JP2019039240A - デジタルサイネージおよびデジタルサイネージの取付け機構 - Google Patents

デジタルサイネージおよびデジタルサイネージの取付け機構 Download PDF

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忠義 中島
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Abstract

【課題】設置場所において簡単な作業により、デジタルサイネージを横置き、縦置き状態に切り替え可能なデジタルサイネージの取付け機構を提供すること。【解決手段】デジタルサイネージ3をパネルフェンス1の保持用単管パイプ5、6に取り付けるための保持金具7の固定位置を、横置き用の取付座35から縦置き用の取付座36に変更すると、デジタルサイネージ3を横置きから縦置き状態に変更できる。逆の場合にも同様に変更できる。パネルフェンス1のパネル取付枠11に対する保持用単管パイプ5、6の取付け高さ位置を変更するだけで、共通の保持金具7を用いてデジタルサイネージ3の設置の向きを縦横に簡単に変更できる。【選択図】図2

Description

本発明は、工事現場の仮囲いとして設置されるパネルフェンスに取り付けて使用されるデジタルサイネージに関する。さらに詳しくは、横置き状態および縦置き状態に切り替え可能なデジタルサイネージおよび、その取付け機構に関する。
工事現場の仮囲いには、工事概要その他の近隣住民や通行人に対する告知情報、広告宣伝などを表示するための看板が設置される。近年においては、液晶表示器などを備えたデジタルサイネージと呼ばれる電子看板が普及している。特許文献1には、仮囲いを構成するパネルに矩形の窓を開け、その背面側に、工事現場の看板としてデジタルサイネージを設置するディスプレイ設置装置が提案されている。
工事現場の仮囲いにデジタルサイネージを設置することにより、従来における看板とは異なり、各種の情報を表示できるので便利である。例えば、特許文献2においては、広告と共に交通案内情報を周辺住民、通行人に提供するシステムが提案されている。
特開2016−142066号公報 特開2010−236860号公報
仮囲いにデジタルサイネージを設置する場合には、仮囲いのパネルをくり抜いて、デジタルサイネージの長方形の表示画面に対応する大きさの矩形の穴を加工し、その背面側にデジタルサイネージが取り付けられる。デジタルサイネージの設置場所によって、横置き状態での設置よりも、縦置き状態での設置の方が適している場合がある。
従来においては事前に設置状態を検討し、設置状態に応じてパネルに穴加工により開口を形成し、デジタルサイネージと仮囲いとの間の取付け部分を構築している。このため、工事現場において、横置き状態に設置するために製作されたデジタルサイネージを縦置き状態に変更するには、取付け部分を変更する等の必要があり、簡単な作業によって切り替えることができない。また、設置状態を切り替える場合には、穴加工されたパネルを、新たなパネルに交換し、新たに穴加工を行って適切な開口部を設ける必要がある。さらに、穴加工においては、表示画面に対応する大きさの開口を正確に形成する必要がある。開口が広すぎると、表示画面の外周縁と開口部の内周縁との間に隙間ができ、パネル背面側のデジタルサイネージの筐体が露出し、仮囲いの美観を損ねるなどの弊害が発生する。
本発明の課題は、このような点に鑑み、簡単な作業により、設置されるデジタルサイネージを横置き状態および縦置き状態に切り替え可能なデジタルサイネージの取付け機構を提供することにある。
また、本発明の課題は、このための取付け機構部分を備えたデジタルサイネージを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明による、工事用仮囲いとして設置したパネルフェンスに形成したフェンス開口部の背面側の所定の保持位置に、デジタルサイネージを取り付けるデジタルサイネージの取付け機構は次のように構成されている。
パネルフェンスは、単管を縦横に組み付けて構成したパネル取付枠に、長方形のパネルを横方向に張り付けて形成したフェンス面を備えている。1枚あるいは複数枚分のパネルを、所定高さ寸法分だけ全幅に亘って切り取ることによって、フェンス開口部が形成される。パネル取付枠には、デジタルサイネージを保持するための1本あるいは複数本の保持用単管が水平に架け渡されている。デジタルサイネージには、当該デジタルサイネージを保持用単管に取り付けるための1個あるいは複数個の保持金具が着脱可能に固定されている。保持金具を保持用単管に連結固定することで、デジタルサイネージが前記保持位置に保持される。
ここで、デジタルサイネージは、表示画面が前面に露出している直方体形状の筐体を備え、当該筐体の四周の端面のうち、一対の長辺側外周端面には横置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられ、残りの一対の短辺側外周端面には縦置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられている。表示画面の長辺が水平となる横置き状態で、デジタルサイネージを前記保持位置に保持する場合には、保持金具を横置き用金具固定部に固定しておく。表示画面の長辺が垂直となる縦置き状態で、デジタルサイネージを前記保持位置に保持する場合には、保持金具を縦置き用金具固定部に固定しておく。
デジタルサイネージにおいて、これをパネルフェンスに取り付けるための保持金具の取付け位置を、横置き用金具固定部から縦置き用金具固定部に変更するだけで、デジタルサイネージを横置き状態から縦置き状態に切り替え可能である。逆の場合にも同様に簡単に切り替え可能である。また、共通の保持用単管および共通の保持金具を用いて、デジタルサイネージの設置の向きを切り替え可能であり、単に、パネルフェンスのパネル取付枠に対する保持用単管の取付け高さ位置を変更するだけでよい。
さらに、フェンス開口部は、パネルを幅方向に切断して形成してあり、1枚のパネル幅あるいは複数枚のパネル幅に対応する幅寸法の開口部である。デジタルサイネージの設置の向きを切り替える場合において、パネルの穴加工は不要であり、パネルを幅方向に切断し、上下2枚の切断パネル片の間に必要な高さ寸法のフェンス開口部を形成できる。よって、フェンス開口部の形成あるいは、その変更も簡単な作業で行える。
本発明では、上記構成に加えて、デジタルサイネージの表示画面の四周縁とフェンス開口部の四周縁との間の隙間を、パネルフェンスの表面の側から目隠しするための目隠し枠を有している。また、デジタルサイネージの筐体には、目隠し枠を着脱可能に取り付ける枠取付部が1個所あるいは複数個所に形成されている。
目隠し枠を用いることにより、デジタルサイネージの表示画面の外周縁と、フェンス開口部の内周縁との間の隙間を隠すことができる。よって、パネル幅と表示画面の幅が一致していない場合等において隙間ができても、目隠し枠によって覆い隠されるので、パネルフェンスの前面側の美観が損なわれることがない。また、表示画面に対応するように、フェンス開口部を正確に形成する必要がないので、設置場所での作業が簡単になる。
デジタルサイネージの設置の向きを変更した場合には、それに応じて、表示画面に表示される画像の上下も切り替える必要がある。このために、デジタルサイネージが横置き状態および縦置き状態のうちのいずれの状態で前記保持位置に保持されているのかを示す設置状態信号を発生する信号発生部を配置し、デジタルサイネージには、設置状態信号に基づき、表示画面の上下と、当該表示画面に表示される表示画像の上下とが一致するように、表示制御を行う制御部を設ける。
この場合、信号発生部としては、基準角度に対するデジタルサイネージの傾きを設置状態信号として出力する傾斜センサを用いることができる。また、操作されると設置状態信号を発生する手動操作部材、例えば、制御部に接続される操作部に配置された手動スイッチあるいは手動ボタンを用いることができる。さらに、設置の向きを変更する場合には、保持金具が固定される位置が、横置き用金具固定部および縦置き用金具固定部の間で変更される。したがって、これらのいずれか、あるいは、双方に、保持金具が固定されているのかを検出するためのセンサあるいはスイッチを配置し、これらの出力から設置姿勢を検知してもよい。
また、デジタルサイネージの筐体には、一般に、内部の制御機器などを空冷するための冷却ファンが配置され、筐体の背面には、冷却風の排気口が形成されている。排気口には排気を所定方向に向けて排出させるためのルーバーが取り付けられている。設置の向きを変更した場合には、ルーバーの向きも一緒に変更することが望ましい。そこで、本発明においては、ルーバーを横置き状態および縦置き状態のそれぞれに適した向きにできるように、ルーバーが筐体に取り付けられている。
本発明の実施の形態においてデジタルサイネージが横置き状態で取り付けられた工事用仮囲いを示す正面図、側面図および背面側から見た場合の斜視図である。 図1に示す横置き状態で工事用仮囲いに取り付けられるデジタルサイネージを示す平面図、正面図および側面図である。 図2のデジタルサイネージの正面図および目隠し枠の正面図である。 デジタルサイネージが縦置き状態で取り付けられた工事用仮囲いを示す正面図および背面側から見た場合の斜視図である。 図4に示す縦置き状態で工事用仮囲いに取り付けられるデジタルサイネージを示す平面図、正面図および側面図である。 図1のデジタルサイネージの制御系を示す概略ブロック図である。 図1のデジタルサイネージを用いたネットワークシステムの例を示す概略ブロック図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したデジタルサイネージおよびその取付け機構の実施の形態を説明する。図1(a)は本発明を適用した取付け機構によりデジタルサイネージが横置き状態で取り付けられた工事用仮囲いを示す正面図であり、図1(b)はその側面図であり、図1(c)はその背面側から見た場合の斜視図である。
本例の工事用仮囲いはパネルフェンス1であり、パネルフェンス1には矩形のフェンス開口部2が形成されている。パネルフェンス1におけるフェンス開口部2の背面側の部位には、予め設定した保持位置に、デジタルサイネージ3が取り付けられている。パネルフェンス1の前面側には、フェンス開口部2を介して、デジタルサイネージ3の長方形の表示画面4が露出している。通行人等は、表示画面4の表示内容を目視可能である。
パネルフェンス1は、単管パイプを縦横に組み付けたパネル取付枠11に、縦長の長方形の仮囲い用のパネル12を横方向に張り付けて構成した一定高さの垂直なフェンス面を備えている。フェンス開口部2は、1枚あるいは複数枚分のパネル12を、所定長さ寸法分だけ全幅に亘って切り取ることによって形成されている。例えば、2枚のパネル12を一定長さ寸法分だけ切り取って、一定高さで、2枚分のパネル幅の横長の長方形のフェンス開口部2が形成される。
パネル取付枠11は、地表面に一定間隔で垂直に立てた支柱パイプ13と、各支柱パイプ13の上下の端部にそれぞれ水平に架け渡した上下の布パイプ14、15と、各支柱パイプ13を地表面に垂直に支持している捨てパイプ16、控えパイプ17および繋ぎパイプ18等から構成される。各パイプは、公知の直交クランプ、自在クランプ等のパイプクランプによって連結固定されている。
デジタルサイネージ3をパネルフェンス1のフェンス開口部2の背面側の部位に取付けるために、パネル取付枠11には、1本あるいは複数本の保持用単管パイプがフェンス開口部2の上側、下側に水平に架け渡されている。本例では、1本ずつの保持用単管パイプ5、6がフェンス開口部2の上側および下側に、それぞれ配置されている。保持用単管パイプ5、6の両端部は、通常のパイプクランプによって、左右の支柱パイプ13に連結固定されている。保持用単管パイプ5、6およびその連結金具は、それぞれ、パネル取付枠11を構成する単管パイプおよびパイプクランプと共通の部品である。
図2(a)は、横置き状態で工事用仮囲いに取り付けられるデジタルサイネージ3を示す平面図であり、図2(b)はその正面図であり、図2(c)はその側面図である。図2に示すように、上下の保持用単管パイプ5、6には、デジタルサイネージ3に固定されている1個あるいは複数個の保持金具7が連結固定されている。これによって、デジタルサイネージ3が保持用単管パイプ5、6に取り付けられ、所定の保持位置に保持されている。保持位置は、デジタルサイネージ3の表示画面4が、フェンス開口部2に対して位置決めされ、当該フェンス開口部2を介して、パネルフェンス1の前面の側から表示画面4の全面を目視できる位置である。
デジタルサイネージ3は、表示画面4が前面に露出している直方体形状の筐体であるサイネージボックス30の内部に構成部品が組み込まれた構造をしている。サイネージボックス30の四周の端面のうち、上下一対の長辺側外周端面31、33には、横置き用金具固定部である取付座35が1個所あるいは複数個所に設けられ、左右一対の短辺側外周端面32、34には縦置き用金具固定部である取付座36が1個所あるいは複数個所に設けられている。本例では、長辺側外周端面31、33のそれぞれに、2個所に取付座35が固定されている。同様に、短辺側外周端面32、34のそれぞれに、2個所に取付座36が配置されている。
取付座35、36のそれぞれには、着脱可能に、単管パイプ取付用の保持金具7を固定可能である。図1に示す例においては、横置き用の取付座35にそれぞれ保持金具7が固定されている。保持金具7は、ボルト等によって、サイネージボックス30の取付座35、36に取り付け可能である。保持金具7は、水平方向から保持用単管パイプ5、6を装着可能な装着溝71と、装着溝71に装着された保持用単管パイプ5、6が抜け出ないように保持用単管パイプ5、6に係合可能な係合片72とを備えている。一般的なパイプクランプを用いることもできる。
サイネージボックス30の背面の所定の部位には、内蔵の電子部品あるいは電源部分などからの発熱を空冷するためのルーバー付き排気ファンおよびルーバー付き吸気口が取り付けられている。本例では、横置き状態のサイネージボックス30の背面において、上側の左右2個所に、排気ファン8Aが取り付けられており、下側の左右2個所に、吸気口8Bが取り付けられている。各排気ファン8Aの排気口に取り付けたルーバー81、および、各吸気口8Bに取り付けたルーバー82は、それらの向きを変更できるように、取り付けられている。
ここで、サイネージボックス30がフェンス開口部2よりも一回り小さい場合には、サイネージボックス30の外周縁とフェンス開口部2の内周縁との間に一定幅で矩形枠状の隙間ができてしまう。また、デジタルサイネージ3の前面の表示画面4がフェンス開口部2よりも小さい場合には、それらの間に隙間ができてしまう。この状態は、パネルフェンス1の美観が損なわれるなどの点から好ましくない。しかし、フェンス開口部2と表示画面4を常に同一寸法となるように製作できない場合が多い。そこで、本例では、パネルフェンス1の前面の側から隙間を目隠しするための長方形の目隠し枠9が配置されている。図2(b)においては、目隠し枠9に斜線を付して示してある。
図3(a)はサイネージボックス30を示す正面図であり、図3(b)は目隠し枠9を示す正面図である。サイネージボックス30には、その前面側の外周縁に沿って、長辺側外周端面31、33、短辺側外周端面32、34に、それぞれ所定間隔で、枠取付部37が配置されている。枠取付部37は例えばL型断面の金属板から形成され、フェンス開口部2を介して、前面の側に露出している。背面側からねじ込まれたボルトなどによって、目隠し枠9が枠取付部37に着脱可能に取り付けられている。パネルフェンス1の前面の側から見た場合に、目隠し枠9によって、デジタルサイネージ3の前面の表示画面4の四周縁からフェンス開口部2の内周縁までの間が覆い隠された状態になる(図2(b)参照)。
この構成のデジタルサイネージ3は、図1に示すように、横置き状態でパネルフェンス1に取り付けられている。この場合には、サイネージボックス30の長辺側外周端面31、33の取付座35のそれぞれに、保持金具7が固定されている。各保持金具7を、上下の保持用単管パイプ5、6に連結固定することにより、所定の保持位置に、横置き状態でデジタルサイネージ3が取り付けられて保持された状態になる。
(縦置き状態での設置)
図4(a)は、デジタルサイネージ3が縦置き状態で取り付けられた工事用仮囲いを示す正面図であり、図4(b)は背面側から見た場合の斜視図である。図5(a)は縦置き状態で工事用仮囲いに取り付けられたデジタルサイネージ3を示す平面図であり、図5(b)はその正面図であり、図5(c)はその側面図である。
デジタルサイネージ3を縦置き状態でパネルフェンス1に取り付ける場合には、例えば、パネルフェンス1の1枚のパネル12の上下方向の中間部分を一定長さ分だけ切断して、1枚分のパネル幅で上下に長い矩形のフェンス開口部2Aを形成する。フェンス開口部2Aに対応した上下の高さ位置に、保持用単管パイプ5A、6Aを水平に架け渡す。保持金具7をサイネージボックス30の短辺側外周端面32、34の側の取付座36に固定し、ルーバー81、82の向きを下向きにする。また、目隠し枠9Aとして、縦長状態の表示画面4の外周縁からフェンス開口部2Aの内周縁までの間を覆い隠すことのできる大きさのものを用意しておく。
デジタルサイネージ3の各保持金具7を、上下の保持用単管パイプ5A、6Aに連結固定すると、縦置き状態のデジタルサイネージ3が、その縦長の表示画面4がフェンス開口部2Aから前面の側に露出した所定の保持位置となるように、パネルフェンス1に取り付けられる。また、サイネージボックス30の枠取付部37に取り付けた目隠し枠9Aによって、表示画面4の外周縁からフェンス開口部2Aの内周縁までの間の隙間が覆い隠される。
(表示画像の切り替え制御)
図6は、デジタルサイネージ3の制御系を示す概略ブロック図である。デジタルサイネージ3の制御系は、コンピュータを中心に構成される制御部100、液晶表示装置等からなる表示装置101、および、操作ボタン等が配列された操作部102から構成される。制御部100の制御の元で、内部メモリあるいは外付けメモリに保持され、あるいは、外部から供給される表示画像、情報等が、表示装置101の表示画面4に表示される。
前述のように、デジタルサイネージ3は、パネルフェンス1に対する取付状態を、横置き状態および縦置き状態に切り替え可能である。この場合、制御部100は、横置き状態、縦置き状態のいずれの場合においても、表示画面4に表示される表示画像の上下が、表示画面4の上下に一致するように、表示制御を行う必要がある。
このために、例えば、サイネージボックス30には、設置状態を検出する信号発生部として、傾斜センサ103が取り付けられている。傾斜センサ103の出力に基づき、制御部100の傾斜演算部104において基準角度、例えば、重力方向(鉛直方向)に対するサイネージボックス30の傾きを検出する。傾きが、予め設定した閾値を超えた場合には、縦置き状態を示す設置状態信号を、制御部100の表示制御部105に出力する。設置状態信号を受信することで、表示制御部105は、デジタルサイネージ3が横置き状態から縦置き状態に切り替わったと判断し、それ以後の画像表示においては、画像の上下を、縦長状態の表示画面4の上下に一致させるように表示制御を行う。逆に、縦置き状態から横置き状態に切り替わった場合には、傾斜センサ103からの出力に基づき、傾斜演算部104は横置き状態を示す設置状態信号を発生し、表示制御部105は、表示形態を横置き状態に切り替える。
傾斜センサ103を用いる代わりに、操作部102に手動操作用の表示切替スイッチ106を配置しておき、操作者が表示切替スイッチ106を操作して、表示を切り替えることも可能である。通信により、外部から表示の切り替えのための信号を供給することも可能であり、このような外部からの切り替え指令を有効、無効に切り替え可能にできる。
また、縦横の切り替えは、保持金具7が、取付座35、36のいずれに固定されているのかに基づき行ってもよい。例えば、取付座36にメカニカルスイッチ107などを配置して、保持金具7が取り付けられると、検出信号を出力するようにしておく。制御部100は、この出力信号から、横置き状態、縦置き状態を知ることができ、これに基づき、表示切替を行うことができる。
切替表示の制御では、例えば、同一の表示コンテンツについて、縦表示用コンテンツおよび横表示用コンテンツを用意しておき、これらを切替表示する。あるいは、座標変換処理を行って、同一表示コンテンツを縦表示、横表示に対応させてもよい。また、表示コンテンツは、内蔵メモリ、あるいは外付けメモリに保持しておいてもよいし、有線あるいは無線通信を介して外部から取り込むこともできる。
さらに、操作部102に手動操作部材として、次頁ボタン108および一時停止ボタン109を配置しておき、表示画面4上の表示内容の切り替えを行うことができる。例えば、次頁ボタン108が操作されると、制御部100の表示制御部105は、表示内容を次頁に移動する。また、一時停止ボタン109が操作されると、表示中のページで一時停止する。このような機能はインストールされる制御プログラムを実行することで実現される。
なお、デジタルサイネージ3は、各種の計測機器に有線、無線回線を介して接続しておくことにより、計測値表示装置として機能させることができる。また、計測値が設定範囲を外れた場合に、警告を発生する警報装置して機能させることができる。
図7は、このような場合におけるデジタルサイネージ3を用いたネットワークシステムの一例を示す概略ブロック図である。この図に示すように、計測値演算部111と、1個あるいは複数個の計測器112〜114、1個または複数個のセンサ115から構成される計測部110が配置される。デジタルサイネージ3の制御部100では、計測データと、GPSデータあるいは自局の位置情報が、有線あるいは無線の通信回線(有線/無線ネットワーク)を介して、通信部116に供給される。1台のデジタルサイネージ3(制御部100)に対して、複数の計測部110を接続でき、制御部100の表示制御部105は、複数の計測部110から取得したデータを、位置情報に基づいて、表示装置101の表示画面4上の地図または配置図等の上に表示する。
例えば、工事現場内の複数個所に設置した温度、湿度、風速、雨量、騒音、振動、照度、酸素濃度、二酸化炭素濃度、一酸化炭素濃度、粉塵、潮位、水位、臭気、電力などの測定用のセンサから計測値を受信し、画面上に表示した地図、建屋図面等に複数地点の計測値を表示し、また、内蔵メモリ、インターネット上のサーバなどに計測値を記憶する。
また、制御部100は、計測値のそれぞれに対して、上限または下限の閾値を設定し、その範囲外となった計測値を受信した場合には、表示装置101に、警報を表示し、通信回線を介して接続されている警報装置117、または、事前に登録されている携帯電話などの携帯端末118に対して警報信号を送信し、または、インターネットを経由して、メールまたは警報を送信して、工事現場の担当者等に異常を知らせることができる。例えば、工事現場内に設置した警報装置117を鳴動させることにより、警報を発することができる。また、警報を、工事現場で作業する作業員が携帯する小型通信端末に送信できる。さらに、警報を、遠隔地の事務所等に伝送して、警報の鳴動および記録を行うことができる。
さらに、インターネット経由で地震速報等の緊急通報を受信可能にしておくことができる。緊急通報を受信した場合には、デジタルサイネージ3の制御部100は、表示装置101にその旨を表示すると共に、有線、無線の通信回線を介して、事前に登録されているパソコンなどの通信端末(警報装置)117、スマートフォンなどの携帯端末118に緊急通報を行うことができる。なお、地震速報、その他の表示を行う際に必要となる表示装置101の設置場所、すなわち、デジタルサイネージ3の設置場所は、予め制御部100に設定しておく。
例えば、避難情報、地震情報、津波予報、豪雨予報、土砂災害、河川洪水、気象警報、熱中症情報、火山情報、国民保護情報、防犯情報、自治体からの緊急情報が発表された際に、その表示を行い、前述の警報装置117、携帯端末118に対して、警報を送信することができる。
1 パネルフェンス
2 フェンス開口部
2A フェンス開口部
3 デジタルサイネージ
4 表示画面
5 保持用単管パイプ
5A 保持用単管パイプ
6 保持用単管パイプ
6A 保持用単管パイプ
7 保持金具
8A 排気ファン
8B 吸気口
9 目隠し枠
9A 目隠し枠
11 パネル取付枠
12 パネル
13 支柱パイプ
14 布パイプ
15 布パイプ
16 捨てパイプ
17 控えパイプ
18 繋ぎパイプ
30 サイネージボックス
31 長辺側外周端面
32 短辺側外周端面
33 長辺側外周端面
34 短辺側外周端面
35 取付座
36 取付座
37 枠取付部
71 装着溝
72 係合片
81 ルーバー
82 ルーバー
100 制御部
101 表示装置
102 操作部
103 傾斜センサ
104 傾斜演算部
105 表示制御部
106 表示切替スイッチ
107 メカニカルスイッチ
108 次頁ボタン
109 一時停止ボタン
110 計測部
111 計測値演算部
112 計測器
113 計測器
114 計測器
115 センサ
116 通信部
117 警報装置
118 携帯端末

Claims (9)

  1. 工事用仮囲いとして設置したパネルフェンスに形成したフェンス開口部の背面側の所定の保持位置に、デジタルサイネージを取り付けるデジタルサイネージの取付け機構であって、
    前記パネルフェンスは、単管を縦横に組み付けて構成したパネル取付枠に、長方形のパネルを横方向に張り付けて形成したフェンス面を備えており、1枚あるいは複数枚分の前記パネルを、所定高さ寸法分だけ切断することによって、前記フェンス開口部が形成されており、
    前記保持位置は、前記デジタルサイネージの長方形の表示画面を、前記フェンス開口部を介して前記パネルフェンスの前面の側から目視できる位置であり、
    前記パネル取付枠には、前記デジタルサイネージを保持するための1本あるいは複数本の保持用単管が水平に架け渡されており、
    前記デジタルサイネージには、当該デジタルサイネージを前記保持用単管に取り付けるための1個あるいは複数個の保持金具が着脱可能に固定されており、
    前記保持金具を前記保持用単管に連結固定することで、前記デジタルサイネージが前記保持位置に保持されており、
    前記デジタルサイネージは、前記表示画面が前面に露出している直方体形状の筐体を備え、当該筐体の四周の端面のうち、一対の長辺側外周端面には横置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられ、残りの一対の短辺側外周端面には縦置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられており、
    前記表示画面の長辺が水平となる横置き状態で、前記デジタルサイネージを前記保持位置に保持する場合には、前記保持金具が前記横置き用金具固定部に固定され、
    前記表示画面の長辺が垂直となる縦置き状態で、前記デジタルサイネージを前記保持位置に保持する場合には、前記保持金具が前記縦置き用金具固定部に固定されることを特徴とするデジタルサイネージの取付け機構。
  2. 請求項1において、
    前記デジタルサイネージの前記表示画面の四周縁と前記フェンス開口部の四周縁との間の隙間を、前記パネルフェンスの表面の側から目隠しするための目隠し枠を有しており、
    前記デジタルサイネージの前記筐体には、前記目隠し枠を着脱可能に取り付ける枠取付部が1個所あるいは複数個所に形成されているデジタルサイネージの取付け機構。
  3. 請求項1または2において、
    前記デジタルサイネージが前記横置き状態および前記縦置き状態のうちのいずれの状態で前記保持位置に保持されているのかを示す設置状態信号を発生する信号発生部を有しており、
    前記デジタルサイネージは、前記設置状態信号に基づき、前記表示画面の上下と、当該表示画面に表示される表示画像の上下とが一致するように、表示制御を行う制御部を備えているデジタルサイネージの取付け機構。
  4. 請求項3において、
    前記信号発生部は、
    基準角度に対する前記デジタルサイネージの傾きを前記設置状態信号として出力する傾斜センサ、
    操作されると前記設置状態信号を発生する手動操作部材、および、
    前記横置き用金具固定部および前記縦置き用金具固定部に前記保持金具が固定されているか否かを検出し、検出信号を前記設置状態信号として出力するセンサ
    のうちの少なくともいずれか一つであるデジタルサイネージの取付け機構。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項において、
    前記デジタルサイネージの前記筐体は、その背面に、冷却ファンの冷却風を排出する排気口を備え、当該排気口にはルーバーが取り付けられており、
    前記ルーバーは、前記横置き状態および前記縦置き状態に応じて、その向きを変更可能な状態で、前記筐体に取り付けられているデジタルサイネージの取付け機構。
  6. 請求項2に記載のデジタルサイネージの取付け機構によってパネルフェンスに取り付けられるデジタルサイネージであって、
    直方体形状の筐体の前面は、長方形の表示画面が露出しており、
    前記筐体の四周の端面のうち、一対の長辺側外周端面には横置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられ、残りの一対の短辺側外周端面には縦置き用金具固定部が1個所あるいは複数個所に設けられており、
    前記横置き用金具固定部および前記縦置き用金具固定部には、共通の単管取付用の保持金具を着脱可能に固定でき、
    前記筐体の前記四周の端面における前記前面の側の部位には、前記目隠し枠を着脱可能に取り付ける枠取付部が1個所あるいは複数個所に形成されていることを特徴とするデジタルサイネージ。
  7. 請求項6において、
    前記筐体が前記横置き状態および前記縦置き状態のうちのいずれの状態で前記保持位置に保持されているのかを示す設置状態信号を発生する信号発生部と、
    前記設置状態信号に基づき、前記表示画面の上下と、当該表示画面に表示される表示画像の上下とが一致するように、表示制御を行う制御部と
    を備えているデジタルサイネージ。
  8. 請求項7において、
    前記信号発生部は、
    基準角度に対する前記デジタルサイネージの傾きを前記設置状態信号として出力する傾斜センサ、
    操作されると前記設置状態信号を発生する手動操作部材、および、
    前記横置き用金具固定部および前記縦置き用金具固定部に前記保持金具が固定されているか否かを検出し、検出信号を前記設置状態信号として出力するセンサ
    のうちの少なくともいずれか一つであるデジタルサイネージ。
  9. 請求項6ないし8のうちのいずれか一つの項において、
    前記デジタルサイネージの前記筐体は、その背面に、冷却ファンの冷却風を排出する排気口を備え、当該排気口にはルーバーが取り付けられており、
    前記ルーバーは、前記横置き状態および前記縦置き状態に応じて、その向きを変更可能な状態で、前記筐体に取り付けられているデジタルサイネージ。
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