JP2019031066A - 鉛筆を継ぎ足す補長管 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉛筆を長くして使い易くする補長管本体1の主要部分は複数枚の片持片であるが、その片持片固定部7は外力の集中箇所でありそのために起る変形の繰り返しで片持片は脱落に至ることが多い。本発明はその変形防止を課題とした。【解決手段】片持片固定部7の変形防止策を補長管本体の内と外から施した。補長管本体1の内側にはその内壁に接しながら移動可能とした円柱10を設け剛体としての鉛筆4が円柱10の何れかを片持片固定部7に常に接しさせてその変形を防ぐ。外側では従来にはなかったねじ溝を片持片上に形成して補長管本体円筒部のねじ溝6と連結した。この結果、鉛筆4を着けた補長管本体1を砲弾形円筒2にねじ込んだ時には片持片固定部7を含む補長管本体1のねじ部分は一括して密に接する砲弾形円筒2による二重構造となる上、更に梁効果も得られる。このようにして片持片固定部7の変形防止の課題を解決した。【選択図】図5

Description

本発明は短かくなった鉛筆の長さを補って使い易くする補長管に関するものである。
短かくなった鉛筆を金属製円筒を補長管本体として継ぎ足して使い易くする方法は従来からあった。その方法は鉛筆の軸の直径と約同径の内径を有する長さ約10センチメートルの金属製円筒を補長管本体としてこれに短かい鉛筆を差し込みこの鉛筆を固定することで目的が達せられた。この補長管本体の一端は開口部円周を3等分する位置から円筒の中心線と平行にそれぞれの位置から長さ約1.5センチメートル、幅約2ミリメートルの切り込みを入れて3つの片持片を作りその3つの片持片となった開口部に鉛筆の頭部を差し込み、その鉛筆部分を先にして別に用意した長さ約2.5センチメートルの金属製円筒に通した後、この両者が持つ共通のねじ溝で両者をねじ込めば3つの片持片が鉛筆を押え付けることになって鉛筆の固定は達成された。別に用意された長さ約2.5センチメートルの金属製円筒とは、その一方の開口部は補長管本体の外径を内径として片持片を押え付ける時に必要となる補長管本体円筒部に形成されているのと同じ歩みのねじ溝を持っている。他の一方の開口部は、この開口部のすぐ奥からこの開口部に向って内径を徐徐に絞って開口部の口径を鉛筆の軸の直径とした。このためにこの円筒の両端の開口部の直径は異っているので全体としての姿は砲弾形円筒となっている。この砲弾形円筒のねじ溝に同じ歩みを持たせた補長管本体円筒部のねじ溝をねじ込ませると補長管本体の片持片の上を砲弾形円筒の内壁が進んで行くことになるが進んで行くにつれて3つの片持片の各各の最先端部に形成されている突起に対する砲弾形円筒の内径は次第に小さくなって行く。そのことによって片持片の突起の砲弾形円筒による押え付けられ方も次第に大きくなって行き3つの片持片が作る円筒の直径も次第に小さくなって行くのでそこに生じる直径の差だけ鉛筆が押え付けられて行くことになる。このようにして別に用意された長さ約2.5センチメートルの砲弾形円筒が鉛筆を補長管本体に固定した。またこのようにして補長管本体を砲弾形円筒との二者の組み合わせで短くなった鉛筆を使い易くする機能を持った補長管は完成していた。
従来の補長管本体では片持片の自然折損が多かった。補長管本体に於て、片持片の根元に相当する片持片固定部は筆記時鉛筆からの力が集中する箇所であって、そこは力を受けては曲りまた元に戻るという僅かな形の変化が繰り返されている箇所である。筆記回数が重なるうちにその箇所に起る材料疲労は材質の劣化を引き起し遂に片持片を折損させるに至る。本発明は、このような片持片の折損の原因となる片持片固定部に繰り返し起る僅かな変形を防ぐ手段を構じることで片持片に起る自然折損を防止することを課題とした。
本発明は補長管本体の内壁に接し、且つ内壁に接しながら移動可能にした円柱を補長管本体内に設けた。
第2の課題解決手段は、従来は片持片にはなかったねじ溝を3つの片持片の各各に形成し、そのねじ溝に対応する同じ歩みのねじ溝を砲弾形円筒にも形成した。従来から補長管本体と砲弾形円筒の結合はその各各が持つ同じ歩みで形成されたねじ溝同士のねじ込みによって行なわれているが、従来はそのねじ形成部分は補長管本体では補長管本体の円筒部分のみであり、従って砲弾形円筒が持つ補長管本体へのねじ込み用のねじ溝も補長管本体の円筒部にあるねじ溝に対応したねじ溝のみであった。本発明では前述のように従来にはなかったねじ溝を補長管本体の一端をなす3つの片持片の各各とこのねじ溝に対応するねじ溝を砲弾形円筒にも形成して第2番目の手段とした。
補長管本体の内壁に接し、且つ内壁に接しながら移動可能にした円柱を補長管本体内に設けた。この円柱は、補長管本体内では円柱自体が自身の中心線を回転軸として回転するのを防ぐための邪魔板の作用と円柱の中心線に設けた雌ねじとそれに組み合わせた雄ねじを、雄ねじに直結したつまみを回すことで移動可能とした。この円柱は使用されて短くなって行く鉛筆を順次補長管外に送り出す役目をするかたわら、補長管本体の内側から片持片固定部の変形を防止する役目を持たせる。鉛筆の未使用部分が長く鉛筆の軸が未だ補長管本体内にあって鉛筆が片持片固定部に接していてあてがわれている恰好になっている時は鉛筆自体がその剛性によって片持片固定部の変形を防止している。然し鉛筆が短くなってしまった後には鉛筆を補長管外に送り出しながら移動して来た円柱が鉛筆に代って片持片固定部にあてがわれてその箇所の変形を防止することになる。以上鉛筆が短くなって使用できなくなるまでの期間にわたって鉛筆と円柱が常に補長管本体の片持片固定部に接してあてがわれている状態が継続されている結果、補長管本体内に移動可能な円柱を設けたことにより、鉛筆が短かくなって片持片固定部を補長管本体の内側からあてがわれるものがなくなってしまってその箇所の変形が防止できなかった状態であった従来の欠点が解消できた。
次に砲弾形円筒が持つねじ溝と同じ歩みのねじ溝を補長管本体の3つの片持片の各各に形成して補長管本体が持つ砲弾形円筒ねじ込み用のねじ溝の範囲をひろげた。片持片には従来はなかったねじ溝を形成することにした結果、補長管本体に形成されているねじ溝の形成範囲は3つの片持片からその各各の片持片固定部を通り補長管本体円筒部のねじ溝にまでひろがることになった。従って補長管本体を砲弾形円筒にねじ込んだ時、この全範囲が一括して砲弾形円筒に密に接した2重構造になって厚味を増すことで3つの片持片固定部の外力からの変形を防ぐ。その上、補長管本体の3つの片持片部と補長管本体円筒部のねじ溝の丁度中間部あたりに相当する位置にある3つの片持片固定部は、一体構造物としての砲弾形円筒による梁の効果によって片持片固定部を中央にして両側に並ぶ3つの片持片の各各と補長管本体円筒部が砲弾形円筒とのねじ込みによって護られた一直線上に並ぶことになる。この結果、片持片固定部自体が外力による変形から護られる。即ち、従来は鉛筆を固定するだけの役目に止まっていた砲弾形円筒によって3つの片持片の2重構造化及び片持片固定部に対して曲りに強い梁効果を与えた。
このようにして、補長管本体の内側からの円柱の作用と外側からの砲弾形円筒の両作用によって3つの片持片固定部は内側からと外側から挟み込まれて保護されている状態を作り出すことで外力からの変形が防止できた。
その他に補長管本体円筒内に円柱を設けたことで得られた特徴として、普通には鉛筆が短かくなると砲弾形円筒を弛めて鉛筆を補長管から摘んで引き出すのであるが、これに代って雄ねじのつまみを右に回して鉛筆を管外に押し出す操作でよく、この操作は鉛筆が短い場合には便利である。また鉛筆は2重構造になった3つの片持片と円柱で囲まれ強固に固定されるために従来よりも更に短くなるまで使えるので経済的である。
本発明の補長管本体を砲弾形円筒にねじ込んだ実施例を示す斜視図 同補長管本体の3つの片持片周辺の斜視図 同補長管本体の3つの片持片側から補長管本体を縦に切断した断面図 同比較的に長い鉛筆を固定した時の補長管を鉛筆方向から縦に切断した断面図 同短い鉛筆を固定した時の補長管を鉛筆方向から縦に切断した断面図
本発明をどのように実施するかを添付図面の順番に従って説明する。
本発明をどのように実施するかを図1で説明する。補長管本体1がねじ込まれている砲弾形円筒2を左回しで弛め、次につまみ3を回らなくなるまで左回しをする。短くなった鉛筆4の頭部を砲弾形円筒2の開口部から補長管本体1に差し入れ頭部が突き当るまで突っ込む。その時筆記に適した程度に鉛筆4が砲弾形円筒2の開口部から出ていれば砲弾形円筒2を右回しで締めて鉛筆4を固定する。鉛筆4の頭部を砲弾形円筒2の開口部から補長管本体1に突き当るまで差し込んだ時、または突き当る以前に鉛筆4が砲弾形円筒2の中に隠れてしまった時は鉛筆4が筆記に適した程度に砲弾形円筒2の外に出るまでつまみ3を右に回す。つまみ3の右回しが終った後は砲弾形円筒2を右回しで締めて鉛筆4を固定する。以上で補長管本体1を用いた筆記の準備は完了する。
図2は本発明の補長管本体1の3つの片持片周辺を示す斜視図であって、3つの片持片を成す各各の片持片にねじ溝が形成されていて、その各各はねじ溝を持った片持片5となっている状態を示している。
図3は片持片5にねじ溝が形成された結果、補長管本体円筒部のねじ溝6と片持片5のねじ溝がつながった状態を示している。片持片固定部7は片持片5の根元に当る部分であることを示している。
図4は本発明が比較的に長い鉛筆4を使用している場合、補長管本体1の管内で鉛筆4自体が外部の砲弾型円筒2との間に片持片固定部7を挟んでいる状態を示している。
図5は本発明が短くなってしまった鉛筆4にとって代った円柱10が砲弾形円筒2との間に片持片固定部7を挟んでいる状態を示している。円柱10はその中心線の位置にある雌ねじ11とつまみ3に直結した雄ねじ12、更に円柱10に刻まれた邪魔板用の溝13と邪魔板9の相互作用によってつまみ3の右回しで砲弾形円筒2を弛めている時には鉛筆4を補長管本体1の外に押し出す。そのようにして鉛筆4と円柱10は常に片持片固定部7を砲弾形円筒2との間に挟み片持片固定部7が外力によって受ける変形を防いでいる。
次にこの図で本発明の補長管本体1へ組み込む各部品とその構成について説明する。つまみ3は熱可塑性樹脂等の適宜素材での成形物で成形時に雄ねじ12の一端を固定している。このつまみ3に一端を固定された雄ねじ12を円柱10が持つ雌ねじ11に左回しでねじ込み円柱10とつまみ3が接するまで回す。次にこの円柱10の母線上に刻まれた邪魔板用の溝13を補長管本体1の管内の母線上に設けられた邪魔板9にはめ合せて円柱10を補長管本体1の管内に納めて行く。この時つまみ3を補長管本体1に設けたつまみ用フック14に押し当てると、つまみ3はつまみ用フック14にはまり込んで定着する。定着したつまみ3は補長管本体1からの脱落はしないのみならず回転可能の状態は保たれていて、つまみ3を回せばこれに連動する雄ねじ12は雌ねじ11を通じて円柱10を補長管本体1の管内で移動させることができる。この状態に於て、補長管本体1の3つの片持片部分を先頭にして砲弾形円筒2に差し込み、砲弾形円筒2か補長管本体1かの何れかを右に回せばそれぞれが持つねじ溝によってこの両者が一体化し、本発明の補長管が完成された姿となる。
1 補長管本体
2 砲弾形円筒
3 つまみ
4 鉛筆
5 ねじ溝を持った片持片
6 補長管本体円筒部のねじ溝
7 片持片固定部
8 片持片先端部の突起
9 邪魔板
10 円柱
11 雌ねじ
12 雄ねじ
13 邪魔板用の溝
14 つまみ用フック

Claims (3)

  1. 補長管本体にあって、使用する鉛筆の長短によらずに片持片固定部(7)の補強を第一の目的とするために補長管本体内を移動させることにし、且つその移動を利用して鉛筆の補長管外への突き出しの長さ調節後も兼ねた円柱、及び本発明に於ける円柱と同じ働きをする目的を持って補長管本体内を移動可能にした固体。
  2. 補長管本体にあって、砲弾形円筒にねじ込ませるためのねじ溝を持った片持片(5)。
  3. 本発明になる補長管各部分の素材は、金属、硬質ゴム、熱硬化性プラスチック、熱可塑性プラスチック、木質、等適宜材料の選択採用は可能である。
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