外周上部263の上面の外周縁から上方に延びている。突起118の側面視の形状は、凹部115の側面視の形状と略同等である。突起119の側面視の形状は、凹部116の側面視の形状と同様である。突起118は凹部115に嵌まり、突起119は、凹部116に嵌まっている。
図4に示すように、分岐部162の上面において、周方向で、通水孔162A,162Bが形成されていない1/3の部分(残部)は、平面視で閉塞されている。前記残部に、凹部166が形成されている。凹部166の深さは、凹部165の深さと略同じである。凹部165と凹部166との間に、隔壁163C,163Dがある。隔壁163C,163D同士の間に、隙間gがあいている。凹部165と凹部166は、隙間gで連通している。図3に示すように、分岐部162の外周面に、径方向の内側に凹む凹部168が形成されている。凹部168に、パッキン169が収まっている。
図5に示すように、支持壁164は、分岐部162の底面の外周部から下側に延びている。通水孔162Bの周方向の下方にあたる支持壁164の部分、且つ支持壁164の上側の部分に、ミスト用吐水口170Mが開口している。支持壁164の内部に、ミスト用導水壁172が設けられている。
ミスト用導水壁172は、通水孔162Bとミスト用吐水口170Mとを連通させるように形成されている。ミスト用導水壁172は、隣接する側壁172A,172Bと、側壁172A,172Bに連設された底壁172Cと、を備えている。側壁172A,172Bはそれぞれ、凹部165のうち、通水孔162A,162B同士を隔てる部分(凹部165j)と、通水孔162Bと凹部166とを隔てる部分(凹部165k)の各部分の下方にあたる分岐部162の下面から、下降しつつ、ミスト用吐水口170Mの下端部に向けて緩やかに湾曲している。底壁172Cは、側壁172A,172Bの各々の下端部からミスト用吐水口170Mの下端部に延び、軸J25に直交する面に沿っている。即ち、底壁172C及び側壁172A,172Bによって、ミスト流路RMが構成されている。
図6に示すように、支持壁164の内部に、ミスト用導水壁172に加えて、隔壁174が設けられている。隔壁174は、側壁172A,172B同士の接合部から、通水孔162Aと凹部166とを隔てる部分(凹部165m)の下方にあたる分岐部162の下面に沿って、支持壁164の径方向の内側の面まで配され、上下方向に延びている。支持壁164の下面全体に、整流用吐水口170Sが開口している。
止水弁160において、整流流路RSは、通水孔162Aと整流用吐水口170Sが支持壁164の内部で連通することによって形成されている。ミスト流路RMは、通水孔162Bとミスト用吐水口170Mが連通することによって形成されている。ミスト用導水壁172によって、整流流路RSとミスト流路が完全に遮断され、整流用吐水口170Sとミスト用吐水口170Mが完全に遮断されている。
支持壁164の外周面の下部に、径方向の内側に凹む凹部177が形成されている。凹部177に、パッキン178が収まっている。支持壁164の下端に、径方向における止水弁160の位置を決めるための環状部179が嵌っている。環状部179は、基台223と、係止部224と、を備えている。基台223は、支持壁164の下端に下方から接触している。係止部224は、基台223の内周縁から上方に延び、支持壁164の下端部の径方向の内側に接触している。
図3に示すように、固定部200は、吐出切替部34の下部に接続され、整流吐出部36及びミスト吐出部38を有している。また、固定部200は、散水板であり、内壁部202と、外壁部204と、底部206と、を備えている。底部206は、主に散水板として機能し、カバー本体46の下端の開口に嵌まっている。底部206の径方向の中央に、上側に凹む挿通孔208が形成されている。挿通孔208の側壁は、雌ねじが形成されている。挿通孔208に、所謂ストレーナ等と呼ばれる整流吐水具210が螺合されている。挿通孔208に整流吐水具210を下方からねじ込めるように、整流吐水具210の側面に、雄ねじが形成されている。整流吐水具210の下部に、整流網が設けられている。整流吐水具210の下端の径方向の中央に、整流吐水口220Sが設けられている。
内壁部202は、挿通孔208の外周縁に配され、底部206から上側に略円筒状に延びている。上下方向における挿通孔208の上端部、即ち内壁部202の中央近傍に、突起212が設けられている。突起212は、内壁部202から径方向の内側に突出している。径方向における突起212同士の間に、貫通孔214が形成されている。挿通孔208と貫通孔214は、連通している。突起212の上方に、基台223が配置されている。突起212の上側の内壁部202の径方向の内側に、支持壁164の下端部が係止されている。
外壁部204は、内壁部202の径方向の外側に設けられ、底部206から上側に略円筒状に延びている。外壁部204の外周面の上部に、ねじ部330が設けられている。ねじ部330に、雄ねじが形成されている。外壁部204の外周面の下部に、径方向の内側に凹む凹部252が形成されている。凹部252に、パッキン253が収まっている。
固定部200における内壁部202と外壁部204との間に、ミスト通水孔216が形成されている。ミスト通水孔216は、周方向に沿って等間隔に形成されている。各々のミスト通水孔216に、拡散具218が挿入されている。拡散具218は、把持部226と、拡散吐水部228と、を備えている。把持部226は、ミスト通水孔216より小さい直径の略円柱状に形成されている。拡散吐水部228は、把持部226の下側に連設され、ミスト通水孔216と略同じ直径を有している。拡散吐水部228の外周面に、上下方向に沿って螺旋状の溝229が形成されている。ミスト通水孔216の下部は、一旦縮径され、その後、再度拡径されて、ミスト吐水口220Mになっている。ミスト吐水口220Mの直径は、ミスト通水孔216の上端部の直径と略同じに構成されている。
図3を参照するとわかるように、連動部122の上部は、カバー32の上端から上方に突出している。連動部122は、ハンドル接続部65を介してハンドルカバー50に接続されている。ハンドル接続部65は、本体66と、延出部67と、を備えている。本体66は、ハンドルカバー50の内部に収まるように形成されている。本体66の外周面には、径方向の中心側に凹む凹部68が形成されている。凹部68に、パッキン69が収まっている。
本体66の上面に、第1凹部67Aが形成されている。第1凹部67Aの底面に、第1凹部67Aより小さい直径を有する貫通孔67Bが形成されている。第1凹部67Aと貫通孔67Bの中心は、軸J25に揃っている。第1凹部67A、貫通孔67B、及び切替部120の凹部125に、ねじ201が挿入されている。ねじ201の頭部は、第1凹部67A内に配置されている。ねじ201の軸部は、貫通孔67Bに挿通され、凹部125に螺合されている。
上述で説明した各構成要素の吐水管21への固定について、図7及び図8を参照し、説明する。図7では、吐水管21の下流側の端部に上部232が挿入され、吐水管21と上部232とがロウ付けされている。このことによって、流路R21と、挿入口236と、湯水流入口134が連通している。図7に示す状態から、先ず、Cリング239が上方から外壁部110の所定の位置に配され、切替弁60、及び、環状部179が上方から吐水管接続部230の中空部S4に挿入される。
次いで、パッキン253が凹部252に収まり、ミスト通水孔216に拡散具218が挿入されつつ、固定部200が下方から下部234の内側にねじ止めされる。整流吐水具210は、下方から挿通孔208にねじ止めされる。
図7に示す状態と同様に、図8では、吐水管21の下流側の端部と上部232とがロウ付けされている。図8に示す状態から、先ず、第1カバー41が上方から吐水管接続部230に被さり、装飾部材56が凹部54に嵌められる。即ち、切替弁60は、カバー32の上面開口330から複合吐水部25に挿入されている。
次いで、パッキン69が凹部68に嵌められ、カバー32の上面開口330を通じ、ハンドル接続部65が連動部122に上方から嵌められる。ねじ201を上方から凹部125にねじ込むことで、ハンドル接続部65が上部232に固定される。同時に、切替弁60は、Cリング239によって、上面開口330から上方へ抜けないように押さえられる。
続いて、ハンドルカバー50が本体66に装着される。このように、水栓20の使用者が直接手を触れるハンドルカバー50は、整流及びミストの少なくとも一方が吐水される側(即ち、複合吐水部25の下側)とは、反対側(即ち、複合吐水部25の上側)に設けられている。続いて、下部234の外周面の凹部に、突起244が嵌まると、第2カバー42が下部234に装着される(図3参照)。吐水管嵌合下部44が吐水管21の下流側の端部の下側に装着されている。さらに、突起212が凹部291に嵌まるように、突起第1カバー41の上流側の下部に、第2カバー42が係止されている。
次いで、図9から図14を参照し、水栓20からの吐水を整流及びミストの少なくとも一方又は両方に切り替える方法と原理を説明する。
<複合吐水部までの共通吐水>
水栓20の使用者(以下、単に「使用者」という場合がある)が操作レバー29を「吐水開始」の位置に動かすと、湯水W(即ち、所望の水温の水)が吐水操作部23から吐水管21の流路R21を流下し、複合吐水部25に流入する。挿入口236から湯水流入口134に至る流路は、吐水形態に依らない共通流路RCとなっている。複合吐水部25に流入した湯水Wは、共通流路RCを流下する。
<整流のみの吐水>
水栓20で整流のみを吐水させるためには、使用者がハンドルカバー50の突起51を周方向の「整流吐水」の位置に動かす。ハンドルカバー50の回転に連動し、連動部122、シリンダ板140が軸J25を中心に回転する。図9の(a),(b)及び図10に示すように、上側から下側に向けて、貫通孔142Aと凹部166が重なり、貫通孔142Bと通水孔162Aが重なる。このことによって、貫通孔142Bと通水孔162Aが連通し、連通部273Aが形成され、整流流路RSが開通する。一方で、図10に示すように、貫通孔142Aは、凹部166の下側の面で閉塞される。従って、共通流路RCを流下した湯Wの流下先は、整流流路RSのみに切り替わり、貫通孔142Aを流下した湯Wは吐水されない。整流流路RSを流下した湯Wは、整流用吐水口170Sからさらに流下し、整流吐水口220Sから整流として吐水される。このような動作によって、複合吐水部25からは、整流WS(図2参照)のみが吐水される。
<整流及びミストの吐水>
水栓20で整流及びミストを吐水させるためには、使用者がハンドルカバー50の突起51を周方向において「整流吐水」と「ミスト吐水」との間の所望の位置に動かす。ハンドルカバー50の回転に連動し、連動部122、シリンダ板140が軸J25を中心に回転する。図11の(a),(b)及び図12に示すように、上側から下側に向けて、貫通孔142Aと通水孔162A、及び貫通孔142Bの一部と通水孔162Aが重なり、貫通孔142Bの残りの部分と通水孔162Bが部分的に重なる。このことによって連通部273Aが形成され、貫通孔142Aと通水孔162Aが連通し、整流流路RSが開通する。同時に連通部273Bが形成され、貫通孔142Bと通水孔162Bが連通し、ミスト流路RMが開通する。従って、共通流路RCを流下した湯Wのうち、貫通孔142Aを流下した湯Wは、整流流路RSを流下し、整流吐水口220Sから整流WSとして吐水される。貫通孔142Bと通水孔162Aとで連通した連通部142Baを流下した湯水Wも、整流流路RSを流下し、整流吐水口220Sから整流WSとして吐水される。貫通孔142Bと通水孔162Bとで連通した連通部142Bbを流下した湯水Wは、ミスト流路RMを流下し、ミスト吐水口220MからミストWM(図2参照)として吐水される。
使用者がハンドルカバー50の突起51の位置を周方向において「整流」と「ミスト」との間で動かすと、ハンドルカバー50の回転に連動し、連通部142Baと連通部142Bbとの面積比が変わる。整流とミストの吐水量の比は、(貫通孔142A及び貫通孔142Bと通水孔162Aとで連通した連通部273Aの総面積)と(貫通孔142A及び貫通孔142Bと通水孔162Bとで連通した連通部273Bの総面積)の比によって変わる。このことによって、使用者は、ハンドルカバー50の突起51の位置を変えることで、整流とミストの吐水量の比を所望の比に変えることができる。即ち、水栓20は、切替部120によって、整流吐水口220Sに流下させる湯水Wの量と、ミスト吐水口220Mに流下させる湯水Wの量との割合を調整可能に構成されている。
<ミストのみの吐水>
水栓20でミストのみを吐水させるためには、使用者がハンドルカバー50の突起51を周方向の「ミスト吐水」の位置に動かす。ハンドルカバー50の回転に連動し、連動部122、シリンダ板140が軸J25を中心に回転する。図13の(a),(b)及び図14に示すように、上側から下側に向けて、貫通孔142Aの一部及び貫通孔142Bの一部と通水孔162Bが重なる。貫通孔142A,142Bは、通水孔162A(及び凹部166)には重ならない。このことによって、連通部142Ab,142Bb、即ち連通部273Bが形成され、貫通孔142A,142Bと通水孔162Bが連通し、ミスト流路RMのみが開通する。一方で、図14に示すように、通水孔162A及び凹部166は、シリンダ板140のうち貫通孔142A,142Bが設けられていない部分で閉塞される。従って、共通流路RCを流下した湯Wの流下先は、ミスト流路RSのみに切り替わる。ミスト流路RMを流下した湯Wは、ミスト吐水口220Mからミストとして吐水される。このような動作によって、複合吐水部25からは、ミストWMのみが吐水される。
以上説明した本実施形態の水栓20は、吐水管21と、吐水管21に接続された複合吐水部25と、複合吐水部25の内部に収容され、吐水形態を切り替える切替弁60と、切替弁60の上方への移動を規制するCリング239と、複合吐水部25に下方から連結されることで切替弁60をCリング239との間で挟持可能に構成された固定部200と、を備えている。そして、固定部200は、散水板である。
水栓20によれば、Cリング239と固定部200で切替弁60をつぶして吐水切替部34を固定することで、切替弁60の封止性を高めつつ、Cリング239及び固定部200以外の固定手段を配する必要がなくなる。このことによって、複合吐出部25における固定手段のスペースを、従来のように例えば多数のねじ締めがなされた吐出部や水栓よりも抑制することができる。その結果、複合吐出部25及び水栓20全体の小型化を容易に図り、これらの意匠性を高めることができる。
また、本実施形態の水栓20では、複合吐水部25の上面に上面開口330があり、切替弁60は上面開口330から複合吐水部25に挿入されている。Cリング239は、切替弁60が上面開口330から抜けないように切替弁60を押さえている。
水栓20によれば、Cリングによって切替弁60が上方から押さえられているので、切替弁60が下方から固定部200によって締め付け固定され、下方から上方に向かう力を受けても、切替弁60が上面開口330から抜けるのを確実に防止することができる。また、使用者が吐水形態を切り替える際に切替弁60に少なからず負荷がかかっても切替弁60の固定が安定して維持される。
また、本実施形態の水栓20では、押え部として、上面視でC字型に形成されたCリング239を用いている。切替弁60と吐水管接続部230との間に簡易な部材であるCリング239を介装することで、切替弁60の上方への移動を規制することができ、切替弁60をCリング239と固定部200によって隙間なく挟持することができる。このことによって、ねじ締めの箇所が少ないにも拘わらず、切替弁60を固定することができる。
また、本実施形態の水栓20では、固定部200にねじ部390が形成され、固定部200は複合吐水部25にねじで締め付け可能とされている。このことによって、複合吐水部25や固定部200にねじ部以外の固定手段を配する必要がなくなる。所謂散水板を固定部200としても機能させることによって、水栓20におけるねじ締めの箇所を少なくすることができるとともに、水栓20の小型化を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、押え部材は、切替弁60の上方への移動を規制できる部材であればよく、Cリング239でなくてもよい。また、Cリングの設置位置や高さも上述の実施形態に限られない。
また、上述の実施形態では、挿通孔208の側壁に雌ねじが形成されていると説明したが、雄ねじが形成されていてもよい。それと共に、外壁部204の外周面の上部に、雄ねじに変えて雌ねじが形成されていてもよい。即ち、雄ねじと雌ねじは、逆でもよい。また、雄ねじと雌ねじとが螺合可能であれば、これらのねじの形成位置や高さも上述の実施形態に限られない。
また、上述の実施形態では、押え部として機能するCリング239は複合吐水部25に内蔵され個別の部材であるが、本発明に係る吐水装置の押え部は、複合吐水部25の構成要素と一体に設けられていてもよい。
また、本発明に係る吐水装置は、少なくとも吐水部と、切替機構と、押え部と、固定部と、を備えていれば、その他の構成要素は限定されない。即ち、本発明に係る吐水装置の形態は、上述の実施形態で説明したように水栓本体28を備えた「水栓」であってもよく、複合吐水部25に連設された吐水管21が水栓本体から着脱自在に設けられている「複合吐水部付き吐水管」であってもよい。
20 水栓
21 吐水管
25 複合吐水部(吐水部)
60 切替弁(切替機構)
200 固定部(散水板)
230 吐水管接続部
239 Cリング(押え部)
330 上面開口
390 ねじ部
W 湯水

Claims (4)

  1. 吐水管と、
    前記吐水管に接続された吐水部と、
    前記吐水部の内部に収容され、吐水形態を切り替える切替機構と、
    前記切替機構の上方への移動を規制する押え部と、
    前記吐水部に下方から連結されることで前記切替機構を前記押え部材との間で挟持可能に構成された固定部と、を備え、
    前記固定部は、散水板であることを特徴とする吐水装置。
  2. 前記吐水部の上面に上面開口があり、
    前記切替機構は前記上面開口から前記吐水部に挿入され、
    前記押え部は、前記切替機構が前記上面開口から抜けないように前記切替機構を押さえている請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記押え部は、上面視でC字型に形成されたCリングである請求項1又は2に記載の吐水装置。
  4. 前記固定部にねじ部が形成され、
    前記固定部は前記吐水部にねじで締め付け可能である請求項1から3の何れか一項に記載の吐水装置。
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