JP2019042951A - 印刷管理システム、印刷管理方法、およびプログラム - Google Patents

印刷管理システム、印刷管理方法、およびプログラム Download PDF

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利彦 飯田
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Abstract

【課題】 疎結合による画像形成装置および外部給紙部で構成されるシステムにおいて、給紙エラー等の発生した際に、その原因究明を可能とし、給紙エラー等解消後のリカバリを容易とし、利便性を向上させることができる印刷管理システム、用紙管理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】 給紙部を備える画像形成装置を有する印刷管理システムであって、給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部か否かを判別する判別手段と、給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部の場合、当該特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示する表示手段と、給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部でない場合、自動リカバリ処理を実行する自動リカバリ手段と、を有する。【選択図】 図8

Description

本発明は、異なる機構ならびに方式によって実現される複数の給紙部を備え、該給紙部によって印刷ジョブを実行する印刷管理システム、印刷管理方法、およびプログラムに関するものである。
従来、印刷管理システムの画像形成装置は、複数の給紙部を備えた構成を一般的に採用している。これは大量のシートをストック可能とすることで、シートの補給作業の回数を削減するためである。また、複数の異なるシート種、あるいはサイズの異なるシートを複数個所にセットすることで、画像形成装置が、印刷時に多彩なシートを同時に利用することを可能とする為である。また、複数の給紙部を備えることで、画像形成装置が備える給紙部のシートの入れ替え操作の回数を削減することも同時に可能としている。
このような画像形成装置が備える給紙部は、同じく画像形成装置が備える制御部によって給紙動作に伴う各種複雑な制御が実行される。たとえば、給紙部にセットされたシート束に対して水平方向からファン等によって風を吹き付け、シート束上層部の数枚に相当する部位を捌いて、給紙能力を向上させる等の制御である。この際に、適用する風量(風圧)の適正量は、シートのサイズ、坪量、表面性等によって異なる。また、画像形成装置が設置された環境によって風圧は変わり得るため、センサ等によって風量が一定かつ最適値となるようなフィードバック制御が、前記制御部によって実行されることも知られている。
そのために、画像形成装置の製造者は、画像形成装置のシート搬送能力を、装置の利用者の利便性を損なうことの無いよう、シート種やサイズを選別した上で、シート種毎に最適なパラメータセットの最適値を割出し、シート情報に紐づけて記憶させる。その上で、前記制御部による利用を考慮して、サポートシートを定めたメディアライブラリを備える等、の構成を採用することが行われている。
一方で、画像形成装置はその構造的な制約により、例えば、紙詰まり等のシート搬送エラー、即ち、給紙エラーの発生を低減させることはできるが、完全にそれを排除することは困難である。したがって、給紙エラーが発生した場合、滞留紙を撤去した後に印刷処理を再開する、自動リカバリ機能を備えることが一般的である(特許文献1参照)。
特開2002−287446号公報
近年においては、画像形成装置は、各種の外部給紙部を装着可能なように構成されている。たとえば、画像形成装置の製造者とは異なる製造者、すなわちサードベンダによる給紙部を、画像形成装置に接続したシステム構成を採用することも可能である。ただし、この場合には、画像形成装置と給紙部を同一製造者が製造および設計した場合と比較し、各種連携制御の面で不利となる要因が多い。それは、このような外部給紙部は、画像形成装置の制御部による制御命令が給紙指示、若しくはスタンバイ指示のみといった具合に限定的、すなわち疎結合である場合が多いためである。換言すれば、そのような外部給紙部を画像形成装置に接続した構成の場合には、前述したシート種毎のパラメータセット等は、画像形成装置ではなく、外部給紙部側で管理される可能性がある。
したがって、疎結合による画像形成装置と外部給紙部で構成されるシステムの場合には、給紙エラー等が発生した際の原因究明を画像形成装置側で自動的に行うことは出来ない。また、給紙エラー等の検知、あるいはその事象が解消された後に実行されるリカバリ処理についても、画像形成装置側で自動的に行うことは出来ないという制約が存在する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、疎結合による画像形成装置および外部給紙部で構成されるシステムにおいても、給紙エラー等の発生した際に、その原因究明を可能とし、給紙エラー等解消後のリカバリを容易とし、利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成する本発明の印刷管理システムは以下の構成を備える。
給紙部を備える画像形成装置を有する印刷管理システムであって、
給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部か否かを判別する判別手段と、
給紙エラーを引き起こした領域が前記特定の給紙部の場合、当該特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示する表示手段と、
給紙エラーを引き起こした領域が前記特定の給紙部でない場合、自動リカバリ処理を実行する自動リカバリ手段と、
を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置および特定の給紙部で構成されるシステムにおいても、給紙エラー等の発生した際に、特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示することでその原因究明を容易化できる。また、給紙エラー等解消後のリカバリを容易とし、利便性を向上させることができる。
それにより、給紙エラー等の発生後の無駄なシート搬送、並びに、シートの撤去作業の回数を削減することが可能である。したがって、画像形成装置と外部給紙部が疎結合によって接続される場合であっても、それらが密結合である場合の給紙部と同等の利便性を確保し、利用者に提供することが可能となる。
実施例1に係る印刷管理システムの全体構成例を示す図。 図1のMFPのハードウェアモジュール構成例を示すブロック図。 外部給紙部の構成例を示す図。 外部給紙部が備える操作部に表示される調整画面例の模式図。 外部給紙部のハードウェアモジュール構成例を示すブロック図。 印刷管理システムのソフトウェアモジュール構成例を示す図。 通常給紙部で給紙エラーが発生した際に操作部に表示される画面例の模式図。 外部給紙部で給紙エラーが発生した際に操作部に表示される画面例の模式図。 印刷管理システムで搬送エラーが発生した際の制御の流れを示すフローチャート。 実施例2による、搬送エラーが発生した際の制御の流れを示すフローチャート。 実施例2による、搬送エラーが発生した際の制御の流れを示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以下、本発明の実施例1について説明する。
<システム構成の説明>
図1は、実施例1に係る印刷管理システム100 の全体構成例を示すブロック図である。図1の印刷管理システム100は、画像形成装置と情報処理装置を備える。本実施例では、画像形成装置の一例として多機能処理装置(Multifunction Peripheral:MFP)101 を、情報処理装置の一例としてコンピュータ(以下「PC」という。)102を用いた場合について説明する。MFP101とPC102はネットワーク106を介して通信可能に接続されている。
なお、図1においては、1つの情報処理装置が印刷管理システムに設けられた場合を例示しているが、複数の情報処理装置が設けられ、それらがMFP101とネットワーク106を介して通信可能に接続されていてもよい。また、本実施例の印刷管理システムは、画像形成装置と情報処理装置を含む場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置自体を印刷管理システムとしてもよい。さらには、MFP101単独で実行可能な画像形成処理、例えばコピージョブ等の実行に関しては、ネットワーク106に接続される情報処理装置は不要な構成としても構わない
まずPC102について説明する。PC102は、印刷ジョブを投入するアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することができる。また、PC102には、MFP101に対応するプリンタ言語に印刷データを変換する機能を有するプリンタドライバが、インストールされている。印刷を行いたいユーザは、各種のアプリケーションなどから印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは、印刷指示に基づいてアプリケーションが出力するデータを、MFP101が解釈可能な印刷データに変換し、ネットワーク106に接続されたMFP101に印刷データを送信することができる。
なお、本実施例では、情報処理装置の一例としてPCを示したが、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末などであってもよい。印刷データを画像形成装置に送信する方法は適宜変形でき、例えば、印刷用のアプリケーション又はドライバを介して画像形成装置に印刷データを送信するようにしてもよく、印刷データをクラウドサーバ経由で画像形成装置へ送信するようにしてもよい。
次にMFP101について説明する。MFP101はシート上の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。また、MFP101は、画像が印刷された複数のシートをとじたり、複数のシートを揃えたり、複数のシートの排出先を複数のトレイに分けたりする後処理機能を有する。なお、シートには、普通紙や厚紙などの用紙や、フィルムなどが含まれる。
なお、本実施例では画像形成装置の一例としてMFP101を説明するが、例えば、読取機能を有しないプリンタ等の画像形成装置であってもよい。本実施例では、一例として、画像形成装置が以下に説明する各種構成要件を備えるものとする。
また、MFP101が有する機能の一部やその他の付属的な機能を有する装置103を、MFPに付加した構成を取っても構わない。この場合、PC102からは、ネットワーク106を経由して、装置103がMFP101の機能を提供しているように見なすことが可能である。装置103は、例えばモニタ105等の、PC102が備えるのと同様の各種入出力装置が付随されうる。また、このような付随する装置103が装着されていた場合であっても、MFP101は、ネットワークケーブル104を使用して、直接ネットワーク106に接続可能なように構成されていても構わない。
MFP101は、複数の異なる役割を持つ装置が相互に連結され、複雑なシート処理が可能なように構成されている。以下、このMFP101を構成する各部位に関して説明する。
MFP101は、プリンタ部203を境界とし、大きく3つの部位に分けることができる。図1において、プリンタ部203より右側に配置される機器は、給紙系装置と呼ばれる。給紙系装置の主な役割は、内部に装填されているシートを、適切なタイミングで連続的にプリンタ部203に供給することである。また、当該機器は、内部に装填されているシート残量の検知なども行う。プリンタ部203の内部にも給紙部225が存在し、機能的には給紙系装置と同等のことを実行することができる。プリンタ部203が備えるこれら給紙部についても説明の上では給紙系装置と呼ぶこととする。
一方、図1において、プリンタ部203より左側に配置される機器は、シート加工装置と呼ばれ、シート処理装置、または後処理装置とも呼ばれる。シート加工装置は、印刷処理が完了したシートに各種加工処理を加え、また、集積するなどの処理を行う。前述の給紙系装置及びシート加工装置を併せて以後の説明においてシート処理装置200と呼ぶ。
プリンタ部203は、画像データに基づいて、給紙部から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)する。このプリンタ部203の構成及び動作原理は以下のとおりである。
画像データに応じて変調された、例えば、レーザ光などの光線を回転多面鏡(ポリゴンミラー等)により反射して、走査光として感光ドラムに照射する。このレーザ光により感光ドラム上に形成された静電潜像は、トナーによって現像され、転写ドラムに貼り付けられたシートに、そのトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することにより、シート上にフルカラー画像が形成される。また、これら4色に加え、特色と呼ぶトナーや、透明トナーなどを転写可能とする構成としてもよい。こうしてフルカラー画像が形成された転写ドラム上のシートは、定着器へ搬送される。定着器は、ローラやベルト等を含み、ローラ内にハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解してシートに定着させる。
なお、本実施例1に係るMFP101のプリンタ部203には、スキャナ部201、及びプリンタ部203の上面に配置された操作部204が備え付けられている。操作部204は、実施例1に係るプリンタ部203の各種設定や操作などをユーザが行う場合の各種インタフェースを提供する。
更にこのMFP101は、プリンタ部203に加え各種付随装置が装着可能なように構成されている。大容量給紙部220は、プリンタ部203に脱着可能な給紙部である。これら給紙部は、複数の給紙部225を備える。このような構成により、プリンタ部203は、大容量のシートへの印刷処理を行うことができる。
シート加工装置224は、複数のシート束に対して針とじ加工を施すために設けられたものである。針とじの種別としては、コーナーとじ、2か所とじ、サドル製本とじ等、操作者が所望する形態のとじ処理を可能とする。処理済の成果物はコーナーとじ、もしくは2か所とじの場合にはトレイ228、229に排出される一方で、サドル製本とじの場合にはトレイ230に排出されるよう構成される。
また、図1においては外部給紙部240をMFP101に装着した構成を示している。外部給紙部240は、シートを格納するカート241が脱着可能なよう構成される。脱着は、ハンドル242を同図手前方向に引き出すか押し込むことによってなされる。外部給紙部240はその上方に操作部243を備える。外部給紙部240からプリンタ部203にシートを供給する際には、接合部244、245を介して、さらに前述した大容量給紙部220を経由する。
なお、外部給紙部240もシート処理装置の一種であるが、本発明において外部給紙部240はシート処理装置200とは制御的に異なる性質を有するため、同図における説明においてはシート処理装置200には含めていない。
即ち、外部給紙部240は、画像形成装置(MFP)の製造者とは異なる製造者、すなわちサードベンダによる特定の給紙部である。この場合には、画像形成装置と給紙部を同一製造者が製造および設計した場合と比較し、各種連携制御の面で不利となる要因が多い。それは、このような外部給紙部は、画像形成装置の制御部による制御命令が給紙指示、若しくはスタンバイ指示のみといった具合に限定的、すなわち疎結合である場合が多いためである。換言すれば、そのような外部給紙部を画像形成装置に接続した構成の場合には、シート種毎のパラメータセット等は、画像形成装置ではなく、外部給紙部側で管理される可能性が高い。
従って、以下においては、MFP101には外部給紙部240は含めず、印刷管理システム100には外部給紙部240を含めるものとして説明する。
<画像形成装置の説明>
図2のシステムブロック図を用いて、本実施例1に係るMFP101の構成、主に、ソフトウェア構成について説明する。なお、図2で示すブロックは、システムとしての単位で分割されているため、図1で示した機器構成の単位とは必ずしも対応しない部分が存在する。なお、図2において、外部給紙部240を除いたブロックがMFP101を構成する。
MFP101は、その内部に複数の処理対象となるジョブのデータを記憶可能なハードディスク209(以下、「HDD」という。)等の不揮発性メモリを備える。なお、本実施例1ではハードディスクを用いたMFP101の例を示すが、同様の大容量かつ不揮発性な記憶装置であれば、ハードディスクに限定されない。
またMFP101は、スキャナ部201から受付けたデータをHDD209に記憶し、HDD209から読み出してプリンタ部203で印刷するコピー機能を有する。また、外部装置から通信部の一例である外部I/F202を介して受信したジョブデータを、HDD209に記憶し、HDD209から読み出してプリンタ部203で印刷する印刷機能等を有する。MFP101は、このような複数の機能を備えた多機能処理装置(MFP)(画像形成装置とも呼ぶ)である。尚、このMFP101は、カラープリント可能、或いはモノクロプリント可能のいずれでも良い。
スキャナ部201は、原稿画像を読み取り、その原稿を読み取って得られた画像データを画像処理して出力する。
外部I/F202は、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置と画像データなどを送受信する。HDD209には、このMFP101によって永続的に記憶及び変更、管理される各種管理情報なども格納される。MFP101は、HDD209に記憶された印刷対象のジョブのデータの印刷処理を実行するプリンタ部203を備える。MFP101は、ユーザインタフェース(以下「UI」という。)部の一例に該当する、表示部を有する操作部204も備えている。MFP101が備える制御部の一例に該当する制御部205は図示しないCPUを有し、このMFP101が備える各種ユニットの処理や動作等を統括的に制御する。ROM207には、制御部205により実行される後述するフローチャートの各種処理等を実行するためのプログラムを含む。本実施例1で必要な各種の制御プログラムが記憶されている。ROM207には、UI画面を含む、操作部204の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。
制御部205の図示しないCPUが、ROM207に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、本実施例1に係る各種動作をMFP101により実行させる。制御部205が、外部I/F202を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下「PDL」という。)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等も、ROM207に記憶されている。同様に、制御部205が、外部I/F202を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等も、ROM207に記憶されている。これらは、ソフトウェアによって処理される。ROM207は読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムや上記のプログラム等の各種プログラムを、予め記憶している。ROM207に格納される各種プログラムの詳細については後述する。RAM208は読み出し及び書き込み可能なメモリであり、スキャナ部201や外部I/F202より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
HDD209は、圧縮展開部206によって圧縮された画像データを記憶する。HDD209は、処理対象となるジョブのプリントデータ等の複数のデータを保持可能に構成されている。制御部205は、スキャナ部201や外部I/F202等の各種入力ユニットを介して入力された、処理対象となるジョブのデータを、HDD209に格納し、HDD209から読み出してプリンタ部203に出力してプリントする。制御部205は、HDD209から読み出したジョブデータを、外部I/F202を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。このように制御部205は、HDD209に格納した処理対象ジョブのデータの各種出力処理を実行する。圧縮展開部206は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によって、RAM208、HDD209に記憶されている画像データ等を圧縮したり伸張したりする。
制御部205は、シート処理装置200ならび外部給紙部240の動作も制御する。図2に示した各ブロックは、システムバス210で制御部205と互いに接続されている。ただし、外部給紙部240のみは、疎結合システムバス211で接続されている。システムバス210は、MFP101の提供する機能を実現するうえで必要となる各種制御信号やデータ等を送受信するのに十分な性能を有する。一方、疎結合システムバス211は、外部給紙部240に給紙指示を与えるのに必要最小の性能しか有していない。このように制御部205に接続されるブロック間の通信情報の性質、種類が異なるため、システムバス210と疎結合システムバス211は区別して図示している。
<外部給紙部の構造に関する説明>
図3(a)(b)は、図1において示した外部給紙部240の構成並びに動作原理を説明するための図である。図3(a)(b)は、図1において示した外部給紙部240の、それぞれ側面および上面方向からの断面を示し、内部構造を説明するものである。
図3(a)は、外部給紙部240を図1に示した状態において、側面に沿った断面によってその内部構造を示した図である。外部給紙部240内部にカート241が設置されている。カートにはシート積載板305が備えられており、リフト機構304によって上下に移動するよう制御される。リフト機構304によって、シート積載板305に積載済のシート束306の最上位面の位置が一定の高さに維持されるよう、制御される。サイド規制板301は、積載済シート束306の位置を一定に保つ役割を担う一方で、その最上部には、積載済シート束306の上部の数枚に図示しない捌きファンによって風を横方向から吹き付け、捌く機構を備えている。なお、サイド規制板301は、カートの奥および手前に配置されており、それぞれ図示しないファンが備えられている。また、図示しない捌きファンの風量は、操作部243が提供する調整用の画面操作によって、個別に調整可能なよう構成される。調整用の画面操作の例については後述する。
図に示す通り、サイド規制板301が備える図示しない捌きファンによって、積載済シート束306が、上部数枚の捌き済シート308と捌かれていないシート307に分かれる。捌き済シート308の最上部のシート309は、吸引ファン302によって上方に吸引され、コンベイヤ303によって同図における左方向、すなわちプリンタ部203方向に搬送口310を経由して搬送される。搬送口310を通過したシートは、図1に示した通り、接合部244、接合部245を介して、プリンタ部203方向に搬送される。
図3(b)は、外部給紙部240を図1に示した状態において、上面に沿った断面によってその内部構造を示した図である。図3(a)で説明した構成要素に関しての説明は省略する。前述したとおり、上部に捌きファンを備えるサイド規制板301が、同図の例では手前および奥にそれぞれ3か所、吸引ファンは手前および奥で1か所ずつ備えられている。
<外部給紙部のファン風量調整>
図4は図1において示した、外部給紙部240が備える操作部243によって実行、表示される給紙部設定画面400の一例であり、図3において説明した、吸引ファンならびに捌きファンの風量調整画面例を示したものである。同図には風量調整以外の機能の画面も提示されているが、本発明の効果を説明するうえで不要な項目の説明は割愛する。
風量調整部412は、図3において説明したサイド規制板301が備える捌きファンの風量(406、407、408、409、410、411)、並びに吸引ファン302の風量(404、405)の調整画面を示している。同図に示した画面の対応するボタンを押すことで、風量を0%から100%まで1%刻みで調整可能なよう構成されている。
これら風量の最適値は、シートの坪量、サイズ、材質によって異なり、かつこれらの風量の最適値は外部給紙部固有の性質に由来するものである。したがってこれらの風量の最適値は、プリンタ部203側で管理することは困難であり、ゆえに外部給紙部240側に閉じた形で管理および調整がなされる必要がある。
上述した通り、シートの坪量、サイズ、材質によって異なる最適値から外れた風量調整がされた場合、様々な給紙エラーが発生しうる。これらエラーとしては、例えば、捌きファンの風量が不足したことにより、積載済シート束306の最上部の上部数枚の捌き済シート308の捌きが不十分であるために重送が発生する、等である。また別の例としては、吸引ファン302の風量が不足したことに伴い、シートを吸引できず不送りが発生する、等である。
適正な値を設定した場合であっても、格納するシート種を変更した場合には、これらファンの風量の調整値は、格納するシート種に合わせて別途実施せねばならない。さらには、外部給紙部内部のエアフローの関係上、手前、奥の捌きファンの風量設定は、シートのサイズ、種類によっては、同一にしないことが最適である等の、設定者にとって非自明かつ難解な条件も存在する。
このようにシート並びに装置固有のファンの風量調整を、装置の利用者が実施する場合、正しい風量値を導くことは複雑かつ難解であり、かつ正しい調整がなされているのか否かの判定自体が困難である。このような性質を持つ給紙部ならではの、運用面における利便性を向上させることは重要な課題である。
<外部給紙部のブロック図>
図5のブロック図を用いて、本実施例1に係る外部給紙部240の構成(主に、ソフトウェア構成)について説明する。なお、図5で示すブロックは、システムとしての単位で分割されているため、図3(a)(b)で示した機器構成の単位とは必ずしも対応しない部分が存在する。
外部給紙部240は、その内部に永続的にデータを記憶可能なハードディスク(以下「HDD」という。)503等の不揮発性メモリを備える。なお、本実施例1ではハードディスクを用いた例を示したが、同様の大容量かつ不揮発性な記憶装置であれば、ハードディスクに限定されるものではない。ハードディスク503には図4において示したファンの風量調整パラメータ等の情報が記憶される。
外部I/F506は、MFP101と、疎結合システムバス211を経由して給紙処理に由来する制御信号並びにステータスを送受信する。
また外部給紙部240は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部204も備えている。操作部243においてなされる調整用画面の一例は図4において示した通りである。
外部給紙部240が備える制御部の一例に該当する制御部501は、図示しないCPUを有し、この外部給紙部240が備える各種ユニットの処理や動作等を統括的に制御する。ROM504には、制御部501により実行される給紙制御の処理を実行するプログラムが記憶されている。
ROM504には、操作部243の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラム、たとえば図4において示した調整画面の表示ならびに実行のためのプログラムも記憶されている。
制御部501のCPUが、ROM504に記憶されているプログラムをRAM505に読み出して実行することにより、外部給紙部240の給紙に係る各種動作が実行される。
給紙搬送制御部502は、図3(a)(b)ならびに図4において示した、外部給紙部240が内部に格納するシートを捌き、吸引し、かつMFP101に搬送する一連の制御を実行する機構である。同機構は、ROM504に格納されたプログラムを、CPUがRAM505に読み出し、かつHDD503に格納された調整値を読み出し、その値に基づいてCPUが前記プログラムを実行することによって実現される。
<MFPのソフトウエア構成>
図6は図2におけるROM207内に格納され、制御部205が備える図示しないCPUにより読み出され実行される各種プログラム、および該プログラム等によって使用されるデータを例示したものである。図示するように、ROM207には本発明によるMFP101が提供することの出来る各種機能を実現するための制御プログラムが格納されている。
オペレーティングシステム601はMFP101の機能を実現する各種プログラムの実行環境を提供することを目的としたプログラムである。これは、主にMFP101のメモリ、すなわち図2におけるROM207やRAM208,HDD209等の資源管理、および同図に示された各種装置の基本的な入出力制御等の機能を提供する。
データ送受信プログラム602は、図2における外部I/F202を経由してデータの入出力要求が発生した際に行われる、送受信処理を行うための制御プログラムである。具体的には、TCP/IP等のプロトコルスタックを内包し、ネットワーク106経由で接続される外部機器等との間で交わされる、各種データの通信を執り行うための制御プログラムである。ここで行われる通信処理は、MFP101と外部I/F202の間を入出力されるデータパケットの送受信レベルや、HTTPサーバ等の通信処理に特化した処理を担当し、この後述べる受信されたデータの内容に関する解析処理は含まれない。データの解析処理は、後述する制御部205によって、別プログラムの記述内容に基づいて実行される。
コピー機能プログラム603は、操作部204経由で、MFP101のユーザがコピーファンクションの実行を指示した際に、操作部204からの指示により、制御部205によって実行される、コピー機能を実行するためのプログラムである。
制御部205によって行われるコピー機能においては、MFP101内の資源を本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて、制御部205によって適切な順序で、これら各デバイスの動作を順次指示する。それにより、最終的にコピー処理が実行されるように制御される。前述の各デバイスには、スキャナ部201やプリンタ部203、シート処理装置200、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等が含まれる。
スキャン機能プログラム604は、操作部204経由で、MFP101のユーザがスキャンファンクションの実行を指示した際に、操作部204からの指示により、制御部205によって実行される、スキャン機能を実行するためのプログラムである。制御部205によって行われるスキャン機能は、次のように実行される。スキャナ部201、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等のモジュールが、MFP101内の資源を、本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて制御部205によって制御される。その際に、適切な順序で、これら各デバイスの動作を順次指示することにより、最終的にスキャン処理が実行されるように制御される。
PDL機能プログラム605は、PDLジョブデータ(印刷ジョブデータ)が、外部I/F202経由でMFP101によって受信された場合に、外部I/F202の指示により制御部205によって実行される、PDLプリント機能を実行するプログラムである。制御部205によって行われるPDLプリント機能においては、本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて、制御部205によって適切な順序で各デバイスの動作を順次指示する。その結果として、最終的にPDLプリント処理が実行されるように制御される。前記各デバイスには、シート処理装置200、プリンタ部203、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等が含まれる。
JDF機能プログラム606は、JDFジョブデータ(印刷ジョブデータ)が外部I/F202経由でMFP101によって受信された場合に、外部I/F202の指示により制御部205によって実行される、JDFプリント機能を実行するプログラムである。制御部205によって行われるJDFプリント機能においては、本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて、制御部205によって適切な順序で各デバイスの動作を順次指示する。
その結果として、最終的にJDFプリント処理が実行されるように制御される。前記各デバイスには、図2におけるシート処理装置200、プリンタ部203、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等が含まれる。また、外部I/F202経由で受信されたJDFジョブデータの解析処理および、前記解析処理の結果、JDFに不正な設定が含まれるか否かの判別処理、及び前記不正な設定を解消するための設定変更等を行うプログラムも含まれる。
BOX機能プログラム607は、操作部204経由でMFP101のユーザがBOXファンクションの実行を指示した際に、操作部204からの指示により、制御部205によって実行されるBOX機能を実行するプログラムである。BOX機能においては、MFP101を本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて、制御部205によって適切な順序で、これら各デバイスの動作を順次指示することによりBOX処理が実行されるように制御される。前記各デバイスには、スキャナ部201やプリンタ部203、シート処理装置200、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等が含まれる。格納されたジョブデータに対して、格納時の設定を変更して実行することが可能である。
ジョブホールド機能プログラム608は、操作部204経由でMFP101のユーザがジョブホールドファンクションの実行を指示した際に、操作部204からの指示により、制御部205によって実行されるジョブホールド機能を実行するプログラムである。ジョブホールド機能においては、MFP101を本プログラムに記述された処理順序、処理条件に基づいて制御部205によって適切な順序でこれら各デバイスの動作を順次指示することにより、ジョブホールドによる印刷処理が実行されるように制御される。前記各デバイスには、プリンタ部203、シート処理装置200、HDD209、圧縮展開部206、RAM208等が含まれる。格納されたジョブデータに対して、格納時の設定を変更して実行することが可能である。
外部機器であるPC102から、MFP101のジョブホールド機能に対して、印刷ジョブデータを格納する際には、PDLもしくはJDF機能プログラム605、606等がジョブデータの印刷処理をする代わりに、ジョブホールド機能に対する格納を指示する。これらPDL機能プログラム605もしくはJDF機能プログラム606によって、印刷指示をするか、ジョブホールド機能への格納処理をするかは、ジョブの投入先であるPC102において動作する印刷用アプリケーションの指定によって為される。この指定は、PDL機能プログラム605もしくはJDF機能プログラム606等が処理する対象であるジョブデータに設定属性に反映され、PDL機能プログラム605もしくはJDF機能プログラム606が、設定属性に基づき処理の切り替えを実施する。
UI制御プログラム609は、図2において示した操作部204の制御用プログラムである。UI制御プログラム609は、MFP101のユーザによる操作部204の入力された内容を識別し、各種機能プログラムと通信可能とするよう制御部205に対する処理依頼指示を行う。
メディア管理プログラム610は、MFP101が利用可能なメディアに関連する管理機能を実行するためのプログラムである。当該プログラムによって管理されるメディア関連情報は、該プログラムの処理によってHDD209上に格納される。
なお、本実施例にいては、図6に示した各種機能プログラムの全てを備える必要はなく、その一部あるいは前述した以外の機能プログラムを備える構成であっても構わない。いずれの場合においても、本発明が有効であることは言うまでもない。
<通常給紙部から給紙時のジャム画面>
図7(a)は、通常給紙部である給紙部225からシートを給紙した際に、ジャムなどの給紙エラーが発生した際に、操作部204上に表示される画面700の一例を示したものである。ジャムが発生した部位の近傍を示すマーカー709が表示されており、ジャムを引き起こしたシートの存在箇所をMFP101のユーザに提示している。また、ジャム発生個所表示部701においては、マーカー709とは別に文言によってもジャム紙の存在箇所を、例えば、「給紙部1」として提示している。さらに、ステータス表示部704にも、MFPの印刷処理が停止した要因がシートのジャムである旨、通知がなされる。指示内容表示部702はユーザにMFP101が停止状態から復帰する際に行うべき操作に関する情報について、手順を追って示すためのものである。
「次へ」ボタン703は、さらに同図において示した処理を実施した場合であっても、MFP101が稼働状態となるためにはさらに何かしらの操作が必要である場合に、選択可能状態となるよう構成される。例えば、ジャムによって、MFP101内部に滞留したシートが複数枚存在し、異なる箇所のシート撤去が必要となる場合等である。同図の例においては、単一箇所のシート撤去処理のみでMFP101は印刷処理可能状態に復帰できる場合の例であるため、「次へ」ボタン703は選択不可状態の場合の例を示している。「閉じる」ボタン705は、同図において示した画面を終了し、別の操作を行うことを目的とした別画面への遷移を指示するためのものである。
図7(b)は、MFP101のユーザが、図7(a)の状態において同図に示された指示に従いジャム紙を撤去し、MFP101による印刷処理が可能となった後に、印刷中の操作部204上に表示される画面の一例を示したものである。同図に示されるよう、給紙部225から給紙を指示された印刷ジョブが、ジャム状態から復帰した場合には自動的に印刷再開処理がなされる。そのため、ステータス表示部704にはMFP101が印刷中状態に復帰した旨の情報を提示するとともに、印刷中操作画面707を表示する。印刷中操作画面707は、印刷処理実行中にユーザが指定可能な操作を指示するための画面である。同図において示した例では、印刷処理を意図的に停止する際に指示する、印刷中止ボタン708が提供されている。
<外部給紙部からの給紙時のジャム画面>
図8(a)は、外部給紙部240からシートを給紙した際に、ジャムなどの給紙エラーが発生した際に、操作部204上に表示される画面の一例を示したものである。ジャムが発生した部位(場所)の近傍を示すマーカー806が表示されており、ジャムを引き起こしたシートの存在箇所をMFP101のユーザに提示している。また、ジャム発生個所表示部801においては、マーカー806とは別に文言によってもジャム紙の存在箇所を、例えば、「給紙部(外製フィーダ)」として提示している。
ここで、外製フィーダとは、外部給紙部240がMFP101の製造者とは異なるサードベンダによるもの、即ち、他社製であり、上述した特定の給紙部であることを示すものとする。さらに、ステータス表示部804にも、MFPの印刷処理が停止した要因がシートのジャムである旨、通知がなされる。指示内容表示部802は、ユーザにMFP101が停止状態から復帰する際に行うべき操作に関する情報について手順を追って示すためのものである。
「次へ」ボタン803は、さらに同図において示した処理を実施した場合であっても、MFP101が稼働状態となるためにはさらに何らかの操作が必要である場合に、選択可能状態となるよう構成される。同図において示した例では、給紙箇所として外部給紙部240が指定された場合に、ジャムが発生した場合の例である。外部給紙部240は、MFP101の制御部205とは制御的に独立した装置であるため、ジャムの発生原因はMFP101のコントローラ部では判別することができない。そのために、「次へ」ボタン803は選択可能な状態とし、次画面にユーザが実施すべき処理が存在することを示している。「閉じる」ボタン805の役割は図7における「閉じる」ボタン705と同じであるため、説明は割愛する。
なお、同図においては、ジャムの発生個所を示すマーカー806が、外部給紙部240とMFP101の接合部近傍を示しているが、必ずしも示された箇所にジャム紙が存在するとは限らない。なぜならば、外部給紙部240からシートが搬送されてこない、あるいは、外部給紙部240並びに接合部244、接合部245内でジャムが発生している可能性があるが、その発生個所をMFP101の制御部205側では検知できないためである。したがって、発生個所としてマーカー806は、MFP101の構成部のうちの、外部給紙部240にもっとも近傍箇所を示しているに過ぎない。
図8(b)は図8(a)に示した状態の画面において、「次へ」ボタンを押下した後に、操作部204上に表示される画面の一例を示したものである。ステータス表示部804には、印刷処理は停止中である旨表示されており、図7(a)(b)で示した例とは異なり、印刷処理の自動再開は実行されず、代わりに同画面による情報提示並びに選択操作をユーザに要求する。情報提示部807においては、給紙箇所が外部給紙部240であり、ジャムが発生した場合には、外部給紙部240で実施する給紙時に作動する、図3において説明した各種ファンの調整量の不正の可能性、並びに確認を指示するための情報を提示する。この段階で本発明によるシステムのユーザは、MFP101とは独立した給紙部である外部給紙部240固有のパラメータの確認ならびに調整を実施する。
印刷再開ボタン808および印刷中止ボタン809は、いずれかを選択した際に、印刷処理を再開し、図7(b)において示したように印刷処理を再開させるか、当該印刷ジョブをキャンセルするかを排他的に選択、即ち、選択的に指示可能とするものである。外部給紙部240のパラメータ調整に時間や手間を要すると判断される場合には、印刷中止ボタン809を押して別の印刷ジョブであって、外部給紙部240以外の箇所からシートを利用するジョブの処理を先行して実施する、などの回避策を採用可能である。若しくは、外部給紙部240のパラメータ調整を実施した後に、再開するという運用が許される、若しくは印刷順序を維持したい場合などには、図8(b)の画面の状態を維持したまま、外部給紙部240のパラメータ調整を実施すればよい。
しかる後に、印刷再開ボタン808を押せば、外部給紙部240のパラメータが修正された状態で、当該印刷ジョブの処理は再開することが可能である。これらの制御によって、外部給紙部240のパラメータ不正に伴いジャムが連続的もしくは高頻度で発生するにも関わらず、その原因に気づくことが困難かつ難解である為にユーザが被る不利益の発生を回避することが可能となるのである。
<給紙エラー発生時の処理フローチャート>
図9は、本実施例において、給紙時にジャムが発生した際、制御部205によってROM207から読みだされ実行されるPDL機能プログラム605、UI機能プログラム609の処理のうち、給紙エラー発生時の処理に着目したフローチャートである。
印刷処理が開始されると、ステップS901 に進み、PDLプリントジョブが実行される。同ステップにおける処理は、MFP101ならびにシステムが外部I/F202より受信した印刷ジョブデータを解析し、シートに印刷し出力する一連の動作を含むが、詳細は省略する。
ステップS902 は、前述したステップS901 において、その処理の過程で給紙エラーが発生したか否かを判別するためのステップである。同ステップの判別の結果が偽であればステップS901 に戻る一方で、判別の結果が真である場合にはステップS903に進む。
ステップS903 においては、給紙エラーが発生した際に、そのエラーを引き起こした領域、即ち、エラーを引き起こしたシートの給紙箇所(場所)を検査する。ステップS904 においては、ステップS903 において検査した結果、エラーを引き起こしたシートの給紙箇所が外部給紙部240であるか否かをさらに判別する。このステップは、以後の処理が図7(a)(b)に示した処理に進むか、若しくは図8(a)(b)に示した処理に進むかの判定処理に相当する。これら図7(a)(b)および図8(a)(b)に示した処理は、制御部205がPDL機能プログラム605およびUI機能プログラム609をROM207から読みだした際に、操作部204上に表示することによって行われる。
ステップS904 の判別の結果が偽であれば、ステップS906 に進み、図7(a)(b)の表示を操作部204上に行い、ジャムをMFP101の利用者に解除させたのち、自動リカバリ処理を実行する(ステップS906)。後続のページが残ってるかを判別し(ステップS907)、残っていればステップS901 に戻り処理を継続する。ステップS907の判別の結果が偽であれば、当該PDLジョブで印刷対象の後続ページは存在しないことを意味するため、PDLプリントの処理を終了する。
ステップS904 の判別の結果が真、すなわち給紙エラーが発生した際に、そのエラーを引き起こしたシートの給紙箇所が外部給紙部240であると判別された場合には、図8(a)(b)の表示を操作部204上に行う。すなわち、図8(a)の表示に従い、MFP101の利用者がジャムを解除した後に、図8(b)の表示を、操作部204に対して制御部205がUI機能プログラム609を実行することにより行う(ステップS905)。
図8(b)の説明で述べたとおり、外部給紙部240からの給紙という条件で給紙エラーが発生した場合にはジャム解消後に自動ジャムリカバリ処理を実行することはしない。即ち、それに代えて、外部給紙部240の設定確認を促す情報提示を、制御部205ならびにUI機能プログラム609が操作部204に対して実施する。同画面によって提示される情報ならびに、同画面から操作可能な指示については、図8(b)において述べた通りである。すなわち、印刷再開ボタン808および印刷中止ボタン809が表示され、印刷再開ボタン808が押下された場合にはステップS906に進み、一方で印刷中止ボタンが押下された場合には当該PDLプリントジョブを終了する。
いずれにしても、ステップS905によって提示される情報によって、MFP101ならびにシステムの利用者は、外部給紙部240に由来する各種パラメータ不正の可能性を示す情報を得ることができる。従って、適切な調整処理を実施し、外部給紙部240を給紙先として指定した際の給紙エラーを発生しない状態に設定を変更したうえで、印刷処理を実行する運用を可能とする。
以上が本発明の実施例1に関する説明である。
以下、本発明の実施例2について説明する。
実施例1においては、PDLプリントジョブ実行時に、給紙エラーが発生し、かつその際の給紙元が外部給紙部240か否かによって、図7(a)(b)または図8(a)(b)のような表示、並びに図9に示したような処理を切り替えるという例を示した。
実施例2においては、実施例1をさらに改良し、より利便性の高いシステムの提示を目的としたものである。
仮に、外部給紙部240を給紙部として指定した場合であって、給紙エラーが発生した場合、毎回図8(b)に示したような情報提示が必要か否かを考察する。給紙部として外部給紙部240ではなく、給紙部225を指定した場合であっても、ごく低確率で給紙エラーが発生することがある。これはMFP101が複雑な機構を有しているためであり、また機器の利用状況、耐用年数による搬送路を構成する各種機構の摩耗等によっても、給紙エラーの発生をゼロにすることはできないことに由来する。これと同じことが外部給紙部240に対してもあてはまる。
すなわち、外部給紙部240における、図4において示した各種パラメータ調整不良によって引き起こされる給紙エラーとは別に、複雑な機構由来のいわば各種調整不良ではない、機構由来の搬送エラーも発生しうる。これら性質の異なる搬送エラーを識別し、適切な処理を切り替えるよう構成することにより、さらなる利便性を高めるシステムの提供を実施例2によるシステムは目的としている。
すなわち、実施例2では、外部給紙部240から給紙した場合であって、ごく低確率で発生した給紙エラーの場合には、機構由来の給紙エラーであって、図4において示した各種パラメータ調整に不正はないとする。一方、外部給紙部240から給紙した場合であって、一定の確率以上で発生した給紙エラーの場合には、機構由来ではなく図4において示した各種パラメータ調整によって引き起こされた給紙エラーとする。この様に、実施例2では、これら両者を識別し処理を切り分けることを可能とする。
<給紙エラー発生時の処理フローチャート>
図10は、本発明のシステムにおいて、給紙時にジャムが発生した際、制御部205によってROM207から読みだされ実行されるPDLならびにUI機能プログラム605、609の処理のうち、給紙エラー発生時の処理に着目した処理フローチャートである。なお、同フロー図において、図9に示したフロー図と重複する処理内容については説明を省略する。即ち、図10のステップS1001〜S1009、Sは、それぞれ図9のS901〜S909と同様であり、その説明を省略する。
ステップS1004において、給紙エラーが発生した場合であって、その際の給紙部が外部給紙部240であった場合には、ステップS1010に進む。ステップS1010では、外部給紙部240から給紙した場合に発生した給紙エラーの発生頻度を計測、即ち、給紙エラーの発生回数をカウントする。カウント値が所定値(閾値)未満の場合には機構由来の給紙エラーと、所定値以上(閾値以上)の場合は外部給紙部240固有の給紙エラーと判断する。給紙エラーの発生頻度、即ち、カウント値に基づくエラー原因の判断条件および手法としては様々考えられる。
例えば、一定枚数給紙される間に所定回数以上の給紙エラーが発生した場合、同一ジョブにおいて所定回数以上の給紙エラーが発生した場合、若しくは連続して所定回数以上の給紙エラーが発生した場合、等である。これらの場合は、いずれも、前述した機構由来の給紙エラーではなく、外部給紙部240固有の給紙エラーであると判断する。即ち、図4において示したパラメータ調整が不適切になされた状態で発生する給紙エラーと判断する。
換言すれば、これらの条件にあてはまる場合には、図8(b)に示したような外部給紙部240側の設定確認をMFP101ならびにシステムの利用者に促すための情報提示を実施することにより、利便性を向上させることが可能である。一方で、機構由来の偶発的給紙エラーの場合には、情報提示はせずに自動リカバリを実行しても支障はなく、かつ追加の手番や本来不要である外部給紙部240の設定確認を利用者に要求せずに済む。
従って、ステップS1011においては、ステップS1010におけるカウント値に基づき、外部給紙部240から給紙した場合に発生した給紙エラーが、機構由来か、もしくはパラメータ調整不適切由来かを判別する。即ち、カウント値が所定数未満の場合は、外部給紙部240のパラメータ調整は適切になされているが機構由来の給紙エラーであると判断し、ステップS1006に進み自動リカバリ処理を実行する。一方、カウント値が所定数以上の場合は、機構由来ではなく外部給紙部240のパラメータ調整不適切が原因の給紙エラーの可能性があると判断し、ステップS1005に進み、図8(b)に示した情報提示を実施する。なお、ステップS1011においてカウント値が所定値以上と判断された場合には、例えば、ステップS1005に進む際にカウント値をリセットする。
以上が本発明の実施例2に関する説明である。
以下、本発明の実施例3について説明する。
外部給紙部240から給紙した場合であっても、ジャム等の給紙エラーが発生した箇所が給紙部およびその近傍に属すれば、給紙部由来の搬送エラーと判断される。一方、給紙されたシートがプリンタ部203内およびその後段であるシート加工装置224で発生した場合には、給紙操作は正しくなされているため、外部給紙部240の図4に示したパラメータ調整由来の搬送エラーとは別原因と判断することが可能である。
従って、実施例3においては、外部給紙部240から給紙した場合であっても、搬送エラーを検出した部位に応じて、図7(a)(b)に示した情報提示を行うか、図8(a)(b)に示した情報提示を行うかの処理を切り分けるよう構成することを目的とする。
<給紙エラー発生時の処理フローチャート>
図11は本発明の実施例3を実現するための情報提示方法を説明するためのフロー図である。同フロー図記載の動作は制御部205がROM207からPDL機能プログラム605およびUI機能プログラム609を読みだして実行することよって実現される。
同フロー図はPDLプリントジョブを実行中に搬送エラーをMFP101ならびにシステムが検知したことにより開始される。
ステップS1101において、搬送エラーを検知した部位を特定し、ステップS1102 においてその発生部位がMFP101内部であるか否かを判定する。換言すれば、外部給紙部240側で発生したか、若しくはMFP101内部で発生したかの判別処理である。同ステップの結果が真であれば、搬送エラーは、外部給紙部240のパラメータ調整不正に起因するものではないため、ステップS1103 に進み、図7(a)(b)において示した情報提示ならびに自動リカバリ処理が実施される。
一方で、同ステップの判別の結果が偽である場合には、搬送エラーがMFP101外部、即ち、外部給紙部240側で発生したものである。従ってこの場合には、外部給紙部240のパラメータ調整不良由来の搬送エラーもしくは給紙エラーである可能性があるため、自動リカバリ処理を即座に実行する代わりに、図8(a)(b)に示した情報提示を行い、利用者に確認を要求する運用を可能とする。
以上は本発明の実施例3に関する説明である。
(変形例)
上記各実施例において、給紙エラーを引き起こした給紙部が外部給紙部240の場合、自動リカバリ処理を実行せずに、印刷ジョブの実行モードをプリフライトモードに変更するようにしてもよい。これにより、デバイスの調整、即ち、ここでは外部給紙部240固有のパラメータの確認ならびに調整をユーザに実施させるようにしてよい。なお、プリフライト処理を実施する画面を、外部給紙部240の設定確認を促す情報提示と紐付けて提供するようにしてよく、それによりユーザの利便性を向上できる。
以上の様に、本発明によれば、画像形成装置および特定の給紙部で構成されるシステムにおいても、給紙エラー等の発生した際に、特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示することでその原因究明を容易化できる。また、給紙エラー等解消後のリカバリを容易とし、利便性を向上させることができる。
それにより、給紙エラー等の発生後の無駄なシート搬送、並びに、シートの撤去作業の回数を削減することが可能である。したがって、画像形成装置と外部給紙部が疎結合によって接続される場合であっても、それらが密結合である場合の給紙部と同等の利便性を確保し、利用者に提供することが可能となる。
また、画像形成装置と独立に供される外部給紙装置と組み合わせたシステムにおいて、シート搬送に関するパラメータセットを画像形成装置が管理しない、若しくはできない構成の場合がある。本発明によれば、そのような場合であったとしても、パラメータセットの値不正に由来する搬送エラーに由来する原因の究明を容易とするシステムの提供が可能となる。
また、パラメータセットの値不正に由来する無駄なシートの発生、並びに、搬送エラーが発生したシートの撤去作業の回数を削減することが可能である。これにより、画像形成装置と外部給紙装置が疎結合によって制御される場合であっても、密結合状態の給紙装置と同等の利便性を確保し利用者に提供することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
100 印刷管理システム
101 MFP
200 シート処理装置
203 プリンタ部
240 外部給紙部

Claims (12)

  1. 給紙部を備える画像形成装置を有する印刷管理システムであって、
    給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部か否かを判別する判別手段と、
    給紙エラーを引き起こした領域が前記特定の給紙部の場合、当該特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示する表示手段と、
    給紙エラーを引き起こした領域が前記特定の給紙部でない場合、自動リカバリ処理を実行する自動リカバリ手段と、
    を設けたことを特徴とする印刷管理システム。
  2. 前記設定の確認を求める情報は、前記特定の給紙部のパラメータの確認を求める表示を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。
  3. 前記設定の確認を求める情報は、さらに、印刷処理の再開または中止を選択的に指示可能とする表示を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の印刷管理システム。
  4. 給紙エラーを引き起こした領域が前記特定の給紙部の場合、前記表示手段は、給紙エラーの場所を表示する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  5. 前記特定の給紙部は、前記画像形成装置による制御命令が、他の給紙部に比べて限定されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  6. 前記特定の給紙部は、前記画像形成装置に接続された外部の給紙部である、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  7. 前記特定の給紙部は、他社製の給紙部である、ことを特徴とする請求項6に記載の印刷管理システム。
  8. 前記特定の給紙部の給紙エラーの発生頻度を計測する計測手段をさらに設け、
    前記表示手段は、前記計測手段により計測された発生頻度が所定の閾値以上の場合に、前記設定の確認を求める情報を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  9. 給紙エラーを引き起こした給紙部が前記特定の給紙部の場合、印刷ジョブの実行モードをプリフライトモードに変更する手段をさらに設けた、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  10. 前記表示手段は、給紙エラーを引き起こした給紙部が前記特定の給紙部の場合、前記特定の給紙部と前記画像形成装置との間の接合部を確認するよう求める情報を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の印刷管理システム。
  11. 給紙部を備える画像形成装置を有する印刷管理システムにおける印刷管理方法であって、
    給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部か否かを判別する工程と、
    給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部の場合、当該特定の給紙部の設定の確認を求める情報を表示部に表示する工程と、
    給紙エラーを引き起こした領域が特定の給紙部でない場合、自動リカバリ処理を実行する工程と、
    を設けたことを特徴とする印刷管理方法。
  12. コンピュータを請求項1乃至10のいずれか1項に記載された各手段として機能させるためのプログラム。
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