JP2019037493A - 自律走行型掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境、床面に応じてごみを取りきることができる自律走行型掃除機を提供する。【解決手段】底面に吸込口101を備えるボディ20と、前記ボディ20に搭載された吸引ユニット50と、床面の種類を検知する床面検出センサー74と、前記ボディ20を走行させるための駆動ユニット30と、前記駆動ユニット30を制御する制御ユニット(図示せず)とを備え、前記制御ユニットは、前記床面検出センサー74で検出した床面の種類に応じて、前記ボディ20が弓形走行、クロス走行および4方向走行するように前記駆動ユニット30を制御するもので、床面の種類に応じてごみを取りきることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、自律走行型掃除機に関する。
従来から、各種の構成要素を搭載するボディ、ボディを移動させる駆動ユニット、メインブラシ、吸引ユニットを備える自律走行型掃除機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
メインブラシは、ボディに形成される吸込口に配置され、清掃面上に存在するごみを集める。吸引ユニットは、ボディの吸込口からごみを吸引する。
上記特許文献1など多数の文献に開示される自律走行型掃除機は、おおよそ円形状のボディを有する。このボディの形状は、自律走行型掃除機に高い旋回性を付与する。
一方、ここ数年、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)問題について研究努力がなされてきた。自身の位置推定と周囲の地図を同時に行うための技術が多数提案されている(例えば、特許文献2参照)。一例として、カメラ画像が収集される。当該画像データは、オドメトリ情報と合成されて自律走行型掃除機の走行軌跡、位置を推定することにより、部屋の配置を示す地図を生成する。そして、構築したマップを解析、もしくはユーザ入力に応じて分割して、走行ルート戦略立案やエリア指定掃除指示が可能である。
特開2016−077855号公報 特表2015−519677号公報
しかしながら、上記特許文献に記載されたような従来の自律走行型掃除機の構成では、マップを用いてできるだけ少ない走行パス(回数)、掃除時間になるように走行ルート戦略が決められており、ごみが十分に取りきれないことがある。ユーザーが決めた設定、全体の広さに応じて走行回数を手動、自動的に増やすものもあるが、環境によって絨毯等のごみが残るという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、環境、床面に応じてごみを取りきることができる自律走行型掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自律走行型掃除機は、底面に吸込口を備えるボディと、前記ボディに搭載された吸引ユニットと、床面の種類を検知する床面検出センサーと、前記ボディを走行させるための駆動ユニットと、前記駆動ユニットを制御する制御ユニットとを備え、前記制御ユニットは、前記床面検出センサーで検出した床面の種類に応じて、前記ボディが弓形走行、クロス走行および4方向走行するように前記駆動ユニットを制御するもので、床面の種類に応じて適切な走行モードでごみを取りきることができる。
本発明の自律走行型掃除機は、環境、床面に応じてごみを確実に取りきる走行動作を実現することができる。
本発明の実施の形態1における自律走行型掃除機の平面図 同自律走行型掃除機の底面図 同自律走行型掃除機の走行制御に関するフローチャート 同自律走行型掃除機の走行制御における走行パターンを示す図
第1の発明は、底面に吸込口を備えるボディと、前記ボディに搭載された吸引ユニットと、床面の種類を検知する床面検出センサーと、前記ボディを走行させるための駆動ユニットと、前記駆動ユニットを制御する制御ユニットとを備え、前記制御ユニットは、前記床面検出センサーで検出した床面の種類に応じて、前記ボディが弓形走行、クロス走行および4方向走行するように前記駆動ユニットを制御するもので、床面の種類に応じてごみを取りきることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の駆動ユニットは、右側のホイールを駆動する右側の走行用モーターと、左側のホイールを駆動する左側の走行用モーターとを備え、制御ユニットは、左右の前記ホイールを前進、後進させるように前記駆動ユニットを制御して、ボディを前進、回転させるようにしたもので、ボディの方向転換が狭い範囲でできるので、被掃除面のごみの吸引漏れを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自律走行型掃除機の平面図、図2は、同自律走行型掃除機の底面図、図3は、同自律走行型掃除機の走行制御に関するフローチャート、図4は、同自律走行型掃除機の走行制御における走行パターンを示す図である。
本実施の形態における自律走行型掃除機10は、対象領域の清掃面上を自律的に走行し、清掃面上に存在するごみを吸引するロボット型の掃除機である。なお、対象領域の一例は部屋であり、清掃面の一例は部屋の床面である。
図1および図2に示すように、本実施の形態における自律走行型掃除機10は、各種の構成要素を搭載するボディ20、一対の駆動ユニット30、清掃ユニット40、吸引ユニット50、ごみ箱ユニット60、制御ユニット70、電源ユニット80およびキャスター90などの機能ブロックを備える。
一対の駆動ユニット30は、ボディ20を前後、左右など往復可能に移動させる。清掃ユニット40は、対象領域に存在するごみを集める。吸引ユニット50は、清掃ユニット40で集めたごみをボディ20の内部に吸引する。ごみ箱ユニット60は、吸引ユニット50により吸引されたごみを溜める。制御ユニット70は、駆動ユニット30、清掃ユニット40、吸引ユニット50などを制御する。電源ユニット80は、駆動ユニット30、清掃ユニット40、吸引ユニット50などに電力を供給する。キャスター90は、駆動ユニット30の回転に追従して回転する。
一対の駆動ユニット30は、ボディ20の幅方向の中心に対して右側に配置される右側
の駆動ユニット30と、ボディ20の幅方向の中心に対して左側に配置される左側の駆動ユニット30とで構成される。なお、右側または左側のいずれか一方の駆動ユニット30が第1の駆動ユニットを、他方の駆動ユニット30が第2の駆動ユニットを構成する。
ここで、自律走行型掃除機10の幅方向である左右方向は、自律走行型掃除機10の前進方向を基準に規定される。
ボディ20は、ボディ20の下側の外形を形成するロアーユニット100(図2参照)と、ボディ20の上側の外形を形成するアッパーユニット200(図1参照)を組み合わせることにより構成される。
アッパーユニット200は、図1に示すように、カバー210、蓋220およびバンパー230などを備える。カバー210は、アッパーユニット200の外郭の主要な部分を形成する。蓋220は、カバー210に対して開閉動作するように設けられる。バンパー230は、カバー210に対して変位し、衝撃などを緩和する。
ボディ20の平面形状は、例えば、ルーローの三角形、ルーローの三角形とおおよそ同じ形状を有する多角形、またはこれらの三角形あるいは多角形の頂部にRが形成された形状を有する。この形状は、ルーローの三角形が有する幾何学的な性質と同一または類似する性質をボディ20に持たせることに寄与する。
なお、本実施の形態では、図1に示すように、ボディ20は、例えば、実質的にルーローの三角形と同一の平面形状を有する。
また、ボディ20は、以下のように複数の外周面および複数の頂部を備える。
複数の外周面の一例は、前面21、右側の側面22および左側の側面22である。前面21は、自律走行型掃除機10の前進側に存在する。右側の側面22は、前面21に対して右後方側に存在する。左側の側面22は、前面21に対して左後方側に存在する。そして、前面21は、外側に向けて湾曲した曲面で、主としてバンパー230に形成される。それぞれの側面22は、外側に向けて湾曲した曲面形状で、バンパー230の側部およびカバー210の側部に形成される。
複数の頂部の一例は、右側の前方頂部23、左側の前方頂部23および後方頂部24である。右側の前方頂部23は、前面21と右側の側面22とにより規定される。左側の前方頂部23は、前面21と左側の側面22とにより規定される。後方頂部24は、右側の側面22と左側の側面22とにより規定される。
そして、前面21と側面22は、図1に示すように、前面21の接線L1と側面22の接線L2とのなす角が鋭角となるように形成される。
さらに、右側の前方頂部23および左側の前方頂部23は、ボディ20の最大の幅を規定する。図1に示す例によれば、ボディ20の最大の幅は、右側の前方頂部23の頂点と左側の前方頂部23の頂点との距離、すなわちルーローの三角形が有する2つの頂点の距離に相当する。
ボディ20は、図2に示すように、ごみをボディ20の内部に吸引するための吸込口101をさらに備える。吸込口101は、ボディ20の底面であるロアーユニット100の底面に形成される。吸込口101は、例えば長方形の形状で形成される。なお、吸込口101の長手方向はボディ20の幅方向と実質的に同一で、短手方向はボディ20の前後方
向と実質的に同一である。
吸込口101は、ボディ20の底面の前面21よりの部分に形成される。吸込口101の位置関係は、例えば各要素に関する、次の2種類の関係の一方または両方により規定される。1つ目の関係は、吸込口101の長手方向に沿う吸込口101の中心線(以下では「吸込口101の長手方向の中心線」)がボディ20の前後方向の中心よりもボディ20の前方側に存在することである。2つ目の関係は、吸込口101が一対の駆動ユニット30よりもボディ20の前方側に形成されていることである。
吸込口101の長手方向の寸法である吸込口101の幅は、右側の駆動ユニット30と左側の駆動ユニット30との内側の間隔よりも広い。これにより、より広い吸込口101の幅を確保する。その結果、吸引ユニット50により吸引されるごみの量を増加させることに寄与する。
また、駆動ユニット30は、図2に示すように、ロアーユニット100の底面側に配置され、複数の要素を備える。駆動ユニット30は、例えば清掃面上を走行するホイール33、ホイール33にトルクを与える走行用モーター31および走行用モーター31を収容するハウジング32を備える。ホイール33は、ロアーユニット100に形成された凹部(図示せず)に収容される。そして、ホイール33は、ロアーユニット100に対して回転できるようにロアーユニット100により支持される。
ホイール33は、走行用モーター31よりもボディ20の幅方向の外側に配置される。この配置により、ホイール33を走行用モーター31よりも幅方向の内側に配置する場合と比較して、右側のホイール33と左側のホイール33との間隔を広くできる。これにより、ボディ20の安定性の向上に寄与する。
なお、本実施の形態における自律走行型掃除機10の駆動方式は、対向2輪型である。そのため、右側の駆動ユニット30と左側の駆動ユニット30とは、ボディ20の幅方向において対向して配置される。つまり、図2に示すように、右側のホイール33の回転軸Hおよび左側のホイール33の回転軸Hは、実質的に同軸上に存在する。
このとき、ホイール33の回転軸Hと自律走行型掃除機10の重心Gとの距離は、例えば自律走行型掃除機10に所定の旋回性能を持たせることを意図して設定される。所定の旋回性能とは、ルーローの三角形の輪郭により形成される四角形の軌跡と同様または類似の軌跡をボディ20に形成させることができる性能である。具体的には、例えば回転軸Hの位置を自律走行型掃除機10の重心Gよりもボディ20の後方側に設定し、回転軸Hと重心Gとの距離を所定の距離に設定する。この設定により、ボディ20と周囲の物体との接触を利用して、上記四角形の軌跡を形成することができる。
また、清掃ユニット40は、図2に示すように、ボディ20の内部および外部に配置され、複数の要素を備える。清掃ユニット40は、例えばブラシ駆動モーター41、ギアボックス42およびメインブラシ43を備える。ブラシ駆動モーター41およびギアボックス42は、ボディ20の内部に配置される。メインブラシ43は、吸込口101の長手方向の寸法とおおよそ同じ長さを有し、ボディ20の吸込口101に配置される。
ブラシ駆動モーター41およびギアボックス42は、ロアーユニット100に取り付けられる。ギアボックス42は、ブラシ駆動モーター41の出力軸(図示せず)およびメインブラシ43に接続され、ブラシ駆動モーター41のトルクをメインブラシ43に伝達する。
メインブラシ43は、ロアーユニット100に対して回転できるように、軸受部(図示せず)により支持される。軸受部は、例えばギアボックス42およびロアーユニット100の一方または両方に形成される。メインブラシ43の回転方向は、例えば、床面上のごみを後方に掻き上げるように、すなわち回転軌道が清掃面側においてボディ20の前方から後方に向かう方向に設定される。
吸引ユニット50は、図1に示すように、ボディ20の内部に配置され、複数の要素を備える。吸引ユニット50は、例えばごみ箱ユニット60の後方側、かつ後述する電源ユニット80の前方側に配置される。
吸引ユニット50は、例えばロアーユニット100(図2参照)に取り付けられるファンケース52およびファンケース52の内部に配置される電動ファン51を備える。電動ファン51は、ごみ箱ユニット60の内部の空気を吸引し、電動ファン51の周方向の外方に空気を吐出する。電動ファン51から吐出された空気は、ファンケース52の内部の空間、および、ボディ20の内部におけるファンケース52の周囲の空間を通過し、ボディ20の外部に排気されるようになっている。
ごみ箱ユニット60は、図2に示すように、ボディ20の内部において、メインブラシ43の後方側かつ吸引ユニット50の前方側で、一対の駆動ユニット30の間に配置される。ボディ20およびごみ箱ユニット60は、ごみ箱ユニット60がボディ20に取り付けられた状態、および、ごみ箱ユニット60がボディ20から取り外された状態をユーザーが任意に選択できる着脱構造を備えている。
制御ユニット70は、図1に示すように、ボディ20の内部において、吸引ユニット50の後方側に配置される。
また、図1および図2に示すように、本実施の形態における自律走行型掃除機10は、さらに複数のセンサーを備える。複数のセンサーは、例えば、障害物検出センサー71、一対の距離測定センサー72、衝突検出センサー73および複数の床面検出センサー74などである。
障害物検出センサー71は、ボディ20の前方に存在する障害物を検出する。一対の距離測定センサー72は、ボディ20の周囲に存在する物体とボディ20との距離を検出する。衝突検出センサー73は、ボディ20が周囲の物体と衝突したことを検出する。床面検出センサー74は、ボディ20の底面に存在する清掃面を検出する。障害物検出センサー71、距離測定センサー72、衝突検出センサー73および床面検出センサー74の各検出信号は、制御ユニット70に入力され、それに基づいて自律走行型掃除機10が制御される。
なお、障害物検出センサー71は、例えば、図示しない超音波センサーで構成され、発信部および受信部を備える。距離測定センサー72および床面検出センサー74は、例えば図示しない赤外線センサーで構成され、発光部および受光部を備える。
衝突検出センサー73は、例えば接触式変位センサー(図示せず)で構成される。そして、衝突検出センサー73は、バンパー230が物体に接触し、カバー210に対して押し込まれることによりオンするスイッチ(図示せず)で構成される。
一対の距離測定センサー72は、図1に示すように、右側の距離測定センサー72および左側の距離測定センサー72で構成される。右側の距離測定センサー72は、ボディ20の幅方向の中心に対して右側に配置される。左側の距離測定センサー72は、ボディ2
0の幅方向の中心に対して左側に配置される。さらに、右側の距離測定センサー72は右側の前方頂部23近傍に配置され、ボディ20の右斜め前方に向けて光(例えば、赤外線)を出力する。
左側の距離測定センサー72は左側の前方頂部23近傍に配置され、ボディ20の左斜め前方に向けて光(例えば、赤外線)を出力する。この配置により、自律走行型掃除機10が左右のどちらに旋回しても、ボディ20の輪郭と最も接近した周囲の物体とボディ20との距離を検出できる。
複数の床面検出センサー74は、図2に示すように、例えば駆動ユニット30よりもボディ20の前方側に配置される前方側の床面検出センサー74、および駆動ユニット30よりもボディ20の後方側に配置される後方側の床面検出センサー74などで構成される。
本実施の形態における自律走行型掃除機10は、さらに、電源ユニット80を備える。電源ユニット80は、上述したように、駆動ユニット30、清掃ユニット40、吸引ユニット50および障害物検出センサー71、距離測定センサー72、衝突検出センサー73、床面検出センサー74などに電力を供給する。
電源ユニット80は、ボディ20の前後方向の中心よりもボディ20の後方側で、吸引ユニット50よりもボディ20の後方側に配置される。電源ユニット80は、例えば電池ケース81、蓄電池82およびメインスイッチ83などを備える。電池ケース81は、ロアーユニット100に取り付けられる。蓄電池82は、例えば2次電池などで構成され、電池ケース81内に収容される。メインスイッチ83は、電源ユニット80から各要素への電力の供給および停止を切り替える。
本実施の形態における自律走行型掃除機10は、さらに、カメラユニット(図示せず)を備える。カメラユニットは、室内の天井、壁を自律的に撮影する。カメラユニットは、制御ユニット70内のCPU(Central Processing Unit)に接続されており、CPUは自律走行中に撮影された画像を解析して家の空間を識別し、複数の領域に分割した家のマップを生成する。
CPUは家のマップ情報、および上記各種センサーから得られる情報をもとに走行経路を決定する。決定した走行経路に従った走行を実現するために各種モードが定義され、そのモードに応じて駆動制御を行って走行させる。例えば、外周走行モードでは、外周壁との距離を距離測定センサー72で測定しながらその距離が一定になるように駆動制御を行い走行する。
以上のように、本実施の形態における自律走行型掃除機10の電気系が構成されている。
以下に、本実施の形態における自律走行型掃除機10の動作について、図3、4を用いて説明する。
図3、4において、制御ユニット70は、自律走行型掃除機10の室内における走行を以下のように制御する。
まず、制御ユニット70は、自律走行型掃除機10を充電台(図示せず)から離脱させて外周壁まで走行させる(S1)。
次に外周走行モードに入り、自律走行型掃除機10を壁際に沿って走行させる(S2)。その走行中、制御ユニット70は床面検出センサー74でその床面の素材を判定する(S3)。例えば、フローリングであるか、毛足の短い絨毯であるか、毛足の長い絨毯であるかといった分類で検知する。
CPUは、該当する部屋の外周を1周したことをマップ情報、もしくはオドメトリによる位置情報によって検知し(S4)、次に外周内側エリア走行モードに入る。その際、床面がフローリングである場合は、弓型走行(一方向の走行)(S7)、毛足の短い絨毯の場合はクロス走行(2方向の走行)(S8)、毛足の長い絨毯の場合は4方向走行モードになって(S9)、エリア内の掃除を行う。
これにより、床面に応じた走行パターンを実現し、ごみを取りきることができる。エリア内の掃除を完了すると、未掃除の部屋、エリアが残っているかを判断し(S10)、あれば、別の部屋へ移動して(S11)再び外周走行モードに入る。そして同様に外周走行中の床面判定結果に応じて外周内側エリアの掃除を行う。
全エリアの掃除を完了したと判定すると、充電台帰還モードになって、自律走行型掃除機10を充電台まで走行させ、充電台に接続後(S12)、掃除を完了する。
本発明にかかる自律走行型掃除機は、環境、床面に応じてごみを取りきることができるもので、高い角清掃能力が要望される家庭用または業務用の自律走行型掃除機をはじめとして、各種の環境において使用される自律走行型掃除機に適用可能である。
10 自律走行型掃除機
20 ボディ
21 前面
22 側面
23 前方頂部
24 後方頂部
30 駆動ユニット
31 走行用モーター
32 ハウジング
33 ホイール
40 清掃ユニット
41 ブラシ駆動モーター
42 ギアボックス
43 メインブラシ
50 吸引ユニット
51 電動ファン
52 ファンケース
60 ごみ箱ユニット
70 制御ユニット
71 障害物検出センサー
72 距離測定センサー
73 衝突検出センサー
74 床面検出センサー
80 電源ユニット
81 電池ケース
82 蓄電池
83 メインスイッチ
90 キャスター
100 ロアーユニット
101 吸込口
200 アッパーユニット
210 カバー
220 蓋
230 バンパー

Claims (2)

  1. 底面に吸込口を備えるボディと、前記ボディに搭載された吸引ユニットと、床面の種類を検知する床面検出センサーと、前記ボディを走行させるための駆動ユニットと、前記駆動ユニットを制御する制御ユニットとを備え、前記制御ユニットは、前記床面検出センサーで検出した床面の種類に応じて、前記ボディが弓形走行、クロス走行および4方向走行するように前記駆動ユニットを制御する自律走行型掃除機。
  2. 駆動ユニットは、右側のホイールを駆動する右側の走行用モーターと、左側のホイールを駆動する左側の走行用モーターとを備え、制御ユニットは、左右の前記ホイールを前進、後進させるように前記駆動ユニットを制御して、ボディを前進、回転させるようにした請求項1に記載の自律走行型掃除機。
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