JP2019036875A - ユーザ装置及び基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始すること。【解決手段】ユーザ装置は、第1の無線通信システムに含まれる第1の基地局装置と、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置とに通信を行い、前記第1の基地局装置から報知情報を受信する受信部と、前記報知情報に基づいて、前記第1の基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に通信することが可能であるか否かを決定する初期アクセス制御部と、前記決定に基づいて、前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置と通信を行う通信部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び基地局装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRにおいて、複数の基地局装置とユーザ装置とが通信を行うDual Connectivityと呼ばれる技術を用いて、LTE(Long Term Evolution)セルを構成する基地局装置(eNB:evolved NodeB)と、NRセルを構成する基地局装置(gNB:next Generation NodeB)とに、ユーザ装置が接続することが検討されている(例えば非特許文献1)。
また、LTEにおいて、ユーザ装置は、基地局装置から送信される報知情報を受信して初期アクセスに必要な情報を取得し、当該情報に基づいて基地局装置に対する初期アクセスを行う(例えば非特許文献2)。
3GPP TS 23.401 V15.0.0 (2017−06) 3GPP TS 36.331 V14.3.0 (2017−06)
ユーザ装置がLTEセルを構成する基地局装置に初期アクセスを開始するとき、ユーザ装置はNRセルにおける通信を利用できるか否かを知るため、当該LTEセルを構成する基地局装置が、NRセルを構成する基地局装置とDual Connectivityによる通信に対応するか否かを示す情報を、ユーザ装置が取得する必要が生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することを目的とする。
開示の技術によれば、第1の無線通信システムに含まれる第1の基地局装置と、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置とに通信を行い、前記第1の基地局装置から報知情報を受信する受信部と、前記報知情報に基づいて、前記第1の基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に通信することが可能であるか否かを決定する初期アクセス制御部と、前記決定に基づいて、前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置と通信を行う通信部とを有するユーザ装置が提供される。
開示の技術によれば、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することができる。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における接続シーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における報知情報の取得シーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における報知情報の一例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態における報知情報の一例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置100又はユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
また、以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語を、NR−SS、NR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH等と表記する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示されるように、基地局装置100、基地局装置101及びユーザ装置200を含む。図1には、基地局装置100、基地局装置101及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局装置100は、1つ以上のLTEセルを提供し、ユーザ装置200とLTEによる無線通信を行う通信装置である。基地局装置100は、同期信号及び報知情報をユーザ装置200に送信する。同期信号は、例えば、PSS及びSSSである。報知情報は、例えば、PBCHにて送信される。
基地局装置101は、1つ以上のNRセルを提供し、ユーザ装置200とNRによる無線通信を行う通信装置である。基地局装置101は、NRによる通信をユーザ装置200と行うとき、Dual Connectivityを用いて、基地局装置100と基地局装置101とが並行してユーザ装置200と通信してもよい。基地局装置101及びユーザ装置200はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行ってもよい。
ユーザ装置200は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置100及び基地局装置101に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。初期アクセスにおいて、ユーザ装置200は、ランダムアクセスのプリアンブル信号を基地局装置100に送信する。当該ランダムアクセスは、基地局装置100から受信したPBCHによる報知情報に加え、PDSCH(Physical downlink shared channel)による報知情報に基づいて行われる。ユーザ装置200は、基地局装置100から取得した情報に基づいて基地局装置101に接続を開始することが可能である。また、ユーザ装置200は、基地局装置100と接続せずに、基地局装置101から取得した情報に基づいて基地局装置101に接続を開始してもよい。
なお、本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することとしてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することとしてもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置100及びユーザ装置200において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用したり複数のパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
(実施例1)
以下、実施例1について説明する。
図2は、本発明の実施の形態における接続シーケンスの一例を示す図である。初期アクセスが開始されると、ステップS1において、基地局装置100は、PSS、SSS及びPBCHすなわち報知情報を含むチャネルを、ユーザ装置200に送信する。PBCHには、報知情報の一部が含まれる。ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるPSSを受信して、初期の時間及び周波数同期及びセルID(identity)の一部の特定に少なくとも使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるSSSを受信して、少なくともセルIDの一部の特定に使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるPBCHを受信して、初期アクセスに必要な報知情報の一部、例えば、システムフレーム番号及び他の報知情報を取得するための情報等を取得する。当該他の報知情報は、PDSCHを介して受信されてもよく、ランダムアクセス手順を実行するためのリソース、すなわち、プリアンブルフォーマット及びRACHリソース等を特定する情報が含まれる。
図3は、本発明の実施の形態における報知情報の取得シーケンスの一例を示す図である。図3は、図2に示されるステップS1の報知情報の取得に関する詳細シーケンスを示している。図3に示されるように、基地局装置100は、最初の報知情報としてMasterInformationBlockをユーザ装置200に送信する。ユーザ装置200は、MasterInformationBlockから、例えば、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)及び他の報知情報を取得するための情報等を取得する。次に、基地局装置100は、SystemInformationBlockType1をユーザ装置200に送信する。ユーザ装置200は、SystemInformationBlockType1から、例えば、セルに接続可能か否かを示す情報及び他の報知情報のスケジューリングに関する情報等を取得する。当該スケジューリングによって、以下の各SystemInformationが送信されるか否かが通知される。
続いて、基地局装置100は、必要に応じて報知情報すなわちSystemInformationをユーザ装置200に送信する。例えば、SystemInformationBlockType2には、セルに接続する各ユーザ装置200に共通する無線リソースの設定に関する情報及びセルの規制情報が含まれる。SystemInformationBlockType3には、セルの再選択をするために必要な基本情報が含まれる。SystemInformationBlockType4には、セルの再選択をするための同周波数の周辺セル情報が含まれる。SystemInformationBlockType5には、セルの再選択をするための異周波数の周辺セル情報が含まれる。SystemInformationBlockType6には、セルの再選択をするためのUTRA(Universal Terrestrial Radio Access)の周辺セル情報が含まれる。SystemInformationBlockType7には、セルの再選択をするためのGERAN(GSM(登録商標) EDGE Radio Access Network)の周辺セル情報が含まれる。SystemInformationBlockType8には、セルの再選択をするためのCDMA2000(Code Division Multiple Access)の周辺セル情報が含まれる。SystemInformationBlockType9には、home eNBの局名が含まれる。SystemInformationBlockType10には、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)の第1(プライマリ)通知に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType11には、ETWSの第2(セカンダリ)通知に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType12には、CMAS(Commercial Mobile Alert System)に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType13には、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)の制御情報を取得するための情報が含まれる。SystemInformationBlockType14には、規制を行うEAB(Extended Access Baring)に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType15には、MBMSのサービスエリアID(SAI:Service Area Identities)に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType16には、GPS(Global Positioning System)時刻及びUTC(Coordinated Universal Time)に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType17には、E−UTRAN(Evolved- Universal Terrestrial Radio Access Network)とWLAN(Wireless LAN)との間のトラフィック制御に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType18には、サイドリンク通信に関連するリソース設定に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType19には、サイドリンク通信のディスカバリに関連するリソース設定に係る情報が含まれる。SystemInformationBlockType20には、SC−PTM(Single Cell Point To Multiploint)を用いたMBMSの制御情報を取得するための情報が含まれる。SystemInformationBlockType21には、V2X(Vehicle-to-Everything)サイドリンク通信の設定情報が含まれる。
ここで、基地局装置100が、基地局装置101とで行うDual Connectivityに対応していることを、ユーザ装置200に報知情報で通知する場合を考える。
当該通知にMasterInformationBlockを使用する場合、MasterInformationBlockに残された使用可能な領域であるspare bitは5bitと限られているため、spare bitを使用すると、他にMasterInformationBlockにて送信されるべき重要な情報が今後発生したとき、追加不可能となり支障が生じる。
また、当該通知にSystemInformationBlockType1を使用する場合、SystemInformationBlockType1は、20msごとに同一内容が繰り返し送信される80ms周期を有する高頻度で送信される報知情報であるため、SystemInformationBlockType1に当該通知に係る情報を追加すると、無線リソース消費量が増えることが想定される。
また、当該通知にSystemInformationBlockType2以降を使用する場合、上記のように用途が定められているため、NR対応に係る当該通知を報知する目的に適合するSystemInformationBlockは存在しない。
図2に戻る。ステップS2において、ユーザ装置200は、ステップS1で特定されたプリアンブルフォーマット及びRACHリソースで、プリアンブルを送信しランダムアクセス手順を行う。基地局装置100とユーザ装置200との間でランダムアクセス手順が成功すると、初期アクセスは完了し、基地局装置100とユーザ装置200との接続が確立される(S3)。
続いて、ステップS4において、ユーザ装置200は、基地局装置100から取得した情報に基づいて、基地局装置101との接続を開始する(S4)。ステップS4の基地局装置101との接続開始にあたり、ユーザ装置200は、Dual Connectivityを用いて、基地局装置100及び基地局装置101の双方と通信してもよい。
図4は、本発明の実施の形態における報知情報の一例(1)を示す図である。図4に示されるように、新たに定義される報知情報「SystemInformationBlockType23」の情報要素(information element)として、「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」を定義する。当該パラメータは、ユーザ装置200が基地局装置101のNRセルを再選択する場合の接続確立に使用する情報であり、例えば、NRセルの周波数リスト、NRセルへの再選択の実行に係る判定に使用する閾値等の複数の情報を含んでよい。基地局装置101のNRセルへの再選択は、standalone運用が基地局装置101に適用されている場合において発生する。
ここで、基地局装置101のNRセルが、再選択の対象とならない場合、すなわちnon−standalone運用が基地局装置101に適用されている場合、SystemInformationBlockType23の情報要素として、「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」に「NULL」が設定される。すなわち「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」には、情報要素が設定されない。
図2に示されるステップS1において、SystemInformationBlockType23を受信できた場合、ユーザ装置200は、基地局装置100が基地局装置101とで行うDual Connectivityに対応しており、NRセルが利用可能であると判断する。すなわち、ユーザ装置200は、基地局装置100のLTEセルに、基地局装置101のNRセルがオーバーラップしていると判断する。一方、ユーザ装置200は、SystemInformationBlockType23を受信できなかった場合、基地局装置100が基地局装置101とで行うDual Connectivityに対応しておらず、NRセルが利用可能ではないと判断する。
さらに、SystemInformationBlockType23を受信できた場合で、かつ当該SystemInformationBlockType23の「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」が「NULL」であり、情報要素が設定されていない場合、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルを再選択の対象とならないnon−standalone運用されるNRセルであると判断する。一方、SystemInformationBlockType23を受信できた場合で、かつ当該SystemInformationBlockType23の「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」に情報要素が設定されている場合、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルを再選択の対象となるstandalone運用されるNRセルであると判断する。
上記の判断に基づいて、図2に示されるステップS4において、ユーザ装置200は、基地局装置101との接続を開始する。なお、「Cell reselection from/to NR用のパラメータ」が「NULL」の場合、基地局装置101への接続確立に使用する情報は、図2に示されるステップS3において、基地局装置100からユーザ装置200へ送信されてもよい。
なお、SystemInformationBlockTypeの番号は、例であり、通常は使用されていない番号の最も若い番号が割り当てられる。
上述の実施例1において、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を受信することで、ユーザ装置200は、基地局装置100が、基地局装置101とのDual Connectivityに対応しているか否か、及び、基地局装置101のNRセルに再選択が可能か否かを判断することができる。したがって、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルに在圏可能か否かを判断することができ、NRセルに不要なサーチを行うことを防ぐことができる。
また、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、MasterInformationBlock又はSystemInformationBlockType1を用いるよりも、無線リソースのオーバーヘッドを削減することができる。
また、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、ユーザ装置200のNRセルへの再選択を可能とし、NRセルのstandalone運用に対応する報知情報として前方互換性を確保することができる。すなわち、基地局装置100は、NRセルのstandalone運用に必要な報知情報を用いて、non−standalone運用におけるNR対応を報知することができる。
また、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、MasterInformationBlockのspare bitを使用しないため、今後MasterInformationBlockで送信すべき重要な情報が発生した場合に、spare bitを使用して、当該重要な情報をMasterInformationBlockに追加することができる。
また、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、高頻度で送信されるSystemInformationBlockType1に情報を追加しないため、無線のリソース消費量の低減を図ることができる。
また、図4に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、種別ごとに用途が限定されているSystemInformationBlockType2以降のLTEのSystemInformationBlockを使用しないため、NR対応を報知する目的に適合するSystemInformationBlockを使用してNR対応に関する通知をユーザ装置200に行うことができる。
上記のように、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することができる。
(実施例2)
以下、実施例2について説明する。実施例2では実施例1と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、実施例1と同様であってよい。
図5は、本発明の実施の形態における報知情報の一例(2)を示す図である。図5に示されるように、新たに定義される報知情報「SystemInformationBlockType23」の情報要素として、「non−campedCells」を定義する。「non−campedCells」は、基地局装置101が、在圏可能なNRセルであるか否かを明示的に示す情報要素である。情報要素「non−campedCells」が設定される場合、基地局装置101は、在圏可能ではないNRセルを有し、non−standalone運用されていることを示す。情報要素「non−campedCells」が設定されない場合、基地局装置101は、在圏可能なNRセルを有し、non−standalone運用されていることを示す。
図2に示されるステップS1において、SystemInformationBlockType23を受信できた場合、ユーザ装置200は、基地局装置100が基地局装置101とで行うDual Connectivityに対応しており、NRセルが利用可能であると判断する。すなわち、ユーザ装置200は、基地局装置100のLTEセルに、基地局装置101のNRセルがオーバーラップしていると判断する。一方、ユーザ装置200は、SystemInformationBlockType23を受信できなかった場合、基地局装置100が基地局装置101とで行うDual Connectivityに対応しておらず、NRセルが利用可能ではないと判断する。
さらに、SystemInformationBlockType23を受信できた場合で、かつ当該SystemInformationBlockType23の「non−campedCells」が設定されている場合、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルを再選択の対象とならないnon−standalone運用されるNRセルであると判断する。一方、SystemInformationBlockType23を受信できた場合で、かつ当該SystemInformationBlockType23の「non−campedCells」が設定されていない場合、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルを再選択の対象となるstandalone運用されるNRセルであると判断する。
なお、図5に示されるSystemInformationBlockType23は、さらに、基地局装置101のNRセルへの接続確立に使用する情報を含んでいてもよい。ユーザ装置200は、当該NRセルへの接続確立に使用する情報及び上記の判断に基づいて、図2に示されるステップS4において、ユーザ装置200は、基地局装置101との接続を開始する。なお、基地局装置101への接続確立に使用する情報は、図2に示されるステップS3において、基地局装置100からユーザ装置200へ送信されてもよい。
上述の実施例2において、図5に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を受信することで、ユーザ装置200は、基地局装置100が、基地局装置101とのDual Connectivityに対応しているか否か、及び、基地局装置101に再選択が可能か否かを判断することができる。したがって、ユーザ装置200は、基地局装置101に在圏可能か否かを判断することができ、NRセルに不要なサーチを行うことを防ぐことができる。
また、図5に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、MasterInformationBlock又はSystemInformationBlockType1を用いるよりも、無線リソースのオーバーヘッドを削減することができる。
また、図5に示されるような報知情報SystemInformationBlockType23を用いてNR対応に関する通知を行うことで、ユーザ装置200のNRセルへの再選択を可能とし、NRセルのstandalone運用に対応する報知情報として前方互換性を確保することができる。
上記のように、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することができる。
(実施例3)
以下、実施例3について説明する。実施例2では実施例1及び2と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、実施例1及び2と同様であってよい。
図2に示されるステップS1において、図4又は図5に示される報知情報SystemInformationBlockType23を受信できた場合、ユーザ装置200は、基地局装置100が基地局装置101とで行うDual Connectivityの対応可否の判断は行わずに、基地局装置101にstandalone運用が適用されていると判断してもよい。すなわち、報知情報SystemInformationBlockType23を受信できた場合、ユーザ装置200は、基地局装置101のNRセルを再選択可能であると判断してもよい。
また、図2に示されるステップS1において、基地局装置100が送信する報知情報から、NRセルに接続確立するための情報を取得して、受信状況に応じて基地局装置100のLTEセルではなく基地局装置101のNRセルに接続確立してもよい。
上述の実施例3において、ユーザ装置200は、基地局装置100のDual Connectivityによらずに、standalone運用される基地局装置101のNRセルに再選択を実行して、在圏することができる。すなわち、ユーザ装置は、単独でNRセルと接続を確立することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置100及びユーザ装置200の機能構成例を説明する。基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、少なくとも実施例1、2及び3を実施する機能を含む。ただし、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、実施例1、2及び3の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。また、基地局装置101は、基地局装置100と同様の機能構成を有してもよい。
<基地局装置100>
図6は、本発明の実施の形態における基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、基地局装置100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、報知情報設定部140とを有する。図6に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置200側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置200から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置200へ同期信号及び報知情報等を送信する機能を有する。受信部120は、ユーザ装置200から初期アクセスに係る信号及びメッセージを受信する。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報及びユーザ装置200に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、初期アクセスに使用する情報等である。
報知情報設定部140は、実施例1、2及び3において説明した、ユーザ装置200の初期アクセスに使用する情報を含む報知情報の送信に係る制御、及び基地局装置100又は基地局装置101における初期アクセスに係る制御を行う。
<ユーザ装置200>
図7は、本発明の実施の形態におけるユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。図7に示されるように、ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、初期アクセス制御部240とを有する。図7に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置100又は基地局装置101から送信される報知情報等を受信する機能を有する。また、送信部210は、基地局装置100又は基地局装置101に初期アクセスに係る信号及びメッセージを送信し、受信部120は、基地局装置100又は基地局装置101から初期アクセスに使用する情報を受信する。
設定情報管理部230は、受信部220により基地局装置100から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、基地局装置100又は基地局装置101への初期アクセスに使用する情報等である。
初期アクセス制御部240は、実施例1、2及び3において説明した、ユーザ装置200における初期アクセスに係る制御を行う。なお、初期アクセス制御部240における初期アクセスに係る信号の送信等に関する機能部を送信部210に含め、初期アクセス制御部240における報知情報受信等に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図6及び図7)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本発明の実施の形態に係る基地局装置100又はユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。なお、基地局装置101は、基地局装置100と同様のハードウェア構成を有してもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図6に示した基地局装置100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、報知情報設定部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図7に示したユーザ装置200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、初期アクセス制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、第1の無線通信システムに含まれる第1の基地局装置と、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置とに通信を行うユーザ装置であって、前記第1の基地局装置から報知情報を受信する受信部と、前記報知情報に基づいて、前記第1の基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に通信することが可能であるか否かを決定する初期アクセス制御部と、前記決定に基づいて、前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置と通信を行う通信部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、ユーザ装置は、報知情報に基づいてLTEセル及びNRセルのDual Connectivityが可能であるか否かを決定することにより、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することができる。
前記初期アクセス制御部は、前記報知情報に基づいて、前記第2の基地局装置のセルが、前記第1の基地局装置のセルにオーバーラップしているか否かを判断してもよい。当該構成により、NRセルがLTEセルにオーバーラップしているか否かをユーザ装置は判断することができる。
前記報知情報は、前記第2の基地局装置のセル再選択の実行可否の判定に使用される情報を含み、前記第2の基地局装置のセル再選択の実行可否の判定に使用される情報は、前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置は、NRセルがstandalone運用であるか、non−standalone運用であるかを決定することができる。
前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報は、前記第2の基地局装置に接続するための情報要素を含まないことにより通知されてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、暗黙的に通知される情報に基づいて、NRセルがstandalone運用であるか、non−standalone運用であるかを決定することができる。
前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報は、情報要素により明示的に通知されてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、明示的に通知される情報に基づいて、NRセルがstandalone運用であるか、non−standalone運用であるかを決定することができる。
第1の無線通信システムに含まれ、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置と通信を行うユーザ装置と接続される基地局装置であって、前記基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に前記ユーザ装置と通信することが可能であるか否かを示す情報を、報知情報に設定する報知情報設定部と、前記報知情報を前記ユーザ装置に送信する送信部と、前記第2の基地局装置と共に前記ユーザ装置と通信を行う通信部とを有する基地局装置が提供される。
上記の構成により、LTEセル及びNRセルを含む無線通信システムにおいて、基地局装置は、LTEセル及びNRセルのDual Connectivityが可能であるか否かをユーザ装置に報知することにより、効率的な初期アクセスを行いNRセルにおける通信を開始することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置100及びユーザ装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置100又は基地局装置101によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置100を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置200との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置100及び/又は基地局装置100以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置100以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置100は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、基地局装置100は、第1の基地局装置の一例である。基地局装置101は、第2の基地局装置の一例である。送信部210及び受信部220、又は送信部110及び受信部120は、通信部の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 基地局装置
101 基地局装置
200 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 報知情報設定部
200 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 初期アクセス制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 第1の無線通信システムに含まれる第1の基地局装置と、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置とに通信を行うユーザ装置であって、
    前記第1の基地局装置から報知情報を受信する受信部と、
    前記報知情報に基づいて、前記第1の基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に通信することが可能であるか否かを決定する初期アクセス制御部と、
    前記決定に基づいて、前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置と通信を行う通信部とを有するユーザ装置。
  2. 前記初期アクセス制御部は、前記報知情報に基づいて、前記第2の基地局装置のセルが、前記第1の基地局装置のセルにオーバーラップしているか否かを判断する請求項1記載のユーザ装置。
  3. 前記報知情報は、前記第2の基地局装置のセル再選択の実行可否の判定に使用される情報を含み、前記第2の基地局装置のセル再選択の実行可否の判定に使用される情報は、前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報を含む請求項1又は2記載のユーザ装置。
  4. 前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報は、前記第2の基地局装置に接続するための情報要素を含まないことにより通知される請求項3記載のユーザ装置。
  5. 前記第2の基地局装置のセルに在圏可能か否かを示す情報は、情報要素により明示的に通知される請求項3記載のユーザ装置。
  6. 第1の無線通信システムに含まれ、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置と通信を行うユーザ装置と接続される基地局装置であって、
    前記基地局装置が、前記第2の基地局装置と共に前記ユーザ装置と通信することが可能であるか否かを示す情報を、報知情報に設定する報知情報設定部と、
    前記報知情報を前記ユーザ装置に送信する送信部と、
    前記第2の基地局装置と共に前記ユーザ装置と通信を行う通信部とを有する基地局装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021215029A1 (ja) * 2020-04-23 2021-10-28 株式会社Nttドコモ 端末及び通信方法

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