JP2019036234A - 偽造防止媒体の貼付体および真贋判定方法 - Google Patents

偽造防止媒体の貼付体および真贋判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、スマートフォンなどの簡易な撮像装置を用いて容易に真贋判定可能な偽造防止媒体の貼付体およびその貼付体を使用した真贋判定方法を提供することを課題とする。【解決手段】偽造防止媒体2を貼付した貼付体1であって、偽造防止媒体を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の手段を備えていることを特徴とする偽造防止媒体の貼付体および偽造防止媒体の貼付体を、固定具4により固定したスマートフォン3を使用して撮像し、真贋判定を行う方法であって、少なくとも2つの角度から偽造防止媒体を撮像する工程を備えていることを特徴とする真贋判定方法。【選択図】図1

Description

本発明は、偽造防止媒体の真偽判定技術に関する。更に詳しくは、スマートフォンを使用して偽造防止媒体が貼付された物品の真贋判定を容易に行うことを可能とする真贋判定方法と偽造防止媒体貼付体に関する。
従来、紙幣、株券、商品券さらにはクレジットカードなどの有価証券類や、医薬品、食料品、高級ブランド品などの商品には、商品の偽造・複製による不正使用を防止するために偽造防止媒体が用いられている。有価証券類には、偽造防止媒体が直接に印刷、あるいは転写されている。また、商品には偽造防止媒体が設けられた封印シールやタグが付与されている。
しかし、近年、これらは偽造防止媒体も偽造や複製された不正な有価証券類及び商品が製造されており、偽造防止媒体の有無のみで正品か不正品(偽造品・複製品)かを判断することは困難である。
上述した偽造防止媒体の一例として、観察角度によって色やパターンが変化する回折格子やホログラムなどがある。また、偽造防止媒体の他例として色や明るさが変わるOVD(Optically Variable Device)インキやパール顔料などがある。
しかし、偽造防止媒体が真であるか贋であるかについては、真の偽造防止媒体との比較あるいは専門家の目視検査によれば容易に判別がつくが、一般のユーザは目視で簡単に偽造防止媒体の真贋判定を行うことは難しい。
目視で偽造防止媒体の真贋判定ができない場合には、偽造防止媒体に対する撮像装置の観察角度を厳密に制御できる特殊な真贋判定装置(例えば、特許文献1参照)が利用される。
しかし、上記真贋判定装置の取り扱いには、専門知識や特殊器具を要するため、一般のユーザがこのような装置を利用して偽造防止媒体の真贋判定を行うことは困難である。
また、所定の観察角度により観察されるパターンの光学変化が起こる偽造防止媒体の真贋を判定する場合、観察角度に応じて観察されるパターンの光学変化が異なるため、偽造防止媒体を観察する画像撮像装置の撮像方向を決める観察角度の推定をする必要がある。観察角度の推定を行う際、従来においては画像撮像装置に組み込まれたジャイロセンサが用いられている。
さらに、傾きセンサなどで観察角度及び観察位置を検知し、真贋を判定するための適切な観察角度及び観察位置において、偽造防止媒体の撮像画像を画像撮像装置により撮像することが考えられる。
しかしながら、一般のユーザには、画像撮像装置と偽造防止媒体との位置関係を厳密に把握及び操作することができない。このため、ホログラムを撮像できる適切な観察角度及び観察位置から、画像撮像装置により偽造防止媒体を撮像することが困難である。
画像撮像装置に対する偽造防止媒体の相対的な観察角度及び観察位置により、観察されるパターンが変化する。このため、偽造防止媒体に対する画像撮像装置による観察角度を正確に判定するためには、画像撮像装置及び偽造防止媒体の各々の角度及び位置を検出する必要がある。したがって、撮像装置及び偽造防止媒体の双方に傾きセンサを装着する必要がある。
そのような問題を解決するため、特許文献2には、従来のように特殊な真贋判定装置を用いることなく、かつ偽造防止媒体の設置状況に依存することなく、汎用的なデジタルカメラやスマートフォンなどのような簡易な画像撮像装置により、真贋判定(本物か贋物かの識別)に用いる撮像画像を、適切な観察角度及び観察位置において容易に撮像し、偽造防止媒体の真贋判定を行うことが可能な識別装置、識別方法が開示されている。
しかしながら、この技術においては、鑑定者がスマートフォンを用いて真贋判定を行う場合、スマートフォンなどの簡易撮像装置を傾けて、偽造防止媒体の観察角度を変えながら、強い回折光が観察される観察角度を探索しながら撮像する作業が必要である。そのような作業はこの技術に詳しい者でない場合は難しく、また時間を要するという問題があった。
特許第3865763号公報 特許第6156586号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、スマートフォンなどの簡易な撮像装置を用いて容易に真贋判定可能な偽造防止媒体の貼付体を提供することを課題とする。
また、偽造防止媒体を撮像する角度の探索を行うことなく容易に真贋判定を行うことが可能な真贋判定方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の第一の態様は、偽造防止媒体を貼付した貼付体であって、
偽造防止媒体を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の固定手段を備えていることを特徴とする偽造防止媒体の貼付体である。
また、本発明の第二の態様は、前記固定手段が貼付体の底面であることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止媒体の貼付体である。
また、本発明の第三の態様は、請求項1または2に記載の偽造防止媒体の貼付体を、固定具により固定したスマートフォンを使用して撮像し、真贋判定を行う方法であって、
少なくとも2つの角度から偽造防止媒体を撮像する工程を備えていることを特徴とする真贋判定方法である。
本発明の偽造防止媒体の貼付体によれば、偽造防止媒体を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の固定手段を備えているため、固定具により固定したスマートフォンを使用して少なくとも2つの角度から見た偽造防止媒体を撮像可能となる。そのため、専門知識を備えた作業者が、偽造防止媒体の観察角度を変えながら、強い回折光が観察される観察角度を探索しながら撮像する作業が不要となり、誰でも容易に偽造防止媒体および偽造防止媒体の貼付体の真贋判定が可能となる。
本発明の偽造防止媒体の貼付体と真贋判定方法の例を説明する概略断面図。 従来の真贋判定装置の構成を説明するブロック図。 従来の真贋判定装置の真贋判定方法を例示するフロー図。 従来の真贋判定装置の真贋判定方法の中の真贋判定処理を例示するフロー図。
<偽造防止媒体の貼付体>
本発明の偽造防止媒体の貼付体は、偽造防止媒体を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の固定手段を備えていることを特徴とする偽造防止媒体の貼付体である。ここで偽造防止媒体とは、ホログラムや回折格子などからなる偽造防止媒体を指し、偽造防止媒体を観察する角度によって、回折光強度が変化するものを指す。
図1は、本発明の偽造防止媒体2の貼付体1を、固定具4により固定したスマートフォン3を使用して撮像する状況を例示した断面説明図である。貼付体1の偽造防止媒体2が貼付された面を除き、少なくとも5つの面を備えた例を示している。
図1(a)、(b)、(c)は、貼付体1を反時計回りに順次回転させた状態を例示したものである。固定したスマートフォン3により撮像可能な、少なくとも2つの角度から撮像した撮像データを使用することにより、例えば予めスマートフォン3に記憶させておいた画像データのうち、該当するデータ同士を比較することによって、真贋判定が可能である。
上記の少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の固定手段は、図1においては、貼付体1の底面である場合を示しているが、底面に限定する必要は無い。偽造防止媒体2を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができればどのような固定手段であっても構わない。
<真贋判定方法>
本発明の真贋判定方法は、偽造防止媒体の貼付体を、固定具により固定したスマートフォンを使用して撮像することにより、真贋判定を行う方法である。
真贋判定方法については、図2〜図4に説明するような従来から使用されてきた技術を好適に使用することができる。
図2は、真贋判定に使用するスマートフォンなどの撮像装置を使用した真贋判定装置1を例示したものである。真贋判定装置1は、撮像部101、撮像制御部102、露光制御部103、照明部104、観察対象形状画像生成部105、観察対象形状画像表示部106、形状類似度算出部107、撮像判定部108、正解画像生成部109、類似度算出部110、真贋判定部111、表示部112及び画像データ記憶部113の各々を備えている。
撮像部101は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などのイメージセンサを用いたカメラなどであり、対象物を撮像した画像を撮像画像データとして、画像データ記憶部113に対して書き込んで記憶させる。
撮像制御部102は、入射された光に対して偽造防止媒体から出射される光のパターン(光の色(波長)あるいは文字や絵などの画像)を撮像した画像である撮像画像データを撮像部101が撮像する際、焦点深度、撮像素子の感度(ISO(International Organization for Standerdization)感度)などの撮像部101の撮像条件を制御する。
露光制御部103は、露光の撮像条件として、シャッタースピード、絞り値、照明光
の有無、照明光の強度などの撮像部101の撮像条件を制御する。また、露光制御部103は、真贋判定装置1の撮像する偽造防止媒体の周囲の明るさに対応し、撮像時において必要に応じて照明部104に対して撮像用の光(照明光)を出射させる発光指示を出力する。
照明部104は、通常の撮像対象に光を連続して照射する照明だけではなく、撮像対象に対して短時間に光を照射するフラッシュあるいはストロボ(登録商標)などと呼ばれる発光装置であっても良い。この照明部104は、露光制御部103からの発光指示に対応し、撮像する対象物に対して所定の強度の光を照射する。撮像制御部102は、撮像タイミングを示す制御信号を露光制御部103に対して供給する。これにより、露光制御部103は、撮像制御部102から供給される撮像タイミングを示す制御信号に対応させ、上述したように、照明部104に対して偽造防止媒体に照射する照明光を出射させる発光指示を出力する。
観察対象形状画像生成部105は、判定する対象である偽造防止媒体を撮像する観察角度及び観察位置を示す、適切な観察角度及び観察位置から観察される偽造防止媒体の外形形状を示す観察対象形状枠(すなわち、観察対象形状画像)を生成する。観察対象形状画像生成部105は、偽造防止媒体を撮像する際、偽造防止媒体の出射するパターンを適切に撮像できるように、撮像対象の存在する3次元空間において撮像部101による撮像を行う位置である観察位置(座標値)及び撮像部101の観察角度(撮像方向)の各々に対応させ、偽造防止媒体の外形形状である観察対象形状枠の画像を、座標変換式を用いて求めることができる。
観察対象形状画像生成部105は、生成した観察対象形状枠を、観察対象形状枠を識別する観察対象形状枠識別情報に対応付けて、観察対象形状枠テーブルに対して書き込んで記憶させる。
観察対象形状画像表示部106は、撮像部101が撮像データとして撮像するスルー画像(撮像部101の撮像対象の画像である表示画像データ)とともに、表示部112の表示画面に対して観察対象形状枠を表示する。
表示部112は、撮像した撮像データや真贋判定の結果を表示する表示パネルであり、例えば液晶表示パネルで構成されている。
形状類似度算出部107は、観察対象形状枠と上記表示部112の表示画面における撮像対象の偽造防止媒体の外形形状との形状類似度を算出する。例えば、形状類似度算出部107は、観察対象形状枠と偽造防止媒体の外形形状との2次元座標上における対応する画素間の距離の平均二乗誤差を求め、平均二乗誤差を形状誤差とし、形状誤差の逆数を形状類似度とする。
撮像判定部108は、形状類似度算出部107が求めた形状類似度が、予め設定された形状閾値以上か否かにより、画像撮像装置(真贋判定装置1の撮像部101など)の観察角度及び観察位置が正しいか否かの撮像判定を行う。そして、撮像判定部108は、形状類似度が予め設定された形状閾値以上の場合、撮像制御部102を介して、撮像部101に画像データの撮像を行わせる。
正解画像生成部109は、観察対象形状枠に対応する撮像画像データとの比較に用いる正解画像データを生成する。この正解画像データは、撮像画像データと同一の観察角度から観察した画像データであり、偽造防止媒体の構造に対応してシミュレーションや予め偽造防止媒体を事前に撮像した撮像画像データから求められる。すでに説明したように、偽
造防止媒体は、回折格子やホログラフィから形成された構成である場合、雲母に金属酸化物が被覆された顔料を含むOVDインキやパール顔料から形成された構成である場合、屈折率の異なる層を繰り返して積層して形成された構成である場合、コレステリック液晶から形成された構成である場合があるが、ここでは、回折格子やホログラフィから形成された構成である場合に限定する。
このため、正解画像生成部109は、偽造防止媒体が回折格子やホログラフィから形成された構成である場合に対応して、正解画像データの生成を行う。例えば、偽造防止媒体が回折格子を用いて形成された構成の場合、この回折格子の設計情報に基づき、観察対象形状枠100に対応した偽造防止媒体の観察角度をパラメータとした正解画像生成関数を用いて、正解画像データをシミュレーションにより算出して生成する。正解画像生成部109は、比較する対象の撮像画像データの撮像画像識別情報に対応させ、真贋判定用撮像画像データテーブルから観察対象形状枠識別情報を読み出す。また、正解画像生成部109は、撮像対象形状識別情報により、観察対象形状枠テーブルから、撮像画像データの撮像に用いた観察対象形状枠に対応する観察角度及び観察位置を読み出す。
次に、正解画像生成部109は、生成した正解画像データを画像データ記憶部113
に対して書き込んで記憶させ、この書き込んだ領域の先頭アドレスを正解画像データアドレスとする。正解画像生成部109は、比較する撮像画像データの撮像画像識別情報に対応させて、上記正解画像データアドレスを画像データ記憶部113の真贋判定用撮像画像データテーブルに書き込んで記憶させる。
類似度算出部110は、画像データ記憶部113における真贋判定用撮像画像データテーブルを参照し、順次、判定画像データ識別情報に対応した撮像画像データ識別情報及び正解画像データアドレスの各々を読み出す。そして、類似度算出部110は、この撮像画像データ識別情報に対応した撮像画像データアドレスを、画像データ記憶部113における撮像画像データテーブルから読み出す。これにより、類似度算出部110は、画像データ記憶部113から、撮像画像データアドレスに対応する撮像画像データと、正解画像データアドレスに対応する正解画像データとを読み出す。
次に、類似度算出部110は、読み出した正解画像データに対する撮像画像データの類似度をテンプレートマッチングにより算出する。ここで、類似度算出部110は、例えば、撮像画像データと正解画像データとの各々において対応する画素毎(カラー画像であればRGB(Red(赤)、Green(緑)、Blue(青))毎)の輝度値の平均二乗誤差を求めて、この平均二乗誤差を全ての画素(ピクセル)あるいは一部の対応する画素おいて加算し、この加算結果の逆数を、類似度を示す数値として出力する。したがって、類似度の数値が大きいほど、撮像画像データと正解画像データとは類似している。ここで、一部の対応する画素としては、正解画像データにおいて他の画素に対して、観察角度によって大幅に異なる特徴的な光のパターンの部分が選択されて用いられる。
また、類似度算出部110は、撮像画像データ及び正解画像データのピクセルの全て、あるいは一部の対応するピクセルのRGBの数値を適切な色空間に変換した後、色空間のユークリッド距離の二乗値を加算し、この加算結果の逆数を、類似度を示す数値として出力する構成としても良い。この場合も平均二乗誤差を用いた場合と同様に、類似度の数値が大きいほど、撮像画像データと正解画像データとは類似している。
上述したように、類似度算出部110は、画像データ記憶部113における真贋判定用撮像画像データテーブルの判定画像データ識別情報に順次対応して、各撮像画像データと撮像画像データに対応する正解画像データとの類似度を求める。そして、類似度算出部110は、求めた類似度を、この類似度を求めた撮像画像データの撮像画像データ識別情報に対応させて、画像データ記憶部113における真贋判定用撮像画像データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
また、撮像画像データを撮像した際における照明光の強度が正解画像データに対応していない場合、単純な画素の比較ができない。
このため、所定の画素間におけるRGBの色味で評価、すなわち撮像画像データの所定の画素間におけるR/G(Rの階調度及びGの階調度との比)と、撮像画像データの所定の画素間に対応する正解画像データの画素間におけるR/Gとの平均二乗誤差を算出して、照明光の強度の差を吸収させて、高い精度の類似度を示す数値を算出するように構成しても良い。所定の画素間とは、2点の画素PA及び画素PBを組としておき、画素PAのRの階調度を、画素PBのGの階調度で除算した比として、R/Gを求める。また、R/Gのみでなく、B/G(Bの階調度及びGの階調度との比)を組合わせて用いても良い。ここで、所定の画素間とは、予めR/GやB/Gが大きくなる画素の組合せを設定させておく。
真贋判定部111は、画像データ記憶部113における真贋判定用撮像画像データテーブルの全ての判定画像データ識別情報に対応する類似度を読み出す。そして、真贋判定部111は、読み出した全ての判定画像データ識別情報に対応する類似度各々と、予め設定されている類似閾値と比較する。類似閾値は、任意の角度(後述する角度範囲内の角度)で撮像した撮像画像データと、撮像画像データの観察角度に対応して求めた正解画像データとの類似度を複数の異なる観察角度で算出し、同一観察角度毎において撮像画像データと正解画像データとの類似度を超える数値となるような実験値として予め求められて設定されている。観察角度毎に異なる類似閾値が求められており、真贋判定部111は、観察角度に対応した類似閾値を用いて、偽造防止媒体の真贋判定処理を行う。
また、真贋判定部111は、一枚から複数枚における撮像画像データの類似度を求め、一枚でも類似度が類似閾値未満であれば、その偽造防止媒体が貼付されている貼付体(真贋判定対象)を偽である(贋物である)と判定する。一方、真贋判定部111は、一枚から複数枚における撮像画像データの類似度を求め、全ての類似度が類似閾値以上であれば、偽造防止媒体が貼付されている貼付体(真贋判定対象)を真である(本物である)と判定する。
表示部112は、例えば液晶ディスプレイであり、自身の表示画面に対して画像を表示する。
画像データ記憶部113は、すでに説明した撮像画像データ、正解画像データ、撮像画像データテーブル、真贋判定用撮像画像データテーブル及び観察対象形状枠テーブルの各々が書き込まれて記憶されている。
また、撮像制御部102は、撮像時において、偽造防止媒体を撮像する際の観察角度が予め設定された角度範囲に入っているか否かの判定を行う。ここで、角度範囲とは、回折格子やホログラムにおいて、異なる観察角度によって、それぞれ異なる色あるいは光のパターンを観察することができる角度の範囲を示している。この角度範囲に観察角度が入っていない場合、対応する色あるいは光のパターンが撮像された正解画像データを高い精度で生成することができず、偽造防止媒体の真贋判定を精度良く行うことができない。
このとき、撮像制御部102は、撮像部101の撮像方向である観察角度を、観察対象形状画像生成部105に対して推定させる。そして、撮像制御部102は、観察対象形状画像生成部105が推定した観察角度が角度範囲に入っている場合に撮像処理における角度条件を満たし、一方、推定された観察角度が角度範囲に入っていない場合に撮像処理における角度条件を満たさないとする表示を表示部112の表示画面に表示し、ユーザに対
して角度範囲の観察角度に調整することを促す。
また、撮像制御部102は、撮像する際の撮像部101が、正解画像データと比較可能な品質を有する撮像画像データを撮像する撮像条件を満足しているか否かの判定を行う。撮像条件として、撮像部101における焦点距離が、座標変換式を作成した際に用いられた焦点距離と同様か否かを検出する。そして、撮像制御部102は、現在設定されている焦点距離が座標変換式を作成した際に用いた焦点距離と同様の場合に撮像処理における撮像条件を満たし、一方、現在設定されている焦点距離が座標変換式を作成した際に用いた焦点距離と異なっている場合に撮像処理における撮像条件を満たさないとする表示を表示部112の表示画面に表示し、ユーザに対して焦点距離を調整することを促す。また、撮像条件における露光条件対して、照明の有無あるいは照明の強度を必要に応じて加える構成としても良い。
また、撮像制御部102は、撮像条件として、撮像部101における露光条件を設定する際、輝度ヒストグラムを生成する。撮像制御部102は、各画素の階調度の分布を示すものであり、撮像画像データにおける階調度の分布が高階調度側あるいは低階調度側に偏っていないか否かの判定において、生成した輝度ヒストグラムを用いている。例えば、輝度ヒストグラムにおける階調度の分布が低階調度側に偏っている場合、すなわち、階調度が「0」から「255」の256段階で表現されており、撮像画像データにおける階調度「0」近傍の画素が多い場合、撮像画像データに黒つぶれが発生して正解画像データとの比較が行えなくなる。一方、輝度ヒストグラムにおける階調度の分布が高階調度側に偏っている場合、すなわち撮像画像データにおける階調度「255」近傍の画素が多い場合、撮像画像データに白飛びが発生して正解画像データとの比較が行えなくなる。
このため、輝度ヒストグラムの分布が、階調度が「0」から「255」の範囲の中央近傍に存在するように、露光条件を設定する必要がある。
撮像制御部102は、輝度ヒストグラムの階調度の分布に基づき、照明の調整が必要か否かの判定を行う。撮像制御部102は、黒つぶれが発生することが推定され、輝度ヒストグラムの分布を高階調度側にシフトさせる照明の調整が必要な場合、露光制御部103に対して照明部104の撮像時における偽造防止媒体の照明を所定の強度で行わせる(例えばフラッシュ光を撮像方向に照射させる)。また、撮像制御部102は、真贋判定装置1が露光制御部103及び照明部104を有していない場合、ユーザに対して必要な光強度の照明を偽造防止媒体に対して照射することを促す表示を表示部112の表示画面に表示する。
一方、撮像制御部102は、白飛びが発生することが推定され、輝度ヒストグラムの分布を低階調度側にシフトさせる照明の調整が必要な場合、露光制御部103に対して照明部104の撮像時における偽造防止媒体の照明を行わせないあるいは所定の強度で行わせる。また、撮像制御部102は、ユーザに対して必要な光強度の照明を偽造防止媒体に対して照射するため、現在の偽造防止媒体周囲の照明の強度を低下させることを促す表示を表示部112の表示画面に表示する。
上述の処理において、輝度ヒストグラムの分布状態と、分布状態に対応する露光条件や照明の強度などの制御条件と、を記載した露光制御テーブルを作成し、画像データ記憶部113に対して予め書き込んでおく構成としても良い。この場合、撮像制御部102は、撮像する撮像画像データの輝度ヒストグラムのパターンに類似する輝度ヒストグラムを画像データ記憶部113における露光制御テーブルから検索し、撮像する撮像画像データの露光条件や照明の強度などの制御条件の情報を読み出し、この制御条件を上述したように表示部112の表示画面に表示する。
また、露光制御部103に対して照度センサを設け、この照度センサにより測定される照度により、露光条件や照明の照度を設定するようにしても良い。ここで、照度と、照度に対応する露光条件や照明の強度などの制御条件と、を記載した露光制御テーブルを作成し、画像データ記憶部113に対して予め書き込んでおく構成としても良い。この場合、撮像制御部102は、撮像画像データを撮像する際の照度に対応させて、画像データ記憶部113における露光制御テーブルから検索し、撮像する撮像画像データの露光条件や照明の強度などの制御条件の情報を読み出し、この制御条件を上述したように表示部112の表示画面に表示する。
図3は、スマートフォンなどにおける偽造防止媒体の真贋判定対象に対する真贋判定の処理の動作例を示すフローチャートである。以下、真贋判定のアプリケーションプログラムがユーザにより実行された場合の動作を説明する。
(ステップS1)
撮像制御部102は、観察対象形状画像表示部106に対し、偽造防止媒体を撮像するための観察対象形状枠100を、表示部112の表示画面に表示することを指示する。
これにより、観察対象形状画像表示部106は、画像データ記憶部113の観察対象形状枠テーブルから観察対象形状枠100を読み出す。
(ステップS2)
観察対象形状画像表示部106は、画像データ記憶部113の観察対象形状枠テーブルから読み出した観察対象形状枠100を、表示部112の表示画面に表示する。
ここで、識別装置が複数の種類の偽造防止媒体の真贋判定に対応している場合、観察対象形状画像表示部106は、真贋判定が行える複数の種類の偽造防止媒体(すなわちカードの種類)の一覧表を表示部112の表示画面に表示し、ユーザにいずれかを選択するように促す構成としても良い。この場合、観察対象形状画像表示部106は、一覧表の各種類に対応付けられた観察対象形状枠識別情報により、ユーザが選択した種類の偽造防止媒体に対応する観察対象形状枠100を表示部112の表示画面に表示する。この場合、複数の種類に対応した観察対象形状枠は、それぞれを識別する観察対象形状枠識別情報とともに、画像データ記憶部113に予め書き込まれて記憶されている。
(ステップS3)
撮像制御部102は、撮像部101が撮像する偽造防止媒体の撮像画像を、観察対象形状枠100が表示されている表示部112に対し、スルー画像500として表示する。
(ステップS4)
ユーザは、表示部112において、観察対象形状画像表示部106が表示する観察対象形状枠100の画像の外周部(外周を示す線分の画像)と、撮像部101が撮像して表示される偽造防止媒体のスルー画像(撮像部101の撮像対象の画像である表示画像データ)の外周部との位置合わせを行う。
また、偽造防止媒体の外周が四角形の形状であり、観察対象形状枠100が4角形の各頂点(4頂点)の画像である場合、ユーザは、観察対象形状枠100の各頂点と、偽造防止媒体のスルー画像の各頂点とを重ならせるように、撮像部101の撮像方向及び位置の調整を行う。
(ステップS5)
次に、形状類似度算出部107は、観察対象形状枠100の画像の外周部と、偽造防止媒体のスルー画像の外周部と、において、対応する画素(座標点)の距離の平均二乗誤差を求め、この平均二乗誤差を形状誤差とし、この形状誤差の逆数を形状類似度として、撮像判定部108に対して出力する。
(ステップS6)
そして、撮像判定部108は、形状類似度が予め設定されている形状閾値以上か否かの判定を行う。このとき、撮像判定部108は、形状類似度が形状閾値以上である場合、処理をステップS7へ進める。一方、撮像判定部108は、形状類似度が形状閾値未満である場合、処理をステップS4へ進める。
(ステップS7)
撮像判定部108は、形状類似度が形状閾値以上と判定すると、撮像制御部102に対して撮像を行う指示を出力する。
これにより、撮像制御部102は、撮像部101が撮像している撮像対象の撮像画像データを入力し、画像データ記憶部113に対して書き込んで記憶させる。また、撮像制御部102は、撮像画像データを書き込んだアドレスを示す撮像画像データアドレスと、この撮像画像データに対応する観察対象形状枠の観察対象形状枠識別情報とを、撮像画像データに付与した撮像画像データ識別情報とともに、画像データ記憶部113の撮像画像データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
(ステップS8)
真贋判定部111は、撮像画像データと正解画像データとの類似度を基に、撮像画像データの真贋判定を行う。
(ステップS9)
真贋判定部111は、撮像画像データに撮像された偽造防止媒体の真贋判定の結果を、表示部112に表示する。
図4は、図3の真贋判定S8の処理の動作例を説明するフローチャートである。
(ステップS11)
正解画像生成部109は、真贋判定用撮像画像データテーブルを参照し、真贋判定対象の撮像画像データ識別情報の示す観察対象形状枠の観察角度及び観察位置の情報を、画像データ記憶部113の観察対象形状枠テーブルから読み出す。
次に、正解画像生成部109は、撮像に用いた観察対象形状枠に対応する観察角度及び観察位置の情報に基づき、この観察対象形状枠に対応する撮像画像データと比較する正解画像データを生成し、画像データ記憶部113に対して、生成した正解画像データを書き込んで記憶させる。また、正解画像生成部109は、正解画像データを書き込んだアドレスを示す正解画像データアドレスを撮像画像データ識別情報とともに、画像データ記憶部113の真贋判定用撮像画像データテーブルに対して書き込んで記憶させる。
(ステップS12)
次に、類似度算出部110は、画像データ記憶部113の撮像画像データテーブルから、真贋判定を行う撮像画像データの撮像画像データアドレスを読み出す。
また、類似度算出部110は、画像データ記憶部113の真贋判定用撮像画像データテーブルから、真贋判定を行う撮像画像データの撮像画像識別情報に対応する正解画像データアドレスを読み出す。
そして、類似度算出部110は、撮像画像データアドレス及び正解画像データアドレスの各々により、撮像画像データアドレス、正解画像データアドレスそれぞれを画像データ記憶部113から読み出す。
(ステップS13)
次に、類似度算出部110は、撮像画像データ及び正解画像データの各々の類似度を、例えば画素毎の輝度値の平均二乗誤差を全ての画素(あるいは予め設定した特徴点)にお
いて加算し、平均二乗誤差の逆数を類似度として算出する。
次に、類似度算出部110は、算出した類似度を、画像データ記憶部113の真贋判定用撮像画像データテーブルに対し、判定対象の撮像画像データを示す撮像画像データ識別情報に対応させ、書き込んで記憶させる。
(ステップS14)
真贋判定部111は、画像データ記憶部113から判定対象の撮像画像データに対応する類似閾値を読み出し、画像データ記憶部113の真贋判定用撮像画像データテーブルから判定対象の撮像画像データの類似度を読み出す。
次に、真贋判定部111は、読み出した類似度が類似閾値以上か否かの判定を行う。このとき、真贋判定部111は、類似度が類似閾値以上である場合、処理をステップS15へ進める。一方、真贋判定部111は、類似度が類似閾値未満である場合、処理をステップS16へ進める。
(ステップS15)
真贋判定部111は、判定対象の偽造防止媒体が真(正品)であることを示す表示画像を生成する。
(ステップS16)
真贋判定部111は、判定対象の偽造防止媒体が贋(偽造品・複製、すなわち不正品)であることを示す表示画像を生成する。
以上の様にして、スマートフォンなどの撮像装置を備えた真贋判定装置を用いて撮像した画像データを処理することで、偽造防止媒体の真贋判定を実施することが可能である。
本発明の真贋判定方法は、偽造防止媒体の貼付体を、固定具4を使用して固定したスマートフォン3を使用して、偽造防止媒体2が貼付された貼付体1を少なくとも2つの角度から撮像することにより取得した画像データに基づいて、上記で説明した真贋判定技術を用いて、真贋判定を行う方法である。
本発明の真贋判定方法は、固定具により固定したスマートフォン3を使用するため、スマートフォンなどの簡易撮像装置を傾けて、偽造防止媒体の観察角度を変えながら、強い回折光が観察される観察角度を探索しながら撮像する作業が不要である。そのため、専門知識を持っていない作業者であっても容易に真贋判定が可能である。
1・・・真贋判定装置
2・・・偽造防止媒体
3・・・固定したスマートフォン
4・・・固定具
10・・・(偽造防止媒体の)貼付体
101・・・撮像部
102・・・撮像制御部
103・・・露光制御部
104・・・照明部
105・・・観察対象形状画像生成部
106・・・観察対象形状画像表示部
107・・・形状類似度算出部
108・・・撮像判定部
109・・・正解画像生成部
110・・・類似度算出部
111・・・真贋判定部
112・・・表示部
113・・・画像データ記憶部

Claims (3)

  1. 偽造防止媒体を貼付した貼付体であって、
    偽造防止媒体を、少なくとも2つの角度から観察可能に載置することができる複数の固定手段を備えていることを特徴とする偽造防止媒体の貼付体。
  2. 前記固定手段が貼付体の底面であることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止媒体の貼付体。
  3. 請求項1または2に記載の偽造防止媒体の貼付体を、固定具により固定したスマートフォンを使用して撮像し、真贋判定を行う方法であって、
    少なくとも2つの角度から偽造防止媒体を撮像する工程を備えていることを特徴とする真贋判定方法。
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