JP2019040423A - 検知装置、検知方法および検知プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】大規模、複雑かつ偏りのあるデータを用いて異常を検知する。
【解決手段】取得部15aが、センサが出力するデータを取得し、学習部15bが、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んでデータの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとし、さらに、分散パラメータを積分消去して、データを用いて生成モデルを学習し、検知部15cが、学習された生成モデルを用いてデータの確率分布を推定し、新たに取得されたデータの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、検知装置、検知方法および検知プログラムに関する。
近年、車やエアコン等の様々な物をインターネットに接続するいわゆるIoTの普及に伴い、物に取り付けられたセンサから大規模かつ複雑なセンサデータが生成されている。そこで、このセンサデータを用いて物の異常や故障を事前に検知する技術が注目されている。
例えば、機械学習を用いてセンサデータが示す異常値を検出して、物に異常や故障が発生する前触れを検知することができる。すなわち、機械学習によりデータの確率分布を推定する生成モデルを作成し、発生する確率が高いデータを正常、発生する確率が低いデータを異常と定義して異常を検知している。
また、大規模かつ複雑なデータの確率分布を推定する技術として、多層のニューラルネットワークを用いた深層学習(Deep Learning)における生成モデルであるVAE(Variational AutoEncoder)が知られている(非特許文献1参照)。
Diederik P.Kingma、Max Welling、"Auto-Encoding Variational Bayes"、[online]、2014年5月、[2017年8月3日検索]、インターネット<URL:https://arxiv.org/abs/1312.6114>
しかしながら、従来の機械学習の生成モデルでは、IoTのセンサデータのような大規模かつ複雑なデータを取り扱うことが困難であった。また、センサデータのように値の分散が小さく偏りのあるデータの生成モデルにVAEを適用すれば、学習が不安定になり、確率分布の推定の精度が低下するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大規模、複雑かつ偏りのあるデータを用いて異常を検知することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る検知装置は、センサが出力するデータを取得する取得部と、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んで前記データの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、前記データを用いて該生成モデルを学習する学習部と、学習された生成モデルを用いて前記データの確率分布を推定し、新たに取得された前記データの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する検知部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、大規模、複雑かつ偏りのあるデータを用いて異常を検知することができる。
図1は、検知装置の概要について説明するための説明図である。 図2は、検知装置の概要について説明するための説明図である。 図3は、検知装置の概要について説明するための説明図である。 図4は、検知装置の概略構成を例示する模式図である。 図5は、学習部の処理を説明するための説明図である。 図6は、学習部の処理を説明するための説明図である。 図7は、検知部の処理を説明するための説明図である。 図8は、検知処理手順を示すフローチャートである。 図9は、検知プログラムを実行するコンピュータを例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[検知装置の概要]
本実施形態の検知装置は、VAEをベースにした生成モデルを作成してIoTのセンサデータの異常を検知する。ここで、VAEは、エンコーダおよびデコーダと呼ばれる2つの条件付き確率分布で構成される。エンコーダは、元のデータを符号化して、次元数を減らす等、表現を変換する。デコーダは、エンコーダで符号化されたデータを復号化して元のデータを再現する。元のデータが連続値の場合、一般に、エンコーダおよびデコーダにガウス分布が適用される。
また、VAEの生成モデルは、デコーダの再現率を表す尤度に対応する対数尤度を最大にするように、エンコーダおよびデコーダのパラメータを決定することにより、作成される。これらのパラメータ(分散パラメータおよび平均パラメータ)は、対数尤度の下限を表す変分下限が最大となる場合において決定される。言い換えれば、VAEの学習においては、変分下限にマイナス1を乗じた損失関数の平均値を最小化するように、エンコーダおよびデコーダのパラメータが決定される。
図1〜図3は、本実施形態の検知装置の概要について説明するための説明図である。図1には、偏りのあるデータの一例として、KDD Cup99 Dataのサブセットである3次元のSMTPデータセットが例示されている。図1に示す例では、dim3について、値が4の周辺に偏っている。また、図2には、VAEについてのエポック数すなわち勾配降下法の反復数と、損失関数の平均値との関係が例示されている。また、図3には、デコーダの分散パラメータと、反復数の増加に伴う損失関数の値の変化との関係が例示されている。なお、図3には、反復数が981〜983の場合について例示されている。また、図3のグラフにおいて、横軸は分散パラメータのlogスケールの最小値を表し、縦軸は1反復後の損失関数値と現在の損失関数値との差を表す。
VAEについて、一部のセンサが発生する、値の分散が小さく偏りのある図1に例示されるようなデータを用いて学習した場合に、デコーダのガウス分布の分散パラメータとして推定される値が非常に小さくなる。
そうすると、図2に示すように、デコーダによって再現されたデータが元のデータから少しズレただけで、VAEの学習誤差が発散して学習が不安定化する。すなわち、本来ならばエポック数が増加するほど損失関数の平均値が最小値に収束するところ、図2に示す例では、損失関数の平均値が発散している。
また、図3に示すように、分散パラメータが小さくなるほど損失関数が不安定に変化する。すなわち、図3に示す例では、横軸の値が小さくなるほど、反復数が1回増えた場合の損失関数の値の変化が大きくなっている。
そこで、本実施形態の検知装置では、デコーダの分散パラメータの過小推定を回避するため、分散パラメータがガンマ分布に従うものと仮定する。さらに、検知装置は、分散パラメータの積分消去を行う。すなわち、本実施形態の検知装置では、後述するように、デコーダとして、平均パラメータが同一かつ分散パラメータが異なる無数のガウス分布を混合した確率分布であるstudentのt分布を適用する。これにより、検知装置は、デコーダの分散パラメータの過小推定を回避して大規模、複雑かつ偏りのあるデータの生成モデルを学習し、データの異常を検知することが可能となる。
[検知装置の構成]
図4は、検知装置の概略構成を例示する模式図である。図4に例示するように、検知装置10は、パソコン等の汎用コンピュータで実現され、入力部11、出力部12、通信制御部13、記憶部14、および制御部15を備える。
入力部11は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部15に対して処理開始などの各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置等によって実現される。
通信制御部13は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、ネットワーク3を介したサーバ等の外部の装置と制御部15との通信を制御する。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、後述する検知処理により学習されたデータの生成モデルのパラメータ等が記憶される。なお、記憶部14は、通信制御部13を介して制御部15と通信する構成でもよい。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて実現され、メモリに記憶された処理プログラムを実行する。これにより、制御部15は、図4に例示するように、取得部15a、学習部15bおよび検知部15cとして機能する。なお、これらの機能部は、異なるハードウェアに実装されてもよい。
取得部15aは、センサが出力するデータを取得する。例えば、取得部15aは、IoT機器に取り付けられたセンサが出力する速度や温度等のセンサデータを、通信制御部13を介して取得する。
学習部15bは、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んでデータの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、データを用いて生成モデルを学習する。
具体的には、学習部15bは、データが発生する確率分布を表す生成モデルを、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含むVAEをベースに作成する。その際、学習部15bは、デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものと仮定する。これは、学習部15bが、MAP(Maximum A Posteriori、事後確率最大化)推定を行うことを意味する。
さらに、学習部15bは、分散パラメータを積分消去する。具体的には、学習部15bは、デコーダとして、平均パラメータが同一かつ分散パラメータが異なる無数のガウス分布を混合した確率分布であるstudentのt分布を適用する。studentのt分布Stは、次式(1)により導出される。
図5および図6は、学習部15bの処理を説明するための説明図である。図5には、本実施形態の生成モデルおよび従来の生成モデルの作成手法における、時間(s)と損失関数の平均値との関係が例示されている。図5において、Gaussian(ガウス分布)は、従来のVAEを表す。MAP(b=1)は、デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとしたMAP推定により生成モデルを作成する手法であり、上記式(1)のパラメータa=1、b=1とした場合を表す。また、MAP(b=0.001)は、上記式(1)のパラメータa=1、b=0.001としたMAP推定による生成モデルの作成手法を表す。Student−tは、上記式(1)に示したt分布を適用した生成モデルの作成手法を表す。
図5に示すように、従来のVAEと比較して、デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うとした本実施形態の学習部15bによるMAP推定により、損失関数の平均値がより小さい値に収束しており、学習が安定化することがわかる。また、デコーダがt分布に従うものとする本実施形態の学習部15bによれば、さらに損失関数の平均値が小さい値に収束し、学習が安定化することがわかる。
また、図6には、上記の各手法で学習された生成モデルの対数尤度が例示されている。対数尤度は、各生成モデルの精度評価の尺度であり、値が大きいほど精度が高いことを表す。図6に示す例では、前述のSMTPデータセットの他、Aloi(Amsterdam library of object images)、Ann−Thyroid、Breast−Cancer、Satelliteの各種のデータセットを用いて、対数尤度が算出されている。
図6に示すように、いずれのデータセットを用いた場合にも、従来のVAE(Gaussian)と比較して、t分布を適用した本実施形態の手法(Student−t)により、対数尤度の値が大きくなり精度が向上していることがわかる。
なお、Breast−Cancerデータセットを用いた場合およびSatelliteデータセットを用いた場合には、Gaussian、MAP(b=0.001)、Student−tのいずれの手法でも、対数尤度の値が統計的な有意差がない最高値を示し、高い精度が維持されていることがわかる。このように、本実施形態の学習部15bにより、安定して効率的な学習が可能となり、高精度に生成モデルを作成できる。
検知部15cは、学習された生成モデルを用いてデータの確率分布を推定し、新たに取得されたデータの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する。例えば、図7は、検知部15cの処理を説明するための説明図である。図7に例示するように、検知装置10では、車等のモノに取り付けられた速度、回転数、走行距離等のセンサのデータを取得部15aが取得して、学習部15bがデータの確率分布を表す生成モデルを作成する。
また、検知部15cが、作成された生成モデルを用いてデータ発生の確率分布を推定する。そして、検知部15cは、新たに取得部15aが取得したデータの推定される発生確率が、所定の閾値以上の場合には正常、所定の閾値より低い場合には異常と判定する。検知部15cは異常を検知した場合に、警報を出力する。例えば、出力部12あるいは通信制御部13を介して管理装置等に、異常検知の旨のメッセージやアラームを出力する。
[検知処理]
次に、図8を参照して、本実施形態に係る検知装置10による検知処理について説明する。図8は、検知処理手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートは、例えば、検知処理の開始を指示する操作入力があったタイミングで開始される。
まず、取得部15aが、車等のモノに取り付けられた速度、回転数、走行距離等のセンサのデータを取得する(ステップS1)。次に、学習部15bが、取得されたデータを用いて、データの確率分布を表す生成モデルを学習する(ステップS2)。
その際、学習部15bは、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んでデータの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、データを用いて生成モデルを学習する。さらに、学習部15bは、分散パラメータを積分消去する。
次に、検知部15cが、作成された生成モデルを用いてデータ発生の確率分布を推定する(ステップS3)。また、検知部15cは、新たに取得部15aが取得したデータの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に、異常として検知する(ステップS4)。検知部15cは異常を検知した場合に、警報を出力する。これにより、一連の検知処理が終了する。
以上、説明したように、本実施形態の検知装置10において、取得部15aが、センサが出力するデータを取得する。また、学習部15bが、ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んでデータの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、データを用いて生成モデルを学習する。検知部15cは、学習された生成モデルを用いてデータの確率分布を推定し、新たに取得されたデータの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する。
これにより、検知装置10は、IoT機器のセンサデータのように大規模、複雑かつ偏りのあるデータの生成モデルを、デコーダの分散パラメータの過小推定を回避し、安定して効率よく(ロバストに)学習し、データの異常を検知することが可能となる。
なお、本実施形態の検知装置10は、従来のVAEをベースとしたものに限定されない。すなわち、学習部15bの処理は、VAEの特殊なケースであるAE(Auto Encoder)をベースとしてもよいし、エンコーダおよびデコーダがガウス分布以外の確率分布に従うものとしてもよい。
[プログラム]
上記実施形態に係る検知装置10が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。一実施形態として、検知装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の検知処理を実行する検知プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の検知プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を検知装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。
また、検知装置10は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の検知処理に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、検知装置10は、IoT機器のセンサのデータを入力とし、異常を検知した場合に検知結果を出力する検知処理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、検知装置10は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の検知処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。以下に、検知装置10と同様の機能を実現する検知プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図9は、検知プログラムを実行するコンピュータを例示する図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。ディスクドライブ1041には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1051およびキーボード1052が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1061が接続される。
ここで、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ1031やメモリ1010に記憶される。
また、検知プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュール1093として、ハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した検知装置10が実行する各処理が記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、検知プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えば、ハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、検知プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、検知プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
10 検知装置
11 入力部
12 出力部
13 通信制御部
14 記憶部
15 制御部
15a 取得部
15b 学習部
15c 検知部

Claims (5)

  1. センサが出力するデータを取得する取得部と、
    ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んで前記データの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、前記データを用いて該生成モデルを学習する学習部と、
    学習された生成モデルを用いて前記データの確率分布を推定し、新たに取得された前記データの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する検知部と、
    を備えることを特徴とする検知装置。
  2. 前記学習部は、さらに、前記分散パラメータを積分消去することを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記検知部は、異常を検知した場合に、警報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の検知装置。
  4. 検知装置で実行される検知方法であって、
    センサが出力するデータを取得する取得工程と、
    ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んで前記データの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、前記データを用いて該生成モデルを学習する学習工程と、
    学習された生成モデルを用いて前記データの確率分布を推定し、新たに取得された前記データの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する検知工程と、
    を含んだことを特徴とする検知方法。
  5. センサが出力するデータを取得する取得ステップと、
    ガウス分布に従うエンコーダとデコーダとを含んで前記データの確率分布を表す生成モデルにおいて、該デコーダの分散パラメータがガンマ分布に従うものとして、前記データを用いて該生成モデルを学習する学習ステップと、
    学習された生成モデルを用いて前記データの確率分布を推定し、新たに取得された前記データの推定される発生確率が所定の閾値より低い場合に異常として検知する検知ステップと、
    をコンピュータに実行させるための検知プログラム。
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