JP2019033393A - 動画情報処理装置並びにその制御方法及び制御プログラム - Google Patents

動画情報処理装置並びにその制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画配信サービスのユーザに対し新規な視聴体験を提供することである。【解決手段】本発明の一態様である動画情報処理装置(例えば、ユーザ端末10)は、表示装置(例えば、表示部525)の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定する決定手段(例えば、決定部510)と、前記動画表示エリアにおいて前記所定の動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更手段(例えば、変更部550)と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、動画を配信する動画配信システムに関する。
本発明は、特に、配信された動画を再生するよう動画情報処理装置を制御する制御技術に関する。
画面に表示された静止画をスクロールさせる機能を有する携帯端末が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の携帯端末は、パノラマ画像が画面に表示されている状態において該携帯端末の移動が検出された場合に、当該移動の方向に対応する方向に当該パノラマ画像をスクロールする。
特開2004−317548号公報
従来の一般的な動画配信サービスでは、動画の全体がユーザ端末の表示画面内に収まるように当該動画の再生時の表示サイズが当該ユーザ端末により自動的に調整される。
そのため、動画の表示中に当該動画の表示範囲を変更する機能をユーザ端末にもたせる必要性がほとんどない。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザに対し新規な動画視聴体験を提供することである。
〔A〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「動画情報処理装置」は、表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定する決定手段と、前記動画表示エリアにおいて前記所定の動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更手段と、を備える。
〔B〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「動画情報処理装置の制御方法」は、表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該動画の表示サイズを決定する決定ステップと、前記動画表示エリアにおいて前記動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更ステップと、を含む。
〔C〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「制御プログラム」は、表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該動画の表示サイズを決定する決定機能と、前記動画表示エリアにおいて前記動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更機能と、を動画情報処理装置のコンピュータに実現させる。
〔D〕上記課題を解決するため、本発明の一態様である「コンピュータ読取り可能な記録媒体」に記録される制御プログラムは、表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該動画の表示サイズを決定する決定機能と、前記動画表示エリアにおいて前記動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更機能と、を動画情報処理装置のコンピュータに実現させる。
上記〔A〕の「動画情報処理装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、上記〔B〕の「動画情報処理装置の制御方法」,上記〔C〕の「制御プログラム」及び上記〔D〕の「記録媒体」が記録する制御プログラムに加えてもよい。
・前記決定手段が、前記動画表示エリアが前記表示領域の全範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する。
・前記所定の動画の品質が所定の基準を満たさない場合に、前記動画表示エリアにて前記所定の動画に代えて再生されるべき相対的に高品質な動画を取得するよう指示する指示手段をさらに備える。
・前記決定手段が、前記所定の動画の品質を加味して、前記動画表示エリアの表示サイズと前記動画の表示サイズをそれぞれ決定する。
・前記決定手段が、前記所定の動画の品質が所定の基準を満たす場合に、前記動画表示エリアが前記表示領域の全範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する。
・前記決定手段が、前記所定の動画の品質が所定の基準を満たさない場合に、前記動画表示エリアが前記表示領域の一部範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する。
・前記表示領域内の前記動画表示エリアに重ならない余白エリアに前記所定の動画に関連する関連要素を配置する配置手段をさらに備える。
・前記決定手段により決定される前記所定の動画の表示サイズを加味して、該所定の動画の配信品質を指定する指定手段をさらに備える。
・前記指定手段が、前記所定の動画が配信される経路の通信速度をさらに加味して、前記配信品質を指定する。
本発明に係る動画情報処理装置は、動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が動画表示エリアからはみ出るように動画表示エリアの表示サイズと所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定するとともに、動画表示エリアに表示される部分をユーザによる所定の動作に応じて変更する。
よって、本発明によれば、動画の表示範囲を変更させながら視聴する新規な視聴体験をユーザに提供することが可能になる。
概要の説明図である。(実施例) 動画配信システムのネットワーク構成例を示す。(実施例) ユーザ装置のハードウェア的機能構成例を示す。(実施例) サーバ装置のハードウェア的機能構成例を示す。(実施例) ユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。(実施例) 動画再生手順を例示する。(実施例) 動画配置変更手順を例示する。(実施例) 概要の説明図である。(変形例1) ユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。(変形例1) ユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。(変形例2)
[1.実施形態]
[1−1.概要]
本実施形態は、表示装置に動画を再生表示させる動画情報処理装置に関する。
本実施形態に係る動画情報処理装置は、動画の表示範囲を変更させながら視聴する新規な視聴体験をユーザに提供するため、動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が動画表示エリアからはみ出るように動画表示エリアの表示サイズと所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定するとともに、動画表示エリアに表示される部分がユーザによる所定の動作に応じて変更されるように構成される。
[1−2.動画情報処理装置]
本実施形態に係る動画情報処理装置(例えば、ユーザ端末10)は、表示装置(例えば、表示部525)の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定する決定手段(例えば、決定部510)と、前記動画表示エリアにおいて前記所定の動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更手段(例えば、変更部550)と、を備える。
[2.実施例]
[2−1.概要]
本実施例は、動画をストリーミング配信する動画配信システムに関する。
本実施例に係るユーザ端末は、配信動画の表示範囲を変更させながら視聴する新規な視聴体験をユーザに提供するため、動画表示エリアにて再生されるべき配信動画の一部が動画表示エリアからはみ出るように動画表示エリアの表示サイズと配信動画の表示サイズをそれぞれ決定するとともに、動画表示エリアに表示される部分がユーザによる所定の動作に応じて変更されるように構成される。
図1を参照して、本実施例の概要を説明する。
本実施例では、ユーザ端末10の表示領域内に配置される動画表示エリア110にて再生されるべき配信動画120の一部(本実施例では、動画120の周縁部)が動画表示エリア110からはみ出るように動画表示エリア110の表示サイズと配信動画120の表示サイズがそれぞれ決定されるとともに、動画表示エリア110において配信動画120が再生されている最中にユーザ端末10において所定の動きが検出された場合に、動画表示エリア110からはみ出ていた部分の一部が動画表示エリア110に収まるように配信動画120がスクロールされる。動きの向きに応じて、配信動画120がスクロールされる方向が変化するように構成するとよい。
本実施例では、動画表示エリア110がユーザ端末10の表示領域の全範囲に表示されるように動画表示エリア110の表示サイズが決定される。
例えば、配信動画120の周縁部が動画表示エリア110からはみ出ている状態(図1(a))で動画表示エリア110において配信動画120が再生されている最中にユーザ端末10においてユーザ端末10の表示領域にほぼ平行な左上向きに当該表示領域が傾かないように移動させる動きが検出された場合に、動画表示エリア110からはみ出ていた配信動画120の左側及び上側の周縁部の一部が動画表示エリア110に収まるように配信動画120の配置位置が変更される(図1(b))。
[2−2.ネットワーク構成]
図2は、実施例のシステム(動画配信システム)のネットワーク構成例を示す。
本実施例のシステムは、ユーザが使用するユーザ端末10と、配信動画を管理する動画管理システム20と、動画を配信する配信管理システム30と、を含む。
動画管理システム20は、管理サーバ21とストレージ22を含む。配信管理システム30は、配信サーバ31とストレージ32を含む。
ユーザ端末10と管理サーバ21とは、通信ネットワーク40を通じてデータの授受が可能である。管理サーバ21は、ストレージ22に記憶される動画管理データにアクセス可能である。
ユーザ端末10と配信サーバ31とは、通信ネットワーク40を通じてデータの授受が可能である。配信サーバ31は、ストレージ32に記憶される配信動画データにアクセス可能である。
通信ネットワーク40は、インターネット(Internet),携帯電話網,無線WAN(Wireless Wide Area Network),無線LAN(Wireless Local Area Network),イーサネット(Ethernet)(登録商標)などの既存のネットワークのうち少なくともいずれかを含んでいてよい。
[2−2−1.ユーザ端末]
ユーザ端末10は、所定の動画再生プログラム又はWebブラウザプログラムがインストールされたユーザ装置(コンピュータ)である。
本実施例のシステムでは、ユーザ装置として、動画再生プログラム及びWebブラウザプログラムをインストール可能な汎用の携帯装置(例えば、携帯電話,スマートフォン(smartphone),タブレット(tablet)端末,タブレットPC(personal computer),ウェアラブルデバイス(wearable device)など)や汎用の処理装置(例えば、PC(personal computer)など)を用いることができる。
[2−2−2.動画管理システム]
動画管理システム20は、管理サーバ21とストレージ22を含む。
管理サーバ21は、Webサーバプログラムがインストールされたサーバ装置(コンピュータ)である。
管理サーバ21は、要求元から取得した動画管理データをストレージ22に記憶させる。また、管理サーバ21は、要求(リクエスト)に応じてストレージ22に記憶されるデータを検索し、処理結果を要求元に提供(レスポンス)する。
なお、複数のサーバ装置を連携させてサーバシステムを構成し、管理サーバ21の機能を分担させ又は管理サーバ21にかかる負荷を分散させてもよい。
ストレージ22は、動画配信サービスの動画管理データを記憶する記憶装置である。本実施例では、特に、動画配信サービスに登録されている配信動画のメタ情報が記憶される。
なお、複数の記憶装置を用意し、ストレージ22が記憶するデータの種類ごとに別々に記憶させてもよい。またストレージ22が記憶するデータを複数の記憶装置に分散配置することも可能である。
[2−2−3.配信管理システム]
配信管理システム30は、配信サーバ31とストレージ32を含む。
配信サーバ31は、ストリーミング配信サーバプログラムがインストールされたサーバ装置(コンピュータ)である。
配信サーバ31は、配信要求(リクエスト)に応じて、ストレージ32から必要な動画データを読み出し、要求元にストリーミング配信(レスポンス)する。
なお、複数のサーバ装置を連携させてサーバシステムを構成し、配信サーバ31の機能を分担させ又は配信サーバ31にかかる負荷を分散させてもよい。
ストレージ32は、動画配信サービスの動画データを記憶する記憶装置である。本実施例では、特に、配信動画のファイルデータが記憶される。
なお、複数の記憶装置を用意し、ストレージ32が記憶するデータの種類ごとに別々に記憶させてもよい。またストレージ32が記憶するデータを複数の記憶装置に分散配置することも可能である。
[2−3.ハードウェア的機能構成]
[2−3−1.ユーザ装置のハードウェア的機能構成]
図3は、ユーザ装置のハードウェア的機能構成例を示す。
典型的なユーザ装置は、制御処理装置であるMPU(Micro-Processing Unit)311と、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)321と、補助記憶装置であるROM(Read Only Memory)322及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)323と、入力装置と表示装置を兼ねるタッチパネルディスプレイ331と、音声出力部であるスピーカ332と、通信制御装置であるNIC(Network Interface Controller)341及び無線LAN(Local Area Network)チップ342と、加速度センサ351と、を少なくとも有する。
RAM321と、ROM322と、EEPROM323と、タッチパネルディスプレイ331と、スピーカ332と、NIC341と、無線LANチップ342と、加速度センサ351とは、バスラインを介してMPU311と接続される。
MPU311は、(1)ROM322又はEEPROM323に記憶されたプログラムをRAM321上に読み込み、(2)プログラムの指示に従ってタッチパネルディスプレイ331とEEPROM323とNIC341と無線LANチップ342と加速度センサ351との少なくともいずれかからデータを取得し、(3)取得したデータをプログラムに規定される手順で演算・加工した上で、(4)演算済み・加工済みのデータをEEPROM323とタッチパネルディスプレイ331とスピーカ332とNIC341と無線LANチップ342との少なくともいずれかに提供する。
[2−3−2.サーバ装置のハードウェア的機能構成]
図4は、サーバ装置のハードウェア的機能構成例を示す。
典型的なサーバ装置は、MPUやROMを含む制御処理装置410と、RAMを含む主記憶装置420と、HDD(Hard Disc Drive)を含む補助記憶装置430と、マウスやキーボードを含む入力装置440と、ディスプレイやスピーカを含む出力装置450と、ネットワークカード(Network Interface Card)を含む通信制御装置460と、を有する。
主記憶装置420、補助記憶装置430、入力装置440、出力装置450及び通信制御装置460は、バスラインを介して制御処理装置410とそれぞれ接続される。
制御処理装置410は、(1)補助記憶装置430に記憶されたプログラムを主記憶装置420上に読み込み、(2)プログラムの指示に従って入力装置440と補助記憶装置430と通信制御装置460との少なくともいずれかからデータを取得し、(3)取得したデータをプログラムに規定される手順で演算・加工した上で、(4)演算済み・加工済みのデータを補助記憶装置430と出力装置450と通信制御装置460との少なくともいずれかに提供する。
[2−4.ソフトウェア的機能構成]
図5は、ユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。
図5に例示されるように、ユーザ端末10は、第1取得部505と、決定部510と、配置部515と、表示制御部520と、表示部525と、指示部530と、第2取得部535と、検出部540と、入力解析部545と、変更部550と、を有する。
表示部525は、タッチパネルディスプレイ331を含んで構成される。第1取得部505及び第2取得部535は、NIC341と無線LANチップ342の少なくともいずれかを含んで構成される。検出部540は、加速度センサ351を含んで構成される。その他の機能は、MPU311を含んで構成される。
ユーザ端末10のソフトウェア的機能は、ユーザ装置向けOS(Operating System)と当該OS上で動作する動画再生プログラムがユーザ装置にそれぞれインストールされることにより実現される。
なお、動画再生プログラムに代えて、上記ユーザ装置向けOS上で動作するWebブラウザプログラムと当該Webブラウザプログラム上で動作する動画再生プログラムがユーザ装置にそれぞれインストールされることによってもユーザ端末10のソフトウェア的機能が実現され得る。
ユーザ装置向けOSは、出荷当初からユーザ装置にインストールされているのが一般的である。ユーザ装置にインストールされるべきその他のプログラムは、通信ネットワーク40を介し搬送波に重畳させてユーザ装置に供給されるのが一般的である。
なお、ユーザ装置にインストールされるべき上記その他のプログラムは、CD(Compact Disc),DVD(Digital Versatile Disk),MOディスク(Magneto-Optical disk),フラッシュメモリ(flash memory)などの記録媒体に記録された状態で配布され当該記録媒体からユーザ装置に読み込まれてもよい。
第1取得部505は、配信動画のストリーミング再生に必要な情報を動画管理システム20から取得する。必要な情報は、例えば、配信動画を特定可能なURL,デフォルトの配信品質を示す情報である。
決定部510は、表示部525の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき配信動画の一部(配信動画の周縁部)が動画表示エリアからはみ出るように動画表示エリアの表示サイズと配信動画の表示サイズをそれぞれ決定する。本実施例では、動画表示エリアが表示部525の表示領域の全範囲に表示されるように動画表示エリアの表示サイズを決定する。
配置部515は、表示部525の表示領域内に表示させる表示画面に動画表示エリア等の要素を配置する。
表示制御部520は、表示部525に動画表示エリア等の要素を含む表示画面を表示させる。
指示部530は、配信動画を取得するよう第2取得部535に指示する。本実施例では、配信動画のデフォルトの配信品質が所定の基準を満たさない場合に、動画表示エリアにて当該配信動画に代えて再生されるべき相対的に高品質な配信動画を取得するよう第2取得部535に指示する。なお、「所定の基準を満たす」とは、動画表示エリアより大きいサイズに拡大しても視聴に支障が出ないものとして予め設定された閾値以上の配信品質であることをいう。
第2取得部535は、指示部530による指示に従い配信管理システム30にアクセスして配信動画のストリーミング配信を受ける。
表示制御部520は、さらに、表示部525の表示領域内に配置される動画表示エリアに配信動画を再生表示させる。
検出部540は、ユーザ端末10にかかる加速度を検出する。
入力解析部545は、検出部540により検出される加速度の方向及び大きさから、ユーザ端末10における所定の動きを特定する。本実施例における「所定の動き」とは、表示部525の表示面にほぼ平行な方向に当該表示面が傾かないように移動させる動きをいう。
変更部550は、動画表示エリアにおいて配信動画が再生されている最中に入力解析部545により所定の動きが特定された場合に、動画表示エリアからはみ出ていた周縁部の一部が動画表示エリアに収まるように動画の配置位置を変更する。本実施例では、変更後の配置位置まで配信動画をスクロールさせる。
表示制御部520は、さらに、変更部550による配置位置の変更を表示部525に表示される表示画面に反映させる。
[2−5.動画再生手順]
図6は、動画配信システムにおける動画再生手順を例示する。
S610では、第1取得部505が動画管理システム20に、配信動画のストリーミング再生に必要な情報を要求する。ここでは、必要な情報がHTMLデータに含まれるものとする。
S620では、第1取得部505が動画管理システム20から、配信動画のストリーミング再生に必要な情報が含まれるHTMLデータを取得する。
S630では、決定部510が、表示部525の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき配信動画の一部(配信動画の周縁部)が動画表示エリアからはみ出るように動画表示エリアの表示サイズと配信動画の表示サイズをそれぞれ決定する。本実施例では、動画表示エリアが表示部525の表示領域の全範囲に表示されるように動画表示エリアの表示サイズを決定する。
S640では、配置部515が、表示部525の表示領域内に表示させる表示画面に動画表示エリア等の要素を配置する。
S650では、第2取得部535が、指示部530による指示に従い配信管理システム30に動画のストリーミング配信を要求する。
S660では、表示制御部520が、表示部525の表示領域内に配置される動画表示エリアにて配信動画を再生表示させる。
[2−6.動画配置変更手順]
図7は、ユーザ端末10による動画配置変更手順を例示する。
S710では、入力解析部545が、検出部540により検出される加速度の方向及び大きさから、ユーザ端末10における所定の動きを特定する。所定の動きが検出(特定)される度に、S720に進む。
S720では、変更部550が、動画表示エリアからはみ出ていた周縁部の一部が動画表示エリアに収まるように動画の配置位置を変更する。そして、表示制御部520が、変更部550による配置位置の変更を表示部525に表示される表示画面に反映させる。
[3.変形例]
[3−1.変形例1]
[3−1−1.概要]
図8を参照して、変形例1の概要を説明する。
変形例1では、動画表示エリア110がユーザ端末10の表示領域の全範囲より小さくなるように動画表示エリア110の表示サイズが決定されてもよい。具体的には、配信動画120が拡大されて視聴に支障が出ることを防止するため、配信動画120の配信品質に応じて動画表示エリア110の表示サイズが決定される。特に、配信動画120の配信品質が所定の基準を満たさない場合に、動画表示エリア110がユーザ端末10の表示領域の全範囲より小さくなるように動画表示エリア110の表示サイズが決定されるとよい。
また、変形例1では、動画表示エリア110がユーザ端末10の表示領域の全範囲より小さくなるように動画表示エリア110の表示サイズが決定された場合に、表示領域内の動画表示エリア110に重ならない領域130a,130bに配信動画120に関連する関連要素その他の要素を配置する。同様に、動画表示エリア110に重ならない領域140a,140bに配信動画の再生を操作するための機能項目(操作メニュー項目)を配置する。
関連要素は、配信動画の映像又は音声の解析により得られるデータである。例えば、配信動画が複数の競争参加体(競走馬)が競争する様子を含む場合には、競争参加体の現在順位や競争参加体に関する詳細データが好例である。
変形例1では、配信動画120の周縁部が動画表示エリア110からはみ出ている状態(図8(a))で動画表示エリア110において配信動画120が再生されている最中にユーザ端末10においてユーザ端末10の表示領域にほぼ平行な左上向きに当該表示領域が傾かないように移動させる動きが検出された場合に、動画表示エリア110からはみ出ていた配信動画120の左側及び上側の周縁部が動画表示エリア110に収まるように配信動画120がスクロールされる(図8(b))。動きの向きに応じて、配信動画120がスクロールされる方向が変化するように構成するとよい。
[3−1−2.ソフトウェア的機能構成]
図9は、変形例1に係るユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。
変形例1において決定部510aは、配信動画のデフォルトの配信品質を加味して、動画表示エリアの表示サイズと配信動画の表示サイズをそれぞれ決定する。具体的には、配信品質が所定の基準を満たす場合に、動画表示エリアが表示領域の全範囲に表示されるように動画表示エリアの表示サイズを決定する。一方、配信品質が所定の基準を満たさない場合に、動画表示エリアが表示領域の一部範囲に表示されるように動画表示エリアの表示サイズを決定する。なお、「所定の基準を満たす」とは、上記実施例と同様に動画表示エリアより大きいサイズに拡大しても視聴に支障が出ないものとして予め設定された閾値以上の配信品質であることをいう。
このとき、配置部515aは、表示領域内の動画表示エリアに重ならない余白領域に配信動画に関連する関連要素その他の要素を配置する。
[3−2.変形例2]
上記変形例1において、決定部510aは、配信品質が所定の基準を満たさない場合に、動画表示エリアが表示領域の全範囲より小さく表示されるように動画表示エリアの表示サイズを決定する。
これに対し、配信動画の表示サイズや配信動画の配信経路の通信速度を加味して、配信動画の配信品質を指定してもよい。これらの方法によっても、配信動画が拡大されることにより視聴に支障が出る事態が回避できる。
図10は、変形例2に係るユーザ端末のソフトウェア的機能構成例を示す。
変形例2において決定部510bは、第1取得部505により取得されるHTMLデータに含まれる必要な情報に基づいて又は設定に基づいて動画表示エリアの表示サイズと配信動画の表示サイズをそれぞれ決定する。そして、指定部555は、決定部510bにより決定される配信動画の表示サイズ及び配信動画が配信される経路の通信速度を加味して、配信動画の配信品質を指定する。
第2取得部535bは、指定部555により指定される配信品質で配信管理システム30から配信動画のストリーミング配信を受ける。
10 ユーザ端末(「動画情報処理装置」の一例)
20 動画管理システム
21 管理サーバ
22 ストレージ
30 配信管理システム
31 配信サーバ
32 ストレージ
40 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき所定の動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該所定の動画の表示サイズをそれぞれ決定する決定手段と、
    前記動画表示エリアにおいて前記所定の動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更手段と、
    を備える動画情報処理装置。
  2. 前記決定手段が、前記動画表示エリアが前記表示領域の全範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する、
    請求項1に記載の動画情報処理装置。
  3. 前記所定の動画の品質が所定の基準を満たさない場合に、前記動画表示エリアにて前記所定の動画に代えて再生されるべき相対的に高品質な動画を取得するよう指示する指示手段をさらに備える、
    請求項2に記載の動画情報処理装置。
  4. 前記決定手段が、前記所定の動画の品質を加味して、前記動画表示エリアの表示サイズと前記動画の表示サイズをそれぞれ決定する、
    請求項1に記載の動画情報処理装置。
  5. 前記決定手段が、前記所定の動画の品質が所定の基準を満たす場合に、前記動画表示エリアが前記表示領域の全範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する、
    請求項4に記載の動画情報処理装置。
  6. 前記決定手段が、前記所定の動画の品質が所定の基準を満たさない場合に、前記動画表示エリアが前記表示領域の一部範囲に表示されるように該動画表示エリアの表示サイズを決定する、
    請求項4に記載の動画情報処理装置。
  7. 前記表示領域内の前記動画表示エリアに重ならない余白エリアに前記所定の動画に関連する関連要素を配置する配置手段をさらに備える、
    請求項6に記載の動画情報処理装置。
  8. 前記決定手段により決定される前記所定の動画の表示サイズを加味して、該所定の動画の配信品質を指定する指定手段をさらに備える、
    請求項1に記載の動画情報処理装置。
  9. 前記指定手段が、前記所定の動画が配信される経路の通信速度をさらに加味して、前記配信品質を指定する、
    請求項8に記載の動画情報処理装置。
  10. 表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該動画の表示サイズを決定する決定ステップと、
    前記動画表示エリアにおいて前記動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更ステップと、
    を含む、動画情報処理装置の制御方法。
  11. 表示装置の表示領域内に配置される動画表示エリアにて再生されるべき動画の一部が該動画表示エリアからはみ出るように該動画表示エリアの表示サイズと該動画の表示サイズを決定する決定機能と、
    前記動画表示エリアにおいて前記動画が再生されている最中に前記表示装置において所定の動きが検出された場合に、該動画表示エリアからはみ出ていた部分の少なくとも一部が該動画表示エリアに収まるように該動画の配置位置を変更する変更機能と、
    を動画情報処理装置のコンピュータに実現させる制御プログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110719500A (zh) * 2019-10-21 2020-01-21 天津西瑞尔信息工程有限公司 视频配置信息的处理方法和装置

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