JP2019032179A - ブレードの計測方法 - Google Patents

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Retsu Asanuma
烈 淺沼
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【課題】ホルダーを介して三次元計測機に装着されたブレードの形状、寸法を計測する場合において、ダブテールやクリスマスツリーの形状を直接計測することによりブレード内基準としての積重点や積重軸等を取得して、簡易、短サイクル時間に安定かつ高精度な計測ができるブレードの計測方法を提供する。【解決手段】コンプレッサブレード1を三次元計測機に装着するためのホルダーを準備するホルダー準備工程と、前記ホルダーを介して前記コンプレッサブレードを前記三次元計測機に装着するホルダー装着工程と、前記三次元計測機により前記ダブテールを計測して前記コンプレッサブレードの基準を計測する基準計測工程と、前記基準計測工程により取得された前記コンプレッサブレードの基準に基づいて前記コンプレッサブレードの翼部の寸法または形状を計測する翼部計測工程と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ジェットエンジン等の軸流式圧縮機の回転翼や静翼(コンプレッサブレード)、ジェットエンジンや舶用タービンの回転翼や静翼(タービンブレード)の形状・寸法の計測方法に関する。
コンプレッサブレードまたはタービンブレードの翼部の表面(翼面)の形状は、図面の指定基準によって規定されている(例えば、特許文献1)。
ここで、コンプレッサブレードまたはタービンブレード(これらを総称して以下、単に「ブレード」と呼ぶことがある。)の翼面の計測は、従来、図1に示されるようなコンプレッサブレード1の根元部に形成されたダブテール部2または図2に示されるようなタービンブレード41の根元部に形成されたクリスマスツリー部6が、ホルダー(図示省略)と呼ばれる固定具にクランプ(保持)されて行われていた。また、ブレードの計測においては、ホルダーにブレードの基準となる積重点が設定されており、ホルダーに設定された基準(以下「ホルダー上の基準」と呼ぶ。)がブレード自身に内包する基準(以下「ブレード内基準」と呼ぶ。)を代用して行われていた。
しかし、ブレード内基準の代わりに、ホルダー上の基準を使用してブレードの計測を行うと、ブレードをホルダーでクランプする際の取り付け誤差により、ブレードの計測結果に誤差を生じるという問題があった。
また、スタッキング軸線9に垂直であってコンプレッサブレード1の根元部を形成するダブテール2の左右一対の圧力面4a、4bを結ぶ長さがWである線分を、翼面の長さ方向の基準位置(以下「基準位置」という。)10として、翼面の長さ方向の位置座標Hが定まる(図1参照)。
しかし、圧力面4(4a、4b)の角度θが加工公差±Δθ内に加工できても、同一のホルダーでクランプすると、ダブテールの圧力面4(4a、4b)に当接するホルダーの当接面の形状・寸法は同一であるため、個々のブレード製品の角度θのばらつき(±Δθ内)に応じて、コンプレッサブレード1は、ホルダー内で、翼面の長さ方向にばらついた位置にクランプされる。すなわち、長さWが一定になるようにコンプレッサブレード1がホルダーにクランプされるため、コンプレッサブレード1は、角度θのばらつきに対応したばらつき(図面上の指定基準位置を略中心に挟んで+δ1ないし−δ2)の範囲内でばらついてホルダー内にクランプされる(図1参照。なお、図1において、Δθ、δ1およびδ2は、理解の容易のため、現実の公差ないしばらつきに対して誇張して大きく表示されている。)。その結果、ホルダー上の基準に基づいて、翼面の計測を行うと、ホルダー内におけるコンプレッサブレードの位置の変化のばらつきの範囲内で基準位置10が変化することになるため図面に基づいて定まる基準位置を基準とした長さ方向の位置座標Hの計測値が誤差を生ずることとなる。
さらに、最近、特に、圧力面4が、コンプレッサブレード1の回転ディスクへの取り付け構造から三次元的曲面となってきたため、安定的に繰り返し精度を維持して、コンプレッサブレード1をホルダーでクランプすることが困難となってきた。この結果、同一のコンプレッサブレード製品をホルダーでクランプしてホルダー上の基準に基づいて計測を行っても、計測結果にばらつき等が生じ精度がさらに低下するという問題も生じていた。
特開2008−106773号公報
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、三次元計測機にホルダーを介してブレードを装着してブレードの形状、寸法を計測する場合において、ダブテールやクリスマスツリーの形状を直接計測することによりブレード内基準としての積重点や積重軸等を取得して、簡易、短サイクル時間に安定かつ高精度な計測ができるブレードの計測方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、三次元計測機を使用して、ダブテールを有するコンプレッサブレードまたはクリスマスツリーを有するタービンブレードを計測するブレード計測方法であって、前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードを前記三次元計測機に装着するためのホルダーを準備するホルダー準備工程と、前記ホルダーを介して前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードを前記三次元計測機に装着するホルダー装着工程と、前記三次元計測機により前記ダブテールまたは前記クリスマスツリーを計測して前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの基準を計測する基準計測工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、さらに、前記基準計測工程により取得された前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの基準に基づいて、前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの翼部の寸法または形状を計測する翼部計測工程を備えることを特徴とすることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記三次元計測機がレーザスポット光を使用したレーザ式三次元計測機であることを特徴する。
本発明によれば、三次元計測機にホルダーを介してブレードを装着してブレードの形状を計測する場合において、ホルダーを計測して取得されたホルダー上の基準ではなく、ダブテールやクリスマスツリーの形状を直接計測することによりブレード内基準としての積重点や積重軸等を取得して、簡易、短サイクル時間に安定かつ高精度にブレードを計測することができる。
ダブテールの構造概念の一例を示す図である。 クリスマスツリーの構造概念の一例を示す図である。 本発明の一実施形態であるコンプレッサブレードの計測方法の手順を示す図である。 本発明における三次元計測機の概念を示す正面図である。 本発明における三次元計測機の概念を示す平面図である。
以下、三次元計測機を使用してブレードの表面を計測する計測方法の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下においては、コンプレッサブレードを一例として説明するが、特に矛盾等がない限り、ターブンブレードにおいても同様である。
図3は、本発明の一実施形態のコンプレッサブレードの計測方法の手順を示す図であり、図4および図5は、それぞれ本実施形態に使用する三次元測定機の概念を示す正面図および平面図である。
本実施形態におけるコンプレッサブレードの計測においては、まず、ホルダーを準備し(図3のステップ1)、ホルダーによりダブテールを保持する(図3のステップ2)。
次に、ダブテールを保持したホルダーは、図4、5に示される三次元計測機21に装着される(図3のステップ3)。
コンプレッサブレード1の表面を計測するための三次元計測機21は、X軸方向に移動するX軸移動部26と、Y軸方向に移動するY軸移動部27と、Z軸方向に移動するZ軸移動部28と、X軸移動部26の前部に配設されてX軸周りに回転するX軸回転部29と、距離計32を装着して距離計32を傾斜させる傾動部30と、を備えており、ホルダーはX軸回転部29に装着される。
三次元計測機21は、距離計32として、レーザ式距離計22が使用され、投受光部33から投光されたレーザスポット光の計測対象物表面からの反射光を当受光部33で受光して計測対象物の照射点までの距離を計測することができ、X軸移動部26、Y軸移動部27、Z軸移動部28、X軸回転部29および必要に応じて傾動部30を動作させて、計測対象物の予め設定された範囲にわたってレーザスポット光を走査して計測対象物の表面の三次元位置や形状を計測することができるレーザ式三次元計測機を使用する。
なお、距離計32として、レーザ式距離計22の代わりに、先端部が極細であって上下に昇降自在な触針式プローブを使用し触針の昇降量により対象物表面までの距離を測定する触針式距離計を使用する接触式三次元計測機をしてもよい。
次に、三次元計測機21を使用して三次元計測機21に装着されたダブテールを計測して(図3のステップ4)、コンプレッサブレードのブレード内基準としての積重点および積重軸を取得する(図3のステップ5)。なお、ホルダーには、積重点、積重軸を取得するために必要な範囲のダブテールの表面を計測可能な開口部や切り欠き等が配設されており、その開口部等からレーザスポット光を投射してダブテールの計測を行う。このため、距離計は、開口部を通過するレーザスポット光のビーム径の小さなレーザ式距離計が好ましい。また、ホルダーは、ダブテールの大部分ないしほぼ全体が外部に開放されるように保持できる構造のものであってもよい。
次に、ステップ5により取得されたブレード内基準としての積重点および積重軸を基準として、コンプレッサブレードの翼部における必要とする部分の三次元形状を計測する(図3のステップ6)。これにより、ホルダー上の積重点および積重軸ではなく、ブレード内基準としての積重点および積重軸に基づく翼部の三次元形状計測ができるため、再現性の高い高精度なブレードの計測が実現できる。
タービンブレードについても、前記コンプレッサブレードの計測と同様に、三次元計測機を使用して、再現性の高い高精度な翼部の計測が実現できる。
1 コンプレッサブレード
2 ダブテール
3 翼部
4、4a、4b 圧力面
5 タービンブレード
6 クリスマスツリー
7 翼部
8 圧力面
9 スタッキング軸線
10 基準位置
21 三次元計測機
22 レーザ式距離計
26 X軸移動部
27 Y軸移動部
28 Z軸移動部
29 X軸回転部
30 傾動部
32 距離計
33 投受光部
34 レーザスポット光

Claims (3)

  1. 三次元計測機を使用して、ダブテールを有するコンプレッサブレードまたはクリスマスツリーを有するタービンブレードを計測するブレード計測方法であって、
    前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードを前記三次元計測機に装着するためのホルダーを準備するホルダー準備工程と、
    前記ホルダーを介して前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードを前記三次元計測機に装着するホルダー装着工程と、
    前記三次元計測機により前記ダブテールまたは前記クリスマスツリーを計測して前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの基準を計測する基準計測工程と、を備えることを特徴とするブレード計測方法。
  2. さらに、前記基準計測工程により取得された前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの基準に基づいて、前記コンプレッサブレードまたは前記タービンブレードの翼部の寸法または形状を計測する翼部計測工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のブレード計測方法。
  3. 前記三次元計測機がレーザスポット光を使用したレーザ式三次元計測機である、請求項1または2に記載のブレード計測方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111060057A (zh) * 2019-12-25 2020-04-24 贵阳航发精密铸造有限公司 一种基于三坐标测量机的涡轮叶片叶型轮廓测量方法
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