JP2019040525A - 相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】相性の分析精度の向上を図ることができる相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】相性分析システム1は、感情分析部24と、相性分析部25と、を備える。感情分析部24は、複数のユーザ6それぞれの生理反応の時系列データに基づいて、複数のユーザ6それぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。相性分析部25は、感情分析部24が求めた複数のユーザ6それぞれの感情度の時系列データを比較し、複数のユーザ6間の相性度を求める。【選択図】図1
Description
本開示は、一般に相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、ユーザ間の相性を分析する相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラムに関する。
従来、生体情報(生理反応)に基づいて使用者間の相性を判定する構成(相性分析システム)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、携帯電話機が使用者の生体情報として生理量データを検出する。生理量データは、使用者の皮膚温度、脈拍及びGSR(皮膚電気反射)の変化量(最大値と最小値との差分値)である。携帯電話機は、検出された生体情報を生体情報管理サーバに送信する。生体情報管理サーバは、携帯電話機から送信された生体情報に基づいて使用者の性格を判定する。生体情報管理サーバは、複数の使用者間の性格判定結果に基づいて、使用者間の相性を判定する。
相性分析システムにおいて、相性の分析精度の向上が望まれている。
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、相性の分析精度の向上を図ることができる相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る相性分析システムは、感情分析部と、相性分析部と、を備える。前記感情分析部は、複数のユーザそれぞれの生理反応の時系列データに基づいて、前記複数のユーザそれぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。前記相性分析部は、前記感情分析部が求めた前記複数のユーザそれぞれの前記感情度の時系列データを比較し、前記複数のユーザ間の相性度を求める。
本開示の一態様に係る相性分析装置は、前記相性分析システムに用いられ、少なくとも前記相性分析部を備える。
本開示の一態様に係る相性分析方法は、感情分析ステップと、相性分析ステップと、を有する。前記感情分析ステップは、複数のユーザそれぞれの生理反応の時系列データに基づいて、前記複数のユーザそれぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。前記相性分析ステップは、前記感情分析ステップで求めた前記複数のユーザそれぞれの前記感情度の時系列データを比較し、前記複数のユーザ間の相性度を求める。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、前記相性分析方法を実行させる。
本開示の相性分析システム、相性分析装置、相性分析方法、及びプログラムでは、相性の分析精度の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本開示の一実施形態について説明する。下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。また、下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
本実施形態に係る相性分析システム1のブロック図を図1に示す。図1を用いて、本実施形態の相性分析システム1の概要を説明する。
本実施形態に係る相性分析システム1のブロック図を図1に示す。図1を用いて、本実施形態の相性分析システム1の概要を説明する。
本実施形態の相性分析システム1は、複数(図1では3人)のユーザ6それぞれの生理反応(例えば、脳波、心拍など)に基づいて、複数のユーザ6間の相性を分析する。以下の説明において、3人のユーザ6を区別する場合、ユーザ6A〜6Cとする。相性分析システム1は、相性分析装置2と、反応測定部3と、刺激付与部4と、を備えている。
刺激付与部4は、複数のユーザ6に刺激を与えるように構成されている。反応測定部3は、刺激付与部4から刺激を受けた複数のユーザ6それぞれの生理反応を時系列で測定する。
相性分析装置2は、感情分析部24、及び相性分析部25を備えている。感情分析部24は、反応測定部3の測定結果に基づいて、複数のユーザ6それぞれに対して心理状態を示す感情度の時系列データを求める。相性分析部25は、複数のユーザ6の感情度の時系列データを比較し、比較結果に基づいて相性度を求める。本実施形態における相性度とは、複数のユーザ6が同じ刺激を受けた際における心理状態の変化の相関性のレベルを示している。つまり、相性度が高いほど、ユーザ6間において刺激に対する共感性が高いといえる。
本実施形態の相性分析システム1では、複数のユーザ6の感情度の時系列データを比較して、相性度を求めている。つまり、本実施形態の相性分析システム1では、ユーザ6の感情度の時間的な変化度合いにも基づいて、相性度を求めている。したがって、本実施形態の相性分析システム1では、複数のユーザ6間における相性の分析精度の向上を図ることができる。
(2)詳細
以下に、相性分析システム1の詳細について図1を用いて説明する。本実施形態では、同一空間にいる3人のユーザ6を相性分析の対象者とする場合を例示する。なお、相性分析の対象者であるユーザ6の人数は2人以上であればよく、3人に限定されない。
以下に、相性分析システム1の詳細について図1を用いて説明する。本実施形態では、同一空間にいる3人のユーザ6を相性分析の対象者とする場合を例示する。なお、相性分析の対象者であるユーザ6の人数は2人以上であればよく、3人に限定されない。
本実施形態の相性分析システム1は、相性分析装置2、反応測定部3、刺激付与部4、及び表示装置5を備えている。
刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して刺激を与えるように構成されている。刺激とは、例えば、ユーザ6の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)、温度感覚(温覚、冷覚)等のうち1乃至複数の感覚によって感知可能な刺激である。刺激の例として、例えば画像、動画の表示、音楽の再生、におい(香り)の発生、温度変化、飲食等がある。本実施形態の刺激付与部4は、液晶ディスプレイ等の表示装置41を備えており、画像(静止画又は動画)を表示装置41に表示することによりユーザ6の視覚に刺激を与えるように構成されている。刺激付与部4は、表示装置41に動画を表示する場合、動画の音声を発生させるスピーカも備える。
また、刺激付与部4は、相性分析の対象者である複数のユーザ6に同じ刺激を与えるように構成されている。本実施形態では、刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して、同じ場所かつ同じタイミングで、同じ刺激を与える。具体的には、表示装置41は、同じ場所にいる複数のユーザ6が同時に見ることができるように配置されている。刺激付与部4は、1つの表示装置41を用いて複数のユーザ6に対して同じ画像を同時に見せることにより、複数のユーザ6に同じ刺激を与える。
また、刺激付与部4は、複数のユーザ6に与える刺激を時系列で変化させるように構成されていることが好ましい。本実施形態では、刺激付与部4は、表示装置41に画像を表示することによりユーザ6に刺激を与える場合、表示装置41に表示する画像を時系列で切り替えることにより、刺激を時系列で変化させる。また、刺激付与部4は、表示装置41に動画を表示することによりユーザ6に刺激を与える場合、例えば感動的なシーン、興奮するシーン、悲しいシーン、面白いシーン等の様々なシーンが含まれる動画を表示することにより、刺激を時系列で変化させる。
反応測定部3は、複数のユーザ6それぞれの生理反応を時系列で測定するように構成されている。生理反応とは、例えば、脳波、発汗、心拍、脈波、呼吸、瞳孔、瞬き回数、心電、顔電、視線、交感神経活動指標、副交感神経活動指標等である。本実施形態では、反応測定部3は、生理反応として脳波を測定する脳波測定装置31を複数備えている。複数の脳波測定装置31は、複数のユーザ6と一対一に対応している。各脳波測定装置31は、一人のユーザ6の脳波を測定する。脳波測定装置31は、例えばヘッドマウント式の測定部を有しており、測定部がユーザ6の頭部に装着される。脳波測定装置31は、測定部に設けられたセンサがユーザ6の頭皮表面に接触することにより、ユーザ6の脳波を測定する。脳波測定装置31は、ユーザ6の脳波(α波、β波等)を所定のサンプリング周期で測定する。そして、脳波測定装置31は、測定結果を相性分析装置2に出力する。
相性分析装置2は、制御部21と出力部22とを備えている。
制御部21は、刺激制御部23と、感情分析部24と、相性分析部25と、を有している。制御部21は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
刺激制御部23は、刺激付与部4がユーザ6に与える刺激を制御する。具体的には、刺激制御部23は、画像を刺激付与部4の表示装置41に表示させる。また、刺激制御部23は、表示装置41が画像の表示を開始するタイミングを制御している。
感情分析部24は、反応測定部3から測定結果(各脳波測定装置31の測定結果)を取得する。そして、感情分析部24は、各脳波測定装置31の測定結果に基づいて、各ユーザ6の心理状態を示す感情度を時系列で求める。感情度には、例えば覚醒状態のレベルを示す覚醒度、快適状態のレベルを示す快適度等が含まれる。ユーザ6の心理状態は、例えば、図2に示すように、快適度及び覚醒度を指標とした2次元心理モデル(例えばラッセルの円環モデル)によって表すことができる。この2次元心理モデルでは、X軸が快適度を示し、Y軸が覚醒度を示している。X軸の快適度は、X軸の正領域が[快」であり、X軸の負領域が「不快」である。快適度は、X軸の正領域でのレベル(絶対値)が大きくなるほど快適度が増加し、X軸の負領域でのレベル(絶対値)が大きくなるほど不快度が増加(快適度が減少)する。Y軸の覚醒度は、Y軸の正領域が「覚醒」であり、Y軸の負領域が「鎮静」である。覚醒度は、Y軸の正領域でのレベル(絶対値)が大きくなるほど覚醒度が増加し、Y軸の負領域でのレベル(絶対値)が大きくなるほど鎮静度が増加(覚醒度が減少)する。ユーザ6の心理状態は、2次元モデルの象限によって種類が区分けされる。第1象限Z1であれば、心理状態が、例えば驚き、興奮、幸福、喜び、嬉しい等であることを示す。第2象限Z2であれば、心理状態が、例えば恐れ、心配、怒り、不満、いらいら等であることを示す。第3象限Z3であれば、心理状態が、例えば不愉快、悲しみ、憂鬱、退屈、たるみ等であることを示す。第4象限Z4であれば、心理状態が、満足、気楽、落ち着き、リラックス、飽き等であることを示す。感情分析部24は、脳波測定装置31の測定結果から、感情度として快適度と覚醒度の少なくとも一方のレベルを所定のサンプリング周期で求める。感情分析部24は、各ユーザ6の感情度の時系列データを相性分析部25に出力する。
相性分析部25は、感情分析部24が求めた各ユーザ6の感情度の時系列データを比較することにより、複数のユーザ6間の相性度を求める。複数のユーザ6間の相性度とは、複数のユーザ6のうち、2人のユーザ6を一組とした各組み合わせにおける2人のユーザ6間の相性度である。
具体的には、相性分析部25は、所定の評価期間における複数のユーザ6間の感情度の時系列データの相関係数を求める。相関係数とは、複数のユーザ6のうち一人のユーザ6の感情度の時系列データと、他の一人のユーザ6の感情度の時系列データと、の相関性を示す指標であり、“−1”から“+1”の間の数値で表される。相関係数は、共分散を2つの変数(感情度)の標準偏差で割ることで求められる。なお、相関係数は、一般的な演算方法により求めることができ、ここでは詳細な求め方の説明を省略する。相性分析部25は、求めた相関係数に“100”を乗算した値を相性度〔%〕として求める。
評価期間とは、刺激付与部4が各ユーザ6に対して刺激付与を開始したタイミングを基準にした期間である。言い換えれば、評価期間とは、刺激制御部23が刺激付与部4に刺激付与を開始させたタイミングを基準にした期間である。本実施形態では、評価期間は、刺激付与部4がユーザ6に刺激を与えている期間である。相性分析部25は、刺激制御部23から、評価期間を示す時間情報を取得する。そして、相性分析部25は、感情度の時系列データに付加されているタイムスタンプに基づいて、評価期間における感情度の時系列データを抽出し、相性度を求める。なお、評価期間は、刺激付与部4が各ユーザ6に対して刺激付与を行っている時間帯を含んでいればよい。したがって、評価期間の開始タイミングは、刺激付与部4が刺激付与の開始前であってもよいし、刺激付与の開始後であってもよい。また、評価期間の終了タイミングは、刺激付与部4が刺激付与の終了前であってもよいし、刺激付与の終了後であってもよい。
相性分析部25は、求めた相性度を、出力部22を介して表示装置5に出力する。出力部22は、相性分析装置2が備える出力インターフェースであり、表示装置5に接続されている。表示装置5は、例えば液晶ディスプレイである。表示装置5には、相性分析部25が求めた相性度が表示される。複数のユーザ6は、表示装置5を見ることにより、相性度を確認することができる。なお、表示装置5は、刺激付与部4が備える表示装置41と兼用されていてもよい。
(3)相性分析方法
以下に、相性分析システム1が行う相性分析方法について図3を用いて説明する。
以下に、相性分析システム1が行う相性分析方法について図3を用いて説明する。
相性分析方法は、刺激付与ステップS1、測定ステップS2、感情分析ステップS3、相性分析ステップS4、及び出力ステップS5を有している。
刺激付与ステップS1とは、刺激制御部23が、刺激付与部4から複数のユーザ6に刺激を与えさせる処理である。
測定ステップS2とは、反応測定部3が、刺激付与部4から刺激を受けた複数のユーザ6それぞれの生理反応を時系列で測定する処理である。
感情分析ステップS3とは、感情分析部24が、反応測定部3の測定結果に基づいて、複数のユーザ6それぞれの感情度を時系列で求める処理である。
相性分析ステップS4とは、相性分析部25が、感情分析部24が求めた複数のユーザ6間の感情度の時系列データの相関係数に基づいて、複数のユーザ6間の相性度を求める処理である。
出力ステップS5とは、相性分析部25が求めた相性度を表示装置5に表示させる処理である。
(4)動作例
以下に、本実施形態の係る相性分析システム1の動作例について説明する。
以下に、本実施形態の係る相性分析システム1の動作例について説明する。
(4.1)第1動作例
第1動作例では、相性分析システム1は、3人のユーザ6間の相性を分析する。以下の説明では、3人のユーザ6を区別する場合、ユーザ6A、ユーザ6B、ユーザ6Cという。また、本動作例では、刺激付与部4は、3人のユーザ6に与える刺激として、表示装置41に映画(動画)を表示する。この映画には、感動的なシーン、悲しいシーンが含まれている。
第1動作例では、相性分析システム1は、3人のユーザ6間の相性を分析する。以下の説明では、3人のユーザ6を区別する場合、ユーザ6A、ユーザ6B、ユーザ6Cという。また、本動作例では、刺激付与部4は、3人のユーザ6に与える刺激として、表示装置41に映画(動画)を表示する。この映画には、感動的なシーン、悲しいシーンが含まれている。
刺激制御部23は、刺激付与部4の表示装置41に映画を表示させる。ユーザ6A〜6Cは、表示装置41に表示された映画を観賞する。
反応測定部3は、ユーザ6A〜6Cそれぞれに装着された脳波測定装置31を用いて、映画を鑑賞中のユーザ6A〜6Cそれぞれの生理反応(脳波)を時系列で測定する。そして、反応測定部3は、各脳波測定装置31の測定結果を感情分析部24に出力する。
感情分析部24は、反応測定部3の測定結果(各脳波測定装置31の測定結果)に基づいて、ユーザ6A〜6Cそれぞれの感情度を時系列で求める。本動作例では、感情分析部24は、感情度として覚醒度を求める。
図4に、感情分析部24が求めたユーザ6A〜6Cの覚醒度(感情度)の時系列データのグラフを示す。図4は、表示装置41に映画が表示されている期間(評価期間)において、感情分析部24が所定のサンプリング周期でユーザ6A〜6Cの覚醒度を求めた結果のグラフであり、横軸はサンプリング回数(サンプリングナンバー)を示し、縦軸は覚醒度のレベルを示している。図4において、破線Y11は、ユーザ6Aの覚醒度を示し、二点鎖線Y12は、ユーザ6Bの覚醒度を示し、一点鎖線Y13は、ユーザ6Cの覚醒度を示している。また、図4において、タイミングt1は、映画で感動的なシーンのタイミングを示し、タイミングt2は、映画で悲しいシーンのタイミングを示している。
図4に示すように、タイミングt1に流れた感動的なシーンに対して、ユーザ6A及びユーザ6Bは、覚醒度のレベルが増加する傾向があるのに対し、ユーザ6Cは、覚醒度のレベルが減少する傾向がある。また、タイミングt2に流れた悲しいシーンに対して、ユーザ6A及びユーザ6Bは、覚醒度のレベルが減少する傾向があるのに対し、ユーザ6Cは、覚醒度のレベルが増加する傾向がある。
図5A〜図5Cに、ユーザ6A〜6C間の覚醒度の関係を示す散布図を示す。図5Aは、各サンプリング回数におけるユーザ6Aの覚醒度に対するユーザ6Bの覚醒度の散布図であり、横軸はユーザ6Aの覚醒度のレベルを示し、縦軸はユーザ6Bの覚醒度のレベルを示している。図5Bは、各サンプリング回数におけるユーザ6Aの覚醒度に対するユーザ6Cの覚醒度の散布図であり、横軸はユーザ6Aの覚醒度のレベルを示し、縦軸はユーザ6Cの覚醒度のレベルを示している。図5Cは、各サンプリング回数におけるユーザ6Bの覚醒度に対するユーザ6Cの覚醒度の散布図であり、横軸はユーザ6Bの覚醒度のレベルを示し、縦軸はユーザ6Cの覚醒度のレベルを示している。図5A中の破線L1、図5B中の破線L2、及び図5C中の破線L3は、それぞれ近似曲線である。
相性分析部25は、感情分析部24が求めたユーザ6A〜6Cの覚醒度の時系列データ(図4参照)を用いて、ユーザ6A〜6C間の覚醒度の時系列データの相関係数r11〜r13を求める。相関係数r11は、ユーザ6Aの覚醒度の時系列データ(図4のY11)と、ユーザ6Bの覚醒度の時系列データ(図4のY12)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。相関係数r12は、ユーザ6Aの覚醒度の時系列データ(図4のY11)と、ユーザ6Cの覚醒度の時系列データ(図4のY13)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。相関係数r13は、ユーザ6Bの覚醒度の時系列データ(図4のY12)と、ユーザ6Cの覚醒度の時系列データ(図4のY13)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。
本動作例では、相関係数r11が“0.98”であり、相関係数r12が“−0.97”であり、相関係数r13が“−0.97”であるとする。相性分析部25は、求めた相関係数r11〜r13それぞれに“100”を乗算することにより相性度C11〜C13を求める。相性度C11は、ユーザ6Aとユーザ6Bとの相性度であり、値が相関係数r11に“100”を乗算した98〔%〕となる。相性度C12は、ユーザ6Aとユーザ6Cとの相性度であり、値が相関係数r12に“100”を乗算した−97〔%〕となる。相性度C13は、ユーザ6Bとユーザ6Cとの相性度であり、値が相関係数r13に“100”を乗算した−97〔%〕となる。
相性分析部25は、求めた相性度C11〜C13のデータを、出力部22を介して表示装置5に出力する。表示装置5は、相性度C11〜C13のデータを表示する。これにより、ユーザ6A〜6Cは、相性度C11〜C13を確認することができる。
なお、本動作例では、感情分析部24は、感情度として覚醒度を求めていたが、快適度を求めてもよい。この場合、相性分析部25は、ユーザ6A〜6Cそれぞれの快適度の時系列データを用いて、ユーザ6A〜6C間の相性度を求める。
(4.2)第2動作例
次に、相性分析システム1の第2動作例について説明する。第1動作例では、相性分析システム1は、ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度の時系列データを用いて、覚醒感の相性度C11〜C13を求めている。第2動作例では、相性分析システム1は、ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度及び快適度の時系列データを用いて、覚醒感と快適感との総合的な相性度C31〜C33を求める。
次に、相性分析システム1の第2動作例について説明する。第1動作例では、相性分析システム1は、ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度の時系列データを用いて、覚醒感の相性度C11〜C13を求めている。第2動作例では、相性分析システム1は、ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度及び快適度の時系列データを用いて、覚醒感と快適感との総合的な相性度C31〜C33を求める。
本動作例では、感情分析部24は、反応測定部3の測定結果(各脳波測定装置31の測定結果)に基づいて、ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度と快適度との両方を時系列で求める。ユーザ6A〜6Cそれぞれの覚醒度の時系列のデータは、第1動作例と同様であるので説明を省略する(図4参照)。
図6に、感情分析部24が求めたユーザ6A〜6Cの快適度の時系列データのグラフを示す。図6は、表示装置41に映画が表示されている期間(評価期間)において、感情分析部24が所定のサンプリング周期でユーザ6A〜6Cの快適度を求めた結果のグラフであり、横軸はサンプリング回数(サンプリングナンバー)を示し、縦軸は快適度のレベルを示している。図6において、破線Y21は、ユーザ6Aの快適度を示し、二点鎖線Y22は、ユーザ6Bの快適度を示し、一点鎖線Y23は、ユーザ6Cの快適度を示している。また、図6において、タイミングt1は、映画で感動的なシーンのタイミングを示し、タイミングt2は、映画で悲しいシーンのタイミングを示している。
相性分析部25は、感情分析部24が求めたユーザ6A〜6Cの覚醒度の時系列データ(図4参照)を用いて、ユーザ6A〜6C間の覚醒度の時系列データの相関係数r11〜r13を求める。更に、相性分析部25は、感情分析部24が求めたユーザ6A〜6Cの快適度の時系列データ(図6参照)を用いて、ユーザ6A〜6C間の快適度の時系列データの相関係数r21〜r23を求める。相関係数r11〜r13は、第1動作例と同様であるので説明を省略する。
相関係数r21は、ユーザ6Aの快適度の時系列データ(図6のY21)と、ユーザ6Bの快適度の時系列データ(図6のY22)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。相関係数r22は、ユーザ6Aの快適度の時系列データ(図6のY21)と、ユーザ6Cの快適度の時系列データ(図6のY23)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。相関係数r23は、ユーザ6Bの快適度の時系列データ(図6のY22)と、ユーザ6Cの快適度の時系列データ(図6のY23)と、の相関性を示す指標(相関係数)である。本動作例では、相関係数r21が“0.98”であり、相関係数r22が“−0.16”であり、相関係数r23が“−0.16”であるとする。
相性分析部25は、求めた相関係数r11〜r13それぞれに“100”を乗算することにより、ユーザ6A〜6Cの覚醒感に対応する相性度C11〜C13を求める。また、相性分析部25は、求めた相関係数r21〜r23それぞれに“100”を乗算することにより、ユーザ6A〜Cの快適感に対応する相性度C21〜C23を求める。そして、相性分析部25は、覚醒感に対応する相性度C11〜C13と、快適感に対応する相性度C21〜C23との平均値を、覚醒感と快適感との総合的な相性度C31〜C33として求める。
第1動作例と同様に、ユーザ6Aとユーザ6Bとの覚醒感に対応する相性度C11は、98〔%〕である。ユーザ6Aとユーザ6Bとの快適感に対応する相性度C21は、相関係数r21に“100”を乗算した98〔%〕となる。したがって、ユーザ6Aとユーザ6Bにおける、覚醒感と快適感との総合的な相性度C31は、98〔%〕となる。
また、第1動作例と同様に、ユーザ6Aとユーザ6Cとの覚醒感に対応する相性度C12は、−97〔%〕である。ユーザ6Aとユーザ6Cとの快適感に対応する相性度C22は、相関係数r22に“100”を乗算した−16〔%〕となる。したがって、ユーザ6Aとユーザ6Cにおける、覚醒感と快適感との総合的な相性度C32は、−57〔%〕となる。
また、第1動作例と同様に、ユーザ6Bとユーザ6Cとの覚醒感に対応する相性度C13は、−97〔%〕である。ユーザ6Bとユーザ6Cとの快適感に対応する相性度C23は、相関係数r23に“100”を乗算した−16〔%〕となる。したがって、ユーザ6Bとユーザ6Cにおける、覚醒感と快適感との総合的な相性度C33は、−57〔%〕となる。
相性分析部25は、求めた相性度C31〜C33のデータを、出力部22を介して表示装置5に出力する。表示装置5は、相性度C31〜C33のデータを表示する。これにより、ユーザ6A〜6Cは、相性度C31〜C33を確認することができる。なお、相性分析部25は、相性度C11〜C13、C21〜C23、C31〜C33それぞれのデータを、出力部22を介して表示装置5に出力し、表示装置5に表示させてもよい。
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
以下に、相性分析システム1の変形例について説明する。以下に説明する変形例は、上記した構成と適宜組み合わせて適用可能である。また、変形例の構成同士を適宜組み合わせて適用可能である。
(5.1)第1変形例
上述した例では、刺激付与部4が有する1つの表示装置41に表示される画像を、複数のユーザ6が同じ場所で同じタイミングで見ていた。言い換えれば、刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して、同じ場所及び同じタイミングで同じ刺激を与えていた。しかしながら、刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して同じ刺激を与えるように構成されていればよく、刺激を与える場所、及びタイミング(時間帯)が複数のユーザ6間で異なっていてもよい。
上述した例では、刺激付与部4が有する1つの表示装置41に表示される画像を、複数のユーザ6が同じ場所で同じタイミングで見ていた。言い換えれば、刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して、同じ場所及び同じタイミングで同じ刺激を与えていた。しかしながら、刺激付与部4は、複数のユーザ6に対して同じ刺激を与えるように構成されていればよく、刺激を与える場所、及びタイミング(時間帯)が複数のユーザ6間で異なっていてもよい。
第1変形例の相性分析システム1のブロック図を図7に示す。
本変形例の相性分析システム1では、刺激付与部4は複数(図7では2つ)の表示装置41を備えている。2つの表示装置41は、別々の場所に設けられている。2つの表示装置41を区別する場合、一方を表示装置41A、他方を表示装置41Bという。本変形例では、表示装置41Aは、ユーザ6A,6Bがいる部屋に設けられており、表示装置41Bは、ユーザ6Cがいる別の部屋に設けられている。
また、本変形例では、相性分析装置2は、表示装置41A及び表示装置41Bと異なる場所に設けられている。相性分析装置2は、例えばサーバであって、インターネット等のネットワークNTを介して表示装置41A及び表示装置41Bと接続されている。また、相性分析装置2は、ネットワークNTを介して反応測定部3の各脳波測定装置31と接続されている。
刺激制御部23は、ネットワークNTを介して表示装置41A及び表示装置41Bに画像を表示させる。ここで、刺激制御部23は、表示装置41Aと表示装置41Bとで、同じ内容の画像を表示させればよく、表示させるタイミング(時間帯)を異ならせることができる。
反応測定部3が有する複数(図7では3つ)の脳波測定装置31の各々は、ユーザ6の生理反応(脳波)の測定結果を、ネットワークNTを介して相性分析装置2の感情分析部24に出力する。感情分析部24は、ネットワークNTを介して受け取った各脳波測定装置31の測定結果から、各ユーザ6の感情度を時系列で求める。
相性分析部25は、評価期間における感情分析部24が求めた各ユーザ6の感情度の時系列データを用いて相性度を求める。評価期間は、刺激付与部4が各ユーザ6に対して刺激付与を開始したタイミングを基準にした期間である。したがって、表示装置41Aと表示装置41Bとで異なるタイミング(時間帯)で画像を表示した場合、ユーザ6A,6Bの感情度の時系列データの評価期間と、ユーザ6Cの感情度の時系列データの評価期間とが、互いに異なる時間帯となる。
このように本変形例の相性分析システム1では、刺激付与部4は、複数(2つ)の表示装置41を備えており、異なる場所にいる複数のユーザ6に対して同じ刺激を与えることができる。また、相性分析部25は、刺激付与部4が各ユーザ6に対して刺激付与を開始したタイミングを基準にした評価期間における、各ユーザ6の感情度の時系列データを用いて相性度を求める。したがって、刺激付与部4が、複数のユーザ6間で異なるタイミング(時間帯)で刺激を与えた場合であっても、相性分析部25は、複数のユーザ6間の相性度を求めることができる。本変形例では、出力部22は、相性分析部25が求めた相性度をネットワークNTを介して表示装置41A及び表示装置41Bに出力し、表示装置41A及び表示装置41Bに相性度を表示させる。
つまり、本変形例の相性分析システム1では、異なる場所にいる複数のユーザ6間の相性度を求めることができる。また、本変形例の相性分析システム1では、異なるタイミング(時間帯)に刺激付与部4から刺激を受けた複数のユーザ6間の相性度を求めることができる。したがって、本変形例の相性分析システム1では、例えば、国内にいるユーザ6と、国外にいるユーザ6との相性度を求めることができる。また、本変形例の相性分析システム1では、例えば、現在に刺激付与部4から刺激を受けて生理反応を測定したユーザ6と、過去に刺激付与部4から刺激を生理反応を測定したユーザ6との相性度を求めることができる。
なお、刺激制御部23は、例えばネットワークNTを介したライブ配信等により、表示装置41A及び表示装置41Bに対して、同じタイミング(時間帯)で画像を表示させてもよい。
また、刺激制御部23は、同じ場所で異なるタイミング(時間帯)に、表示装置41に対して同じ画像を表示させてもよい。この場合、表示装置41が複数台である必要はなく、1台であってもよい。
また、複数の表示装置41は、複数のユーザ6と一対一に対応付けられていてもよい。例えば、表示装置41は、ユーザ6が所有するスマートフォン、タブレット等の端末であってもよい。
また、上述した例では、刺激制御部23、感情分析部24、及び相性分析部25が1つの装置(相性分析装置2)に集約されているが、刺激制御部23、感情分析部24、及び相性分析部25の各機能が、複数の装置に分散されていてもよい。また、刺激制御部23、感情分析部24、及び相性分析部25の各機能は、クラウドコンピューティングによって実現されていてもよい。例えば、各脳波測定装置31に、感情分析部24が設けられていてもよい。
(5.2)その他の変形例
以下に、相性分析システム1のその他の変形例について列挙する。
以下に、相性分析システム1のその他の変形例について列挙する。
上述した例では、刺激付与部4は、表示装置41に画像を表示することによりユーザ6の視覚に刺激を与えているが、この構成に限らない。以下に、刺激付与部4の変形例を列挙する。
例えば、刺激付与部4は、スピーカから音声、音楽等を発生させることによりユーザ6の聴覚に刺激を与えるように構成されていてもよい。また、刺激付与部4は、におい発生装置からにおい(香り)を発生させることによりユーザ6の嗅覚に刺激を与えるように構成されていてもよい。また、刺激付与部4は、気温を変化させる空調装置、湿度を変化させる湿度調整装置(加湿器、除湿機など)を用いてユーザ6がいる空間の温度、湿度を調整することにより、ユーザ6の温度感覚(温覚、冷覚)に刺激を与えるように構成されていてもよい。また、刺激付与部4は、照明装置でユーザ6がいる空間の明るさを調整することにより、ユーザ6の視覚に刺激を与えるように構成されてもよい。
また、刺激付与部4は、環境を変化させる装置を備えた構成に限らない。例えば、刺激付与部4が家具等の道具で構成され、ユーザ6に使用させる(触れさせる)ことにより、ユーザ6の触覚等に刺激を与えてもよい。また、刺激付与部4が飲食物で構成され、ユーザ6に飲食させることにより、ユーザ6の味覚等に刺激を与えてもよい。
また、刺激付与部4は、ユーザ6に対して複数の刺激を合わせて与えるように構成されていてもよい。
上述した例では、反応測定部3は、脳波測定装置31を用いてユーザ6の生理反応として脳波を測定しているが、この構成に限らない。反応測定部3は、脳波とは異なる生理反応を測定するように構成されていてもよい。この場合、反応測定部3は、測定対象の生理反応に対応した測定装置を備える。例えば、反応測定部3は、ユーザ6の生理反応として心拍数を測定する場合、心拍数を測定する心拍測定装置を備える。また、ユーザ6の生理反応を測定する測定装置は、ユーザ6と一対一である必要はなく、1つの測定装置で複数のユーザ6の生理反応を測定してもよい。例えば、反応測定部3は、反応測定装置としてカメラを備え、カメラの撮像データに基づいて、複数のユーザ6の呼吸数、心拍数、瞳孔径等の生理反応を測定してもよい。また、反応測定部3は、1乃至複数の測定装置を用いて、ユーザ6の複数の生理反応を測定してもよい。
上述した例では、感情分析部24は、1つの生理反応の測定結果に基づいて、感情度を求めていたが、この構成に限らない。感情分析部24は、複数の生理反応の測定結果に基づいて、感情度を求めてもよい。
また、上述した例では、感情分析部24は、感情度として覚醒度、快適度を求めていたが、他の感情度(例えば、リラックス度、緊張度等)を求めてもよい。以下に、覚醒度、リラックス度、及び緊張度と、生理反応(脳波、発汗、心拍、脈波、呼吸、瞳孔径)との関係性を説明する。覚醒度が増加するほど、発汗量、心拍数、脈拍数、及び呼吸数が増加し、瞳孔径が拡張する。また、リラックス度が増加するほど、脳波にα波が多くなり、発汗量、心拍数、脈拍数、及び呼吸数が減少し、瞳孔径が縮小する。また、緊張度が増加するほど、脳波にβ波が多くなり、発汗量、心拍数、脈拍数、及び呼吸数が増加し、瞳孔径が拡張する。
また、相性分析システム1、及び相性分析方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、相性分析システム1又は相性分析方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
(6)適用例
以下に、相性分析システム1の適用例について説明する。以下に説明する適用例は、一例である。相性分析システム1の適用は、以下の適用例に限定されない。
以下に、相性分析システム1の適用例について説明する。以下に説明する適用例は、一例である。相性分析システム1の適用は、以下の適用例に限定されない。
(6.1)第1適用例
相性分析システム1の第1適用例を図8を用いて説明する。
相性分析システム1の第1適用例を図8を用いて説明する。
第1適用例では、相性分析システム1は、家具の販売店において家具に関する夫婦の相性度の分析に用いられる。
刺激制御部23は、刺激付与部4の表示装置41に、複数の家具の画像を順に表示させる。図8の例では、刺激制御部23は、椅子の画像P1〜P3を表示させている。刺激制御部23は、各画像P1〜P3の表示期間をT1としており、表示期間T1と次の表示期間T1との間に、画像を表示しないインターバル期間T2を設けている。このインターバル期間T2により、心理状態が前の画像による影響を受けにくくするために、感情度のリセットを図ることができる。
感情分析部24は、画像P1〜P3を見ている夫婦の生理反応の測定結果に基づいて、快適度を求める(図8参照)。図8において、一点鎖線Y31は、夫の快適度を示し、破線Y32は、妻の快適度を示している。図8に示すように、夫婦が画像P1を見た際に、夫の快適度Y31は、正領域(快領域)において一旦増加するがしばらくすると減少しており、妻の快適度Y32は、負領域(不快領域)において一旦減少するがしばらくすると増加している。つまり、画像P1に対して、夫は快適と感じているのに対し、妻は不快と感じている。また、夫婦が画像P2を見た際に、夫の快適度Y31は、正領域(快領域)において一旦増加するがしばらくすると減少しており、妻の快適度Y32は、正領域(快領域)においてしばらく時間が経ってから増加している。つまり、画像P2に対して、夫婦共に快適と感じているが、夫は画像P2を見てすぐに快適と感じているが時間が経つと快適感が冷めているのに対し、妻は画像P2を見てから快適と感じるまでにしばらく時間がかかっている。また、夫婦が画像P3を見た際に、夫の快適度Y31は、正領域(快領域)において増加した状態を維持しており、妻の快適度Y32は、正領域(快領域)において増加した状態を維持している。つまり、画像P3に対して、夫婦共に快適と感じ、快適感を維持している。
相性分析部25は、感情分析部24が求めた夫婦の快適度の時系列データ(図8参照)を用いて、各画像P1〜P3の表示期間T1を評価期間とした夫婦の相性度を求める。つまり、相性分析部25は、画像P1〜P3ごとに、夫婦の相性度を求める。
図8の例では、画像P1に関する夫婦の相性度が−95〔%〕であり、画像P2に関する夫婦の相性度が−60〔%〕であり、画像P3に関する夫婦の相性度が80〔%〕である。つまり、画像P1〜P3のうち画像P3に関する夫婦の相性度が最も高い。相性分析システム1による夫婦の相性度の分析結果に基づいて、家具の販売店の店員は、この夫婦に対して、夫婦の快適度が共に高くかつ夫婦の相性度が高い画像P3に写っている椅子をおすすめする。
なお、上述した例では、表示装置41に椅子の画像を表示して夫婦の相性度を求めているが、椅子の現物を見せる、あるいは椅子に座ってもらい、夫婦の相性度を求めてもよい。この場合、椅子自体が刺激付与部4となる。
また、上述した例では、家具に関する相性度を求めているが、部屋のショールーム、飲食物、車等の様々な物にも適用できる。
(6.2)第2適用例
第2適用例では、相性分析システム1は、室内環境に関する夫婦の相性度の分析に用いられる。
第2適用例では、相性分析システム1は、室内環境に関する夫婦の相性度の分析に用いられる。
刺激付与部4は、空調装置、照明器具、湿度調整装置等を備えている。刺激制御部23は、空調装置、照明器具、湿度調整装置を制御して、夫婦がいる室内(試験空間)の環境(温度環境、湿度環境、明るさ環境)を様々な状態に変化させる。相性分析部25は、様々な室内環境におけるそれぞれの状態に関する相性度を求める。これにより、夫婦の快適度が共に高く、かつ夫婦の相性度が高い室内環境を見出すことができる。
(6.3)第3適用例
第3適用例では、相性分析システム1は、ユーザ6と喫煙者との相性度の分析に用いられる。
第3適用例では、相性分析システム1は、ユーザ6と喫煙者との相性度の分析に用いられる。
刺激付与部4は、煙草の煙のにおいを発生させるにおい発生装置を備えている。感情分析部24は、煙草の煙のにおいを嗅いだユーザ6の感情度(快適度等)の時系列データを求める。相性分析部25は、このユーザ6の感情度の時系列データと、過去に求めた喫煙者の感情度の時系列データとを用いて、ユーザ6と喫煙者との相性度を求める。ユーザ6は、相性分析システム1によって求められた喫煙者との相性度を、交際相手として喫煙者を選択するか否かの判断指標の1つとすることができる。
(6.4)第4適用例
第4適用例では、相性分析システム1は、様々な意見を出し合う会議の出席者の選別に用いられる。
第4適用例では、相性分析システム1は、様々な意見を出し合う会議の出席者の選別に用いられる。
相性分析システム1は、会議のテーマに関して、会議の出席の候補者間の相性度を求める。そして、会議の管理者は、相性分析システム1の分析結果に基づいて、あえて相性度の低い候補者を会議の出席者に選別する。これにより、会議において、出席者から様々な意見の提案を期待できる。
(7)まとめ
第1態様に係る相性分析システム(1)は、感情分析部(24)と、相性分析部(25)と、を備える。感情分析部(24)は、複数のユーザ(6)それぞれの生理反応の時系列データに基づいて、複数のユーザ(6)それぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。相性分析部(25)は、感情分析部(24)が求めた複数のユーザ(6)それぞれの感情度の時系列データを比較し、複数のユーザ(6)間の相性度を求める。
第1態様に係る相性分析システム(1)は、感情分析部(24)と、相性分析部(25)と、を備える。感情分析部(24)は、複数のユーザ(6)それぞれの生理反応の時系列データに基づいて、複数のユーザ(6)それぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。相性分析部(25)は、感情分析部(24)が求めた複数のユーザ(6)それぞれの感情度の時系列データを比較し、複数のユーザ(6)間の相性度を求める。
この態様によれば、相性分析部(25)は、感情分析部(24)が求めた複数のユーザ(6)の感情度の時系列データを比較して、複数のユーザ(6)間の相性度を求めている。つまり、相性分析部(25)は、ユーザ(6)の感情度の時間的な変化度合いに基づいて相性度を求めている。したがって、相性分析システム(1)では、感情度の変化量(最大値と最小値との差分値)等の1つの値に基づいて相性度を分析する場合に比べて、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の向上を図ることができる。
第2態様に係る相性分析システム(1)では、第1態様において、相性分析部(25)は、評価期間における複数のユーザ(6)の感情度の時系列データの相関係数に基づいて、相性度を求める。
この態様によれば、複数のユーザ(6)の感情度の時間的な変化度合いの相関性に基いた相性度を求めることができ、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の更なる向上を図ることができる。
第3態様に係る相性分析システム(1)は、第1又は第2態様において、刺激制御部(23)と、反応測定部(3)と、を更に備える。刺激制御部(23)は、複数のユーザ(6)に刺激を与える刺激付与部(4)を制御する。反応測定部(3)は、複数のユーザ(6)それぞれの生理反応を時系列で測定し、測定結果を感情分析部(24)に出力する。
この態様によれば、刺激付与部(4)が複数のユーザ(6)に刺激を与えるタイミングと、反応測定部(3)が複数のユーザ(6)の生理反応を測定するタイミングとを連動させることができる。
第4態様に係る相性分析システム(1)では、第3態様において、刺激制御部(23)は、刺激付与部(4)が複数のユーザ(6)に与える刺激を時系列で変化させる。
この態様によれば、刺激の変化に対する感情度の時間的な変化度合いに基づいて相性度を求めることができ、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の更なる向上を図ることができる。
第5態様に係る相性分析システム(1)では、第3又は第4態様において、刺激制御部(23)は、刺激付与部(4)から複数のユーザ(6)に対して、異なる場所で刺激を与えさせる。
この態様によれば、異なる場所にいる複数のユーザ(6)間の相性度を求めることができる。
第6態様に係る相性分析システム(1)では、第3〜第5態様のいずれかにおいて、刺激制御部(23)は、刺激付与部(4)から複数のユーザ(6)に対して、異なるタイミングで刺激を与えさせる。
この態様によれば、異なるタイミングで刺激付与部(4)から刺激を受けた複数のユーザ(6)間の相性度を求めることができる。
第7態様に係る相性分析システム(1)では、第3又は第4態様において、刺激制御部(23)は、刺激付与部(4)から複数のユーザ(6)に対して、同じ場所かつ同じタイミングで刺激を与えさせる。
この態様によれば、複数のユーザ(6)が同じ条件で刺激付与部(4)から刺激を受けるので、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の更なる向上を図ることができる。
第8態様に係る相性分析装置(2)は、第1〜第7態様のいずれかの相性分析システム(1)に用いられ、少なくとも相性分析部(25)を備える。
この態様によれば、相性分析装置(2)は、ユーザ(6)の感情度の時間的な変化度合いに基づいて相性度を求めるので、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の向上を図ることができる。
第9態様に係る相性分析方法は、感情分析ステップ(S3)と、相性分析ステップ(S4)と、を有する。感情分析ステップ(S3)は、複数のユーザ(6)それぞれの生理反応の時系列データに基づいて、複数のユーザ(6)それぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める。相性分析ステップ(S4)は、感情分析ステップ(S3)で求めた複数のユーザ(6)それぞれの感情度の時系列データを比較し、複数のユーザ(6)間の相性度を求める。
この態様によれば、相性分析ステップ(S4)において、感情分析部(24)が求めた複数のユーザ(6)の感情度の時系列データを比較して、複数のユーザ(6)間の相性度を求める。つまり、相性分析ステップ(S4)では、ユーザ(6)の感情度の時間的な変化度合いに基づいて相性度を求める。したがって、相性分析方法では、感情度の変化量(最大値と最小値との差分値)等の1つの値に基づいて相性度を分析する場合に比べて、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の向上を図ることができる。
第10態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、第9態様の相性分析方法を実行させる。
この態様によれば、コンピュータシステムが相性分析方法を実行するので、複数のユーザ(6)間における相性の分析精度の向上を図ることができる。
第2〜第7態様に係る構成については、相性分析システム(1)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 相性分析システム
23 刺激制御部
24 感情分析部
25 相性分析部
3 反応測定部
4 刺激付与部
6(6A,6B,6C) ユーザ
S3 感情分析ステップ
S4 相性分析ステップ
23 刺激制御部
24 感情分析部
25 相性分析部
3 反応測定部
4 刺激付与部
6(6A,6B,6C) ユーザ
S3 感情分析ステップ
S4 相性分析ステップ
Claims (10)
- 複数のユーザそれぞれの生理反応の時系列データに基づいて、前記複数のユーザそれぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める感情分析部と、
前記感情分析部が求めた前記複数のユーザそれぞれの前記感情度の時系列データを比較し、前記複数のユーザ間の相性度を求める相性分析部と、を備える
ことを特徴とする相性分析システム。 - 前記相性分析部は、評価期間における前記複数のユーザの前記感情度の時系列データの相関係数に基づいて、前記相性度を求める
ことを特徴とする請求項1に記載の相性分析システム。 - 前記複数のユーザに刺激を与える刺激付与部を制御する刺激制御部と、
前記複数のユーザそれぞれの生理反応を時系列で測定し、測定結果を前記感情分析部に出力する反応測定部と、を更に備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の相性分析システム。 - 前記刺激制御部は、前記刺激付与部が前記複数のユーザに与える刺激を時系列で変化させる
ことを特徴とする請求項3に記載の相性分析システム。 - 前記刺激制御部は、前記刺激付与部から前記複数のユーザに対して、異なる場所で刺激を与えさせる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の相性分析システム。 - 前記刺激制御部は、前記刺激付与部から前記複数のユーザに対して、異なるタイミングで刺激を与えさせる
ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の相性分析システム。 - 前記刺激制御部は、前記刺激付与部から前記複数のユーザに対して、同じ場所かつ同じタイミングで刺激を与えさせる
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の相性分析システム。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の相性分析システムに用いられ、少なくとも前記相性分析部を備える
ことを特徴とする相性分析装置。 - 複数のユーザそれぞれの生理反応の時系列データに基づいて、前記複数のユーザそれぞれの心理状態を示す感情度を時系列で求める感情分析ステップと、
前記感情分析ステップで求めた前記複数のユーザそれぞれの前記感情度の時系列データを比較し、前記複数のユーザ間の相性度を求める相性分析ステップと、を有する
ことを特徴とする相性分析方法。 - コンピュータシステムに、請求項9に記載の相性分析方法を実行させるプログラム。
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- 2017-08-28 JP JP2017163615A patent/JP2019040525A/ja active Pending
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