JP2019039942A - 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置 - Google Patents

表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019039942A
JP2019039942A JP2017159117A JP2017159117A JP2019039942A JP 2019039942 A JP2019039942 A JP 2019039942A JP 2017159117 A JP2017159117 A JP 2017159117A JP 2017159117 A JP2017159117 A JP 2017159117A JP 2019039942 A JP2019039942 A JP 2019039942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
pixel signal
display
mobility
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017159117A
Other languages
English (en)
Inventor
悠治 岸田
Yuji Kishida
悠治 岸田
一樹 澤
Kazuki Sawa
一樹 澤
林 宏
Hiroshi Hayashi
宏 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joled Inc
Original Assignee
Joled Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Joled Inc filed Critical Joled Inc
Priority to JP2017159117A priority Critical patent/JP2019039942A/ja
Publication of JP2019039942A publication Critical patent/JP2019039942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

【課題】表示品質を向上させることができる表示装置の補正方法を提供する。【解決手段】複数の表示画素Pを有する有機ELパネル11、及び、有機ELパネル11の表示制御を行う制御部20を備える有機ELディスプレイ10の補正方法であって、複数の表示画素Pはそれぞれ、有機EL素子OELと、画素信号の階調値に応じた駆動電流を有機EL素子OELに供給する駆動トランジスタT2とを含み、有機ELディスプレイ10の補正方法では、制御部20が、複数の表示画素Pの各々に対して、駆動トランジスタT2に供給される画素信号の累積値を取得し、累積値を用いて駆動トランジスタT2における閾値電圧のシフト量の決定を行い、シフト量と画素信号の階調値とを用いて駆動トランジスタT2における移動度の変化量の決定を行い、移動度の変化量を用いて画素信号の階調値を補正するための補正パラメータの決定を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置に関する。
近年、液晶ディスプレイに代わる次世代のフラットパネルディスプレイの1つとして、有機EL(Electro Luminescence)を利用した有機ELディスプレイが注目されている。
有機ELディスプレイは、複数の表示画素がマトリクス状に配置された有機ELパネルを備えている。表示画素は、有機EL素子と、画素信号に応じた駆動電流を有機EL素子に供給する駆動トランジスタとを有する。
有機ELディスプレイなどのアクティブマトリクス方式の表示装置には、駆動トランジスタとして薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が用いられる。TFTでは、通電時のゲート−ソース間電圧などのストレスにより、TFTの閾値電圧が経時的にシフトする。そして、閾値電圧の経時的なシフトは、有機EL素子への供給電流量の変動の原因となるため、表示装置の輝度制御に影響し、表示品質を悪化させる。
例えば、特許文献1又は特許文献2に記載の有機ELディスプレイでは、表示品質の悪化を抑制するため、画素信号の累積値を算出し、算出した累積値を用いて画素信号を補正している。画素信号は、1フレーム分の画像を示す映像信号に含まれる信号であり、1つの画素の色度、彩度及び階調値などを含む。
特開2004−145257号公報 国際公開第2016/035294号
しかしながら、従来の表示装置では、階調値に対する補正の精度が十分ではないという問題があり、さらなる表示品質の向上が求められている。
本発明は、表示品質を向上させることができる表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置を提供する。
本発明の一態様に係る表示装置の補正方法は、複数の表示画素を有する表示パネル、及び、当該表示パネルの表示制御を行う制御部を備える表示装置の補正方法であって、前記複数の表示画素はそれぞれ、発光素子と、画素信号の階調値に応じた駆動電流を前記発光素子に供給する駆動トランジスタとを含み、前記表示装置の補正方法では、前記制御部が、前記複数の表示画素の各々に対して、前記駆動トランジスタに供給される前記画素信号の累積値を取得し、前記累積値を用いて前記駆動トランジスタにおける閾値電圧のシフト量の決定を行い、前記シフト量と前記画素信号の階調値とを用いて前記駆動トランジスタにおける移動度の変化量の決定を行い、前記移動度の変化量を用いて前記画素信号の階調値を補正するための補正パラメータの決定を行う。
本発明の一態様に係る表示装置の補正装置は、複数の表示画素を有する表示パネルを備える表示装置の補正装置であって、前記複数の表示画素はそれぞれ、発光素子と、画素信号の階調値に応じた駆動電流を前記発光素子に供給する駆動トランジスタとを含み、前記表示装置の補正装置は、前記表示パネルの表示制御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記複数の表示画素の各々に対して、前記駆動トランジスタに供給される前記画素信号の累積値を取得し、前記累積値を用いて前記駆動トランジスタにおける閾値電圧のシフト量の決定を行い、前記シフト量と前記画素信号の階調値とを用いて前記駆動トランジスタにおける移動度の変化量の決定を行い、前記移動度の変化量を用いて前記画素信号の階調値を補正するための補正パラメータの決定を行う。
本発明に係る表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置によれば、表示品質を向上させることができる。
図1は、実施の形態に係る有機ELディスプレイの外観を示す外観図である。 図2は、実施の形態に係る有機ELディスプレイの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る制御部の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態に係るストレス補正の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、Vgs−Vthの値毎に、累積値に対する閾値電圧のシフト量を計測した結果を示すグラフである。 図6は、規格化Δμが固定値である場合の、閾値電圧のシフト量に対する移動度の変化量を測定した結果を示すグラフである。 図7は、Vgs−Vthの値に対する規格化Δμの値を示すグラフである。 図8は、移動度の変化量に対するゲインの値を示すグラフである。
(本発明に至った経緯)
画素信号に対する補正には、(1)閾値電圧のシフトに対する階調値の補正、及び、(2)駆動トランジスタにおける電荷の移動度を用いた階調値の補正などがある。
(1)閾値電圧のシフトに対する階調値の補正は、駆動トランジスタの劣化に起因する有機ELパネルにおける輝度の低下を抑制するために実行される。具体的には、駆動トランジスタのゲート−ソース間に電圧が印加されると、駆動トランジスタは経時劣化し、閾値電圧がシフトする。閾値電圧がシフトすると、同じ電圧がゲート−ソース間に印加された場合でも、駆動トランジスタのソース−ドレイン間に流れる駆動電流の電流量が低下する。これにより、有機EL素子に供給される駆動電流の電流量が低下して、有機EL素子の輝度が低下する。
そこで、閾値電圧のシフト量に応じて、ゲート−ソース間に印加する電圧を決定するもととなる画素信号の階調値を補正することが行われる。階調値の補正では、画素信号の累積値と閾値電圧のシフト量との関係性を利用する。当該関係性を利用することにより、画素信号の累積値から、閾値電圧のシフト量が求められる。
(2)駆動トランジスタにおける電荷の移動度を用いた補正では、駆動トランジスタに流れる電流量から移動度を求め、当該移動度を用いて階調値を補正する。
さらに、上記(1)及び(2)を組み合わせて階調値を補正することも知られている。
しかしながら、本願発明者らは、上記(1)及び(2)を組み合わせたとしても、まだ表示品質が十分ではないことを見出した。具体的には、本願発明者らは、画素信号の累積値及び移動度だけでなく、画素信号の階調値(すなわち入力信号)も駆動電流の電流量の低下に影響を与えていることを見出した。したがって、画素信号の累積値及び移動度だけでなく、画素信号の階調値も用いて、階調値の補正を行うことで、より高精度に階調値の補正を行うことができ、表示品質を向上させることができると考えられる。
以下では、本発明の実施の形態に係る表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
以下、図1〜図8を用いて、実施の形態に係る表示装置の補正方法及び補正装置を説明する。
[1.構成]
まず、本実施の形態に係る表示装置の一例である有機ELディスプレイ10の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における有機ELディスプレイ10の外観を示す外観図である。図2は、本実施の形態における有機ELディスプレイ10の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、有機ELディスプレイ10は、有機ELパネル11と、データ線駆動回路12と、走査線駆動回路13と、メモリ14と、制御部20とを備える。
[1−1.有機ELパネル、駆動回路及びメモリ]
有機ELパネル11は、複数の表示画素Pを有する表示パネルの一例である。有機ELパネル11は、マトリクス状に配置された複数の表示画素Pと、複数の表示画素Pに接続される複数の走査線GLと、複数のデータ線SLとを備える。
なお、図2では、1つのみの表示画素Pが図示されているが、実際には、n行×m列(n及びmは2以上の自然数)の表示画素Pが設けられている。また、走査線GL及びデータ線SLは、それぞれ2本ずつ図示されているが、走査線GLは、画素行毎に設けられ、データ線SLは、画素列毎に設けられている。
複数の表示画素Pは、互いに同じ構成を有する。具体的には、複数の表示画素Pの各々は、本実施の形態では、いわゆる2Tr1Cの回路構成を有する。より具体的には、表示画素Pは、有機EL素子OELと、選択トランジスタT1と、駆動トランジスタT2と、容量素子C1とを備える。なお、表示画素Pは、さらに、リセットトランジスタなどを備えてもよい。また、複数の表示画素Pは、互いに異なる構成を有してもよい。
選択トランジスタT1は、走査線GLの電圧に応じて表示画素Pの選択及び非選択を切り替える。選択トランジスタT1は、例えば薄膜トランジスタであり、ゲート端子が走査線GLに、ソース端子がデータ線SLに、ドレイン端子がノードN1にそれぞれ接続されている。
駆動トランジスタT2は、データ線SLの電圧に応じた駆動電流を有機EL素子OELに供給する。駆動トランジスタT2は、例えば薄膜トランジスタであり、ゲート端子がノードN1に、ソース端子が有機EL素子OELのアノード電極にそれぞれ接続され、ドレイン端子に電圧VTFTが供給されている。
本実施の形態では、駆動トランジスタT2は、酸化物半導体からなるチャネルを有する。具体的には、駆動トランジスタT2は、透明アモルファス酸化物半導体(TAOS:Transparent Amorphous Oxide Semiconductor)などの酸化物半導体材料を用いて形成されたチャネル層を有する。なお、選択トランジスタT1も同様に、酸化物半導体からなるチャネルを有する。選択トランジスタT1は、駆動トランジスタT2と同様の構成を有する。
有機EL素子OELは、駆動電流に応じて発光する発光素子である。駆動電流は、駆動トランジスタT2から供給される。有機EL素子OELは、アノード電極が駆動トランジスタT2のソース端子に接続され、カソード電極が接地されている。
容量素子C1は、データ線SLの電圧に応じた電荷が蓄積される容量素子であり、一端がノードN1に、他端が駆動トランジスタT2のソース端子に接続されている。
データ線駆動回路12は、複数のデータ線SLに対し、制御部20から出力される補正信号に応じた電圧を供給する。
走査線駆動回路13は、複数の走査線GLに対し、制御部20から出力される駆動信号に応じた電圧を供給する。
なお、本実施の形態では、選択トランジスタT1及び駆動トランジスタT2がN型のTFTである場合を例に説明したが、P型のTFTであっても構わない。この場合でも、容量素子C1は、駆動トランジスタT2のゲート−ソース間に接続される。
メモリ14は、本実施の形態では、揮発性メモリと、不揮発性メモリとを含んでいる。揮発性メモリは、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)である。不揮発性メモリは、例えば、フラッシュメモリである。メモリ14には、映像信号の補正のための補正パラメータ、及び、演算結果などが記憶される。
[1−2.制御部]
制御部20は、有機ELパネル11における映像の表示を制御する回路であり、例えば、TCON(タイミングコントローラ)などを用いて構成される。なお、制御部20は、マイクロコントローラを含むコンピュータシステム、あるいは、システムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)などを用いて構成されていても構わない。制御部20は、表示装置の補正装置を構成する構成要素の一例である。
制御部20は、外部から入力された映像信号に対する補正処理、及び、補正された映像信号を用いた書き込み処理の制御などを行う。映像信号は、ここでは、1つのフレームで構成される画像を有機ELパネル11に表示させるための信号である。映像信号には、映像信号により示される画像を構成する複数の画素に対応する画素信号が含まれる。画素信号には、色度、彩度及び階調値などが含まれる。
映像信号に対する補正処理には、上述したように、画素信号の階調値の補正が含まれる。画素信号の階調値の補正は、駆動トランジスタT2の経時劣化に対応するために実行される補正処理であり、いわゆるストレス補正処理である。制御部20は、階調値を補正した補正信号を生成し、当該補正信号をデータ線駆動回路12に出力する。
図3は、本実施の形態における制御部20の構成の一例を示すブロック図である。図3では、制御部20を構成する構成要素の一部、ストレス補正処理に関する部分について図示している。制御部20には、図3に示す構成の他に、駆動信号を生成する回路などが含まれるが、図示は省略する。
図3に示すように、制御部20は、入力部21と、ストレス補正部22とを備える。制御部20は、複数の表示画素Pの各々に対して、画素信号の階調値の補正処理(ストレス補正処理)を行う。
入力部21は、外部から入力される映像信号を受け付け、画像のサイズの調整などを行う。入力部21は、有機ELパネル11を構成する複数の表示画素Pの各々の階調値を順次取得し、ストレス補正部22のストレス値決定部23と、補正パラメータ決定部26と、補正部29とに対して出力する。
ストレス補正部22は、駆動トランジスタT2のストレス値の累積値を用いてストレス補正を行う。ストレス補正部22は、図3に示すように、ストレス値決定部23と、加算部24と、シフト量決定部25と、補正パラメータ決定部26と、補正部29とを備える。
ストレス値決定部23は、画素信号の階調値Vdataから、表示画素Pの駆動トランジスタT2のストレス値を決定する。画素信号の階調値Vdataは、映像信号に含まれるフレーム毎に相違する。このため、本実施の形態に係るストレス値決定部23は、一定の電圧値が継続して印加されたと仮定した場合の時間換算値を、ストレス値として決定する。例えば、ストレス値決定部23は、画素信号の階調値Vdataに、1階調当たりの電圧値を乗算することで、入力された画素信号のストレス値を算出する。
なお、ストレス値決定部23は、画素信号の階調値Vdataとストレス値とを対応付けた対応情報(例えば、LUT(Look Up Table))を参照することで、入力された画素信号に対応するストレス値を決定してもよい。階調値Vdataとストレス値とを対応付けた対応情報は、例えばメモリ14に保存されていてもよい。
加算部24は、メモリ14に記憶された累積値を読み出し、読み出した累積値に、ストレス値決定部23によって決定されたストレス値を加算する。加算部24は、加算後の値を、新たな累積値としてメモリ14に上書きする。メモリ14には、複数の表示画素Pの各々のストレス値の累積値が記憶される。
シフト量決定部25は、メモリ14に記憶された累積値を用いて駆動トランジスタT2における閾値電圧のシフト量ΔVthの決定を行う。シフト量決定部25の詳細な処理については、後で説明する。
補正パラメータ決定部26は、画素信号の階調値Vdataを補正するための補正パラメータの決定を行う。具体的には、補正パラメータ決定部26は、画素信号の階調値Vdataに乗算されるゲインAと、ゲインAを乗算後の階調値Vdata(すなわち、Vdata×A)に加算されるオフセット値Bとを、補正パラメータとして算出する。図3に示すように、補正パラメータ決定部26は、ゲイン決定部27と、オフセット決定部28とを備える。
ゲイン決定部27は、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとを用いて移動度の変化量Δμの決定を行う。さらに、ゲイン決定部27は、決定した移動度の変化量Δμを用いてゲインAの決定を行う。
具体的には、ゲイン決定部27は、ΔμLUT27a及びゲインLUT27bの2つのルックアップテーブルを参照することで、ゲインAを決定する。ΔμLUT27a及びゲインLUT27bは、例えば、ゲイン決定部27が保持しているが、メモリ14などに記憶されていてもよい。2つのルックアップテーブルの詳細については後で説明する。
オフセット決定部28は、閾値電圧のシフト量ΔVthを用いてオフセットBの算出を行う。オフセット決定部28の詳細な処理については、後で説明する。
補正部29は、補正パラメータ決定部26が決定した補正パラメータを用いて、画素信号の階調値Vdataを補正する。具体的には、補正部29は、画素信号の階調値VdataにゲインAを乗算し、乗算後の値にオフセットBを加算することで、補正後の階調値を算出する。補正部29は、補正後の階調値Vdata’を補正信号としてデータ線駆動回路12に出力する。
[2.動作]
続いて、本実施の形態に係る表示装置の補正装置の動作、すなわち、表示装置の補正方法について説明する。具体的には、制御部20が行うストレス補正処理(階調値の補正処理)について説明する。
図4は、本実施の形態におけるストレス補正の処理手順を示すフローチャートである。図4に示すストレス補正は、ストレス補正部22によって複数の表示画素Pの各々に対して行われる。
[2−1.閾値電圧のシフト量ΔVthの決定]
まず、シフト量決定部25は、メモリ14に記憶された累積値を用いて駆動トランジスタT2における閾値電圧のシフト量ΔVthを決定する(S11)。閾値電圧のシフト量ΔVthは、以下の式(1)より求められる。
Figure 2019039942
gsは駆動トランジスタT2のゲート−ソース間電圧、Vthは駆動トランジスタT2の閾値電圧であり、予め定められた設計値である。tはストレスの時間換算値、すなわち、累積値である。ゲート−ソース間電圧Vgsは、画素信号の階調値Vdataに応じて定められる値である。具体的には、階調値Vdataが大きい程、ゲート−ソース間電圧Vgsも大きくなる。
図5は、Vgs−Vthの設計値毎に、累積値tに対する閾値電圧のシフト量ΔVthを実測した結果を示すグラフである。図5において、横軸は累積値t(図5ではストレス時間と表記)であり、縦軸は閾値電圧のシフト量ΔVthを示している。
図5のグラフについて、最小二乗法によるフィッティングにより、式(1)のA、p、q、Voffsetが算出される。実測値に基づいてVgs−Vthの設計値毎に算出されたA、p、q、Voffsetが、予め有機ELディスプレイ10のメモリ14に記憶される。シフト量決定部25は、式(1)に累積値tを代入することにより、閾値電圧のシフト量ΔVthを算出する。
なお、メモリ14には、閾値電圧のシフト量ΔVthと累積値tとを対応付けた対応情報(例えばLUT)が記憶されていてもよい。この場合、シフト量決定部25は、当該LUTを参照することで、累積値tから閾値電圧のシフト量ΔVthを決定してもよい。
[2−2.移動度の変化量の決定]
次に、補正パラメータ決定部26のゲイン決定部27は、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとを用いて、移動度の変化量Δμの算出を行う(S12)。移動度の変化量Δμは、規格化された移動度の変化量Δμ(すなわち、Δμstan)を用いて、以下の式(2)より算出される。
Figure 2019039942
図6は、Δμstanが固定値である場合の、閾値電圧のシフト量ΔVthに対する移動度の変化量Δμを実測した結果を示すグラフである。図6では、横軸が閾値電圧のシフト量ΔVthであり、縦軸が移動度の変化量Δμである。
図6に示すように、閾値電圧のシフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとは、正の相関関係を有する。本実施の形態では、画素信号の階調値Vdataと、上記正の相関関係の傾きとは、所定の相関関係を有している。所定の相関関係は、具体的には後述する式(3)又は図7で表される。
具体的には、式(2)に示されるように、γ=1の場合、閾値電圧のシフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとは、線形関係を有する。線形関係の傾きは、ΔμstanCで表される。式(2)において、Δμstanは、Vgs−Vthが1Vの場合の移動度μで移動度の変化量Δμを規格化したものである。
図7は、Vgs−Vthの値に対する規格化Δμの値を示すグラフである。図7では、横軸がVgs−Vthの値であり、縦軸は規格化されたΔμ(=Δμstan)である。Vthは閾値電圧として予め定められた設計値であり、Vgsは、画素信号の階調値Vdataに応じて定められるゲート−ソース間電圧である。このため、図7の横軸は、画素信号の階調値Vdataに依存した値である。
図7に示すように、Vthの大きさによらずに、Δμstanは一意の曲線で表現されている。当該曲線を数式で表したものが、以下の式(3)に相当する。
Figure 2019039942
式(3)を式(2)に代入することで、以下の式(4)が得られる。
Figure 2019039942
したがって、係数C、C、C、α、β及びγは、閾値電圧のシフト量ΔVthと、画素信号の階調値Vdataとの組み合わせに対応する移動度の変化量Δμの実測値を用いて予め定められた値である。具体的には、Vgs、Vth及びΔVthの実測値に基づいて、Vgs、Vth及びΔVthの値の組み合わせ毎に、係数C、C、C、α、β及びγが決定される。決定されたC、C、C、α、β及びγの値は、メモリ14に記憶される。ゲイン決定部27は、入力部21から入力された階調値Vdataと、シフト量決定部25によって決定されたΔVthとに基づいて、Δμを算出する。具体的には、ゲイン決定部27は、階調値Vdataに基づいてVgs−Vthを決定し、決定したVgs−VthとΔVthとに基づいて、Δμを算出する。
なお、メモリ14には、閾値電圧のシフト量ΔVth、及び、階調値Vdata又は(Vgs−Vth)の組み合わせと、移動度の変化量Δμとの対応情報(すなわち、ΔμLUT27a)が記憶されていてもよい。この場合、ゲイン決定部27は、ΔμLUT27aを参照することで、閾値電圧のシフト量ΔVth及び階調値Vdata又はVgs−Vthから移動度の変化量Δμを決定してもよい。
また、図6ではシフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとが正の相関関係である場合を示したが、シフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとは、負の相関関係を有してもよい。負の相関関係の場合も正の相関関係の場合と同様に、Δμstanが固定値の場合、シフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとが線形の関係を有する。Δμstanが変化することによって、線形関係の傾きが変化する。シフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとの相関関係の極性は、駆動トランジスタT2を構成する材料、又は、その製造方法などによって定まり、実測値によって極性を確認することができる。
[2−3.補正パラメータの決定1:ゲインAの決定]
ゲイン決定部27は、移動度の変化量Δμを用いてゲインAの決定を行う(S13)。
ゲインAは、以下の式(5)により算出される。
Figure 2019039942
図8は、移動度の変化量Δμに対するゲインAの値を示すグラフ(ゲインLUT27bの一例)である。例えば、ロットの最初の1枚について、移動度の変化量Δμに対するゲインAの値を実測することにより、図7に示すグラフが得られる。当該グラフから、δが求められる。図8では、δ=1となっている。
ゲイン決定部27は、移動度の変化量Δμを式(5)に代入することにより、ゲインAを算出する。
なお、メモリ14には、移動度の変化量ΔμとゲインAとの対応情報(すなわちゲインLUT27b)が記憶されていてもよい。この場合、ゲイン決定部27は、ゲインLUT27bを参照することで、移動度の変化量ΔμからゲインAを決定してもよい。
[2−4.補正パラメータの決定2:オフセットBの決定]
オフセット決定部28は、閾値電圧のシフト量ΔVthを用いて、オフセットBの決定を行う(S14)。オフセットBは、定数aを用いて以下の式(6)より算出される。
Figure 2019039942
なお、メモリ14には、閾値電圧のシフト量ΔVthとオフセットBとの対応情報(例えばLUT)が記憶されていてもよい。この場合、オフセット決定部28は、当該LUTを参照することで、閾値電圧のシフト量ΔVthからオフセットBを決定してもよい。
[2−5.階調値の補正]
補正部29は、ゲインA及びオフセットBを用いて画素信号の階調値Vdataを補正する(S15)。補正後の階調値Vdata’は、以下の式(7)より算出される。
Figure 2019039942
なお、メモリ14には、ゲインA、オフセットB及び階調値Vdataの組み合わせと、補正後の階調値Vdata’との対応情報(例えばLUT)が記憶されていてもよい。この場合、補正部29は、当該LUTを参照することで、ゲインA、オフセットB及び階調値Vdataから、補正後の階調値Vdata’を決定してもよい。
[3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る表示装置の補正方法は、複数の表示画素Pを有する有機ELパネル11、及び、有機ELパネル11の表示制御を行う制御部20を備える有機ELディスプレイ10の補正方法である。複数の表示画素Pはそれぞれ、有機EL素子OELと、画素信号の階調値Vdataに応じた駆動電流を有機EL素子OELに供給する駆動トランジスタT2とを含んでいる。表示装置の補正方法では、制御部20が、複数の表示画素Pの各々に対して、駆動トランジスタT2に供給される画素信号の累積値tを取得し、累積値tを用いて駆動トランジスタT2における閾値電圧のシフト量ΔVthの決定を行い、シフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとを用いて駆動トランジスタT2における移動度の変化量Δμの決定を行い、移動度の変化量Δμを用いて画素信号の階調値Vdataを補正するための補正パラメータの決定を行う。
これにより、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとを用いて移動度の変化量Δμを決定するので、より高精度に階調値の補正を行うことができる。したがって、本実施の形態に係る有機ELディスプレイ10の補正方法によれば、表示品質を向上させることができる。
また、例えば、移動度の変化量Δμの決定では、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとの組み合わせに対応する移動度の変化量Δμを示す対応情報を参照することで、移動度の変化量Δμを決定する。
これにより、例えば、対応情報をメモリ14に記憶させておくことで、対応情報を参照するだけで、移動度の変化量Δμを決定することができる。補正に要する処理量(演算量)を減らすことができるので、処理の高速化及び消費電力の削減を実現することができる。
また、例えば、閾値電圧のシフト量ΔVthと移動度の変化量Δμとは、正又は負の相関関係を有し、画素信号の階調値と正又は負の相関関係の傾きとは、所定の相関関係を有する。移動度の変化量Δμの決定では、上記正又は負の相関関係及び上記所定の相関関係に基づいて、移動度の変化量Δμを決定する。
これにより、移動度の変化量Δμを精度良く算出することができる。したがって、高精度に階調値の補正を行うことができるので、有機ELディスプレイ10の表示品質を向上させることができる。
また、例えば、移動度の変化量Δμの決定では、上述した式(4)に従って決定する。式(4)における係数C、C、C、α、β及びγは、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとの組み合わせに対する移動度の変化量Δμの実測値を用いて予め定められた値である。
これにより、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号とを用いて移動度の変化量Δμを決定するので、より高精度に階調値の補正を行うことができる。
また、例えば、補正パラメータの決定では、階調値Vdataに乗算されるゲインAと、ゲインAを乗算後の階調値Vdata’に加算されるオフセット値Bとを、補正パラメータとして決定する。ゲインAの決定では、ゲインの大きさと移動度の変化量Δμの実測値とに基づいて予め定められた対応関係に基づいて、ゲインAを決定する。
これにより、ゲイン及びオフセットを用いて、より高精度に階調値の補正を行うことができる。
また、例えば、シフト量ΔVthの決定では、上述した式(1)に従って決定する。式(1)における係数A、Voffset、p及びqは、累積値tに対する閾値電圧のシフト量ΔVthの実測値を用いて予め定められた値である。
これにより、閾値電圧のシフト量ΔVthを精度良く決定することができるので、より高精度に階調値の補正を行うことができる。
また、本実施の形態に係る表示装置の補正装置は、複数の表示画素Pを有する有機ELパネル11を備える有機ELディスプレイ10の補正装置である。複数の表示画素Pはそれぞれ、有機EL素子OELと、画素信号の階調値Vdataに応じた駆動電流を有機EL素子OELに供給する駆動トランジスタT2とを含んでいる。表示装置の補正装置は、有機ELパネル11の表示制御を行う制御部20を備える。制御部20は、複数の表示画素Pの各々に対して、駆動トランジスタT2に供給される画素信号の累積値tを取得し、累積値tを用いて駆動トランジスタT2における閾値電圧のシフト量ΔVthの決定を行い、シフト量ΔVthと画素信号の階調値Vdataとを用いて駆動トランジスタT2における移動度の変化量Δμの決定を行い、移動度の変化量Δμを用いて画素信号の階調値Vdataを補正するための補正パラメータの決定を行う。
これにより、閾値電圧のシフト量ΔVthと画素信号の階調値とを用いて移動度の変化量Δμを決定するので、より高精度に階調値の補正を行うことができる。したがって、本実施の形態に係る有機ELディスプレイ10の補正装置によれば、表示品質を向上させることができる。
また、例えば、駆動トランジスタT2は、酸化物半導体からなるチャネルを有する。
これにより、チャネルが酸化物半導体からなるトランジスタは移動度が高い。このため、移動度の変化量に基づく補正の効果が高く、表示品質を十分に向上させることができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明に係る表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、表示装置の一例として有機ELディスプレイ10を説明したが、これに限らない。表示装置は、例えば、アクティブマトリクス方式の表示パネルを備えていればよく、液晶表示装置などでもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本開示は、有機ELディスプレイなどの各種表示装置に適用可能である。
10 有機ELディスプレイ
11 有機ELパネル
12 データ線駆動回路
13 走査線駆動回路
14 メモリ
20 制御部
21 入力部
22 ストレス補正部
23 ストレス値決定部
24 加算部
25 シフト量決定部
26 補正パラメータ決定部
27 ゲイン決定部
27a ΔμLUT
27b ゲインLUT
28 オフセット決定部
29 補正部
C1 容量素子
GL 走査線
N1 ノード
OEL 有機EL素子
P 表示画素
SL データ線
T1 選択トランジスタ
T2 駆動トランジスタ

Claims (8)

  1. 複数の表示画素を有する表示パネル、及び、当該表示パネルの表示制御を行う制御部を備える表示装置の補正方法であって、
    前記複数の表示画素はそれぞれ、
    発光素子と、
    画素信号の階調値に応じた駆動電流を前記発光素子に供給する駆動トランジスタとを含み、
    前記表示装置の補正方法では、前記制御部が、前記複数の表示画素の各々に対して、
    前記駆動トランジスタに供給される前記画素信号の累積値を取得し、
    前記累積値を用いて前記駆動トランジスタにおける閾値電圧のシフト量の決定を行い、
    前記シフト量と前記画素信号の階調値とを用いて前記駆動トランジスタにおける移動度の変化量の決定を行い、
    前記移動度の変化量を用いて前記画素信号の階調値を補正するための補正パラメータの決定を行う
    表示装置の補正方法。
  2. 前記移動度の変化量の決定では、前記閾値電圧のシフト量と前記画素信号の階調値との組み合わせに対応する移動度の変化量を示す対応情報を参照することで、前記移動度の変化量を決定する
    請求項1に記載の表示装置の補正方法。
  3. 前記シフト量と前記移動度の変化量とは、正又は負の相関関係を有し、
    前記画素信号の階調値と前記正又は負の相関関係の傾きとは、所定の相関関係を有し、
    前記移動度の変化量の決定では、前記正又は負の相関関係及び前記所定の相関関係に基づいて、前記移動度の変化量を決定する
    請求項1又は2に記載の表示装置の補正方法。
  4. 前記移動度の変化量の決定では、前記シフト量をΔVth、前記移動度の変化量をΔμ、前記画素信号の階調値に応じて定められる前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧をVgs、前記駆動トランジスタの閾値電圧をVthで表した場合に、以下の式(a)に従って決定し、
    Figure 2019039942
    係数C、C、C、α、β及びγは、前記閾値電圧のシフト量と前記画素信号の階調値との組み合わせに対する移動度の変化量の実測値を用いて予め定められた値である
    請求項1に記載の表示装置の補正方法。
  5. 前記補正パラメータの決定では、前記階調値に乗算されるゲインと、当該ゲインを乗算後の階調値に加算されるオフセット値とを、前記補正パラメータとして決定し、
    前記ゲインの決定では、ゲインの大きさと前記移動度の変化量の実測値とに基づいて予め定められた対応関係に基づいて、前記ゲインを決定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置の補正方法。
  6. 前記シフト量の決定では、前記累積値をt、前記画素信号の階調値に応じて定められる前記駆動トランジスタのゲート−ソース間電圧をVgs、前記駆動トランジスタの閾値電圧をVthで表した場合に、以下の式(b)に従って決定し、
    Figure 2019039942
    係数A、Voffset、p及びqは、前記累積値に対する閾値電圧のシフト量の実測値を用いて予め定められた値である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置の補正方法。
  7. 複数の表示画素を有する表示パネルを備える表示装置の補正装置であって、
    前記複数の表示画素はそれぞれ、
    発光素子と、
    画素信号の階調値に応じた駆動電流を前記発光素子に供給する駆動トランジスタとを含み、
    前記表示装置の補正装置は、
    前記表示パネルの表示制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記複数の表示画素の各々に対して、
    前記駆動トランジスタに供給される前記画素信号の累積値を取得し、
    前記累積値を用いて前記駆動トランジスタにおける閾値電圧のシフト量の決定を行い、
    前記シフト量と前記画素信号の階調値とを用いて前記駆動トランジスタにおける移動度の変化量の決定を行い、
    前記移動度の変化量を用いて前記画素信号の階調値を補正するための補正パラメータの決定を行う
    表示装置の補正装置。
  8. 前記駆動トランジスタは、酸化物半導体からなるチャネルを有する
    請求項7に記載の表示装置の補正装置。
JP2017159117A 2017-08-22 2017-08-22 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置 Pending JP2019039942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159117A JP2019039942A (ja) 2017-08-22 2017-08-22 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159117A JP2019039942A (ja) 2017-08-22 2017-08-22 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019039942A true JP2019039942A (ja) 2019-03-14

Family

ID=65726304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017159117A Pending JP2019039942A (ja) 2017-08-22 2017-08-22 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019039942A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6656265B2 (ja) 表示装置およびその駆動方法
US8427513B2 (en) Display device, display device drive method, and computer program
US8228268B2 (en) Display device, method of driving display device, and computer program
TWI463466B (zh) 主動矩陣型顯示裝置
KR101992898B1 (ko) Oled 표시 장치
JP4530017B2 (ja) 表示装置、表示駆動方法
JP5321455B2 (ja) 表示装置、映像信号処理方法、およびプログラム
JP5015267B2 (ja) 表示装置およびその製造方法
JP5381709B2 (ja) 表示装置、表示装置の駆動方法およびコンピュータプログラム
US20100177126A1 (en) Display device and display device drive method
US10141020B2 (en) Display device and drive method for same
CN109983529B (zh) 有机el显示装置和有机el元件的劣化量的估算方法
JP2005309422A (ja) 画素回路の駆動方法、画素回路、電気光学装置および電子機器
JP2008026466A (ja) 表示装置
JPWO2013076771A1 (ja) 表示装置の駆動方法
US9001099B2 (en) Image display and image display method
KR20160069985A (ko) 표시 장치 및 표시 방법
KR102217170B1 (ko) 유기 발광 다이오드 표시 장치
JP6379340B2 (ja) 表示装置の補正方法および表示装置の補正装置
KR102281008B1 (ko) 유기 발광 다이오드 표시 장치
JP2019039942A (ja) 表示装置の補正方法及び表示装置の補正装置
KR102245999B1 (ko) 유기 발광 다이오드 표시 장치 및 그의 센싱 방법
JP2011191620A (ja) 表示装置、表示駆動方法
JP2016109913A (ja) 表示装置、表示方法、及びプログラム
JP2009110007A (ja) 表示装置の駆動方法