JP2019040415A - 解析装置、解析方法、およびプログラム - Google Patents

解析装置、解析方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機械学習の学習精度を向上させる学習データを生成することができる解析装置、解析方法、およびプログラムを提供することである。【解決手段】解析装置は、コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得する第1取得部と、前記第1取得部により取得された前記文字列について形態素解析を行う形態素解析部と、前記形態素解析部の解析結果から得られた第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去する除去部と、前記除去部より前記第1形態素の集合から前記特定ワードが除去された第2の形態素の集合を取得する第2取得部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、解析装置、解析方法、およびプログラムに関する。
従来、検索クエリが含まれるコーパスを学習データとして機械学習を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−198189号公報
しかしながら、従来の技術では、例えば、世間で流行しているキーワードなどがクエリとして一時的に何度も検索された場合、特性の偏った機械学習のモデルが生成されてしまう場合があった。この結果、機械学習の学習精度が低下する場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、機械学習の学習精度を向上させる学習データを生成することができる解析装置、解析方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得する第1取得部と、前記第1取得部により取得された前記文字列について形態素解析を行う形態素解析部と、前記形態素解析部の解析結果から得られた第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去する除去部と、前記除去部より前記第1形態素の集合から前記特定ワードが除去された第2の形態素の集合を取得する第2取得部と、を備える解析装置である。
本発明の一態様によれば、機械学習の学習精度を向上させる学習データを生成することができる解析装置、解析方法、およびプログラムを提供することができる。
第1実施形態における解析装置200を含む解析システム1の一例を示す図である。 第1実施形態におけるサービス提供装置100の構成の一例を示す図である。 コーパス元情報D1の一例を示す図である。 アクセスログ情報D2の一例を示す図である。 ユーザ属性情報D3の一例を示す図である。 第1実施形態における解析装置200の構成の一例を示す図である。 第1実施形態における解析側制御部210により実行される一連の処理の一例を示すフローチャートである。 バズワード辞書D4の一例を示す図である。 バズワードを説明するための図である。 コーパスD5の生成方法を模式的に示す図である。 バズワードを除去しないときのコーパスD5の一例を示す図である。 バズワードを除去したときのコーパスD5の一例を示す図である。 第1実施形態における解析側制御部210により実行される一連の処理の他の例を示すフローチャートである。 コーパス元情報D1に対して形態素解析を行って得られたワードの集合から共起ワードをバズワードとして除去する方法を説明するための図である。 バズワードとして除去する予定の候補を、学習モデル生成時に特徴量とするワードに復帰させる方法を説明するための図である。 実施形態のサービス提供装置100および解析装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した解析装置、解析方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
[概要]
解析装置は、一以上のプロセッサによって実現される。解析装置は、コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得し、取得した文字列について形態素解析を行い、形態素解析の解析結果から得られた第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去する。そして、解析装置は、第1形態素の集合から特定ワードを除去した第2の形態素の集合を取得する。このような処理によって、機械学習の学習精度を向上させる学習データを生成することができ、更に、この学習データを用いて学習モデルを生成した場合、機械学習の学習精度を向上させることができる。
コンテンツ画面とは、例えば、情報を検索するためのクエリを入力させる検索画面である。また、コンテンツ画面とは、例えば、SNS(Social Networking Service)において、利用者が閲覧可能なメッセージを投稿させる投稿画面である。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、第1実施形態における解析装置200を含む解析システム1の一例を示す図である。第1実施形態における解析システム1は、例えば、一以上の端末装置10と、サービス提供装置100と、解析装置200とを備える。これらの装置は、ネットワークNWを介して接続される。なお、サービス提供装置100に含まれる構成の一部または全部は、解析装置200に含まれていてもよい。
図1に示す各装置は、ネットワークNWを介して種々の情報を送受信する。ネットワークNWは、例えば、無線基地局、Wi‐Fiなどのアクセスポイント、DNS(Domain Name System)サーバなどの中継機器、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含む。なお、図1に示す各装置の全ての組み合わせが相互に通信可能である必要はなく、ネットワークNWは、一部にローカルなネットワークを含んでもよい。
端末装置10は、ユーザ(利用者)によって使用される装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置である。
端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、ウェブブラウザを介して、サービス提供装置100が提供するウェブサイトにアクセスする。例えば、サービス提供装置100により提供されるウェブサイトは、検索サイトやSNSサイトである。また、サービス提供装置100により提供されるウェブサイトには、ニュースサイトや天気予報サイト、ショッピングサイトなどが含まれていてもよい。
また、端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたアプリケーションを介してサービス提供装置100と通信を行い、アプリケーション上で表示或いは再生するコンテンツを取得する。コンテンツは、例えば、動画データや、画像データ、音声データ、テキストデータなどである。これによって、端末装置10には、アプリケーションを介して、上述した各種ウェブサイトにより提供されるサービスと同様のサービスが提供される。
サービス提供装置100は、インターネット上において、上述した検索サイトやSNSサイトなどのウェブサイトを提供するウェブサーバ装置であってよいし、アプリケーションが起動された端末装置10と通信を行って、各種情報の受け渡しを行うアプリケーションサーバ装置であってもよい。
解析装置200は、例えば、サービス提供装置100によりウェブサイトまたはアプリケーションとして提供されるサービスの利用履歴を解析し、その解析結果を機械学習モデルの学習データとして学習モデルを生成する。
[サービス提供装置の構成]
以下、サービス提供装置100および解析装置200の各構成について説明する。図2は、第1実施形態におけるサービス提供装置100の構成の一例を示す図である。図示のように、サービス提供装置100は、例えば、サービス提供側通信部102と、サービス提供側制御部110と、サービス提供側記憶部130とを備える。
サービス提供側通信部102は、例えば、NIC(Network Interface Card)などの通信インターフェースやDMA(Direct Memory Access)コントローラを含む。サービス提供側通信部102は、ネットワークNWを介して、端末装置10または解析装置200などと通信する。
サービス提供側制御部110は、例えば、サービス提供部112と、ログ収集部114と、情報提供部116とを備える。サービス提供側制御部110の構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがサービス提供側記憶部130に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、サービス提供側制御部110の構成要素の一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitry)により実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
サービス提供側記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより実現される。サービス提供側記憶部130は、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムの他に、後述するコーパス元情報D1、アクセスログ情報D2、およびユーザ属性情報D3などを記憶する。
サービス提供部112は、例えば、サービス提供装置100がウェブサーバ装置である場合、サービス提供側通信部102により端末装置10からHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストが受信されると、このリクエストに対応したウェブページとして、HTML形式のテキストデータや、CSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート、テキストデータ、画像データ、動画データ、音声データなどのコンテンツを、HTTPリクエストの送信元である端末装置10に送信する。これを受けて、端末装置10の画面には、ウェブブラウザの機能によりウェブページ(コンテンツ画面の一例)が描画される。
また、サービス提供部112は、例えば、サービス提供装置100がアプリケーションサーバ装置である場合、アプリケーションが起動された端末装置10からサービス提供側通信部102に対して所定のリクエストが送信されると、このリクエストに応じてテキストデータや画像データ、動画データ、音声データなどのコンテンツを、リクエストの送信元である端末装置10に送信する。端末装置10は、コンテンツを受信すると、例えば、アプリケーションのインストール時に合わせて取得しておいたスタイルシートなどに基づいて、受信したコンテンツを画面上に配置することで、アプリ用のページ(コンテンツ画面の他の例)を描画する。以下、サービス提供部112によりサービスとして提供されるウェブページまたはアプリ用のページを総称して、「電子ページ」と称して説明する。
ログ収集部114は、サービス提供部112により提供される電子ページにアクセスした端末装置10から、検索時に入力されたクエリやSNSに投稿されたメッセージなどを所定期間ごとに分けて収集し、これをコーパス元情報D1としてサービス提供側記憶部130に記憶させる。所定期間は、例えば、24時間単位であってもよいし、週単位であってもよいし、月単位であってもよい。
図3は、コーパス元情報D1の一例を示す図である。図示の例のように、コーパス元情報D1は、各ユーザを識別するユーザID毎に、所定期間に亘ってクエリとして入力された単語や文章、或いは所定期間に亘ってメッセージとして投稿された単語や文章などが文字列として蓄積されたテキストデータである。ユーザIDは、例えば、ログインIDなどである。例えば、ログインIDは、電子ページにアクセスする前に事前にIDの認証が求められるログイン画面において入力された固有のIDである。文字列は、一つの単語であってもよいし、複数の単語からなる語句(文章)であってもよい。
また、ログ収集部114は、電子ページにアクセスした端末装置10から、端末装置10の固体識別情報や、上記各種ページにアクセスする前に表示されたログイン画面において入力されたログインID、リファラ情報、アクセス時に端末装置10とサービス提供装置100との間に介在した、Wi‐FiなどのアクセスポイントやDNSサーバなどの中継機器に関する情報、コンバージョンの成立有無を示す情報などを収集し、これをアクセスログ情報D2としてサービス提供側記憶部130に記憶させる。
図4は、アクセスログ情報D2の一例を示す図である。図示の例のように、アクセスログ情報D2は、電子ページごと(コンテンツごと)に、ユーザIDに対して、リファラ情報、位置情報、コンバージョン情報などが対応付けられた情報である。リファラ情報は、端末装置10が、どの電子ページからどの電子ページへとアクセスしたのかを特定するための情報であり、例えば、ハイパーリンクが張られた遷移元の電子ページのURL(Uniform Resource Locator)である。位置情報は、例えば、端末装置10が電子ページにアクセスしたときに、そのアクセス時の通信経路に介在したアクセスポイントやDNSサーバなどの機器に予め対応付けられた位置情報(例えばこれらの機器に割り当てられたIPアドレスに含まれる位置情報)であってもよいし、GPS(Global Positioning System)などの衛星測位システムを利用して取得された端末装置10の位置情報であってもよい。コンバージョン情報は、例えば、ユーザIDが示す利用者が電子ページを提供する提供主が期待する所定の行動をとったか否かを表す情報と、利用者が所定の行動をとった場合、その行動の種類を示す情報(例えば何を購入したのかという情報)とを含む。所定の行動とは、例えば、提供主が提供する電子ページに掲載された広告画像を選択することや、電子ページで販売される商品またはサービスを購入することなどである。行動の種類を示す情報とは、例えば、利用者がどういった物やサービスを購入したのか、或いはどういった広告を選択したのか、といった情報である。コンバージョンの成立有無については、例えば、リファラ情報や、端末装置10ごとの各ウェブブラウザにより管理されるクッキー(HTTP cookie)などに基づいて決定されてよい。
また、ログ収集部114は、電子ページにアクセスしたユーザを、ユーザIDを用いて特定し、特定したユーザの属性情報を収集し、これをユーザ属性情報D3としてサービス提供側記憶部130に記憶させる。
図5は、ユーザ属性情報D3の一例を示す図である。図示の例のように、ユーザ属性情報D3は、各ユーザIDに対して、性別や年代、興味関心といった属性が対応付けられた情報である。
情報提供部116は、サービス提供側通信部102を用いて、ログ収集部114により収集された各種情報を解析装置200に送信する。
[解析装置の構成]
図6は、第1実施形態における解析装置200の構成の一例を示す図である。図示のように、解析装置200は、例えば、解析側通信部202と、解析側制御部210と、解析側記憶部230とを備える。
解析側通信部202は、例えば、NICなどの通信インターフェースやDMAコントローラを含む。解析側通信部202は、例えば、ネットワークNWを介して、サービス提供装置100などと通信する。
解析側制御部210は、例えば、取得部212と、形態素解析部214と、バズワード除去部216と、関連付部218と、機械学習処理部220と、出力部222とを備える。解析側制御部210の構成要素は、例えば、CPUなどのプロセッサが解析側記憶部230に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、解析側制御部210の構成要素の一部または全部は、LSI、ASIC、FPGA、またはGPUなどのハードウェア(回路部;circuitry)により実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。取得部212は、「第1取得部」および「第3取得部」の一例であり、バズワード除去部216は、「除去部」および「第2取得部」の一例である。
解析側記憶部230は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、RAMなどにより実現される。解析側記憶部230は、ファームウェアやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムの他に、上述したコーパス元情報D1、アクセスログ情報D2、およびユーザ属性情報D3と、バズワード辞書D4、コーパスD5、および機械学習モデルD6などを記憶する。バズワード辞書D4、コーパスD5、および機械学習モデルD6については後述する。
[教師あり機械学習時の処理フロー]
以下、フローチャートに即して解析側制御部210の各構成要素について説明する。図7は、第1実施形態における解析側制御部210により実行される一連の処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、所定の周期で繰り返し行われてよい。
まず、取得部212は、解析側通信部202によってサービス提供装置100からユーザIDごとにコーパス元情報D1が受信されるまで待機し(S100)、ユーザIDごとにコーパス元情報D1が受信されると、これを解析側通信部202から取得し、解析側記憶部230に記憶させる。同様に、取得部212は、アクセスログ情報D2やユーザ属性情報D3が解析側通信部202によって受信された場合、これらを解析側通信部202から取得し、解析側記憶部230に記憶させる。
次に、形態素解析部214は、ユーザIDごとに取得された複数のコーパス元情報D1に含まれる文字列に対して形態素解析を行い(S102)、文字列を複数の形態素に分割し、分割した複数の形態素の中から、接頭語や助詞などを除いた名詞や形容詞などの単語または語句を抽出する。以下、接頭語や助詞などを除いた名詞や形容詞などの単語または語句のことを「ワード」と総称して説明する。
また、形態素解析部214は、コーパス元情報D1に含まれる文字列を形態素解析により複数の形態素に分割する際に辞書を利用してもよい。例えば、辞書には、ワードになり得る固有名詞が登録されてよい。形態素解析部214は、形態素解析時に辞書を参照することで、複数の形態素(例えば「株式」と「会社」)であっても、これらの複数の形態素を一つのワード(例えば「株式会社」)として抽出してよい。コーパス元情報D1に含まれる文字列に対して形態素解析を行い、その結果として得られたワードの集合は、「第1形態素の集合」の一例である。
次に、バズワード除去部216は、解析側記憶部230に記憶されたバズワード辞書D4を参照し、形態素解析結果により得られたワードの集合(第1形態素の集合の一例)からバズワードを除去する(S104)。バズワードとは、例えば、季節性や流行性があると推定されるワードである。言い換えれば、バズワードは、ある特定の周期で周期性を有する季節語や、一時的な流行語を含む。バズワードは、「特定ワード」の一例である。
図8は、バズワード辞書D4の一例を示す図である。例えば、バズワード辞書D4には、季節語として「卒業式」や「海水浴」といったワードが登録され、流行語として「××有名人」や「○○有名人」といったワードが登録されている。このようなバズワード辞書D4に登録されるワードは、例えば、所定期間(例えば1ヶ月)におけるスコアの変化の度合が閾値Th以上となるワードである。スコアは、所定のテキストにおいて出現する各ワードについて導出される指標値であり、例えば、所定のテキストに含まれる全ワードに対する当該ワードの出現頻度に関する指標値である。所定のテキストは、例えば、コーパス元情報D1が示すコーパスであってもよいし、コーパスとは別に予め用意されたテキストであってもよい。
図9は、バズワードを説明するための図である。図中L1は、例えば、「xyzモバイル」というワードのスコアの変化を表し、L2は、例えば、「××有名人」というワードのスコアの変化を表し、L3は、例えば、「卒業式」というワードのスコアの変化を表している。「xyzモバイル」というワードは、ある通信会社で使用される端末装置の固有の名称を表している。このようなワードは、一般的には季節等に依存しないことから、どの時期においても、そのワードのスコアの変化の度合は閾値Th未満となりやすく、バズワード辞書D4にバズワードとして登録されにくい。一方で、「××有名人」というワードは、有名人や著名人などの名前を表す流行語であり、その対応する人物が映画やテレビ番組などに出演した際に流行りやすい。このような流行語は、流行している間、一時的にスコアが急上昇するものの、流行していない間は、スコアが0に近い値をとる。従って、流行語は、スコアが上昇または下降するときの変化度合が閾値Th以上となりやすく、バズワード辞書D4にバズワードとして登録されやすい。また、「卒業式」というワードは春先に使用されやすく、この季節語のスコアの変化度合は、その季節で閾値Th以上となりやすい。従って、季節語は、バズワード辞書D4にバズワードとして登録されやすい。なお、スコアの変化の度合を観測する期間である所定期間が、季節語が出現する周期(例えば1年)よりも短い場合において、スコアの変化度合が閾値Th以上であれば、そのスコアのワードは、季節語か流行語かが区別されずにバズワードと判断される。形態素解析結果により得られたワードの集合からバズワードが除去された後のワードの集合は、「第2形態素の集合」の一例である。
次に、関連付部218は、コーパス元情報D1およびアクセスログ情報D2を参照し、バズワードが除去された後のワードの集合(第2形態素の集合の一例)に含まれるワードの元となった文字列に対応付けられたユーザIDに基づいて、そのワードの集合に含まれる各ワードと、コンバージョン情報とを互いに関連付けて、コーパスD5を生成する(S106)。
例えば、コーパスD5は、コンバージョンが成立した一以上のユーザのワードを一つに纏めたワードの集合である。
図10は、コーパスD5の生成方法を模式的に示す図である。例えば、関連付部218は、アクセスログ情報D2を参照し、コンバージョンが成立しているユーザIDと、コンバージョンが成立していないユーザIDとに分け、更に、コンバージョンが成立しているユーザIDを、そのコンバージョンの成立条件である行動の種類ごとに分類する。
例えば、「XYZモバイル購入」という行動を成立条件としたコンバージョン情報には、その行動をとったユーザのユーザIDである「USER_A」や「USER_E」が分類される。そして、関連付部218は、コーパス元情報D1において、「USER_A」や「USER_E」のユーザIDに対応付けられた文字列から形態素解析により得られたワードと、「XYZモバイル購入」という行動を成立条件としたコンバージョン情報とを互いに関連付ける。この結果、「XYZモバイル購入」という行動を成立条件としたコンバージョン情報に対して、「USER_A」の「xyzモバイル、おもしろ画像、◇◇◇◇ver.5、…」といったワードと、「USER_E」の「xyz○○.jp、マイエックスワイゼットモバイル、卒業式、…」といったワードとを合わせたワードの集合が関連付けられ、この情報がコーパスD5として取得される。
図11は、バズワードを除去しないときのコーパスD5の一例を示す図である。図示の例では、「XYZモバイル購入」という行動をコンバージョンの成立条件としたコンバージョン情報に関するコーパスD5を例示している。図示の例では、「xyzモバイル」や「卒業式」、「××有名人」といったバズワード(図8参照)が除去されておらず、これらのワードがコーパスD5に含まれている。
図12は、バズワードを除去したときのコーパスD5の一例を示す図である。図11に示すコーパスD5に含まれていた「卒業式」、「××有名人」、「○○有名人」といったワードがバズワード辞書D4に登録されているため、図12の例では、これらのワードがバズワードとして除去されている。
次に、機械学習処理部220は、コーパスD5を学習データとして、機械学習のための学習モデルを生成する(S108)。
例えば、機械学習処理部220は、コーパスD5の其々に含まれるワードを特徴量とし、各特徴量に「コンバージョン成立」または「コンバージョン不成立」のラベルを付与する。より具体的には、機械学習処理部220は、コーパスD5に含まれるワードの特徴量には、「コンバージョン成立」というラベルを付与し、それ以外のワードの特徴量には、「コンバージョン不成立」というラベルを付与する。そして、機械学習処理部220は、ラベルと特徴量との関係に基づいて、形態素であるワードを入力データとした場合に、「コンバージョン成立」または「コンバージョン不成立」のいずれかの分類結果を出力する学習モデルを生成する。
例えば、機械学習処理部220は、機械学習の一つの手法であるSVM(Support Vector Machine)を利用し、各ワードを特徴量とした特徴空間を、コンバージョンが成立したユーザが使用したワードの特徴量と、コンバージョンが成立しなかったユーザが使用したワードの特徴量とに二分する超平面を学習モデルとして決定する。また、機械学習処理部220は、ロジスティック回帰やニューラルネットワークなどの他の機械学習の手法を利用し、コンバージョンの成立有無に応じて分類結果を出力する学習モデルを生成してもよい。
機械学習処理部220は、生成した学習モデルを機械学習モデルD6として解析側記憶部230に記憶させる。これ以降、機械学習処理部220は、機械学習モデルD6が示す学習モデルに従って、対象となるデータを二値に分類する機械学習を実行する。
[運用時の処理フロー]
図13は、第1実施形態における解析側制御部210により実行される一連の処理の他の例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、学習モデルが生成された後に実行される。
まず、取得部212は、解析側通信部202によってサービス提供装置100から、学習モデル生成時に利用していないコーパス元情報D1が受信されるまで待機し(S200)、学習モデル生成時に利用していないコーパス元情報D1が受信されると、これを解析側通信部202から取得し、解析側記憶部230に記憶させる。この際、取得部212は、アクセスログ情報D2やユーザ属性情報D3が解析側通信部202によって受信された場合、これらを解析側通信部202から取得し、解析側記憶部230に記憶させてもよい。
次に、形態素解析部214は、取得部212により取得されたコーパス元情報D1に含まれる文字列に対して形態素解析を行い(S202)、文字列を複数の形態素に分割し、分割した複数の形態素の中から、接頭語や助詞などを除いた名詞や形容詞などの単語または語句をワードとして抽出する。この際、バズワード除去部216は、形態素解析により得られたワードからバズワードを除去してもよい。
次に、機械学習処理部220は、機械学習モデルD6を参照し、この機械学習モデルD6が示す学習モデル(学習済みのモデル)に、ユーザが入力した検索ワード等を入力すると、コンバージョンが成立することが予想されるユーザとそうでないユーザとに分類する(S204)。
次に、出力部222は、機械学習処理部220により分類されたユーザの分類結果を出力する(S206)。例えば、出力部222は、解析側通信部202を用いて、サービス提供装置100に対して、誰がコンバージョンに至りやすいのかを示す学習結果を送信する。これを受けて、サービス提供装置100は、例えば、あるコンバージョンに至りやすくなるユーザに対して、コンバージョンに関連する広告などを配信可能となり、効率的な広告配信等が可能となる。
なお、上述した第1実施形態では、バズワード辞書D4に登録されたワードをバズワードとして一律に除去するものとして説明したがこれに限られない。例えば、バズワード除去部216は、アクセスログ情報D2に含まれる位置情報や、ユーザ属性情報D3に含まれる各属性などに基づいて、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致するワードであっても、これをバズワードとして除去しなくてよい。
例えば、バズワード除去部216は、「隅田川花火大会」というワードがバズワード辞書D4に登録されている場合、当該ワードを使用したユーザが関東圏に位置する場合には、「隅田川花火大会」というワードをバズワードとして除去せずにそのまま特徴量として利用するワードとして残し、当該ワードを使用したユーザが関東圏以外に位置する場合にバズワードとして除去してよい。
また、例えば、「xyzモバイル」というワードに関連して、xyzモバイルの契約対象者を10代に限定した「学生割引」といったワードがバズワード辞書D4に登録されている場合、バズワード除去部216は、「学生割引」というワードを使用したユーザの年代が10代であれば、当該ワードをバズワードとして除去せずにそのまま特徴量として利用するワードとして残し、ユーザの年代が10代でなければ、当該ワードをバズワードとして除去してよい。また、例えば、ある特定の化粧品の名称を示すワードがバズワード辞書D4に登録されている場合、バズワード除去部216は、そのワードを使用したユーザが女性であれば、当該ワードをバズワードとして除去せずにそのまま特徴量として利用するワードとして残し、ワードを使用したユーザが男性であれば、当該ワードをバズワードとして除去してよい。このように、バズワード除去部216は、バズワード辞書D4に登録されたワードであってもバズワードとして一律に除去するのではなく、ユーザの位置情報や年代、性別などに応じて、バズワードとせずに機械学習の特徴量とするワードとして残すのか、或いはそのままバズワードとして除去するのかを決定してよい。
以上説明した第1実施形態によれば、端末装置10により表示されたコンテンツ画面に対して入力された検索クエリや投稿メッセージといった各種ワードを含むコーパス元情報D1を取得する取得部212と、取得部212により取得されたコーパス元情報D1に含まれる文字列について形態素解析を行う形態素解析部214と、形態素解析部214による形態素解析の結果から得られたコーパスD5から、特定期間に集中して入力されるバズワードを除去し、バズワードを除去したワードの集合を取得するバズワード除去部216と、を備えることにより、機械学習の学習精度を向上させる学習データを生成することができる。この結果、季節性または話題性に左右されることなく、あるコンバージョンに対して成立するユーザの推定精度を向上させることができる学習モデルを生成することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、学習モデルに従った学習結果に基づいて、検索クエリ等のメッセージを入力したユーザの中から、コンバージョンに関連した情報(以下、コンバージョン関連情報と称する)を提供する対象のユーザを決定する点で上述した第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
第2実施形態では、例えば、機械学習処理部220が、「xyzモバイルを購入した」ことをコンバージョンの成立条件とした場合、対象のユーザを、xyzモバイルを購入したユーザと、xyzモバイルを購入していないユーザとに分類する学習モデルを生成する。このような学習モデルを生成した後、機械学習処理部220は、コンバージョンが成立していないユーザや、コンバージョンの成立有無について不明なユーザ(例えば、アクセスログ情報D2においてコンバージョンの成立有無の情報が欠落したユーザ)のコーパスに含まれるワードの其々を特徴量とし、機械学習モデルD6が示す学習モデルに従って、このユーザを「xyzモバイル」を購入する見込みのあるユーザかそうでないユーザかに分類する。
機械学習処理部220は、このような分類の結果として、コンバージョンが成立することが見込まれるユーザに分類された対象ユーザの端末装置10を、コンバージョン関連情報の提供対象に決定する。上述したように、「xyzモバイルを購入した」ことをコンバージョンの成立条件とした場合、コンバージョン関連情報は、例えば、「xyzモバイル」の購入を促進させるための広告やメールなどである。
第2実施形態における出力部222は、機械学習処理部220による分類結果を、サービス提供装置100に送信する。
第2実施形態におけるサービス提供装置100のサービス提供部112は、サービス提供側通信部102によって解析装置200から分類結果が受信されると、その分類結果を参照し、コンバージョン関連情報の提供対象として決定されたユーザが使用する端末装置10に、コンバージョンと関連する広告やメールを配信する。
以上説明した第2実施形態によれば、バズワードが除去されたコーパスを学習データとして、既に生成された学習モデルに従って機械学習を行い、その機械学習による分類結果に基づいてコンバージョン関連情報の提供対象とするユーザを決定するため、そのユーザに、よりターゲティング効果の高い広告やメールを配信することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致するワードに加えて、更にそのワードに共起する共起ワードもバズワードとして除去する点で上述した第1および第2実施形態と相違する。以下、第1および第2実施形態との相違点を中心に説明し、第1および第2実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第3実施形態の説明において、第1および第2実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
第3実施形態におけるバズワード除去部216は、例えば、コーパス元情報D1に対して形態素解析を行って得られたワードの集合(バズワード除去前のワードの集合)の中に、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致するワードが存在する場合、そのワードと共起する共起ワードを導出する。例えば、バズワード除去部216は、予め解析側記憶部230に記憶させておいた所定のテキストデータの文脈において、バズワード辞書D4に登録されたワードと共に出現する頻度の高いワードを共起ワードとして導出する。また、バズワード除去部216は、所定のテキストデータに代えて、或いは加えて、コーパス元情報D1の文脈において、バズワード辞書D4に登録されたワードと共に出現する頻度の高いワードを共起ワードとして導出してもよい。そして、バズワード除去部216は、導出した共起ワードがコーパス元情報D1から得られたワードの集合に含まれていれば、更にその共起ワードもバズワードとして除去する。
図14は、コーパス元情報D1に対して形態素解析を行って得られたワードの集合から共起ワードをバズワードとして除去する方法を説明するための図である。図示の例では、ワードA、ワードB、ワードCがバズワードとして選択されており、更に、これらのワードに共起した共起ワードが、ワードA#、ワードB#、ワードC#として導出されている。このような場合、バズワード除去部216は、コーパス元情報D1から得られたワードの集合にワードA#、ワードB#、ワードC#が含まれているか否かを判定する。図示の例では、コーパス元情報D1から得られたワードの集合に、ワードA#のみが含まれている。従って、バズワード除去部216は、このワードA#をバズワードとして、コーパス元情報D1から得られたワードの集合から除去する。なお、バズワード除去部216は、対象とするワードに複数のワードが共起している場合、複数のワードの一部または全部を共起ワードとして導出してもよい。
このような処理によって、所定期間においてSNSのメッセージとして使用された回数や検索クエリとして使用された回数が少ないワードであっても、バズワード辞書D4に登録されたワードに合致するワード(すなわちバズワード)に共起していれば、これを学習モデル生成時に特徴量とするワードから除外しておくことができる。その結果、バズワードに関連したワードの影響を受けずに、より学習精度の高い機械学習を行うことができる。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致しないワードに共起する共起ワードに基づいて、バズワードとして除去する予定のワードの中で、バズワードとしないワードを決定する点で上述した第1実施形態から第3実施形態と相違する。以下、第1実施形態から第3実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態から第3実施形態と共通する点については説明を省略する。なお、第4実施形態の説明において、第1実施形態から第3実施形態と同じ部分については同一符号を付して説明する。
第4実施形態におけるバズワード除去部216は、例えば、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致しないワードに共起する共起ワードを導出する。例えば、バズワード除去部216は、第3実施形態と同様に、予め解析側記憶部230に記憶させておいた所定のテキストデータの文脈において、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致しないワードと共に出現する頻度の高いワードを共起ワードとして導出してもよいし、コーパス元情報D1の文脈において、バズワード辞書D4に登録されたワードと合致しないワードと共に出現する頻度の高いワードを共起ワードとして導出してもよい。そして、バズワード除去部216は、導出した共起ワードが、バズワードとして除去する予定の候補に含まれていれば、そのワードをバズワードの候補から除外し、学習モデル生成時に特徴量とするワードに復帰させる。
図15は、バズワードとして除去する予定の候補を、学習モデル生成時に特徴量とするワードに復帰させる方法を説明するための図である。図示の例では、ワードA、ワードB、ワードC、ワードD#がバズワードとして選択されており、コーパス元情報D1から得られたワードの集合の中には、ワードD、ワードF、ワードEなどが除去されずに残されている。このような場合、バズワード除去部216は、例えば、バズワードとして除去されずに残されたワードの其々に共起した共起ワードを導出する。図示の例では、ワードD、ワードF、およびワードEに共起した共起ワードとして、ワードD#、ワードF#、ワードE#が導出されている。この場合、バズワード除去部216は、バズワードとして除去する予定のバズワードの候補の中に、ワードD#、ワードF#、ワードE#が含まれているか否かを判定する。図示の例では、バズワードとして除去する予定のバズワードの候補の中に、ワードD#が含まれている。従って、バズワード除去部216は、このワードD#をバズワードの候補から除外し、コーパス元情報D1から得られたワードの集合に復帰させる。なお、バズワード除去部216は、対象とするワードに複数のワードが共起している場合、第3実施形態と同様に、共起している複数のワードの一部または全部を共起ワードとして導出してもよい。
このような処理によって、例えば、「○○有名人」というワードなどがバズワードとして選択されたものの、コンバージョンに関連した「xyzモバイル」というワードの共起ワードに「○○有名人」というワードが含まれていれば、バズワードとして「○○有名人」というワードを除去しなくなる。これにより、例えば、「xyzモバイル」という製品の広告塔として「○○有名人」が採用されている場合に、「○○有名人」というワードをバズワードとせずにこれを機械学習の特徴量として扱うことができるため、学習データを二値に分類するための学習モデルをより精度良く生成することができる。この結果、より学習精度の高い機械学習を行うことができる。
<ハードウェア構成>
上述した実施形態の解析システム1に含まれる複数の装置のうち、サービス提供装置100および解析装置200は、例えば、図16に示すようなハードウェア構成により実現される。図16は、実施形態のサービス提供装置100および解析装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
サービス提供装置100は、NIC100−1、CPU100−2、RAM100−3、ROM100−4、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置100−5、およびドライブ装置100−6が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置100−6には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置100−5、またはドライブ装置100−6に装着された可搬型記憶媒体に格納されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開され、CPU100−2によって実行されることでサービス提供側制御部110が実現される。CPU100−2が参照するプログラムは、ネットワークNWを介して他の装置からダウンロードされてもよい。
解析装置200は、NIC200−1、CPU200−2、RAM200−3、ROM200−4、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置200−5、およびドライブ装置200−6が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置200−6には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置200−5、またはドライブ装置200−6に装着された可搬型記憶媒体に格納されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM200−3に展開され、CPU200−2によって実行されることで、解析側制御部210が実現される。解析側制御部210が参照するプログラムは、ネットワークNWを介して他の装置からダウンロードされてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…解析システム、10…端末装置、100…サービス提供装置、102…サービス提供側通信部、110…サービス提供側制御部、112…サービス提供部、114…ログ収集部、116…情報提供部、130…サービス提供側記憶部、200…解析装置、202…解析側通信部、210…解析側制御部、212…取得部、214…形態素解析部、216…バズワード除去部、218…関連付部、220…機械学習処理部、222…出力部、230…解析側記憶部、D1…コーパス元情報、D2…アクセスログ情報、D3…ユーザ属性情報、D4…バズワード辞書、D5…コーパス、D6…機械学習モデル、NW…ネットワーク

Claims (15)

  1. コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部により取得された前記文字列について形態素解析を行う形態素解析部と、
    前記形態素解析部の解析結果から得られた第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去する除去部と、
    前記除去部より前記第1形態素の集合から前記特定ワードが除去された第2の形態素の集合を取得する第2取得部と、
    を備える解析装置。
  2. 前記ユーザごとの所定の行動の成立の有無に関するコンバージョン情報を取得する第3取得部を更に備える、
    請求項1に記載の解析装置。
  3. 前記第3取得部により取得された前記コンバージョン情報と、前記第2取得部により取得された前記第2の形態素の集合に含まれる形態素とを互いに関連付ける関連付部を更に備える、
    請求項2に記載の解析装置。
  4. 前記第2取得部により取得された前記第2の形態素の集合に含まれる形態素を用いて学習し、形態素を入力データとした場合に分類結果を出力する学習モデルを生成する学習処理部を更に備える、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  5. 前記学習処理部は、前記第2の形態素の集合に含まれる形態素と、前記関連付部により前記第2の形態素の集合に含まれる形態素のそれぞれに関連付けられた前記コンバージョン情報との関係に基づいて、前記学習モデルを生成する、
    請求項4に記載の解析装置。
  6. 前記学習モデルは、前記コンテンツ画面に対して入力された文字列から得られた形態素を入力すると、前記文字列から得られた形態素に関連付けられたユーザを、前記所定の行動が成立するユーザか、前記所定の行動が成立しないユーザかのいずれかに分類するものである、
    請求項4または5に記載の解析装置。
  7. 前記学習処理部は、前記生成した学習モデルの分類結果に基づいて、前記第1取得部の取得対象である前記文字列を入力したユーザの中から、情報提供の対象とするユーザを決定する、
    請求項4から6のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  8. 前記コンテンツ画面は、情報を検索するためのクエリを入力可能な検索画面であり、
    前記第1取得部は、前記ユーザが前記検索画面に対して入力したクエリを、前記文字列として取得する、
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  9. 前記コンテンツ画面は、ソーシャルネットワークを利用する利用者が閲覧可能なメッセージを投稿するための投稿画面であり、
    前記第1取得部は、前記ユーザが前記投稿画面に対して入力したメッセージを、前記文字列として取得する、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  10. 前記除去部は、更に、前記特定ワードと共起する形態素を、前記第1形態素の集合から除去する、
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  11. 前記除去部は、更に、
    前記第1形態素の集合の中で、前記特定ワードに合致しない形態素と共起する形態素を、前記特定ワードとして除去する予定の形態素から除外する、
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  12. 前記除去部は、更に、前記ユーザの利用者の属性に基づいて、前記第1形態素の集合から、前記特定ワードを除去する、
    請求項1から11のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  13. 前記除去部は、更に、前記ユーザの位置情報に基づいて、前記第1形態素の集合から、前記特定ワードを除去する、
    請求項1から12のうちいずれか1項に記載の解析装置。
  14. コンピュータが、
    コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得し、
    前記取得した前記文字列について形態素解析を行い、
    前記形態素解析の解析結果から得た第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去し、
    前記第1形態素の集合から前記特定ワードを除去した第2の形態素の集合を取得する、
    解析方法。
  15. コンピュータに、
    コンテンツ画面に対してユーザによって入力された文字列を取得させ、
    前記取得させた前記文字列について形態素解析を行わせ、
    前記形態素解析の解析結果から得られた第1形態素の集合から、特定期間に集中して入力される特定ワードを除去させ、
    前記第1形態素の集合から前記特定ワードを除去させた第2の形態素の集合を取得させる、
    プログラム。
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