JP2019036101A - 管理プログラム、管理方法及び管理装置 - Google Patents

管理プログラム、管理方法及び管理装置 Download PDF

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Ryota Ikai
陵太 井開
亨 戸口
Toru Toguchi
亨 戸口
慎太郎 木田
Shintaro Kida
慎太郎 木田
英輔 犬束
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英輔 犬束
秀昭 黒川
Hideaki Kurokawa
秀昭 黒川
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Toshio Tanaka
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Abstract

【課題】適切な情報の管理を行うことを目的としている。【解決手段】所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図8

Description

本発明は、管理プログラム、管理方法及び管理装置に関する。
近年では、教育現場等において、生徒の成績に関する情報を共有して管理するシステムが知られている。
従来のシステムでは、例えば、成績に関する情報の入力が終了した段階で入力を禁止することで、共有する情報の改ざんが行われないようにしている。また、従来のシステムでは、例えば、成績に関する情報に、誤りや欠落がある場合には、承認者からの承認を受けると、情報の修正が許容される。
特開2001−75949号公報
従来では、一人の生徒の成績に関する情報の修正が許容されると、他の生徒に対する、成績に関する情報の修正も許容されるようになる。このため、従来では、誤って、別の生徒の成績に関する情報が修正される可能性や、修正と同時に改ざんが行われる可能性がある。
1つの側面では、本発明は、適切な情報の管理を行うことを目的としている。
一つ態様では、所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、処理をコンピュータに実行させる。
上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、各処理を実現する手順としても良く、各処理をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
適切な情報の管理を行うことができる。
第一の実施形態の管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の成績データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の通知表データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の指導要録データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の入力状態データベース240の一例を示す図である。 第一の実施形態の管理装置の機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の管理処理部の処理を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態の管理処理部の処理を説明する第二のフローチャートである。 第一の実施形態の選択一覧画面の一例を示す図である。 第一の実施形態のテスト結果情報の表示例を示す図である。 第一の実施形態の通知表情報の表示例を示す図である。 第一の実施形態の指導要録情報の表示例を示す図である。 第二の実施形態の通知表情報を作成する処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態のテスト結果情報の表示例を示す図である。 第二の実施形態の通知表情報の表示例を示す図である。 第三の実施形態の管理装置の機能構成を説明する図である。 第三の実施形態の管理処理部の処理を説明するフローチャートである。
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の管理システム100は、管理装置200と、端末装置300−1、300−2と、を有する。管理装置200と端末装置300−1、300−2は、ネットワークを介して接続される。
本実施形態の管理システム100は、例えば、学校等に設置され、管理装置200と、端末装置300−1、300−2によって、各生徒の成績に関する情報が共有される。
端末装置300−1、300−2は、教師によって利用される端末である。また、図1の例では、端末装置300−1は、主に、承認者への承認を申請する申請者によって利用される端末装置300とした。また、図1の例では、端末装置300−2は、主に、申請に対する承認を行う承認者によって利用される端末装置300とした。
尚、図1の例では、管理システム100は、端末装置300−1、300−2が1台ずつ含まれるものとしたが、これに限定されない。管理システム100は、端末装置300−1、300−2のそれぞれが複数台含まれていても良いし、端末装置300−1が端末装置300−2を兼ねていても良い。
本実施形態の管理システム100において、管理装置200は、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230、入力状態データベース240、管理処理部250を有する。
本実施形態の管理処理部250は、例えば、端末装置300−1から、生徒の成績に関する情報の入力を受け付けると、成績データベース210に格納する。また、管理処理部250は、端末装置300−1から、通知表や指導要録の作成要求を受け付けると、成績データベース210を参照して生徒毎の通知表を示す情報や指導要録を示す情報を作成し、通知表データベース220や指導要録データベース230に格納する。また、管理処理部250は各生徒の成績に関する情報に対して、入力が規制されているか否かを示す情報を入力状態データベース240に格納する。
尚、指導要録とは、幼児、児童、生徒、学生の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記録し、その後の指導及び外部に対する証明等に役立たせるための原簿となるものである。
また、管理処理部250は、例えば、端末装置300−1から、選択された情報を確定させるための申請(確定要求)を受けて、端末装置300−2に対して、情報の確定の承認を求める承認要求を通知する。
そして、管理処理部250は、端末装置300−2から、承認の通知を受け付けると、端末装置300−1において選択された情報に対して、修正や更なる情報の入力を規制する。言い換えれば、管理処理部250は、選択された情報を確定させる。
また、本実施形態の管理処理部250は、端末装置300−1から、特定の生徒が選択され、入力の規制を解除するための申請(解除要求)を受け付けると、解除の申請を端末装置300−2に通知する。そして、管理処理部250は、端末装置300−2から、解除要求に対する承認を受け付けると、選択された生徒の成績に関する情報の修正や、更なる情報の入力に対する規制を解除し、修正や情報の入力を許容する。
より具体的には、例えば、管理処理部250は、1学級分の各生徒の通知表が作成され、通知表に対する確定要求が成されると、この学級の全生徒の成績に関する情報の修正や、更なる情報の入力を、一括して規制する。
また、管理処理部250は、成績に関する情報が確定された学級において選択された生徒について、入力の規制を解除するための解除要求に対する承認を受けると、選択された生徒の成績に関する情報のみ、入力の規制を解除する。したがって、端末装置300−1では、選択された生徒に対してのみ、情報の修正や、更なる情報の入力が許容される。
このように、本実施形態によれば、適切な情報の管理を行うことができる。尚、以下の説明では、端末装置300−1、300−2を区別しない場合には、端末装置300と呼ぶ場合がある。
以下に、本実施形態の管理装置200について、さらに説明する。図2は、第一の実施形態の管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の管理装置200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含む情報処理装置である。
入力装置21は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置22は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置27は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
管理プログラムは、管理装置200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。管理プログラムは例えば記憶媒体28の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。管理プログラムを記録した記憶媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、管理プログラムは、管理プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置23にセットされると、記憶媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた管理プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、インストールされた管理プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、管理装置200の起動時に補助記憶装置24から管理プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された管理プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
本実施形態の端末装置300のハードウェア構成は、管理装置200と同様であるから、説明を省略する。尚、端末装置300は、例えば、タブレット型の端末装置や、スマートフォン等であっても良く、入力装置21と出力装置22との代わりに、タッチパネル等により実現される表示操作装置を有していても良い。
次に、図3乃至図6を参照して、管理装置200の有する各データベースについて説明する。尚、図1の例では、各データベースが管理装置200に設けられるものとしたが、これに限定されない。図3乃至図6に示す各データベースは、管理装置200の外部の記憶装置等に設けられていても良い。また、各データベースは、管理装置200に設けられる場合には、補助記憶装置24やメモリ装置25等に設けられても良い。
図3は、第一の実施形態の成績データベースの一例を示す図である。本実施形態の成績データベース210は、評定テーブル211、評価テーブル212、テスト結果テーブル213を有する。
本実施形態の評定テーブル211は、各生徒について、学期毎に設けられる。言い換えれば、評定テーブル211には、生徒を識別するための情報と、学期を示す情報とが対応付けられている。
評定テーブル211は、情報の項目として、教科と、評定とを有し、両者は応付けられている。項目「教科」の値は、各教科を示し、項目「評定」の値は、対応する学期において、確定された成績を示す。
図3に示す評定テーブル211は、例えば、5年3組の氏名「AA aa」の1学期の教科毎の評定を示している。このとき、生徒を識別するための情報は、「5年3組の氏名「AA aa」」であり、学期を示す情報は、「1学期」である。以下の説明では、評定テーブル211において、項目「教科」の値と項目「評定」の値と、を含む情報を評定情報と呼ぶ。
評価テーブル212は、評定テーブル211における教科毎に設けられる。言い換えれば、評価テーブル212は、生徒を識別するための情報と、学期を示す情報と、教科を示す情報と、が対応付けられる。
評価テーブル212は、情報の項目として、観点、評価、算出を有し、それぞれが対応付けられている。
項目「観点」の値は、学習状況を分析的に見るための観点を示す。項目「評価」の値及び項目「算出」の値は、成績データベース210に格納された各テーブルに基づき、あるロジックにしたがって算出される。
図3に示す評価テーブル212では、例えば、5年3組の氏名「AA aa」の1学期の国語の評価を示している。
5年3組の氏名「AA aa」は、国語の観点「意欲・関心・態度」については、評価「A」、算出「A」であり、観点「話す・聞く」については、評価「A」、算出「A」であることがわかる。以下の説明では、評価テーブル212において、項目「観点」の値と、項目「評価」の値と、項目「算出」の値と、を含む情報を、評価情報と呼ぶ。
テスト結果テーブル213は、評定テーブル211における教科のテスト毎に設けられる。言い換えれば、評価テーブル212は、生徒を識別するための情報と、学期を示す情報と、教科を示す情報と、行われたテストを識別する情報とが対応付けられる。図3のテスト結果テーブル213は、例えば、5年3組の氏名「AA aa」の1学期の国語の中間テストの結果を示している。
テスト結果テーブル213は、情報の項目として、観点、点数、合計を有し、両者は対応付けられている。本実施形態では、例えば、テストの問題毎に観点が対応付けられており、観点毎に点数が算出される。
項目「観点」の値は、テストの問題毎に対応付けられた観点を示す。項目「点数」の値は、観点と対応付けられた問題を正答したとき加算される点数を示す。項目「合計」の値は、点数の合計点を示す。
図3の例では、テスト結果テーブル213は、5年3組の氏名「AA aa」の1学期の国語の中間テストの結果を示している。この中間テストでは、観点「関心」と対応する点数は16点であり、観点「書く」と対応する点数は2点であり、観点「知識」と対応する点数は19点であり、合計点が37点である。
以下の説明では、テスト結果テーブル213における項目「観点」の値、「点数」の値、「合計」の値を含む情報をテスト結果情報と呼ぶ。
次に、図4を参照して、通知表データベース220について説明する。図4は、第一の実施形態の通知表データベースの一例を示す図である。
本実施形態の通知表データベース220は、学年・学級の教科毎に設けられる。言い換えれば、通知表データベース220は、学年・学級を示す情報と、教科を示す情報とが対応付けられている。
また、本実施形態の通知表データベース220は、例えば、管理処理部250により、成績データベース210に基づき通知表が作成されたときに、生成された情報が追加され、更新されても良い。
図4に示す通知表データベース220では、学年・学級を示す情報として、「5年3組」、教科を示す情報として、「国語」が対応付けられている。
通知表データベース220は、情報の項目として、学年・学級、生徒氏名、番号、1学期、2学期を有する。
項目「1学期」及び項目「2学期」には、項目「観点」に含まれる項目「関心・意欲・態度」と、項目「話す・聞く」とが対応付けられている。また、項目「関心・意欲・態度」と、項目「話す・聞く」と、には、項目「算出」と項目「評価」とが対応付けられている。
また、通知表データベース220において、項目「生徒氏名」の値は、生徒の氏名を示し、項目「番号」の値は、学級内において生徒を識別するための番号である。項目「番号」の値は、例えば、出席番号等である。
以下の説明では、通知表データベース220において、項目「学年・学級」、項目「生徒氏名」、項目「番号」の値と、各学期と対応付けられた項目の値と、を含む情報を、通知表情報と呼ぶ。つまり、本実施形態の通知表情報は、各生徒について、学期及び
教科毎に管理される。
次に、図5を参照して、指導要録データベース230について説明する。図5は、第一の実施形態の指導要録データベースの一例を示す図である。
本実施形態の指導要録データベース230は、学年・学級の教科毎に設けられる。言い換えれば、指導要録データベース230は、学年・学級を示す情報と、教科を示す情報とが対応付けられている。
また、本実施形態の指導要録データベース230は、例えば、管理処理部250により、成績データベース210に基づき、指導要録が作成されたときに、生成された情報が追加されて更新されても良い。
指導要録データベース230は、情報の項目として、学年・学級、生徒氏名、番号、1学期、2学期を有する。
項目「1学期」及び項目「2学期」には、項目「算出」と項目「評定」とが対応付けられている。
以下の説明では、指導要録データベース230において、項目「学年・学級」、項目「生徒氏名」、項目「番号」の値と、各学期と対応付けられた項目の値と、を含む情報を、指導要録情報と呼ぶ。つまり、本実施形態の指導要録情報は、各生徒について、学期及び教科毎に管理される。
次に、図6を参照して、第一の実施形態の入力状態データベース240について説明する。図6は、第一の実施形態の入力状態データベース240の一例を示す図である。
本実施形態の入力状態データベース240は、情報の項目として、学年・学級、生徒氏名、番号、成績データベース、通知表データベース、指導要録データベースを有する。
項目「成績データベース」、項目「通知表データベース」、項目「指導要録データベース」のそれぞれは、項目「入力状態」と、項目「ステータス」とが対応付けられている。
項目「入力状態」の値が、対応するデータベースに対する情報の入力が規制されているか否かを示す。項目「ステータス」の値は、対応するデータベースの情報のステータスを示す。
例えば、図6では、項目「成績データベース」と対応する項目「入力状態」において、5年3組の氏名「AA aa」と対応する値は、「入力規制中」である。したがって、図6の状態では、成績データベース210において、5年3組の氏名「AA aa」と対応する情報の入力と変更が規制されていることがわかる。
また、項目「成績データベース」と対応する項目「ステータス」において、5年3組の氏名「AA aa」と対応する値は、「確定」である。したがって、図6の状態では、成績データベース210において、5年3組の生徒氏名「AA aa」と対応する情報が確定されていることがわかる。
例えば、図6では、項目「成績データベース」と対応する項目「入力状態」において、5年3組の氏名「BB bb」と対応する値は、「入力規制中」であり、項目「ステータス」において、5年3組の生徒氏名「BB bb」と対応する値は、「申請中」である。したがって、図6の状態では、成績データベース210において、5年3組の生徒氏名「BB bb」と対応する情報は、確定要求がなされ、承認者による承認待ちの状態であることがわかる。
また、例えば、図6では、項目「通知表データベース」と対応する項目「入力状態」において、5年3組の生徒氏名「EE ee」と対応する値は、「入力許容中」である。したがって、図6に示す状態では、通知表データベース220において、5年3組の生徒氏名「EE ee」と対応する情報の入力が許容されていることがわかる。
また、項目「通知表データベース」と対応する項目「ステータス」において、5年3組の生徒氏名「EE ee」と対応する値は、「未申請」である。したがって、図6の状態では、通知表データベース220において、5年3組の生徒氏名「EE ee」と対応する情報に対する確定要求が行われていないことがわかる。
以下の説明では、図6に示す入力状態データベース240における各項目の値を含む情報を、入力状態情報と呼ぶ。
次に、図7を参照して、本実施形態の管理装置200の機能について説明する。図7は、第一の実施形態の管理装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の管理装置200において、管理処理部250は、管理装置200の演算処理装置26が、メモリ装置25等に記憶された管理プログラムを読み出して実行することで実現される。
本実施形態の管理処理部250は、入力受付部251、出力部252、通知表作成部253、指導要録作成部254、宛先表示部255、要求通知部256、入力規制部257、入力許容部258、取り消し部259、データベース更新部260を有する。
入力受付部251は、管理装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、例えば、入力受付部251は、管理装置200の各データベースに対する情報を確定させるための確定要求、入力の規制を解除するための解除要求等の入力を受け付ける。また、入力受付部251は、例えば、情報を確定させる対象となる生徒の選択や、入力の解除の対象となる生徒の選択を受け付ける。
出力部252は、端末装置300に対する各種の出力を行う。具体的には、端末装置300−1に表示させる生徒のテスト結果情報の入力画面や、確定要求や解除要求を行うための画面の画面データ等を出力しても良い。また、出力部252は、例えば、端末装置300−2に対して、確定要求や解除要求に対する承認を求める通知等を出力しても良い。
通知表作成部253は、通知表情報の作成指示を受けると、成績データベース210を参照して通知表情報を作成し、通知表データベース220に格納する。尚、本実施形態では、通知表情報は、成績データベース210に格納された各種の情報から作成されれば良く、どのような方法で作成されても良い。
また、本実施形態の通知表作成部253は、通知表情報の作成の際に、直前の学期の通知表情報との比較結果を通知表情報に含めるようにした。通知表作成部253による通知表情報の作成の詳細は後述する。
指導要録作成部254は、指導要録情報を作成し、指導要録データベース230に格納する。尚、本実施形態では、指導要録情報は、成績データベース210に格納された各種の情報から作成されれば良く、どのような方法で作成されても良い。
宛先表示部255は、確定要求や解除要求の送信先となる端末装置300−2の宛先の一覧を表示させる。尚、端末装置300−2の宛先は、例えば、図示しないユーザデータベース等に格納されていても良い。
要求通知部256は、端末装置300−1から受け付けた確定要求や解除要求に対する承認を求める通知を、宛先表示部255によって表示された宛先の一覧において、選択された宛先へ通知する。
入力規制部257は、確定要求を受け付けて、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230において、選択された生徒と対応する情報の入力と変更の受け付けを禁止する。また、入力規制部257は、確定要求を受けたときや、確定要求が承認されたとき等に、入力状態データベース240の各データベースのステータスを変更する。
入力許容部258は、解除要求と、解除要求に対する承認と、を受けて、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230において、選択された生徒と対応する情報の入力と変更の受け付けを許容する。また、入力許容部258は、解除要求が承認されたとき、入力状態データベース240の各データベースのステータスを変更する。
取り消し部259は、端末装置300−2において、確定要求や解除要求の承認が却下された場合に、端末装置300−1において、却下が受け容れられると、却下された確定要求や解除要求を取り消す。また、取り消し部259は、確定要求を取り消した場合、入力状態データベース240における該当する情報のステータスを更新する。
データベース更新部260は、上述した各部の処理に応じて、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230、入力状態データベース240を更新する。
次に、図8乃至図10を参照して、本実施形態の管理処理部250の処理について説明する。
図8は、第一の実施形態の管理処理部の処理を説明する第一のフローチャートである。
本実施形態の管理処理部250は、入力受付部251により、選択一覧画面の表示要求を受け付けると、出力部252により、選択一覧画面を端末装置300−1に表示させる(ステップS801)。尚、出力部252は、選択一覧画面の画面データを端末装置300−1に出力しても良いし、端末装置300−1を選択一覧画面の画面データが格納された場所にアクセスさせても良い。選択一覧画面の詳細は後述する。
続いて、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−1から、選択一覧画面における生徒の選択と、確定要求とを受け付けたか否かを判定する(ステップS802)。
ステップS802において、生徒の選択と確定要求とを受け付けない場合、入力受付部251は、端末装置300−1から、生徒の選択と、解除要求とを受け付けたか否かを判定する(ステップS803)。ステップS803において、生徒の選択と解除要求とを受け付けた場合、管理処理部250は、後述する図9のステップS901へ進む。
ステップS803において、生徒の選択と解除要求とを受け付けない場合、ステップS801へ戻る。
ステップS802において、生徒の選択と、確定要求とを受け付け場合、宛先表示部255は、承認先となる宛先の一覧を表示させ、入力受付部251は、承認先となる宛先の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS804)。ステップS804において、宛先が選択されない場合、入力受付部251は、宛先の選択を受け付けるまで待機する。
ステップS804において、宛先の選択を受け付けると、管理処理部250は、要求通知部256により、ステップS804で選択された宛先が示す端末装置300−2に対し、端末装置300−1から受け付けた確定要求を通知する(ステップS805)。
尚、本実施形態の確定要求には、選択された生徒を特定するための情報が含まれていても良い。具体的には、確定要求には、生徒の学年・学級や、生徒氏名等が含まれても良い。
続いて、管理処理部250は、入力規制部257により、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230における、選択された生徒と対応する情報の入力を一括して規制する(ステップS806)。
より具体的には、入力規制部257は、成績データベース210において、選択された生徒と対応する評定テーブル211、評価テーブル212、テスト結果テーブル213に対する修正や、更なる情報の入力(追加)を禁止する。
また、入力規制部257は、通知表データベース220において、選択された生徒と対応する通知表情報に対する修正や、更なる情報の入力を禁止する。また、入力規制部257は、指導要録データベース230において、選択された生徒と対応する指導要録情報に対する修正や、更なる情報の入力を禁止する。
続いて、入力規制部257は、入力状態データベース240を更新する(ステップS807)。具体的には。入力規制部257は、選択された生徒と対応する入力状態情報における、各データベースの項目「入力状態」の値を入力規制中とし、項目「ステータス」の値を「申請中」とする。
続いて、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−2から、確定要求に対する承認を示す通知を受け付けたか否かを判定する(ステップS808)。
ステップS808において、承認を示す通知を受け付けると、入力規制部257は、入力状態データベース240を更新し(ステップS809)、処理を終了する。具体的には、入力規制部257は、選択された生徒と対応する入力状態情報における、各データベースの項目「入力状態」の値を入力規制中とし、項目「ステータス」の値を「申請中」から「確定」に更新する。
ステップS808において、承認を受け付けない場合、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−2から、確定要求を却下することを示す通知を受け付けたか否かを判定する(ステップS810)。ステップS810において、却下の通知を受け付けていない場合、管理処理部250は、処理を終了する。
ステップS810において、却下の通知を受け付けた場合、入力規制部257は確定要求を行った端末装置300−1に対し、確定要求が却下されたことを通知する(ステップS811)。
続いて、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−1から、確定要求の取り下げ要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS812)。ステップS812において、取り下げ要求を受け付けない場合、管理処理部250は、処理を終了する。
ステップS812において、取り下げ要求を受け付けた場合、管理処理部250は、取り消し部259により、確定要求を取り消す(ステップS813)。
続いて、入力規制部257は、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230における、選択された生徒と対応する情報の入力の規制を一括して解除する(ステップS814)。
続いて、入力規制部257は、入力状態データベース240の状態を更新し(ステップS815)、処理を終了する。具体的には、取り消し部259は、選択された生徒と対応する入力状態情報における、各データベースの項目「入力状態」の値を入力規制中とし、項目「ステータス」の値を「申請中」から「未申請」に更新する。
次に、図9を参照して、管理処理部250が、端末装置300−1から解除要求を受け付けた場合の処理について説明する。
図9は、第一の実施形態の管理処理部の処理を説明する第二のフローチャートである。
本実施形態の管理処理部250は、ステップS803において、生徒の選択と解除要求とを受け付けた場合、宛先表示部255により、承認先となる宛先の一覧を表示させ、入力受付部251は、承認先となる宛先の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS901)。
ステップS901において、宛先が選択されない場合、入力受付部251は、宛先の選択を受け付けるまで待機する。ステップS901において、宛先の選択を受け付けると、管理処理部250は、要求通知部256により、解除要求を選択された宛先が示す端末装置300−2へ通知する(ステップS902)。
尚、本実施形態の解除要求には、選択された生徒を特定するための情報が含まれていても良い。具体的には、確定要求には、生徒の学年・学級や、生徒氏名等が含まれても良い。
続いて、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−2から、解除要求に対する承認を示す通知を受け付けたか否かを判定する(ステップS903)。
ステップS903において、承認を示す通知を受け付けない場合、管理処理部250は、後述するステップS906へ進む。
ステップS903において、承認を示す通知を受け付けると、入力許容部258は、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230における、選択された生徒と対応する情報の入力の規制を解除する(ステップS904)。
より具体的には、入力許容部258は、成績データベース210において、選択された生徒と対応する評定テーブル211、評価テーブル212、テスト結果テーブル213に対する情報の入力又は修正を許容させる。また、入力許容部258は、通知表データベース220において、選択された生徒と対応する通知表情報に対する修正や、更なる情報の入力を許容させる。また、入力許容部258は、指導要録データベース230において、選択された生徒と対応する指導要録情報に対する修正や、更なる情報の入力を許容させる。
続いて、入力許容部258は、入力状態データベース240を更新し(ステップS905)、処理を終了する。具体的には。入力許容部258は、選択された生徒と対応する入力状態情報における、各データベースの項目「入力状態」の値を入力許容中とし、項目「ステータス」の値を「未申請」とする。
ステップS903において、承認を受け付けない場合、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−2から、解除要求を却下することを示す通知を受け付けたか否かを判定する(ステップS906)。ステップS906において、却下の通知を受け付けていない場合、管理処理部250は、処理を終了する。
ステップS906において、却下の通知を受け付けた場合、入力許容部258は解除要求を行った端末装置300−1に対し、解除要求が却下されたことを通知する(ステップS907)。
続いて、管理処理部250は、入力受付部251により、端末装置300−1から、解除要求の取り下げ要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS908)。ステップS908において、取り下げ要求を受け付けない場合、管理処理部250は、処理を終了する。
ステップS908において、取り下げ要求を受け付けた場合、管理処理部250は、取り消し部259により、解除要求を取り消し(ステップS909)、図8のステップS801へ戻る。
次に、図10乃至図13を参照して、本実施形態の管理処理部250の処理について、具体的に説明する。
図10は、第一の実施形態の選択一覧画面の一例を示す図である。図10に示す画面101は、端末装置300−1に表示された選択一覧画面の一例を示している。
画面101は、生徒の成績に関する各種の情報を端末装置300−1の利用者に選択させるための画面である。
画面101には、選択欄102、検索ボタン103、クリアボタン104、選択欄105、出力ボタン106、選択欄107、出力ボタン108、解除要求ボタン109、一覧表示欄110が含まれる。
選択欄102は、年度と、学年・学級と、学期を選択させるための欄である。検索ボタン103は、管理装置200に対し、選択欄102で選択された年度、学年・学級、学期における、生徒の成績に関する情報の検索要求を行うためのボタンである。クリアボタン104は、選択欄102で選択された条件をクリアするためのボタンである。
選択欄105は、選択欄102で選択された年度と、学年・学級と、学期において、出力される情報の種類を選択するための欄である。本実施形態では、選択欄105で選択される情報の種類は、指導要録情報や、テスト結果情報であっても良い。
出力ボタン106は、選択欄105で選択された情報を、管理装置200から出力させるためのボタンである。例えば、本実施形態では、出力ボタン106が操作されると、選択欄105により選択された種類の情報が管理装置200から出力され、端末装置300−1に表示されても良い。
また、出力ボタン106は、選択欄105で選択された情報の作成や集計を指示するためのボタンとして機能しても良い。
管理装置200は、例えば、選択欄110で生徒が選択され、選択欄105で指導要録情報が選択された場合、出力ボタン106が操作されると、指導要録作成部254により、選択された生徒の指導要録情報を作成しても良い。
また、管理装置200は、例えば、選択欄110で生徒が選択され、選択欄105でテスト結果情報が選択された場合、出力ボタン106が操作されると、成績データベース210に格納されたテスト結果の集計や表示等を行っても良い。
選択欄107は、通知表に関する選択欄であり、通知表のフォーマットや、出力する通知表の範囲を選択するための欄である。
出力ボタン108は、選択欄107で選択された通知表情報を管理装置200に出力させるためのボタンである。また、出力ボタン108は、選択欄107で選択された情報の確定要求を行うためのボタンとして機能しても良い。例えば、本実施形態では、選択欄107において情報が選択され、出力ボタン108が操作されると、選択欄110で選択された生徒と対応する通知表情報に対して、確定要求が管理装置200に送信されても良い。
また、出力ボタン108は、通知表情報の作成を指示するためのボタンとして機能しても良い。管理装置200は、選択欄110で生徒が選択され、出力ボタン108が操作されると、通知表作成部253により、選択された生徒の通知表情報を作成し、通知表情報が作成されると、確定要求が行われたものとして、承認先の一覧を端末装置300−1に表示させても良い。
解除要求ボタン109は、選択欄110において選択された生徒に対する入力の規制の解除要求を行うためのボタンである。
選択欄110は、情報に対する確定要求や解除要求を行う生徒を選択させるための欄である。選択欄110には、生徒を選択するためのチェックボックスと、各データ生徒と対応する情報のステータスとを含む。
以下に、図11を参照して、テスト結果情報が出力された場合について説明する。図11は、第一の実施形態のテスト結果情報の表示例を示す図である。
図11に示す画面111は、テスト結果情報が表示された画面の例を示す。画面111は、例えば、図10に示す画面101において、選択欄105でテスト結果情報が選択され、選択欄110で生徒が選択されて、出力ボタン106が操作されると、端末装置300−1の画面に表示されても良い。
画面111は、表示欄112、テスト結果表示欄113、保存ボタン114を含む。
表示欄112は、表示されているテスト結果情報と対応するテストを特定する情報が表示させる、テスト結果表示欄113は、表示欄112に表示されたテストと対応するテスト結果情報が表示される。
尚、本実施形態の画面111は、テスト結果情報の表示例を示す画面でもあるが、テストの結果を入力するための入力画面としても機能する。本実施形態では、例えば、端末装置300−1において、テストの結果の点数が、テスト結果表示欄113の該当する欄に入力され、保存ボタン114が操作されると、入力された情報が、テスト結果情報として成績データベース210に格納される。
また、テスト結果表示欄113には、生徒毎に、テスト結果情報のステータスを示すステータス表示欄115が含まれる。
ステータス表示欄115には、入力状態データベース240のステータスと対応するマークが表示される。言い換えれば、本実施形態では、入力状態データベース240における成績データベース210のステータスに応じて、ステータス表示欄115に、異なる表示態様のマークが表示される。
具体的には、本実施形態では、例えば、ステータスが「確定」であることを示すマークをチェックマークとし、ステータスが「申請中」であることを示すマークを(申)とし、ステータスが未申請であることを示す場合は、マークを表示させないようにした。
図11の例では、学年・学級「5年3組」の生徒氏名「AA aa」と対応するステータス表示欄115には、チェックマークが表示されている。したがって、成績データベース210において、生徒氏名「AA aa」のテスト結果情報は、確定しており、テスト結果情報の入力又は変更が規制されていることがわかる。
また、図11では、学年・学級「5年3組」の生徒氏名「EE ee」と対応するステータス表示欄115は、マークが表示されておらず、空欄である。したがって、生徒氏名「EE ee」のテスト結果情報に対して、確定要求は行われておらず、成績データベース210において、学年・学級「5年3組」の生徒氏名「EE ee」に対するテスト結果情報の更なる入力又は変更(修正)が許容されていることがわかる。
次に、図12を参照して、通知表情報が出力された場合について説明する。図12は、第一の実施形態の通知表情報の表示例を示す図である。
図12に示す画面121は、選択欄122、123、124と、通知表表示欄125と、保存ボタン126と、を含む。
選択欄122は、学年・学級を選択させるものであり、選択欄123は、教科を選択させるものであり、選択欄124は、学期を選択させるものである。
通知表表示欄125には、画面101の選択欄110で選択された生徒の通知表情報が表示される。尚、本実施形態の画面121は、通知表情報の表示例を示す画面でもあるが、通知表情報を入力するための入力画面としても機能する。
本実施形態では、例えば、端末装置300−1において、通知表の評価等が、通知表表示欄125の該当する欄に入力され、保存ボタン126が操作されると、入力された情報が、通知表情報として成績データベース210に格納される。
また、通知表表示欄125は、通知表情報のステータスを示すステータス表示欄127が含まれる。
ステータス表示欄127は、画面111のステータス表示欄115と同様に、入力状態データベース240のステータスに合わせたマークが表示される。
図12の例では、学年・学級「5年3組」の生徒氏名「AA aa」と対応するステータス表示欄127にチェックマークが表示されている。したがって、通知表データベース220において、生徒氏名「AA aa」の通知表情報は確定しており、更なる入力又は変更(修正)が規制されていることがわかる。
次に、図13を参照して、指導要録情報が出力された場合について説明する。図13は、第一の実施形態の指導要録情報の表示例を示す図である。
図13に示す画面131は、選択欄132、133、134と、指導要録表示欄135と、保存ボタン136と、を含む。
選択欄132は、学年・学級を選択させるものであり、選択欄133は、教科を選択させるものであり、選択欄134は、学期を選択させるものである。
指導要録表示欄135には、画面101の選択欄110で選択された生徒の指導要録情報が表示される。尚、本実施形態の画面131は、指導要録情報の表示例を示す画面でもあるが、指導要録情報を入力するための入力画面としても機能する。
本実施形態では、例えば、端末装置300−1において、指導要録の評定等が、指導要録表示欄135の該当する欄に入力され、保存ボタン136が操作されると、入力された情報が、指導要録情報として成績データベース210に格納される。
また、指導要録表示欄135は、指導要録情報のステータスを示すステータス表示欄137が含まれる。
ステータス表示欄137は、画面111のステータス表示欄115と同様に、入力状態データベース240のステータスに合わせたマークが表示される。
図13の例では、学年・学級「5年3組」の生徒氏名「AA aa」と対応するステータス表示欄137にチェックマークが表示されている。したがって、指導要録データベース230において、生徒氏名「AA aa」の指導要録情報は確定しており、更なる情報の入力又は変更が規制されていることがわかる。
以下に、図10乃至図13を参照して、さらに、管理処理部250の処理について説明する。
本実施形態の管理装置200は、例えば、端末装置300−1から、選択一覧画面の表示要求を受け付けると、画面101を端末装置300−1に表示させる。
このとき、画面101の選択欄110には、5年3組の全生徒の生徒氏名が表示されているものとし、端末装置300−1において、選択欄110に表示された5年3組の全生徒が選択され、出力ボタン108が操作されたとする。
すると、管理装置200は、端末装置300−1に、確定要求の承認先の宛先の一覧を端末装置300−1に表示させる。そして、管理装置200は、端末装置300−1から、承認先の宛先の選択を受けて、5年3組の全生徒の通知表情報の確定要求を、選択された宛先となる端末装置300−2に通知する。
管理装置200は、確定要求を端末装置300−2に通知すると、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230において、5年3組の全生徒の通知表情報に対する入力を規制する。
すると、入力状態データベース240では、5年3組の全生徒について、各データベースと対応する入力状態の値が「入力規制中」となり、ステータスの値が「申請中」となる。
この状態で、例えば、5年3組の生徒のテスト結果情報や通知表情報、指導要録情報が出力され、端末装置300−1に表示された場合、ステータス表示欄には、(申)のマークが表示される。
また、管理装置200は、端末装置300−2から、確定要求を承認したことを示す通知を受けると、入力状態データベース240における、5年3組の全生徒の各データベースと対応するステータスの値を「確定」とする。
したがって、この状態で、例えば、5年3組の生徒のテスト結果情報や通知表情報、指導要録情報が出力され、端末装置300−1に表示された場合、ステータス表示欄には、チェックマークが表示される。
このように、本実施形態では、例えば、複数の人(生徒)が所属するグループ(隔年・学級)を選択し、確定要求と承認先の選択、という所定の操作を行うと、グループについての情報(データ)の変更又は入力が一括して規制される。尚、グループについてのデータとは、例えば、各データベースにおける、ある学年・学級の項目の値であっても良い。
尚、本実施形態では、管理装置200が確定要求を受け、承認先からの承認を受け付けると、入力の規制を行うものとしたが、これに限定されない。管理装置200は、例えば、成績データベース210において、5年3組の全生徒に対するテスト結果の入力が完了すると、確定要求を受け付けたものとしても良い。また、このとき、承認先が予め選択されている場合には、5年3組の全生徒に対するテスト結果の入力が完了すると、自動的に承認先へ確定要求を通知し、5年3組の全生徒に対する情報の入力を規制しても良い。
また、管理装置200は、承認先において、確定要求が承認されずに却下されると、端末装置300−1に却下されたことを通知する。そして、管理装置200は、端末装置300−1から確定要求の取り消しの要求を受け付けると、確定要求を取り消し、5年3組の全生徒の各データベースと対応する入力状態の値を「入力許容中」とし、ステータスの値を「未申請」とする。
尚、本実施形態では、確定要求が却下されて、確定要求が取り消された場合には、入力状態データベース240のステータスの値を「未申請」ではなく、「却下」としても良い。
この状態で、例えば、5年3組の生徒のテスト結果情報や通知表情報、指導要録情報が出力され、端末装置300−1に表示された場合、ステータス表示欄には、マークが表示されず、空欄となる。
このように、本実施形態では、一度入力が規制された情報については、確定要求の要求元となる端末装置300−1から、確定要求の取り消し要求を受け付けるまでは、入力の規制が解除されない。したがって、本実施形態によれば、確定要求が却下された場合でも、確定要求の要求元が、意図的に入力の規制を解除するまで、入力の規制を維持することができ、誤って情報が修正されたり、改竄されたりすることがない。
また、本実施形態の管理装置200は、例えば、端末装置300−1の画面101の選択欄110において、例えば、生徒氏名「AA aa」が選択され、解除要求ボタン109が操作されたとする。
すると、管理装置200は、解除要求の承認先の一覧を端末装置300−1に表示させる。管理装置200は、端末装置300−1において、解除要求の承認先が選択されると、解除要求を選択された承認先へ通知する。このとき、生徒氏名「AA aa」に対する入力の規制は、維持される。
そして、管理装置200は、承認先から、解除要求を承認したことを示す通知を受けると、生徒氏名「AA aa」に対する入力の規制を解除する。つまり、入力状態データベース240では、5年3組の生徒氏名「AA aa」について、各データベースと対応する入力状態の値が「入力許容中」となり、ステータスの値が「未申請」となる。
この状態で、例えば、5年3組の全生徒のテスト結果情報や通知表情報、指導要録情報が出力され、端末装置300−1に表示された場合、生徒氏名「AA aa」のステータス表示欄のみ空欄となり、入力が許容されていることを示す表示態様となる。
このように、本実施形態では、グループに属する第1の人物が選択されて、解除要求(個別の指定)がなされると、第1の人物の情報についてのみ、情報の入力又は変更が許容される。
また、本実施形態では、解除要求がなされた場合でも、この解除要求が承認されるまで、入力の規制が維持される。したがって、本実施形態によれば、例えば、誤って解除要求を行った場合等にも、入力の規制を維持することができる。
さらに、本実施形態では、画面101の選択欄110において選択された生徒毎に、確定要求や解除要求を行うことができる。
したがって、本実施形態によれば、例えば、学期の途中で他の学校に転校していく生徒が存在した場合等には、該当する生徒を選択し、確定要求を行うことで、この生徒についてのみ、情報の入力又は変更を規制することができる。
さらに、例えば、学期末に他の学校から転入してきた生徒の場合、この生徒の成績を評価できない場合がある。本実施形態によれば、このような転入生が存在する場合には、この生徒が転入前に在学していた学校から、成績に関する情報を取得し、この生徒についてのみ、情報の入力と変更を規制することができる。
このように、本実施形態によれば、適切な情報の管理を行うことができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、通知表情報を作成する際に、エラーや見直しが必要と考えられる箇所を検出する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号を付与し、その説明を省略する。
図14は、第二の実施形態の通知表情報を作成する処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の管理処理部250は、入力受付部251により、生徒の選択と、通知表情報の作成指示とを受け付けたか否かを判定する(ステップS1401)。ステップS1401において、受け付けない場合、管理処理部250は、作成指示を受け付けるまで待機する。
ステップS1401において、生徒の指示と、作成指示とを受け付けると、管理処理部250は、通知表作成部253により、成績データベース210のテスト結果テーブル213において、選択された生徒のテスト結果情報を集計する(ステップS1402)。具体的には、通知表作成部253は、テスト結果テーブル213の観点毎の点数の合計点を集計する。
続いて、通知表作成部253は、集計したテスト結果情報において、合計点が満点を超えているテスト結果情報が存在するか否かを判定する(ステップS1403)。ステップS1403において、該当するテスト結果情報が存在しない場合、後述するステップS1405へ進む。
ステップS1403において、該当するテスト結果情報が存在する場合、通知表作成部253は、このテスト結果情報をエラーとして記憶する(ステップS1404)。
尚、観点毎の点数の合計点は、例えば、図11に示す画面111において、テスト結果が入力された際に、自動的に集計されていても良い。また、その場合、合計点が満点を超えるか否かを、集計した時点で判定し、合計点が満点を超えた場合は、このテスト結果情報をエラーとして保持しておけば良い。
続いて、通知表作成部253は、成績データベース210のテスト結果テーブル213を参照し、選択された生徒の通知表情報を作成する(ステップS1405)。通知表情報の作成の手法については、上述した通りである。
続いて、通知表作成部253は、各生徒について、教科毎に、ステップS1405で作成した通知表情報と、前学期の通知表情報とを比較する(ステップS1406)。続いて、通知表作成部253は、比較の結果、前学期よりも評価が一段階下がった項目が存在するか否かを判定する(ステップS1407)。
ステップS1407において、該当する項目が存在しない場合、通知表作成部253は、後述するすステップS1409へ進む。ステップS1407において、該当する項目が存在する場合、通知表作成部253は、該当する項目の表示欄の背景色を青色に指定する(ステップS1408)。
続いて、通知表作成部253は、比較の結果、前学期よりも評価が二段階下がった項目が存在するか否かを判定する(ステップS1409)。ステップS1409において、該当する項目が存在しない場合、通知表作成部253は、後述するステップS1411へ進む。
ステップS1409において、該当する項目が存在する場合、通知表作成部253は、該当する項目の表示欄の背景色を赤色に指定する(ステップS1410)。
続いて、通知表作成部253は、作成した通知表情報を通知表データベース220に格納し(ステップS1411)、処理を終了する。
以下に、図15及び図16を参照して、テスト結果情報と通知表情報の表示例について説明する。
図15は、第二の実施形態のテスト結果情報の表示例を示す図である。図15の例では、テストの満点は50点である。また、観点「関心」の満点は20点であり、観点「書く」の満点は10点であり、観点「知識」の満点は20点である。
図15に示す画面111Aのテスト結果表示欄113Aでは、5年3組の生徒氏名「BB bb」のテスト結果では、観点「書く」の点数に、満点を超えた点数が入力されており、合計点も満点を超えている。したがって、生徒氏名「BB bb」のテスト結果では、合計点の欄が「エラー」として表示される。
また、テスト結果表示欄113Aでは示していないが、満点を超えた点数が入力された観点「書く」の点数の欄にも、「エラー」が表示されても良い。
尚、図15の例は、満点を超えた欄に「エラー」と表示させる例としたが、これに限定されない。本実施形態では、満点を超えた欄が、満点を超えていない欄と異なる表示態様で表示されれば良く、例えば、背景色を異ならせたり、文字の色やフォントを異ならせるようにしても良い。
また、本実施形態では、点数が満点を超える場合をエラーとするものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、例えば、点数が入力されていない場合や、明らかに誤記と思われる値が入力されている場合等にも、エラーとしても良い。
図16は、第二の実施形態の通知表情報の表示例を示す図である。
図16に示す通知表表示欄125Aでは、生徒氏名「AA aa」の通知表情報において、観点「関心・意欲・態度」の項目「算出」と対応付けられた項目「参考」の値が、1学期が「A」であるのに対し、2学期は「B」となり、一段階下がっている。
したがって、通知表表示欄125Aでは、2学期の観点「関心・意欲・態度」の項目「算出」の値の表示欄128−1の背景色が青色で表示される。
尚、項目「参考」の値とは、項目「算出」の値の算出方法とは異なる方法で算出された評価の結果であり、項目「評価」の値を決定する際に参考とされる可能性のある値である。
また、通知表表示欄125Aでは、生徒氏名「AA aa」の通知表情報において、観点「関心・意欲・態度」の項目「評価」の値が、1学期が「A」であるのに対し、2学期は「C」となり、二段階下がっている。
したがって、通知表表示欄125Aでは、2学期の観点「関心・意欲・態度」の項目「評価」の値の表示欄128−2の背景色が赤色で表示される。
同様に、通知表表示欄125Aの生徒氏名「BB bb」の通知表情報において、観点「話す・聞く」の項目「算出」の値が、1学期が「B」であるのに対し、2学期は「C」となり、一段階下がっている。また、通知表表示欄125Aの生徒氏名「BB bb」の通知表情報において、観点「話す・聞く」の項目「評価」の値が、1学期が「A」であるのに対し、2学期は「C」となり、二段階下がっている。
したがって、通知表表示欄125Aでは、生徒氏名「BB bb」の通知表情報らおける観点「話す・聞く」の項目「算出」の値の表示欄129−1の背景色が青色で表示され、項目「評価」の値の表示欄129−2の背景色が赤色で表示される。
本実施形態では、このように、通知表情報の表示において、成績に変化があった場合に、その変化に着目しやすくすることで、その変化が適切であるか否かの検討を促すことができる。
尚、本実施形態では、通知表情報において、項目の値が一段階下がった場合に背景色を青色とし、二段階下がった場合に背景色を赤色とするものとしたが、これに限定されない。本実施形態で、通知表情報において、値が変化した項目と、変化していない項目とをこうなる表示態様で表示させれば良い。また、値の変化が、一段階である項目と、二段階である項目とを、異なる表示態様で表示させれば良い。
さらに、本実施形態では、値の変化が三段階であった場合、四段階であった場合等にも、それぞれに対応した異なる表示態様で表示させても良い。
また、本実施形態では、成績が下がった場合に、該当する項目の背景色を変更するものとしたが、これに限定されない。例えば、成績が上がった場合にも、同様の処理を行っても良い。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、確定要求を受けた情報に応じて、入力を規制するデータベースを選択する点が、第一の実施形態と相違する。よって、第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図17は、第三の実施形態の管理装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の管理処理部250Aは、入力受付部251、出力部252、通知表作成部253、指導要録作成部254、宛先表示部255、要求通知部256、入力規制部257A、入力許容部258、取り消し部259、データベース更新部260、情報判定部261を有する。
本実施形態の入力規制部257Aは、情報判定部261による判定結果に応じたデータベースに対する入力の規制を行う。
情報判定部261は、確定要求が行われた情報の種類を判定し、判定結果せ入力規制部257Aに通知する。
以下に、図18を参照して、第三の実施形態の管理処理部250Aの処理について説明する。
図18は、第三の実施形態の管理処理部の処理を説明するフローチャートである。
図18のステップS1801からステップS1805までの処理は、図8のステップS801からステップS805までの処理と同様であるから、説明を省略する。
管理処理部250Aは、ステップS1805において、承認先の宛先の選択を受け付けると、情報判定部261により、確定要求の対象とされた情報が、テスト結果情報であるか否かを判定する(ステップS1806)。ステップS1806において、確定要求の対象とされた情報が、テスト結果情報である場合、入力規制部257Aは、成績データベース210において、選択された生徒に対する情報の入力と変更を規制し(ステップS1807)、後述するステップS1809へ進む。
ステップS1806において、確定要求の対象とされた情報が、テスト結果情報以外の情報である場合、入力規制部257Aは、成績データベース210、通知表データベース220、指導要録データベース230において、選択された生徒に対する情報の入力と変更を規制する(ステップS1808)。
続いて、入力規制部257Aは、入力状態データベース240を更新する(ステップS1809)。このとき、選択された情報がテスト結果情報であった場合には、入力規制部257Aは、入力状態データベース240のうち、成績データベース210と対応する入力状態のみを「入力規制中」とし、ステータスを「申請中」とすれば良い。
図18のステップS1810からステップS1817までの処理は、図8のステップS808からステップS815までの処理と同様であるから、説明を省略する。
以下に、図10を参照して、本実施形態の管理処理部250Aの処理についてさらに説明する。
本実施形態では、画面101の選択欄105において、テスト結果情報が選択され、選択欄110において、5年3組の全生徒が選択された状態で、出力ボタン106が操作されたとする。
この場合、本実施形態では、確定要求の対象となる情報は、テスト結果情報である。したがって、入力規制部257Aは、テスト結果情報の確定要求に対する承認が承認先へ通知されると、成績データベース210において、5年3組の全生徒に対する情報の入力と変更を規制する。
尚、このとき、例えば、5年3組の2学期の中間テストのテスト結果情報が選択欄105で選択されていた場合には、成績データベース210のテスト結果テーブル213における、2学期の中間テストのテスト結果情報についての入力と変更を規制しても良い。
本実施形態では、このように、テスト結果情報が確定要求の対象とされた場合には、通知表データベース220と指導要録データベース230に対する入力の規制を行わない。このため、本実施形態によれば、例えば、テスト毎にテスト結果情報に対する入力を規制することができる。
尚、上述した各実施形態では、管理システム100は、学校等の教育現場において、生徒の成績に関する情報の管理に用いられるものしたが、これに限定されない。上述した各実施形態は、例えば、学校や企業等における勤怠の情報の管理等に用いられても良い。また、上述した各実施形態は、例えば、団体の情報を管理する場合に適用することができる。具体的には、例えば、団体旅行に参加する人達の個人情報の管理や、各種の団体における住所録やアドレス帳等の管理等にも適用することができる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、
所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、
前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
(付記2)
前記第1の人物は、前記所定のグループに含まれる人物のうち、前記1又は複数の項目においてデータの欠落又は矛盾又はエラーが検出された人物から選択可能である、
ことを特徴とする付記1に記載の管理プログラム。
(付記3)
前記所定の操作は、
前記一括した規制を実行するための承認を要求する操作であり、前記一括した規制は、前記承認が要求された段階で実行され、
前記第1の人物についての個別の指定は、
前記第1の人物に対する前記データの修正又は入力の許容の承認を要求する操作であり、前記データの修正又は入力は、前記許容の要求が承認された段階で、許容される、付記1又は2記載の管理プログラム。
(付記4)
前記所定のグループにおいて、人物の選択を受け付け、
前記選択を受け付けた後に、前記所定の操作が行われた場合、選択された人物について前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至3の何れか一項に記載の管理プログラム。
(付記5)
前記1又は複数の項目に対する選択を受け付け、
前記選択において、特定の項目が選択されると、前記所定の操作に応じて、前記特定の項目についてのみ、更なるデータの修正又は入力の規制を実行する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至4の何れか一項に記載の管理プログラム。
(付記6)
前記修正又は入力が規制された1又は複数の項目についてのデータの表示態様と、前記修正又は入力が許容された1又は複数の項目についてのデータの表示態様と、を異ならせる、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1乃至5の何れか一項に記載の管理プログラム。
(付記7)
前記1又は複数の項目について入力された第一のデータと、前記第一のデータよりも前に、前記1又は複数の項目について入力された第二のデータと、を比較し、
前記第一のデータと前記第二のデータとが異なるデータであったとき、前記第一のデータの表示態様を、前記第二のデータの表示態様と異ならせる、
処理を前記コンピュータに実行させる付記1乃至6の何れか一項に記載の管理プログラム。
(付記8)
コンピュータによる管理方法であって、該コンピュータが、
所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、
所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、
前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、
ことを特徴とする管理方法。
(付記9)
所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容する入力受付部と、
所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行する入力規制部と、
前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する入力許容部と、を有する、
ことを特徴とする管理装置。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 管理システム
200 管理装置
210 成績データベース
220 通知表データベース
230 指導要録データベース
240 入力状態データベース
250 管理処理部
251 入力受付部
252 出力部
253 通知表作成部
254 指導要録作成部
255 宛先表示部
256 要求通知部
257 入力規制部
258 入力許容部
259 取り消し部
260 データベース更新部
261 情報判定部
300 端末装置

Claims (6)

  1. 所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、
    所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、
    前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
  2. 前記第1の人物は、前記所定のグループに含まれる人物のうち、前記1又は複数の項目においてデータの欠落又は矛盾又はエラーが検出された人物から選択可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理プログラム。
  3. 前記所定の操作は、
    前記一括した規制を実行するための承認を要求する操作であり、前記一括した規制は、前記承認が要求された段階で実行され、
    前記第1の人物についての個別の指定は、
    前記第1の人物に対する前記データの修正又は入力の許容の承認を要求する操作であり、前記データの修正又は入力は、前記許容の要求が承認された段階で、許容される、請求項1又は2記載の管理プログラム。
  4. 前記修正又は入力が規制された1又は複数の項目についてのデータの表示態様と、前記修正又は入力が許容された1又は複数の項目についてのデータの表示態様と、を異ならせる、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の管理プログラム。
  5. コンピュータによる管理方法であって、該コンピュータが、
    所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容し、
    所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行し、
    前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する、
    ことを特徴とする管理方法。
  6. 所定のグループに属する人物それぞれについて1又は複数の項目についてのデータ入力を許容する入力受付部と、
    所定の操作に応じて、前記所定のグループについて前記1又は複数の項目全てについて更なるデータの修正又は入力の一括した規制を実行する入力規制部と、
    前記所定のグループに属する第1の人物についての個別の指定がなされた場合に、前記所定のグループのうち、指定された該第1の人物についてのみ前記1又は複数の項目についてデータの修正又は入力を許容する入力許容部と、を有する、
    ことを特徴とする管理装置。

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