JP2019034512A - Insert molding method, and mold for insert molding - Google Patents
Insert molding method, and mold for insert molding Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019034512A JP2019034512A JP2017158455A JP2017158455A JP2019034512A JP 2019034512 A JP2019034512 A JP 2019034512A JP 2017158455 A JP2017158455 A JP 2017158455A JP 2017158455 A JP2017158455 A JP 2017158455A JP 2019034512 A JP2019034512 A JP 2019034512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- mold
- injection molding
- area
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明は、インサート成形方法、インサート成形用の金型、及びインサート成形品に関し、特に、予備成形されたインサート材に金型内で射出成形を行うインサート成形方法、そのインサート成形方法で使用する金型、そのインサート成形方法で製造されるインサート成形品に関する。 The present invention relates to an insert molding method, a mold for insert molding, and an insert molded article, and in particular, an insert molding method for performing injection molding on a preformed insert material in the mold, gold used in the insert molding method The present invention relates to a mold, and an insert-molded article produced by the insert molding method thereof.
デザイン性が高い成形品の製造方法として、インサート成形方法がある。 There is an insert molding method as a method of manufacturing a molded article having high designability.
インサート成形方法は、以下の工程で行われる。まず、インサート材を予備成形する。次いで、予備成形されたインサート材を、射出成形用の金型内に配置する。次いで、射出成形材料である加熱した樹脂をインサート材の周囲に注入する。次いで、樹脂が冷却・固化した後に、インサート成形品を離型させる。 The insert molding method is performed in the following steps. First, the insert material is preformed. The preformed insert is then placed in a mold for injection molding. Then, a heated resin, which is an injection molding material, is injected around the insert material. Then, after the resin is cooled and solidified, the insert molded product is released.
インサート成形品として、特許文献1に示すものがある。特許文献1では、インサート材に当たる透明部材の後面全体を樹脂が覆っている。
予備成形されたインサート材の形状が複雑になると、インサート材が金型に当接して正確な位置に配置されるために、その複雑な形状に合わせて、金型を製作する必要がある。そのため、金型には、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求される。また、インサート材の形状が変われば、金型も再度製作しなればならない。そのため、金型の製作のために時間とコストがかかるとともに、金型の作製に必要なエネルギーも増大するという問題がある。 As the shape of the preformed insert becomes complex, it is necessary to manufacture the mold in accordance with the complex shape in order for the insert to be in precise contact with the mold. Therefore, the mold is required to have high precision and small surface roughness. In addition, if the shape of the insert material changes, the mold must be manufactured again. Therefore, there is a problem that it takes time and cost for manufacturing a mold, and energy required for manufacturing the mold also increases.
インサート成形品の用途によっては、予備成形によって立体的な形状となっている部分において、インサート材の表面が射出成形材で覆われなくてもよい場合がある。にもかかわらず、特許文献1のように、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っていると、インサート成形品が重くなる。そのため、搬送コストが上昇するとともに、搬送におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。射出成形材の使用量が多いので、その使用量に合わせて射出成形材を溶かす必要があり、インサート成形におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。
Depending on the application of the insert-molded product, the surface of the insert may not be covered with the injection-molded material in the portion which is three-dimensionally shaped by the preforming. Nevertheless, as in
そこで、上記点より本発明は、金型の製作時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができるインサート成形方法及びインサート成形用の金型、並びに、インサート成形品の軽量化及び射出成形材の使用量を大幅に削減可能なインサート成形品を提供することを目的とする。 Therefore, from the above point of view, the present invention suppresses the manufacturing time and cost of the mold, and can suppress the energy necessary for processing of the mold, an insert molding method and a mold for insert molding, and insert molding An object of the present invention is to provide an insert-molded article which can reduce the weight of the product and the amount of injection molding material used.
上記課題を解決するため、請求項1のインサート成形方法は、射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、射出成形領域以外の領域が可動側金型と固定側金型に挟まれていない状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する。
In order to solve the above problems, according to the insert molding method of
請求項1のインサート成形方法によれば、予備成形されたインサート材の形状が複雑であったとしても、可動側金型と固定側金型の射出成形領域を挟む部分のみ、高い精度及び小さい表面粗さ等の要求を満たせばよい。また、インサート材の射出成形領域以外の領域の形状が変わっても、インサート材の射出成形領域の形状が変わらなければ、金型も再度製作する必要がない。
According to the insert molding method of
また、請求項1のインサート成形方法によれば、射出成形領域にのみ射出成形部が形成されるので、インサート材の表面の一部を樹脂が覆うこととなる。そのため、インサート成形品の軽量化、及び、射出成形材の使用量の削減を実現することができる。
Moreover, according to the insert molding method of
さらに、請求項1のインサート成形方法によれば、型締め工程において、インサート材の射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型で押圧されればよいので、型締力が低い射出成形装置を利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, according to the insert molding method of
請求項2のインサート成形用の金型は、射出成形領域を有するインサート材のインサート成形に使用される可動側金型と固定側金型であって、可動側金型と固定側金型は、型締めされた際に、インサート材の射出成形領域のみを挟む当接面と、インサート材の射出成形領域以外の領域を可動側金型と固定側金型に挟むことなく収容可能な空間とを有する。
The mold for insert molding according to
請求項2のインサート成形用の金型によれば、インサート材の射出成形領域以外の領域を収容可能な空間を構成する金型の面は、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求されない。
According to the mold for insert molding of
また、請求項2のインサート成形用の金型は、インサート材の射出成形領域以外の領域の形状が異なるが、インサート材の射出成形領域の形状が同一である多種類のインサート材に射出成形部を形成することができる。 The mold for insert molding according to the second aspect of the present invention is an injection-molded portion formed of many types of insert members having the same shape of the injection molding region of the insert material although the shape of the region other than the injection molding region of the insert material is different. Can be formed.
さらに、型締めにおいて、可動側金型と固定側金型がインサート材の射出成形領域のみを押圧すれよいので、請求項2のインサート成形用の金型は、型締力が低い射出成形装置で利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, in mold clamping, since the movable side mold and the fixed side mold may press only the injection molding area of the insert material, the mold for insert molding according to
請求項3のインサート成形品は、射出成形領域を有するインサート材と、インサート材の射出成形領域にのみ射出成形部が設けられている。
The insert molded article according to
請求項3のインサート成形品によれば、インサート材の一部のみに射出成形部が設けられている。そのため、インサート成形品の軽量化及び射出成形材の使用量が大幅に削減可能となる。
According to the insert-molded article of
請求項4のインサート成形品は、請求項3のインサート成形品において、インサート材の射出形成部を設ける面において、全表面積に対して射出成形領域の面積が3%〜70%の範囲である。
In the insert molded article according to
請求項4のインサート成形品によれば、請求項3の作用に加えて、用途に合わせて、最小限の領域に射出形成部を設けることができる。よって、インサート成形品の軽量化及び射出成形材の使用量が大幅に削減可能となる。 According to the insert molded article of the fourth aspect, in addition to the function of the third aspect, it is possible to provide the injection molding portion in the minimum area according to the application. Therefore, it is possible to reduce the weight of the insert-molded product and the amount of the injection-molded material used.
請求項1のインサート成形方法、及び、請求項2のインサート成形用の金型は、金型の製作のために時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができる。また、インサート成形品の軽量化によって、搬送コストが削減するとともに、搬送におけるCO2排出量を削減することができる。さらに、射出成形材の使用量の削減によって、インサート成形におけるCO2排出量を削減することができる。
The insert molding method according to
請求項3又は4のインサート成形品は、インサート成形品の軽量化によって、搬送コストが上昇するとともに、搬送におけるCO2排出量を削減することができる。さらに、射出成形材の使用量の削減によって、インサート成形におけるCO2排出量を削減することができる。 In the insert-molded product according to the third and fourth aspects of the present invention, the reduction of the weight of the insert-molded product can increase the transportation cost and reduce the CO2 emission amount during transportation. Furthermore, by reducing the amount of injection molding material used, it is possible to reduce CO2 emissions in insert molding.
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形品1について説明する。
Hereinafter, an insert-molded
インサート成形品1は、インサート材2と射出成形部3とを有する。本実施形態のインサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されていない側を表面側とする。
The insert molded
インサート材2の素材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチック、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックから選択することができる。
The material of the
インサート材は2、素材単体又は、素材の表面上をラミネートした積層体であってもよい。
The
インサート材2は、射出成形領域21と射出成形領域以外の領域22を有する。
The
射出成形領域21及び射出成形領域以外の領域22は、後述するインサート材2の予備成形工程で形成される。
The
インサート材2は、後述する予備成形工程前では、シート状となっており、その厚さは0.1mm〜1.0mmとなっている。予備成形工程前のシート状のインサート材2は可撓性を有する。
The
射出成形領域21は平面となっている。
The
射出成形領域以外の領域22は、三次元の立体形状を有する。三次元の立体形状は、インサート成形品1の裏面側から表面側に向かって突出している。
The
射出成形領域以外の領域22は、インサート材2の表面が露出している状態となっている。
The
インサート材2の射出形成部3を設けた裏面において、全表面積に対して射出成形領域21の面積が3%〜70%の範囲となっている。
The area of the
インサート材2は、射出成形領域21にのみ射出成形部3が設けられている。
The
射出成形部3の素材は、例えば、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックや、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチックから選択することができる。
The material of the
射出成形部3は、例えば、インサート成形品1をネジ止めすることを可能とするボス等である。
The injection molded
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形用の金型について図2を参照して説明する。 Hereinafter, a mold for insert molding, which is an embodiment of the present invention, will be described with reference to FIG.
インサート成形用の金型は、可動側金型5と固定側金型6とを備える。
The mold for insert molding includes the
可動側金型5は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面51と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間52とを有する。
The
同様に、固定側金型6は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面61と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間62とを有する。
Similarly, when the fixed
可動側金型5の当接面51及び固定側金型6の当接面61は、表面粗さRaが1.6以下となっている。
The surface roughness Ra of the
可動側金型5の空間52を構成する面及び固定側金型6の空間62を構成する面は、表面粗さRaが3.2以上となっている。
The surface of the
固定側金型6は、空洞部63と、ランナー64を更に有する。空洞部63の当接面61側の開口は、型締めされた際にインサート材2の射出成形領域21で閉塞されることとなる。
The
空洞部63には、固定用金型6に形成されているランナー64を介して、溶融した射出成形材が注入・充填されるようになっている。
A molten injection molding material is injected and filled into the
可動側金型5の空間52及び固定側金型6の空間62には、溶融した射出成形材は注入されないようになっている。
The melted injection molded material is not injected into the
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形方法について、図2を参照して説明する。 Hereinafter, the insert molding method which is one Embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIG.
図2(a)から(c)は、インサート材2の予備成形を行う過程を示す。図2(d)から(g)は、インサート材2に射出成形部3を形成する過程を示す。
FIGS. 2 (a) to 2 (c) show the process of preforming the
まず、図2(a)に示すように、予備成形用の金型4,4の間にシート状のインサート材2を配置する。シート状のインサート材2を予め加熱して軟化させておいてもよい。
First, as shown in FIG. 2A, the sheet-
次いで、図2(b)に示すように、予備成形用の金型4,4の型締めを行って、インサート材2の予備成形を行う。
Then, as shown in FIG. 2 (b), the
次いで、図2(c)に示すように、予備成形用の金型4,4から、インサート材2を離型させる。予備成形後のインサート材2は、射出成形領域21と立体形状の射出成形領域以外の領域22を有する。
Next, as shown in FIG. 2C, the
次いで、図2(d)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6との間にシート状のインサート材2を配置する。
Next, as shown in FIG. 2D, the sheet-
次いで、図2(e)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6の型締めを行う。型締めにおいて、可動側金型5と固定側金型6がインサート材2の射出成形領域21のみを押圧すれよい。そのため、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っている場合に比べて、型締力が30%以上小さい射出成形装置でインサート成形を行うことができる。
Next, as shown in FIG. 2E, the
次いで、図2(f)に示すように、ランナー64を介して、空洞部63に溶融した射出成形材が注入・充填される。固定側金型6が冷え、空洞部63に射出成形材が固化すると、射出成形部31となる。
Next, as shown in FIG. 2 (f), the injection molding material melted in the
次いで、図2(g)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6から、インサート成形品1を離型させる。
Then, as shown in FIG. 2 (g), the insert molded
上記実施形態では、インサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されてない側を表面側とする場合について説明したが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部が形成されている側を表面側とし、射出成形部が形成されてない側を裏面側となっていてもよい。
In the above embodiment, the insert molded
上記実施形態では、射出成形領域21は平面となっている場合について説明したが、これに限定されることはない。射出成形領域に射出成形部を形成することができるのであれば、射出成形領域が曲面となっていてもよい。
Although the said embodiment demonstrated the case where the injection molding area |
上記実施形態では、三次元の立体形状は、裏面側から表面側に向かって突出している場合について説明したが、これに限定されることはない。三次元の立体形状は、表面側から裏面側に向かって突出していてもよい。 In the above embodiment, the three-dimensional three-dimensional shape has been described as projecting from the back side toward the front side, but is not limited thereto. The three-dimensional three-dimensional shape may protrude from the front side to the back side.
上記実施形態では、図1において、6か所に円筒状の射出成形部3が形成されているが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部の個数、形状は、用途に合わせて自由に変更してもよい。
In the said embodiment, although the cylindrical
上記実施形態では、インサート材2の素材及び射出成形部3の素材を例示したが、これに限定されることはない。インサート材の素材及び射出成形部の素材は、インサート成形可能なものであれば、自由に選択できる。
Although the raw material of the
1 インサート成形品
2 インサート材
3 射出成形部
4 予備成形用の金型
5 可動側金型
6 固定側金型
21 射出成形領域
22 射出成形領域以外の領域
31 射出成形部
51 当接面
52 空間
61 当接面
62 空間
63 空洞部
64 ランナー
DESCRIPTION OF
本発明は、インサート成形方法及びインサート成形用の金型に関し、特に、予備成形されたインサート材に金型内で射出成形を行うインサート成形方法、及び、そのインサート成形方法で使用する金型に関する。 The present invention relates to an insert molding method and a mold for insert molding , and more particularly to an insert molding method for performing injection molding on a preformed insert material in the mold and a mold used in the insert molding method .
デザイン性が高い成形品の製造方法として、インサート成形方法がある。 There is an insert molding method as a method of manufacturing a molded article having high designability.
インサート成形方法は、以下の工程で行われる。まず、インサート材を予備成形する。次いで、予備成形されたインサート材を、射出成形用の金型内に配置する。次いで、射出成形材料である加熱した樹脂をインサート材の周囲に注入する。次いで、樹脂が冷却・固化した後に、インサート成形品を離型させる。 The insert molding method is performed in the following steps. First, the insert material is preformed. The preformed insert is then placed in a mold for injection molding. Then, a heated resin, which is an injection molding material, is injected around the insert material. Then, after the resin is cooled and solidified, the insert molded product is released.
インサート成形品として、特許文献1に示すものがある。特許文献1では、インサート材に当たる透明部材の後面全体を樹脂が覆っている。
予備成形されたインサート材の形状が複雑になると、インサート材が金型に当接して正確な位置に配置されるために、その複雑な形状に合わせて、金型を製作する必要がある。そのため、金型には、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求される。また、インサート材の形状が変われば、金型も再度製作しなればならない。そのため、金型の製作のために時間とコストがかかるとともに、金型の作製に必要なエネルギーも増大するという問題がある。 As the shape of the preformed insert becomes complex, it is necessary to manufacture the mold in accordance with the complex shape in order for the insert to be in precise contact with the mold. Therefore, the mold is required to have high precision and small surface roughness. In addition, if the shape of the insert material changes, the mold must be manufactured again. Therefore, there is a problem that it takes time and cost for manufacturing a mold, and energy required for manufacturing the mold also increases.
インサート成形品の用途によっては、予備成形によって立体的な形状となっている部分において、インサート材の表面が射出成形材で覆われなくてもよい場合がある。にもかかわらず、特許文献1のように、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っていると、インサート成形品が重くなる。そのため、搬送コストが上昇するとともに、搬送におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。射出成形材の使用量が多いので、その使用量に合わせて射出成形材を溶かす必要があり、インサート成形におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。
Depending on the application of the insert-molded product, the surface of the insert may not be covered with the injection-molded material in the portion which is three-dimensionally shaped by the preforming. Nevertheless, as in
そこで、上記点より本発明は、金型の製作時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができるインサート成形方法及びインサート成形用の金型を提供することを目的とする。Therefore, from the above point of view, the present invention is to provide an insert molding method and a mold for insert molding capable of suppressing the manufacturing time and cost of the mold and also suppressing the energy required for processing the mold. To aim.
上記課題を解決するため、請求項1のインサート成形方法は、可動側金型又は固定型金型が当接する範囲及びその当接する範囲に囲まれた範囲からなる射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、射出成形領域以外の領域が可動側金型と固定側金型に挟まれていない状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する
In order to solve the above problems, according to the insert molding method of
請求項2のインサート成形方法は、射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、射出成形領域以外の領域が可動側金型と固定側金型に挟まれていない状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域の可動側金型側の面又は固定側金型側の面にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する。 In the insert molding method according to
請求項1及び2のインサート成形方法によれば、予備成形されたインサート材の形状が複雑であったとしても、可動側金型と固定側金型の射出成形領域を挟む部分のみ、高い精度及び小さい表面粗さ等の要求を満たせばよい。また、インサート材の射出成形領域以外の領域の形状が変わっても、インサート材の射出成形領域の形状が変わらなければ、金型も再度製作する必要がない。
According to the insert molding method of
また、請求項1及び2のインサート成形方法によれば、射出成形領域にのみ射出成形部が形成されるので、インサート材の表面の一部を樹脂が覆うこととなる。そのため、インサート成形品の軽量化、及び、射出成形材の使用量の削減を実現することができる。
Further, according to the insert molding method of
さらに、請求項1及び2のインサート成形方法によれば、型締め工程において、インサート材の射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型で押圧されればよいので、型締力が低い射出成形装置を利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, according to the insert molding method of
請求項3のインサート成形用の金型は、射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、射出成形領域以外の領域が可動側金型と固定側金型に挟まれていない状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域の可動側金型側の面又は固定側金型側の面にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する。
The mold for insert molding according to
請求項3のインサート成形用の金型によれば、インサート材の射出成形領域以外の領域を収容可能な空間を構成する金型の面は、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求されない。
According to the mold for insert molding of
また、請求項3のインサート成形用の金型は、インサート材の射出成形領域以外の領域の形状が異なるが、インサート材の射出成形領域の形状が同一である多種類のインサート材に射出成形部を形成することができる。
The mold for insert molding according to
さらに、型締めにおいて、可動側金型と固定側金型がインサート材の射出成形領域のみを押圧すれよいので、請求項3のインサート成形用の金型は、型締力が低い射出成形装置で利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, in mold clamping, since the movable side mold and the fixed side mold may press only the injection molding area of the insert material, the mold for insert molding according to
請求項1,2のインサート成形方法、及び、請求項3のインサート成形用の金型は、金型の製作のために時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができる。また、請求項1,2のインサート成形方法、及び、請求項3のインサート成形用の金型を用いて製造されたインサート成形品の軽量化によって、搬送コストが削減するとともに、搬送におけるCO2排出量を削減することができる。さらに、射出成形材の使用量の削減によって、インサート成形におけるCO2排出量を削減することができる。
The insert molding method according to
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形品1について説明する。
Hereinafter, an insert-molded
インサート成形品1は、インサート材2と射出成形部3とを有する。本実施形態のインサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されていない側を表面側とする。
The insert molded
インサート材2の素材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチック、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックから選択することができる。
The material of the
インサート材は2、素材単体又は、素材の表面上をラミネートした積層体であってもよい。
The
インサート材2は、射出成形領域21と射出成形領域以外の領域22を有する。
The
射出成形領域21及び射出成形領域以外の領域22は、後述するインサート材2の予備成形工程で形成される。
The
インサート材2は、後述する予備成形工程前では、シート状となっており、その厚さは0.1mm〜1.0mmとなっている。予備成形工程前のシート状のインサート材2は可撓性を有する。
The
射出成形領域21は平面となっている。
The
射出成形領域以外の領域22は、三次元の立体形状を有する。三次元の立体形状は、インサート成形品1の裏面側から表面側に向かって突出している。
The
射出成形領域以外の領域22は、インサート材2の表面が露出している状態となっている。
The
インサート材2の射出形成部3を設けた裏面において、全表面積に対して射出成形領域21の面積が3%〜70%の範囲となっている。
The area of the
インサート材2は、射出成形領域21にのみ射出成形部3が設けられている。
The
射出成形部3の素材は、例えば、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックや、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチックから選択することができる。
The material of the
射出成形部3は、例えば、インサート成形品1をネジ止めすることを可能とするボス等である。
The injection molded
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形用の金型について図2を参照して説明する。 Hereinafter, a mold for insert molding, which is an embodiment of the present invention, will be described with reference to FIG.
インサート成形用の金型は、可動側金型5と固定側金型6とを備える。
The mold for insert molding includes the
可動側金型5は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面51と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間52とを有する。
The
同様に、固定側金型6は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面61と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間62とを有する。
Similarly, when the fixed
可動側金型5の当接面51及び固定側金型6の当接面61は、表面粗さRaが1.6以下となっている。
The surface roughness Ra of the
可動側金型5の空間52を構成する面及び固定側金型6の空間62を構成する面は、表面粗さRaが3.2以上となっている。
The surface of the
固定側金型6は、空洞部63と、ランナー64を更に有する。空洞部63の当接面61側の開口は、型締めされた際にインサート材2の射出成形領域21で閉塞されることとなる。
The
空洞部63には、固定用金型6に形成されているランナー64を介して、溶融した射出成形材が注入・充填されるようになっている。
A molten injection molding material is injected and filled into the
可動側金型5の空間52及び固定側金型6の空間62には、溶融した射出成形材は注入されないようになっている。
The melted injection molded material is not injected into the
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形方法について、図2を参照して説明する。 Hereinafter, the insert molding method which is one Embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIG.
図2(a)から(c)は、インサート材2の予備成形を行う過程を示す。図2(d)から(g)は、インサート材2に射出成形部3を形成する過程を示す。
FIGS. 2 (a) to 2 (c) show the process of preforming the
まず、図2(a)に示すように、予備成形用の金型4,4の間にシート状のインサート材2を配置する。シート状のインサート材2を予め加熱して軟化させておいてもよい。
First, as shown in FIG. 2A, the sheet-
次いで、図2(b)に示すように、予備成形用の金型4,4の型締めを行って、インサート材2の予備成形を行う。
Then, as shown in FIG. 2 (b), the
次いで、図2(c)に示すように、予備成形用の金型4,4から、インサート材2を離型させる。予備成形後のインサート材2は、射出成形領域21と立体形状の射出成形領域以外の領域22を有する。
Next, as shown in FIG. 2C, the
次いで、図2(d)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6との間にシート状のインサート材2を配置する。
Next, as shown in FIG. 2D, the sheet-
次いで、図2(e)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6の型締めを行う。型締めにおいて、可動側金型5と固定側金型6がインサート材2の射出成形領域21のみを押圧すれよい。そのため、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っている場合に比べて、型締力が30%以上小さい射出成形装置でインサート成形を行うことができる。
Next, as shown in FIG. 2E, the
次いで、図2(f)に示すように、ランナー64を介して、空洞部63に溶融した射出成形材が注入・充填される。固定側金型6が冷え、空洞部63に射出成形材が固化すると、射出成形部31となる。
Next, as shown in FIG. 2 (f), the injection molding material melted in the
次いで、図2(g)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6から、インサート成形品1を離型させる。
Then, as shown in FIG. 2 (g), the insert molded
上記実施形態では、インサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されてない側を表面側とする場合について説明したが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部が形成されている側を表面側とし、射出成形部が形成されてない側を裏面側となっていてもよい。
In the above embodiment, the insert molded
上記実施形態では、射出成形領域21は平面となっている場合について説明したが、これに限定されることはない。射出成形領域に射出成形部を形成することができるのであれば、射出成形領域が曲面となっていてもよい。
Although the said embodiment demonstrated the case where the injection molding area |
上記実施形態では、三次元の立体形状は、裏面側から表面側に向かって突出している場合について説明したが、これに限定されることはない。三次元の立体形状は、表面側から裏面側に向かって突出していてもよい。 In the above embodiment, the three-dimensional three-dimensional shape has been described as projecting from the back side toward the front side, but is not limited thereto. The three-dimensional three-dimensional shape may protrude from the front side to the back side.
上記実施形態では、図1において、6か所に円筒状の射出成形部3が形成されているが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部の個数、形状は、用途に合わせて自由に変更してもよい。
In the said embodiment, although the cylindrical
上記実施形態では、インサート材2の素材及び射出成形部3の素材を例示したが、これに限定されることはない。インサート材の素材及び射出成形部の素材は、インサート成形可能なものであれば、自由に選択できる。
Although the raw material of the
1 インサート成形品
2 インサート材
3 射出成形部
4 予備成形用の金型
5 可動側金型
6 固定側金型
21 射出成形領域
22 射出成形領域以外の領域
31 射出成形部
51 当接面
52 空間
61 当接面
62 空間
63 空洞部
64 ランナー
DESCRIPTION OF
本発明は、インサート成形方法及びインサート成形用の金型に関し、特に、予備成形されたインサート材に金型内で射出成形を行うインサート成形方法、及び、そのインサート成形方法で使用する金型に関する。 The present invention relates to an insert molding method and a mold for insert molding, and more particularly to an insert molding method for performing injection molding on a preformed insert material in the mold and a mold used in the insert molding method.
デザイン性が高い成形品の製造方法として、インサート成形方法がある。 There is an insert molding method as a method of manufacturing a molded article having high designability.
インサート成形方法は、以下の工程で行われる。まず、インサート材を予備成形する。次いで、予備成形されたインサート材を、射出成形用の金型内に配置する。次いで、射出成形材料である加熱した樹脂をインサート材の周囲に注入する。次いで、樹脂が冷却・固化した後に、インサート成形品を離型させる。 The insert molding method is performed in the following steps. First, the insert material is preformed. The preformed insert is then placed in a mold for injection molding. Then, a heated resin, which is an injection molding material, is injected around the insert material. Then, after the resin is cooled and solidified, the insert molded product is released.
インサート成形品として、特許文献1に示すものがある。特許文献1では、インサート材に当たる透明部材の後面全体を樹脂が覆っている。
予備成形されたインサート材の形状が複雑になると、インサート材が金型に当接して正確な位置に配置されるために、その複雑な形状に合わせて、金型を製作する必要がある。そのため、金型には、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求される。また、インサート材の形状が変われば、金型も再度製作しなればならない。そのため、金型の製作のために時間とコストがかかるとともに、金型の作製に必要なエネルギーも増大するという問題がある。 As the shape of the preformed insert becomes complex, it is necessary to manufacture the mold in accordance with the complex shape in order for the insert to be in precise contact with the mold. Therefore, the mold is required to have high precision and small surface roughness. In addition, if the shape of the insert material changes, the mold must be manufactured again. Therefore, there is a problem that it takes time and cost for manufacturing a mold, and energy required for manufacturing the mold also increases.
インサート成形品の用途によっては、予備成形によって立体的な形状となっている部分において、インサート材の表面が射出成形材で覆われなくてもよい場合がある。にもかかわらず、特許文献1のように、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っていると、インサート成形品が重くなる。そのため、搬送コストが上昇するとともに、搬送におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。射出成形材の使用量が多いので、その使用量に合わせて射出成形材を溶かす必要があり、インサート成形におけるCO2排出量の削減が困難という問題がある。
Depending on the application of the insert-molded product, the surface of the insert may not be covered with the injection-molded material in the portion which is three-dimensionally shaped by the preforming. Nevertheless, as in
そこで、上記点より本発明は、金型の製作時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができるインサート成形方法及びインサート成形用の金型、並びに、インサート成形品の軽量化及び射出成形材の使用量を大幅に削減可能なインサート成形品を提供することを目的とする。 Therefore, from the above point of view, the present invention suppresses the manufacturing time and cost of the mold, and can suppress the energy necessary for processing of the mold, an insert molding method and a mold for insert molding, and insert molding An object of the present invention is to provide an insert-molded article which can reduce the weight of the product and the amount of injection molding material used.
上記課題を解決するため、請求項1のインサート成形方法は、可動側金型又は固定型金型が当接する範囲及びその当接する範囲に囲まれた範囲からなる射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、金型内部の射出成形領域以外の領域が可動側金型及び固定側金型に非接触状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する
In order to solve the above problems, according to the insert molding method of
請求項2のインサート成形方法は、射出成形領域を有するインサート材において、射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型に挟まれ、金型内部の射出成形領域以外の領域が可動側金型及び固定側金型に非接触状態で型締めを行う型締め工程と、射出成形領域の可動側金型側の面又は固定側金型側の面にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有する。
In the insert molding method according to
請求項1及び2のインサート成形方法によれば、予備成形されたインサート材の形状が複雑であったとしても、可動側金型と固定側金型の射出成形領域を挟む部分のみ、高い精度及び小さい表面粗さ等の要求を満たせばよい。また、金型内部のインサート材の射出成形領域以外の領域の形状が変わっても、インサート材の射出成形領域の形状が変わらなければ、金型も再度製作する必要がない。
According to the insert molding method of
また、請求項1及び2のインサート成形方法によれば、射出成形領域にのみ射出成形部が形成されるので、インサート材の表面の一部を樹脂が覆うこととなる。そのため、インサート成形品の軽量化、及び、射出成形材の使用量の削減を実現することができる。
Further, according to the insert molding method of
さらに、請求項1及び2のインサート成形方法によれば、型締め工程において、インサート材の射出成形領域のみが可動側金型と固定側金型で押圧されればよいので、型締力が低い射出成形装置を利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, according to the insert molding method of
請求項3のインサート成形用の金型は、可動側金型又は固定型金型が当接する範囲及びその当接する範囲に囲まれた範囲からなる射出成形領域を有するインサート材のインサート成形に使用される可動側金型と固定側金型であって、可動側金型と固定側金型は、型締めされた際に、インサート材の射出成形領域のみを挟む当接面と、金型内部のインサート材の射出成形領域以外の領域を可動側金型及び固定側金型に非接触状態で収容可能な空間とを有する。
The mold for insert molding according to
請求項3のインサート成形用の金型によれば、金型内部のインサート材の射出成形領域以外の領域を収容可能な空間を構成する金型の面は、高い精度及び小さい表面粗さ等が要求されない。
According to the mold for insert molding of
また、請求項3のインサート成形用の金型は、金型内部のインサート材の射出成形領域以外の領域の形状が異なるが、インサート材の射出成形領域の形状が同一である多種類のインサート材に射出成形部を形成することができる。
The mold for insert molding according to
さらに、型締めにおいて、可動側金型と固定側金型がインサート材の射出成形領域のみを押圧すれよいので、請求項3のインサート成形用の金型は、型締力が低い射出成形装置で利用可能となる。よって、射出成形装置の小型化、インサート成形におけるCO2排出量の削減を実現できる。
Furthermore, in mold clamping, since the movable side mold and the fixed side mold may press only the injection molding area of the insert material, the mold for insert molding according to
請求項1,2のインサート成形方法、及び、請求項3のインサート成形用の金型は、金型の製作のために時間とコストを抑制するとともに、金型の加工に必要なエネルギーも抑制することができる。また、インサート成形品の軽量化によって、搬送コストが削減するとともに、搬送におけるCO2排出量を削減することができる。さらに、射出成形材の使用量の削減によって、インサート成形におけるCO2排出量を削減することができる。
The insert molding method according to
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形品1について説明する。
Hereinafter, an insert-molded
インサート成形品1は、インサート材2と射出成形部3とを有する。本実施形態のインサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されていない側を表面側とする。
The insert molded
インサート材2の素材は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチック、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックから選択することができる。
The material of the
インサート材は2、素材単体又は、素材の表面上をラミネートした積層体であってもよい。
The
インサート材2は、射出成形領域21と射出成形領域以外の領域22を有する。
The
射出成形領域21及び射出成形領域以外の領域22は、後述するインサート材2の予備成形工程で形成される。
The
インサート材2は、後述する予備成形工程前では、シート状となっており、その厚さは0.1mm〜1.0mmとなっている。予備成形工程前のシート状のインサート材2は可撓性を有する。
The
射出成形領域21は平面となっている。
The
射出成形領域以外の領域22は、三次元の立体形状を有する。三次元の立体形状は、インサート成形品1の裏面側から表面側に向かって突出している。
The
射出成形領域以外の領域22は、インサート材2の表面が露出している状態となっている。
The
インサート材2の射出形成部3を設けた裏面において、全表面積に対して射出成形領域21の面積が3%〜70%の範囲となっている。
The area of the
インサート材2は、射出成形領域21にのみ射出成形部3が設けられている。
The
射出成形部3の素材は、例えば、ポリカーボネート樹脂等のエンジニアプラスチックや、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂等の汎用プラスチックから選択することができる。
The material of the
射出成形部3は、例えば、インサート成形品1をネジ止めすることを可能とするボス等である。
The injection molded
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形用の金型について図2を参照して説明する。 Hereinafter, a mold for insert molding, which is an embodiment of the present invention, will be described with reference to FIG.
インサート成形用の金型は、可動側金型5と固定側金型6とを備える。
The mold for insert molding includes the
可動側金型5は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面51と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間52とを有する。
The
同様に、固定側金型6は、型締めされた際に、インサート材2の射出成形領域21のみを挟む当接面61と、インサート材2の射出成形領域以外の領域22を可動側金型5及び固定側金型6に挟むことなく収容可能な空間62とを有する。
Similarly, when the fixed
可動側金型5の当接面51及び固定側金型6の当接面61は、表面粗さRaが1.6以下となっている。
The surface roughness Ra of the
可動側金型5の空間52を構成する面及び固定側金型6の空間62を構成する面は、表面粗さRaが3.2以上となっている。
The surface of the
固定側金型6は、空洞部63と、ランナー64を更に有する。空洞部63の当接面61側の開口は、型締めされた際にインサート材2の射出成形領域21で閉塞されることとなる。
The
空洞部63には、固定用金型6に形成されているランナー64を介して、溶融した射出成形材が注入・充填されるようになっている。
A molten injection molding material is injected and filled into the
可動側金型5の空間52及び固定側金型6の空間62には、溶融した射出成形材は注入されないようになっている。
The melted injection molded material is not injected into the
以下、本発明の一実施形態であるインサート成形方法について、図2を参照して説明する。 Hereinafter, the insert molding method which is one Embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIG.
図2(a)から(c)は、インサート材2の予備成形を行う過程を示す。図2(d)から(g)は、インサート材2に射出成形部3を形成する過程を示す。
FIGS. 2 (a) to 2 (c) show the process of preforming the
まず、図2(a)に示すように、予備成形用の金型4,4の間にシート状のインサート材2を配置する。シート状のインサート材2を予め加熱して軟化させておいてもよい。
First, as shown in FIG. 2A, the sheet-
次いで、図2(b)に示すように、予備成形用の金型4,4の型締めを行って、インサート材2の予備成形を行う。
Then, as shown in FIG. 2 (b), the
次いで、図2(c)に示すように、予備成形用の金型4,4から、インサート材2を離型させる。予備成形後のインサート材2は、射出成形領域21と立体形状の射出成形領域以外の領域22を有する。
Next, as shown in FIG. 2C, the
次いで、図2(d)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6との間にシート状のインサート材2を配置する。
Next, as shown in FIG. 2D, the sheet-
次いで、図2(e)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6の型締めを行う。型締めにおいて、可動側金型5と固定側金型6がインサート材2の射出成形領域21のみを押圧すれよい。そのため、インサート材の表面全体を射出成形材が覆っている場合に比べて、型締力が30%以上小さい射出成形装置でインサート成形を行うことができる。
Next, as shown in FIG. 2E, the
次いで、図2(f)に示すように、ランナー64を介して、空洞部63に溶融した射出成形材が注入・充填される。固定側金型6が冷え、空洞部63に射出成形材が固化すると、射出成形部31となる。
Next, as shown in FIG. 2 (f), the injection molding material melted in the
次いで、図2(g)に示すように、インサート成形用の可動側金型5と固定側金型6から、インサート成形品1を離型させる。
Then, as shown in FIG. 2 (g), the insert molded
上記実施形態では、インサート成形品1は、射出成形部3が形成されている側を裏面側とし、射出成形部3が形成されてない側を表面側とする場合について説明したが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部が形成されている側を表面側とし、射出成形部が形成されてない側を裏面側となっていてもよい。
In the above embodiment, the insert molded
上記実施形態では、射出成形領域21は平面となっている場合について説明したが、これに限定されることはない。射出成形領域に射出成形部を形成することができるのであれば、射出成形領域が曲面となっていてもよい。
Although the said embodiment demonstrated the case where the injection molding area |
上記実施形態では、三次元の立体形状は、裏面側から表面側に向かって突出している場合について説明したが、これに限定されることはない。三次元の立体形状は、表面側から裏面側に向かって突出していてもよい。 In the above embodiment, the three-dimensional three-dimensional shape has been described as projecting from the back side toward the front side, but is not limited thereto. The three-dimensional three-dimensional shape may protrude from the front side to the back side.
上記実施形態では、図1において、6か所に円筒状の射出成形部3が形成されているが、これに限定されることはない。インサート成形品は、射出成形部の個数、形状は、用途に合わせて自由に変更してもよい。
In the said embodiment, although the cylindrical
上記実施形態では、インサート材2の素材及び射出成形部3の素材を例示したが、これに限定されることはない。インサート材の素材及び射出成形部の素材は、インサート成形可能なものであれば、自由に選択できる。
Although the raw material of the
1 インサート成形品
2 インサート材
3 射出成形部
4 予備成形用の金型
5 可動側金型
6 固定側金型
21 射出成形領域
22 射出成形領域以外の領域
31 射出成形部
51 当接面
52 空間
61 当接面
62 空間
63 空洞部
64 ランナー
DESCRIPTION OF
Claims (4)
射出成形領域にのみ射出成形部が形成される射出成形工程とを有することを特徴とするインサート成形方法。 In an insert having an injection molding area, only the injection molding area is sandwiched between the movable mold and the fixed mold, and the area other than the injection molding area is not sandwiched between the movable mold and the fixed mold. Clamping process to clamp the mold,
And an injection molding process in which an injection molding portion is formed only in an injection molding area.
可動側金型と固定側金型は、型締めされた際に、インサート材の射出成形領域のみを挟む当接面と、インサート材の射出成形領域以外の領域を可動側金型と固定側金型に挟むことなく収容可能な空間とを有することを特徴とするインサート成形用の金型。 A movable side mold and a stationary side mold used for insert molding of an insert material having an injection molding area,
The movable side mold and the fixed side metal mold have a contact surface sandwiching only the injection molding area of the insert material when the mold is clamped, and an area other than the injection molding area of the insert material as the movable side mold and the fixed metal side A mold for insert molding characterized by having a space which can be accommodated without being clamped in a mold.
インサート材の射出成形領域にのみ射出成形部とが設けられていることを特徴とするインサート成形品。 An insert having an injection molding area;
An insert-molded article characterized in that an injection-molded portion is provided only in an injection-molded region of the insert material.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017158455A JP6473786B1 (en) | 2017-08-21 | 2017-08-21 | Insert molding method and mold for insert molding |
CN201810145991.0A CN109421206A (en) | 2017-08-21 | 2018-02-12 | The mold and insert-molded article of insert molding method, insert-molding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017158455A JP6473786B1 (en) | 2017-08-21 | 2017-08-21 | Insert molding method and mold for insert molding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6473786B1 JP6473786B1 (en) | 2019-02-20 |
JP2019034512A true JP2019034512A (en) | 2019-03-07 |
Family
ID=65443033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017158455A Active JP6473786B1 (en) | 2017-08-21 | 2017-08-21 | Insert molding method and mold for insert molding |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6473786B1 (en) |
CN (1) | CN109421206A (en) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227225A (en) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | Manufacture of synthetic resin window |
JPH07266372A (en) * | 1994-03-30 | 1995-10-17 | Nissha Printing Co Ltd | Production of insert molded product |
JPH09131749A (en) * | 1995-11-07 | 1997-05-20 | Nissha Printing Co Ltd | Insert film and manufacture of insert molding using the film |
JP2002240077A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Decorative sheet and method for simultaneous injection molding with decoration |
JP2002276889A (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-25 | Mitsuboshi Co Ltd | Flat face structure, and manufacturing method and device thereof |
JP2004202806A (en) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Honda Motor Co Ltd | Injection molding method and apparatus therefor |
JP2005161542A (en) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Mitsubishi Materials Corp | Insert molding method |
JP2005189401A (en) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Sanwa Screen Meiban:Kk | Film insert panel and its injection molding method |
JP2015058655A (en) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日本写真印刷株式会社 | Manufacturing method of design panel for display device and design panel for display device |
JP2016000518A (en) * | 2014-05-21 | 2016-01-07 | 日立化成株式会社 | Method for producing molded article |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6643919B1 (en) * | 2000-05-19 | 2003-11-11 | Siliconware Precision Industries Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor device package having a core-hollowed portion without causing resin flash on lead frame |
CN202088380U (en) * | 2011-04-25 | 2011-12-28 | 东莞天龙阿克达电子有限公司 | Automatic installing fixture of hardware insert in injection molding production |
MY181269A (en) * | 2012-03-28 | 2020-12-21 | Panasonic Ip Man Co Ltd | Injection molding method, injection mold device, and molded article |
CN104608311B (en) * | 2013-11-01 | 2017-03-29 | 广州光宝移动电子部件有限公司 | Insert molding process mould, equipment, method and product |
CN111988933A (en) * | 2019-05-22 | 2020-11-24 | 昆山联滔电子有限公司 | Shell made of soft and hard materials, method for manufacturing shell and electronic device |
-
2017
- 2017-08-21 JP JP2017158455A patent/JP6473786B1/en active Active
-
2018
- 2018-02-12 CN CN201810145991.0A patent/CN109421206A/en not_active Withdrawn
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02227225A (en) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | Manufacture of synthetic resin window |
JPH07266372A (en) * | 1994-03-30 | 1995-10-17 | Nissha Printing Co Ltd | Production of insert molded product |
JPH09131749A (en) * | 1995-11-07 | 1997-05-20 | Nissha Printing Co Ltd | Insert film and manufacture of insert molding using the film |
JP2002240077A (en) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Decorative sheet and method for simultaneous injection molding with decoration |
JP2002276889A (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-25 | Mitsuboshi Co Ltd | Flat face structure, and manufacturing method and device thereof |
JP2004202806A (en) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Honda Motor Co Ltd | Injection molding method and apparatus therefor |
JP2005161542A (en) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Mitsubishi Materials Corp | Insert molding method |
JP2005189401A (en) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Sanwa Screen Meiban:Kk | Film insert panel and its injection molding method |
JP2015058655A (en) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 日本写真印刷株式会社 | Manufacturing method of design panel for display device and design panel for display device |
JP2016000518A (en) * | 2014-05-21 | 2016-01-07 | 日立化成株式会社 | Method for producing molded article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6473786B1 (en) | 2019-02-20 |
CN109421206A (en) | 2019-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090085235A1 (en) | Method and apparatus for making a microstructured or nanostructured article | |
CN104903026A (en) | Metal alloy injection molding overflows | |
CA2556560A1 (en) | Two-sided in-mold decoration molding die and method of manufacturing a molded product with such molding die | |
JP7104719B2 (en) | Injection molded product | |
CN104903025A (en) | Metal alloy injection molding | |
JP2012153069A (en) | Composite, and apparatus and method for manufacturing the same | |
JP2018099795A (en) | Mold with core for laminate molding | |
JP6473786B1 (en) | Insert molding method and mold for insert molding | |
JP5442970B2 (en) | Insert molding method | |
JP2008162213A (en) | Injection molding mold | |
JP4958592B2 (en) | Molds for lenses and plastic lenses | |
JP6679470B2 (en) | Mold device, insert molded article manufacturing method, and insert molded article | |
CN113134938B (en) | Insert molding sheet, molded article, and method for producing molded article | |
KR100538271B1 (en) | Shape-formed article of synthetic resin sheet and process for producing the same | |
Michaeli et al. | Injection moulding and metal forming in one process step | |
JP2018065383A (en) | Method for production of laminate molding | |
JP2821469B2 (en) | In-mold molding method and mold for in-mold molding | |
JPH0423892B2 (en) | ||
JP3580560B2 (en) | Elastic compression molding method and elastic compression mold | |
JP7499438B2 (en) | Insert molding sheet, molded product, and method for manufacturing molded product | |
CN108472848B (en) | Injection molding apparatus and method | |
JPS60245520A (en) | Integrally molding process of molded product mutually separable | |
JP2006315349A (en) | Thin plate-like simultaneously decorated injection molded article removed of residual stress, individual molded article, thin plate-like simultaneously decorated injection molding mold and method for manufacturing thin plate-like simultaneously decorated injection molded article | |
WO2022235393A1 (en) | Forming complex geometries using insert molding | |
JP2017019175A (en) | Molding method having characteristic in ejection of molded product and injection molding machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6473786 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |