JP2019031011A - 造形物作製装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高精細な造形物を短時間に作製できるようにする。【解決手段】造形物作製装置1は、熱溶融積層方式により造形物99をテーブル15上に造形する造型機20と、この造型機20によって造形された造形物99を切削加工する切削機30と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、造形物作製装置に関する。
特許文献1には、歯の石膏模型を3次元的に走査して、3次元モデルデータを作製する技術が開示されている。3次元モデルデータは造形装置(3次元プリンタ)或いは切削加工装置に用いられる。造形装置は、3次元モデルデータに従って造形物を造形する装置である(例えば、特許文献2参照)。切削加工装置は、3次元モデルデータに従って被加工物(ワークピース)を切削する装置である(例えば、特許文献3参照)。
ところで、造形装置は、高精細な造形物を作製することができない。一方、切削加工装置によって被加工物を高精細に切削しようとすると、加工時間が長くなってしまう。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、高精細な造形物を短時間に作製できるようにすることである。
上記課題を解決するための主たる発明は、熱溶融積層方式により造形物を造形する造型機と、前記造型機によって造形された前記造形物を切削加工する切削機と、を備える造形物作製装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、高精細な造形物を短時間に作製することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<第1の実施の形態>
(1)造形物作製装置の構成
図1は、造形物作製装置(複合加工装置)1の筐体10を破断した状態で造形物作製装置1を示した正面図である。図1には、X方向、Y方向及びZ方向(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)を示す矢印又は記号を図示する。X方向とY方向とZ方向は互いに直交し、X方向及びY方向は水平方向であり、Z方向が鉛直方向である。
(1)造形物作製装置の構成
図1は、造形物作製装置(複合加工装置)1の筐体10を破断した状態で造形物作製装置1を示した正面図である。図1には、X方向、Y方向及びZ方向(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)を示す矢印又は記号を図示する。X方向とY方向とZ方向は互いに直交し、X方向及びY方向は水平方向であり、Z方向が鉛直方向である。
造形物作製装置1は、筐体10と、筐体10内に設けられたテーブル50と、テーブル50を移送する移送機60と、熱溶解積層方式により造形物99をテーブル50上に造形する造型機20と、造型機20によって造形された造形物99を切削加工する切削機30と、制御部70と、を備える。
造型機20は、ガイド21、X方向駆動機構22、キャリッジ23、Z方向駆動機構24、造形ヘッド25及びヒータ26を有する。切削機30は、ガイド31、X方向駆動機構32、キャリッジ33、Z方向駆動機構34、回転駆動機構35及び切削工具36を有する。造型機20と切削機30は、ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43を共有する。以下、これらの構成要素について具体的に説明する。
筐体10は中空を有した箱状に設けられている。筐体10の内側には、筐体10の側板11,12に対して平行な隔壁13が設けられている。筐体10の内部空間は、隔壁13によって側板11側の造形処理スペース14と、側板12側の切削処理スペース15とに区切られている。
造形処理スペース14内の上部においてガイド21がX方向に延在して、そのガイド21が筐体10に取り付けられている。このガイド21にはキャリッジ23が取り付けられている。キャリッジ23はガイド21によってX方向に案内される。キャリッジ23にはX方向駆動機構22が連結されている。X方向駆動機構22はモータ及び伝動機構等を有して、キャリッジ23をX方向に移動させる。
キャリッジ23には、Z方向駆動機構24及び造形ヘッド25が搭載されている。
造形ヘッド25は、溶融物92を吐出するノズルである。造形ヘッド25はその先端が下方に向けた状態でZ方向駆動機構24を介してキャリッジ23に取り付けられている。造形ヘッド25にはヒータ26が設けられている。
Z方向駆動機構24はZ方向に造形ヘッド25を移動させる。ここで、リールに巻回された線材(フィラメント)91がローラーやプーリー等によって造形ヘッド25まで案内されており、繰り出し機構等によって線材91がリールから造形ヘッド25へ送られる。線材91がヒータ26によって加熱されることによって、線材91が溶融し、溶融物92が造形ヘッド25の先端から吐出される。線材91は熱可塑性樹脂又はろう材(ワックス)からなる。線材91に金属微粒子が添加されて分散していてもよい。
切削処理スペース15内の上部においてガイド31がX方向に延在して、そのガイド31が筐体10に取り付けられている。このガイド31にはキャリッジ33が取り付けられている。キャリッジ33はガイド31によってX方向に案内される。キャリッジ33にはX方向駆動機構32が連結されている。X方向駆動機構32はモータ及び伝動機構等を有して、キャリッジ33をX方向に移動させる。
キャリッジ33には、Z方向駆動機構34、回転駆動機構35及び切削工具36が搭載されている。具体的には、Z方向駆動機構34及び回転駆動機構35がキャリッジ33に取り付けられ、切削工具36がチャックを介してZ方向駆動機構34及び回転駆動機構35に接続されている。Z方向駆動機構34が切削工具36をZ方向に移動させ、回転駆動機構35が切削工具36の中心軸回りに切削工具36を回転させる。切削工具36の中心軸はZ方向に延在する。切削工具36は、例えばエンドミル、ドリル、リーマー又はタップ等である。
筐体10の内の造形処理スペース14から切削処理スペース15にかけて、移送機60が設けられている。移送機60にはガイド41及びY方向駆動機構42が取り付けられており、ガイド41及びY方向駆動機構42が移送機60によって造形処理スペース14と切削処理スペース15との間で移送される。なお、ガイド41及びY方向駆動機構42が隔壁13を通過するべく、隔壁13には開口13aが形成され、その開口13aが扉部材(不図示)によって開閉される。
ガイド41はY方向に延在する。ガイド41にはチルト機構43が取り付けられ、ガイド41によってチルト機構43がY方向に案内される。このチルト機構43がY方向駆動機構42に連結されており、Y方向駆動機構42がチルト機構43をY方向に移動させる。
チルト機構43にはテーブル50が連結されている。チルト機構43は、Y方向に延在した回転軸回りにテーブル50を揺動させるとともに、X方向に延在した回転軸回りにテーブル50を揺動させる。
制御部70はマイクロコンピュータ等を有する。制御部70は、CAD/CAMシステムから転送された制御データに従って、X方向駆動機構22、Y方向駆動機構42、Z方向駆動機構24及び線材繰り出し機構を制御する。また、制御部70は、CAD/CAMシステムから転送されたツールパスデータに従って、X方向駆動機構32、Y方向駆動機構42、Z方向駆動機構34及びチルト機構43を制御する。制御データ及びツールパスデータは、CAD/CAMシステムが加工品(義歯、支台歯、歯科用クラウン、ブリッジ、アバットメント、サージカルガイド又はマウスピース等)の形状データ(設計データ、CADデータ)に従って生成したものである。
(2)造形物作製装置の動作
造形物作製装置1の動作について説明する。まず、移送機60がテーブル50、ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43を造形処理スペース14に移送して、テーブル50を造型機20のキャリッジ23の下方に位置させる。
造形物作製装置1の動作について説明する。まず、移送機60がテーブル50、ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43を造形処理スペース14に移送して、テーブル50を造型機20のキャリッジ23の下方に位置させる。
その後、チルト機構43がテーブル50を揺動する。これにより、テーブル50は、その上面がX方向及びY方向に対して平行となる姿勢になる。
制御部70は、CAD/CAMシステムから転送された制御データに従って、X方向駆動機構22、Y方向駆動機構42、Z方向駆動機構24及び線材繰り出し機構を制御する。そうすると、X方向駆動機構22がキャリッジ23及び造形ヘッド25を間欠的、断続的又は連続的にX方向に往復移動させるとともに、Y方向駆動機構42がテーブル50を間欠的、断続的又は連続的にY方向に往復移動させる。これにより、テーブル50が造形ヘッド25に対して相対的にXY平面に沿って変位する。
造形ヘッド25に対するテーブル50の相対的な変位中に、ヒータ26が発熱した状態で、線材91が繰り出し機構によってリールから造形ヘッド25へ送られる。そうすると、造形ヘッド25がテーブル50に向けて溶融物92を間欠的又は断続的に吐出する。溶融物92の吐出タイミング(線材91の送りタイミング)が制御部70によって制御され、溶融物92がテーブル50上に積層されることで、溶融物92の積層体たる造形物99がテーブル50上に形成される。積層に伴い造形物99の厚みは増加するが、Z方向駆動機構24が造形ヘッド25をZ方向に移動させることによって、造形物99の表面から造形ヘッド25の先端までの距離が一定に維持される。
なお、造形ヘッド25から吐出された溶融物92は、テーブル50の上面又は堆積済みの樹脂に付着して、付着後すぐに自然空冷により硬化する。
図2は、熱可塑性樹脂を用いて形成された本実施形態に係る造形物99(デンチャー)の一例である。図2から明らかなように、造型機20で形成された造形物99は、CAD/CAMシステムによって使用される形状データによって表される目標形状を包含するよう形成されたものである。具体的には、造型機20で形成された造形物99の外面は、目標形状の外面から所定の厚み(仕上げ代)が設けられている。すなわち、造型機20で形成された造形物99は、粗加工された状態と同様である。なお、所定の厚みは、仕上げ切削の時間を短縮できるよう、切削工具36のツールパスやピッチ、切削工具36の径等に応じて設定される。所定の厚みは、たとえば、0.05mm〜1.0mmである。
次に、切削機30による切削加工について説明する。切削機30は、造形物99に設けられた仕上げ代を除去するため、造形物99を切削する。
具体的に、造型機20による造形物99の形成後、移送機60は、造形物99、テーブル50、ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43を切削処理スペース15に移送して、テーブル50を切削機30のキャリッジ33の下方に位置させる。その後、回転駆動機構35が切削工具36を回転駆動する。
切削工具36の回転中、制御部70は、CAD/CAMシステムから転送されたツールパスデータに従ってX方向駆動機構32、Y方向駆動機構42、Z方向駆動機構34及びチルト機構43を制御する。そうすると、X方向駆動機構32がキャリッジ33及び切削工具36をX方向に移動させ、Y方向駆動機構42がテーブル50をY方向に移動させ、Z方向駆動機構34が切削工具36をZ方向に移動させる。これにより、造形物99に対する切削工具36の先端の相対的な三次元位置が変位する。そのような変位中に切削工具36が造形物99に接触すると、造形物99の外面が切削工具36によって切削される。また、造形物99の切削中にチルト機構43が作動すると、テーブル50及び造形物99がチルト機構43によってY方向の回転軸及びX方向の回転軸回りに揺動される。これにより造形物99に対する切削工具36の成す接触角度が変位する。
以上のような切削によって造形物99の仕上げ代が除去されて、造形物99の外面が目標形状の外面に仕上げられる。このように切削加工された造形物99は、例えば義歯、支台歯、歯科用クラウン、ブリッジ、アバットメント、サージカルガイド又はマウスピース等である。図3は、図2に示した造形物99の切削加工後の形状を示す。図3から明らかなように、切削機30による切削加工が行われた造形物99は、CAD/CAMシステムによって使用される形状データによって表される目標形状にほぼ一致する。
(3)効果
以上のように、熱溶融積層方式の造形法によって粗い形状の造形物99を造形した後、切削加工によって造形物99の表層を除去する。こうすることで、造形開始から切削終了までの加工時間の短縮化と、完成した造形物99の表面の高精細化とを両立できる。仮に造形物99を切削加工のみで作成する場合、ディスク状やブロック状の材料に対して切削加工を行う必要があるため、時間を要する。また、ディスク状やブロック状の材料から造形物99を形成する場合には、材料の無駄が多くなる。一方、本実施形態に係る造形物作成装置1のように、熱溶融積層方式の造形方法を用いることにより、目標形状に近い形状の造形が可能となる。従って、切削加工(仕上げ加工)に要する時間が短縮される。また、熱溶融積層方式の造形方法では、微細な造形が困難であるため、たとえばデンチャーのように生体への高い適合性を要求される構造物を形成することには向いていないと考えられていた。しかし、本実施形態に係る造形物作製装置1によれば、造型機20で作成した造形物99に対して切削機30を用いて仕上げ加工を行うことにより、高精細な造形物99を得ることができる。更に、切削加工は仕上げ代に対してのみ行えばよいため、材料の無駄を最小限に抑えることができる。
以上のように、熱溶融積層方式の造形法によって粗い形状の造形物99を造形した後、切削加工によって造形物99の表層を除去する。こうすることで、造形開始から切削終了までの加工時間の短縮化と、完成した造形物99の表面の高精細化とを両立できる。仮に造形物99を切削加工のみで作成する場合、ディスク状やブロック状の材料に対して切削加工を行う必要があるため、時間を要する。また、ディスク状やブロック状の材料から造形物99を形成する場合には、材料の無駄が多くなる。一方、本実施形態に係る造形物作成装置1のように、熱溶融積層方式の造形方法を用いることにより、目標形状に近い形状の造形が可能となる。従って、切削加工(仕上げ加工)に要する時間が短縮される。また、熱溶融積層方式の造形方法では、微細な造形が困難であるため、たとえばデンチャーのように生体への高い適合性を要求される構造物を形成することには向いていないと考えられていた。しかし、本実施形態に係る造形物作製装置1によれば、造型機20で作成した造形物99に対して切削機30を用いて仕上げ加工を行うことにより、高精細な造形物99を得ることができる。更に、切削加工は仕上げ代に対してのみ行えばよいため、材料の無駄を最小限に抑えることができる。
また、造形工程及び切削工程のみならず、造形工程から切削工程の遷移も移送機60によって自動化されている。それゆえ、切削工程の際に、誤った部分を切削するということがない。
また、造形処理スペース14と切削処理スペース15が隔壁13によって仕切られているので、切削屑が造形処理スペース14内に侵入しづらい。そのため、造形物99を造形する際に、以前の切削工程で発生した切削屑が造形物99に付着しない。
<第2の実施の形態>
次に、図4を参照して第2の実施の形態に係る造形物作成装置1の構成について説明を行う。第1の実施の形態では、移送機60が、造型機20と切削機30との間で造型物99が載置されたテーブル50を移送する例について述べた。本実施形態では、テーブル50を移送する代わりに、テーブル50に対して造型機20のキャリッジ23と切削機30のキャリッジ33とを移送する例について述べる。
次に、図4を参照して第2の実施の形態に係る造形物作成装置1の構成について説明を行う。第1の実施の形態では、移送機60が、造型機20と切削機30との間で造型物99が載置されたテーブル50を移送する例について述べた。本実施形態では、テーブル50を移送する代わりに、テーブル50に対して造型機20のキャリッジ23と切削機30のキャリッジ33とを移送する例について述べる。
(1)造形物作製装置の構成
図4は、造形物作製装置101の筐体110を破断した状態で造形物作製装置101を示した正面図である。
図4は、造形物作製装置101の筐体110を破断した状態で造形物作製装置101を示した正面図である。
造形物作製装置101は、筐体110と、筐体110内に設けられたテーブル150と、熱溶解積層方式により造形物199をテーブル150上に造形する造型機120と、造型機120によって造形された造形物199を切削加工する切削機130と、制御部170と、を備える。
造型機120は、キャリッジ123、Z方向駆動機構124、造形ヘッド125及びヒータ126を有する。切削機130は、キャリッジ133、Z方向駆動機構134、回転駆動機構135及び切削工具136を有する。造型機120と切削機130は、ガイド121、X方向駆動機構122、ガイド141、Y方向駆動機構142及びチルト機構143を共有する。以下、これらの構成要素について具体的に説明する。
筐体110は、第1実施形態の筐体10と同様に設けられている。但し、筐体110の側板111と側板112の間には隔壁が設けられていない。
筐体110内の上部においてガイド121がX方向に延在して、そのガイド121が筐体110に取り付けられている。このガイド121には、キャリッジ123とキャリッジ133がX方向に互い離間した状態で取り付けられている。キャリッジ123及びキャリッジ133にはX方向駆動機構122が連結されている。X方向駆動機構122はモータ及び伝動機構等を有して、キャリッジ123とキャリッジ133との間の間隔を一定に保った状態でキャリッジ123,133をX方向に移動させる。
キャリッジ123には、Z方向駆動機構124及び造形ヘッド125が搭載されている。Z方向駆動機構124は第1実施形態のZ方向駆動機構124と、造形ヘッド125は第1実施形態の造形ヘッド25と同様に設けられている。なお、造形ヘッド125に供給される線材191も第1実施形態の線材91と同様のものである。
キャリッジ133には、Z方向駆動機構134、回転駆動機構135及び切削工具136が搭載されている。Z方向駆動機構134は第1実施形態のZ方向駆動機構34と、回転駆動機構135は第1実施形態の回転駆動機構35と、切削工具136は第1実施形態の切削工具36と同様に設けられている。
筐体110の内の底部には、ガイド141及びY方向駆動機構142が設けられている。ここで、第1実施形態では、ガイド41及びY方向駆動機構42が移送機60によってX方向に移送されるが、第2実施形態では、ガイド141及びY方向駆動機構142が移送されずに固定されている。それ以外については、ガイド141は第1実施形態のガイド41と、Y方向駆動機構142は第1実施形態のY方向駆動機構142と同様に設けられている。
ガイド141にはチルト機構143が取り付けられ、チルト機構143にはテーブル150が連結されている。チルト機構143は第1実施形態のチルト機構43と、テーブル150は第1実施形態のテーブル50と同様に設けられている。
(2)造形物作製装置の動作
造形物作製装置101の動作について説明する。まず、X方向駆動機構122が造型機120のキャリッジ123及び造形ヘッド125をテーブル150に近づけてテーブル150の上方に位置させるとともに、切削機130のキャリッジ133及び切削工具136をテーブル150から離してテーブル150の脇の上方に位置させる。
造形物作製装置101の動作について説明する。まず、X方向駆動機構122が造型機120のキャリッジ123及び造形ヘッド125をテーブル150に近づけてテーブル150の上方に位置させるとともに、切削機130のキャリッジ133及び切削工具136をテーブル150から離してテーブル150の脇の上方に位置させる。
その後、チルト機構143が、テーブル150を水平な姿勢に揺動する。
制御部170は、CAD/CAMシステムから転送された制御データに従って、X方向駆動機構122、Y方向駆動機構142、Z方向駆動機構124及び線材繰り出し機構を制御する。そうすると、X方向駆動機構122が造形ヘッド25を間欠的、断続的又は連続的にX方向に往復移動させるとともに、Y方向駆動機構142がテーブル150を間欠的、断続的又は連続的にY方向に往復移動させる。
造形ヘッド125に対するテーブル150の相対的な変位中に、造形ヘッド125がテーブル150に向けて溶融物192を間欠的又は断続的に吐出する。これにより、溶融物192の積層体たる造形物199がテーブル150上に形成される。造形物199の形成中、造形物199の表面から造形ヘッド125の先端までの距離がZ方向駆動機構124によって一定に維持される。
造形物199の形成後、X方向駆動機構122が造型機120のキャリッジ123及び造形ヘッド125をテーブル150から離してテーブル150の脇の上方に位置させるとともに、切削機130のキャリッジ133及び切削工具136をテーブル150に近づけてテーブル150の上方に位置させる。その後、回転駆動機構135が切削工具136を回転駆動する。
切削工具136の回転中、制御部170は、CAD/CAMシステムから転送されたツールパスデータに従ってX方向駆動機構122、Y方向駆動機構142、Z方向駆動機構134及びチルト機構143を制御する。そうすると、X方向駆動機構122が切削工具136をX方向に移動させ、Y方向駆動機構142がテーブル150をY方向に移動させ、Z方向駆動機構134が切削工具136をZ方向に移動させ、チルト機構143がテーブル150及び造形物199をY方向の回転軸及びX方向の回転軸回りに揺動する。これにより、造形物199の外面が切削工具136によって切削される。
(3)効果
本実施形態においても、加工時間の短縮化と、完成した造形物199の表面の高精細化とを両立できる。また、造型機120で造形された造形物199を固定したまま、切削機130による切削加工が可能となる。従って、造形物199の位置ズレを低減できる。
本実施形態においても、加工時間の短縮化と、完成した造形物199の表面の高精細化とを両立できる。また、造型機120で造形された造形物199を固定したまま、切削機130による切削加工が可能となる。従って、造形物199の位置ズレを低減できる。
<第3の実施の形態>
次に、図5〜図10を参照して第3の実施の形態に係る造形物作成装置1の構成について説明を行う。本実施形態では、第1の実施の形態のように造型機20と切削機30の間でテーブル50を移送する代わりに、造型機220と切削機230の間で造形物299を移載する例について述べる。
次に、図5〜図10を参照して第3の実施の形態に係る造形物作成装置1の構成について説明を行う。本実施形態では、第1の実施の形態のように造型機20と切削機30の間でテーブル50を移送する代わりに、造型機220と切削機230の間で造形物299を移載する例について述べる。
(1)造形物作製装置の構成
図5は、造形物作製装置201の筐体210を破断した状態で造形物作製装置201を示した正面図である。
図5は、造形物作製装置201の筐体210を破断した状態で造形物作製装置201を示した正面図である。
造形物作製装置201の筐体210、側板211,212、隔壁213、造型機220、ガイド221、X方向駆動機構222、キャリッジ223、Z方向駆動機構224、造形ヘッド225、ヒータ226、切削機230、ガイド231、X方向駆動機構232、キャリッジ233、Z方向駆動機構234、回転駆動機構235、切削工具236及び制御部270は、それぞれ、第1実施形態の造形物作製装置1の筐体10、側板11,12、隔壁13、造型機20、ガイド21、X方向駆動機構22、キャリッジ23、Z方向駆動機構24、造形ヘッド25、ヒータ26、切削機30、ガイド31、X方向駆動機構32、キャリッジ33、Z方向駆動機構34、回転駆動機構35、切削工具36及び制御部70に相当する。
ここで、第1の実施の形態では、造型機20と切削機30がテーブル50を駆動するための機構(ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43)を共有する。そして、テーブル50、ガイド41、Y方向駆動機構42及びチルト機構43が移送機60によって造形処理スペース14と切削処理スペース15との間を移動する。
それに対して、第3の実施の形態では、造型機220がテーブル250を駆動するための機構(ガイド241、Y方向駆動機構242及びチルト機構243)を有し、それとは別に、切削機230が保持具280を駆動するための機構(ガイド261、Y方向駆動機構262及びチルト機構263)を有する。なお、図5では、チルト機構243及びチルト機構263は模式的に記載している(詳細な構成は、図6及び図7を参照)。
造型機220のガイド241、Y方向駆動機構242及びチルト機構243は造形処理スペース214内に設けられている。ガイド241は、造型処理スペース214内においてY方向に延在する。Y方向駆動機構242は、チルト機構243が連結されており、ガイド241に沿ってチルト機構243をY軸方向に移動させる。
図6は、造型機220のチルト機構243をZ軸方向上側から見た模式図である。チルト機構243は、テーブル250、アーム部251、第1の回転ドライバ252、第2の回転ドライバ253を含む。
テーブル250は、造形物299が形成される平面の部材である(図6では、造形物299を示していない)。本実施形態に係るテーブル250は、円板状の部材である。
アーム部251は、テーブル250を回転可能に支持する部材である。本実施形態に係るアーム部251は、リング状の部材である。アーム部251の内側部分にはテーブル250が配置される。アーム部251は、テーブル250がY軸回りに回転可能となるよう支持している。
第1の回転ドライバ252は、アーム部251をX軸回りに回転させるための機構である。第1の回転ドライバ252は、Y方向駆動機構242に固定されている。また、第1の回転ドライバ252は、アーム部251をX軸回りに回転可能に保持している。具体的には、第1の回転ドライバ252内には、X軸と平行に配置されたモータ軸を有する駆動モータ(図示無し)が配置されている。そして、当該モータ軸はアーム部251と連結している。従って、駆動モータが駆動することにより、アーム部251はX軸回りに回転する。すなわち、アーム部251が保持するテーブル250(及びテーブル250に載置された造形物299)もX軸回りに回転することができる。
第2の回転ドライバ253は、テーブル250をY軸回りに回転させるための機構である。第2の回転ドライバ253は、アーム部251に固定されている。第2の回転ドライバ253内に設けられた駆動モータ(図示無し)のモータ軸は、第1の回転ドライバ252の駆動モータのモータ軸と直交している。第2の回転ドライバ253内に設けられた駆動モータが駆動することにより、テーブル250(及びテーブル250に載置された造形物299)はY軸回りに回転する。
一方、切削機230のガイド261、Y方向駆動機構262及びチルト機構263は切削処理スペース215内に設けられている。ガイド261は、切削処理スペース215内においてY方向に延在する。Y方向駆動機構262は、チルト機構263が連結されており、ガイド261に沿ってチルト機構263をY軸方向に移動させる。
図7は、切削機230のチルト機構263をZ軸方向上側から見た模式図である。チルト機構263は、保持具280、アーム部281、第1の回転ドライバ282、第2の回転ドライバ23を含む。
保持具280は、造型機220で作成された造形物299を保持する部材である(図7では、造形物299を示していない)。本実施形態に係る保持具280は、リング状の部材である。
図8は、保持具280のX軸方向の断面図である。保持具280は保持具本体280a、突起部280b及びクランパ280cを有する。
保持具本体280aは、アーム部281に連結される部分である。保持具本体280aの上面に収容凹部280dが形成され、収容凹部280dの底には開口280eが貫通している。更に収容凹部280dの底に突起部280bが起立した状態に設けられている。クランパ280cが収容凹部280dの一部を覆うようにして保持具本体280aの上面にねじ等の締結具によって止められている。締結具の締結を解除すれば、クランパ280cを保持具本体280aから取り外すことができる。クランパ280cは、開口280eに対応する開口280fが形成されている。
アーム部281は、保持具280を回転可能に支持する部材である。本実施形態に係るアーム部281は、リング状の部材である。アーム部281の内側部分には保持具280が配置される。アーム部281は、保持具280がY軸回りに回転可能となるよう支持している。
第1の回転ドライバ282は、アーム部281をX軸回りに回転させるための機構である。第1の回転ドライバ282は、Y方向駆動機構262に固定されている。また、第1の回転ドライバ282は、アーム部281をX軸回りに回転可能に保持している。具体的には、第1の回転ドライバ282内には、X軸と平行に配置されたモータ軸を有する駆動モータ(図示無し)が配置されている。そして、当該モータ軸はアーム部281と連結している。従って、駆動モータが駆動することにより、アーム部281はX軸回りに回転する。すなわち、アーム部281が保持する保持具280(及び保持具280に保持された造形物299)もX軸回りに回転することができる。
第2の回転ドライバ283は、保持具280をY軸回りに回転させるための機構である。第2の回転ドライバ283は、アーム部281に固定されている。第2の回転ドライバ283内に設けられた駆動モータ(図示無し)のモータ軸は、第1の回転ドライバ282の駆動モータのモータ軸と直交している。第2の回転ドライバ283内に設けられた駆動モータが駆動することにより、保持具280(及び保持具280に保持された造形物299)はY軸回りに回転する。
(2)造形物作製装置の動作
まず、チルト機構243がテーブル250を水平な姿勢に揺動する。
まず、チルト機構243がテーブル250を水平な姿勢に揺動する。
次に、X方向駆動機構222が造形ヘッド225を間欠的、断続的又は連続的にX方向に往復移動させるとともに、Y方向駆動機構242がテーブル250を間欠的、断続的又は連続的にY方向に往復移動させる。
造形ヘッド225に対するテーブル250の相対的な変位中に、造形ヘッド225がテーブル250に向けて溶融物292を間欠的又は断続的に吐出する。これにより、図9に示すような造形物299が形成される。図9は、テーブル250上に形成された造形物299のX軸方向の断面図である。造形物299は、凸部299a及び挿入孔299bを有する。造形物299の形成中、造形物299の表面から造形ヘッド225の先端までの距離がZ方向駆動機構224によって一定に維持される。
造形物299の形成後、作業者が造形物299をテーブル250から剥離する。そして、作業者が造形物299を保持具280に取り付ける。具体的には、クランパ280cを保持具本体280aから外した上で、造形物299を収容凹部280dに収容するとともに、突起部280bに挿入孔299bを嵌め込む。そして、クランパ280cを保持具本体280aの上面に止めて、凸部299aをクランパ280cと収容凹部280dの底との間に挟み込むことで造形物299を保持具280に取り付ける(図10参照)。
以上のように造形物299が保持具280に保持された後、回転駆動機構235が切削工具236を回転駆動する。切削工具236の回転中、X方向駆動機構232が切削工具236をX方向に移動させ、Y方向駆動機構262が造形物299及び保持具280をY方向に移動させ、Z方向駆動機構234が切削工具236をZ方向に移動させ、チルト機構263が造形物299及び保持具280をY方向の回転軸及びX方向の回転軸回りに揺動する。ここで、造形物299が収容凹部280dに収容された状態において、造形物299の一部は、クランパ280cの開口280fから突き出ている(図10参照)。従って、造形物299の表側の面299cを切削工具236によって切削することができる。
表側の面299cの加工が完了した後、チルト機構263は、保持具280をX軸回りまたはY軸回りに反転させる。保持具280を反転させることにより、保持具280に保持された造形物299の裏側の面299dが切削工具236側に位置する。
以上のように造形物299が保持具280を反転させた後、回転駆動機構235が切削工具236を回転駆動する。切削工具236の回転中、X方向駆動機構232が切削工具236をX方向に移動させ、Y方向駆動機構262が造形物299及び保持具280をY方向に移動させ、Z方向駆動機構234が切削工具236をZ方向に移動させ、チルト機構263が造形物299及び保持具280をX方向の回転軸及びY方向の回転軸回りに揺動する。ここで、保持具本体280aの底には開口280eが形成されている(図10参照)。従って、造形物299の裏側の面299dを切削工具236によって切削することができる。
(3) 効果
本実施形態においても、加工時間の短縮化と、完成した造形物299の表面の高精細化とを両立できる。また、本実施形態に係るチルト機構263によれば、造形物299の裏面加工が容易となる。従って、たとえば、デンチャーの裏側に形成されるポケット部分の加工を簡易に行うことができる。
本実施形態においても、加工時間の短縮化と、完成した造形物299の表面の高精細化とを両立できる。また、本実施形態に係るチルト機構263によれば、造形物299の裏面加工が容易となる。従って、たとえば、デンチャーの裏側に形成されるポケット部分の加工を簡易に行うことができる。
(4)その他
図6及び図7で示したチルト機構243及びチルト機構263の構成は一例であって、造形物299をX軸回りまたはY軸回りに360°回転させることができる機構であればこれに限られない。或いは、チルト機構243及びチルト機構263は、必ずしも360°回転できるような構成でなくともよい。たとえば、造型機220においては、造型物299の裏面を加工する必要が無いため、チルト機構243は、所定の角度だけ傾斜できるような構成であってもよい。また、造形物299の裏面形状によっては、必ずしも360°回転させなくとも切削加工が可能となる場合がある。このような場合、チルト機構263についても360°回転できる機構でなくともよい。
図6及び図7で示したチルト機構243及びチルト機構263の構成は一例であって、造形物299をX軸回りまたはY軸回りに360°回転させることができる機構であればこれに限られない。或いは、チルト機構243及びチルト機構263は、必ずしも360°回転できるような構成でなくともよい。たとえば、造型機220においては、造型物299の裏面を加工する必要が無いため、チルト機構243は、所定の角度だけ傾斜できるような構成であってもよい。また、造形物299の裏面形状によっては、必ずしも360°回転させなくとも切削加工が可能となる場合がある。このような場合、チルト機構263についても360°回転できる機構でなくともよい。
また、図7等で示した保持具280には一の突起部280bが設けられているが、造型機220で形成される造形物299の形状に合わせて複数の突起部280bを設けることも可能である。この場合、保持具280に保持された造形物299のXY平面における位置ズレを防止できる。
また、上記例では、造形物299をテーブル250から保持具280に手作業で移載する例について述べたがこれに限られない。造形物作製装置201内に造形物299を把持する機構を有する自動移載機を設け、加工プログラムに応じて自動でテーブル250から保持具280に造形物299を移載するものとしてもよい。
1,101,201…造形物作製装置, 20,120,220…造型機, 30,130,230…切削機 25,125,225…造形ヘッド, 36,136,236…切削工具, 50,150,250…テーブル, 60…移送機, 保持具280
Claims (3)
- 熱溶融積層方式により造形物を造形する造型機と、
前記造型機によって造形された前記造形物を切削加工する切削機と、を備える造形物作製装置。 - テーブルと、
前記造型機と前記切削機との間で前記テーブルを移送する移送機と、を更に備え、
前記移送機が前記テーブルを前記造型機に移送し、次に前記造型機が溶融物を前記テーブル上に吐出して積層することによって前記造形物を造形し、次に前記移送機が前記テーブルを前記切削機に移送し、次に前記切削機が前記テーブル上の前記造形物を切削加工する
請求項1に記載の造形物作製装置。 - テーブルを更に備え、
前記切削機が前記テーブルから離れて、且つ前記造型機が前記テーブルに近づいて、次に前記造型機が溶融物を前記テーブル上に吐出して積層することによって前記造形物を造形し、次に前記切削機が前記テーブルに近づいて、且つ前記造型機が前記テーブルから離れて、次に前記切削機が前記テーブル上の前記造形物を切削加工する
請求項1に記載の造形物作製装置。
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JP2017153078A JP2019031011A (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | 造形物作製装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113276404A (zh) * | 2020-01-31 | 2021-08-20 | 精工爱普生株式会社 | 三维造型物的制造方法及三维造型装置 |
CN113306135A (zh) * | 2020-02-26 | 2021-08-27 | 精工爱普生株式会社 | 三维造型系统以及三维造型物的制造方法 |
US11584070B2 (en) | 2020-02-28 | 2023-02-21 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing three-dimensional shaped object and three-dimensional shaping device |
-
2017
- 2017-08-08 JP JP2017153078A patent/JP2019031011A/ja active Pending
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