JP2019032646A - 通信端末の登録認証システムおよび登録認証方法 - Google Patents

通信端末の登録認証システムおよび登録認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新規乗務員端末登録・認証時に必要となるパスコードの発行作業、事業者コード、車両コード等の付属情報の入力作業の簡略化を図ると共に悪意のある第三者の不正使用を防止することができる通信端末登録認証システムおよび方法を提供する。【解決手段】通信端末登録認証システムは、通信端末10、通信端末20、管理サーバーを備える。通信端末10は、通信端末20を登録認証するために使用する既に登録認証済みの通信端末である。通信端末10は、管理サーバーに対して通信端末10の機器ID及び位置識別情報を送信して通信端末20を認証するためのパスコードの発行を要求し、管理サーバーからパスコードを受信する。受信したパスコードは通信端末20へ伝送する。通信端末20は、通信端末10から伝送されたパスコード、通信端末20の機器ID及び位置識別情報を管理サーバーへ送信する。管理サーバーは、認証可の場合に通信端末20を登録する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種アプリケーションにおいて使用される通信端末の登録認証システムおよび登録認証方法に関する。
アプリケーションとして配車システムを取り上げた場合に、現在、主流の通信端末であるタクシー乗務員端末(業務ナビ・無線機)には、以下の問題がある。
1) 業務ナビや無線機は、一般に専用機(据置の車載端末)であることが多く、車外に持ち出すことができない。
2) 業務ナビと無線機は、ハードウエアが別であり、業務ナビ単体では通信できない(接続・配線が面倒)。
3) 業務ナビも無線機も専用機であるため、導入やメンテナンスの手間がかかる。
4) 無線機のハードウエアを独自に開発している企業は少なくないが、業務ナビのハードウエアは、各社独自に開発しておらず大手企業からOEM供給を受けているのが一般的である。よって、業務ナビのカスタマイズにはどうしても限界がある。(例えば、業務ナビに表示するメッセージ表示画面などのレイアウト調整の自由度は低い。)
各社とも、そうした問題を認識しており、乗務員端末を「専用機→汎用機」へ置き換えようとしている。
1) 近年、安価かつ高性能なタブレット・スマートフォン端末などの汎用携帯端末が数多く登場している。
2) 我が国におけるスマートフォンの世帯普及率は既に6割を超えるレベルにまで到達するに至っている。
3) 市販の「ゼンリン」(登録商標)などが提供する有償の地図情報取得APIを活用すれば、比較的容易にナビ機能を実装できる。
4) Android(登録商標)やiOS等の汎用機のOS標準機能がかなり充実しており、汎用携帯端末に搭載されているGPSやBluetooth(登録商標)など各種ハードデバイスとの通信がシンプルに実装できる。
5) 汎用携帯端末は低コストであるため、1台のタクシー車両に複数台を設置・持ち込むことも十分可能である。例えば、1台目の端末(タブレット)は乗務中にメインで使用し、2台目の端末(スマートフォン)は、食事中などの降車時に持ち出すことで、配車室からの「配車指示」や「通話要求」を車外でも確実に受けられる。
こうした状況を踏まえた上で、各社とも、タクシー乗務員向けの「業務ナビ」や「無線機」の各種機能を、タブレット・スマートフォン端末に専用アプリを搭載した形態で提供する動きを加速させている。
汎用携帯端末を使用する場合には、携帯端末を使用する乗務員の登録・本人確認及びアプリを搭載した携帯端末の登録・認証が必要である。
乗務員の登録にはアカウント発行作業が必要となり、乗務員のユーザIDおよびパスワードが登録される。搭載アプリ起動時にユーザIDとパスワードの正しい組み合わせを入力することにより乗務員の本人確認が行われる。
アプリを搭載した携帯端末の登録・認証には端末機固有の機器IDおよびパスコードが使用される。機器IDとパスコードの正しい組み合わせが携帯端末から得られた場合にのみ携帯端末が認証される。
しかしながら、この場合、以下の問題点が存在する。
1) タクシー事業者側の管理者によるアカウントの発行作業および「パスコード」の発行作業が必ず発生する。
2) スマートフォン端末などは、買い替え等による端末更新頻度が高い傾向にあることから、乗務員端末の登録認証頻度も比例して増大する可能性が十分にある。
3) すると、あらかじめタクシー事業者側の管理者により発行されたパスコードをメモして控えておく乗務員が増える可能性がありパスコード流出のリスクも高まる。
4) できる限り、紙などにパスコードを控えず、常にワンタイム形式のパスコード発行を受けることが安全であるが、これまで通りパスコード発行を管理者に依頼することはやはり手間となるため、できれば避けたい。
以上を踏まえるとのパスコードを発行できる端末が身近にたくさんあると便利である。
さらに、乗務員向け端末は、タクシー事業者コードおよびタクシー車両コードが正しく結びつけられている必要があるが入力作業に誤りが発生しやすいのでこの作業をできるだけ簡略化したい。
特許文献1には、ユーザが端末Aから端末Bに利用端末を変更する場合において、サーバー側で変更先の端末Bに認証情報を入力することなく、また、端末以外の物理デバイスを携帯することなく自動的に端末間でのアプリケーション情報や状態を引き継ぐことができる通信端末間における認証およびアプリケーション情報の継承システム、方法が開示されている(要約参照)。
しかしながら、登録認証済みの通信端末を用いて新規の通信端末を追加で登録認証するシステムおよび方法については開示していない。
特開2015-210771号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、新規乗務員端末登録・認証時に必要となるパスコードの発行作業、事業者コード、車両コード等の付属情報の入力作業の簡略化を図ると共に悪意のある第三者による不正使用を防止することができる通信端末登録認証システムおよび方法を提供するものである。
請求項1に記載の本発明は、
アプリケーション情報の送受信を行う複数の通信端末と、前記通信端末の管理・認証を行う管理サーバーと、これらを互いに通信可能に接続するネットワークと、により構成され、第1の通信端末からの要求に応じて第2の通信端末の登録認証を行う通信端末登録認証システムであって、
前記第1の通信端末は、前記管理サーバーによって既に認証された通信端末であって、前記管理サーバーに対して前記第2の通信端末を認証するためのパスコードの発行要求とともに前記第1の通信端末の機器IDおよび位置識別情報を送信するパスコード要求手段と、
前記管理サーバーからパスコードを受信すると受信したパスコードを前記第2の通信端末に伝送するパスコード伝送手段と、を備え、
前記第2の通信端末は、
前記第1の通信端末から伝送されたパスコードを入力するパスコード入力手段と、
前記管理サーバーに対して、受信したパスコードとともに前記第2の通信端末の機器IDおよび位置識別情報を送信する認証要求手段と、
前記管理サーバーからの認証結果を含む認証情報を受信する認証情報受信手段と、を備え、
前記管理サーバーは、
前記第1の通信端末からのパスコード発行要求を受信すると受信した機器IDを基に受信した位置識別情報を記憶する手段と、
パスコードを生成し記憶するパスコード生成手段と、
生成したパスコードを前記第1の通信端末に送信するパスコード送信手段と、
前記第2の通信端末からの認証要求を受信すると通信端末の認証可否を判定する認証判定手段と、
前記第2の通信端末に対して認証可否の判定結果および認証可の場合に前記第1の通信端末に係る通信端末付属情報を含む認証情報を送信する認証情報送信手段と、
認証可の場合に前記第2の通信端末の機器IDおよび各種情報を登録する手段と、を備えることを特徴とする通信端末登録認証システムとした。
請求項2に記載の本発明は、
前記第2の通信端末の前記パスコード入力手段は、手動による入力手段であり、少なくとも前記第2の通信端末が1台目の通信端末の場合には、前記パスコードを手動により入力することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、
前記第1の通信端末および前記第2の通信端末は近距離無線通信機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は前記近距離無線通信機能により行うことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、
前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はカメラによる撮像機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は前記第1の通信端末がパスコード情報を2次元バーコードや1次元バーコードなどの画像に変換して表示し、前記第2の通信端末は表示された画像をカメラで撮像してパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明は、
前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はスピーカ・マイク機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は、前記第1の通信端末がパスコード情報をDTMFトーンなどの音声に変換し、前記第2の通信端末は音声をマイクで聞き取りパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の本発明は、
前記管理サーバーにおける前記認証判定手段は、
1. パスコード送信からパスコードを含む認証要求受信までの時間が所定の制限時間(有効期限)を超えていないこと
2. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が近接していること。
3. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が指定のエリア内に位置していること
の各条件にすべて合致した場合に認証可とすることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明は、
前記サーバーは、前記第1の通信端末の世代番号に1を加えて前記第2の通信端末の世代番号とする世代番号管理手段をさらに備え、
前記認証判定手段は、所定の世代範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とすることを特徴とする。
請求項8に記載の本発明は、
前記サーバーは、通信端末が不正使用であると判明した場合、その通信端末の世代番号を用いて、その通信端末によって認証を受けた以降の世代の通信端末をすべて無効とすることを特徴とする。
請求項9に記載の本発明は、
前記サーバーは、認証通信端末数を管理する手段をさらに備え、
前記認証判定手段は、所定の認証通信端末数の範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、登録認証済みの通信端末を用いて未認証通信端末の登録認証が行えるので、いわば、芋づる式に行うことができ、管理者等の作業負担を要することなく効率的に登録認証を行うことができる。また、パスコードの使用によりなりすまし等の不正を防止することができる。さらに、認証元の登録済み通信端末にかかる各種情報を認証先の未認証通信端末に自動的に継承できるので登録認証に伴う入力ミス等を防止することができる。
請求項2の発明によれば、1台目の通信端末の登録認証時には、パスコードの手動入力機能を利用して運営者から提供されたパスコード(マスタパスコード)を入力することが可能となり、パスコードを伝送する特別な機器等を必要としない。
請求項3の発明によれば、携帯端末に標準的に搭載されている近距離無線通信機能を利用することにより、パスコードの伝送を行うことができるので、パスコードの送受信を自動的に行うことができる。これにより、パスコード入力に伴うミスを防止することができる。
請求項4の発明によれば、携帯端末に標準的に搭載されているカメラ機能を利用することにより、パスコードの伝送を行うことができるのでパスコード入力に伴うミスを防止することができる。
請求項5の発明によれば、携帯端末に標準的に搭載されているスピーカとマイク機能を利用することにより、パスコードの伝送を行うことができるのでパスコード入力に伴うミスを防止することができる。
請求項6の発明によれば、登録認証に係る判定条件として、パスコードの一致とともに、2台の通信端末が近接しており、さらに、指定のエリアに位置していることとしたので、悪意のある第三者によるなりすましや不正使用を防止することができる。
請求項7の発明によれば、登録情報として、通信端末毎に世代番号を管理することとし、世代番号が所定の範囲を超えなくすることができ、登録の乱発を防止することができる。
請求項8の発明によれば、何らかの不正使用が判明した場合に当該通信端末以降のすべての通信端末の登録を抹消することができるので、被害の拡大を抑えることができる。
請求項9の発明によれば、登録情報として総端末数を管理することとし、所定の端末数を超えなくすることができるので、登録の乱発を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る通信端末登録認証システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信端末登録認証システムの通信端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信端末登録認証システムの管理サーバーの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信端末登録認証システムにおける認証判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る配車システムの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る配車システムにおける基本的な処理の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る通信端末登録認証システムにおける登録認証処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る配車システムの管理サーバーにおけるデータベースの構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係る配車システムの乗務員端末における画面の遷移を示す図である。 本発明の実施形態に係る配車システムの乗務員端末における画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配車システムの乗務員端末における画面例を示す図である。
本発明は、アプリケーション情報の送受信を行う複数の通信端末と、前記通信端末の管理・認証を行う管理サーバーと、これらを互いに通信可能に接続するネットワークと、により構成され、第1の通信端末からの要求に応じて第2の通信端末の登録認証を行う通信端末登録認証システムであって、
前記第1の通信端末は、前記管理サーバーによって既に認証され通信端末であって、前記管理サーバーに対して前記第2の通信端末を認証するためのパスコードの発行要求とともに前記第1の通信端末に固有の機器IDおよび位置識別情報を送信するパスコード発行要求手段と、
前記管理サーバーからパスコードを受信すると受信したパスコードを前記第2の通信端末に伝送するパスコード伝送手段と、を備え、
前記第2の通信端末は、
前記第1の通信端末から伝送されたパスコードを入力するパスコード入力手段と、
前記管理サーバーに対して、受信したパスコードとともに前記第2の通信端末に固有の機器IDおよび位置識別情報を送信する認証要求手段と、
前記管理サーバーからの認証結果を含む認証情報を受信する認証情報受信手段と、を備え、
前記管理サーバーは、
前記第1の通信端末からのパスコード発行要求を受信すると受信した機器IDを基に受信した位置識別情報を記憶する手段と、
パスコードを生成し記憶するパスコード生成手段と、
生成したパスコードを前記第1の通信端末に送信するパスコード送信手段と、
前記第2の通信端末からの認証要求を受信すると通信端末の認証可否を判定する認証判定手段と、
前記第2の通信端末に対して認証可否の判定結果および認証可の場合に前記第1の通信端末に係る通信端末付属情報を含む認証情報を送信する認証情報送信手段と、
認証可の場合に前記第2の通信端末の機器IDおよび各種情報を登録する手段と、を備える通信端末登録認証システムを提供するものである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」とする)について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の通信端末登録認証システムの概略構成を示す図である。
通信端末10および20はアプリケーション情報を送受信する通信端末であり、市販の携帯端末(例えばタブレットやスマートフォンなど)に専用のアプリを搭載したものであってもよい。管理サーバー100は、通信端末の管理、登録・認証を行うサーバー装置であり、市販のクラウドサーバー(例えばAWS(Amazon Web Services)など)を用いて構築してもよい。
ネットワーク200は、複数の通信端末および管理サーバーを通信可能に接続する通信網であり、インターネット、イントラネット、LANを用いて構築することができる。また、3Gまたは4G無線通信網などの専用無線通信網を介してインターネットと接続した構成であってもよい。
通信端末10は、通信端末20を登録認証するために使用する既に登録認証済みの通信端末である。さらに登録認証作業を開始する場合は管理サーバー100によって認証の確認が行われている必要がある。通信端末20は登録認証の対象となる通信端末である。
図2は、通信端末の機能構成を示す図である。
制御部11は図示しないCPUとメモリにより構成され、各手段に対応するプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
これらプログラムの総体が専用アプリとして搭載されている。
表示部12は、LCDなどを用いて各種情報を画面上に表示する。
操作入力部13は、タッチパネル、タブレットなどを用いて操作情報を入力する。
カメラ部14は、対象物を撮像し、記録する。
スピーカ部15は、音声情報を出力する。
マイク部16は、音声情報を入力し記録する。
無線通信部17は、無線通信を介してデータの送受信を行う。データには通話のための音声データも含まれる。無線通信部17はネットワークを介してインターネット等に接続し、データの送受信を行う。無線通信部17の通信規格としては、Wi-Fiなどが挙げられる。
位置情報取得部18は、GPS機能を用いて位置情報を取得する。GPS機能が使用できない環境では、営業所等に据置設置されているWi-Fiルーターなどの無線基地局から発射される電波の強度を無線通信部17で受信して計測することによって無線基地局との相対的な位置情報を算出することで、通信端末の位置情報としてもよい。また、営業所等に据置設置されている認証済み端末(第1の通信端末)の近距離通信部19から発射される電波の強度を第2の通信端末の近距離無線通信部19で受信して計測することによって第1の通信端末との相対的な位置情報を算出し、第2の通信端末の位置情報としてもよい。
近距離無線通信部19は、Bluetooth(登録商標)を用いて近距離(例えば数メートル以内)での無線通信を行う。
図3は、管理サーバーの機能構成を示す図である。
制御部110は、図示しないCPUとメモリより構成されメモリに記憶された各種手段に対応するプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
データベース部120は、管理サーバー100が通信端末の管理・登録認証に必要とする各種情報を記録、更新する。
通信部130は、インターネットなどのネットワークを介してデータの送受信を行う。
図4は、管理サーバーにおける認証判定処理を示すフローチャートである。
ステップS101では、第1の登録済み端末からのパスコード発行要求を受信するまで待つ。
ステップS102では、パスコード発行要求に含まれた機器IDを基に要求元の通信端末が登録済みであるかを確認する。
ステップS103では、登録済みの端末であればパスコード発行要求に含まれた位置情報をデータベースに記録する。
ステップS104では、ワンタイムパスコードを生成し、記憶すると共に、パスコード発行要求を送信した通信端末に対し、当該パスコードを送信する。
このパスコードを受信した通信端末は、認証対象となる未認証の通信端末に対し、パスコードを伝送する。
ステップS105では、未認証端末からの認証要求メッセージ受信を待つ。認証要求メッセージを受信したらステップS107に移行する。認証要求メッセージには、パスコード、未認証通信端末の機器ID、位置情報が含まれている。
ステップS106では、待ち時間が所定の有効期限で示される制限時間を超えているかをチェックする。制限時間を超えていればここまでの処理は無効となりステップS101に戻る。
ステップS107では、認証要求メッセージに含まれたパスコードがステップS103で記憶されたパスコードと一致するかをチェックする。不一致であればステップS113に移行する。
ステップS108では、認証要求メッセージに含まれた位置情報と記録された認証元の通信端末の位置情報を基に両通信端末が近接しているかをチェックする。近接していなければ、ステップS113に移行する。
ステップS109では、両通信端末が指定のエリア内に位置しているかをチェックする。指定エリア内でなければステップS113に移行する。なお、このステップS109は、設定変更によりスキップさせることができる。
ステップS110では、認証元の通信端末の世代番号が所定の範囲を超えていないかをチェックする。所定の世代範囲を超えている場合はステップS113に移行する。なお、このステップS110は、設定変更によりスキップさせることができる。
ステップS111では、登録された通信端末数が所定の範囲を超えていないかをチェックする。所定の端末数の範囲を超えていればステップS113に移行する。
ステップS112では、すべての条件に合致したとして認証対象の通信端末の認証を許可し認証情報を認証対象の通信端末に送信する。認証情報には、認証元の通信端末から継承した各種情報も含まれる。
ステップS113では、認証不可であるとしてメッセージを認証対象の通信端末に送信する。
ステップS114では、認証許可の通信端末を各種情報とともに登録する。
これにより一連の登録認証処理は終了する。
以下に、アプリケーションとして配車システムに適用した場合の実施形態について説明する。
図5は本発明の実施形態にかかる配車システムの全体構成を示す図である。
配車システム(以下、システムA)は、システムを管理運営する運営者と、配車システムに加盟している複数のタクシー事業者(以下、事業者)で構成され、事業者に対し各種サービスを提供すると共にタクシー依頼者に対しても利便性を提供する。
管理サーバー100は、通信端末である乗務員端末の管理、登録・認証を行うサーバーである。クラウドサーバー300は、配車システムを管理するサーバーであり、配車状況、依頼状況、収入状況等を管理する。
携帯電話会社400は、乗務員端末10,20との通話およびデータ通信サービスを提供する会社であり、携帯電話通信網としては、3G通信網の一つであるFOMA網や、4G通信網の一つであるLTE網を利用している。
サポートセンター500は、システム運営者が加盟事業者に対する各種サポートを行う部署である。事業者新規加盟時には事業者側管理者に対するアカウントの作成、事業者コードおよびマスターパスコードの発行等のサポートを行う。また、事業者側管理者からの各種要求に対し、必要なサポートを行う。
使用する端末は、PCベースのWEBアプリで実現している。
事業者側管理者は、事業者を代表する管理者であり、運営者側との窓口となる。使用する端末は、PCベースのWEBアプリで実現している。
営業所等700(図中、社外/配車室外)は、事業者管轄の営業所であり、事業者としての営業活動を行う。使用する端末は、PCベースのWEBアプリで実現している。
配車室800は、事業者が保有するタクシーの配車状況を管理し、タクシー依頼者1000からの依頼に応じて必要な配車サービスを行う。配車室端末は、専用の無線通信機およびPCベースのWEBアプリやPC用ネイティブアプリで実現している。
移動局900は、乗務員がタクシーに乗車して移動し、乗務員端末10,20を用いて、配車室との通話、クラウドサーバーを介しての配車室とのデータ通信、管理サーバーとのデータ通信を行う。乗務員端末は携帯端末に専用アプリを搭載して実現している。
図6は、配車システム(本システムA)における基本的な処理の流れを示す図である。
ステップS01では、タクシー乗車中の乗務員端末から車両状態および位置情報をクラウドサーバーに送信する。ステップS02ではステップS01で受信した車両状態および位置情報を配車室の端末に送信する。ステップ1とステップ2はいわゆる動態管理で、業務中は常にこのステップをループする。
ステップS03においてタクシー依頼者からの配車依頼が配車室端末に送信されると、配車室端末は、ステップS04において配車要求をクラウドサーバーに送信する。配車要求を受信したクラウドサーバーは、適当な車両を選択し、ステップS05において選択されたタクシーの乗務員に対し配車指示を行う。当該乗務員がステップS06において了解メッセージをクラウドサーバーに送ると、クラウドサーバーは、ステップS07において配車車両確定のメッセージを配車室端末に送信する。配車室では、配車車両確定のメッセージを受信すると、ステップS08においてタクシー依頼者に対して手配の完了と迎車情報を送信することで、配車作業が完了する。
図7は、本システムAにおける登録認証処理の流れを示すシーケンス図である。認証済みの通信端末10(図中では、端末A、以下端末A)を用いて未認証の通信端末20(図中では、端末B、以下端末B)を登録認証する場合の端末A,端末Bおよび管理サーバー間の流れを示すシーケンス図である。
まず、最初に、端末Aは、業務開始状態にあり、端末Bは、専用アプリを起動した状態にあるとする。 B01において端末Bは、希望のユーザID(図中、ID)およびパスワードを入力すると、当該情報が管理サーバーに送信される。ユーザIDおよびパスワードは、アプリ起動におけるユーザの本人確認に使用される。ユーザとは、本システムに加盟しているタクシー事業者に属する乗務員などである。管理サーバー100(図中、管理サーバー)は、S01においてユーザ希望のユーザIDおよびパスワードを受信する。管理サーバー100は、S02において希望ユーザID、パスワードの妥当性をチェックし、OKであれば、確認コードを発行し、メールで端末Bに送信する。端末Bは、B02において受信したメールから得た確認コードを入力し、管理サーバー100に送信する。管理サーバー100は、S04で確認コードを受信すると、S05で送信した確認コードと一致するかをチェックし、OKであれば、S06でユーザIDおよびパスワードをデータベースに登録し、S07でユーザIDおよびパスワードの登録確認通知を端末Bに対し行う。端末Bでは、B03で当該通知を受信する。以上で、ユーザIDおよびパスワードの登録処理は完了する。
続いて、端末Bは、ログイン画面において、ユーザIDおよびパスワードを入力し、管理サーバー100に送信する(B04)。管理サーバー100では、S07でユーザIDおよびパスワードを受信すると、S08で登録したユーザIDおよびパスワードを基に受信したユーザIDおよびパスワードの正当性をチェックしOKであれば、S09でログインOKのメッセージを端末Bに送信する。端末Bでは、B05で当該メッセージを受信してログインを完了する。
登録認証作業を開始する場合は、端末Bは、B06で端末Aに接近させる。端末Aは、A01においてパスコード発行ボタンを押下する。端末Aは、A01でパスコード発行ボタンが押下されると管理サーバー100に対してパスコードの発行要求メッセージを送信する。この際、自端末の機器IDとともに自端末の位置識別情報(例えば、GPS機能により取得した位置情報、または、携帯端末で計測可能である各種無線電波の強度など)も併せて送信する。管理サーバー100では、S09でパスコード発行要求メッセージを受信すると、端末Aの機器IDおよび位置識別情報をデータベースに記録すると共にS10でワンタイムパスコードを生成する。ワンタイムパスコードは、有効期間に制限のある一時的パスコードであり、必要の都度生成するものである。生成したパスコードはデータベースに記録する(S11)とともに端末Aに送信される(S12)。端末Aは、A03でパスコードを受信するとA04で認証の対象である端末Bにパスコードを伝送する。この時パスコードを端末Aに表示してもよい。パスコード伝送手段としてはBluetooth(登録商標)、などの近距離無線通信機能、QRコード(登録商標)などの2次元バーコードまたは1次元バーコードなどの画像に変換して表示し、通信端末20側でカメラにより撮像する、また、DTMF(Dual Tone Multiple Frequency)トーンなどの音声に変換して通信端末20側のマイク機能で聴き取るなどの手段を用いることができる。
さらに、1台目の登録認証の際には登録認証用の端末Aが存在しないので、この場合はシステムの管理者から入手したパスコード(マスターパスコード)を手動で端末Bに入力することになる。
端末Bは、B07でパスコードの入力が完了すると、B08で認証要求メッセージを管理サーバー100に送信する。このメッセージには、パスコードとともに端末Bに固有の機器IDおよび位置識別情報が含まれる。管理サーバー100では、S13で認証要求メッセージを受信するとS14で認証判定処理を行う。この認証判定処理については、図4を用いてすでに詳述している。
管理サーバー100では、端末Aから受信したパスコードが記録されたパスコードと一致するかをチェックする。一致しなかった場合は何らかの問題が発生したものとして登録認証作業は終了する。パスコードが一致した場合は、さらに認証判定作業をおこなう。これには、1)パスコード受信までの時間が制限時間を超えていないこと、2)取得した端末Aおよび端末Bの位置識別情報から両端末が近接していること、3)両端末が指定エリアに位置していること、4)世代番号が所定の範囲以内であること、5)登録認証端末総数が所定の値を超えていないことなどの条件をチェックする。すべての条件に合致した場合、端末Bは、認証可となる。管理サーバー100は、S15で認証可否情報とともに、認証可の場合は登録した端末Aの付属情報を含めて認証情報として端末Bに送信する。端末BはB09で認証情報を受信する。S16で管理サーバーは、端末Bを端末Aから継承した各種情報とともに登録する。
以上で一連の登録認証処理が完了する。認証情報には、端末Aにかかる付属情報、具体的には、事業者コードや、端末Bと端末Aが同じ乗務員の場合には、さらに、車両コード、乗務員コードなどが含まれる。
以下に、本システムAにおける通信端末認証処理に係るデータベースの構成について説明する。
図8は、データベースのテーブル構成を示す図である。
データベースは、以下のテーブルから構成されている。
事業者マスタテーブル
端末マスタテーブル
車両マスタテーブル
乗務員マスタテーブル
パスコードマスタテーブル
事業者マスタテーブルは、本配車システムAに加盟している複数のタクシー事業者を管理するためのテーブルである。事業者ごとに以下の情報を記録している。
事業者コード:各加盟事業者に割り振られたユニークなコードである。
マスターパスコード:本事業者に発行されたマスターパスコードであり、事業者の認証に使用される。
事業者名称:事業者の名称を表す文字列である。
事業者位置情報:事業者の所在地を表す項目である。
認証許可エリア情報:認証判定に使用する指定アリアを表す項目である。
その他事業者固有情報:事業者の各営業所の所在地などの様々なデータである。
端末マスタテーブルは、本配車システムAに存在するすべての通信端末を管理するためのテーブルである。通信端末ごとに以下の情報を記録している。
端末マスタSEQ:各通信端末を識別するためのシーケンス番号である。
機器ID:本通信端末に固有の機器IDである。
事業者コード:本通信端末が所属する事業者を表すコードである。
車両コード:本通信端末を搭載する(車載据置端末)または、持ち込む(モバイル端末)タクシー車両を表すコードである。
乗務員コード:本通信端末を使用する乗務員を表すコードである。
端末位置情報:本通信端末の現在位置を表す項目である。
端末種別コード:固定設置の車載据置端末か移動可能なモバイル端末かなどの端末種別を表す項目である。
パスコード:本通信端末の認証用に機器IDとともに使用するパスコードである。
パスコードの有効期限:パスコード発行から、パスコードを管理サーバーが受信するまでの制限時間を表す項目である。
認証用世代情報:認証判定時に用いる世代番号を表す項目である。
認証元の端末マスタSEQ:本端末の認証時に用いた通信端末を表す端末マスタのシーケンス番号である。
車両マスタテーブルは、配車システムAに存在するすべてのタクシー車両を管理するテーブルである。車両ごとに以下の情報を記録している。
車両コード:車両ごとに割り振られた識別コードである。
事業者コード:本車両が属する事業者を識別するコードである。
乗務員コード:本車両に乗車する乗務員を識別するコードである。
車両名称:本車両の名称を表す文字列である。
乗務員マスタテーブルは、本配車システムに属するすべての乗務員を管理するテーブルである。乗務員ごとに以下の情報を記録する。
乗務員コード:乗務員ごとに割り振られた識別コードである。
事業者コード:本乗務員が属する事業者を識別するコードである。
乗務員氏名:乗務員の氏名を表す文字列である。
パスコードマスタテーブルは、現在認証処理中のパスコードを管理するテーブルであり、以下の項目を記録する。
パスコード:生成したワンタイムパスコードを表す項目である。
発行元の端マスタSEQ:本パスコードを発行した端末を識別する端末シーケンス番号である。
パスコード有効期限:本パスコードの有効期限を表す項目である。
以下に、配車システムの乗務員端末における画面の遷移について説明する。
図9は、本発明の実施形態にかかる配車システムにおいて、専用アプリである業務ナビの画面遷移例を示す図である。
アプリを起動後ログイン状態でないとき(ログアウト状態のとき)ログイン画面に遷移する。アプリ使用者(乗務員)のユーザIDおよびパスワードが未登録の場合は、ID新規作成ボタンを押下することにより、ID新規作成画面に遷移する。希望のIDおよびパスワードを入力して登録要求ボタンを押下すると、確認コード入力画面に遷移する。希望したユーザIDおよびパスワードが正当な場合、確認コードが記載されたメールが管理サーバーから本端末に届く。確認コード入力画面において、メールに記載された確認コードを入力するとユーザIDおよびパスワード登録は完了し、画面はログイン画面に遷移する。ログイン画面においてユーザIDおよびパスワードが登録済みである場合、登録したユーザIDおよびパスワードを入力することにより初期画面に遷移する。アプリ起動後ログイン状態にあり、かつ業務終了状態時にも初期画面に遷移する。
初期画面において、業務開始ボタンを押下すると、本端末の機器IDが未登録である場合、すなわち、初回利用時には、パスコード入力画面に遷移する。本端末の機器IDが登録済みである場合は車両コード入力画面に遷移する。パスコード入力画面では、認証元の端末に接近させ、認証元の端末において、パスコード発行ボタンを押下することによりパスコードが伝送される。伝送手段としては、目視、すなわち、認証元の端末に表示されたパスコードを目視で読み取り本端末のパスコード入力画面に手動で入力することができる。また、パスコード伝送に近距離無線通信機能を利用した場合はパスコードが近距離無線通信により伝送され自動的にパスコードが入力される。入力されたパスコードは管理サーバーに送信され認証判定が行われる。
認証が許可された場合、車両コード入力画面に遷移する。車両コード入力画面において乗務員が乗車するタクシー車両に対応する車両コードを入力する。車両コード入力画面では、手動入力以外に認証許可時に受信した認証情報により自動的に入力されることもある。車両コード入力画面で車両コードの入力が完了すると業務メイン画面に遷移する。業務実行中は、業務メイン画面で業務を実行する。
業務メイン画面において業務終了ボタンを押下すると初期画面に遷移する。
業務メイン画面においてログアウトボタンを押下した場合はログイン画面に遷移する。
アプリを終了した場合はアプリ起動状態に戻る。
図10は、乗務員端末の専用アプリにおける業務メイン画面の一例を示す図である。
最上段の左側にあるマップボタンを押下すると現在地のマップが表示される。マップ画面でメニューボタンを押下することにより本画面に戻る。
最上段右側には業務終了ボタンがあり、業務終了時に押下すると初期画面(図示せず)に戻る。
2段目左の迎車ボタンは、配車指示を受けてタクシー依頼者のところへ迎えに向かう時に押下する。
2段目右の賃走ボタンは、タクシー依頼者を載せて目的地に向かう時に押下する。
3段目左の支払いは、乗客を目的地まで運び、乗客による料金支払い開始時に押下する。
3段目右の空車ボタンは、乗客を下ろし空車状態になったときに押下する。
4段目左の了解ボタンは、配車センターからの指示を受けタクシー依頼者を迎えに行くことを了解したときに押下する。
4段目右の現着ボタンは、タクシー依頼者の現場に到着したときに押下する。
5段目左の待機ボタンは、タクシー依頼者が乗車した後に途中で用事等があり一時下車して、タクシーが待機する場合に押下する。
5段目右の離れボタンは、食事以外の理由でタクシー車両を離れるときに押下する。
6段目左の貸切ボタンは、タクシー依頼者による貸切乗車のときに押下する。
6段目右の食事ボタンは、食事でタクシー車両を離れるときに押下する。
最下段左の取消ボタンは、直前の操作を取り消す場合に押下する。
最下段右の切替ボタンは、メニューを切り替える場合に押下する。図10の状態で切替ボタンを押下すると、図11の画面に切り替わる。
図11は、乗務員端末の業務メイン画面で切替ボタンを押下した場合の画面の一例を示す図である。
業務メイン画面の4段目以降が切り替わっている。
4段目左は、乗務員コードボタンで、乗務員コード入力時に押下する。
4段目右の地区情報は、タクシー事業者個別で事前に設定されている配車可能エリア情報(通常の住所に基づく地区とは異なり、事業者で独自に設定した地区情報)を確認する際に押下する。
5段目左のパスコードボタンは、パスコード入力時、または、パスコード発行時に押下する。
5段目右の業務設定確認ボタンは、業務開始に必要な設定がなされているかを表示・確認するためのボタンである。必要な設定とは、例えば、機器ID、事業者コード、車両コード、乗務員コードなどである。
6段目左の現在地表示ボタンは、現在地のマップを表示する時に押下する。
6段目右の目的地表示ボタンは、目的地のマップを表示する時に押下する。
最下段左のメッセージ一覧ボタンは、本端末の乗務員に対するメッセージの一覧を表示する時に押下する。
最下段右の切替ボタンは、メニュー切替のボタンでこの画面で切替ボタンを押下すると図10の画面に切り替わる。
以上、アプリケーションとして配車システムに本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されない。
さらに、本実施形態で説明したことは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
10 認証元通信端末
11 制御部
12 表示部
13 操作入力部
14 カメラ部
15 スピーカ部
16 マイク部
17 無線通信部
18 位置情報取得部
19 近距離無線通信部
20 認証先通信端末
100 管理サーバー
110 制御部
120 データベース部
130 通信部
200 ネットワーク
300 クラウドサーバー
400 携帯電話会社
500 サポートセンター
600 タクシー事業者側 管理者
700 営業所
800 配車室
900 移動局
1000 タクシー依頼者

Claims (18)

  1. アプリケーション情報の送受信を行う複数の通信端末と、前記通信端末の管理・認証を行う管理サーバーと、これらを互いに通信可能に接続するネットワークと、により構成され、第1の通信端末からの要求に応じて第2の通信端末の登録認証を行う通信端末登録認証システムであって、
    前記第1の通信端末は、前記管理サーバーによって既に認証された通信端末であって、前記管理サーバーに対して前記第2の通信端末を認証するためのパスコードの発行要求とともに前記第1の通信端末の機器IDおよび位置識別情報を送信するパスコード要求手段と、
    前記管理サーバーからパスコードを受信すると受信したパスコードを前記第2の通信端末に伝送するパスコード伝送手段と、を備え、
    前記第2の通信端末は、
    前記第1の通信端末から伝送されたパスコードを入力するパスコード入力手段と、
    前記管理サーバーに対して、受信したパスコードとともに前記第2の通信端末の機器IDおよび位置識別情報を送信する認証要求手段と、
    前記管理サーバーからの認証結果を含む認証情報受信する認証情報受信手段と、を備え、
    前記管理サーバーは、
    前記第1の通信端末からのパスコード発行要求を受信すると受信した機器IDを基に受信した位置識別情報を記憶する手段と、
    パスコードを生成し記憶するパスコード生成手段と、
    生成したパスコードを前記第1の通信端末に送信するパスコード送信手段と、
    前記第2の通信端末からの認証要求を受信すると通信端末の認証可否を判定する認証判定手段と、
    前記第2の通信端末に対して認証可否の判定結果および認証可の場合に前記第1の通信端末に係る通信端末付属情報を含む認証情報を送信する認証情報送信手段と、
    認証可の場合に前記第2の通信端末の機器IDおよび各種情報を登録する手段と、を備えることを特徴とする通信端末登録認証システム。
  2. 前記第2の通信端末の前記パスコード入力手段は、手動による入力手段であり、少なくとも前記第2の通信端末が1台目の通信端末の場合には、前記パスコードを手動により入力する請求項1に記載の通信端末登録認証システム。
  3. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末は近距離無線通信機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は前記近距離無線通信機能により行う請求項1または2に記載の通信端末登録認証システム。
  4. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はカメラによる撮像機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は前記第1の通信端末がパスコード情報を2次元バーコードや1次元バーコードなどの画像に変換して表示し、前記第2の通信端末は表示された画像をカメラで撮像してパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行う請求項1または2に記載の通信端末登録認証システム。
  5. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はスピーカ・マイク機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードの伝送は、前記第1の通信端末がパスコード情報をDTMFトーンなどの音声に変換し、前記第2の通信端末は音声をマイクで聞き取りパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行う請求項1または2に記載の通信端末登録認証システム。
  6. 前記管理サーバーにおける前記認証判定手段は、
    1. パスコード送信からパスコードを含む認証要求受信までの時間が所定の制限時間を超えていないこと
    2. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が近接していること。
    3. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が指定のエリア内に位置していること
    の各条件にすべて合致した場合に認証可とする請求項1ないし5のいずれかに記載の通信端末登録認証システム
  7. 前記サーバーは、前記第1の通信端末の世代番号に1を加えて前記第2の通信端末の世代番号とする世代番号管理手段をさらに備え、
    前記認証判定手段は、所定の世代範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とする請求項6に記載の通信端末登録認証システム。
  8. 前記サーバーは、通信端末が不正使用であると判明した場合、その通信端末の世代番号を用いて、その通信端末によって認証を受けた以降の世代の通信端末をすべて無効とする請求項7に記載の通信端末登録認証システム。
  9. 前記サーバーは、認証通信端末数を管理する手段をさらに備え、
    前記認証判定手段は、所定の認証通信端末数範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とする請求項6または7に記載の通信端末登録認証システム。
  10. アプリケーション情報の送受信を行う複数の通信端末と、前記通信端末の管理・認証を行う管理サーバーと、これらを互いに通信可能に接続するネットワークとにより構成され、第1の通信端末からの要求に応じて第2の通信端末の登録認証を行う通信端末の登録認証方法において、
    前記第1の通信端末は、前記管理サーバーによって既に認証された通信端末であって、前記管理サーバーに対して前記第2の通信端末を認証するためのパスコードの発行要求とともに前記第1の通信端末の機器IDおよび位置識別情報を送信するステップと、
    前記管理サーバーからパスコードを受信すると受信したパスコードを前記第2の通信端末に伝送するステップと、を備え、
    前記第2の通信端末は、
    前記第1の通信端末から伝送されたパスコードを入力するステップと、
    前記管理サーバーに対して、受信したパスコードとともに前記第2の通信端末に固有の機器IDおよび位置識別情報を送信するステップと、
    前記管理サーバーからの認証情報を受信するステップと、を備え、
    前記管理サーバーは、
    前記第1の通信端末からのパスコード発行要求を受信すると受信した機器IDを基に受信した位置識別情報を記憶するステップと、
    パスコードを生成し記憶するステップと、
    生成したパスコードを前記第1の通信端末に送信するステップと、
    前記第2の通信端末からの認証要求を受信すると通信端末の認証可否を判定するステップと、
    前記第2の通信端末に対して認証可否の判定結果および認証可の場合に前記第1の通信端末に係る通信端末付属情報を含む認証情報を送信するステップと、
    認証可の場合に前記第2の通信端末の機器IDおよび各種情報を登録するステップと、を含むことを特徴とする通信端末の登録認証方法。
  11. 前記第2の通信端末の前記パスコードを入力するステップは、手動による入力であり、少なくとも前記第2の通信端末が1台目の通信端末の場合には、前記パスコードを手動により入力する請求項10に記載の通信端末の登録認証方法。
  12. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末は近距離無線通信機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードを伝送するステップは前記近距離無線通信機能により行う請求項10または11に記載の通信端末の登録認証システム。
  13. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はカメラによる撮像機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードを伝送するステップは前記第1の通信端末がパスコード情報を2次元バーコードや1次元バーコードなどの画像に変換して表示し、前記第2の通信端末は表示された画像をカメラで撮像してパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行う請求項10または11に記載の通信端末の登録認証方法。
  14. 前記第1の通信端末および前記第2の通信端末はスピーカ・マイク機能を備え、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末とのパスコードを伝送するステップは、前記第1の通信端末がパスコード情報をDTMFトーンなどの音声に変換し、前記第2の通信端末は音声をマイクで聞き取りパスコード情報を抽出することによりパスコードの入力を行う請求項10または11に記載の通信端末の登録認証方法。
  15. 前記管理サーバーにおける前記認証判定ステップは、
    1.パスコード送信からパスコードを含む認証要求受信までの時間が所定の制限時間を超えていないこと
    2. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が近接していること。
    3. 前記第1の通信端末と前記第2の通信端末が指定のエリア内に位置していること
    の各条件にすべて合致した場合に認証可とする請求項10ないし14のいずれかに記載の通信端末の登録認証方法。
  16. 前記サーバーは、前記第1の通信端末の世代番号に1を加えて前記第2の通信端末の世代番号とする世代番号管理手段をさらに備え、
    前記認証判定ステップは、所定の世代範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とする請求項15に記載の通信端末の登録認証方法。
  17. 前記サーバーは、前記認証確認手段で、通信端末が不正使用であると判明した場合、その通信端末の世代番号を用いて、その通信端末によって認証を受けた以降の世代の通信端末をすべて無効とするステップを備えた請求項16に記載の通信端末の登録認証方法。
  18. 前記サーバーは、認証通信端末数を管理する手段をさらに備え、
    前記認証判定ステップは、所定の認証通信端末数範囲内であることの条件にさらに合致した場合に認証可とする請求項15または16に記載の通信端末の登録認証方法。
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