JP2019033905A - Exercise tool - Google Patents
Exercise tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019033905A JP2019033905A JP2017157223A JP2017157223A JP2019033905A JP 2019033905 A JP2019033905 A JP 2019033905A JP 2017157223 A JP2017157223 A JP 2017157223A JP 2017157223 A JP2017157223 A JP 2017157223A JP 2019033905 A JP2019033905 A JP 2019033905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheelchair
- rotating plate
- base
- user
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
Description
本発明は、運動具に関する。 The present invention relates to an exercise tool.
車椅子は、例えばけがや病気、介護等により歩行が困難となった者の移動手段として用いられる。車椅子の使用者は、フットレストに足を乗せ、さらに脚部の脱落を防ぐためサポートベルトを装着する場合がある。したがって、車椅子に座った使用者は、上半身及び下半身の運動が不足しがちとなる。そこで、車椅子の使用者に下肢の運動を行わせるため、車椅子に座った使用者の足先を円弧運動させる運動具が知られている(例えば、特許文献1参照)。 The wheelchair is used as a moving means for those who have difficulty walking due to injury, illness, nursing care or the like. Wheelchair users may put their feet on the footrest and wear a support belt to prevent the legs from falling off. Accordingly, a user sitting in a wheelchair tends to lack upper body and lower body exercises. Then, in order to make the user of a wheelchair exercise the lower limbs, an exercise tool is known that causes the user's feet sitting in the wheelchair to make an arc motion (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に記載の車椅子は、使用者の下肢の運動を目的とするが、上半身の運動については考慮されていない。一方、近年では、車椅子を使用する使用者が車椅子に座った状態で下半身に対する運動の他に、上半身に対する運動を行うことが可能な運動具が求められている。 The wheelchair described in Patent Document 1 is intended to exercise the user's lower limbs, but does not consider upper body exercises. On the other hand, in recent years, there has been a demand for an exercise tool capable of performing exercise on the upper body in addition to exercise on the lower body while a user using the wheelchair is sitting on the wheelchair.
以上のような事情に鑑み、本発明は、車椅子を使用する使用者が上半身の運動を行うことが可能な運動具を提供することを目的とする。 In view of the circumstances as described above, an object of the present invention is to provide an exercise tool that allows a user who uses a wheelchair to perform upper body exercise.
本発明に係る運動具は、床面に載置され、車椅子が乗り降り可能な基台と、基台から起立する支柱に設けられて使用者が把持可能な把持部と、基台上に配置され、車椅子を載置した状態で基台及び把持部に対して回転可能な回転板と、を備える。 An exercise device according to the present invention is placed on a floor, placed on a floor, a base on which a wheelchair can get on and off, a gripping part provided on a column that stands up from the base and gripped by a user, and And a rotating plate that is rotatable with respect to the base and the grip portion in a state where the wheelchair is placed.
また、基台は、床面から車椅子が乗り降りするためのスロープ状の案内部を備えてもよい。また、回転板は、基台上の車椅子に座っている使用者の前方及び左右側方に設けられる手すり部を備えてもよい。また、基台は、回転板の回転方向の両側に、回転板の回転を所定範囲で規制するストッパを有してもよい。また、基台は、回転板の回転をロックするロック機構を有してもよい。また、ロック機構は、回転板の回転をロックした状態と、回転板のロックが解除された状態とを切り替えるレバーを把持部近傍に備えてもよい。 In addition, the base may include a slope-shaped guide for a wheelchair to get on and off from the floor. In addition, the rotating plate may include handrail portions provided in front and left and right sides of a user sitting in a wheelchair on the base. In addition, the base may have stoppers that restrict the rotation of the rotating plate within a predetermined range on both sides in the rotating direction of the rotating plate. The base may have a lock mechanism that locks the rotation of the rotating plate. The lock mechanism may include a lever in the vicinity of the grip portion that switches between a state in which the rotation of the rotating plate is locked and a state in which the locking of the rotating plate is released.
本発明に係る運動具によれば、基台上の回転板が車椅子を載置した状態で基台及び把持部に対して回転可能であるため、使用者が車椅子に座った状態で基台の回転板に乗り上げ、把持部を把持して上半身を固定させた状態で下半身をひねることにより、車椅子が回転板とともに回転する。この動作は、車椅子に座った使用者の上半身の力によるため、この動作を左右に繰り返すことにより、車椅子を使用する使用者は、上半身の運動を容易に行うことができ、上半身の運動不足を解消することができる。 According to the exercise tool according to the present invention, the rotating plate on the base is rotatable with respect to the base and the grip portion in a state where the wheelchair is placed. The wheelchair rotates together with the rotating plate by riding on the rotating plate and twisting the lower half body while holding the gripping portion and fixing the upper body. Since this motion is due to the force of the upper body of the user sitting in the wheelchair, by repeating this motion to the left and right, the user who uses the wheelchair can easily exercise the upper body and reduce the upper body exercise. Can be resolved.
また、基台が、床面から車椅子が乗り降りするためのスロープ状の案内部を備える場合、この案内部によって、運動具に対する車椅子の乗り降りを容易に行うことができる。また、回転板が、基台上の車椅子に座っている使用者の前方及び左右側方に設けられる手すり部を備える場合、車椅子で乗り降りする際に使用者が手すり部に掴まることができ、車椅子の乗り降りを使用者自身で容易に行うことができる。 In addition, when the base includes a slope-shaped guide part for a wheelchair to get on and off from the floor, the guide part can easily get on and off the wheelchair. In addition, when the rotating plate includes a handrail portion provided on the front and left and right sides of the user sitting on the wheelchair on the base, the user can be gripped by the handrail portion when getting on and off with the wheelchair, The user can easily get on and off the wheelchair.
また、基台が、回転板の回転方向の両側に、回転板の回転を所定範囲で規制するストッパを有する場合、下半身の過剰な回転を規制することにより、適切な運動を行うことができる。また、基台が、回転板の回転をロックするロック機構を有する場合、車椅子が乗り降りする際など、使用者が意図しないときに回転板が回転するのを防ぐことができる。 Further, when the base has stoppers that restrict the rotation of the rotating plate within a predetermined range on both sides in the rotation direction of the rotating plate, appropriate movement can be performed by restricting excessive rotation of the lower body. In addition, when the base has a lock mechanism that locks the rotation of the rotating plate, the rotating plate can be prevented from rotating when the user does not intend, such as when a wheelchair gets on and off.
また、ロック機構が、回転板の回転をロックした状態と、回転板のロックが解除された状態とを切り替えるレバーを把持部近傍に備える場合、車椅子に座った使用者が、回転板のロック及びロック解除の切り替えを車椅子に座ったまま容易に行うことができる。 In addition, when the locking mechanism includes a lever in the vicinity of the grip portion that switches between a state where the rotation of the rotating plate is locked and a state where the rotating plate is unlocked, the user sitting on the wheelchair can lock the rotating plate and Switching between unlocking can be easily performed while sitting in a wheelchair.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこの実施形態で説明する内容に限定されない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表している。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the contents described in this embodiment. Further, in the drawings, in order to describe the embodiment, the scale is appropriately changed, for example, partly enlarged or emphasized.
図1は、本実施形態に係る運動具100の一例を前方側から見た斜視図である。図2は、本実施形態に係る運動具100の一例を後方側から見た斜視図である。図3は、運動具100の一例を示す正面図である。図4は、運動具100の一例を示す側面図である。図5は、運動具100の一例を示す平面図である。図1から図5に示す運動具100は、車椅子Cに乗った使用者が上半身の運動を行うための運動具である。運動具100は、使用者が車椅子Cに乗った状態で、後述する回転板30に乗り上げて用いる。
FIG. 1 is a perspective view of an example of an
図1から図5に示すように、運動具100は、基台10と、支柱21と、把持部22と手すり部20と、回転板30と、ロック機構40と、ストッパ50とを備える。基台10は、床面Fに載置され、車椅子Cが乗り降り可能である。以下、運動具100の構成を説明するに当たり、車椅子Cが乗り上げる方向を前方、車椅子Cが下りる方向を後方、前方に対して左右方向をそれぞれ左方及び右方とする。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
基台10は、上面側に支持面10aを有する。支持面10aは、上記の車椅子Cを載置する面であり、支柱21及び回転板30が設けられる。基台10は、金属製又は樹脂製の板状の部材であり、その支持面10aは、例えば床面Fと平行に設けられる。基台10の裏面側には、床面Fに対して滑り止め用又は振動防止用としてゴム板等が設けられてもよい。
The
基台10は、スロープ状の案内部11を有する。案内部11は、車椅子Cが床面Fから基台10に対して乗り降りする際に車椅子Cの車輪を案内する。案内部11は、車椅子Cに座る使用者が移動可能な角度で傾斜している。この案内部11により、運動具100に対する車椅子Cの乗り降りを容易に行うことができる。案内部11の幅及び傾斜角度は任意に設定可能である。また、案内部11には、車椅子Cの車輪が滑らないように、すべり止め加工が施されてもよい。
The
支柱21は、基台10の前方側から起立して設けられる。支柱21は、基台10の前方側から前方に向けて延びた後に上方に向けて湾曲し、上部において後方側に向けて湾曲した形状となっている。支柱21は、複数のパイプを組み合わせて剛性を確保した状態で設けられている。把持部22は、支柱21の上部において、左右方向のそれぞれに延びて設けられる。把持部22のそれぞれは、使用者が把持可能な直径を有する円筒又は円柱などの棒状の部材が用いられる。なお、把持部22の表面には、使用者が把持した際に滑りを防止するためにゴム製等のグリップが取り付けられてもよい。
The
手すり部20は、回転板30に設けられて、回転板30とともに回転する。手すり部20は、前後の鉛直部23、24と、側方部25と、短尺の鉛直部26と、前方部27とを有する。これら鉛直部23、24、側方部25、鉛直部26、及び、前方部27は、例えば管状の部材が用いられる。鉛直部23、24は、回転板30上において、車椅子Cが乗り入れる部分を左右方向に挟む位置にそれぞれ配置されている。鉛直部23、24は、回転板30上垂直に上方に延びた状態で設けられている。側方部25は、鉛直部23、24の上端から曲がってかつ鉛直部23、24を連結するように延びて設けられている。側方部25は、基台10上の車椅子Cに座っている使用者の左右側方に配置され、前後方向に延びている。
The
左右の鉛直部26は、前方側の鉛直部24の上部に沿ってそれぞれ取り付けられている。前方部27は、鉛直部26の上端からそれぞれ曲がって、2つの鉛直部26を連結するように左右方向に延びて設けられる。前方部27は、基台10上の車いすに座っている使用者の腹部又は胸部の前方に配置され、左右方向に延びている。また、前方部27は、把持部22よりも低い位置に配置されている。なお、側方部25及び前方部27は、床面F(基台10の支持面10a)に平行に延びているが、これに限定されず、例えば、床面Fに対して傾いた状態で設けられてもよい。
The left and right
このように、手すり部20が、基台10上の車椅子Cに座っている使用者の前方及び左右側方に設けられる場合、車椅子Cで乗り降りする際に使用者が手すり部20に掴まることができ、車椅子Cの乗り降りを使用者自身で容易に行うことができる。また、この構成により、基台10上の車椅子Cに座っている使用者が運動を行う際に手すり部20に掴まることができる。なお、車椅子Cに座っている使用者を手すり部20で囲んでいるため、使用者に安心感を与えることができる。
Thus, when the
なお、上記した構成では、手すり部20が回転板30に設けられているが、この構成に限定されない。例えば、手すり部20は、基台10に設けられてもよい。また、手すり部20の一部(例えば、前方部27)にロープが結び付けられてもよい。このロープは、例えば前方部27から垂れ下がった状態で配置される。なお、ロープの自由端側は、側方部25等に引っ掛けられて配置されてもよい。これにより、車椅子Cに座った使用者がロープを掴みやすくすることができる。ロープは、基台10上に車椅子Cを乗り上げる際に、車椅子Cに座っている使用者が引っ張ることが可能である。
In the above-described configuration, the
回転板30は、基台10上に配置され、車椅子Cを載置した状態で基台10及び支柱21に対して中心軸AXの軸周り方向に回転可能である。回転板30は、車椅子Cが基台10に乗り上げた場合に車椅子Cの車輪が載置される。中心軸AXは、例えば基台10の支持面10aに直交する。中心軸AXは、例えば、車椅子Cに座った状態の使用者の前後左右の中心位置に対応するように設定される。回転板30は、前方側に広くなった形状を有し、後方側を円形状としている。これにより、回転板30が回転する場合、後方側が基台10の支持面10aから外側に飛び出すことを抑制できる。
The rotating
なお、回転板30は、図示した形状に限定されず、例えば円盤状であってもよい。回転板30は、上面に補強プレート31、32を有する。2つの補強プレート31は、中心軸AXを挟んだ左右両側において前後方向に延びてそれぞれ配置される。補強プレート31は、車椅子Cの車輪と接触するように配置されている。なお、補強プレート31の表面には、車椅子Cの車輪が滑らないように、すべり止め加工が施されてもよい。また、補強プレート31には、車椅子Cの車輪止めが設けられてもよい。
The rotating
補強プレート32は、回転板30の中心軸AXを交差するように前後方向に延びて設けられている。補強プレート32は、回転板30の前後方向の全長にわたって配置されている。補強プレート32は、補強プレート31とともに回転板30を補強し、回転板30の剛性を向上させる。なお、補強プレート31、32の寸法は、任意に設定可能である。また、補強プレート31、32を設けるか否かは任意であり、補強プレート31、32はなくてもよい。回転板30は、後述する回転台35に固定されており、回転台35によって回転可能となる。
The reinforcing
図6は、回転台35の一例を示す分解斜視図である。回転台35は、回転板30の下部に配置され、基台10の内部に埋められた状態で設けられる。図6に示すように、回転台35は、ベース35aと、回転部材35bと、回転ローラ35cと、軸受35dと、軸部35eと、回転スペーサ35fとを有する。ベース35aは、基台10の支持面10a側に埋め込まれた状態で固定される。回転部材35bは、4つの回転ローラ35cを介してベース35aに載置されており、ベース35aに対して回転可能に設けられる。
FIG. 6 is an exploded perspective view showing an example of the
回転ローラ35cは、ベース35aと回転部材35bとの間に配置される。4つの回転ローラ35cは、中心軸AXの軸周り方向に複数並んで等間隔で配置される。回転ローラ35cは、軸受35dにより、中心軸AXを中心とする円の接線方向に転動可能に支持される。回転ローラ35cは、回転部材35bを支持した状態で転動可能である。軸受35dは、ベース35aに設けられている。回転ローラ35cが転動することにより、回転部材35bがベース35aに対して中心軸AXの軸周り方向に回転する。
The
本実施形態では、回転ローラ35c及び軸受35dが中心軸AXの軸周り方向に4つずつ配置された場合を例に挙げているが、これに限定されず、回転ローラ35c及び軸受35dが3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。回転スペーサ35fは、軸部35eと回転部材35bとの間に配置され、回転部材35bの回転中心部分(中心軸AX近傍)を支持する。
In this embodiment, a case where four
ロック機構40は、回転板30の回転をロックすることが可能である。ロック機構40は、回転部材35b、回転ローラ35c及び回転板30の少なくとも1つの回転を規制するブレーキ機構(不図示)を有する。ロック機構40は、ブレーキ機構により回転部材35b、回転ローラ35c及び回転板30の少なくとも1つの回転を規制することにより、回転板30の回転をロックする。
The
ロック機構40は、回転板30の回転をロックした状態と、回転板30のロックが解除された状態とを切り替えるレバー41を把持部22の近傍に備える。図7は、ロック機構40のレバー41の周辺を拡大して示す斜視図である。レバー41は、図7に示すように、把持部22の近傍において、支柱21の上端に設けられる。ロック機構40は、例えば、レバー41に連結されたリンク機構等により、回転板30の回転をロックする構成であってもよいし、レバー41の接続された電気的なスイッチにより、基台10に備える電動モータ等を駆動して回転板30の回転をロックする構成であってもよい。これらリンク機構又は電気的な配線は、例えば支柱21の内部に配置されてもよい。
The
レバー41は、使用者が車椅子Cに座った状態で操作可能な位置に配置される。レバー41は、例えば上下方向を軸として回転させることにより、回転板30のロックを解除することができる。なお、ロック機構40は、レバー41を回転させた後に、不図示の固定ピンを外すことにより、回転板30のロックを解除させてもよい。この固定ピンは、例えばワイヤーに連結されており、ワイヤーを引っ張り上げることにより固定ピンを外す構成であってもよい。
The
また、図7に示すように、レバー41の周辺にスイッチ42が設けられている。スイッチ42にはラチェットの爪がついており、例えば右に倒すとラチェットが外れ、レバー41を逆方向(ロックを解除する方向と逆の方向)にも回すことが可能となる。レバー41を逆方向に回すことにより、上記した不図示の固定ピンが元の位置に戻って、回転板30の回転をロックさせることが可能となる。なお、レバー41の配置は任意であり、支柱21の上端に代えて、手すり部20の一部に設けられてもよい。また、レバー41は、回転によりロックを解除する構成に限定されず、前後又は左右に倒すことによりロックを解除する構成であってもよい。
Further, as shown in FIG. 7, a
このように、回転板30の回転をロックすることが可能なロック機構40を備えることにより、車椅子Cが乗り降りする際など、使用者が意図しないときに回転板30が回転するのを防ぐことができる。なお、ロック機構40を設けるか否かは任意であり、ロック機構40がなくてもよい。
Thus, by providing the
ストッパ50は、回転板30の回転方向の両側に設けられ、回転板30の回転を所定範囲で規制する。本実施形態において、ストッパ50は、基台10に設けられており、回転板30の左右方向の両側に設けられる。また、回転板30の左右方向の両側には、ブロック状のストッパ当接部34が設けられる。ストッパ当接部34は、それぞれ鉛直部24を回転板30に固定するために用いられている。ストッパ当接部34は、回転板30が回転した場合に、ストッパ50に当接する位置に配置される。ストッパ当接部34がストッパ50に当接することにより、回転板30の回転がストッパ50に係止され、それ以上回転板30が回転するのを防止している。
The
ストッパ50は、例えば回転板30が中心軸AXの軸周り方向に右回りに30°、左回りに30°それぞれ回転した場合に回転が規制されるように配置される。つまり、回転板30は、中心軸AXの軸周り方向に60°の範囲で回転するようになっている。図8は、回転板30が回転した状態を示す平面図である。図8に示すように、回転板30は、ストッパ当接部34がストッパ50に当接する範囲において、右回り又は左回りに中心軸AXの軸周り方向に回転可能である。なお、図8では、回転板30が左回りに回った状態を示している。
The
また、回転板30の回転角度については、60°に限定されず、任意に設定可能である。このように、回転板30の回転方向の両側に、回転板30の回転を所定範囲で規制するストッパ50が設けられることにより、使用者の下半身の過剰な回転を規制することができ、使用者にとって適切な運動を行うことができる。また、ストッパ50の位置を変更可能として、回転板30の回転角度を変更可能としてもよい。
Further, the rotation angle of the
次に、上記のように構成された運動具100の使用態様を説明する。図9は、運動具100に車椅子Cで基台10に乗り上がる場合の一例を示す図を示している。先ず、図9に示すように、車椅子Cを基台10に乗り上げる場合、車椅子Cに座っている使用者は、手すり部20の側方部25を持って引っ張ることにより車椅子Cを移動させ、使用者自身の力によって容易に基台10(回転板30)上に移動することができる。
Next, how to use the
なお、前方部27等にロープがある場合は、使用者は、予め車椅子Cを運動具100の前方に回って、前方部27に垂れ下がったロープを掴んだまま、運動具100の後方に移動し、このロープを引っ張ることにより、車椅子Cを案内部11から基台10に乗り上げさせることができる。なお、使用者は、手すり部20の鉛直部23等を掴んで車椅子Cを基台10上に乗り上げてもよい。また、車椅子Cを使用者の力のみで基台10に車椅子Cが乗り上げることに限定されない。他の補助者が車椅子Cを押して基台10に車椅子Cが乗り上がる動作を保持してもよい。
When there is a rope in the
使用者が車椅子Cを自力で引っ張ることにより、基台10に車椅子Cが乗り上がり、車椅子Cが回転板30上に配置される。なお、車椅子Cが基台10に乗り上がる際、ロック機構40によって回転板30の回転がロックされた状態となっている。また、車椅子Cが基台10に乗り上がった後、使用者は、車椅子Cに備えられている車輪止めを操作して、車輪が回転しないように設定する。なお、車椅子Cの車輪の回転止めは、例えば、運動具100の回転板30等に設けられてもよい。また、ベルト等により手すり部20と車椅子Cとを連結して、車椅子Cが回転板30上から移動するのを規制してもよい。
When the user pulls the wheelchair C by himself / herself, the wheelchair C gets on the
図10は、運動具100の使用態様であって回転板30が回転前の状態を示す斜視図である。図10に示すように、車椅子Cが回転板30上に配置された状態では、使用者及び車椅子Cは、手すり部20に前方及び左右方向が囲まれた状態となる。なお、車椅子Cni乗った使用者は、前方の把持部22を把持することが可能である。
FIG. 10 is a perspective view illustrating a state in which the
図11は、運動具100の使用態様であって回転板30が回転した状態を示す斜視図である。図11は、運動具100を用いた運動の一例を示している。車椅子Cを回転板30上に配置させた後、使用者は、レバー41を操作してロック機構40による回転板30のロックを解除する。続いて、使用者は、車椅子Cに座った状態で把持部22を掴んで上半身を支持し、この状態で上半身に対して下半身を右回り又は左回りの方向にひねる動作を行う。このひねりの動作により、車椅子Cから回転板30に回転力が伝えられ、回転板30が中心軸AXの軸周り方向に基台10に対して回転する。
FIG. 11 is a perspective view showing a state in which the
回転板30が回転することにより、車椅子Cの向きが回転方向に移動し、使用者の下半身の向きが上半身に対して回転方向に移動する。このように、車椅子Cに座った使用者の上半身の力により、下半身をひねる運動を行うことができ、使用者は、上半身の運動を行うことができる。なお、回転板30が回転方向に所定角度(本実施形態では30°)回転した場合、回転板30の回転方向の両側に配置されるストッパ50により、回転板30の回転が規制される。これにより、下半身の過剰な回転が規制されるため、適切な運動を継続して行うことができる。
As the
なお、基台10から車椅子Cが降りる場合は、上記と逆の手順を行う。すなわち、先ず、車椅子Cが前方を向いた状態で、使用者はレバー41を操作し、ロック機構40によって回転板30の回転をロックする。続いて、車椅子Cの車輪止めを外して車椅子Cを移動可能とする。続いて、使用者は、手すり部20の側方部25を掴んで、あるいは手すり部20の鉛直部23、24を掴んで後方に向けて車椅子Cを移動させる。これにより、車椅子Cは、案内部11を介して運動具100から床面Fに移動する。
In addition, when the wheelchair C gets off from the
以上のように、本実施形態に係る運動具100は、車椅子Cを載置した状態で基台10及び支柱21(把持部22)に対して回転可能な回転板30を備えるので、使用者は、車椅子Cに座った状態で基台10の回転板30に乗り上げ、把持部22を把持して上半身を固定させた状態で下半身をひねることにより、上半身の力により車椅子Cとともに下半身を回転させることができる。この動作を繰り返すことにより、車椅子Cを使用する使用者は、上半身の運動を容易に行うことができ、上半身の運動不足を解消することができる。
As described above, the
以上、実施形態について説明したが、本発明は、上述した説明に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成の一部を省略又は変更することも可能である。また、上記した実施形態は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能である。 Although the embodiment has been described above, the present invention is not limited to the above description, and a part of the configuration can be omitted or changed without departing from the gist of the present invention. Moreover, the above-mentioned embodiment shows an example of the content of the present invention, and can be combined with another known technique.
上記した実施形態においては、回転板30の回転をロックするロック機構40のレバー41が手すり部20に配置された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。レバー41は、例えば、基台10又は回転板30など、手すり部20以外の位置に配置されてもよい。また、回転板30のロックの状態を切り替える機構として、レバー41以外の機構(例えば、押しボタン等のスイッチ)が設けられてもよい。
In the above-described embodiment, the configuration in which the
また、上記した実施形態においては、基台10の支持面10aにストッパ50が配置された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、ストッパ50は、回転板30を支持する回転台35の内部に設けられてもよい。この場合、回転板30の回転角度を回転台35により規制することができる。これにより、基台10上の凹凸を少なくすることができる。また、運動具100は、例えば、ストッパ50が設けられない構成であってもよい。
In the above-described embodiment, the configuration in which the
また、上記した実施形態においては、手すり部20の側方部25及び前方部27が車椅子Cを囲むように設けられた構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、手すり部20は、車椅子Cに対して前方のみに設けられてもよいし、又は、車椅子Cに対して左右側方のみに設けられる構成であってもよい。また、手すり部20が設けられない構成であってもよい。
In the above-described embodiment, the configuration in which the
また、上記した実施形態において、図示した手すり部20の形状は一例であり、手すり部20の側方部25又は前方部27は上下に複数設けられてもよい。これにより、使用者は、好みの高さの手すり部20に掴まることができる。
Moreover, in the above-described embodiment, the shape of the illustrated
また、上記した実施形態においては、基台10にスロープ状の案内部11が設けられた構成を例に挙げて説明したが、これに限定されず、運動具100において案内部11がなくてもよい。案内部11がない運動具100においては、例えば、案内部11に相当するスロープ状の部材を基台10の後方側に配置して(あるいは基台10に取り付けて)、基台10に対する車椅子Cの乗り降りの利便性を図るようにしてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the slope-shaped
C・・・車椅子
F・・・床面
AX・・・中心軸
10・・・基台
10a・・・支持面
11・・・案内部
20・・・手すり部
21・・・支柱
22・・・把持部
23、24・・・鉛直部
25・・・側方部
26・・・鉛直部
27・・・前方部
28・・・プレート
30・・・回転板
31、32・・・補強プレート
34・・・ストッパ当接部
35・・・回転台
35a・・・ベース
35b・・・回転部材
35c・・・回転ローラ
35d・・・軸受
35e・・・軸部
35f・・・回転スペーサ
40・・・ロック機構
41・・・レバー
42・・・スイッチ
50・・・ストッパ
100・・・運動具
C ... Wheelchair F ... Floor AX ...
Claims (6)
前記基台から起立する支柱に設けられて使用者が把持可能な把持部と、
前記基台上に配置され、前記車椅子を載置した状態で前記基台及び前記把持部に対して回転可能な回転板と、を備える、運動具。 A base that is placed on the floor and on which the wheelchair can get on and off,
A gripping part that is provided on a column that stands up from the base and can be gripped by a user;
An exercise tool comprising: a rotating plate that is disposed on the base and is rotatable with respect to the base and the gripping portion in a state where the wheelchair is placed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017157223A JP2019033905A (en) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | Exercise tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017157223A JP2019033905A (en) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | Exercise tool |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019033905A true JP2019033905A (en) | 2019-03-07 |
Family
ID=65636307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017157223A Pending JP2019033905A (en) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | Exercise tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019033905A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111374840A (en) * | 2020-03-24 | 2020-07-07 | 杭州乐垚生物科技有限公司 | Medical seat helping orthopedic patient to quickly recover assistance |
-
2017
- 2017-08-16 JP JP2017157223A patent/JP2019033905A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111374840A (en) * | 2020-03-24 | 2020-07-07 | 杭州乐垚生物科技有限公司 | Medical seat helping orthopedic patient to quickly recover assistance |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5903431B2 (en) | Direction variable machine and training method using the same | |
US20160166451A1 (en) | Portable rehab station with standing assist | |
JP2017528297A (en) | Equipment for physical exercise | |
JP5320572B2 (en) | Nursing care support device | |
US7731642B2 (en) | Training apparatus | |
EP3055038A1 (en) | Portable rehab station | |
CN216676228U (en) | Host module, care machine and suspension machine | |
JP2019033905A (en) | Exercise tool | |
KR101903343B1 (en) | Apparatus for kick board | |
JP6745810B2 (en) | Assistance device | |
JP2016198334A (en) | wheelchair | |
EP2352566A1 (en) | Amusement device | |
JP5890047B2 (en) | Riding exercise apparatus and riding exercise method using multidirectional reciprocating apparatus and multidirectional reciprocating apparatus | |
WO2023050227A1 (en) | Main unit module and assistive device comprising main unit module | |
JP6317662B2 (en) | Standing assist device and independent walking support device | |
EP1609510A2 (en) | Gymnastic device | |
KR102377806B1 (en) | A stretching appliance for stretching the back | |
JP2012245017A (en) | Transfer supporting device | |
JP5979605B2 (en) | Handrail device for toilet | |
KR20160125002A (en) | A rehabilitation machine | |
JP3186475U (en) | Bicycle rear wheel support device | |
KR101078622B1 (en) | An athletic apparatus for the legs | |
KR101188406B1 (en) | Fixing device of wheelchair for exercise of the handicapped | |
KR100670922B1 (en) | A wheelchair of two persons | |
KR102434907B1 (en) | Dumbbell lifting exercise apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20190704 |