JP2019032669A - 情報通信端末及び通報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで情報通信端末の位置及び車両又は建物の内部状況を外部に通知することができる情報通信端末及び通報システムを提供する。【解決手段】施設に設置されたビーコン端末2と、前記ビーコン端末とは異なる場所に設置された外部装置4,5とに接続される情報通信端末3は、ビーコン端末2からの緊急信号を受信する第1無線通信部38と、外部装置4,5と通信する第2無線通信部39と、緊急信号が真正であるか否かを判断するとともに、緊急信号が真正であると判断した場合に、情報通信端末3で取得した情報を外部装置4,5に送信するように第2無線通信部39を制御するCPU31とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、情報通信端末及び通報システムに関する。
従来より、車両の外部に取り付けられ、緊急時に警告文字列を表示する警告表示灯が知られている(例えば、特許文献1参照)。この警告表示灯では、バスジャックや車両火災などの緊急事態が発生したときに、緊急事態の発生を外部に知らせて、救助を求めることができる。
また、非常ボタンの操作により非常事態の発生を入力すると、制御装置が、GPSユニットで取得した現在地と、監視カメラ及び音声マイクで収集した画像や音声などの内部情報と、車両を特定する車両番号とを含む異常発生情報を生成し、監視センターに送信する通報システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1の技術では、車両外部の者は警告表示から緊急事態の発生を知ることができるが、車両内部の状況を把握することは容易でない。
また、特許文献2の技術では、車両にGPSユニット、監視カメラ及び音声マイクを搭載しなければならず、システムの製造コストが高額になるという課題がある。
本発明の目的は、低コストで情報通信端末の位置及び車両又は建物の内部状況を外部に通知することができる情報通信端末及び通報システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示された情報通信端末は、施設に設置されたビーコン端末と、前記ビーコン端末とは異なる場所に設置された外部装置とに接続される情報通信端末であって、前記ビーコン端末からの緊急信号を受信する第1通信手段と、前記外部装置と通信する第2通信手段と、前記緊急信号が真正であるか否かを判断するとともに、前記緊急信号が真正であると判断した場合に、前記情報通信端末で取得した情報を前記外部装置に送信するように前記第2通信手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、低コストで情報通信端末の位置及び車両又は建物の内部状況を外部に通知することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る緊急通報システムの構成図である。第1の実施の形態に係る緊急通報システム10は、緊急事態が発生したときに、緊急事態の発生を警備会社又は警察など(以下、「外部機関」という)に知らせる。
図1は、第1の実施の形態に係る緊急通報システムの構成図である。第1の実施の形態に係る緊急通報システム10は、緊急事態が発生したときに、緊急事態の発生を警備会社又は警察など(以下、「外部機関」という)に知らせる。
図1の緊急通報システム10は、スマートホンのような情報通信端末3を所持する人が乗車する車両1に設置されるビーコン端末2と、情報通信端末3と無線通信を行う、車両1の外に設けられた管理サーバ4とを備えている。管理サーバ4は、例えば外部機関5が管理するサーバである。本実施の形態に係る緊急通報システム10が適用される場所は車両1に限定されず、例えば、ビーコン端末2が設置されている建物や、屋外イベント会場やテントなどでもよい。以下、車両や建物、イベント会場などを総称して「施設」とする。また、ビーコン端末2及び情報通信端末3の台数は1台に限定されず、複数あってもよい。また、情報通信端末3は、ビーコン端末2と無線通信ができる限り車両1又は建物の外部にあってもよい。管理サーバ4と、電話回線を介して情報通信端末3と接続可能な外部機関5とは外部装置として機能する。
ビーコン端末2は、ビーコン端末2の動作全体を制御するマイコン21と、各ビーコン端末2に固有の秘密鍵及び各種のデータを記憶するメモリ22と、Bluetooth(登録商標)low energy規格に準拠する無線通信を行う無線通信部23とを備えている。尚、無線通信部23は、Bluetooth low energy規格に代えて、920MHz帯の特定小電力の無線通信又はIEEE802.11a/b/g/n/acなどの無線LANの規格に準拠する無線通信を行ってもよい。
マイコン21には、緊急ビーコン信号の出力指示を入力するためのスイッチ11、緊急ビーコン信号の出力停止指示を入力するための停止スイッチ12、及びLED13が接続されている。スイッチ11は車両1の運転手などの乗員が操作できるように設置してもよく、乗員以外の乗客が操作できるように設置してもよい。LED13は、乗員又は客(以下「乗員等」)に情報を通知するために点灯又は点滅する。バスジャックや火災などの緊急事態が発生した場合に乗員等がスイッチ11を押下することで、マイコン21は緊急ビーコン信号を作成し無線通信部23を介して出力する。また、停止スイッチ12が押下されると、マイコン21は緊急ビーコン信号の発信を停止する。乗客がスイッチ11を操作可能となっている場合、スイッチ11が誤操作やいたずらで操作される可能性が出てくるため、停止スイッチ12はスイッチ11の誤操作やいたずら対策のために利用される。スイッチ11及び停止スイッチ12の個数は1つに限定されず、複数あってもよい。
緊急ビーコン信号のフォーマットを図2(A)及び(B)に示す。図2(A)は緊急ビーコン信号の一部が暗号化される場合のフォーマットを示し、図2(B)は緊急ビーコン信号の一部がハッシュ化された情報を含む場合のフォーマットを示す。尚、図2(A)及び(B)の緊急ビーコン信号のフォーマットは一例であり、これらに限定されるものではない。
緊急ビーコン信号はビーコン端末2から不特定多数の装置に向けて発信されるため、緊急ビーコン信号が平文の場合には、悪意ある者が緊急ビーコン信号を複製して利用できてしまう。このため、本実施の形態では、緊急ビーコン信号の少なくとも一部を暗号化又はハッシュ化している。
図2(A)の緊急ビーコン信号は、ビーコン端末2のアドレス又はID(以下「アドレス」と総称)511、緊急通報(以下、「本サービス」)用のデータであることを識別するためのコード512、緊急ビーコン信号であることを示すコード513、一定時間ごとに変化するコード514、その他のコード515及び暗号化されたコード516を含む。コード512は、例えばベンダID又はユーザのUUIDである。コード514は、時刻情報又はカウンタ情報である。コード516は、メモリ22に格納された秘密鍵によりアドレス511、コード514及びコード515を暗号化したコードである。アドレス511、コード512及びコード513は暗号化されずに、平文の形式で発信される。アドレス511及びコード516は、緊急ビーコン信号の真正性を確認するために情報通信端末3を介して管理サーバ4に送信される。なお、暗号化されるコードは上記の例に限定されず、例えば上記で暗号化されない情報を暗号化してコード516に含めてもよい。
図2(B)の緊急ビーコン信号は、図2(A)のコード516に代えて、メモリ22に格納された秘密鍵を使って作成されたアドレス511及びコード512〜515のハッシュであるコード517を含む。コード517は、アドレス511及びコード512又は514のハッシュを含めばよく、コード513及び515のハッシュは含まなくてもよいが、暗号化と同様、ハッシュを作成するコードは上記の組合せには限定されない。尚、アドレス511及びコード517は、緊急ビーコン信号の真正性を確認するために情報通信端末3を介して管理サーバ4に送信される。
このように、ビーコン端末2が緊急ビーコン信号の一部を暗号化したり又は緊急ビーコン信号の一部のハッシュを作成するため、複製された信号のような真正でない緊急ビーコン信号を受信側の装置で排除することができる。
メモリ22は、アドレス511及びコード512〜515を記憶する。図2(A)及び(B)のコード516及び517は、メモリ22内のアドレス511及びコード512〜515に基づいて、マイコン21によって生成される。
情報通信端末3は、情報通信端末3の動作全体を制御するCPU(Central Processing Unit)31と、各種のデータを格納するメモリ32と、ユーザの操作を入力する入力部33と、データを表示する表示部34と、人工衛星からのGPS(Global Positioning System)信号を受信するGPSモジュール35と、画像を撮影する撮像部36と、音声を入力する音声入力部37Aと、音声を出力する音声出力部37Bと、ビーコン端末2と無線通信を行うと共にビーコン端末2からの信号の受信電波強度(RSSI)を検出する第1無線通信部38と、管理サーバ4と無線通信を行う第2無線通信部39とを備えている。CPU31はバス30を介してメモリ32、入力部33、表示部34、GPSモジュール35、撮像部36、音声入力部37A、音声出力部37B、第1無線通信部38及び第2無線通信部39に接続されている。CPU31は制御手段として機能する。
第1無線通信部38は、Bluetooth low energy規格に準拠する無線通信を行うが、920MHz帯の特定小電力の無線通信又はIEEE802.11a/b/g/n/acなどの無線LANの規格に準拠する無線通信を行ってもよい。第2無線通信部39は、無線LANの規格に準拠する無線通信及び/又は携帯電話回線による無線通信を行う。例えば、入力部33はタッチパネルであり、表示部34は液晶ディスプレイであり、撮像部36はカメラであり、音声入力部37Aはマイクであり、音声出力部37Bはスピーカである。
管理サーバ4は、管理サーバ4の動作全体を制御するCPU41と、各種のデータを格納するメモリ42及びHDD(Hard Disk Drive)44と、表示部43と、情報通信端末3と通信を行う通信部45とを備えている。CPU41は、メモリ42、表示部43、HDD44及び通信部45にバス40を介して接続されている。通信部45は通信機能を持ち、インターネット、専用回線、携帯電話回線などを経由して情報通信端末3と通信を行う。メモリ42又はHDD44は、各ビーコン端末2に固有の秘密鍵、及び各ビーコン端末2の識別子と秘密鍵との対応表を格納している。
情報通信端末3のCPU31は、緊急ビーコン信号をビーコン端末2から受信すると、緊急ビーコン信号の真正性を照会するために緊急ビーコン信号を管理サーバ4に送信する。
緊急ビーコン信号が暗号化されている場合は、管理サーバ4のCPU41は、緊急ビーコン信号のアドレス511に対応する真正な秘密鍵を使って受信した緊急ビーコン信号のコード516を復号化し、緊急ビーコン信号のアドレス511が復号化されたコード516に含まれるアドレス511と一致する場合に、受信した緊急ビーコン信号が真正であると判断する。
緊急ビーコン信号がハッシュ化された情報を含む場合は、管理サーバ4のCPU41は、緊急ビーコン信号のアドレス511に対応する真正な秘密鍵を使って受信した緊急ビーコン信号のアドレス511及びコード514のハッシュを作成し、作成されたハッシュが緊急ビーコン信号に含まれるコード517と一致する場合に、受信した緊急ビーコン信号が真正であると判断する。
いずれの場合も、管理サーバ4のCPU41は、緊急ビーコン信号が真正であると判断すると、緊急ビーコン信号が真正であることを示す確認結果を情報通信端末3に通知する。もしくは、管理サーバ4のCPU41は、緊急ビーコン信号のアドレス511に対応する真正な秘密鍵を使って、受信した緊急ビーコン信号のアドレス511及びコード514のハッシュを作成し、作成したハッシュを情報通信端末3に返信する。この場合、情報通信端末3は、管理サーバ4から受信されたハッシュが発信した緊急ビーコン信号に含まれるコード517と一致する場合に、緊急ビーコン信号が真正であると判断する。
情報通信端末3のCPU31は、確認結果を管理サーバ4から受信するか、又は自身で緊急ビーコン信号が真正であると判断すると、第2無線通信部39を外部機関5の電話回線に接続させて通話状態とするか、又は第2無線通信部39を外部機関が管理する管理サーバ4に接続させる。
第2無線通信部39が外部機関5に接続すると、CPU31は、音声出力部37Bをオフにし且つ表示部34に待ち受け画面を表示させながら、メモリ32に格納された情報通信端末3の所有者情報、GPSモジュール35で取得した情報通信端末3の位置情報、撮像部36で取得した映像情報、音声入力部37Aで取得した音声情報、及び第1無線通信部38で検出した受信電波強度情報を外部機関5に出力する。情報通信端末3は外見上、通話画面を表示させずに待ち受け画面を表示させながら、密かに所有者情報、位置情報、映像情報、音声情報及び受信電波強度情報を外部機関5に出力する。このような動作は、メモリ32に格納されたアプリケーション又は情報通信端末3に予め含まれるファームウエアの制御によって実行される。
これにより、情報通信端末3は外部機関5に緊急事態を素早く通知することができる。バスジャックのような人質事件の場合にも、犯人に知られることなく、人質が所有する情報通信端末3から外部機関5に緊急事態を通知することができる。例えば、人質事件の場合に、警察は、位置情報、映像情報、音声情報及び受信電波強度情報を適宜組み合わせることで、犯人のより正確な位置などを検出できる。ビーコン端末2がバス車内の前方及び後方にそれぞれ取り付けられている場合に、バス車内の後方に取り付けられているビーコン端末2からの受信電波強度が強い、つまり情報通信端末3が車内後方に近い位置にあり、犯人の音声が明確で大きく聞こえれば、外部からバス車内が見えない状態でも犯人がバス車内の後方にいると判断できる。
次に、ビーコン端末2、情報通信端末3及び管理サーバ4の動作を説明する。図3は、ビーコン端末2、情報通信端末3及び管理サーバ4の動作を示すフローチャートである。
まず、ビーコン端末2のマイコン21はスイッチ11がオンであるか否かを判別する(S1)。スイッチ11がオフである場合には(S1でNO)当該判別を繰り返す。一方、スイッチ11が操作されてオンとなった場合には(S1でYES)、マイコン21は緊急ビーコン信号を作成する(S2)。ビーコン信号を暗号化する場合には、緊急ビーコン信号は例えば図2(A)のフォーマットで作成される。一方、ハッシュが作成される場合には、緊急ビーコン信号は、例えば図2(B)のフォーマットで作成される。尚、緊急ビーコン信号の中身はユーザの設定により変更可能である。
マイコン21は無線通信部23を介して緊急ビーコン信号を発信する(S3)。この発信は、例えば、Bluetooth low energy規格に準拠する無線通信で実行される。その後、マイコン21は停止スイッチ12がオンとなったか否かを判別する(S4)。停止スイッチ12がオフである場合には(S4でNO)S2の処理に戻る。一方、停止スイッチ12がオンである場合には(S4でYES)、マイコン21は緊急ビーコン信号の送信を停止し(S5)、S1の処理に戻る。
情報通信端末3のCPU31は、ビーコン端末2からビーコン信号を受信したか否かを判別する(S6)。第1無線通信部38は、例えば、Bluetooth low energy規格に準拠する無線通信でビーコン信号を受信する。第1無線通信部38が緊急ビーコン信号を受信していない場合には(S6でNO)当該判別を繰り返す。一方、第1無線通信部38がビーコン信号を受信した場合には(S6でYES)、CPU31は、受信したビーコン信号が本サービス用、即ち緊急通報システム用のデータであるか否かを判別する(S7)。この判別は、ビーコン信号内のコード512の値に基づいて行われる。
受信したビーコン信号が本サービス用のデータでない場合には(S7でNO)、S6の処理に戻る。一方、受信したビーコン信号が本サービス用のデータであり、且つコード513の参照により緊急ビーコン信号であると判断した場合には(S7でYES)、CPU31は、緊急通報システムの誤作動を防止するため、緊急ビーコン信号の受信を一定時間又は一定回数継続する(S8)。例えば、情報通信端末3が車両1の外部にあり、緊急ビーコン信号を一定時間又は一定回数受信できない場合にはその緊急ビーコン信号を無視してよい。あるいは、CPU31は、GPSモジュール35で取得した情報通信端末3の位置情報を管理サーバ4に送信してもよい。この場合、管理サーバ4は情報通信端末3の位置情報から車両1のおおよその位置を把握できる。
その後、CPU31は、第2無線通信部39の通信機能を使って、緊急ビーコン信号に含まれるビーコン端末2の識別子と真正性の確認に必要なデータを管理サーバ4に送信する(S9)。
管理サーバ4が緊急ビーコン信号の真正性を確認するために必要なデータは、例えば、図4(A)に示すような緊急ビーコン信号のアドレス511及び暗号コード516、若しくは図4(B)に示すような緊急ビーコン信号のアドレス511、コード514及びコード517である。CPU31自身が緊急ビーコン信号の真正性を確認するために必要なデータは、例えば、図4(C)に示すような緊急ビーコン信号のアドレス511及びコード514である。
管理サーバ4のCPU41は、通信部45がビーコン端末2の識別子及び真正性の確認に必要なデータを受信しているか否かを判別する(S13)。通信部45がビーコン端末2の識別子及び真正性の確認に必要なデータを受信していない場合には(S13でNO)、当該判別を繰り返す。一方、通信部45がビーコン端末2の識別子及び真正性の確認に必要なデータを受信した場合には(S13でYES)、CPU41は、ビーコン端末2の識別子(アドレス511)に基づいて秘密鍵を検索する(S14)。尚、メモリ42又はHDD44は各ビーコン端末2の識別子と秘密鍵との対応表を格納している。
CPU41は、検索された秘密鍵を使って緊急ビーコン信号の真正性を確認するか、又は受信した緊急ビーコン信号の一部からハッシュを作成し(S15)、確認結果又は作成されたハッシュを情報通信端末3に返信する(S16)。その後、CPU41は、先頭の処理(S13)に戻る。
具体的には、緊急ビーコン信号の一部が暗号化されている場合には、CPU41は、検索された秘密鍵を使って図4(A)の真正性の確認に必要なデータに含まれる緊急ビーコン信号のコード516を復号化し、図4(A)のアドレス511が、復号化されたコード516に含まれるアドレス511と一致する場合に、緊急ビーコン信号が真正であると判断する。CPU41は、緊急ビーコン信号が真正であると判断すると、緊急ビーコン信号が真正であることを示す確認結果を情報通信端末3に返信する。
また、緊急ビーコン信号の一部がハッシュ化されている場合には、CPU41は、検索された秘密鍵を使って、図4(B)のアドレス511及びコード514のハッシュを作成し、この作成されたハッシュが受信した緊急ビーコン信号のコード517(ビーコン端末2で作成されたアドレス511及びコード514のハッシュを含む)と一致する場合に、緊急ビーコン信号が真正であると判断する。管理サーバ4のCPU41は、緊急ビーコン信号が真正であると判断すると、緊急ビーコン信号が真正であることを示す確認結果を情報通信端末3に返信する。
もしくは、CPU41は、検索された秘密鍵を使って、図4(C)のアドレス511及びコード514のハッシュを作成し、作成したハッシュを情報通信端末3に返信する。この場合、緊急ビーコン信号が真正であるか否かは情報通信端末3が行う。情報通信端末3のCPU31は、管理サーバ4から受信したハッシュが緊急ビーコン信号に含まれるコード517と一致する場合に、緊急ビーコン信号が真正であると判断する。
CPU31は、確認結果又は作成されたハッシュを管理サーバ4から受信し(S10)、確認結果又は作成されたハッシュに基づいて緊急ビーコン信号が真正であるか否かを判別する(S11)。
緊急ビーコン信号が真正でない場合には(S11でNO)、S6の処理に戻る。一方、緊急ビーコン信号が真正である場合には(S11でYES)、CPU31は、第2無線通信部39を外部機関5の電話回線に接続させて通話状態にするか、又は第2無線通信部39を外部機関5が管理する管理サーバ4に接続させる。そして、音声出力部37Bをオフにし且つ表示部34に待ち受け画面を表示させながら、メモリ32に格納された情報通信端末3の所有者情報、GPSモジュール35で取得される情報通信端末3の位置情報、撮像部36で取得される映像情報、音声入力部37Aで取得される音声情報、及び第1無線通信部38で検出される受信電波強度情報を外部機関5に密かに送信する(S12)。その後、CPU31は、先頭の処理(S6)に戻る。
外部機関5では、情報通信端末3の所有者情報、情報通信端末3の位置情報、映像情報、音声情報及び受信電波強度情報を取得することで、緊急事態の詳細を把握することができる。
尚、S12では、少なくともGPSモジュール35で取得される情報通信端末3の位置情報と、映像情報及び音声情報の少なくとも一方とが外部機関3に送信されることが望ましい。外部機関5は、緊急事態の発生場所を確認し、また車内1の状況を確認する必要があるためである。
図5は、緊急ビーコン信号送信後のビーコン端末2及び情報通信端末3の動作の追加例を示すフローチャートである。図5のビーコン端末2及び情報通信端末3の動作は、図3のビーコン端末2及び情報通信端末3の動作に追加されるものとする。
ビーコン端末2が緊急ビーコン信号を発信する(S3)と、情報通信端末3は、ビーコン端末2からの緊急ビーコン信号を受信する(S51)。CPU31は、緊急ビーコン信号を受信したことを示す応答ビーコン信号を、第1無線通信部38を介してビーコン端末2に送信する(S52)。複数の情報通信端末2が緊急ビーコン信号を受信した場合は、各々の情報通信端末3が上記の処理を実行する。
マイコン21は無線通信部23を介して情報通信端末3からの応答ビーコン信号を情報通信端末3から受信する(S53)。どの情報通信端末から応答ビーコン信号を受信したかは判別が可能なので、これにより、マイコン21は緊急通報を行っている情報通信端末3の台数を把握することができる。マイコン21は受信した応答ビーコン信号の数が所定の閾値(例えば10)以上であるか否かを判別する(S54)。応答ビーコン信号の数が閾値未満である場合には(S54でNO)S3の処理に戻る。一方、受信した応答ビーコン信号の数が閾値以上である場合には(S54でYES)、マイコン21は緊急ビーコン信号の発信を停止する(S55)。マイコン21は、S54ですでに一定数の情報通信端末3が緊急通報を行っていることを確認している。緊急通報を行う情報通信端末3の台数がさらに増加すると通信帯域を圧迫する可能性があるので、マイコン21はS55で通信帯域を圧迫しないように緊急ビーコン信号の発信を停止する。これに応じて、情報通信端末3からの応答ビーコン信号の発信も停止される。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、緊急ビーコン信号が真正である場合に、情報通信端末3は、情報通信端末3の位置情報と撮像部36で撮影された画像及び音声入力部37Aで入力された音声の少なくとも1つとを外部機関5に送信する。従って、車両1にGPSユニット、カメラや音声マイクを搭載する必要がないので、低コストで情報通信端末3の位置及び車両又は建物の内部状況を外部機関5に通知することができる。
なお、情報通信端末3から送信する情報は上記に限らず、例えば情報通信端末3から他の付加的な情報を送信してもよい。また、上記した情報の一部を送信しないようにしてもよく、例えば情報通信端末3の位置情報を送信しないという対応も可能である。
また、上記ではGPSを用いて情報通信端末3の位置情報を得ている。しかし、ビーコン端末2が建物などの移動しない施設に設けられている場合には、ビーコン端末2の所在位置を把握することで、管理サーバ4は間接的に情報通信端末3の位置を把握することが可能である。一例として、施設の位置情報や施設の識別情報をビーコン端末2から情報通信端末3に送信し、この情報を情報通信端末3から発信することで、管理サーバ4などでは情報通信端末3の所在地を把握することが可能である。このとき、情報通信端末3にはGPSなどの位置情報取得の機能がなくてもよい。施設の位置情報や施設の識別情報を建物や部屋に設置されているビーコン端末2のアドレス・IDと紐付けることも可能なため、ビーコン端末2のアドレス・IDを用いて建物や部屋の位置を判別するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、スイッチ11のオンをトリガとしてビーコン端末2が緊急ビーコン信号を作成し、情報通信端末3に緊急ビーコン信号を送信している。しかしながら、例えば、犯人がスイッチ11の近傍にいたり又は乗員等がスイッチ11から離れた場所に拘束された場合には、スイッチ11をオンにできない。
第1の実施の形態では、スイッチ11のオンをトリガとしてビーコン端末2が緊急ビーコン信号を作成し、情報通信端末3に緊急ビーコン信号を送信している。しかしながら、例えば、犯人がスイッチ11の近傍にいたり又は乗員等がスイッチ11から離れた場所に拘束された場合には、スイッチ11をオンにできない。
そこで、第2の実施の形態では、ジェスチャー入力などの画面操作をトリガとして乗客の所持する情報通信端末3からビーコン信号を発信し、ビーコン信号を受信したビーコン端末2が緊急ビーコン信号を外部に発信する。
第2の実施の形態の緊急通報システムの構成は、図1の緊急通報システム10の構成と同様であるので、その説明は省略する。尚、ビーコン端末2の無線通信部23、情報通信端末3の第1無線通信部38及び第2無線通信部39並びに管理サーバ4の通信部45は、いずれも各種のデータ及び各種のビーコン信号を送受信する機能を備えている。
ビーコン端末2から情報通信端末3に送信されるビーコン信号は、上述した緊急ビーコン信号と、平常時に送信される第1ビーコン信号とを含む。また、以下の説明では、情報通信端末3から発信されるビーコン信号は、第2ビーコン信号と称する。
図6(A)は、第1ビーコン信号のフォーマットの一例を示す図であり、図6(B)は、第2ビーコン信号のフォーマットの一例を示す図である。なお、緊急ビーコン信号のフォーマットは図2(A)または図2(B)に示すものである。
図6(A)に示すように、第1ビーコン信号は、ビーコン端末2のアドレス511、本サービス用のデータであることを識別するためのコード512、第1ビーコン信号であることを示すコード518、一定時間ごとに変化するコード514及びその他のコード515を含む。情報通信端末3は、コード513又はコード518に基づいて、ビーコン端末2から受信したビーコン信号が緊急ビーコン信号であるか又は第1ビーコン信号であるかを判断することができる。
図6(B)に示すように、第2ビーコン信号は、信号を発信する情報通信端末3の識別子(例えば電話番号)519、第2ビーコン信号であることを示すコード520、及びコード514のハッシュを含むコード521を含む。第2ビーコン信号に含まれるコード514のハッシュは、管理サーバ4で作成され、送信されたものである。
図7は、第2の実施の形態に係るビーコン端末2、情報通信端末3及び管理サーバ4の動作を示すフローチャートである。
まず、緊急事態が発生していない平常時には、ビーコン端末2は第1ビーコン信号をブロードキャストなどにより定期的に送信する(S31)。この送信は、例えば、Bluetooth low energy規格に準拠する無線通信で実行される。情報通信端末3は、第1ビーコン信号をビーコン端末2から受信した場合、メモリ32に第1ビーコン信号の情報を記憶する(S32)。上記の通り、第1ビーコン信号に含まれるコード514は一定期間ごとに適宜変更される。
緊急事態が発生し、入力部33に所定のジェスチャー入力が入力されると(S33)、CPU31は、管理サーバ4に問い合わせを行い、メモリ32に記憶された第1ビーコン信号を管理サーバ4に送信する(S34)。情報通信端末3から管理サーバ4に送信される信号には、管理サーバ4から受信した第1ビーコン信号内の少なくともアドレス511及びコード514が含まれている。
情報通信端末3から管理サーバ4に問い合わせが行われたときに、管理サーバ4のCPU41は、問い合わせを発信した情報通信端末3の電話番号などの識別子を取得し、メモリ42又はHDD44に保存する(S35)。管理サーバ4が情報通信端末3の識別子を保存するのは、悪意のあるユーザの電話番号を削除し、いたずらを防止するためである。
さらに、CPU41は、第1ビーコン信号に含まれたアドレス511に対応する秘密鍵を使って、第1ビーコン信号に含まれたコード514のハッシュを作成し、当該ハッシュを情報通信端末3に返信する(S36)。
CPU31は、第2無線通信部39を介して管理サーバ4からコード514のハッシュを受信し、受信したコード514のハッシュを含む第2ビーコン信号を発信する(S37)。
ビーコン端末2は、常に他の装置からの信号を受信可能な状態にある。マイコン21は、無線通信部23を介して情報通信端末3から第2ビーコン信号を受信した場合、自身が情報通信端末3に送信した第1ビーコン信号に含まれるコード514のハッシュを秘密鍵を使って作成し、作成したコード514のハッシュが第2ビーコン信号に含まれるコード514のハッシュと一致するか否かを確認し、第2ビーコン信号を発信した情報通信端末の識別子が管理サーバ4に記録されているか否かを判別する。作成したコード514のハッシュが第2ビーコン信号に含まれるコード514のハッシュと一致する場合には、マイコン21は管理サーバ4が情報通信端末3の識別子を記録していると判断する。一方、作成したコード514のハッシュが第2ビーコン信号に含まれるコード514のハッシュと一致しない場合には、マイコン21は管理サーバ4が情報通信端末3の識別子を記録していないと判断する(S38)。
管理サーバ4が情報通信端末3の識別子を記録していると判断した場合には、マイコン21はLED13を点灯又は点滅することによって、第2ビーコン信号を発信している情報通信端末3の存在を乗員に通知する(S39)。乗客が所持する情報通信端末3から第2ビーコン信号が発信された場合、その第2ビーコン信号は乗員による操作により発せられたものではないため、そのままでは乗員が第2ビーコン信号の発信を認識できない。そのため、LED13などを用いて、乗客の所持している情報通信端末3から第2ビーコン信号が発信されたことを乗員に報知する。なお、第2ビーコン信号の発信を周囲に知られないようにするためには、LEDの点灯は乗員のみが理解できるようにすることが好ましい。この報知は、LED以外の方法でもよい。
その後、マイコン21は、停止スイッチ12がオンであるか否かを判別する(S40)。停止スイッチ12がオフである、つまり操作されていない場合には(S40でNO)マイコン21は緊急ビーコン信号を作成し(S2)、緊急ビーコン信号を発信する(S3)。一方、停止スイッチ12がオンである場合には(S40でYES)、マイコン21は緊急ビーコン信号送信の処理を停止する(S5)。
報知が発せられた際、乗員は車内に異常が発生しているか否かを確認する。車内で明らかに異常が発生していないときには、乗員は停止スイッチ12を操作して、緊急ビーコン信号の送信処理を解除する。なお、緊急ビーコン信号の送信前の解除を可能とするため、ビーコン端末2は第2ビーコン信号を受信した後一定期間緊急ビーコン信号を送信しないようにし、この期間内に乗員による停止スイッチ12の操作を可能にすることができる。一定期間内に停止スイッチ12が操作されないときには、ビーコン端末2は自動的に緊急ビーコン信号を発信する。
このように、停止スイッチ12がオフである場合には緊急ビーコン信号がビーコン端末から自動的に発信されるので、乗員等がスイッチ11をオンにできない場合でも、ビーコン端末2は緊急ビーコン信号を発信できる。一方、緊急事態が発生していないと判断した場合に乗員が停止スイッチ12を操作することで、緊急ビーコン信号の送信を停止でき、緊急通報システムの誤作動を抑制することができる。
緊急ビーコン信号の受信後の情報通信端末3及び管理サーバ4の動作(S6〜S16)は、図3の情報通信端末3及び管理サーバ4の動作と同一なので、その説明は省略する。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、スイッチ11をオンにできない場合でも、ジェスチャー入力などの画面操作をトリガとして、緊急ビーコン信号をビーコン端末2から発信することができる。
また、ビーコン端末2が作成したコード514のハッシュが管理サーバ4の作成したコード514のハッシュと一致する場合にLED13を点灯又は点滅するので、乗員は第2ビーコン信号を発信している情報通信端末3の存在を知ることができ、緊急通報が行われていることを把握できる。
上記第1及び第2の実施の形態ではビーコン端末2は情報通信端末3と連携しているが、ビーコン端末2は防犯カメラや自動車ナンバー自動読取装置などと連携してもよい。この場合、スイッチ11が押下されると、防犯カメラや自動車ナンバー自動読取装置が撮影を開始し、撮影画像を管理サーバ4に送信し、管理サーバ4が撮影画像を保存する。これにより、撮影画像を警察の捜査に利用することができる。
尚、情報通信端末3の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を情報通信端末3に読み取らせ、情報通信端末3のCPU31が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD又はSDカードなどがある。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
2 ビーコン端末
3 情報通信端末
4 管理サーバ
10 緊急通報システム
31 CPU
32 メモリ
33 入力部
34 表示部
35 GPSモジュール
36 撮像部
37A 音声入力部
37B 音声出力部
38 第1無線通信部
39 第2無線通信部
3 情報通信端末
4 管理サーバ
10 緊急通報システム
31 CPU
32 メモリ
33 入力部
34 表示部
35 GPSモジュール
36 撮像部
37A 音声入力部
37B 音声出力部
38 第1無線通信部
39 第2無線通信部
Claims (9)
- 施設に設置されたビーコン端末と、前記ビーコン端末とは異なる場所に設置された外部装置とに接続される情報通信端末であって、
前記ビーコン端末からの緊急信号を受信する第1通信手段と、
前記外部装置と通信する第2通信手段と、
前記緊急信号が真正であるか否かを判断するとともに、前記緊急信号が真正であると判断した場合に、前記情報通信端末で取得した情報を前記外部装置に送信するように前記第2通信手段を制御する制御手段と
を備えていることを特徴とする情報通信端末。 - 前記情報通信端末は、画像を撮影する撮影手段および音声を入力する音声入力手段の少なくとも一方を有し、
前記制御手段は、真正の緊急信号を受信したと判断した場合、前記撮影手段で撮影した画像、あるいは前記音声入力手段で入力した音声の少なくとも一方を前記外部装置に出力することを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。 - 前記情報通信端末はさらに、自身の位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
前記制御手段は、真正の緊急信号を受信したと判断した場合、前記位置情報取得手段で取得した自身の位置情報を前記外部装置に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報通信端末。 - 前記情報通信端末は、音声を出力する音声出力手段と、情報を表示する表示手段との少なくとも一方を備え、
前記緊急信号が真正である場合に、前記制御手段は、前記音声を出力しないように前記音声出力手段を制御し且つ通話画面を表示しないように前記表示手段を制御しながら、前記情報通信端末で取得した情報を送信するように前記第2通信手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報通信端末。 - 前記情報通信端末は、前記ビーコン端末から受信したビーコン信号の受信電波強度を検出する検出手段を備え、
前記緊急信号が真正である場合に、前記第2通信手段は、前記検出手段で検出された受信電波強度の情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報通信端末。 - 施設内に設置された第1の通信装置と、施設の利用者あるいは施設周辺にいる人物が携帯する第2の通信装置と、前記第1の通信装置とは異なる場所に設置される第3の通信装置とを備える通報システムであって、
前記第1の通信装置は、
所定の操作に応じて緊急信号を生成する第1の制御部と、
前記緊急信号を外部に発信する第1の通信部と、を備え、
前記第2の通信装置は、
情報を取得する情報取得部と、
第2の制御部と、
前記第1の通信装置から受信した緊急信号を受信するとともに、前記緊急信号の真偽判定に必要な情報を前記第3の通信装置に送信する第2の通信部を備え、
前記第3の通信装置は、
前記第2の通信装置から受信した情報に基づいて、前記緊急信号の真偽を判定する第3の制御部と、
前記第3の制御部による判定結果を前記第2の通信装置に送信する第3の通信部と、を備え、
前記第2の制御部は、前記第3の通信装置が前記緊急信号を真正な緊急信号と判定した場合、前記情報取得部で取得した情報を外部に発信することを特徴とする通報システム。 - 前記情報取得部は、画像を撮影する撮像部、音声を入力する音声入力部、及び前記第2の通信装置の位置情報を取得する位置情報取得部の少なくとも一つであることを特徴とする請求項6に記載の通報システム。
- 施設内に設置された第1の通信装置と、施設の利用者あるいは施設周辺にいる人物が携帯する第2の通信装置と、を備える通報システムであって、
前記第1の通信装置は、
緊急信号を生成する第1の制御部と、
前記緊急信号を外部に発信する第1の通信部と、を備え、
前記第2の通信装置は、
情報を取得する情報取得部と、
前記第1の通信装置が発した緊急信号を受信した場合に、緊急事態が発生した旨の通知と、前記情報取得部で取得した情報とを外部に発信する第2の制御部と、を備えることを特徴とする通報システム。 - 前記第1の制御部は、前記緊急信号に対する前記第2の通信装置からの応答信号の数が閾値を超えた場合に、前記緊急信号の送信を停止することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の通報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017152733A JP2019032669A (ja) | 2017-08-07 | 2017-08-07 | 情報通信端末及び通報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017152733A JP2019032669A (ja) | 2017-08-07 | 2017-08-07 | 情報通信端末及び通報システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019032669A true JP2019032669A (ja) | 2019-02-28 |
Family
ID=65523459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017152733A Pending JP2019032669A (ja) | 2017-08-07 | 2017-08-07 | 情報通信端末及び通報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019032669A (ja) |
-
2017
- 2017-08-07 JP JP2017152733A patent/JP2019032669A/ja active Pending
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