JP2019034491A - セメント製品及びモルタルの作製方法 - Google Patents
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
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Abstract
【解決手段】本発明の一側面に係るセメント製品は、セメント材と、透水性を有し、前記セメント材を収容した扁平状の第1袋体と、非透水性を有し、前記第1袋体を密封した第2袋体と、を備える。
【選択図】図1
Description
まず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係るセメント製品1について説明する。図1及び図2は、本実施形態に係るセメント製品1を模式的に例示する斜視図及び断面図である。なお、図2は、セメント製品1を横方向(図1のY方向)に沿って切断した断面を模式的に例示する。
次に、図3〜図5を用いて、本実施形態に係るセメント製品1の作製方法の一例を説明する。図3〜図5は、本実施形態に係るセメント製品1の作製過程を模式的に例示する。なお、以下で説明するセメント製品1の作製方法は、その一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する作製方法について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が行われてもよい。
次に、図6〜図9を用いて、本実施形態に係るセメント製品1の使用方法について説明する。図6〜図9は、本実施形態に係るセメント製品1の使用手順を模式的に例示する。利用者は、以下で説明する使用方法に従ってセメント製品1を使用することで、モルタルを作製することができる。なお、以下で説明するセメント製品1の使用方法は、本発明の「モルタルの作製方法」に相当する。ただし、以下で説明する使用方法は一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する使用方法について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が行われてもよい。
まず、第1ステップでは、図6に示されるとおり、第2袋体4を開封して、第2袋体4から第1袋体3を取り出す。本実施形態では、シール部42に切り込み421が設けられているため、利用者は、切り込み421から第2袋体4を破ることで、第2袋体4を容易に開封することができる。
続いて、第2ステップでは、図7に示されるとおり、水7を入れた容器6を用意する。そして、縦シール部32の設けられた面を上に向けた状態で、セメント材2を収容した第1袋体3を容器6の水7の中に浸漬する。これにより、縦シール部32の跡形がセメント材2に残るのを防止することができる。なお、水7の量は、第1袋体3を十分に浸漬可能なように適宜決定されてよい。また、水7を入れた容器6を用意するタイミングは、第1ステップの前であってもよいし、第1ステップの後であってもよい。
続いて、第3ステップでは、第1袋体3(セメント材2)から気泡8が出なくなるまで待機した後、水7の中から第1袋体3を取り出す。そして、第4ステップでは、取り出した第1袋体3を、縦シール部32の設けられた面を上に向けた状態で、適当な場所に配置する。図8の例では、水7の中から取り出した第1袋体3を、第1ステップで開封した第2袋体4の上に配置している。すなわち、開封後の第2袋体4は、作業場を汚さないための敷物として利用することができる。
続いて、図8に示されるとおり、縦シール部32の切り込み321から第1袋体3を切り裂くことで、当該第1袋体3を開封する。第3ステップにおいて、気泡8が出なくなるまで待機することで、第1袋体3の内部空間311では、セメント材2に水が十分に浸透して、モルタル20が作製されている。そのため、図9に示されるとおり、第1袋体3を開封することで、当該第1袋体3の内部空間311からモルタル20を取り出すことができる。
以上のとおり、本実施形態に係るセメント製品1では、セメント材2を収容する第1袋体3が扁平状に形成されているため、少なくとも一方向(例えば、図2の上下方向)に第1袋体3の長さを短くすることができる。これにより、セメント材2の量を増やしても、図7に示されるとおり、水7の量をそれほど増やさなくても、第1袋体3を水7の中に十分に浸漬することができる。また、セメント材2に水7を浸透させるのにかかる時間が長くならないようにすることができる。したがって、本実施形態によれば、モルタルを容易に作製することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
2…セメント材、20…モルタル、
3…第1袋体、
31…袋本体、311…内部空間、
32…縦シール部、321…切り込み、
33…第1端部、34…第2端部、
35…第1横シール部、36…第2横シール部、
4…第2袋体、
41…内部空間、
42…シール部、421…切り込み、
5…脱気包装機、6…容器、7…水、8…気泡
Claims (4)
- セメント材と、
透水性を有し、前記セメント材を収容した扁平状の第1袋体と、
非透水性を有し、前記第1袋体を密封した第2袋体と、
を備える、
セメント製品。 - 前記第1袋体は、前記第1袋体の内部空間の容積よりも少ない体積の前記セメント材を収容し、
前記第2袋体は、真空脱気された状態で前記第1袋体を収容する、
請求項1に記載のセメント製品。 - 前記第1袋体は、縦ピロー型に形成されることにより、前記セメント材を収容する内部空間を構成する袋本体と、前記袋本体の面に設けられ、前記袋本体を縦方向に沿ってシールする縦シール部と、前記袋本体の前記縦方向に対向する両端部に設けられ、前記縦方向とは交差する横方向に沿って前記両端部をシールする一対の横シール部と、を有し、
前記縦シール部の少なくとも1箇所には切り込みが設けられている、
請求項1又は2に記載のセメント製品。 - 請求項3に記載のセメント製品を用いたモルタルの作製方法であって、
前記第2袋体を開封して、前記第1袋体を取り出す第1ステップと、
前記縦シール部の設けられた面を上に向けた状態で、前記セメント材を収容した前記第1袋体を水の中に浸漬する第2ステップと、
前記第1袋体から気泡が出なくなるまで待機した後、前記水の中から前記第1袋体を取り出す第3ステップと、
取り出した前記第1袋体を、前記縦シール部の設けられた面を上に向けた状態で、開封した前記第2袋体上に配置する第4ステップと、
前記切り込みから切り裂くことで、前記第1袋体を開封する第5ステップと、
を備える、
モルタルの作製方法。
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