JP2019036109A - 動画分類システム及び動画分類方法 - Google Patents

動画分類システム及び動画分類方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが動画ファイルに対して適切なタグを認識することができる動画分類システムを提供する。【解決手段】動画分類システムSは、表示部11と、入力部12と、各々にタグが付与されている複数の参照動画ファイルを格納する記憶部21と、表示処理部22とを備える。表示部11は、対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを表示する第1領域と、第1領域に第1アニメーションを表示した状態で、参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示する第2領域とを有する。表示処理部22は、認識したタグが付与されている参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示させる。【選択図】図1

Description

動画ファイルに分類用のタグを付与するための動画分類システム及び動画分類方法に関する。
近年、情報処理端末及びそれにより実行されるプログラムの進歩に伴い、専門的な知識を有していない個人であっても、アニメーションを作製することが容易になりつつある。しかし、的確に所望のアニメーションを作製するためには、未だにある程度の専門的な知識が要求される。
本件出願人は、その状況に鑑み、サンプルとして予め用意されている複数のアニメーションのうちの1つを選択するだけで、その選択したアニメーションに含まれる動作パターンを対象となる画像に適用して、容易に所望のアニメーションを作製することができる動画作製システムを提案している(特願2017−090381号明細書参照)。
そのようなアニメーションに関するプログラムファイル(以下、「動画ファイル」という。)の分類の方法としては、各々のファイルに対して、そのファイルの内容に関連するキーワード等のタグを付与し、そのタグに基づいてファイルの分類を行う方法がある。
タグの付与を補助するためのシステムとしては、タグの付与対象となるファイルに関する画像(例えば、そのファイルが画像ファイルであればその画像そのもの)を参照しつつ、付与するタグを検討することができるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−137829号公報
ところで、アニメーションは、所定の時点における静止画像が同じであっても、アニメーションとしては全く別の内容を表している場合がある。例えば、ある一点から模様が広がっていくアニメーションの場合、全く同じように模様が変化するものであっても、その変化の速度の違い等によって、爆発、膨張、破裂、開花等の種々様々な表現がなされることがある。
ここで、特許文献1に記載のシステムは、ファイルにタグを付与する際に、ユーザが参照するものとして、そのファイルに関連するサムネイル、アイコン等(すなわち、静止画像)を表示するように構成されている。
しかし、所定の時点における静止画像だけではアニメーションの特徴を十分に把握することが難しいので、そのシステムを用いてアニメーション(ひいては、そのアニメーションに対応する動画ファイル)にタグを付与する場合には、ユーザが適切なタグを認識しにくいという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが動画ファイルに対して適切なタグを認識することができる動画分類システム及び動画分類方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の動画分類システムは、
対象動画ファイルに分類用のタグを付与するための動画分類システムであって、
複数の領域を有する表示部と、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、各々に少なくとも1つの前記タグが付与されている複数の参照動画ファイルを格納している記憶部と、前記表示部に表示する内容を決定する表示処理部とを備え、
前記表示部は、前記入力部を介して入力された前記対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを表示する第1領域と、前記第1領域に前記第1アニメーションを表示した状態で、前記参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示する第2領域とを有し、
前記表示処理部は、前記入力部を介して入力された前記タグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを前記記憶部から取得し、取得した該参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションを、前記第2領域に表示させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の動画分類方法は、
対象動画ファイルに分類用のタグを付与するための動画分類方法であって、
入力部を介して入力された前記対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを、表示部の第1領域に表示する第1表示工程と、
各々に少なくとも1つの前記タグが付与されている複数の参照動画ファイルのうちから、前記入力部を介して入力された前記タグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを取得する参照動画ファイル取得工程と、
前記第1領域に前記第1アニメーションが表示されている状態で、取得した前記参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを、前記表示部の第2領域に表示させる第2表示工程とを備えていることを特徴とする。
このように、本発明の動画分類システム及び動画分類方法では、表示部の第1領域に、タグの付与対象である対象動画ファイルに基づく(すなわち、対象動画ファイルを実行することによって生成される)第1アニメーションを表示した状態で、第2領域に、予め記憶部に格納されている参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示している。これにより、ユーザは、2つのアニメーションを直接対比して、それらが似ているか否か等を検討することができる。
また、第2領域に表示される第2アニメーションは、入力されたタグに基づいて決定されている。これにより、ユーザは、第1アニメーションに付与するタグを、付与されているタグの明らかな第2アニメーションを参照しながら検討することができる。具体的には、例えば、第2アニメーションに付与されたタグを、第1アニメーションに適用しても良いか否かを検討することができる。
したがって、本発明の動画分類システム及び動画分類方法によれば、タグを付与する第1アニメーションを確認しながら、付与されているタグの明らかな第2アニメーションを参照することができるので、容易に、第1アニメーション(ひいては、その第1アニメーションに対応する対象動画ファイル)に対して適切なタグを認識することができる。
また、本発明の動画分類システムにおいては、
前記表示部は、前記タグを表示する第3領域を有し、
前記表示処理部は、前記第3領域に表示された前記タグから前記入力部を介して選択された1つのタグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを前記記憶部から取得し、取得した該参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションを、前記第2領域に表示させることが好ましい。
このように、第3領域を設けてタグの候補を提示するように構成すると、付与されるタグのばらつきが抑制されるので、使用されるタグの種類が収束しやすくなる。これにより、タグの付与された動画ファイルの分類が明確なものになる。
また、本発明の動画分類システムにおいては、表示部が第3領域を有する構成の場合、
前記記憶部は、前記対象動画ファイルに付与された前記タグを記憶し、
前記表示処理部は、前記入力部を介して入力された新たな前記対象動画ファイルに前記タグを付与する際に、前記記憶部に記憶されている前記タグを取得し、取得した該タグを、前記第3領域に表示させることが好ましい。
このように、第3領域に表示するタグをユーザの使用履歴に基づくものにすると、付与されるタグのばらつきが抑制されるので、使用されるタグの種類が収束しやすくなる。これにより、タグの付与された動画ファイルの分類がさらに明確なものになる。
また、本発明の動画分類システムにおいては、表示部が第3領域を有する構成の場合、
前記入力部を介して入力された前記対象動画ファイルと、前記記憶部に格納されている複数の前記参照動画ファイルの各々とを比較して一致度を算出し、該一致度が所定の閾値以上となる類似動画ファイルを認識する比較部を備え、
前記表示処理部は、前記第3領域に、前記類似動画ファイルに付与されている前記タグを表示させることが好ましい。
このように、第3領域に表示するタグを動画ファイルの比較に基づいて決定されたものにすると、表示されるタグが予め妥当性の高いものになる。これにより、ユーザが適切なタグを認識するまでのタグの入力の試行回数を抑えることができる。
また、本発明の動画分類システムにおいては、比較部を備え、表示部が第3領域を有する構成の場合、
前記一致度は、前記対象動画ファイルに基づく前記第1アニメーション又は前記参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションの色調、又は、該第1アニメーション又は該第2アニメーションに含まれる動作パターンに基づいて、算出されることが好ましい。
ここで、「動作パターン」とは、アニメーションによって変化する画像の各フレームにおける状態(位置、大きさ、形状、色等)を規定したものである。
アニメーションの要素としては、色調又は動作パターンが重要となる。そこでそれらを算出基準として一致度を算出するようにすると、さらに妥当性の高いタグが表示されやすくなる。
なお、一致度の算出基準としては、色調又は動作パターンの他、アニメーションの尺の長さそのもの、尺の長さに対するアニメーションの変化のタイミング等を用いてもよい。また、アニメーションに音声が付加されている場合には、音声を算出基準として用いてもよい。さらに、それらを組み合わせたものを算出基準として用いてもよい。
また、本発明の動画分類システムにおいては、表示部が第3領域を有する構成の場合、
前記参照動画ファイルには、複数の前記タグが付与され、
前記表示処理部は、前記第2領域に表示された前記第2アニメーションが選択された際に、該第2アニメーションに対応する前記参照動画ファイルに付与されている複数の前記タグのうちの少なくとも1つを、前記第3領域に表示させることが好ましい。
このように構成すると、ユーザは、第2アニメーションに対応する参照動画ファイルに付与された他のタグを容易に認識することができる。これにより、ユーザは、連想するようにしてタグを検討することができるようになるので、さらに容易に適切なタグを認識することができる。
実施形態に係る動画分類システムの構成を示すブロック図。 図1の動画分類システムの表示部に表示される第1段階の画面を示す模式図。 図1の動画分類システムが第1段階で実行する処理を示すフローチャート。 図1の動画分類システムの表示部に表示される第2段階の画面を示す模式図。 図1の動画分類システムが第2段階で実行する処理を示すフローチャート。 図1の動画分類システムの表示部に表示される第3段階の画面を示す模式図。 図1の動画分類システムが第3段階で実行する処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本実施形態に係る動画分類システムS、及び、その動画分類システムSを用いて行われる動画分類方法について説明する。
まず、図1を参照して、動画分類システムSの構成について説明する。
動画分類システムSは、パソコン、タブレット等の独立した情報端末である。動画分類システムSは、ユーザからの入力を受け付けるとともに、ユーザに各種情報を認識させる入出力部1と、入出力部1と情報の送受信が可能であり、その情報に関する各種処理を行う処理部2とで構成されている。
なお、本発明の動画分類システムは、本実施形態の動画分類システムSのようにパソコン、タブレット等の独立した情報端末として構成されているものに限定されるものではない。例えば、入出力を行うユーザ側情報端末と各種処理を行うサーバ側情報端末とを、インターネット等を介して接続して構成されたものであってもよい。
入出力部1は、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等の入力機器によって構成された入力部12と、ユーザに対して視覚を通じて情報を伝達する出力機器(例えば、液晶ディスプレイ等)によって構成された表示部11とを備えている。ユーザが入力部12を介して入力した情報は、処理部2に送信される。送信された情報に基づいて処理部2が行った処理の結果等は、表示部11を介して、ユーザに対して提示される。
ユーザは、入力部12を介して、タグの入力及び選択、並びに、タグ付けの対象となるアニメーションに関するプログラムファイル(以下、「対象動画ファイル」という。)の入力及び選択を行う。動画分類システムSは、この対象動画ファイルに分類用のタグを付与する際に、ユーザが適切なタグを容易に認識することができるようにサポートを行うためのものである。
ここで、「動画ファイル」とは、アニメーションに関するプログラムファイルのことをいう。また、「タグ」とは、ユーザが動画ファイルを分類するに際し、その動画ファイルに付与するキーワードをいう。
処理部2は、CPU、RAM、ROM、インターフェース回路等を含む1つ又は複数の電子回路ユニットにより構成されている。
処理部2は、実装されたハードウェア構成又はプログラムにより実現される機能として、複数種類のタグ及び複数の動画ファイルが格納されている記憶部21と、表示部11に表示する内容を決定する表示処理部22と、動画ファイルを比較してそれらの一致度を算出する比較部23とを備えている。
記憶部21に格納されている動画ファイルは、後述する動画分類方法において、ユーザが参照するためのアニメーションに関するプログラムファイル(以下、「参照動画ファイル」という。)である。その参照動画ファイルの各々には、少なくとも1つのタグが付与されている。
記憶部21に格納されている参照動画ファイル及びタグは、システムの提供者によって予め用意されたものの他、ユーザが作製し登録したものであってもよい。例えば、ユーザが作製した参照動画ファイルを、インターネット等を介して共有できるように構成されていてもよい。
表示処理部22は、入力部12を介して入力された対象動画ファイル及びタグ、又は、表示処理部22自体が記憶部21から取得した参照動画ファイル及びタグに基づいて、表示部11に表示させるアニメーション及びタグを決定する。
比較部23は、入力部12を介して入力された対象動画ファイルと、記憶部21に格納されている参照動画ファイルの各々とを比較して一致度を算出し、その一致度が所定の閾値以上となる参照動画ファイル(以下、「類似動画ファイル」という。)を認識する。一致度の算出基準としては、動画ファイルに基づくアニメーションの色調又は動作パターンを用いている。
ここで、「一致度」とは、対象動画ファイルと参照動画ファイルとの類似の度合いを示す値であり、この値が高いほど、比較された動画ファイル同士が似ていることになる。また、「動作パターン」とは、アニメーションによって変化する画像の各フレームにおける状態(位置、大きさ、形状、色等)を規定したものである。
一致度の算出基準として色調又は動作パターンを用いている理由は、それらがアニメーションの要素として重要な要素であるためである。
なお、一致度の算出基準としては、色調又は動作パターンの他、アニメーションの尺の長さそのもの、尺の長さに対するアニメーションの変化のタイミング等を用いてもよい。また、アニメーションに音声が付加されている場合には、音声を算出基準として用いてもよい。さらに、それらを組み合わせたものを算出基準として用いてもよい。
次に、図2を参照して、表示部11を介してユーザに提示される表示画面3について説明する。
表示画面3は、アニメーションを表示する第1領域31及び第2領域32と、付与するタグの候補を表示する第3領域33と、入力部12を介して入力されたタグが表示される入力領域34とを備えている。
第1領域31は、ユーザによって入力された対象動画ファイルに基づく(すなわち、対象動画ファイルを実行することによって生成される)アニメーション(以下、「第1アニメーション」という。)を表示する領域である。
第2領域32は、表示処理部22が取得した参照動画ファイルに基づくアニメーション(以下、「第2アニメーション」という。)を表示する領域である。
第2領域32は、第1領域31に隣接して設けられている。第2領域32には、第1領域31に第1アニメーションが表示された状態で、第2アニメーションが表示可能となっている。これにより、ユーザは、第1領域31に表示されている第1アニメーションと第2領域32に表示されている第2アニメーションとを同時に認識できるように(すなわち、第1アニメーションと第2アニメーションとを直接対比可能に)なっている。
第2領域32には、複数の第2アニメーションが表示可能となっている。これは、複数の第2アニメーションを同時に参照して、第1アニメーションと第2アニメーションとの対比を、効率良く行うことができるようにするためである。
ただし、本発明の第2領域は、表示した第2アニメーションを、第1領域に表示されている第1アニメーションと対比できるように表示できるものであればよい。そのため、第2領域に、第2アニメーションを1つのみ表示可能に構成してもよい。また、第1領域に第2領域を隣接して配置する他、それらを重畳して配置してもよい。
第3領域33は、動画分類システムSがユーザに対して提案するタグの候補を提示する領域である。第3領域33に表示されたタグは、入力部12を介して、ユーザが選択可能となっている(図4参照)。
入力領域34は、ユーザが入力部12を介して入力したタグを表示するタグ表示領域34aと、検索ボタン34bと、決定ボタン34cとを有している。タグ表示領域34aには、キーボード等で入力されたタグ、又は、第3領域33で選択されたタグが表示される。
タグ表示領域34aにタグが表示された状態で検索ボタン34bが選択されると、表示処理部22が、記憶部21からそのタグが付与されている参照動画ファイルを取得して、その参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを第2領域32に表示させる。
タグ表示領域34aにタグが表示され、且つ、第1領域に第1アニメーションが表示された状態で決定ボタン34cが選択されると、記憶部21が、その第1アニメーションに対応する対象動画ファイルをそのタグとともに(すなわち、対象動画ファイルにタグを付与して)、記憶する。
次に、図1〜図7を参照して、動画分類システムSが行う処理(すなわち、動画分類方法)について説明する。図3、図5及び図7は、動画分類システムSが行う処理を示すフローチャートである。
まず、図1〜図3を参照しつつ、ユーザが対象動画ファイルに付与するタグの検討を開始する段階(第1段階)における処理を説明する。
第1段階における処理としては、まず、処理部2の表示処理部22は、入出力部1の入力部12を介してユーザが入力した対象動画ファイルを認識し、その対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを、入出力部1の表示部11の第1領域31に表示させる(図3/STEP11)。
このSTEP11における処理が、第1表示工程である。なお、ユーザによる対象動画ファイルの入力方法としては、対象動画ファイルの格納場所を直接指定する方法の他、第1領域31に、対象動画ファイルをドラッグ及びドロップする方法等であってもよい。
次に、処理部2の比較部23は、対象動画ファイルと処理部2の記憶部21に格納されている複数の参照動画ファイルの各々とを比較して、それらの一致度を算出し、所定の閾値以上の一致度を有する参照動画ファイル(すなわち、類似動画ファイル)を認識する(図3/STEP12)。
具体的には、例えば、対象動画ファイルに基づくアニメーションが、一点から模様が広がっていくという動作パターンを含む花の開花のようなものであった場合には、その動作パターンを基準として、比較部23が比較を行い、花火、爆発、膨張、破裂といった同様の動作パターンを含むアニメーションに対応する参照動画ファイルを検索する。
次に、表示処理部22は、比較部23が認識した類似動画ファイルを記憶部21から取得し、取得した類似動画ファイルに基づく第2アニメーションを、表示部11の第2領域32に表示する(図3/STEP13)。
次に、表示処理部22は、類似動画ファイルに付与されているタグを認識し、そのタグを表示部11の第3領域33に表示して、第1段階における処理を終了する(図3/STEP14)。
上記のSTEP12〜STEP14における処理は、予め妥当性の高いタグを第3領域33に表示することによって、ユーザが適切なタグを認識するまでのタグの入力の試行回数を抑えることができるようにするための処理である。そのため、タグを付与する動画ファイルの内容がある程度限定されている場合等には、この処理は省略してもよい。
なお、このSTEP12〜STEP14における処理に代わり、記憶部21に格納されている参照用動画ファイルを、ランダムで選択し又は格納順序に応じて選択し、その参照用動画ファイルに基づく第2アニメーション及びタグを表示するようにしてもよい。また、類似動画ファイルに基づくアニメーションのみ又は類似動画ファイルに付与されているタグのみを表示してもよい。
ところで、動画分類システムSを用いて対象動画ファイルに対するタグの付与を複数回行っている場合、記憶部21には、前回以前に用いられた対象動画ファイル及びそれに付与されたタグが格納されている。そこで、STEP12〜STEP14における処理に代わり、前回以前に用いられた対象動画ファイルに付与されたタグ(すなわち、ユーザの使用履歴に基づくタグ)を第3領域33に表示するようにしてもよい。
次に、図1、図4及び図5を参照しつつ、ユーザが対象動画ファイルに付与するタグを検討する段階(第2段階)における処理を説明する。
第2段階における処理としては、まず、表示処理部22は、ユーザが入力部12を介して入力したタグを認識する(図5/STEP21)。
具体的には、例えば、表示処理部22は、第3領域33に列挙されたタグの候補からユーザが選択したタグ、又は、入力部12を介して入力領域34のタグ表示領域34aにユーザが直接入力したタグを、認識する。
次に、表示処理部22は、認識したタグと同一のタグが付与されている参照動画ファイルを記憶部21から取得する(図5/STEP22)。
このSTEP22における処理が、参照動画ファイル取得工程である。なお、動画分類システムSでは、参照動画ファイルに複数のタグが付与されており、そのうちの1つと認識したタグが一致している場合には、その参照動画ファイルも取得するように構成されている。
しかし、取得する参照動画ファイルの選択はこのような方法に限定されるものではない。例えば、タグを複数入力可能に構成した場合には、そのタグの全てが付与されている参照動画ファイルのみを取得するようにしてもよい。また、類似するタグ(例えば、同じ意味を有するカタカナ表記のタグとアルファベット表記のタグ)を、同一のタグとみなして、参照動画ファイルを取得してもよい。
次に、表示処理部22は、取得した参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを、類似動画ファイルに基づく第2アニメーションに代わり、第2領域32に表示して、第2段階における処理を終了する(図5/STEP23)。
このSTEP23における処理が、第2表示工程である。なお、新たな第2アニメーションを表示するに際し、既に表示されている第2アニメーションの表示を停止しなくてもよい。
ただし、そのように構成する場合には、新たに表示された第2アニメーションの表示位置を、既に表示されている第2アニメーションの表示位置よりも、第1アニメーションと対比しやすい表示位置に調整することが好ましい。例えば、第2領域内の第1領域に隣接する部分(例えば、左列の1段目及び2段目等)に表示することが好ましい。
このように、動画分類システムSでは、表示画面3の第1領域31に、タグの付与対象である対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを表示した状態で、第2領域32に、予め記憶部21に格納されている参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示している。これにより、ユーザは、2つのアニメーションを直接対比して、それらが似ているか否か等を検討することができる。
また、第2領域32に表示される第2アニメーションは、入力されたタグに基づいて決定されている。これにより、ユーザは、第1アニメーションに付与するタグを、付与されているタグの明らかな第2アニメーションを参照しながら検討することができる。具体的には、例えば、第2アニメーションに付与されたタグを、第1アニメーションに適用しても良いか否かを検討することができる。
次に、図1、図6及び図7を参照しつつ、ユーザが、第2段階で提示されたタグが第1アニメーションに適切ではないと判断した場合等に、対象動画ファイルに付与するタグをさらに検討する段階(第3段階)における処理を説明する。
第3段階における処理としては、まず、表示処理部22は、ユーザが入力部12を介して、第2領域32に表示されている複数の第2アニメーションのうちから選択した第2アニメーションに対応する参照動画ファイルを認識する(図7/STEP31)。
具体的には、例えば、表示処理部22は、第2領域32に列挙された第2アニメーションから、ユーザがクリックして選択した第2アニメーション(図6においては、左列の上から2段目)を認識する。
次に、表示処理部22は、認識した参照動画ファイルに付与されているタグを、記憶部21から取得する(図7/STEP32)。
次に、表示処理部22は、取得したタグを、第3領域に表示して、第3段階における処理を終了する(図7/STEP33)。
このような第3段階における処理を実行すると、選択された第2アニメーションに対応する参照動画ファイルに複数のタグが付与されていた場合には、ユーザは、その参照動画ファイル付与された他のタグを容易に認識することができる。これにより、ユーザは、連想するようにしてタグを検討することができる。
なお、当然のことながら、STEP21〜STEP23における処理、及び、STEP31〜STEP33における処理は、ユーザが適切と判断するタグを認識できるまで、繰り返し実行されてもよい。
そして、ユーザによって付与すべきタグが入力され(すなわち、タグ表示領域34aにタグが表示され)、且つ、第1領域に第1アニメーションが表示された状態で、ユーザによって決定ボタン34cが選択されると、記憶部21は、その第1アニメーションに対応する対象動画ファイルをそのタグとともに(すなわち、対象動画ファイルにタグを付与して)、格納する。これにより、動画分類システムSを用いた対象動画ファイルに対するタグの付与が終了する。
以上説明したように、動画分類システムS及びそれにより実行される動画分類方法によれば、タグを付与する第1アニメーションを確認しながら、付与されているタグの明らかな第2アニメーションを参照することができる。これにより、ユーザは、容易に、第1アニメーション(ひいては、その第1アニメーションに対応する対象動画ファイル)に対して適切なタグを認識することができる。
また、動画分類システムS及びそれにより実行される動画分類方法では、第3領域33を設け、タグの候補を提示するように構成している。その結果、動画分類システムSでは、付与されるタグのばらつきが抑制されるので、使用されるタグの種類が収束しやすくなっている。これにより、タグの付与された動画ファイルの分類が、明確なものになっている。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、表示画面3に付与するタグの候補を表示する第3領域33を設け、第1領域31に表示されている第1アニメーションに対応する対象動画ファイルに付与すべきタグを提案する構成となっている。
しかし、本発明の動画分類システムはそのような構成に限定されるものではなく、第1領域に、第1アニメーションを表示するとともに、第2領域に、選択されたタグが付与されている参照動画ファイルに基づく第2アニメーションが表示されるものであればよい。そのため、第3領域を省略してもよい。
1…入出力部、2…処理部、3…表示画面、11…表示部、12…入力部、21…記憶部、22…表示処理部、23…比較部、31…第1領域、32…第2領域、33…第3領域、34…入力領域、34a…タグ表示領域、34b…検索ボタン、34c…決定ボタン、S…動画分類システム。

Claims (7)

  1. 対象動画ファイルに分類用のタグを付与するための動画分類システムであって、
    複数の領域を有する表示部と、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、各々に少なくとも1つの前記タグが付与されている複数の参照動画ファイルを格納している記憶部と、前記表示部に表示する内容を決定する表示処理部とを備え、
    前記表示部は、前記入力部を介して入力された前記対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを表示する第1領域と、前記第1領域に前記第1アニメーションを表示した状態で、前記参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを表示する第2領域とを有し、
    前記表示処理部は、前記入力部を介して入力された前記タグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを前記記憶部から取得し、取得した該参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションを、前記第2領域に表示させることを特徴とする動画分類システム。
  2. 請求項1に記載の動画分類システムにおいて、
    前記表示部は、前記タグを表示する第3領域を有し、
    前記表示処理部は、前記第3領域に表示された前記タグから前記入力部を介して選択された1つのタグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを前記記憶部から取得し、取得した該参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションを、前記第2領域に表示させることを特徴とする動画分類システム。
  3. 請求項2に記載の動画分類システムにおいて、
    前記記憶部は、前記対象動画ファイルに付与された前記タグを記憶し、
    前記表示処理部は、前記入力部を介して入力された新たな前記対象動画ファイルに前記タグを付与する際に、前記記憶部に記憶されている前記タグを取得し、取得した該タグを、前記第3領域に表示させることを特徴とする動画分類システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の動画分類システムにおいて、
    前記入力部を介して入力された前記対象動画ファイルと、前記記憶部に格納されている複数の前記参照動画ファイルの各々とを比較して一致度を算出し、該一致度が所定の閾値以上となる類似動画ファイルを認識する比較部を備え、
    前記表示処理部は、前記第3領域に、前記類似動画ファイルに付与されている前記タグを表示させることを特徴とする動画分類システム。
  5. 請求項4に記載の動画分類システムにおいて、
    前記一致度は、前記対象動画ファイルに基づく前記第1アニメーション又は前記参照動画ファイルに基づく前記第2アニメーションの色調、又は、該第1アニメーション又は該第2アニメーションに含まれる動作パターンに基づいて、算出されることを特徴とする動画分類システム。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の動画分類システムにおいて、
    前記参照動画ファイルには、複数の前記タグが付与され、
    前記表示処理部は、前記第2領域に表示された前記第2アニメーションが選択された際に、該第2アニメーションに対応する前記参照動画ファイルに付与されている複数の前記タグのうちの少なくとも1つを、前記第3領域に表示させることを特徴とする動画分類システム。
  7. 対象動画ファイルに分類用のタグを付与するための動画分類方法であって、
    入力部を介して入力された前記対象動画ファイルに基づく第1アニメーションを、表示部の第1領域に表示する第1表示工程と、
    各々に少なくとも1つの前記タグが付与されている複数の参照動画ファイルのうちから、前記入力部を介して入力された前記タグを認識した際に、認識した該タグが付与されている前記参照動画ファイルを取得する参照動画ファイル取得工程と、
    前記第1領域に前記第1アニメーションが表示されている状態で、取得した前記参照動画ファイルに基づく第2アニメーションを、前記表示部の第2領域に表示させる第2表示工程とを備えていることを特徴とする動画分類方法。
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